JPH09123506A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH09123506A
JPH09123506A JP28227695A JP28227695A JPH09123506A JP H09123506 A JPH09123506 A JP H09123506A JP 28227695 A JP28227695 A JP 28227695A JP 28227695 A JP28227695 A JP 28227695A JP H09123506 A JPH09123506 A JP H09123506A
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JP
Japan
Prior art keywords
board
wiring board
substrate
external wiring
thermal head
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Pending
Application number
JP28227695A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Shiraishi
良一 白石
Sanetaka Tsushima
実貴 津島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP28227695A priority Critical patent/JPH09123506A/ja
Publication of JPH09123506A publication Critical patent/JPH09123506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0201Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/363Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by soldering

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】基板の両端部付近に位置するリード線や共通電
極と外部配線板の配線導体との間で接続不良が多発して
いた。 【解決手段】矩形状を成す基板1上に、複数個の発熱素
子と該基板1の一辺に沿って導出される複数個の導電層
5とを取着させるとともに、該導電層5の導出領域に外
部配線板6の一部を重畳させ、基板1上の導電層5に外
部配線板6の配線導体7を接合させて成るサーマルヘッ
ドにおいて、前記外部配線板6は、耐熱性樹脂から成る
支持体8の一主面に前記複数個の配線導体7が被着さ
れ、且つ、該支持体8の他主面に帯状の金属箔9が被着
されて形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワードプロセッサや
ファクシミリ等のプリンタ機構として組み込まれるサー
マルヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ等のプリンタ機
構として組み込まれるサーマルヘッドは、図4に示す如
く、アルミナセラミックス等から成る基板11上に、該
基板11の一方の長辺に沿って配列される複数個の発熱
抵抗体12と、前記発熱抵抗体12の両端に接続される
共通電極13a及び個別電極13bと、前記個別電極1
3aに接続されるドライバーIC14と、前記ドライバ
ーIC14に接続される複数個のリード線15とを取着
させるとともに、前記共通電極13a及び各リード線1
5に外部配線板16の各配線導体17を半田等を介して
接続させた構造を有している。
【0003】かかるサーマルヘッドは、前記共通電極1
3a及び個別電極13b間にドライバーIC14の駆動
に伴って所定の電力を印加し、発熱抵抗体12を選択的
にジュール発熱させるとともに、該発熱した熱を感熱記
録媒体に伝導させ、感熱記録媒体に所定の印字画像を形
成することによってサーマルヘッドとして機能する。
尚、前記外部配線板16は、基板11上のドライバーI
C14に外部電気回路(プリンタ本体等)からの種々の
制御信号を供給したり、基板11上の発熱抵抗体12に
外部電源からの電力を供給したりするためのものであ
り、このような外部配線板16としては、例えば、フレ
キシブル印刷配線板を用いていた。
【0004】またかかる外部配線板16と基板11との
接続は、まず基板11上のリード線15、共通電極13
aに外部配線板16の配線導体17が半田を介して当接
されるようにして外部配線板16の一部を基板11の端
部に重畳させ、しかる後、基板11の下面に加熱バーを
当接させて基板11と外部配線板16との重畳部Aを加
熱し、半田を溶融させることによって行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のサーマルヘッドにおいては、外部配線板16を基板
11に半田接合する際、加熱バーの温度むらに起因して
半田が等しく溶融されず、全ての配線導体17とリード
線15等とを短時間で確実に接続させることが困難であ
った。特に加熱バーの両端部では温度が低くなる傾向が
あり、基板11の両端部付近に位置するリード線15等
と配線導体17との間では接続不良が多発していた。ま
た基板11の両端部付近をよく加熱するために加熱バー
の設定温度を高くなすと、基板11の中央部付近が過度
に加熱されてしまい、その結果、フレキシブル印刷配線
板を形成する樹脂製のベースフィルムが溶けて外観不良
を発生したり、正常に接続することができなくなる欠点
を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
案出されたもので、矩形状を成す基板上に、複数個の発
熱素子と該基板の一辺に沿って導出される複数個のリー
ド線とを取着させるとともに、該リード線の導出領域に
外部配線板の一部を重畳させ、基板上のリード線に外部
配線板の配線導体を接合させて成るサーマルヘッドにお
いて、前記外部配線板は、耐熱性樹脂から成る支持体の
一主面に前記複数個の配線導体が被着され、且つ、該支
持体の他主面に帯状の金属箔が被着されて形成されてい
ることを特徴とする。
【0007】また本発明は、前記外部配線板の金属箔
が、基板と外部配線板との重畳部にのみ被着されている
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づき詳細に説明する。
【0009】図1は本発明のサーマルヘッドを示す平面
図、図2は図1のX−X線断面図であり、1は基板、2
は発熱抵抗体、3aは共通電極、3bは個別電極、4は
ドライバーIC、5はリード線、6は外部配線板、7は
配線導体、8は支持体、9は金属箔である。
【0010】前記基板1は矩形状を成しており、例え
ば、アルミナ、シリカ、マグネシア等のセラミックス原
料粉末に適当な有機溶剤、溶媒を添加混合して泥漿状に
成すとともにこれを従来周知のドクターブレード法等を
採用することによってセラミックグリーンシートを形成
し、しかる後、前記セラミックグリーンシートを所定形
状に打ち抜き加工するとともに高温で焼成することによ
って製作される。
【0011】また前記基板1の上面には、直線状に配列
された複数個の発熱抵抗体2と、該各発熱抵抗体2の両
端に接続される共通電極3a及び個別電極3bと、個別
電極3bに接続されるドライバーIC4と、該ドライバ
ーIC4に接続される複数個のリード線5とがそれぞれ
所定の領域に取着されている。
【0012】前記発熱抵抗体2は、例えば窒化タンタル
等から成っており、それ自体が所定の電気抵抗率を有し
ているため、共通電極3a及び個別電極3bを介して所
定の電力が印加されるとジュール発熱を起こし、印字画
像を形成するのに必要な所定の温度、例えば200℃〜
350℃の温度に発熱する。
【0013】また前記発熱抵抗体2の両端に接続される
共通電極3a及び個別電極3bは、アルミニウム等の金
属から成っており、これら共通電極3a及び個別電極3
bは発熱抵抗体2にジュール発熱を起こさせるために必
要な所定の電力を印加するためのものである。
【0014】尚、前記発熱抵抗体2、共通電極3a及び
個別電極3bは従来周知のスパッタリング法及びフォト
リソグラフィー技術を採用することによって基板1上に
所定パターン、所定厚み(発熱抵抗体3は0.01μm
〜0.5μmの厚み、共通電極3a及び個別電極3bは
0.5μm〜2.0μmの厚み)に被着される。
【0015】また前記ドライバーIC4は、発熱抵抗体
2を流れる電流のオン・オフを外部電気回路(プリンタ
本体等)より供給される印字信号や種々の制御信号に基
づいて制御するためのものであり、例えば、下面に複数
個の半田バンプを有したフリップチップタイプのドライ
バーIC4を各半田バンプが個別電極3bに当接される
ようにして載置させるとともに、これを所定温度に加熱
した炉の中に入れ、半田バンプを加熱溶融させることに
よって個別電極3bに接続される。
【0016】また前記複数個のリード線5は、外部電気
回路より供給される印字信号や種々の制御信号をドライ
バーIC4に供給するためのものであり、該リード線5
は基板1の一辺に沿って導出されている。
【0017】このように発熱抵抗体2やリード線5等が
取着されている基板1はまた、リード線5等が導出され
ている領域に複数個の配線導体7を有した外部配線板6
が重畳されており、これら複数個の配線導体7を基板1
上のリード線5及び共通電極3aに接合させている。
【0018】前記外部配線板6は、外部電気回路からの
印字信号や種々の制御信号をリード線5を介してドライ
バーIC4に供給するとともに、外部電源からの電力を
共通電極3a等を介して発熱抵抗体2に供給するための
ものであり、かかる外部配線板6としては、製造が容易
で、安価なカード電線等が好適に用いられる。
【0019】尚、前記カード電線は、銅等から成る導体
の表面に腐食防止膜として錫メッキを被着させた複数の
配線導体を所定の間隔で配置させたものを所定の鋳型に
差し込むとともに該鋳型の中に塩化ビニルモノマーを流
し込み、しかる後、これを所定の条件で加熱加圧し、複
数の配線導体7が塩化ビニル6aで共通に被覆されるよ
うに一体形成することによって製作される。
【0020】また前記外部配線板6は、複数個の配線導
体7の先端部が3mm程度露出され、この露出部を耐熱
性樹脂から成る支持体8の一主面に被着させるととも
に、支持体8の他主面に帯状の金属箔9を被着させてい
る。
【0021】この支持体8としては、厚み25〜100
μmのポリイミドフィルム等が用いられ、外部配線板6
の塩化ビニル6aや露出された配線導体7を加熱硬化型
の接着剤や粘着剤等を用いて支持体8の一主面に接着さ
せることによって被着される。
【0022】また前記金属箔9は、例えば、厚み25〜
100μmの銅箔によって形成されており、加熱硬化型
接着剤や粘着剤等を用いて支持体8の他主面に接着させ
ることによって被着される。
【0023】以上のように、前記外部配線板6は、耐熱
性樹脂から成る支持体8の一主面にリード線5等に接合
される配線導体7を被着させ、他主面に帯状の金属箔9
を被着させていることから、リード線5と配線導体7と
を溶着させるにあたり加熱バー等を用いて加熱する際、
加熱バーに温度むらが生じても、熱伝導性に優れた金属
箔9が基板1と外部配線板6とが重畳されている領域全
体にわたって熱を拡散し、各溶着部の温度を均一になす
ことができる。この結果、リード線5等と配線導体7と
の間に接続不良が発生したり、或いは、支持体8が溶着
時に印加される熱によって焼き付いたりすることが有効
に防止され、全ての配線導体7とリード線5等とを短時
間で確実かつ良好に接続させることができるようにな
る。
【0024】また前記外部配線板6の金属箔9を、基板
1と外部配線板6との重畳部Aにのみ被着させておけ
ば、熱が重畳部Aをこえて広がることはなく、熱の拡散
を重畳部Aの範囲内にとどめることができる。このた
め、基板1と外部配線板6との接合を極めて効率良く行
うことができるようになり、より短時間で接合作業を完
了させることが可能となる。従って外部配線板6の金属
箔9を、基板1と外部配線板6との重畳部Aにのみ被着
させておくことが好ましい。
【0025】前記外部配線板6と基板1との接合は、図
3に示す如く、まず基板1のリード線5や共通電極3a
の導出領域に外部配線板6の配線導体7が当接されるよ
うにして外部配線板6の一部を基板1の端部に重畳さ
せ、しかる後、外部配線板6の上面側から押さえバーを
用いて3〜5kg/cm2 の圧力で加圧しつつ、重畳部
Aに基板1の下面側から加熱バーを用いて330℃〜3
90℃の温度で4〜6秒間加熱し、配線導体7の表面を
被覆する錫メッキ層を溶かしてリード線5等の表面に被
着されている金メッキ層に溶着させることによって行
う。
【0026】尚、前記加熱バーは加熱部が帯状に成して
あり、これを所定温度に保持するとともに基板下面の所
定位置に当接させ、加熱バーの発した熱を基板1を介し
てリード線5等と配線導体7との重畳部に伝導させるこ
とによって加熱を行う。このとき、加熱バー及び押さえ
バーは、加熱バーの温度が160℃以下になってから取
り外すようにする。このような条件で接合を行うのは、
一旦溶融した錫メッキ層が十分に冷却されてから加熱バ
ーを外さないと、接続強度が弱くなってしまったり、基
板1と外部配線板6とが位置ずれを起こすことがあるか
らである。
【0027】かくして、本発明のサーマルヘッドは、ド
ライバーIC4の駆動に伴って共通電極3a及び個別電
極3b間に所定の電力を印加し、発熱抵抗体2を選択的
にジュール発熱させるとともに、該発熱した熱を感熱紙
等に伝導させ、感熱紙等に所定の印字画像を形成するこ
とによってサーマルヘッドとして機能する。
【0028】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更、改良等が可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、基板上のリード線と外
部配線板の配線導体とを溶着させるにあたり加熱バーを
用いて加熱する際、加熱バーに温度むらが生じても、熱
伝導性に優れた金属箔が基板と外部配線板とが重畳され
ている領域の全体にわたって熱を拡散し、各溶着部の温
度を均一になすことができる。この結果、リード線や共
通電極と外部配線板の配線導体との間に接続不良が発生
したり、外部配線板の一部が焼き付いたりするのが有効
に防止されるようになり、リード線等と配線導体とを短
時間で確実かつ良好に接続させることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルヘッドの平面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】外部配線板の基板への接続工程を示す断面図で
ある。
【図4】従来のサーマルヘッドの平面図である。
【符号の説明】
1・・・基板 2・・・発熱抵抗体 3a・・共通電極 3b・・個別電極 4・・・ドライバーIC 5・・・リード線 6・・・外部配線板 7・・・配線導体 8・・・支持体 9・・・金属箔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形状を成す基板上に、複数個の発熱素子
    と該基板の一辺に沿って導出される複数個のリード線と
    を取着させるとともに、該リード線の導出領域に外部配
    線板の一部を重畳させ、基板上のリード線に外部配線板
    の配線導体を接合させて成るサーマルヘッドにおいて、 前記外部配線板は、耐熱性樹脂から成る支持体の一主面
    に前記複数個の配線導体が被着され、且つ、該支持体の
    他主面に帯状の金属箔が被着されて形成されていること
    を特徴とするサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】前記外部配線板の金属箔が、基板と外部配
    線板との重畳部にのみ被着されていることを特徴とする
    請求項1に記載のサーマルヘッド。
JP28227695A 1995-10-30 1995-10-30 サーマルヘッド Pending JPH09123506A (ja)

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