JPH0911823A - 自動車のバンパ取付け構造 - Google Patents

自動車のバンパ取付け構造

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JPH0911823A
JPH0911823A JP18984595A JP18984595A JPH0911823A JP H0911823 A JPH0911823 A JP H0911823A JP 18984595 A JP18984595 A JP 18984595A JP 18984595 A JP18984595 A JP 18984595A JP H0911823 A JPH0911823 A JP H0911823A
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rib
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JP18984595A
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Yukio Omori
幸男 大森
Satako Nishio
佐多子 西尾
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のバンパ取付け構造において、樹脂製
のバンパ上面に重ねられて補強した状態でバンパ上面を
ボデーパネルにねじ止めするL字形のリテーナをバンパ
に一体に形成する。 【構成】 バンパ上面1bを車体側へインテグラルヒン
ジ部13を介して延長することにより、水平面11及び
垂直面12を有するリテーナ10を一体に形成する。バ
ンパ正面1aから車体側に向けてバンパ上面1bに平行
に突出し、かつインテグラルヒンジ部13で水平面11
をバンパ上面1bに折返して重ねたリテーナ10の折畳
み状態で、先端が垂直面12に達する板状のリブ20を
一体に形成する。垂直面12にボルト貫通孔12aを車
幅方向へ複数個形成することにより、ボデーパネル及び
先端間に垂直面12を挟持した状態でボルト貫通孔12
aを通してリブ20及びボデーパネル間をボルト締めす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、L字形リテーナの
水平面を樹脂製バンパの上面の裏側に重ね、その垂直面
でボデーパネルにねじ止めするようになった自動車のバ
ンパ取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5はこの種の従来のリヤバン
パの取付け構造を示すもので、バンパ1のバンパ上面1
bは、別部品として水平面2a及び垂直面2bを備えた
L字形のリテーナ2によりロアバック3に固定される。
この取付けに際しては、クリップ4をバンパ上面1bの
取付け穴4bを通して水平面2aの取付け穴4aにセッ
トして、バンパ1にリテーナ2を取付ける。
【0003】垂直面2bのねじ貫通孔7aにボルト7を
挿入して、ロアバック3へナット6でねじ止めすると共
に、その水平方向へ曲げられた下端部に、バンパ正面1
aから突出したリブ1dのねじ貫通孔8aを通してねじ
8でねじ止めし、さらに車幅方向両側の端面1cをその
ねじ貫通孔9を通してロアバック3もしくはクォータパ
ネルの端部にねじ止めする。これにより、バンパ上面1
bにリテーナ2の水平面2aを重ねてバンパ上面1bの
剛性を向上させた状態で、ボデーパネルへの取付けが行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この取
付けにはリテーナを別部品として用いることになり、ま
たバンパ上面1bにクリップが見えることになる。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて、樹脂製
のバンパ上面に重ねられて補強した状態でバンパ上面を
ボデーパネルにねじ止めするL字形のリテーナを、バン
パに一体に形成した自動車のバンパ取付け構造を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1の発明によれば、L字形を構成
する垂直面及び水平面を有するリテーナの水平面を樹脂
製バンパのバンパ上面の裏側に重ね、また垂直面をボデ
ーパネルにねじ止めするようになった自動車のバンパ取
付け構造において、バンパ上面を車体側へインテグラル
ヒンジ部を介して延長することにより、水平面及び垂直
面を有するリテーナを一体に形成すると共に、バンパ正
面から車体側に向けてバンパ上面に平行に突出し、かつ
インテグラルヒンジ部で水平面をバンパ上面に折返して
重ねたリテーナの折畳み状態で、先端が垂直面に達する
板状のリブを一体に形成し、垂直面にボルト貫通孔を車
幅方向へ複数個形成することにより、ボデーパネル及び
先端間に垂直面を挟持した状態でボルト貫通孔を通して
リブ及びボデーパネル間をボルト締めした、ことを特徴
とする。
【0007】インテグラルヒンジ部でリテーナを折り返
してその水平面をバンパ上面に折畳んだ状態で、バンパ
正面から突出したリブはその先端が垂直面に達する。ボ
デーパネル及びリブ先端間にリテーナの垂直面を挟持し
た状態でそのボルト貫通孔を通してボデーパネル及びリ
ブ間をボルト締めする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の一実
施形態によるリヤバンパ取付け構造を説明する。尚、前
述の符号と同一符号は同一もしくは同等部分を示す。バ
ンパ1のバンパ正面1aに直交する水平のバンパ上面1
bの車体側の自由端部は、インテグラルヒンジ部13を
介して延長することにより、L字形を構成する水平面1
1及び垂直面12を備えたリテーナ10が一体に形成さ
れている。バンパ正面1aには、車体側に向けてバンパ
上面1bに平行に突出した板状のリブ20が一体に形成
されている。
【0009】バンパ上面1bの裏面には、車幅方向へ複
数個のボス17が一体に形成されている。一方、水平面
11には、インテグラルヒンジ部13で水平面11を折
返してバンパ上面1bに重ねたリテーナ10の折り畳み
状態で、所属のボス17を係合させる複数個の係合穴1
1aが形成されている。この係合穴は貫通した穴にして
も良い。その外、凹凸を上下逆もしくは形状を変形する
等の他の形状相補状係合部も考えられる。
【0010】リブ20の高さ位置は、図3に示すよう
に、リテーナ10の折畳み状態で垂直面12の下端位置
よりも僅かに上方位置を占めるように設定されている。
また、リブ20の車両前後方向の幅は、その先端縁が折
畳み状態で垂直面12に達するように設定されている。
リブ20には、クリップ型ボルト25のヘッドであるク
リップ26をセットさせるクリップ係合溝21が車幅方
向へ複数個形成されている。クリップ26は板ばね材よ
りコの字形に形成されてボルト25aが溶接され、下端
部が爪26aを形成するようにそれぞれ外側へ曲げられ
ている。また、これらの爪には、方形状のクリップ係合
溝21に係合する凹部26bが形成されている。クリッ
プ係合溝21には、クリップ26のセット時にボルト2
5aを通過させる切欠21aが形成されている。垂直面
12には、折畳み状態で所属のボルト25aを貫通させ
てロアバック3にナット締めさせるボルト貫通孔12a
が複数個形成されている。
【0011】バンパ1の取付けに際しては、予めクリッ
プ係合溝21に下方からクリップ型ボルト25をセット
してボルト25aをロアバックパネル側へ向けておく。
リテーナ10を図3の2点鎖線で示す位置からインテグ
ラルヒンジ部13で180°回転させることにより、ボ
ルト25aを垂直面12のボルト貫通孔12aに挿通さ
せると共に、水平面11をバンパ上面1bに折畳んで、
ボス17へ係合穴11aを係合させる。次いで、図5に
示すのと同様に、ボルト25aをロアバック3へナット
6でねじ止めすると共に、その下端部にリブ1dをねじ
8でねじ止めし、さらに両側の端面1cをねじ貫通孔9
を通してロアバック3の両端部にねじ止めする。
【0012】これにより、垂直面12がリブ20及びロ
アバック3間に挟持されてねじ止めされ、バンパ上面1
bはリテーナ10を介して確実にロアバック3に固定さ
れる。その際、リテーナ10は、バンパ正面1a及びバ
ンパ上面1bと共に中空部19を有する箱形を構成して
バンパ上面1bを有効に補強し、さらにバンパ上面1b
は水平面11が重ねられて二重面となり、剛性が一層向
上する。バンパ上面1bは水平面11と互に係合するこ
とより、二重面が確保され、波打ちも確実に抑制され
る。
【0013】因に、このようなリテーナを折畳み式でな
く、直接バンパに形成しようとすると、成形加工が複雑
になる。クリップ型ボルト25を用いない場合には、リ
ブ20の先端部を曲げてねじ座を形成する等を行う。本
発明は、同様にフロントバンパにも適用可能である。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リテーナが別
部品でなくバンパ上面を延長して一体に形成される。リ
テーナが折畳まれた状態でその垂直面がバンパのリブに
挟持されてボデーパネル間でねじ締めされるために、ヒ
ンジ式であってもバンパ上面は確実にボデーパネルに固
定され、バンパ上面にリテーナの水平面が重ねられると
共に箱形が構成され、バンパ上面はリテーナの水平面が
重ねられることによりバンパ上面の剛性が確実に向上
し、波打ちも確実に抑制される。
【0015】請求項2の発明によれば、バンパ上面にリ
テーナ水平面が互に係合することにより重なりが確保さ
れ、剛性が確実に向上する。係合部がバンパ上面の裏側
に形成されるために、バンパ上面の見栄えも損われな
い。
【0016】請求項3の発明によれば、クリップ形ボル
トがバンパのリブにセットされることにより、リブが単
に板形状であってもボルトがセット可能となり、またボ
デーパネルへの締付け作業も簡単になる。クリップ形ボ
ルトの他車流用性によりコスト低減につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるバンパの斜視図であ
る。
【図2】同バンパのリブ及びボデーパネルへの取付けを
行うためのリブ及びクリップ型ボルトを示す斜視図であ
る。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】従来のバンパの分解斜視図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 バンパ 1a バンパ正面 1b バンパ上面 10 リテーナ 11 リテーナの水平面 11a 係合穴 12 リテーナの垂直面 13 インテグラルヒンジ部 17 ボス 20 リブ 21 クリップ係合溝 25 クリップ型ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L字形を構成する垂直面及び水平面を有
    するリテーナの水平面を樹脂製バンパのバンパ上面の裏
    側に重ね、また垂直面をボデーパネルにねじ止めするよ
    うになった自動車のバンパ取付け構造において、 バンパ上面を車体側へインテグラルヒンジ部を介して延
    長することにより、水平面及び垂直面を有するリテーナ
    を一体に形成すると共に、バンパ正面から車体側に向け
    てバンパ上面に平行に突出し、かつ前記インテグラルヒ
    ンジ部で前記水平面を前記バンパ上面に折返して重ねた
    前記リテーナの折畳み状態で、先端が前記垂直面に達す
    る板状のリブを一体に形成し、 前記垂直面にボルト貫通孔を車幅方向へ複数個形成する
    ことにより、ボデーパネル及び前記先端間に前記垂直面
    を挟持した状態で前記ボルト貫通孔を通してリブ及びボ
    デーパネル間をボルト締めした、ことを特徴とする自動
    車のバンパ取付け構造。
  2. 【請求項2】 バンパ上面の裏面及び水平面に、リテー
    ナの折畳み状態で形状相補的に互に係合する係合部を車
    幅方向へ複数個形成した、ことを特徴とする請求項1の
    自動車のバンパ取付け構造。
  3. 【請求項3】リブに、ヘッドがクリップとして構成され
    たクリップ型ボルトをセットさせるクリップ係合溝を車
    幅方向へ複数個形成すると共に、前記クリップ係合溝に
    セットされた前記クリップ型ボルトにより垂直面のボル
    ト貫通孔を通してリブ及びボデーパネル間をボルト締め
    した、ことを特徴とする請求項1の自動車のバンパ取付
    け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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