JPH09119318A - 補機支持装置 - Google Patents

補機支持装置

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Publication number
JPH09119318A
JPH09119318A JP27856195A JP27856195A JPH09119318A JP H09119318 A JPH09119318 A JP H09119318A JP 27856195 A JP27856195 A JP 27856195A JP 27856195 A JP27856195 A JP 27856195A JP H09119318 A JPH09119318 A JP H09119318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
fastening part
alternator
auxiliary machinery
supporting device
Prior art date
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Pending
Application number
JP27856195A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Mizuno
直比古 水野
Eiji Ito
英二 伊藤
Kenji Hayama
健二 羽山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP27856195A priority Critical patent/JPH09119318A/ja
Publication of JPH09119318A publication Critical patent/JPH09119318A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は補機支持装置に関し、配置スペース
及び重量を増大することなく、振動による耐久性の低下
を抑制し得る補機支持装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 補機支持装置のアジャストバー25は、
機関締結部32、補機締結部34、薄肉部38、徐変部
42、44、及びフランジ40を備えている。機関締結
部32はエンジンに、補機締結部34はオルタネータに
締着される。薄肉部38は機関締結部32及び補機締結
部34に比して薄肉に形成されているため、エンジン1
2の振動に伴ってアジャストバー25に曲げ振動が生ず
る際、薄肉部38に大きな変形が生ずることにより、機
関締結部32及び補機締結部34に生ずる応力集中が緩
和され、アジャストバー25の耐久性が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補機支持装置に係
わり、特に、オルタネータ等の車載用補機の支持に好適
な補機支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には車両において消費される電力を
発生させるオルタネータ等の補機が搭載される。オルタ
ネータはロータとステータとから構成され、ロータを回
転させることによりステータに電力を発生させる。ロー
タの回転は、エンジンのクランクシャフトの回転がプー
リ及びVベルトを介して伝達されることにより得られ
る。このため、オルタネータはエンジンの近傍に設置さ
れる必要があり、補機支持装置によりエンジンに直接装
着されることが多い。
【0003】一般に、オルタネータは、その一部がブラ
ケット等を介してエンジンに連結され、他の部位が、エ
ンジンに固定されるアジャストバーの長孔部にボルトで
固定されることにより支持される。そして、オルタネー
タのアジャストバーへの固定位置を調整し、オルタネー
タをエンジンへの連結部周りに回動させることにより、
オルタネータのロータ軸とエンジンのクランクシャフト
軸とを連結するVベルトの張力が調整される。上記の構
成においては、エンジンの振動によりアジャストバーに
応力集中が生じ易く、アジャストバーに十分な耐久性を
付与することが必要である。
【0004】ところで、実開平1−113138号に
は、アジャストバーのオルタネータ取付け側端部とエン
ジンとを連結する補強アームを備える補機支持装置が開
示されている。かかる構成によればアジャストバーの振
動を抑制することができ、アジャストバーに、十分な耐
久性を付与することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の補
機支持装置の如く、補強アームを付加することとすれ
ば、補機支持装置の設置スペースが増大し、その結果オ
ルタネータの配置に制約が生じる。また、かかる補強ア
ームを用いれば、支持装置自体の重量も増大する。この
ように、上記従来の装置は、補強アームの付加により、
設置スペース及び重量が増大するという問題を有するも
のであった。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、設置スペースあるいは重量の増大を招くことな
く耐久性を向上し得る補機支持装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、機関に固
定される第1の固定部と、補機に固定される第2の固定
部とを備えた支持アームを有する補機支持装置におい
て、前記第1の固定部と前記第2の固定部との間に、前
記第1の固定部及び前記第2の固定部に比して剛性の低
い低剛性部を備えた補機支持装置により達成される。
【0008】本発明において、第1の固定部は機関に固
定され、また、第2の固定部は補機に固定される。従っ
て、機関に運動が生ずると、第1の固定部と第2の固定
部との間に相対的な運動が生じる。第1の固定部と第2
の固定部との間には、第1の固定部及び第2の固定部に
比して剛性の低い低剛性部が備えられている。このた
め、第1の固定部と第2の固定部との間に相対的な運動
が生じた場合、低剛性部には第1の固定部及び第2の固
定部に比して大きな変形が生ずる。これにより、第1の
固定部及び第2の固定部に生ずる変形が抑制される。こ
の結果、第1の固定部及び第2の固定部に生ずる応力が
緩和される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
補機支持装置により、オルタネータ10が車両用エンジ
ン12に装着された状態を示す。エンジン12にはクラ
ンク軸(図示せず)と共に回転するプーリ14が備えら
れている。プーリ14にはベルト15が巻回されてい
る。ベルト15は、また、オルタネータ10のロータ
(図示せず)に固定されたプーリ16、及び空冷ファン
(図示せず)の回転軸に固定されたファン用プーリ17
に巻回されている。オルタネータ10はプーリ16と共
にロータが回転することにより交流の電力を発生する。
オルタネータ10により発生された交流電力は整流され
た後、バッテリー等に供給される。
【0010】本実施例の補機支持装置は連結部18と調
整部19とから構成されている。連結部18はオルタネ
ータ10の下部がピボットボルト23によりエンジン1
2に枢支されることにより実現されている。また、調整
部19はアジャストバー25、固定ボルト26、ロック
部材27、ロックボルト29、及び、アジャストボルト
30から構成されている。以下、調整部19の構成につ
いて、図1と共に図2及び図3を参照して説明する。
【0011】図2はアジャストバー25の正面図を示
す。また、図3はアジャストバー25を図2に示すC矢
視で表した図を示す。図2に示す如く、アジャストバー
25は、略円弧状に湾曲された細長状部材であり、機関
締結部32、補機締結部34、薄肉部38、及び、フラ
ンジ40を備えている。機関締結部32はアジャストバ
ー25の一端部(図2においては左端)の両面が円形の
平面に形成されることにより設けられている。機関締結
部32の中央部には貫通孔33が設けられている。ま
た、補機締結部34は、アジャストバー25の機関締結
部32とは反対側(図1においては右側)の略半分の部
位の両面が平面に形成されることにより設けられてい
る。補機締結部34には、補機締結部の長手方向に貫通
長孔36が設けられている。長孔36は、その開口形状
が半径Rの円弧状に湾曲するように形成されている。
【0012】薄肉部38は、機関締結部32と補機締結
部34とを連結する部位に設けられている。薄肉部38
は、その厚みが機関締結部32及び補機締結部34の厚
みに比して小さくなるように設けられている。また、図
3に示す如く、薄肉部38と機関締結部32及び補機締
結部34との境界部にはそれぞれ、補機締結部34に垂
直な面内で緩やかに屈曲された徐変部42及び44が形
成されている。
【0013】フランジ40は、補機締結部32の端部
(図2、3における右端)に設けられている。フランジ
40は補機締結部34に対して垂直に立設されており、
その中央には貫通孔41が設けられている。図1に示す
如く、アジャストバー25は、固定ボルト26が貫通孔
33を貫通してエンジン12に螺着されることによりエ
ンジン12に締着されている。アジャストバー25には
固定ブロック27が取付けられている。固定ブロック2
7には固定貫通孔27bと、固定貫通孔27bに対して
垂直に貫通するねじ孔27aが設けられている。固定ブ
ロック27はロックボルト29が貫通孔27b、及び、
アジャストバー25の長孔36を貫通して、オルタネー
タ10に設けられた取付け用ねじ孔(図示せず)に螺着
されることにより、オルタネータ10に締着されてい
る。固定ブロック27のねじ孔27aにはフランジ40
の貫通孔41を貫通するアジャストボルト30が螺着さ
れている。
【0014】クランクシャフトプーリ14及びロータプ
ーリ16へのベルト15の装着は、ロックボルト29を
締着状態から緩めることにより、固定ブロック27とア
ジャストバー25の補機締結部34との間の摺動が可能
な状態とし、更に、アジャストボルト30をねじ孔27
aから退出する方向に回転させることにより、固定ブロ
ック27をアジャストボルト30のねじ部先端方向へ移
動させた状態、すなわち、オルタネータ10を、ピポッ
トボルト23回りに回動させて、オルタネータ10のロ
ータの回転軸とエンジン12のクランクシャフト13の
回転軸とを近接させた状態で行われる。アジャストバー
25の長孔36は、その湾曲の半径が、ピボットボルト
18とオルタネータ10のロックボルト29締着孔との
距離に一致するように形成されている。このため、ロッ
クボルト29は長孔36の周縁部と干渉することなく、
長孔36に沿って移動することができる。
【0015】オルタネータ10のロータの回転軸とエン
ジン12のクランクシャフト13の回転軸とが近接した
状態で、ベルト15をクランクシャフトプーリ14、ロ
ータプーリ16、及びファンプーリ17に装着したら、
次に、アジャストボルト30をねじ孔27aに進入する
方向に回転させることにより、固定ブロック27をアジ
ャストボルト30の頭部方向へ移動させる。これによ
り、オルタネータ10を、ピボットボルト23の回り
に、オルタネータ10のロータの回転軸とエンジン12
のクランクシャフト13の回転軸とが離間される方向に
回動させる。そして、ベルト15が所定の緊張状態にな
るまでこれらの軸を離間させることにより、ベルト15
の張力調整を行う。最後に、ベルト15の張力が所定の
値となった状態でロックボルト29を締め込むことによ
り、固定ブロック27、アジャストバー25、及びオル
タネータ10を相互に締着する。
【0016】エンジン12の作動による振動はアジャス
トバー25を介してオルタネータ10に伝達される。こ
のため、アジャストバー25には曲げ応力が生じる。か
かる応力は機関締結部32の固定ボルト26締結部周
辺、及び補機締結部34の固定ブロック27締結部周辺
に集中し易い。このため、これらの部位は、アジャスト
バー25において疲労が進行し易い。
【0017】しかし、上述の如く、本実施例のアジャス
トバー25は、機関締結部32と補機締結部34とが、
厚みが小さく形成された薄肉部38により接続されて構
成されている。このため、アジャストバー25に生ずる
厚み方向の曲げ変形は、薄肉部38が変形することで吸
収されることとなり、機関締結部32及び補機締結部3
4における曲げ振動に伴う応力が緩和される。これによ
り、機関締結部32及び補機締結部34における疲労の
進行が抑制され、アジャストバー25の耐久性が向上さ
れている。
【0018】更に、薄肉部38と機関締結部32及び補
機締結部34との接続部は、徐変部42、44により、
緩やかに屈曲されている。これにより、これら徐変部4
2、44に生ずる応力集中が緩和され、疲労の進行が抑
制されている。このように、本実施例の補機支持装置に
よれば、アジャストバー25に薄肉部38を設けること
により、搭載スペース上及び重量状の不利益を伴うこと
なく、エンジン12の振動に伴ってアジャストバー25
に生ずる応力集中を緩和することができる。従って、本
実施例の構成によれば、小型・軽量の要求を満たし、か
つ、優れた耐久性を有する補機支持装置を実現すること
ができる。
【0019】なお、上記実施例においては、機関締結部
32が上記した第1の固定部に、補機締結部34が上記
した第2の固定部に、アジャストバー25が上記した支
持アームに、薄肉部38が上記した低剛性部に、それぞ
れ相当している。
【0020】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、支持アー
ムに振動が生じた場合に、低剛性部が大きく変形するこ
とにより第1の固定部及び第2の固定部に生ずる応力集
中を緩和させることができる。これにより、支持アーム
の耐久性を向上させることができる。従って、本発明に
係る補機支持装置によれば、搭載スペースの不利益及び
重量上の不利益を伴うことなく、十分な耐久性の下に補
機を支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である補機支持装置によりオ
ルタネータがエンジンに固定された状態を示す図であ
る。
【図2】本実施例に係わるアジャストバーを示す図であ
る。
【図3】本実施例に係わるアジャストバーを図2に示す
C方向から見た図である。
【符号の説明】 10 オルタネータ 12 エンジン 15 ベルト 18 連結部 19 調整部 23 ピボットボルト 25 アジャストバー 27 固定ブロック 29 ロックボルト 30 アジャストボルト 32 機関締結部 34 補機締結部 36 長孔 38 薄肉部 42、44 徐変部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関に固定される第1の固定部と、補機
    に固定される第2の固定部とを備えた支持アームを有す
    る補機支持装置において、 前記第1の固定部と前記第2の固定部との間に、前記第
    1の固定部及び前記第2の固定部に比して剛性の低い低
    剛性部を備えたことを特徴とする補機支持装置。
JP27856195A 1995-10-26 1995-10-26 補機支持装置 Pending JPH09119318A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27856195A JPH09119318A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 補機支持装置

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JP27856195A JPH09119318A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 補機支持装置

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JPH09119318A true JPH09119318A (ja) 1997-05-06

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ID=17598985

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JP27856195A Pending JPH09119318A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 補機支持装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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