JPH09107023A - 被処理物の回転保持装置 - Google Patents

被処理物の回転保持装置

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JPH09107023A
JPH09107023A JP26556695A JP26556695A JPH09107023A JP H09107023 A JPH09107023 A JP H09107023A JP 26556695 A JP26556695 A JP 26556695A JP 26556695 A JP26556695 A JP 26556695A JP H09107023 A JPH09107023 A JP H09107023A
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wafer
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rotation
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JP26556695A
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English (en)
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Tatsuhiko Kaneko
子 達 彦 金
Hajime Shiyaura
浦 肇 社
Nobuhito Nunotani
谷 伸 仁 布
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング、洗浄、乾燥等の処理において処
理ムラが生じることがなく、歩留まりの向上を図ること
ができる被処理物の回転保持装置を提供する。 【解決手段】 回転体を回転可能に設け、この回転体に
被処理物の外縁を支持可能な複数の挟持爪を有する挟持
手段を設ける。複数の挟持爪を挟持位置又は解放位置に
移動させる駆動手段を設ける。駆動手段は被処理物の処
理中において複数の挟持爪を挟持位置及び解放位置に反
復動作させながら常にいずれかの挟持爪によって被処理
物を挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理物の回転保
持装置に係わり、特に、半導体製造用のウェハのような
板状の被処理物を保持しつつ回転させて薬液等の液体に
よる洗浄、ウェットエッチング等を行うための被処理物
の回転保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造工程の中には、薬液等の液
体によるウェハの洗浄、ウェットエッチング等の処理を
実施する工程がある。このような処理をウェハ面内で均
一に行うために、ウェハを回転させながらその表面に薬
液等の液体を供給して処理する方法が採用されている。
【0003】図5は、半導体製造用のウェハを保持して
回転させる従来の回転保持装置40を示しており、この
回転保持装置40は、上端に回転台41を有する回転体
42を備えている。回転台41の外周部には図6に示し
たように等間隔で3個の回転板43、43、43が回動
可能に設けられており、回転板43の上面にはその回動
中心から偏心させて挟持爪44が立設されている。挟持
爪44のウェハ挟持部分には図7に示したように溝44
aが刻設されている。回転板43の裏面にはその回動中
心から偏心させてリンク機構45の一端が接続されてお
り、リンク機構45の他端は、回転体42の外周に回動
自在にはめ込まれた回転筒体46に接続されている。回
転板43は、挟持爪44がウェハWを挟持する方向へ回
転するように付勢手段(図示を省略)によって付勢され
ている。リンク機構45の一部には操作レバー47が設
けられており、この操作レバー47はシリンダー48の
出力軸49の先端部によって押圧されるようになってい
る。また、回転体42はベルト50を介して回転モータ
51によって回転されるようになっている。
【0004】このような構成を備えた従来の回転保持装
置40においては、回転台41の上面にウェハWを位置
決めして移送し、付勢手段の押圧力によって挟持爪44
でウェハWを挟持して保持する。このようにウェハWを
保持した状態で回転モータ51を駆動し、回転体42と
一体にウェハWを回転させる。そして、ウェハWの表面
に薬液等の液体を供給し、洗浄やエッチング等の処理を
行う。処理済みのウェハWを取り出す際には、シリンダ
ー48の出力軸49を進出させ、その先端部で操作レバ
ー47を付勢手段の付勢力に抗して押圧する。すると、
回転筒体46が回転し、リンク機構45を介して回転板
43が同期して回転し、挟持爪44がウェハWを解放す
る方向へ移動してウェハWの挟持状態が解除される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の回転保持装置40は、ウェハWの外縁を挟持してい
る挟持爪44とウェハWの表面との間に、図7に示した
ように薬液等の液体Lが残留してしまい、エッチング、
洗浄、乾燥等の処理において処理ムラが生じ、歩留まり
の低下を引き起こすという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、エッチング、洗
浄、乾燥等の処理において処理ムラが生じることがな
く、歩留まりの向上を図ることができる被処理物の回転
保持装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
回転可能に設けられた回転体と、この回転体に設けられ
被処理物の外縁を支持可能な複数の挟持爪を有する挟持
手段と、前記複数の挟持爪を挟持位置又は解放位置に移
動させる駆動手段とを備え、前記駆動手段は前記被処理
物の処理中において前記複数の挟持爪を挟持位置及び解
放位置に反復動作させながら常にいずれかの挟持爪によ
って前記被処理物を挟持するようにしたことを特徴とす
る。
【0008】請求項2記載の発明は、前記駆動手段は、
前記挟持手段を操作する操作リンク機構と、この操作リ
ンク機構を磁力によって駆動する電磁コイルと、この電
磁コイルのオン・オフを制御する制御手段とを備えてい
ることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、前記挟持手段は前
記回転体に回動可能に設けられた複数の回転板を備え、
前記回転板にその回動中心から偏心させて前記挟持爪を
立設し、前記操作リンク機構の一端を前記回転板にその
回動中心から偏心させて接続し、前記操作リンク機構の
他端を前記電磁コイルに対向させたことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、前記駆動手段は前
記挟持手段を操作する操作リンク機構を備え、この操作
リンク機構は回転中の前記回転体に対して相対的に回転
するカム手段によって駆動されることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、前記リンク機構を
前記回転体に揺動自在に設け、前記リンク機構の一端に
前記挟持爪を設け、前記リンク機構の他端にローラを設
け、前記カム手段を所定の凹凸形状を表面に備えたリン
グ状の板カムによって形成し、この板カムの凹凸面上を
前記ローラが転動することによって前記挟持爪が挟持位
置及び解放位置に反復動作するようにしたことを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 以下、本発明による被処理物の回転保持装置の第1実施
形態について図面を参照して説明する。図1において符
号1は、本実施形態による被処理物の回転保持装置を示
し、この回転保持装置1は、上端に回転台2を有する回
転軸3を備えている。回転台2の上面中央部にはウェハ
Wを載置するための載置台4が設けられている。回転台
2の外周部には、図2に示したように第1回転板5aと
第2回転板5bとが交互に等間隔で回動自在に計6個配
設されている。第1及び第2回転板5a、5bの上面に
はその回動中心から偏心させて第1及び第2挟持爪6
a、6bがそれぞれ立設されており、また、第1及び第
2回転板5a、5bは第1及び第2挟持爪6a、6bに
よってウェハWを挟持する回転方向へ付勢手段(図示を
省略)によって付勢されている。
【0013】第1及び第2回転板5a、5bの裏面には
その回動中心から偏心させて第1及び第2リンク機構7
a、7bの一端がそれぞれ接続されている。一方、第1
及び第2リンク機構7a、7bの他端は回転軸3に設け
られた回転筒体8の内部に摺動自在に突設されている。
回転軸3の内部には第1及び第2電磁コイル9a、9b
が設けられており、第1リンク機構7aの端部は第1電
磁コイル9aに対向し、第2リンク機構7bの端部は第
2電磁コイル9bに対向している。第1及び第2電磁コ
イル9a、9bには第1及び第2信号ライン10a、1
0bの一端がそれぞれ接続されており、これらの第1及
び第2信号ライン10a、10bの他端は第1及び第2
電磁コイル9a、9bのオン・オフを制御する制御装置
(図示を省略)に接続されている。また、回転軸3はベ
ルト11を介して回転モータ12によって回転されるよ
うになっている。
【0014】次に、本実施例の作用及び効果について説
明する。まず、第1及び第2信号ライン10a、10b
を介して第1及び第2電磁コイル9a、9bの双方をオ
ン状態とし、第1及び第2リンク機構7a、7bを駆動
する。すると、第1及び第2回転板5a、5bは付勢手
段の力に抗して回転し、第1及び第2挟持爪6a、6b
はウェハWを解放する位置に移動する。この状態で搬送
手段(図示を省略)によって未処理のウェハWを正確に
位置決めして載置台4の上に載置する。そして、第1及
び第2信号ライン10a、10bを介して第1及び第2
電磁コイル9a、9bをオフ状態とする。すると、第1
及び第2リンク機構7a、7bに対する第1及び第2電
磁コイル9a、9bからの磁力が解除され、第1及び第
2回転板5a、5bは付勢手段によってウェハWを挟持
する方向に回転し、第1及び第2挟持爪6a、6bによ
ってウェハWが挟持される。なお、このウェハWの挟持
は、第1又は第2電磁コイル9a、9bのいずれか一方
のみをオフとして、第1又は第2挟持爪6a、6bのい
ずれか一方のみで行うこともできる。
【0015】このようにウェハWを挟持したら回転モー
タ12を駆動し、ベルト11を介して回転軸3を回転さ
せ、第1及び第2回転板5a、5bを回転軸3と一体に
回転させる。そして、制御手段によって、第1及び第2
信号ライン10a、10bを介して第1及び第2電磁コ
イル9a、9bのオン・オフを制御し、第1挟持爪5a
と第2挟持爪5bとを交互に挟持位置及び解放位置に移
動させる。すなわち、図2は第1挟持爪5aによってウ
ェハWを挟持した状態を示しているが、次に第2電磁コ
イル9bをオンにして第2挟持爪5bを挟持位置に移動
させる。すると、ウェハWは一時的に第1挟持爪5a及
び第2挟持爪5bの両方によって挟持された状態となる
が、次に第1電磁コイル9aをオフにして第1挟持爪5
aを解放状態とする。このオン・オフ操作を繰り返し行
いつつ、ウェハWの表面に薬液等を供給し、エッチン
グ、洗浄、乾燥等の所定の処理を行う。
【0016】所定の処理が終了したら、回転モータ12
を停止して回転体3の回転を停止し、第1及び第2電磁
コイル9a、9bの双方をオンにして第1及び第2挟持
爪5a、5bの双方を解放位置としてウェハWの挟持を
解除する。そして、処理済みのウェハWを搬送手段によ
って搬出し、引き続き上述した方法で未処理のウェハW
を搬入して所定の処理を実施する。
【0017】このように本実施形態によれば、ウェハW
の処理中において第1及び第2挟持爪6a、6bによっ
て交互にウェハWを挟持するようにしたので、第1及び
第2挟持爪6a、6bとウェハWとの間に薬液等が残留
することがなく、処理ムラを防止して歩留まりの向上を
図ることができる。
【0018】なお、本実施形態においては第1及び第2
回転板5a、5bに第1及び第2挟持爪6a、6bを設
け、第1及び第2回転板5a、5bの回動によって挟持
位置及び解放位置を切り替えるようにしたが、例えば、
第1及び第2回転板5a、5bに替えて回転軸3の回転
中心に向かって直動可能な複数の直動部材を設け、これ
らの直動部材に挟持爪を立設し、リンク機構によって直
動部材を操作するように構成することもできる。
【0019】また、本実施形態においては回転台2の上
面に載置台4を設け、この載置台4の上面にウェハWを
載置するようにしたが、この載置台4を設けることな
く、第1及び第2挟持爪6a、6bによる挟持力のみで
ウェハWを保持することもできる。このようにすれば、
ウェハWの裏面へのパーティクルの付着を防止すること
ができる。第2の実施形態 次に、本発明による被処理物の回転保持装置の第2実施
形態について図面を参照して説明する。図3において符
号20は、本実施形態による被処理物の回転保持装置を
示し、この回転保持装置20は回転ユニット21を備え
ており、この回転ユニット21は回転モータ22の出力
軸23に固着されている。また、回転ユニット21には
取付フランジ24が形成されており、この取付フランジ
24には図4に示したように周方向に等間隔で所定の折
曲形状の6個のリンク25、25…25が軸26、26
…26を介して揺動自在に軸着されている。リンク25
の上端部には挟持爪27を上面に有するチャックピン2
8が設けられており、一方、リンク25の下端部にはロ
ーラ29が回転自在に取り付けられている。
【0020】回転モータ22の周囲にはリング状の板カ
ム30が設けられており、この板カム30の上面に対し
て、リンク25と回転ユニット21との間に介装された
圧縮バネ31の伸張力によってローラ29が圧接されて
いる。板カム30の上面には凸部31と凹部32が交互
に3つずつ形成されており、両者は滑らかな傾斜面33
によって接続されている。各凸部31の周方向の長さは
ローラ29間の周方向の離間距離よりも長く、一方、各
凹部32の周方向の長さはローラ29間の周方向の離間
距離よりも短い。また、板カム30は、回転モータ22
の回転軸心の回りをカム回転手段(図示を省略)よって
回転させることが可能であり、また、ウェハ着脱用シリ
ンダ34の出力軸35の進退動作によって上下に移動さ
せることができる。
【0021】次に、本実施形態の作用及び効果について
説明する。まず、ウェハ着脱用シリンダ34の出力軸3
5を下方に退避させて板カム30を降下させる。する
と、圧縮バネ31の伸張力によってリンク25が図3中
矢視A方向に移動し、すべての挟持爪27がウェハWを
解放する位置に移動する。この状態で未処理のウェハW
を搬送手段(図示を省略)によって正確に位置決めして
回転ユニット21の上方に移送する。そして、シリンダ
34の出力軸35を上方に進出させて板カム30を上昇
させる。すると、図3及び図4に示したように板カム3
0の凸部31の上にローラ29が位置している3つのリ
ンク25、25、25が図3中矢視B方向に移動し、そ
れらの挟持爪27、27、27はウェハWの外縁を挟持
する。ここで、図3及び図4では3つの挟持爪27、2
7、27によってウェハWを挟持するようにしている
が、6個のすべてのローラ29を板カム30の凸部31
に位置するようにして、6個のすべての挟持爪27でウ
ェハWを挟持することもできる。
【0022】このようにウェハWを挟持したら回転モー
タ22を駆動し、回転ユニット21をリンク25と一体
に回転数f1で回転させる。一方、板カム30をカム回
転手段(図示を省略)によって回転ユニット21と同方
向に回転数f2で回転させる。ここで、板カム30の回
転数f2を回転ユニット21の回転数f1とは異なるも
のとして、板カム30が回転ユニット21に対して回転
数f3(=f2−f1)で相対的に回転するようにす
る。なお、板カム30の回転数f2を調節することによ
って、相対的な回転数f3を所望の値に調節することが
できる。
【0023】板カム30が回転ユニット21に対して相
対的に回転すると、ローラ29が板カム30の上面を転
動し、回転開始当初は凹部32に位置していた3つのロ
ーラ29は傾斜面33を経由して凸部31の上に移動す
る。ここで、凸部31の周方向の長さはローラ29間の
周方向の距離よりも長いので、一時的に6個すべてのロ
ーラ29が凸部31の上に位置して6個すべての挟持爪
27によってウェハWが挟持される。そして、ローラ2
9がさらに移動すると、回転開始当初は凸部31に位置
していた他の3つのローラ29は傾斜面33を経由して
凹部32に移動する。ここで、凹部32の周方向の長さ
はローラ29間の周方向の距離よりも短いので、6個す
べてのローラ29が同時に凹部32に位置することはな
く、したがってウェハWは常に3個又は6個の挟持爪2
7によって確実に挟持される。
【0024】このように挟持爪27を挟持位置及び解放
位置に反復動作させながらウェハWを回転させ、ウェハ
Wの表面に薬液等を供給し、エッチング、洗浄、乾燥等
の所定の処理を行う。所定の処理が終了したら、回転モ
ータ22及びカム回転手段を停止し、回転ユニット21
及び板カム30の回転を停止する。そして、ウェハ着脱
用シリンダ34の出力軸35を下方に退避させて板カム
30を降下させ、すべての挟持爪27を解放位置として
ウェハWの挟持を解除すると共に、搬送手段によって処
理済みのウェハWを搬出する。
【0025】このように本実施形態によれば、ウェハW
の処理中において挟持爪27を挟持位置及び解放位置に
反復移動させながらウェハWを挟持するようにしたの
で、挟持爪27とウェハWとの間に薬液等が残留するこ
とがなく、処理ムラを防止して歩留まりの向上を図るこ
とができる。
【0026】なお、本実施形態においては、板カム30
をカム回転手段によって回転させるようにしたが、この
板カム30を固定的に設置することも可能であり、この
ようにした場合には回転ユニット21の回転数f1がそ
のまま板カムの相対的な回転数f3となり、この場合で
も上記実施形態と同様の効果が得られ、さらに、カム回
転手段が不要となって構成を簡素化することができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被処
理物の処理中において複数の挟持爪を挟持位置及び解放
位置に反復動作させながら常にいずれかの挟持爪によっ
て被処理物を挟持するようにしたので、挟持爪とウェハ
との間に薬液等が残留することがなく、処理ムラを防止
して歩留まりの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による被処理物の回転保持装置の第1実
施形態を示した概略図。
【図2】同実施形態の平面図。
【図3】本発明による被処理物の回転保持装置の第2実
施形態を示した概略図。
【図4】同実施形態の平面図。
【図5】従来の被処理物の回転保持装置を示した概略
図。
【図6】同従来例の動作を示した説明図。
【図7】同従来例の挟持爪とウェハとの間に薬液等の液
体が残留した状態を示した説明図。
【符号の説明】
1、20 回転保持装置 2 回転台 3 回転軸 4 載置台 5a 第1回転板 5b 第2回転板 6a 第1挟持爪 6b 第2挟持爪 7a 第1リンク機構 7b 第2リンク機構 8 回転筒体 9a 第1電磁コイル 9b 第2電磁コイル 10a 第1信号ライン 10b 第2信号ライン 11 ベルト 12、22 回転モータ 21 回転ユニット 24 取付フランジ 25 リンク 27 挟持爪 28 チャックピン 29 ローラ 30 板カム 31 凸部 32 凹部 34 ウェハ着脱用シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/306 J (72)発明者 布 谷 伸 仁 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能に設けられた回転体と、この回転
    体に設けられ被処理物の外縁を支持可能な複数の挟持爪
    を有する挟持手段と、前記複数の挟持爪を挟持位置又は
    解放位置に移動させる駆動手段とを備え、前記駆動手段
    は前記被処理物の処理中において前記複数の挟持爪を挟
    持位置及び解放位置に反復動作させながら常にいずれか
    の挟持爪によって前記被処理物を挟持するようにしたこ
    とを特徴とする被処理物の回転保持装置。
  2. 【請求項2】前記駆動手段は、前記挟持手段を操作する
    操作リンク機構と、この操作リンク機構を磁力によって
    駆動する電磁コイルと、この電磁コイルのオン・オフを
    制御する制御手段とを備えていることを特徴とする請求
    項1記載の被処理物の回転保持装置。
  3. 【請求項3】前記挟持手段は前記回転体に回動可能に設
    けられた複数の回転板を備え、前記回転板にその回動中
    心から偏心させて前記挟持爪を立設し、前記操作リンク
    機構の一端を前記回転板にその回動中心から偏心させて
    接続し、前記操作リンク機構の他端を前記電磁コイルに
    対向させたことを特徴とする請求項2記載の被処理物の
    回転保持装置。
  4. 【請求項4】前記駆動手段は前記挟持手段を操作する操
    作リンク機構を備え、この操作リンク機構は回転中の前
    記回転体に対して相対的に回転するカム手段によって駆
    動されることを特徴とする請求項1記載の被処理物の回
    転保持装置。
  5. 【請求項5】前記リンク機構を前記回転体に揺動自在に
    設け、前記リンク機構の一端に前記挟持爪を設け、前記
    リンク機構の他端にローラを設け、前記カム手段を所定
    の凹凸形状を表面に備えたリング状の板カムによって形
    成し、この板カムの凹凸面上を前記ローラが転動するこ
    とによって前記挟持爪が挟持位置及び解放位置に反復動
    作するようにしたことを特徴とする請求項4記載の被処
    理物の回転保持装置。
JP26556695A 1995-10-13 1995-10-13 被処理物の回転保持装置 Withdrawn JPH09107023A (ja)

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