JPH09123530A - ラインプリンタ - Google Patents
ラインプリンタInfo
- Publication number
- JPH09123530A JPH09123530A JP30691395A JP30691395A JPH09123530A JP H09123530 A JPH09123530 A JP H09123530A JP 30691395 A JP30691395 A JP 30691395A JP 30691395 A JP30691395 A JP 30691395A JP H09123530 A JPH09123530 A JP H09123530A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- print head
- line
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印字ヘッドのピンの印字頻度の偏りをなくす
ことにより、使用寿命を延ばすことができるラインプリ
ンタを提供する。 【解決手段】 印字ヘッド1をそのライン方向に移動自
在に支持する支持機構2を設け、印字ヘッドの印字に使
用される印字領域が媒体に対して所定量移動するよう
に、所定のタイミングで印字ヘッドを移動させる。印字
ヘッド1に設定された複数の異なる印字領域が順次印字
に使用されるので、印字ヘッド1を構成するピンの印字
頻度の偏りが改善される。
ことにより、使用寿命を延ばすことができるラインプリ
ンタを提供する。 【解決手段】 印字ヘッド1をそのライン方向に移動自
在に支持する支持機構2を設け、印字ヘッドの印字に使
用される印字領域が媒体に対して所定量移動するよう
に、所定のタイミングで印字ヘッドを移動させる。印字
ヘッド1に設定された複数の異なる印字領域が順次印字
に使用されるので、印字ヘッド1を構成するピンの印字
頻度の偏りが改善される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドットインパクト
式の印字ヘッドを具備するラインプリンタに関する。
式の印字ヘッドを具備するラインプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、伝票等の複写式印字媒体を複
数枚重ねて同時に印字を行うためのラインプリンタは、
ドットインパクト式の印字ヘッドを用いている。このよ
うなラインプリンタの印字ヘッドは、常に一定の位置に
固定されているので、伝票等のように書式が定型化され
た印字媒体に印字を行う場合は、その書式によっては、
印字ヘッドのある領域のドットピンの使用頻度は高い
が、他の領域のドットピンの使用頻度は低いという事態
が生じる。
数枚重ねて同時に印字を行うためのラインプリンタは、
ドットインパクト式の印字ヘッドを用いている。このよ
うなラインプリンタの印字ヘッドは、常に一定の位置に
固定されているので、伝票等のように書式が定型化され
た印字媒体に印字を行う場合は、その書式によっては、
印字ヘッドのある領域のドットピンの使用頻度は高い
が、他の領域のドットピンの使用頻度は低いという事態
が生じる。
【0003】例えば、図4に示すように、総数N個のド
ットピン(以下、単にピンという)を配設して構成され
るドットインパクト式の印字ヘッド1を有し、伝票等の
印字媒体(以下、単に媒体という)Pを矢印F方向に搬
送しつつ印字するラインプリンタにおいて、印字行がL
1,L2,L3の3行に限られている媒体Pに対して印
字を行う場合には、印字ヘッド1の上記各行L1〜L3
に対応する領域a1〜a3のピンのみが使用され、それ
以外の領域のピンは使用されない。
ットピン(以下、単にピンという)を配設して構成され
るドットインパクト式の印字ヘッド1を有し、伝票等の
印字媒体(以下、単に媒体という)Pを矢印F方向に搬
送しつつ印字するラインプリンタにおいて、印字行がL
1,L2,L3の3行に限られている媒体Pに対して印
字を行う場合には、印字ヘッド1の上記各行L1〜L3
に対応する領域a1〜a3のピンのみが使用され、それ
以外の領域のピンは使用されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記ライ
ンプリンタでは、印字ヘッドの印字行に対応する特定の
領域のピンのみが磨耗劣化しやすいので、他の領域のピ
ンがほとんど使用されていないにも関わらず、印字ヘッ
ド一式を交換しなくてはならないので、不経済である。
本発明は、このような欠点を解消するためになされたも
のであって、媒体の書式が限定されている場合におい
て、印字ヘッドのピンの印字頻度の偏りをなくすことに
より、印字ヘッドの使用寿命を延ばすことができるライ
ンプリンタを提供することを目的とする。
ンプリンタでは、印字ヘッドの印字行に対応する特定の
領域のピンのみが磨耗劣化しやすいので、他の領域のピ
ンがほとんど使用されていないにも関わらず、印字ヘッ
ド一式を交換しなくてはならないので、不経済である。
本発明は、このような欠点を解消するためになされたも
のであって、媒体の書式が限定されている場合におい
て、印字ヘッドのピンの印字頻度の偏りをなくすことに
より、印字ヘッドの使用寿命を延ばすことができるライ
ンプリンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字ヘッド及
びプラテンの一方又は双方を前記ライン方向に移動自在
に支持する支持機構と、前記印字ヘッド及び前記プラテ
ンの一方又は双方を、入力する制御信号に基づいて移動
させる移動機構と、前記印字ヘッドの1行分の印字に割
当てられる所定数のドットピンを1単位とする複数の印
字領域のうち、前記印字媒体の所定行に対する印字に使
用される印字領域を前記印字媒体に対して前記1単位の
整数倍の距離だけ相対移動させるように、所定のタイミ
ングで前記移動機構に前記制御信号を与える制御部と、
入力する印字命令に基づいて前記印字ヘッドの各印字領
域のドットピンを駆動させるための駆動信号の出力先
を、前記印字媒体の所定行に対する印字に使用される印
字領域の前記相対移動量に相当する量だけライン方向に
ずらす補正手段とを有すること、を有することを特徴と
している。
びプラテンの一方又は双方を前記ライン方向に移動自在
に支持する支持機構と、前記印字ヘッド及び前記プラテ
ンの一方又は双方を、入力する制御信号に基づいて移動
させる移動機構と、前記印字ヘッドの1行分の印字に割
当てられる所定数のドットピンを1単位とする複数の印
字領域のうち、前記印字媒体の所定行に対する印字に使
用される印字領域を前記印字媒体に対して前記1単位の
整数倍の距離だけ相対移動させるように、所定のタイミ
ングで前記移動機構に前記制御信号を与える制御部と、
入力する印字命令に基づいて前記印字ヘッドの各印字領
域のドットピンを駆動させるための駆動信号の出力先
を、前記印字媒体の所定行に対する印字に使用される印
字領域の前記相対移動量に相当する量だけライン方向に
ずらす補正手段とを有すること、を有することを特徴と
している。
【0006】本発明は、上記構成において、制御部は、
印字ヘッドの各印字領域の印字動作回数を計数する計数
手段と、前記計数手段により得られる印字動作回数を各
印字領域に対応して記憶する記憶手段と、前記記憶手段
から読み出した前記印字動作回数に基づいて、前記各印
字領域が印字に使用される頻度を解析する解析手段とを
有し、前記解析手段により使用頻度が低いと解析された
印字領域が媒体の所定印字行に位置的に対応するよう
に、前記移動機構に前記制御信号を与えること、ことを
特徴としている。
印字ヘッドの各印字領域の印字動作回数を計数する計数
手段と、前記計数手段により得られる印字動作回数を各
印字領域に対応して記憶する記憶手段と、前記記憶手段
から読み出した前記印字動作回数に基づいて、前記各印
字領域が印字に使用される頻度を解析する解析手段とを
有し、前記解析手段により使用頻度が低いと解析された
印字領域が媒体の所定印字行に位置的に対応するよう
に、前記移動機構に前記制御信号を与えること、ことを
特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明のラインプリンタの実施
の形態を示す概略構成図であり、図2は、印字ヘッドの
印字領域と媒体の印字行との対応関係を示す説明図であ
り、図3は、記憶部の印字ヘッド位置データの格納領域
の説明図である。
して説明する。図1は、本発明のラインプリンタの実施
の形態を示す概略構成図であり、図2は、印字ヘッドの
印字領域と媒体の印字行との対応関係を示す説明図であ
り、図3は、記憶部の印字ヘッド位置データの格納領域
の説明図である。
【0008】まず、図1を参照して構成について説明す
る。1は、図1の紙面左右方向の1直線上に所定数のピ
ンが配設されたドットインパクト式の印字ヘッドであ
る。2は、印字ヘッド1をライン方向(紙面左右方向)
に移動自在に支持する支持機構である。
る。1は、図1の紙面左右方向の1直線上に所定数のピ
ンが配設されたドットインパクト式の印字ヘッドであ
る。2は、印字ヘッド1をライン方向(紙面左右方向)
に移動自在に支持する支持機構である。
【0009】印字ヘッド1は、一対のプーリ3a,3b
間に掛け回されたベルト3cに結合されている。プーリ
3aをモータ3dにより回転することにより、印字ヘッ
ド1を、支持機構2に沿ってライン方向に往復移動する
ことができる。
間に掛け回されたベルト3cに結合されている。プーリ
3aをモータ3dにより回転することにより、印字ヘッ
ド1を、支持機構2に沿ってライン方向に往復移動する
ことができる。
【0010】印字ヘッド1には、印字ヘッド移動量検出
のために、スリット部材5が取り付けられており、スリ
ット部材5のスリットを検出するスリットセンサ6が設
けられている。
のために、スリット部材5が取り付けられており、スリ
ット部材5のスリットを検出するスリットセンサ6が設
けられている。
【0011】スリットセンサ6は、印字ヘッド1の移動
に伴ってスリット部材5のスリットを検出して、検出信
号を検出部7へ出力する。検出部7は、前記検出信号を
波形整形して、パルス信号を後述される制御部10に出
力する。ヘッド駆動部8は、周知技術により、印字ヘッ
ド1の制御部10により指定される印字領域のピンを駆
動させるために電流を与えるものである。モータ駆動部
9は、制御部10からの制御信号に基づいて駆動信号を
モータ3dに与えて、これを所定量正転又は逆転させる
ものである。
に伴ってスリット部材5のスリットを検出して、検出信
号を検出部7へ出力する。検出部7は、前記検出信号を
波形整形して、パルス信号を後述される制御部10に出
力する。ヘッド駆動部8は、周知技術により、印字ヘッ
ド1の制御部10により指定される印字領域のピンを駆
動させるために電流を与えるものである。モータ駆動部
9は、制御部10からの制御信号に基づいて駆動信号を
モータ3dに与えて、これを所定量正転又は逆転させる
ものである。
【0012】制御部10は、通信部15を介して上位装
置から受信する印字命令に基づいて、周知技術により印
字ヘッド1の所定印字領域のピンを駆動させて印字動作
をさせるため、印字命令に含まれる印字データに応じて
所定のピンを駆動させるための駆動信号をヘッド駆動部
8に出力する印字制御手段101を有する。また、制御
部10は、印字ヘッド1の各印字領域のうち、いずれの
印字領域を印字に使用するかを指定する印字領域指定手
段102を有する。これについては、後に詳述する。ま
た、制御部10は、モータ駆動部9に制御信号を与えて
モータ3dの駆動を開始し、ヘッド位置検出手段103
の出力する、印字ヘッドの現在位置を示す現在位置デー
タが、印字領域指定手段102の出力する指定位置デー
タと一致した時に、モータ3dの回転を停止させるヘッ
ド移動制御手段104を有している。ラインプリンタへ
の電源投入に基づいて、ヘッド移動制御手段104はモ
ータ3dを逆転させ、印字ヘッド1をホームポジション
に移動させた後、モータ3dの逆転を停止し、また、ヘ
ッド位置検出手段103は、RAM12に格納されてい
た現在位置データをクリアした後、検出部7からのパル
ス信号の入力可能状態にして、初期化制御を終了する。
そして、ヘッド位置検出手段103は、引き続くヘッド
移動制御手段104によるモータ3dの正転に伴って検
出部7から入力するパルス信号を計数することにより、
印字ヘッドの現在位置を検出することができる。ヘッド
移動制御手段104は、ヘッド位置検出手段103から
与えられる現在位置データを、印字領域指定手段102
から与えられる指定位置データと常時比較しており、両
者が一致した時、モータ駆動部9への制御を止めてモー
タ3dの正転を停止させる。
置から受信する印字命令に基づいて、周知技術により印
字ヘッド1の所定印字領域のピンを駆動させて印字動作
をさせるため、印字命令に含まれる印字データに応じて
所定のピンを駆動させるための駆動信号をヘッド駆動部
8に出力する印字制御手段101を有する。また、制御
部10は、印字ヘッド1の各印字領域のうち、いずれの
印字領域を印字に使用するかを指定する印字領域指定手
段102を有する。これについては、後に詳述する。ま
た、制御部10は、モータ駆動部9に制御信号を与えて
モータ3dの駆動を開始し、ヘッド位置検出手段103
の出力する、印字ヘッドの現在位置を示す現在位置デー
タが、印字領域指定手段102の出力する指定位置デー
タと一致した時に、モータ3dの回転を停止させるヘッ
ド移動制御手段104を有している。ラインプリンタへ
の電源投入に基づいて、ヘッド移動制御手段104はモ
ータ3dを逆転させ、印字ヘッド1をホームポジション
に移動させた後、モータ3dの逆転を停止し、また、ヘ
ッド位置検出手段103は、RAM12に格納されてい
た現在位置データをクリアした後、検出部7からのパル
ス信号の入力可能状態にして、初期化制御を終了する。
そして、ヘッド位置検出手段103は、引き続くヘッド
移動制御手段104によるモータ3dの正転に伴って検
出部7から入力するパルス信号を計数することにより、
印字ヘッドの現在位置を検出することができる。ヘッド
移動制御手段104は、ヘッド位置検出手段103から
与えられる現在位置データを、印字領域指定手段102
から与えられる指定位置データと常時比較しており、両
者が一致した時、モータ駆動部9への制御を止めてモー
タ3dの正転を停止させる。
【0013】印字ヘッド1は、1行分の印字に用いられ
る所定数のピンを1単位とする多数の印字領域を有す
る。制御部10は、上述のように、印字制御手段101
により、通信部15を介して外部から与えられる印字デ
ータと、ヘッド位置検出手段103の出力している現在
位置データとに基づいて、媒体の所定印字行に対して印
字をさせるべく、前記多数の印字領域のうち、前記所定
印字行に対応する所定の印字領域のピンを駆動させるた
めの駆動信号をヘッド駆動部8に与えるので、印字ヘッ
ド1は、媒体の所定印字行に対して印字動作を行うこと
になる。
る所定数のピンを1単位とする多数の印字領域を有す
る。制御部10は、上述のように、印字制御手段101
により、通信部15を介して外部から与えられる印字デ
ータと、ヘッド位置検出手段103の出力している現在
位置データとに基づいて、媒体の所定印字行に対して印
字をさせるべく、前記多数の印字領域のうち、前記所定
印字行に対応する所定の印字領域のピンを駆動させるた
めの駆動信号をヘッド駆動部8に与えるので、印字ヘッ
ド1は、媒体の所定印字行に対して印字動作を行うこと
になる。
【0014】ROM11は、制御部10の制御プログラ
ム及び後述する印字ヘッド1の位置データを格納してい
る。RAM12は、制御部10によるデータ処理により
得られるデータを保持するものである。
ム及び後述する印字ヘッド1の位置データを格納してい
る。RAM12は、制御部10によるデータ処理により
得られるデータを保持するものである。
【0015】タイマ13は、制御部10の指令に基づい
て計時動作を行うものである。搬送部14は、制御部1
0からの指令に基づいて、媒体の印字位置への搬入、印
字動作に呼応した搬送を行うものである。通信部15
は、上位装置から送出される印字命令(印字データを含
む)を受信して制御部10に与えるものである。
て計時動作を行うものである。搬送部14は、制御部1
0からの指令に基づいて、媒体の印字位置への搬入、印
字動作に呼応した搬送を行うものである。通信部15
は、上位装置から送出される印字命令(印字データを含
む)を受信して制御部10に与えるものである。
【0016】図2は、印字ヘッド1の各印字領域と媒体
Pの所定の印字行との対応関係を示す説明図である。媒
体Pには、その媒体に特有の書式に対応して印字すべき
印字行L1〜L3が設定されている。印字ヘッド1は、
上述したように、1行分の印字に用いられる所定数のピ
ンを1単位とする多数の印字領域、図2では便宜的に少
数で示した印字領域FA1,SA1,TA1,〜FA
3,SA3,TA3を有しているが、本発明において
は、上記印字領域を、それらの中心位置が上記各印字行
L1〜L3に同時に対向する組の印字領域ごと(FA
1,FA2,FA3);(SA1,SA2,SA3);
(TA1,TA2,TA3)に分割し、それらを複数次
の印字領域に設定されている。
Pの所定の印字行との対応関係を示す説明図である。媒
体Pには、その媒体に特有の書式に対応して印字すべき
印字行L1〜L3が設定されている。印字ヘッド1は、
上述したように、1行分の印字に用いられる所定数のピ
ンを1単位とする多数の印字領域、図2では便宜的に少
数で示した印字領域FA1,SA1,TA1,〜FA
3,SA3,TA3を有しているが、本発明において
は、上記印字領域を、それらの中心位置が上記各印字行
L1〜L3に同時に対向する組の印字領域ごと(FA
1,FA2,FA3);(SA1,SA2,SA3);
(TA1,TA2,TA3)に分割し、それらを複数次
の印字領域に設定されている。
【0017】すなわち、第1次印字領域ないし第3次印
字領域(FA1,FA2,FA3);(SA1,SA
2,SA3);(TA1,TA2,TA3)は、それぞ
れのグループFA,SA,TAごとに同時に印字行L1
〜L3に対応するので、各グループごとに所定印字行に
対向した時にヘッド駆動部8から駆動信号を与えられる
ことにより、所定行L1〜L3に任意の内容の印字をす
ることができる。
字領域(FA1,FA2,FA3);(SA1,SA
2,SA3);(TA1,TA2,TA3)は、それぞ
れのグループFA,SA,TAごとに同時に印字行L1
〜L3に対応するので、各グループごとに所定印字行に
対向した時にヘッド駆動部8から駆動信号を与えられる
ことにより、所定行L1〜L3に任意の内容の印字をす
ることができる。
【0018】印字ヘッド1の第1次印字領域FAによっ
て印字を行う際には、制御部10の印字領域指定手段1
02は、第1次印字領域FAに対応する指定位置データ
をヘッド移動制御手段104に出力する。これに基づ
き、ヘッド移動制御手段104は、第1次印字領域FA
が各印字行L1〜L3に対向する絶対位置に位置決めさ
れるように、モータ駆動部9に制御信号を与え、モータ
3dを駆動して印字ヘッド1を移動させる。同様に、印
字ヘッド1の第2次印字領域SAによって印字を行う際
には、印字領域指定手段102は、第2次印字領域SA
に対応する指定位置データを、また、印字ヘッド1の第
3次印字領域TAによって印字を行う際には、第3次印
字領域TAに対応する指定位置データを、それぞれヘッ
ド移動制御手段104に出力することにより、第2次印
字領域SAが各印字行L1〜L3に対向する絶対位置
に、又は第3次字領域TAが各印字行L1〜L3に対向
する絶対位置に位置決めされるように、モータ駆動部9
に制御信号を与え、モータ3dを駆動して印字ヘッド1
を移動させるようになっていてる。
て印字を行う際には、制御部10の印字領域指定手段1
02は、第1次印字領域FAに対応する指定位置データ
をヘッド移動制御手段104に出力する。これに基づ
き、ヘッド移動制御手段104は、第1次印字領域FA
が各印字行L1〜L3に対向する絶対位置に位置決めさ
れるように、モータ駆動部9に制御信号を与え、モータ
3dを駆動して印字ヘッド1を移動させる。同様に、印
字ヘッド1の第2次印字領域SAによって印字を行う際
には、印字領域指定手段102は、第2次印字領域SA
に対応する指定位置データを、また、印字ヘッド1の第
3次印字領域TAによって印字を行う際には、第3次印
字領域TAに対応する指定位置データを、それぞれヘッ
ド移動制御手段104に出力することにより、第2次印
字領域SAが各印字行L1〜L3に対向する絶対位置
に、又は第3次字領域TAが各印字行L1〜L3に対向
する絶対位置に位置決めされるように、モータ駆動部9
に制御信号を与え、モータ3dを駆動して印字ヘッド1
を移動させるようになっていてる。
【0019】このように印字ヘッド1を移動して、各次
の印字領域と所定印字行とを対応させるための、印字ヘ
ッド1の複数の位置に位置決めするための指定位置デー
タは、媒体Pにおける所定印字行の配置を決定する書式
に基づいて、予め設定される。
の印字領域と所定印字行とを対応させるための、印字ヘ
ッド1の複数の位置に位置決めするための指定位置デー
タは、媒体Pにおける所定印字行の配置を決定する書式
に基づいて、予め設定される。
【0020】図3に示すように、ROM11の位置デー
タ格納領域AD1,AD2,AD3には、印字ヘッドの
各印字領域の中心位置が前記絶対位置に合致するように
印字ヘッド1を移動して位置決めする際に必要な位置デ
ータDF,DS,DTが予め格納されている。位置デー
タDF〜DTは、一例として、スリットセンサ6がスリ
ット部材5の始点から印字ヘッドの移動により所定の印
字領域の中心位置がDF〜DTのそれぞれと合致する時
点までのスリット計数値(ヘッド移動量データ)で表さ
れている。
タ格納領域AD1,AD2,AD3には、印字ヘッドの
各印字領域の中心位置が前記絶対位置に合致するように
印字ヘッド1を移動して位置決めする際に必要な位置デ
ータDF,DS,DTが予め格納されている。位置デー
タDF〜DTは、一例として、スリットセンサ6がスリ
ット部材5の始点から印字ヘッドの移動により所定の印
字領域の中心位置がDF〜DTのそれぞれと合致する時
点までのスリット計数値(ヘッド移動量データ)で表さ
れている。
【0021】制御部10の前記印字領域指定手段102
は、後述する所定のタイミングで、印字ヘッド1の位置
をROM11の位置データ格納領域AD1,AD2又は
AD3から読み出すが、その際、複数の位置データの中
から、予め定められた順序で、順次異なる位置データD
F,DS,DTを選択して読み出して、上記ヘッド移動
制御手段104に与える。
は、後述する所定のタイミングで、印字ヘッド1の位置
をROM11の位置データ格納領域AD1,AD2又は
AD3から読み出すが、その際、複数の位置データの中
から、予め定められた順序で、順次異なる位置データD
F,DS,DTを選択して読み出して、上記ヘッド移動
制御手段104に与える。
【0022】さらに、制御部10には、前記ヘッド移動
制御手段104が印字ヘッドを第1次印字領域による印
字を行う初期位置から後次印字領域(第2次印字領域、
第3次印字領域)による印字を行う印字位置まで移動し
たことに伴い、印字制御手段101からヘッド駆動部8
に与える各印字領域のピンを駆動するための駆動信号の
出力先を、上記印字領域指定手段104の出力する指定
位置データに対応してライン方向にずらす補正手段10
5を有している。こうして、例えば、印字ヘッドの移動
により、第1次印字領域FAによる印字から第2次印字
領域による印字に変更された場合は、制御部10の補正
手段が、印字ヘッド1の移動量に相当する量だけ、ヘッ
ド駆動部8に与える駆動信号入力先をライン方向にずら
してヘッド駆動部8に与えることにより、印字ヘッド1
が移動された後も、所定媒体の所定行に対して印字動作
を行うことができるようになっている。
制御手段104が印字ヘッドを第1次印字領域による印
字を行う初期位置から後次印字領域(第2次印字領域、
第3次印字領域)による印字を行う印字位置まで移動し
たことに伴い、印字制御手段101からヘッド駆動部8
に与える各印字領域のピンを駆動するための駆動信号の
出力先を、上記印字領域指定手段104の出力する指定
位置データに対応してライン方向にずらす補正手段10
5を有している。こうして、例えば、印字ヘッドの移動
により、第1次印字領域FAによる印字から第2次印字
領域による印字に変更された場合は、制御部10の補正
手段が、印字ヘッド1の移動量に相当する量だけ、ヘッ
ド駆動部8に与える駆動信号入力先をライン方向にずら
してヘッド駆動部8に与えることにより、印字ヘッド1
が移動された後も、所定媒体の所定行に対して印字動作
を行うことができるようになっている。
【0023】上記構成のプリンタにおいては、所定のタ
イミングで、印字ヘッド1が異なる所定の位置に移動さ
れて、印字ヘッド1の異なる印字領域が印字に使用され
る。したがって、印字ヘッド1に設定された複数の異な
る印字領域が順次印字に使用されるので、印字ヘッド1
を構成するピンの印字頻度の偏りをなくすことにより、
印字ヘッド1の使用寿命を延ばすことができる。
イミングで、印字ヘッド1が異なる所定の位置に移動さ
れて、印字ヘッド1の異なる印字領域が印字に使用され
る。したがって、印字ヘッド1に設定された複数の異な
る印字領域が順次印字に使用されるので、印字ヘッド1
を構成するピンの印字頻度の偏りをなくすことにより、
印字ヘッド1の使用寿命を延ばすことができる。
【0024】上記の印字ヘッド1を移動させるタイミン
グは、以下に例示する方法によって決定することができ
る。第1の方法は、いわば、媒体枚数計数方式であり、
印字ヘッド1による印字処理がなされた媒体の枚数を計
数する計数手段を設け、計数値が所定値に達した時に、
制御部10からモータ駆動部9に制御信号を出力して、
印字ヘッド1がある位置に位置決めされた状態におい
て、印字した媒体枚数が所定枚数に到達する度に印字ヘ
ッド1を別の位置に移動させるものである。なお、上記
計数手段は、例えば制御部10がRAM12上に設けら
れたカウンタに媒体枚数のデータを加算することによっ
て構成することができる。上記方法の場合には、各印字
領域が印字する媒体枚数が同一となるので、印字ヘッド
を構成するピンの印字頻度の偏りをなくすることによ
り、印字ヘッドの使用寿命を延ばすことができる。
グは、以下に例示する方法によって決定することができ
る。第1の方法は、いわば、媒体枚数計数方式であり、
印字ヘッド1による印字処理がなされた媒体の枚数を計
数する計数手段を設け、計数値が所定値に達した時に、
制御部10からモータ駆動部9に制御信号を出力して、
印字ヘッド1がある位置に位置決めされた状態におい
て、印字した媒体枚数が所定枚数に到達する度に印字ヘ
ッド1を別の位置に移動させるものである。なお、上記
計数手段は、例えば制御部10がRAM12上に設けら
れたカウンタに媒体枚数のデータを加算することによっ
て構成することができる。上記方法の場合には、各印字
領域が印字する媒体枚数が同一となるので、印字ヘッド
を構成するピンの印字頻度の偏りをなくすることによ
り、印字ヘッドの使用寿命を延ばすことができる。
【0025】第2の方法は、いわば、ピン動作回数計数
方式であり、前記媒体計数手段に代えて、印字ヘッド1
の各印字領域のピンの動作回数を計数する計数手段を設
け、印字ヘッド1がある位置に位置決めされた状態にお
いて、上記動作回数が所定回数に到達する度に印字ヘッ
ド1を別の位置に移動させるものである。なお、上記計
数手段は、例えば制御部10がRAM12上に設けられ
たカウンタに動作回数のデータを加算することによって
構成することができる。上記方法の場合には、各印字領
域における印字動作の回数が同一となるので、印字ヘッ
ドを構成するピンの印字頻度の偏りをなくすることによ
り、印字ヘッドの使用寿命を延ばすことができる。
方式であり、前記媒体計数手段に代えて、印字ヘッド1
の各印字領域のピンの動作回数を計数する計数手段を設
け、印字ヘッド1がある位置に位置決めされた状態にお
いて、上記動作回数が所定回数に到達する度に印字ヘッ
ド1を別の位置に移動させるものである。なお、上記計
数手段は、例えば制御部10がRAM12上に設けられ
たカウンタに動作回数のデータを加算することによって
構成することができる。上記方法の場合には、各印字領
域における印字動作の回数が同一となるので、印字ヘッ
ドを構成するピンの印字頻度の偏りをなくすることによ
り、印字ヘッドの使用寿命を延ばすことができる。
【0026】第3の方法は、当該ラインプリンタの電源
投入がなされる度に、印字ヘッド1を別の位置に移動さ
せるものである。上記方法の場合には、例えば、ライン
プリンタが、電源投入の度にほぼ一定量の印字動作を行
うという条件であれば、印字ヘッドを構成するピンの印
字頻度の偏りをなくすることにより、印字ヘッドの使用
寿命を延ばすことができる。
投入がなされる度に、印字ヘッド1を別の位置に移動さ
せるものである。上記方法の場合には、例えば、ライン
プリンタが、電源投入の度にほぼ一定量の印字動作を行
うという条件であれば、印字ヘッドを構成するピンの印
字頻度の偏りをなくすることにより、印字ヘッドの使用
寿命を延ばすことができる。
【0027】また、以下に説明する構成とすることによ
って、印字ヘッド1の印字領域毎の印字頻度の解析結果
に応じて印字ヘッド1を移動させ、印字領域の印字頻度
の偏りをより減らすことも可能である。すなわち、印字
ヘッド1を所定数のピンからなる複数の印字領域(例え
ば、文字単位又は行単位)に分割しておき、印字ヘッド
1の上記各印字領域に対応してその動作回数を計数する
計数手段を設けるとともに、その動作回数を示す動作回
数データを各印字領域に対応して保持する記憶手段を設
ける。そして、所定のタイミングで、上記記憶手段から
各印字領域に対応する動作回数データを読み出して各印
字領域の印字頻度を解析する解析手段を設ける。この解
析手段により印字頻度が低いと解析された印字領域が印
字に使用されるように、印字ヘッド1を移動させる構成
とすることができる。
って、印字ヘッド1の印字領域毎の印字頻度の解析結果
に応じて印字ヘッド1を移動させ、印字領域の印字頻度
の偏りをより減らすことも可能である。すなわち、印字
ヘッド1を所定数のピンからなる複数の印字領域(例え
ば、文字単位又は行単位)に分割しておき、印字ヘッド
1の上記各印字領域に対応してその動作回数を計数する
計数手段を設けるとともに、その動作回数を示す動作回
数データを各印字領域に対応して保持する記憶手段を設
ける。そして、所定のタイミングで、上記記憶手段から
各印字領域に対応する動作回数データを読み出して各印
字領域の印字頻度を解析する解析手段を設ける。この解
析手段により印字頻度が低いと解析された印字領域が印
字に使用されるように、印字ヘッド1を移動させる構成
とすることができる。
【0028】上記構成によれば、所定のタイミングで、
印字回数の少ない印字領域が印字に使用されるように印
字ヘッドが位置決めされるので、印字ヘッドを構成する
ピンの印字頻度の偏りをなくすことがより効果的になさ
れるので、印字ヘッドの使用寿命をより延ばすことがで
きる。
印字回数の少ない印字領域が印字に使用されるように印
字ヘッドが位置決めされるので、印字ヘッドを構成する
ピンの印字頻度の偏りをなくすことがより効果的になさ
れるので、印字ヘッドの使用寿命をより延ばすことがで
きる。
【0029】なお、上述の説明では、印字ヘッド1のみ
を移動する場合を示したが、プラテン4をライン方向に
移動自在に支持する支持機構を設けるとともに、プラテ
ン4をライン方向に移動させる駆動機構を設けてもよ
い。そして、印字ヘッド1の代わりにプラテン4をライ
ン方向に移動するようにしてもよいし、印字ヘッド1及
びプラテン4の双方をライン方向に移動するようにして
もよいことはもちろんである。
を移動する場合を示したが、プラテン4をライン方向に
移動自在に支持する支持機構を設けるとともに、プラテ
ン4をライン方向に移動させる駆動機構を設けてもよ
い。そして、印字ヘッド1の代わりにプラテン4をライ
ン方向に移動するようにしてもよいし、印字ヘッド1及
びプラテン4の双方をライン方向に移動するようにして
もよいことはもちろんである。
【0030】ここで、上述した実施の形態の説明と、請
求項の記載との対応を説明しておく。プーリ3a,3
b、ベルト3c、モータ3d、スリット部材5、スリッ
トセンサ6、検出部7、モータ駆動部9、及び制御部1
0の印字領域指定手段102、ヘッド位置検出手段10
3、ヘッド移動制御手段104は、印字ヘッドを指定さ
れる位置に移動させる「移動機構」に相当する。なお、
印字ヘッド1の移動量をモータ駆動部9の動作に基づい
て検出する場合は、スリット部材5、スリットセンサ6
及び検出部7を省くことができる。
求項の記載との対応を説明しておく。プーリ3a,3
b、ベルト3c、モータ3d、スリット部材5、スリッ
トセンサ6、検出部7、モータ駆動部9、及び制御部1
0の印字領域指定手段102、ヘッド位置検出手段10
3、ヘッド移動制御手段104は、印字ヘッドを指定さ
れる位置に移動させる「移動機構」に相当する。なお、
印字ヘッド1の移動量をモータ駆動部9の動作に基づい
て検出する場合は、スリット部材5、スリットセンサ6
及び検出部7を省くことができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のラインプ
リンタによれば、印字ヘッドが異なる位置に所定のタイ
ミングで位置決めされるので、印字ヘッドの異なる印字
領域が印字に使用される。したがって、印字ヘッドに設
定された複数の異なる印字領域が順次印字に使用される
ので、印字ヘッドを構成するピンの印字頻度の偏りをな
くすことにより、印字ヘッドの使用寿命を延ばすことが
できる。
リンタによれば、印字ヘッドが異なる位置に所定のタイ
ミングで位置決めされるので、印字ヘッドの異なる印字
領域が印字に使用される。したがって、印字ヘッドに設
定された複数の異なる印字領域が順次印字に使用される
ので、印字ヘッドを構成するピンの印字頻度の偏りをな
くすことにより、印字ヘッドの使用寿命を延ばすことが
できる。
【0032】また、制御部が、印字ヘッドの各印字領域
の印字動作回数を計数する計数手段と、前記計数手段に
より得られる印字動作回数を各印字領域に対応して記憶
する記憶手段と、前記記憶手段から読み出した前記印字
動作回数に基づいて、前記各印字領域が印字に使用され
る頻度を解析する解析手段とを有し、前記解析手段によ
り使用頻度が低いと解析された印字領域が媒体の所定印
字行に位置的に対応するように、前記移動機構に前記制
御信号を与える場合は、印字回数の少ない印字領域が印
字に使用されるように印字ヘッドが位置決めされるの
で、印字ヘッドを構成するピンの印字頻度の偏りをなく
すことがより効果的になされるので、印字ヘッドの使用
寿命をより延ばすことができる。
の印字動作回数を計数する計数手段と、前記計数手段に
より得られる印字動作回数を各印字領域に対応して記憶
する記憶手段と、前記記憶手段から読み出した前記印字
動作回数に基づいて、前記各印字領域が印字に使用され
る頻度を解析する解析手段とを有し、前記解析手段によ
り使用頻度が低いと解析された印字領域が媒体の所定印
字行に位置的に対応するように、前記移動機構に前記制
御信号を与える場合は、印字回数の少ない印字領域が印
字に使用されるように印字ヘッドが位置決めされるの
で、印字ヘッドを構成するピンの印字頻度の偏りをなく
すことがより効果的になされるので、印字ヘッドの使用
寿命をより延ばすことができる。
【図1】本発明の本発明のラインプリンタの実施の形態
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図2】印字ヘッドの印字領域と媒体の印字行との対応
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】印字ヘッドの位置データの格納領域の説明図で
ある。
ある。
【図4】従来装置の印字ヘッドの印字領域と媒体の印字
行との対応を示す説明図である。
行との対応を示す説明図である。
1 印字ヘッド 2 支持機構 9,3d,102,103,104 移動機構 9 モータ駆動部 3d モータ 10 制御部(制御手段) 102 印字領域指定手段 103 ヘッド位置検出手段 104 ヘッド移動制御手段 105 補正手段
Claims (2)
- 【請求項1】多数のドットピンを印字媒体の送り方向と
直角なライン上に配置して構成されるドットインパクト
式の印字ヘッドと、その印字ヘッドに対設されるプラテ
ンとを用いるラインプリンタにおいて、 前記印字ヘッド及び前記プラテンの一方又は双方を前記
ライン方向に移動自在に支持する支持機構と、 前記印字ヘッド及び前記プラテンの一方又は双方を、入
力する制御信号に基づいて移動させる移動機構と、 前記印字ヘッドの1行分の印字に割当てられる所定数の
ドットピンを1単位とする複数の印字領域のうち、前記
印字媒体の所定行に対する印字に使用される印字領域を
前記印字媒体に対して前記1単位の整数倍の距離だけ相
対移動させるように、所定のタイミングで前記移動機構
に前記制御信号を与える制御部と、 入力する印字命令に基づいて前記印字ヘッドの各印字領
域のドットピンを駆動させるための駆動信号の出力先
を、前記印字媒体の所定行に対する印字に使用される印
字領域の前記相対移動量に相当する量だけライン方向に
ずらす補正手段とを有すること、 を特徴とするラインプリンタ。 - 【請求項2】請求項1記載のラインプリンタにおいて、 前記制御部は、印字ヘッドの各印字領域の印字動作回数
を計数する計数手段と、前記計数手段により得られる印
字動作回数を各印字領域に対応して記憶する記憶手段
と、前記記憶手段から読み出した前記印字動作回数に基
づいて、前記各印字領域が印字に使用される頻度を解析
する解析手段とを有し、 前記解析手段により使用頻度が低いと解析された印字領
域が媒体の所定印字行に位置的に対応するように、前記
移動機構に前記制御信号を与えること、 を特徴とする請求項1記載のラインプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30691395A JPH09123530A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ラインプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30691395A JPH09123530A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ラインプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09123530A true JPH09123530A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17962788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30691395A Pending JPH09123530A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ラインプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09123530A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100683176B1 (ko) * | 2005-05-31 | 2007-02-15 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 화상 형성 방법 |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP30691395A patent/JPH09123530A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100683176B1 (ko) * | 2005-05-31 | 2007-02-15 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 화상 형성 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005041086A (ja) | プリンタ、その制御方法 | |
US20020051026A1 (en) | Recording apparatus | |
JPH09123530A (ja) | ラインプリンタ | |
JP2004058337A (ja) | 印刷装置 | |
JPH01310965A (ja) | 画像記録装置 | |
JPH1199718A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4349035B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPS6253857A (ja) | プリンタの印字濃度制御方式 | |
JP3437362B2 (ja) | シート搬送装置及び記録装置 | |
JPH02303842A (ja) | 記録装置 | |
JPH0995023A (ja) | 記録装置及び該装置におけるlfモータの制御方法 | |
JP2946836B2 (ja) | 媒体マーク読取り方法 | |
JP2690759B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2003048352A (ja) | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びその制御プログラム | |
JP2875410B2 (ja) | プリンタ | |
JP2003048349A (ja) | 印刷装置 | |
JPH1035919A (ja) | シート給送装置及び記録装置 | |
JPH08192538A (ja) | 熱転写型印字装置および同装置における累積誤差補正方法 | |
JPS5945166A (ja) | シリアル・プリンタの印字方式 | |
JP2009000818A (ja) | 印字装置 | |
JP2020196175A (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
JPH0343274A (ja) | ライン型カラー熱転写プリンタ | |
JPH01208173A (ja) | 記録装置 | |
JPS63312849A (ja) | ドットプリンタの印字制御方式 | |
JPH07220024A (ja) | 光学式読み取り装置の制御方法 |