JPH09112526A - スプリングナット - Google Patents
スプリングナットInfo
- Publication number
- JPH09112526A JPH09112526A JP29376695A JP29376695A JPH09112526A JP H09112526 A JPH09112526 A JP H09112526A JP 29376695 A JP29376695 A JP 29376695A JP 29376695 A JP29376695 A JP 29376695A JP H09112526 A JPH09112526 A JP H09112526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- spring nut
- nut
- bolt
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、スプリングナットをボルトに小さな
挿入力で挿通し、かつスプリングナットをボルトのねじ
溝に弛みなく係合して締結対象物を締結するようにした
ものである。 【解決手段】スプリングナット１０の締結対象物に当接
する面に、スプリングナット１０の締付に対しスプリン
グナット１０に反力を付与するバネ部６を形成したこと
を特徴とする。
挿入力で挿通し、かつスプリングナットをボルトのねじ
溝に弛みなく係合して締結対象物を締結するようにした
ものである。 【解決手段】スプリングナット１０の締結対象物に当接
する面に、スプリングナット１０の締付に対しスプリン
グナット１０に反力を付与するバネ部６を形成したこと
を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタットボルト等
のねじ溝に係合して締結対象物を締結するスプリングナ
ットに関するものである。
のねじ溝に係合して締結対象物を締結するスプリングナ
ットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４で示すように、固定面１に締結対象
物２を締結する場合、固定面１に固設されたスタットボ
ルト３のねじ溝に係合する複数の爪部５を備えたスプリ
ングナット４が用いられる。
物２を締結する場合、固定面１に固設されたスタットボ
ルト３のねじ溝に係合する複数の爪部５を備えたスプリ
ングナット４が用いられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のスプリング
ナット４は、その弛み防止のために、スタットボルト３
に対するバネ反力を高めるよう複数の爪部５によって形
成する貫通穴を狭めて、各爪部５がスタットボルト３に
弾力圧接するようにしている。そのため、スタットボル
ト３にスプリングナット４を挿通するときの挿入抵抗力
が高くなり、素手でのワンタッチ組付けができず、専用
の工具を用いており、組付け作業性に難点があった。
ナット４は、その弛み防止のために、スタットボルト３
に対するバネ反力を高めるよう複数の爪部５によって形
成する貫通穴を狭めて、各爪部５がスタットボルト３に
弾力圧接するようにしている。そのため、スタットボル
ト３にスプリングナット４を挿通するときの挿入抵抗力
が高くなり、素手でのワンタッチ組付けができず、専用
の工具を用いており、組付け作業性に難点があった。
【０００４】本発明の目的は、スプリングナットをボル
トに小さな挿入力で挿通し、かつスプリングナットをボ
ルトのねじ溝に弛みなく係合して締結対象物を締結する
ようにしたことである。
トに小さな挿入力で挿通し、かつスプリングナットをボ
ルトのねじ溝に弛みなく係合して締結対象物を締結する
ようにしたことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成要旨は、ボルトのねじ溝に係合する複
数の爪部を備えたスプリングナットにおいて、締結対象
物に当接するスプリングナットの面に、スプリングナッ
トの締付に対しスプリングナットに反力を付与するバネ
部を形成したことを特徴とするものである。
めの本発明の構成要旨は、ボルトのねじ溝に係合する複
数の爪部を備えたスプリングナットにおいて、締結対象
物に当接するスプリングナットの面に、スプリングナッ
トの締付に対しスプリングナットに反力を付与するバネ
部を形成したことを特徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１及び図２において、１０はスプ
リングナットであり、スタットボルト３のねじ溝に係合
する複数の爪部５を備えている。
基づいて説明する。図１及び図２において、１０はスプ
リングナットであり、スタットボルト３のねじ溝に係合
する複数の爪部５を備えている。
【０００７】本発明は前記スプリングナット１０におい
て、スプリングナット１０の締結対象物に当接する面
に、スプリングナット１０の締付に対しスプリングナッ
ト１０に反力を付与するバネ部６を形成したものであ
る。
て、スプリングナット１０の締結対象物に当接する面
に、スプリングナット１０の締付に対しスプリングナッ
ト１０に反力を付与するバネ部６を形成したものであ
る。
【０００８】前記バネ部６はスプリングナット１０より
切り起こして形成することが好ましい。また、締結対象
物に圧接して締結したスプリングナット１０の回転弛み
を防止するために、バネ部６の先端を図例のように尖っ
た形状にして締結対象物に食い込ませることが望まし
い。
切り起こして形成することが好ましい。また、締結対象
物に圧接して締結したスプリングナット１０の回転弛み
を防止するために、バネ部６の先端を図例のように尖っ
た形状にして締結対象物に食い込ませることが望まし
い。
【０００９】さらに、スプリングナット１０の外周面
に、対向した把持部７を形成することがスプリングナッ
ト１０の作業上で有効である。
に、対向した把持部７を形成することがスプリングナッ
ト１０の作業上で有効である。
【００１０】本発明は上記の通りの構造であるから、例
えば、車体に取り付けるインシュレータ等の締結対象物
を締結する場合、車体に固設されたスタットボルト３に
スプリングナット１０を挿通して締結対象物に圧接す
る。
えば、車体に取り付けるインシュレータ等の締結対象物
を締結する場合、車体に固設されたスタットボルト３に
スプリングナット１０を挿通して締結対象物に圧接す
る。
【００１１】前記締結対象物に圧接したスプリングナッ
ト１０は、バネ部６による反力によって図３で示すよう
に、複数の爪部５は、いわゆる、バックラッシユ作用に
よってスタットボルト３のねじ溝にガタの遊びなく係合
して締結対象物の締付力を維持し、かつ弛みを防止す
る。
ト１０は、バネ部６による反力によって図３で示すよう
に、複数の爪部５は、いわゆる、バックラッシユ作用に
よってスタットボルト３のねじ溝にガタの遊びなく係合
して締結対象物の締付力を維持し、かつ弛みを防止す
る。
【００１２】また、バネ部６の先端が締結対象物に食い
込んで、スプリングナット１０の回転弛みを防止する。
込んで、スプリングナット１０の回転弛みを防止する。
【００１３】このように、バネ部６による反力で複数の
爪部５は、スタットボルト３のねじ溝にガタの遊びなく
係合して締結対象物の締付力を維持し、かつ弛みを防止
するため、複数の爪部５によって形成する貫通穴を狭め
る必要がなくなり、スタットボルト３に対する弾力圧接
を低減することが可能となり、スプリングナット１０を
スタットボルト３に挿通するときの挿入抵抗力が小さく
なり、専用の工具を用いなくても素手でのワンタッチ組
付けができる。
爪部５は、スタットボルト３のねじ溝にガタの遊びなく
係合して締結対象物の締付力を維持し、かつ弛みを防止
するため、複数の爪部５によって形成する貫通穴を狭め
る必要がなくなり、スタットボルト３に対する弾力圧接
を低減することが可能となり、スプリングナット１０を
スタットボルト３に挿通するときの挿入抵抗力が小さく
なり、専用の工具を用いなくても素手でのワンタッチ組
付けができる。
【００１４】尚、前記バネ部６は、複数の爪部５のプレ
ス成形と同時に成形することが可能である。また、スプ
リングナット１０の使用はスタットボルトに限定される
ものではなく、有頭のボルトにも使用することができ
る。
ス成形と同時に成形することが可能である。また、スプ
リングナット１０の使用はスタットボルトに限定される
ものではなく、有頭のボルトにも使用することができ
る。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によると、在来の形
態のスプリングナットにバネ部を付加形成することによ
り、ボルトに対し容易に挿通可能にし、ボルトのねじ溝
にガタの遊びなく係合して締結対象物の締付力を維持
し、かつ弛みを防止する利点を有している。
態のスプリングナットにバネ部を付加形成することによ
り、ボルトに対し容易に挿通可能にし、ボルトのねじ溝
にガタの遊びなく係合して締結対象物の締付力を維持
し、かつ弛みを防止する利点を有している。
【図１】本発明によるスプリングナットの平面図
【図２】本発明によるスプリングナットの側面図
【図３】本発明によるスプリングナットの爪部がボルト
のねじ溝に係合した状態図
のねじ溝に係合した状態図
【図４】従来のスプリングナットの取付け状態図
３ スタットボルト ５ 爪部 ６ バネ部 ７ 把持部 １０ スプリングナット
Claims (1)
- 【請求項１】 ボルトのねじ溝に係合する複数の爪部を
備えたスプリングナットにおいて、締結対象物に当接す
るスプリングナットの面に、スプリングナットの締付に
対しスプリングナットに反力を付与するバネ部を形成し
たことを特徴とするスプリングナット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29376695A JPH09112526A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | スプリングナット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29376695A JPH09112526A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | スプリングナット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112526A true JPH09112526A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17798942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29376695A Pending JPH09112526A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | スプリングナット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09112526A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002317529A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Asahi Kasei Corp | 瓦一体型太陽電池モジュール |
| JP2007155004A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Nissan Motor Co Ltd | クリップ |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP29376695A patent/JPH09112526A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002317529A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Asahi Kasei Corp | 瓦一体型太陽電池モジュール |
| JP4579442B2 (ja) * | 2001-04-18 | 2010-11-10 | 旭化成建材株式会社 | 瓦一体型太陽電池モジュール |
| JP2007155004A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Nissan Motor Co Ltd | クリップ |
| JP4592574B2 (ja) * | 2005-12-05 | 2010-12-01 | 日産自動車株式会社 | クリップ |
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