JP2004142030A - デバイスウェハの周辺部研磨装置 - Google Patents

デバイスウェハの周辺部研磨装置 Download PDF

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Abstract

【課題】デバイスウェハの周辺部研磨装置において、デバイスウェハの上側エッジa、下側エッジc、外周面bだけでなく、上側平面の周辺部を単一の装置で効率よく除去することを課題とする。
【解決手段】上側エッジa、下側エッジc、外周面bを研磨した後、退避位置にあった平面用研磨ユニット7のアーム体743は旋回用モータ746を駆動することによって、平面用環状研磨部材71がワークWの上方にくるように旋回する。次いでピストンシリンダー機構747を動作させ、平面用環状研磨部材71を下方に送るとともに、研磨軸モータ722を駆動して低速で回転させる。スラリー供給穴723からスラリーを流し出す。平面用環状研磨部材71とワークWが接触し、研磨圧が制御されながらワークWの平面周辺部の研磨が進行する。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウェハなどの円板形ワークの外周を研磨するためのデバイスウェハの周辺部研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウェハは円板形をしており、表裏の平面、円筒をなす外周面、この外周面を挟んで表裏には傾斜面(エッジ)が形成されている。半導体の製造にあたっては、ウェハの表面に形成されたレジスト膜あるいは金属膜等の膜を除去する工程が繰り返される。図8、図9は、このような膜が形成された半導体ウェハ(デバイスウェハ)Wの全体断面図及び部分拡大断面図である。上記膜Rは、膜形成方法に起因して配線パターン面(表の平面)だけでなく、パターンの外側になる外周面b及び表裏のエッジa、cも含んでウェハ全体にわたって形成される。パターン外側に形成された膜Rは、それ自体半導体デバイスを形成するものではないが、各工程において剥離、発塵、あるいはその他の要因から歩留まりの低下を招くことから事前に除去される。
【0003】
発明者は、先に特願2002−061011に示されるような上下のエッジと外周面を同時に研磨することのできる研磨装置を開発した。この研磨装置は、上側エッジを研磨するための一対の上側エッジ用研磨部材、下側エッジを研磨するための下側エッジ用研磨部材、及び、さらに、外周面を研磨するための外周面用研磨部材を備えている。このため、これら周辺部全てを持ち替えることなくワンチャックで同時に研磨することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−308039号公報
【特許文献2】
特開2000−068273号公報
【特許文献3】
特許第3111928号公報
【特許文献4】
特開平09−186234号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これまでは、周辺部つまり上側エッジa、下側エッジc、外周面bを研磨するだけで充分であったが、更なる半導体生産の歩留まり向上を求めて、ウェハの周辺をこれらの面だけでなく、更に図10に示されるように上側平面の周辺部dまでも更に研磨することが要求されるようになってきた。本発明は、従来どおりに上側エッジa、下側エッジc、外周面bを研磨するだけでなく、上記要求に応え更に上側平面周辺部dをも確実に研磨することができるデバイスウェハの周辺部研磨装置を提供し、もって、半導体生産の生産性と歩留まり向上をはかることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明の解決手段は、円板形のデバイスウェハをチャックして軸線の回りに回転させるためのチャック手段と、上記デバイスウェハの外周面を研磨するために、この外周面に接触する弧状の作業面を有する外周面用研磨部材と、上記デバイスウェハの傾斜した上側エッジを研磨するために、この上側エッジに接触する作業面を有する上側エッジ用研磨部材と、上記デバイスウェハの傾斜した下側エッジを研磨するために、この下側エッジに接触する作業面を有する下側エッジ用研磨部材と、上記デバイスウェハの上側平面の周辺部を研磨するため、上記周辺部の内径よりも大きい内径を有する環状で平面をなす平面作業面を有する平面用環状研磨部材と、上記チャック手段にチャックされたデバイスウェハの各被研磨面に向けて上記各研磨部材の作業面を押圧するため、それぞれの研磨部材に荷重を付与するための荷重手段と、研磨部にスラリーを供給するための研磨液供給手段とを備え、上記外周面用研磨部材、上記上側エッジ用研磨部材、及び上記下側エッジ用研磨部材は、上記チャック手段の周囲に設けられており、上記環状研磨部材は上記チャック手段の上方に設けられていることを特徴とするデバイスウェハの周辺部研磨装置である。
【0007】
第2番目の発明の解決手段は、円板形のデバイスウェハをチャックして軸線の回りに回転させるためのチャック手段と、上記デバイスウェハの外周面を研磨するために、この外周面に接触する弧状の作業面を有する外周面用研磨部材と、上記デバイスウェハの傾斜した上側エッジを研磨するために、この上側エッジに接触する作業面を有する上側エッジ用研磨部材と、上記デバイスウェハの傾斜した下側エッジを研磨するために、この下側エッジに接触する作業面を有する下側エッジ用研磨部材と、上記デバイスウェハの上側平面の周辺部を研磨するため、上記周辺部の内径よりも大きい内径を有する環状で平面をなす平面作業面を有する平面用環状研磨部材と、
上記チャック手段にチャックされたデバイスウェハの各被研磨面に向けて上記各研磨部材の作業面を押圧するため、それぞれの研磨部材に荷重を付与するための荷重手段と、研磨部にスラリーを供給するための研磨液供給手段と、上記外周面用研磨部材の弧状の作業面を上記外周面に沿って往復動させるための外周面用往復動機構と、上記上側エッジ用研磨部材の作業面を上記上側エッジの傾斜に沿って往復動させるための上側エッジ用往復動機構と、上記下側エッジ用研磨部材の作業面を上記下側エッジの傾斜に沿って往復動させるための下側エッジ用往復動機構と、上記平面用環状研磨部材を平面作業面が上記上側平面の周辺部に沿って回転差を生じさせるように強制的に相対移動させるためにデバイスウェハの回転中心と上記平面用環状研磨部材の回転中心を距離eだけ偏心させて回転させるための上側平面用回転機構と、を備え、上記外周面用研磨部材、上記上側エッジ用研磨部材、及び上記下側エッジ用研磨部材は、上記チャック手段の周囲に設けられており、上記環状研磨部材は研磨位置と退避位置とに上記チャック手段の上方に旋回可能であることを特徴とするデバイスウェハの周辺部研磨装置である。
【0008】
第3番目の発明の解決手段は、第1番目又は第2番目のいずれかのデバイスウェハの周辺部研磨装置において、上記外周面用研磨部材、上記上側エッジ用研磨部材、及び、上記下側エッジ用研磨部材による各被研磨面の研磨が、同時に行われ、上記平面用環状研磨部材による研磨はその前又はその後に行われるものであることを特徴とするデバイスウェハの周辺部研磨装置である。
第4番目の発明の解決手段は、第1番目から第3番目までのいずれかの発明のデバイスウェハの研磨装置において、上記上側エッジ用研磨部材及び上記下側エッジ用研磨部材のそれぞれの作業面は上記上側エッジ及び上記下側エッジに接触するために弧状をなしていることを特徴とするデバイスウェハの周辺部研磨装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るデバイスウェハの周辺部研磨装置の好ましい幾つかの実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明実施形態の周辺部研磨装置1の概要を説明するためワークと研磨部材との関係を示した上面図である。以下、単にワークとあるのはデバイスウェハのことを示している。
【0010】
周辺部研磨装置1のフレーム11には、中央にワークスピンドルユニット2とこのワークスピンドルユニット2を取り囲むように、外周面用研磨ユニット3、上側エッジ用研磨ユニット4、下側エッジ用研磨ユニット5、及び、平面用研磨ユニット7が備えられている。この例では、上側エッジ用研磨ユニット4はワークスピンドルユニット2を挟んで一対が設けられている。平面用研磨ユニット7は、フレーム11上に設けられた門型支柱79の横ビーム791に支えられている。また、フレーム11は、全体として箱状の外形をなしており、その略中央部から上記各ユニットの上部が突き出している。
【0011】
ワークスピンドルユニット2には、円板形のワークW(デバイスウェハ)をチャックして軸線の回りに回転させるためのチャック手段21が設けられている。外周面用研磨ユニット3には、ワークWの外周面を研磨するために、この外周面に接触する弧状の作業面を有する外周面用研磨部材31が備えられている。
【0012】
上側エッジ用研磨ユニット4及び下側エッジ用研磨ユニット5には、それぞれワークWの傾斜した上側エッジ及び下側エッジを研磨するために、これらの各エッジに接触する弧状の作業面を有する上側エッジ用研磨部材41及び下側エッジ用研磨部材51が備えられている。
【0013】
更に、平面用研磨ユニット7には、ワークWの上側平面の周辺部を研磨するため、周辺部dの内径よりも大きい内径を有する環状で平面をなす平面作業面を有する平面用環状研磨部材71(図1では点線で示されている)が備えられている。
【0014】
後述するように、それぞれの研磨部材31、41、51、71には、ワークWの各被研磨面に向けてこれらの作業面を押圧するため、それぞれの研磨部材に荷重を付与するための荷重手段が設けられている。
【0015】
更に、ワークスピンドルユニット2を除く各ユニットには、それぞれ外周面用往復動機構、上側エッジ用往復動機構、下側エッジ用往復動機構、及び上側平面用回転機構が設けられており、後述するように各研磨部材の作業面をそれぞれの受け持つ研磨面に沿って往復動又は回転をさせることができるようになっている。チャック手段21を回転させながら、研磨部材を各被研磨面に押圧することにより外周面、上側エッジ、下側エッジの研磨が平行して同時に行われることになる。本発明では、これら3部分の研磨の前又は後に上側平面の研磨が行われる。なお、研磨箇所には不図示のノズル研磨液供給手段から研磨液(スラリー)がかけられる。以下、図2から図5までの図面を用いて各ユニットの構造について説明する。
【0016】
* ワークスピンドルユニット及び外周面用研磨ユニット
図2は、ワークスピンドルユニット2及び外周面用研磨ユニット3の構造を説明するための断面である。ワークスピンドルユニット2は回転可能に支持されるワークスピンドル22とこのワークスピンドル22の一端に固定されたチャック手段21を有している。チャック手段21はフレーム上面から突き出している。更に、ワークスピンドルユニット2にはワークスピンドル22を回転駆動するための駆動モータ23が備えられており、ワークスピンドル22の他端と駆動モータ23の出力軸は任意の伝動機構、例えばプーリーとベルトからなる巻掛け伝動機構24、によって動力的に結合されている。
【0017】
外周面用研磨ユニット3には、往復送り装置32、押圧送り装置33とが備えられており、外周面用研磨部材31に往復送りと押圧送りをさせることができるようになっている。
【0018】
押圧送り装置33は、上記ワークスピンドル22の在る方向に向かってフレーム11に固定されたガイドウェイ331、及び、このガイドウェイ331によってガイドされるスライダー332を備え、スライダー332は荷重手段333によってワークスピンドル22に向かう前進方向に押圧可能になっている。この荷重手段333は、また、スライダー332を退避位置に後退させることもできる。
【0019】
この例(図2)では、荷重手段333には、ピストン、ピストンロッドとシリンダーとからなる流体送りが採用されている。圧力センサー334は荷重手段333によってスライダー332に与えられる力を検出するものであり、検出された圧力を用いてフィードバック制御することにより外周面用研磨部材31が必要の研磨圧で安定してワークWに接触するようにされている。
【0020】
荷重手段333には、シリンダー等に換えてウェイトとこれを吊すためのワイヤー、ワイヤーを掛け渡し、力の方向を変換するプーリからなる重力式荷重手段を用い、重力によって研磨圧を得るようにすることができる。この場合、ウェイトの重さによって研磨圧が調整されるため、上記圧力センサー334を設ける必要ないが、退避位置に後退させるための駆動手段が別途必要となる。
【0021】
外周面用往復動機構をなす往復送り装置32は、上記スライダー332に設けられワークスピンドル22と平行な方向に向かうガイドウェイ321、及び、このガイドウェイ321によってガイドされるスライダー322を備えている。スライダー322は送りナット325を有し、これと螺合する送りねじ324、この送りねじ324を回転駆動する送りモータ323によって、スライダー322がワークスピンドル22と平行な方向に往復動できるようになっている。この往復運動のストロークの長さ、位置及び速度は送りモータ323を制御することにより制御される。送りモータ323をステッピングモータとし、数値制御装置によってこれを制御するようにすることができる。
【0022】
外周面用研磨部材31はスライダー322に固定されているので、荷重手段333によって、必要な研磨圧でワークWの外周研磨面(図6−8で示すb)に接触するとともに、往復送り装置32によって外周面用研磨部材31がワークWと接触する位置を絶えず、あるいは定期的に、変化させることができる。これによって、ワークWの外周面を良好に研磨することができる。図6に示すように、外周面用研磨部材31の研磨面は、ワークWの外周面に沿った弧状であり、内側に不織布等の研磨布が貼り付けられたものである。
【0023】
* 上側エッジ用研磨ユニット
図3は、上側エッジ用研磨ユニット4の構造を説明するための断面である。この周辺部研磨装置1はワークスピンドルユニット2を挟んで一対の上側エッジ用研磨ユニット4が設けられているが、図3には一方のみを示す。上側エッジ用研磨ユニット4には、往復送り装置42、押圧送り装置43とが備えられており、上側エッジ用研磨部材41に往復送りと押圧送りをさせることができるようになっている。
【0024】
上側エッジ用往復動機構をなす往復送り装置42は、ワークスピンドル22に向かって傾斜したガイド方向を有しフレーム11に固定されたガイドウェイ421、及び、このガイドウェイ421によってガイドされるスライダー422を備えている。なお、上記傾斜はワークWの上側エッジに沿うような傾斜である。スライダー422は送りナット425を有し、これと螺合する送りねじ424、この送りねじ424を回転駆動する送りモータ423によって、スライダー422がワークスピンドル22に向かう方向(及び、その反対方向)に傾斜して往復動できるようになっている。この往復運動のストロークの長さ、位置、及び速度は送りモータ423を制御することにより制御される。送りモータ423をステッピングモータとし、数値制御装置によってこれを制御するようにすることができる。
【0025】
押圧送り装置43は、上記スライダー422上にあり上記ガイドウェイ421と直交する上下方向に向かうガイドウェイ431、及び、このガイドウェイ431によってガイドされるスライダー432を備え、スライダー432、ワークスピンドル22と僅かに傾斜した下方向に向かって荷重手段433及びスライダー432等の自重によって押圧力を付与することが可能になっている。この荷重手段433は、また、スライダー432を上方の退避位置に後退させることもできる。
【0026】
この例(図)では、荷重手段433には、ピストン、ピストンロッドとシリンダーとからなる流体送りが採用されている。圧力センサー434は荷重手段433及び上記自重によって上側エッジ用研磨部材41に与えられる力を検出するものであり、検出された圧力を用いてフィードバック制御することにより上側エッジ用研磨部材41が必要な研磨圧で安定してワークWに接触するようにされている。
【0027】
荷重手段433には、シリンダー等に換えてウェイトとこれを吊すためのワイヤー、ワイヤーを掛け渡し、力の方向を変換するプーリからなる重力式荷重手段を用い、重力によって研磨圧を得るようにすることができる。この場合、ウェイトの重さによって研磨圧が調整されるため、上記圧力センサー434を設ける必要ないが、退避位置に後退させるための駆動手段が別途必要となる。
【0028】
上側エッジ用研磨部材41はスライダー432に固定されているので、荷重手段433と自重によって、必要な研磨圧でワークWの上側エッジ(図6−8に示すa)に接触するとともに、往復送り装置42によって上側エッジ用研磨部材41がワークWと接触する位置を絶えずあるいは定期的に変化させることができる。これによって、ワークWの上側エッジを良好に研磨することができる。図6に示すように、上側エッジ用研磨部材41の研磨面は、ワークWの上側エッジに沿った弧状であり、内側に不織布等の研磨布が貼り付けられたものである。
【0029】
この例に示すようにワークスピンドルユニット2を挟んで上側エッジ用研磨部材41を一対設けた場合、交互に(つまり、一方がワークスピンドルユニット2に向けて移動するとき、他方がこれから後退するように)往復動させるようにすると相互の干渉が防止でき、周辺部研磨装置1全体を大きくしなくて済む。
【0030】
* 下側エッジ用研磨ユニット
図4は、下側エッジ用研磨ユニット5の構造を説明するための断面である。下側エッジ用研磨ユニット5には、往復送り装置52、押圧送り装置53とが備えられており、下側エッジ用研磨部材51に往復送りと押圧送りをさせることができるようになっている。
【0031】
下側エッジ用往復動機構をなす往復送り装置52は、ワークスピンドル22に向かって傾斜したガイド方向を有しフレーム11に固定されたガイドウェイ521、及び、このガイドウェイ521によってガイドされるスライダー522を備えている。なお、上記傾斜はワークWの下側エッジに沿うような傾斜である。スライダー522は送りナット525を有し、これと螺合する送りねじ524、この送りねじ524を回転駆動する送りモータ523によって、スライダー522がワークスピンドル22に向かう方向(及び、その反対方向)に傾斜して往復動できるようになっている。この往復運動のストロークの長さ、位置、及び速度は送りモータ523を制御することにより制御される。送りモータ523をステッピングモータとし、数値制御装置によってこれを制御するようにすることができる。
【0032】
押圧送り装置53は、上記スライダー522上にあり上記ガイドウェイ521と直交する上下方向に向かうガイドウェイ531、及び、このガイドウェイ531によってガイドされるスライダー532を備え、スライダー532には荷重手段533及びスライダー532等の自重によってワークスピンドル22と僅かに傾斜した下方向に向かって押圧力を付与することが可能になっている。この荷重手段533は、また、スライダー532を上方の退避位置に後退させることもできる。
【0033】
この例(図)では、荷重手段533には、ピストン、ピストンロッドとシリンダーとからなる流体送りが採用されている。圧力センサー534は荷重手段433及び上記自重によって下側エッジ用研磨部材51に与えられる力を検出するものであり、検出された圧力を用いてフィードバック制御することにより下側エッジ用研磨部材51が必要な研磨圧で安定してワークWに接触するようにされている。
【0034】
荷重手段533には、シリンダー等に換えてウェイトとこれを吊すためのワイヤー、ワイヤーを掛け渡し、力の方向を変換するプーリからなる重力式荷重手段を用い、重力によって研磨圧を得るようにすることができる。この場合、ウェイトの重さによって研磨圧が調整されるため、上記圧力センサー534を設ける必要ないが、退避位置に後退させるための駆動手段が別途必要となる。
【0035】
下側エッジ用研磨部材51はスライダー532に固定されているので、荷重手段533と自重によって、必要な研磨圧でワークWに接触するとともに、往復送り装置52によって下側エッジ用研磨部材51がワークWと接触する位置を絶えずあるいは定期的に変化させることができる。これによって、ワークWの上側エッジを良好に研磨することができる。図6に示すように、下側エッジ用研磨部材51の研磨面は、ワークWの下側エッジに沿った弧状であり、内側に不織布等の研磨布が貼り付けられたものである。
【0036】
* 平面用研磨ユニット
図5は、平面用研磨ユニット7の構造を説明するための断面である。平面用研磨ユニット7は、最初に述べたように門型支柱79の横ビーム791に設けられている。平面用研磨ユニット7には、研磨部材回転装置72、押圧送り装置73、研磨部材旋回装置74とが備えられており、平面用環状研磨部材71に回転と押圧送りをさせること、及びこれをワークスピンドルユニット2の上方とこれから退避した位置との2位置をとらせることができる。
【0037】
研磨部材旋回装置74は、次のように構成される。横ビーム791には支持部材792が固定されている。この支持部材792にはスリーブ体741が回動のみ許されて、つまり、スリーブ体741は回動できるがその軸方向には摺動できないように、支持されている。このスリーブ体741の中央の穴にはスライド軸742が摺動のみ許されて、つまり、スライド軸742はスリーブ体741に対して摺動できるが回転することはできないように、嵌合している。スライド軸742の下端にはアーム体743が固定されており、このアーム体743はスリーブ体741の回動によって旋回可能であり、スライド軸742の軸方向運動によって軸方向(上下方向)に移動可能となっている。
【0038】
スリーブ体741にはこのスリーブ体741の回動中心をホィール中心とするセグメントウォームホィール744が固定されている。このセグメントウォームホィール744にはウォーム745が噛合し、ウォーム745は旋回用モータ746によって回転駆動可能になっている。この構造によって、旋回用モータ746を駆動することによりアーム体743を旋回させることができる。旋回によって平面用環状研磨部材71はチャック手段21の上方、つまり研磨位置上方に来る。
【0039】
押圧送り装置73は次のように構成される。スリーブ体741の側面にはピストンシリンダー機構747がスライド軸742と平行に固定されており、ピストンシリンダー機構747のピストンロッド748は圧力センサー749を介してアーム体743に固定されている。これにより、平面用環状研磨部材71をワークW方向に前進後退させるとともに、その表面向けて押圧することができる。
【0040】
圧力センサー749は平面用環状研磨部材71がワークWに与える研磨圧を検出するための検出素子であって、不図示の制御装置によって所定の研磨圧が得られるようにピストンシリンダー機構747に供給する流体圧が制御される。押圧送り装置には、ピストンシリンダー機構からなる流体送りが採用されているが、これをウェイトとこれを吊すためのワイヤー、ワイヤーを掛け渡し、力の方向を変換するプーリからなる重力式荷重手段を用い、重力によって研磨圧を得るようにすることができる。この場合、ウェイトの重さによって研磨圧が調整されるため、上記圧力センサー749を設ける必要ないが、退避位置(上昇端)に後退させるための駆動手段が別途必要となる。
【0041】
研磨部材回転装置72は、アーム体743上に設けられており、このアーム体743の先端近傍には研磨軸721が回転可能に支持されている。この研磨軸721の下端に平面用環状研磨部材71のボス部が固定されており、また、研磨液供給手段の一部をなすスラリー供給穴723が貫通している。研磨軸721の上部他端は巻掛け伝動装置を介して研磨軸モータ722の主軸に結合されているので、研磨軸モータ722を回転させると平面用環状研磨部材71がデバイスウェハの平面研磨面を覆うように連続的に回転する。ここで、平面用環状研磨部材71の回転速度は比較的低速である。また、平面用環状研磨部材71の回転は、研磨面を新しくするための相対移動であるから、正逆回転させてもよい。
【0042】
図7(a)に示すように平面用環状研磨部材71は中央にボス部を有し、研磨部はワークW平面の周辺部の内径よりも大きい内径を有する環状であって、内側の領域に不織布等の研磨布が貼り付けられたものである。
【0043】
* 作用、動作
まず、周辺部が未研磨のワークWが中心を合わせて水平に置かれ、チャック手段21上に把持される。このとき全ての研磨部材31、41、51、71は不図示搬送装置によるワーク搬送の障害とならないように退避位置に後退している。駆動モータ23を駆動し、ワークスピンドル22、チャック手段21を介してワークWを回転させる。送りモータ323、423、523を駆動することにより、平面用環状研磨部材71を除く研磨部材31、41、51を作業面に沿う方向にゆっくりと往復運動させる。同時に、荷重手段333、433、533を駆動することにより、研磨部材31、41、51を退避位置からワークWに向かって前進させる。各研磨部材は作業位置まで進み、ワークWに接触してそれ以上の前進を停止するが、平面用環状研磨部材71にあるスラリー供給穴723を除いて、このとき既にスラリー供給用の研磨液供給手段からスラリーが吐出している。この後も引き続き各荷重手段には押圧力が付与され続け、研磨部材の往復運動、チャック手段21の回転も継続させる。
【0044】
各研磨部材がゆっくりと往復運動する間、ワークWは回転を続けるので、供給されたスラリーと研磨部材(研磨布)の作用によってそれぞれの接触部で研磨が同時に進行する。膜除去に充分な時間だけ研磨を行った後、研磨部材31、41、51が退避位置に後退し、スラリーの供給、研磨部材の往復運動が停止される。
【0045】
こうして研磨部材31、41、51が退避位置に後退した後、平面用研磨ユニット7が動作に入る。退避位置にあったアーム体743は旋回用モータ746を駆動することによって、平面用環状研磨部材71がワークWの上方にくるように旋回する。この旋回位置はワークW(デバイスウェハ)の上側平面の周辺部を研磨できるように、図7(b)に示すように、研磨布部の環状内径がワークWの周辺部の内径に接するような位置であって、平面用環状研磨部材71の中心とワークWの中心は、距離eだけ偏心している位置である。次いでピストンシリンダー機構747を動作させ、平面用環状研磨部材71を下方に送るとともに、研磨軸モータ722を駆動して低速で回転させる。また、スラリー供給穴723からスラリーを流し出す。
【0046】
平面用環状研磨部材71とワークWが接触し、研磨圧が制御されながらワークWの平面周辺部の研磨が進行する。このとき、主としてワークWの回転によって研磨が行われ、平面用環状研磨部材71の低速回転によって、研磨作用部が順次新しくされる。
【0047】
研磨が終了すると、各研磨部材は退避位置に後退し、ワークWは不図示の搬送装置によって搬出され、新たなワークWがチャック手段上に搬入されて、上記動作を繰り返す。
【0048】
この例では、ワークの上側平面周辺部が他の部分の研磨の後に研磨されているが、逆の順にすることも可能である。平面用環状研磨部材71は広い面積でワークの上側平面周辺部に接触するため、他と同時に研磨できなくても研磨効率が向上する。
【0049】
この周辺部研磨装置によれば、ワークW(デバイスウェハ)のパターン形成部と上側エッジとの間に存在する平面の部分(上側平面周辺部)は、上側エッジ、下側エッジ、外周面の研磨処理の前又は後に研磨され、同時ではないが、平面用環状研磨部材71は広い面積でワークの上側平面周辺部に接触するため、研磨効率の向上を期待することができる。また、研磨時には各研磨部材が往復運動又は回転するため、研磨作用や研磨部材の摩耗の偏りが少なくなり、均質な研磨を行うことができる。更に、これらの研磨が単一の研磨装置上で行われるため、分散して各工程を行うのに比べて設置面積が少なくて済むだけでなく、ワーク搬送の設備が少なくて済み、また、搬送にともなうワークの位置決めの問題が少なくて済む。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、弧状の作業面を有する外周面用研磨部材、上側エッジ用研磨部材、下側エッジ用研磨部材とともに環状で平面をなす平面作業面を有する平面用環状研磨部材を用いることによって、デバイスウェハの上下のエッジ、外周面とともにパターン形成面の周縁平面部に形成された膜が除去され、この膜除去が効率よく行われるため、半導体生産の生産性向上を期待することができるという効果を奏する。更に、一回のチャックで持ち替えることなくこれらの研磨が単一の研磨装置上で行われるため、分散して各工程を行うのに比べて設置面積が少なくて済むだけでなく、ワーク搬送の設備が少なくて済み、また、搬送にともなうワークの位置決めの問題が少なくて済むという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の周辺部研磨装置の概要を説明するためワークと研磨部材との関係を示した上面図である。
【図2】本発明実施形態の周辺部研磨装置におけるワークスピンドルユニット及び外周面用研磨ユニットの構造を説明するための断面である。
【図3】本発明実施形態の周辺部研磨装置における上側エッジ用研磨ユニットの構造を説明するための断面である。
【図4】本発明実施形態の周辺部研磨装置における下側エッジ用研磨ユニットの構造を説明するための断面である。
【図5】本発明実施形態の周辺部研磨装置における平面用研磨ユニットの構造を説明するための断面である。
【図6】弧状面内側に不織布等の研磨布を貼り付けた外周面用研磨部材、上側エッジ用研磨部材、及び、下側エッジ用研磨部材の概要を示す斜視図である。
【図7】環状で平面をなす平面作業面を有する不織布等の研磨布を貼り付けた平面用環状研磨部材の概要を示す斜視図(a)、及びこの研磨布部分とワークの関係を示す説明図(b)である。
【図8】膜が形成された半導体ウェハ(デバイスウェハ)の全体断面図である。
【図9】膜が形成された半導体ウェハ(デバイスウェハ)の部分拡大断面図である。
【図10】上側平面の周辺部の膜が除去された半導体ウェハ(デバイスウェハ)の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 周辺部研磨装置
11 フレーム
2 ワークスピンドルユニット
21 チャック手段
22 ワークスピンドル
23 駆動モータ
24 巻掛け伝動機構
3 外周面用研磨ユニット
31 外周面用研磨部材
32、42、52 往復送り装置
323、423、523 送りモータ
324、424、524 送りねじ
325、425、525 送りナット
33、43、53、73 押圧送り装置
331、321、421、431、521、531 ガイドウェイ
332、322、422、432、522、532 スライダー
333、433、533 荷重手段
334、434、534、749 圧力センサー
4 上側エッジ用研磨ユニット
41 上側エッジ用研磨部材
5 下側エッジ用研磨ユニット
51 下側エッジ用研磨部材
7 平面用研磨ユニット
71 平面用環状研磨部材
72 研磨部材回転装置
721 研磨軸
722 研磨軸モータ
723 スラリー供給穴
74 研磨部材旋回装置
741 スリーブ体
742 スライド軸
743 アーム体
744 セグメントウォームホィール
745 ウォーム
746 旋回用モータ
747 ピストンシリンダー機構
748 ピストンロッド
79 門型支柱
791 横ビーム
792 支持部材
R 膜
W ワーク
a 上側エッジ
b 外周面
c 下側エッジ
d 上側平面周辺部

Claims (3)

  1. 円板形のデバイスウェハをチャックして軸線の回りに回転させるためのチャック手段と、
    上記デバイスウェハの外周面を研磨するために、この外周面に接触する弧状の作業面を有する外周面用研磨部材と、
    上記デバイスウェハの傾斜した上側エッジを研磨するために、この上側エッジに接触する作業面を有する上側エッジ用研磨部材と、
    上記デバイスウェハの傾斜した下側エッジを研磨するために、この下側エッジに接触する作業面を有する下側エッジ用研磨部材と、
    上記デバイスウェハの上側平面の周辺部を研磨するため、上記周辺部の内径よりも大きい内径を有する環状で平面をなす平面作業面を有する平面用環状研磨部材と、
    上記チャック手段にチャックされたデバイスウェハの各被研磨面に向けて上記各研磨部材の作業面を押圧するため、それぞれの研磨部材に荷重を付与するための荷重手段と、
    研磨部にスラリーを供給するための研磨液供給手段と
    を備え、
    上記外周面用研磨部材、上記上側エッジ用研磨部材、及び上記下側エッジ用研磨部材は、上記チャック手段の周囲に設けられており、上記環状研磨部材は上記チャック手段の上方に設けられていること
    を特徴とするデバイスウェハの周辺部研磨装置。
  2. 円板形のデバイスウェハをチャックして軸線の回りに回転させるためのチャック手段と、
    上記デバイスウェハの外周面を研磨するために、この外周面に接触する弧状の作業面を有する外周面用研磨部材と、
    上記デバイスウェハの傾斜した上側エッジを研磨するために、この上側エッジに接触する作業面を有する上側エッジ用研磨部材と、
    上記デバイスウェハの傾斜した下側エッジを研磨するために、この下側エッジに接触する作業面を有する下側エッジ用研磨部材と、
    上記デバイスウェハの上側平面の周辺部を研磨するため、上記周辺部の内径よりも大きい内径を有する環状で平面をなす平面作業面を有する平面用環状研磨部材と、
    上記チャック手段にチャックされたデバイスウェハの各被研磨面に向けて上記各研磨部材の作業面を押圧するため、それぞれの研磨部材に荷重を付与するための荷重手段と、
    研磨部にスラリーを供給するための研磨液供給手段と、
    上記外周面用研磨部材の弧状の作業面を上記外周面に沿って垂直方向に往復動させるための外周面用往復動機構と、
    上記上側エッジ用研磨部材の作業面を上記上側エッジの傾斜に沿って上下方向に往復動させるための上側エッジ用往復動機構と、
    上記下側エッジ用研磨部材の作業面を上記下側エッジの傾斜に沿って上下方向に往復動させるための下側エッジ用往復動機構と、
    上記平面用環状研磨部材を平面作業面が上記上側平面の周辺部に沿って回転差を生じさせるように強制的に相対移動させるためにデバイスウェハの回転中心と上記平面用環状研磨部材の回転中心を距離eだけ偏心させて回転させるための上側平面用回転機構と、
    を備え、
    上記外周面用研磨部材、上記上側エッジ用研磨部材、及び上記下側エッジ用研磨部材は、上記チャック手段の周囲に設けられており、上記環状研磨部材は研磨位置と退避位置とに上記チャック手段の上方に旋回可能であること
    を特徴とするデバイスウェハの周辺部研磨装置。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載されたデバイスウェハの周辺部研磨装置において、
    上記外周面用研磨部材、上記上側エッジ用研磨部材、及び、上記下側エッジ用研磨部材による各被研磨面の研磨が、同時に行われ、上記平面用環状研磨部材による研磨はその前又はその後に行われるものであること
    を特徴とするデバイスウェハの周辺部研磨装置。
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