JPH09105106A - 透水性コンクリート舗装方法 - Google Patents
透水性コンクリート舗装方法Info
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- E01C7/08—Coherent pavings made in situ made of road-metal and binders
- E01C7/10—Coherent pavings made in situ made of road-metal and binders of road-metal and cement or like binders
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01C—CONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
- E01C11/00—Details of pavings
- E01C11/22—Gutters; Kerbs ; Surface drainage of streets, roads or like traffic areas
- E01C11/224—Surface drainage of streets
- E01C11/225—Paving specially adapted for through-the-surfacing drainage, e.g. perforated, porous; Preformed paving elements comprising, or adapted to form, passageways for carrying off drainage
- E01C11/226—Coherent pavings
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- E01C—CONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車道、歩道、自転車道、駐車場、広場等の現
場に舗設することができる細粒度の透水性コンクリート
舗装方法を提供する。 【解決手段】 本発明による透水性コンクリート舗装方
法によれば、地盤上に舗設された砂フィルター層と砕石
基層上に、固め完了後の空隙率が10%〜20%以内に
維持され、透水性係数が10×10-2cm/sec以上
になるように透水性コンクリート基層を舗装する。粉砕
廃ガラスと、細かい砕石と、強度250kg/m3 〜5
00kg/m3 のセメントと、水/セメント(W/C)
比25〜40%の水と、固形分50%を基準としてセメ
ント使用重量の10%〜50%のポリマーとを混合し、
該混合物を基層上への舗設後固める。1日以上養生し、
ポリマーと水とを混合して上記透水性コンクリート基層
に浸透されるように撒布し養生することで舗装が完了さ
れる。
場に舗設することができる細粒度の透水性コンクリート
舗装方法を提供する。 【解決手段】 本発明による透水性コンクリート舗装方
法によれば、地盤上に舗設された砂フィルター層と砕石
基層上に、固め完了後の空隙率が10%〜20%以内に
維持され、透水性係数が10×10-2cm/sec以上
になるように透水性コンクリート基層を舗装する。粉砕
廃ガラスと、細かい砕石と、強度250kg/m3 〜5
00kg/m3 のセメントと、水/セメント(W/C)
比25〜40%の水と、固形分50%を基準としてセメ
ント使用重量の10%〜50%のポリマーとを混合し、
該混合物を基層上への舗設後固める。1日以上養生し、
ポリマーと水とを混合して上記透水性コンクリート基層
に浸透されるように撒布し養生することで舗装が完了さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透水性コンクリート
舗装方法に関し、特に高速道路、国道、一般車道のよう
な車道、歩道、自転車路、駐車場、及び広場等への現場
舗設ができ、また地盤上部のフィルター層、粒状材料か
らなる砕石(rubble)基層、基層用の透水性コン
クリート上に細粒度の薄層を舗装して路面状態を一般舗
装のようにすべりやすくし多様な色相及び文様を適用す
ることができ、さらに一般の透水性コンクリートとは異
なる粒子大きさで高強度を維持し、表面の空隙率を減ら
し、着色工法を使用することで着色による原価節減が図
れる透水性コンクリート舗装方法に関する。
舗装方法に関し、特に高速道路、国道、一般車道のよう
な車道、歩道、自転車路、駐車場、及び広場等への現場
舗設ができ、また地盤上部のフィルター層、粒状材料か
らなる砕石(rubble)基層、基層用の透水性コン
クリート上に細粒度の薄層を舗装して路面状態を一般舗
装のようにすべりやすくし多様な色相及び文様を適用す
ることができ、さらに一般の透水性コンクリートとは異
なる粒子大きさで高強度を維持し、表面の空隙率を減ら
し、着色工法を使用することで着色による原価節減が図
れる透水性コンクリート舗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】透水性舗装とは、広義には舗装に使用さ
れる材料の粒子の間の間隙を介して雨水等を舗装体内に
流す排水性舗装を意味し、狭義には排水性舗装の下部に
フィルター層を介して雨水等を地下に透水させる透水性
舗装を意味する。(以下、透水性の舗装は狭義の透水性
舗装で使用される。)このような透水性舗装は自然生態
界の保護、地下水保護、路面の水膜現象防止、車輪と路
面との摩擦騒音減少、路面の湿潤に因る乱反射防止、都
市の河川氾濫防止、地下水流出による地盤の弱化および
海水の逆流入等を防止するのに効率的な舗装である。
れる材料の粒子の間の間隙を介して雨水等を舗装体内に
流す排水性舗装を意味し、狭義には排水性舗装の下部に
フィルター層を介して雨水等を地下に透水させる透水性
舗装を意味する。(以下、透水性の舗装は狭義の透水性
舗装で使用される。)このような透水性舗装は自然生態
界の保護、地下水保護、路面の水膜現象防止、車輪と路
面との摩擦騒音減少、路面の湿潤に因る乱反射防止、都
市の河川氾濫防止、地下水流出による地盤の弱化および
海水の逆流入等を防止するのに効率的な舗装である。
【0003】透水性舗装材としては、本発明者の韓国特
許第36315号(1990.9.27登録、公告番号
第90ー4390号、1990. 6. 23公告)に記載
されている有色コンクリート、既存の製品である透水性
アスファルト、透水性セラミック等がある。しかし、か
かる従来の透水性舗装材は下記のような問題点を有す
る。先ず、図3の篩の粒度分析曲線(seive an
alysis curve)によれば、従来の有色透水
性コンクリートに使用される13mmの最大粒度を有す
る骨材の粒子通過率は、13mmの篩で100〜95
%、#4(4.76mm)の篩で5〜40%、#8
(2.5mm)の篩で0〜27%、#30(0.6m
m)の篩で0〜14%、#100(0.15mm)の篩
で0〜2%、そして#200(0.074mm)の篩で
は0〜1%である。精密分析を行ってみれば、従来の透
水性コンクリートは13mm〜#4(4.76mm)の
単(single)粒度を有するので、表面の空隙率が
大きいため表面が荒くなり、外部からの衝撃によって粒
子の離脱が発生し易くなり、また水分浸透の際に強度が
顕著に低下されるとの問題点がある。
許第36315号(1990.9.27登録、公告番号
第90ー4390号、1990. 6. 23公告)に記載
されている有色コンクリート、既存の製品である透水性
アスファルト、透水性セラミック等がある。しかし、か
かる従来の透水性舗装材は下記のような問題点を有す
る。先ず、図3の篩の粒度分析曲線(seive an
alysis curve)によれば、従来の有色透水
性コンクリートに使用される13mmの最大粒度を有す
る骨材の粒子通過率は、13mmの篩で100〜95
%、#4(4.76mm)の篩で5〜40%、#8
(2.5mm)の篩で0〜27%、#30(0.6m
m)の篩で0〜14%、#100(0.15mm)の篩
で0〜2%、そして#200(0.074mm)の篩で
は0〜1%である。精密分析を行ってみれば、従来の透
水性コンクリートは13mm〜#4(4.76mm)の
単(single)粒度を有するので、表面の空隙率が
大きいため表面が荒くなり、外部からの衝撃によって粒
子の離脱が発生し易くなり、また水分浸透の際に強度が
顕著に低下されるとの問題点がある。
【0004】特に、従来の透水性コンクリートを圧縮強
度240kg・cm2 以上の高強度に舗装する場合、一
方を固めれば他方が上がるスポンジイ現象が生じて施工
が難しくなる。又は、カラー化する時、全ての舗装材に
顔料を混合するので、顔料の消耗が多く、また酸性雨水
等による内部空隙の腐蝕が発生することもある。従来の
透水性コンクリートを使用して舗装する場合、固めた
後、養生布に覆われていても、歩行すると足跡が残る
為、養生開始後少なくとも一日間は注意して管理する必
要がある。
度240kg・cm2 以上の高強度に舗装する場合、一
方を固めれば他方が上がるスポンジイ現象が生じて施工
が難しくなる。又は、カラー化する時、全ての舗装材に
顔料を混合するので、顔料の消耗が多く、また酸性雨水
等による内部空隙の腐蝕が発生することもある。従来の
透水性コンクリートを使用して舗装する場合、固めた
後、養生布に覆われていても、歩行すると足跡が残る
為、養生開始後少なくとも一日間は注意して管理する必
要がある。
【0005】従って、従来の有色透水性コンクリートは
一般車両用道路には適合せず、歩道、広場、駐車場、小
型車両の通行道路にのみ適用できる。その次に、従来の
透水性アスファルトコンクリートの舗装作業は、アスフ
ァルト、骨材13mm、CaCo3 等を140〜180
゜Cで加熱混合した後、運搬して舗設しローラ固めによ
って完了する。道路舗装の為にはアスファルトコンクリ
ートの強度(即ち、安定度:stability)は5
00kg以上であることが要求されるが、従来のアスフ
ァルトコンクリートは空隙が多く安定度が300kg以
下であるため、道路舗装材として使用される為には別途
の補強作業が必要となる。
一般車両用道路には適合せず、歩道、広場、駐車場、小
型車両の通行道路にのみ適用できる。その次に、従来の
透水性アスファルトコンクリートの舗装作業は、アスフ
ァルト、骨材13mm、CaCo3 等を140〜180
゜Cで加熱混合した後、運搬して舗設しローラ固めによ
って完了する。道路舗装の為にはアスファルトコンクリ
ートの強度(即ち、安定度:stability)は5
00kg以上であることが要求されるが、従来のアスフ
ァルトコンクリートは空隙が多く安定度が300kg以
下であるため、道路舗装材として使用される為には別途
の補強作業が必要となる。
【0006】又、従来のアスファルトコンクリートは軟
性であるため、夏季には埃等の異物が付着され透水性が
低下し易い。黒いアスファルトを原料として使用する場
合は赤い顔料を使って褐色のアスファルトコンクリート
を具現することができるが、それ以外の色相が要求され
る時には高価のプラスチック系の樹脂製品を使用しなけ
ればならないため、費用上昇および耐久性低減といった
問題点がある。更に、アスファルトは水分に弱いので空
隙内部に雨水などの水分が浸透した時、空隙の内部が腐
蝕され耐久性が減少されてしまうという問題点がある。
性であるため、夏季には埃等の異物が付着され透水性が
低下し易い。黒いアスファルトを原料として使用する場
合は赤い顔料を使って褐色のアスファルトコンクリート
を具現することができるが、それ以外の色相が要求され
る時には高価のプラスチック系の樹脂製品を使用しなけ
ればならないため、費用上昇および耐久性低減といった
問題点がある。更に、アスファルトは水分に弱いので空
隙内部に雨水などの水分が浸透した時、空隙の内部が腐
蝕され耐久性が減少されてしまうという問題点がある。
【0007】最後に、従来の透水性セラミック舗装材は
様々な色相の人造骨材等とエポキシとを混合して製造す
る。ところで、人造骨材およびエポキシ製品は高価であ
るばかりか、施工に当たってはしっくり作業(plas
tering)を実施しなければならないため、施工速
度が大変遅く、平坦性維持も難しくなる。原資材は乾燥
状態で保管する必要があり、また被舗装面の完全な乾燥
状態の下で施工がなされるべきであるため、湿気の多い
朝夕は工事を避けた方が望ましく、施工中には雨水等に
よって工事が台無しにされてしまう等、制約条件が多く
て施工性が大幅に落ちてしまう。
様々な色相の人造骨材等とエポキシとを混合して製造す
る。ところで、人造骨材およびエポキシ製品は高価であ
るばかりか、施工に当たってはしっくり作業(plas
tering)を実施しなければならないため、施工速
度が大変遅く、平坦性維持も難しくなる。原資材は乾燥
状態で保管する必要があり、また被舗装面の完全な乾燥
状態の下で施工がなされるべきであるため、湿気の多い
朝夕は工事を避けた方が望ましく、施工中には雨水等に
よって工事が台無しにされてしまう等、制約条件が多く
て施工性が大幅に落ちてしまう。
【0008】さらに、エポキシは、初期強度は強いが時
間の経過によって強度が落ちるため、従来のセラミック
舗装材は耐久性に劣る。
間の経過によって強度が落ちるため、従来のセラミック
舗装材は耐久性に劣る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためになされたもので、本発明の第1の目的
は、表面の空隙率を減らして内部の空隙を小さくすると
同時に多くし、また骨材の最大寸法を大きくすることで
単位体積当りの粒度の逆数を小さくてセメントの使用量
を低減しながらも充分な強度に維持することができ、一
般のコンクリート舗装で用いられる骨材を使用するため
材料の仕入れが容易となり、養生布を覆ってから通行し
ても足跡が残らないので管理が便利であり、また、均一
な粒度分布によって表面の緻密度が高く空隙寸法が小さ
くなると共に高い表面強度が得られるので、車両通行の
多い道路や高速道路等の舗装に使用することのできる透
水性コンクリート舗装方法を提供することにある。
を解決するためになされたもので、本発明の第1の目的
は、表面の空隙率を減らして内部の空隙を小さくすると
同時に多くし、また骨材の最大寸法を大きくすることで
単位体積当りの粒度の逆数を小さくてセメントの使用量
を低減しながらも充分な強度に維持することができ、一
般のコンクリート舗装で用いられる骨材を使用するため
材料の仕入れが容易となり、養生布を覆ってから通行し
ても足跡が残らないので管理が便利であり、また、均一
な粒度分布によって表面の緻密度が高く空隙寸法が小さ
くなると共に高い表面強度が得られるので、車両通行の
多い道路や高速道路等の舗装に使用することのできる透
水性コンクリート舗装方法を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、粉砕廃ガラス、
砂、セメント、顔料等を使用することによって、稠密な
粒度分布を有し、厚さを薄くして現場舗設を実施するこ
とができ、施工速度が早く、セメントを使用するので廉
価作業が図れ、ガラスの透明性によって色相を持続的に
維持でき、多様な色相の生産ができ、また砕石を混合す
ることで優れた強度に維持することのできる、細粒度透
水性コンクリート舗装方法を提供することにある。
砂、セメント、顔料等を使用することによって、稠密な
粒度分布を有し、厚さを薄くして現場舗設を実施するこ
とができ、施工速度が早く、セメントを使用するので廉
価作業が図れ、ガラスの透明性によって色相を持続的に
維持でき、多様な色相の生産ができ、また砕石を混合す
ることで優れた強度に維持することのできる、細粒度透
水性コンクリート舗装方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明の透水性コンクリート舗装方法は、整備
された地盤上に透水係数10×10-4cm/sec以上の砂フィル
タ−層及び透水係数10×10-2cm/sec以上の砕石基層を舗
設して固める段階と;基層用の太い骨材、セメント250k
g/m3 〜500kg/m3 、および現場舗設の基準で水/セメ
ント比(W/C)25 〜40% の水を混合し、該混合物を上記砕
石基層上に舗設し固めることで透水性コンクリート基層
を舗装する段階と;表層用の太い骨材と、250kg/m3 乃
至500kg/m3 のセメントと、現場舗設の基準で水/セメ
ント比(W/C)25 〜40% の水と、エマルジョン・タイプの
アクリル樹脂、乳剤アスファルト、及びSBR ラテックス
(latex) のうちから選択された少なくとも一つのセメン
トの使用重量の20% 以内のポリマーとを混合し、該混合
物を上記透水性コンクリート基層上に舗設し固めること
で透水性コンクリート基層を舗装する段階と;舗装され
た透水性コンクリ−トの表層上にビニ−ル等を覆って1
日以上養生し、エマルジョン・タイプのアクリル樹脂、
エポキシ、ウレタン、乳剤アスファルト、およびラテッ
クスのうちから選択された少なくとも一つのポリマーと
水とを混合して、上記透水性コンクリートの基層に浸透
されるように撒布し養生する段階と;よりなる。
るための本発明の透水性コンクリート舗装方法は、整備
された地盤上に透水係数10×10-4cm/sec以上の砂フィル
タ−層及び透水係数10×10-2cm/sec以上の砕石基層を舗
設して固める段階と;基層用の太い骨材、セメント250k
g/m3 〜500kg/m3 、および現場舗設の基準で水/セメ
ント比(W/C)25 〜40% の水を混合し、該混合物を上記砕
石基層上に舗設し固めることで透水性コンクリート基層
を舗装する段階と;表層用の太い骨材と、250kg/m3 乃
至500kg/m3 のセメントと、現場舗設の基準で水/セメ
ント比(W/C)25 〜40% の水と、エマルジョン・タイプの
アクリル樹脂、乳剤アスファルト、及びSBR ラテックス
(latex) のうちから選択された少なくとも一つのセメン
トの使用重量の20% 以内のポリマーとを混合し、該混合
物を上記透水性コンクリート基層上に舗設し固めること
で透水性コンクリート基層を舗装する段階と;舗装され
た透水性コンクリ−トの表層上にビニ−ル等を覆って1
日以上養生し、エマルジョン・タイプのアクリル樹脂、
エポキシ、ウレタン、乳剤アスファルト、およびラテッ
クスのうちから選択された少なくとも一つのポリマーと
水とを混合して、上記透水性コンクリートの基層に浸透
されるように撒布し養生する段階と;よりなる。
【0012】上記基層用の太い骨材は、最大寸法が40
mmであり、重量%を基準として50mmの篩で100
%、40mmの篩で95〜100%、25mmの篩で7
5〜95%、10mmの篩で15〜55%、#4の篩で
0〜2%、また、#40の篩では0〜5%だけ通過され
る粒度分布を有する。上記表層用の太い骨材は、最大寸
法が19mmであり、重量%を基準として25mmの篩
で100%、19mmの篩で95〜100%、10mm
の篩で20〜60%、#4の篩で0〜20%、#10の
篩で0〜10%、また、#40の篩では0〜5%だけ通
過される粒度分布を有する。
mmであり、重量%を基準として50mmの篩で100
%、40mmの篩で95〜100%、25mmの篩で7
5〜95%、10mmの篩で15〜55%、#4の篩で
0〜2%、また、#40の篩では0〜5%だけ通過され
る粒度分布を有する。上記表層用の太い骨材は、最大寸
法が19mmであり、重量%を基準として25mmの篩
で100%、19mmの篩で95〜100%、10mm
の篩で20〜60%、#4の篩で0〜20%、#10の
篩で0〜10%、また、#40の篩では0〜5%だけ通
過される粒度分布を有する。
【0013】上記第2の目的を達成するための本発明の
透水性コンクリートの舗装方法は、整備された地盤上に
透水係数10×10-4cm/sec以上の砂フイルター
層及び透水係数10×10-2cm/sec以上の砕石基
層を舗設して固める段階と;固めの後の空隙率が10〜
20%内に維持され、透水係数10×10-2cm/se
c以上となるように、所定量の太い骨材、セメント、及
び水を混合して上記砕石基層上に舗設して固めることで
透水性コンクリートの基層を舗装する段階と;粉砕廃ガ
ラスと、細かい砕石と、250kg/m3 〜500kg
/m3 のセメントと、現場舗設を基準として水/セメン
ト比(W/C)25〜40%の水と、エマルジョン・タ
イプのアクリル樹脂、乳剤アスファルト、及びSBRラ
テックスのうちから選択された少なくとも一つの、固形
分50%を基準としてセメント使用重量の10%〜50
%のポリマーとを混合し、該混合物を上記透水性コンク
リート基層の舗装後1時間内に上記透水性コンクリート
の基層上に舗設して固めることで細粒度の透水性コンク
リート表層を舗装する段階と;舗装された細粒度の透水
性コンクリート表層上にビニールを覆って1日以上養生
してエマルジョン・タイプのアクリル樹脂、乳剤アスフ
ァルト、及びSBRラテックスのうちから選択された少
なくとも一つのポリマーと水とを混合し、上記透水性コ
ンクリート基層に浸透されるように撒布し養生する段階
と;よりなる。
透水性コンクリートの舗装方法は、整備された地盤上に
透水係数10×10-4cm/sec以上の砂フイルター
層及び透水係数10×10-2cm/sec以上の砕石基
層を舗設して固める段階と;固めの後の空隙率が10〜
20%内に維持され、透水係数10×10-2cm/se
c以上となるように、所定量の太い骨材、セメント、及
び水を混合して上記砕石基層上に舗設して固めることで
透水性コンクリートの基層を舗装する段階と;粉砕廃ガ
ラスと、細かい砕石と、250kg/m3 〜500kg
/m3 のセメントと、現場舗設を基準として水/セメン
ト比(W/C)25〜40%の水と、エマルジョン・タ
イプのアクリル樹脂、乳剤アスファルト、及びSBRラ
テックスのうちから選択された少なくとも一つの、固形
分50%を基準としてセメント使用重量の10%〜50
%のポリマーとを混合し、該混合物を上記透水性コンク
リート基層の舗装後1時間内に上記透水性コンクリート
の基層上に舗設して固めることで細粒度の透水性コンク
リート表層を舗装する段階と;舗装された細粒度の透水
性コンクリート表層上にビニールを覆って1日以上養生
してエマルジョン・タイプのアクリル樹脂、乳剤アスフ
ァルト、及びSBRラテックスのうちから選択された少
なくとも一つのポリマーと水とを混合し、上記透水性コ
ンクリート基層に浸透されるように撒布し養生する段階
と;よりなる。
【0014】上記粉砕廃ガラス、細かい砕石は重量%を
基準として3mmの篩で80%〜100%、そして1m
mの篩で10%以下だけ通過する粒度分布を有する。
基準として3mmの篩で80%〜100%、そして1m
mの篩で10%以下だけ通過する粒度分布を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施例を
添付図面に基づいて詳しく説明する。図1は一般の舗装
(A)、排水性舗装(B)、透水性舗装(C)の概念を
説明するために、それぞれの断面を概略的に比較して示
した図である。図1で矢印は水の移動経路を示す。
添付図面に基づいて詳しく説明する。図1は一般の舗装
(A)、排水性舗装(B)、透水性舗装(C)の概念を
説明するために、それぞれの断面を概略的に比較して示
した図である。図1で矢印は水の移動経路を示す。
【0016】一般の舗装(A)は同図に示すように、地
盤(1)、基層及び補助基層(2)、アスファルト又は
セメントコンクリート層(3)が積層され、その縁部に
排水口(4)が設置されてなり、雨水は排水口(4)を
通して河川や下水共同処理場、江等へ流出される。排水
性舗装(B)は地盤(1)、不透水層のセメント安定化
処理層(5)、粒状材料からなる排水層(6)、基層用
の透水性コンクリート層(7)、及び道路舗装用の透水
性コンクリート層(8)が積層されて構成される。この
ような排水性舗装(B)に雨水等が流入されれば、該雨
水は、道路舗装用の透水性コンクリート層(8)、基層
用の透水性コンクリート層(7)、及び粒状材料からな
る排水層(6)を経て移動し、その一部は毛細管現象に
よって大気中に蒸発するようになる。
盤(1)、基層及び補助基層(2)、アスファルト又は
セメントコンクリート層(3)が積層され、その縁部に
排水口(4)が設置されてなり、雨水は排水口(4)を
通して河川や下水共同処理場、江等へ流出される。排水
性舗装(B)は地盤(1)、不透水層のセメント安定化
処理層(5)、粒状材料からなる排水層(6)、基層用
の透水性コンクリート層(7)、及び道路舗装用の透水
性コンクリート層(8)が積層されて構成される。この
ような排水性舗装(B)に雨水等が流入されれば、該雨
水は、道路舗装用の透水性コンクリート層(8)、基層
用の透水性コンクリート層(7)、及び粒状材料からな
る排水層(6)を経て移動し、その一部は毛細管現象に
よって大気中に蒸発するようになる。
【0017】最後に、透水性舗装(C)は、地盤
(1)、フィルター層(9)、粒状材料層(10)、基
層用の透水性コンクリート層(11)、及び表層用の透
水性コンクリート薄層(12)が積層されて構成され
る。このような透水性舗装(C)に雨水などが流入され
れば、該雨水は表層用の透水性コンクリート薄層(1
2)、基層用の透水性コンクリート層(11)、粒状材
料層(10)、及びフィルター層(9)を経て地盤
(1)に提供され、その一部は大気中に蒸発する。
(1)、フィルター層(9)、粒状材料層(10)、基
層用の透水性コンクリート層(11)、及び表層用の透
水性コンクリート薄層(12)が積層されて構成され
る。このような透水性舗装(C)に雨水などが流入され
れば、該雨水は表層用の透水性コンクリート薄層(1
2)、基層用の透水性コンクリート層(11)、粒状材
料層(10)、及びフィルター層(9)を経て地盤
(1)に提供され、その一部は大気中に蒸発する。
【0018】図2は本発明の舗装方法による施工の手順
を示す施工ブロック図である。これを工程別に説明す
る。 第1工程 透水性コンクリートの舗装施工は、透水性を確保し、平
坦性、強度、空隙率、及び色相等が維持できるように計
画される必要があり、このような施工計画によって従来
の透水性舗装方法に従って地盤を整理して充分に固め
る。その上にフィルター層を舗設する。フィルター層は
透水係数10×10-4cm/sec以上の砂を使用す
る。上記フィルター層は、地盤の土が上部の基層に混合
されるのを防止すると共に、汚染された雨水等を1次的
に浄水する機能を果たす。フィルター層上には上部の荷
重を分散させ所定量の雨水等を所定の時間だけ貯蔵でき
るように砕石基層を舗設する。該砕石基層は10×10
-2cm/sec以上の透水係数を有し、舗設の後最適関
数比で最大密度になるように充分に固められる。
を示す施工ブロック図である。これを工程別に説明す
る。 第1工程 透水性コンクリートの舗装施工は、透水性を確保し、平
坦性、強度、空隙率、及び色相等が維持できるように計
画される必要があり、このような施工計画によって従来
の透水性舗装方法に従って地盤を整理して充分に固め
る。その上にフィルター層を舗設する。フィルター層は
透水係数10×10-4cm/sec以上の砂を使用す
る。上記フィルター層は、地盤の土が上部の基層に混合
されるのを防止すると共に、汚染された雨水等を1次的
に浄水する機能を果たす。フィルター層上には上部の荷
重を分散させ所定量の雨水等を所定の時間だけ貯蔵でき
るように砕石基層を舗設する。該砕石基層は10×10
-2cm/sec以上の透水係数を有し、舗設の後最適関
数比で最大密度になるように充分に固められる。
【0019】第2工程 基層用の透水性コンクリート又は道路舗装用の透水性コ
ンクリートの骨材はその最大サイズが40mmのもの、
25mmのもの、及び19mmのものをそれぞれ用意
し、用意された骨材に、250kg/m3 〜500kg
/m3 のセメントと、現場基準の水/セメント比(W/
C)25〜40%の水と、セメントの使用重量の1%内
の遅延材とを混合する。
ンクリートの骨材はその最大サイズが40mmのもの、
25mmのもの、及び19mmのものをそれぞれ用意
し、用意された骨材に、250kg/m3 〜500kg
/m3 のセメントと、現場基準の水/セメント比(W/
C)25〜40%の水と、セメントの使用重量の1%内
の遅延材とを混合する。
【0020】透水性及び強度に一番大きな影響を及ぼす
骨材は、用途と形により区分され使用される。最大寸法
40mmの太い骨材の粒度分布を図4に示す。同図に示
すように、粒子通過率は重量%を基準として50mmの
篩で100%、40mmの篩で95〜100%、25m
mの篩で75%〜95%、10mmの篩で15%〜55
%、#4の篩で0〜2%、#10の篩で0〜10%、ま
た、#40の篩では0〜5%である。
骨材は、用途と形により区分され使用される。最大寸法
40mmの太い骨材の粒度分布を図4に示す。同図に示
すように、粒子通過率は重量%を基準として50mmの
篩で100%、40mmの篩で95〜100%、25m
mの篩で75%〜95%、10mmの篩で15%〜55
%、#4の篩で0〜2%、#10の篩で0〜10%、ま
た、#40の篩では0〜5%である。
【0021】最大寸法25mmの太い骨材の粒度分布を
図5に示す。同図に示すように、粒子通過率は、重量%
を基準として、40mmの篩で100%、25mmの篩
で95〜100%、19mmの篩で65〜90%、13
mmの篩で40〜80%、#10の篩で0〜10%、そ
して#40の篩で0〜5%である。
図5に示す。同図に示すように、粒子通過率は、重量%
を基準として、40mmの篩で100%、25mmの篩
で95〜100%、19mmの篩で65〜90%、13
mmの篩で40〜80%、#10の篩で0〜10%、そ
して#40の篩で0〜5%である。
【0022】また、最大サイズ19mmの太い骨材の粒
度分布を図6に示す。同図に示すように、粒子の通過率
は、重量%を基準として、25mmの篩で100%、1
9mmの篩で95%〜100%、10mmの篩で20〜
60%、#4の篩で0〜20%、#10の篩で0〜10
%、また#40の篩では0〜5%である。
度分布を図6に示す。同図に示すように、粒子の通過率
は、重量%を基準として、25mmの篩で100%、1
9mmの篩で95%〜100%、10mmの篩で20〜
60%、#4の篩で0〜20%、#10の篩で0〜10
%、また#40の篩では0〜5%である。
【0023】上記3種類の骨材は必要により選択的に使
用される。道路舗装用の透水性コンクリートは260k
g/cm2 以上の圧縮強度又は40kg/cm2 以上の
曲がり強度を有しなければならないが、本発明において
は製品の多様化のために道路舗装用としての最小強度を
基準として、圧縮強度200kg/cm2 以上又は曲が
り強度30kg/cm2 以上とする。
用される。道路舗装用の透水性コンクリートは260k
g/cm2 以上の圧縮強度又は40kg/cm2 以上の
曲がり強度を有しなければならないが、本発明において
は製品の多様化のために道路舗装用としての最小強度を
基準として、圧縮強度200kg/cm2 以上又は曲が
り強度30kg/cm2 以上とする。
【0024】セメントは250kg/m3 〜500kg
/m3 を適宜に使用する。水/セメント比(w/c)は
現場舗設基準で25〜40%を基準にし、骨材の品質、
設計強度、及び透水係数等を考慮して、固め後の空隙率
を10〜20%に、透水係数を10×10-2cm/se
c以上となるように決定する。透水性コンクリートに含
まれる上記骨材の使用量は、セメントの使用量を強度を
基準にして設定し、水/セメント比を決めた後、下記の
式により算出する。
/m3 を適宜に使用する。水/セメント比(w/c)は
現場舗設基準で25〜40%を基準にし、骨材の品質、
設計強度、及び透水係数等を考慮して、固め後の空隙率
を10〜20%に、透水係数を10×10-2cm/se
c以上となるように決定する。透水性コンクリートに含
まれる上記骨材の使用量は、セメントの使用量を強度を
基準にして設定し、水/セメント比を決めた後、下記の
式により算出する。
【0025】骨材使用量=(880―(水の重量+(セ
メント使用量/セメント比重))×使用する骨材の比重 上記式において880は空隙率12%を除外した道路舗
装用の透水性コンクリート1m3 の容積である。択一的
に、透水性コンクリート1m3 を生産する時に、骨材1
m3 が使用可能である。
メント使用量/セメント比重))×使用する骨材の比重 上記式において880は空隙率12%を除外した道路舗
装用の透水性コンクリート1m3 の容積である。択一的
に、透水性コンクリート1m3 を生産する時に、骨材1
m3 が使用可能である。
【0026】表層用の透水性コンクリートには強度およ
び耐久性を考慮してポリマーを混合するが、ポリマーは
エマルジョン・タイプのアクリル樹脂、乳剤(emul
sion)アスファルト、SBRラテックス等をセメン
ト重量の20%の範囲内で使用する。経済的な面を考慮
すれば、乳剤アスファルトを使用した方が望ましい。表
層用の透水性コンクリートには着色のために顔料を混合
し、この時無機質顔料はセメント使用重量の10%以内
の範囲で混合する。表層用の透水性コンクリートには曲
がり強度の補償のために約1.5kg/m3 の補強材が
使用できる。補強材としてはポリフロヒレン繊維、ポリ
エチレン繊維、又は炭素繊維を使用し、必要に応じて鋼
繊維を使用することもできる。運搬時間を考慮して、セ
メント遅延剤はKSF2560(コンクリート用化学混
和剤、関連規格JIS A 6204コンクリート用化
学混和剤(chemical admixture f
or concrete)および ASTM C 49
4 コンクリート用化学混和剤規定(standard
specification for chemic
al admixture for concret
e))をセメント使用量の1%以内の範囲で使用し、S
iO2 、Fly Ash、マイクロシリカヒューム(s
ilica fume)が使用できる。
び耐久性を考慮してポリマーを混合するが、ポリマーは
エマルジョン・タイプのアクリル樹脂、乳剤(emul
sion)アスファルト、SBRラテックス等をセメン
ト重量の20%の範囲内で使用する。経済的な面を考慮
すれば、乳剤アスファルトを使用した方が望ましい。表
層用の透水性コンクリートには着色のために顔料を混合
し、この時無機質顔料はセメント使用重量の10%以内
の範囲で混合する。表層用の透水性コンクリートには曲
がり強度の補償のために約1.5kg/m3 の補強材が
使用できる。補強材としてはポリフロヒレン繊維、ポリ
エチレン繊維、又は炭素繊維を使用し、必要に応じて鋼
繊維を使用することもできる。運搬時間を考慮して、セ
メント遅延剤はKSF2560(コンクリート用化学混
和剤、関連規格JIS A 6204コンクリート用化
学混和剤(chemical admixture f
or concrete)および ASTM C 49
4 コンクリート用化学混和剤規定(standard
specification for chemic
al admixture for concret
e))をセメント使用量の1%以内の範囲で使用し、S
iO2 、Fly Ash、マイクロシリカヒューム(s
ilica fume)が使用できる。
【0027】前記した舗装材の原料を計量して混合す
る。前記の如く計量され混合された透水性コンクリート
をダンプトラックで運搬して現場でアスファルトコンク
リート用のフィニッシャー等を使用して舗設し、タンデ
ム(tandem)ローラー、タイヤローラーなどで固
める。透水性コンクリートはその密度がコンクリートの
強度試験用の試験体の密度以上となるように固めなけれ
ばならなく、固めの基準は使用の骨材、現場条件、使用
装備の重量に応じて異なってくるので舗装の前に試験舗
装を実施することで設定するが、一般的に舗装厚さ15
cmを基準に8Tonのタンデム(tandem)ロー
ラーで8〜12回、12Tonのタイヤローラーで4回
の固めを実施する。
る。前記の如く計量され混合された透水性コンクリート
をダンプトラックで運搬して現場でアスファルトコンク
リート用のフィニッシャー等を使用して舗設し、タンデ
ム(tandem)ローラー、タイヤローラーなどで固
める。透水性コンクリートはその密度がコンクリートの
強度試験用の試験体の密度以上となるように固めなけれ
ばならなく、固めの基準は使用の骨材、現場条件、使用
装備の重量に応じて異なってくるので舗装の前に試験舗
装を実施することで設定するが、一般的に舗装厚さ15
cmを基準に8Tonのタンデム(tandem)ロー
ラーで8〜12回、12Tonのタイヤローラーで4回
の固めを実施する。
【0028】第2−1工程 第2の工程で固められた透水性コンクリートを、道路の
表層用でなく細粒度の透水性コンクリート薄層の基層用
に舗装する場合、第2工程の完了後、細粒度の透水性コ
ンクリートとの接着力向上を図るために、表面の水分蒸
発の前、又は固め完了後1時間以内に細粒度の透水性コ
ンクリートを舗設する必要がある。
表層用でなく細粒度の透水性コンクリート薄層の基層用
に舗装する場合、第2工程の完了後、細粒度の透水性コ
ンクリートとの接着力向上を図るために、表面の水分蒸
発の前、又は固め完了後1時間以内に細粒度の透水性コ
ンクリートを舗設する必要がある。
【0029】細粒度の透水性コンクリートは、養生後の
空隙率が7%以上、透水係数が10×10-3cm/se
c以上、圧縮強度が150kg/cm2 〜400kg/
cm 2 であるべく、これのためにセメントは250kg
/m3 乃至500kg/m3を使用し、水/セメント比
(w/c)は25%〜40%の範囲で透水係数を考慮し
て決定し、粉砕廃ガラス及び細かい砕石の使用量は下記
の式によって算出する。
空隙率が7%以上、透水係数が10×10-3cm/se
c以上、圧縮強度が150kg/cm2 〜400kg/
cm 2 であるべく、これのためにセメントは250kg
/m3 乃至500kg/m3を使用し、水/セメント比
(w/c)は25%〜40%の範囲で透水係数を考慮し
て決定し、粉砕廃ガラス及び細かい砕石の使用量は下記
の式によって算出する。
【0030】骨材使用量=(930―(水の重量+(セ
メント使用量 /セメント比重))×使用する骨材の比
重 上記式において930は空隙率7%を除外した細粒度の
透水性コンクリート1m3 の容積である。従って、 Gmax=(930―((250×0.25)+250
/3.15))×2.70=2128kg/m3 Gmin=(930−((500×0.40)+500
/3.15))×2.50=1428kg/m3 とな
る。
メント使用量 /セメント比重))×使用する骨材の比
重 上記式において930は空隙率7%を除外した細粒度の
透水性コンクリート1m3 の容積である。従って、 Gmax=(930―((250×0.25)+250
/3.15))×2.70=2128kg/m3 Gmin=(930−((500×0.40)+500
/3.15))×2.50=1428kg/m3 とな
る。
【0031】従って、骨材使用量は1、430kg/m
3 〜2、100kg/m3 の範囲内で決定し、骨材の使
用量が決定されれば、粉砕廃ガラスと細かい砕石の使用
量を決める。粉砕廃ガラスは、3mmの篩で重量比で8
0〜100%が通過し、1mmの篩ではは重量比10%
以下が通過するものを使用し、粉砕廃ガラスの使用量は
細かい砕石の総使用重量の10〜50%である。
3 〜2、100kg/m3 の範囲内で決定し、骨材の使
用量が決定されれば、粉砕廃ガラスと細かい砕石の使用
量を決める。粉砕廃ガラスは、3mmの篩で重量比で8
0〜100%が通過し、1mmの篩ではは重量比10%
以下が通過するものを使用し、粉砕廃ガラスの使用量は
細かい砕石の総使用重量の10〜50%である。
【0032】細かい砕石は、粉砕廃ガラスのように、3
mmの篩で重量比80〜100%が通過し、1mm篩で
10mm%以下が通過するものを使用し、細かい砕石の
使用量は総使用骨材量の50%〜90%である。粉砕廃
ガラスを使用すれば、一般の砕石骨材を使用する場合に
比べてコンクリート内の気泡が5倍から10倍まで発生
し、舗設の後その気泡は空隙になるので透水性が増大す
る。ガラスを使用しない場合は、水/セメント比がガラ
スを使用した配合より5%以上低ければ透水性が同じ水
準になるが、施工の時水分の蒸発により施工が難しくな
る。
mmの篩で重量比80〜100%が通過し、1mm篩で
10mm%以下が通過するものを使用し、細かい砕石の
使用量は総使用骨材量の50%〜90%である。粉砕廃
ガラスを使用すれば、一般の砕石骨材を使用する場合に
比べてコンクリート内の気泡が5倍から10倍まで発生
し、舗設の後その気泡は空隙になるので透水性が増大す
る。ガラスを使用しない場合は、水/セメント比がガラ
スを使用した配合より5%以上低ければ透水性が同じ水
準になるが、施工の時水分の蒸発により施工が難しくな
る。
【0033】道路舗装用の透水性コンクリートとの接着
力増大及び細粒度の透水性コンクリートの強度増大のた
めに、エマルジョン・タイプのポリマーが使用される
が、ポリマーは、例えばエポキシ、アクリル、アスファ
ルト、ラテックス(Latex)のうちから耐候性に優
れたものを選定使用する。その使用量は、固形分50%
を基準としてセメント遅延材をセメント使用重量の2%
以内で使用し、着色のために耐候性に優れた無機質顔料
をセメントの使用重量の20%内の範囲で使用する。
力増大及び細粒度の透水性コンクリートの強度増大のた
めに、エマルジョン・タイプのポリマーが使用される
が、ポリマーは、例えばエポキシ、アクリル、アスファ
ルト、ラテックス(Latex)のうちから耐候性に優
れたものを選定使用する。その使用量は、固形分50%
を基準としてセメント遅延材をセメント使用重量の2%
以内で使用し、着色のために耐候性に優れた無機質顔料
をセメントの使用重量の20%内の範囲で使用する。
【0034】こうして選定され計量された資材をミキサ
ーで混合した後、薄層舗設機又は人の力によって道路舗
装用の透水性コンクリート上に細粒度の透水性コンクリ
ートを3cm以下の厚さで舗設する。舗設後、試験体の
密度の以上となるようにローラー又はコンパクターで2
〜5回固めて平坦性を維持するようにする。 第3工程 第2工程又は第2ー1工程の完了後、ビニル又は保温蓋
等で表面を覆い、1日以上養生した後、蓋を外した状態
でポリマー吸着のためにポリマーを撒布する。
ーで混合した後、薄層舗設機又は人の力によって道路舗
装用の透水性コンクリート上に細粒度の透水性コンクリ
ートを3cm以下の厚さで舗設する。舗設後、試験体の
密度の以上となるようにローラー又はコンパクターで2
〜5回固めて平坦性を維持するようにする。 第3工程 第2工程又は第2ー1工程の完了後、ビニル又は保温蓋
等で表面を覆い、1日以上養生した後、蓋を外した状態
でポリマー吸着のためにポリマーを撒布する。
【0035】ポリマー吸着によって透水性コンクリート
の細かい空隙は埋め込まれ、透水される空隙はポリマー
で薄く塗布されるので、強度が上昇され、雨水等の水分
浸透による強度低下及び腐蝕が防止される。ポリマー吸
着工法で使用される材料としては、エマルジョン・タイ
プのアクリル樹脂、エポキシ、ウレタン、乳剤アスファ
ルト及びラテックス等が使用できるが、耐候性に優れ、
かつ使用が便利なエマルジョン・タイプのアクリル樹脂
と水とを1:5〜1:10程度の比率で混合して、透水
性コンクリートに充分に浸透されるように撒布し、2回
以上繰り返して効果を高める。
の細かい空隙は埋め込まれ、透水される空隙はポリマー
で薄く塗布されるので、強度が上昇され、雨水等の水分
浸透による強度低下及び腐蝕が防止される。ポリマー吸
着工法で使用される材料としては、エマルジョン・タイ
プのアクリル樹脂、エポキシ、ウレタン、乳剤アスファ
ルト及びラテックス等が使用できるが、耐候性に優れ、
かつ使用が便利なエマルジョン・タイプのアクリル樹脂
と水とを1:5〜1:10程度の比率で混合して、透水
性コンクリートに充分に浸透されるように撒布し、2回
以上繰り返して効果を高める。
【0036】このように撒布が終わると、ラインを設け
るようになるが、ラインはコンクリート舗装のように横
ライン及び縦ラインを設ける。一般的に横ラインのうち
収縮ラインは3〜10m、膨脹ラインは30〜10mの
間隔を置いて、縦ラインは2.5m〜5mの範囲でカッ
ティングすれば良い。これによって、圧縮強度150〜
400kg/cm2 、空隙率7%以上、透水係数10×
10-3cm/sec以上の薄層でかつ細粒度の透水性の
コンクリートの舗設が完了する。
るようになるが、ラインはコンクリート舗装のように横
ライン及び縦ラインを設ける。一般的に横ラインのうち
収縮ラインは3〜10m、膨脹ラインは30〜10mの
間隔を置いて、縦ラインは2.5m〜5mの範囲でカッ
ティングすれば良い。これによって、圧縮強度150〜
400kg/cm2 、空隙率7%以上、透水係数10×
10-3cm/sec以上の薄層でかつ細粒度の透水性の
コンクリートの舗設が完了する。
【0037】かかる工程を経て完成した道路舗装用の透
水性コンクリートの検査に当たっては、生産された製品
の圧着強度、関数比、空隙率等が検査されるべきで、ま
た、舗装完了後には密度、固め率、透水係数、色相が管
理されなければならない。生産段階で圧縮強度をテスト
するため、道路舗装用の透水性コンクリートをサンプリ
ングモールド10〜20cmを使用する場合、50mm
の円形固め板上で重量2.5kgの固め棒にて固め高さ
300mmで3層分割により50回ずつ均等に固める。
表面は、透水性のコンクリートをシリンダー上に充分に
入れた後三脚台で充分押し固めて試験体を製作するが、
この際底部及び上部はセメントの粉を振り掛けて表面に
空隙が見えないようにする。2日経過後、モルードを解
体し、現場と条件を同じくして、固形分50%のアクリ
ル樹脂と水とを1:5〜10の比率で混合して試験体を
30分間つけた後、取り出して試験体とする。
水性コンクリートの検査に当たっては、生産された製品
の圧着強度、関数比、空隙率等が検査されるべきで、ま
た、舗装完了後には密度、固め率、透水係数、色相が管
理されなければならない。生産段階で圧縮強度をテスト
するため、道路舗装用の透水性コンクリートをサンプリ
ングモールド10〜20cmを使用する場合、50mm
の円形固め板上で重量2.5kgの固め棒にて固め高さ
300mmで3層分割により50回ずつ均等に固める。
表面は、透水性のコンクリートをシリンダー上に充分に
入れた後三脚台で充分押し固めて試験体を製作するが、
この際底部及び上部はセメントの粉を振り掛けて表面に
空隙が見えないようにする。2日経過後、モルードを解
体し、現場と条件を同じくして、固形分50%のアクリ
ル樹脂と水とを1:5〜10の比率で混合して試験体を
30分間つけた後、取り出して試験体とする。
【0038】又、曲がり強度試験用の試験体は、圧縮強
度試験用の50mmの円形固め板上で重量4.5kgの
固め棒にて固め高さ450mmで2層に固めて制作され
る。固め回数は、試験用モールドの面積を換算して決定
し、仕上げは、圧縮強度用の試験体と同様である。細粒
度の透水性コンクリートは、KSL5105(水硬性セメン
トモルタルの圧縮強度試験方法、及び関連規格ISO6
99のセメント試験方法/強度測定方法)によって、そ
の強度がテストされる。
度試験用の50mmの円形固め板上で重量4.5kgの
固め棒にて固め高さ450mmで2層に固めて制作され
る。固め回数は、試験用モールドの面積を換算して決定
し、仕上げは、圧縮強度用の試験体と同様である。細粒
度の透水性コンクリートは、KSL5105(水硬性セメン
トモルタルの圧縮強度試験方法、及び関連規格ISO6
99のセメント試験方法/強度測定方法)によって、そ
の強度がテストされる。
【0039】こうして成形されたシリンダーは、大気の
湿潤養生を標準として、28日後、圧縮強度試験方法K
SF2405(コンクリート圧縮強度の試験方法、関連
規格ISO3893コンクリート/圧縮強度による分
類、およびISO4012コンクリート測定試料の圧縮
強度の測定方法)、KSF2408(コンクリートの曲
がり強度試験方法、関連規格ISO4013コンクリー
ト測定試料の曲がり強度測定方法)、KSL5105
(水硬性セメントのモルタル圧縮強度試験方法によって
テストされる。
湿潤養生を標準として、28日後、圧縮強度試験方法K
SF2405(コンクリート圧縮強度の試験方法、関連
規格ISO3893コンクリート/圧縮強度による分
類、およびISO4012コンクリート測定試料の圧縮
強度の測定方法)、KSF2408(コンクリートの曲
がり強度試験方法、関連規格ISO4013コンクリー
ト測定試料の曲がり強度測定方法)、KSL5105
(水硬性セメントのモルタル圧縮強度試験方法によって
テストされる。
【0040】関数比は製品の水/セメント比の均一性の
ために管理されるものであり、透水性コンクリートはス
ランプ試験が困難であるため、関数比で管理するのであ
る。関数比は透水性コンクリートが濡れた状態の重量を
計量し、乾いた状態の重量を計量して下記の式によって
算出する。 透水性コンクリートの関数比=[(濡れた状態の重量―
乾いた状態の重量)/濡れた状態の重量)]×100 透水性コンクリートの空隙率は、固くならないうちの透
水性コンクリートの絶対単位容積の重量での理論単位容
積の重量と、透水性コンクリートの実際測量単位容積の
重量との比で算出し、単位容積試験は圧縮強度試験用試
験体の製造方法による単位容積によって行う。
ために管理されるものであり、透水性コンクリートはス
ランプ試験が困難であるため、関数比で管理するのであ
る。関数比は透水性コンクリートが濡れた状態の重量を
計量し、乾いた状態の重量を計量して下記の式によって
算出する。 透水性コンクリートの関数比=[(濡れた状態の重量―
乾いた状態の重量)/濡れた状態の重量)]×100 透水性コンクリートの空隙率は、固くならないうちの透
水性コンクリートの絶対単位容積の重量での理論単位容
積の重量と、透水性コンクリートの実際測量単位容積の
重量との比で算出し、単位容積試験は圧縮強度試験用試
験体の製造方法による単位容積によって行う。
【0041】絶対単位容積の重量における単位容積の重
量とは、コンクリート1m3 において空気及び空隙が全
て埋め込まれた状態でのm3 当り重量を意味し、その単
位はkg/m3 である。従って、空隙率は下記の式によ
って算出される。 空隙率=100―((透水性コンクリートの単位容積の
重量/絶対単位容積の重量での単位容積の重量)×10
0) 施工時の製品管理は固め率、透水係数、及び色相によっ
て区分され、固め率は、密度比較によるが、上記の圧縮
強度試験用試験体の密度と現場から採取したコアの密度
を比較して計算される。
量とは、コンクリート1m3 において空気及び空隙が全
て埋め込まれた状態でのm3 当り重量を意味し、その単
位はkg/m3 である。従って、空隙率は下記の式によ
って算出される。 空隙率=100―((透水性コンクリートの単位容積の
重量/絶対単位容積の重量での単位容積の重量)×10
0) 施工時の製品管理は固め率、透水係数、及び色相によっ
て区分され、固め率は、密度比較によるが、上記の圧縮
強度試験用試験体の密度と現場から採取したコアの密度
を比較して計算される。
【0042】 固め率=(現場コアの密度/試験体の密度)×100 強度試験用モ−ルドからコアを採取して比べれば、より
正確な固め率を計算することができる。密度の算出は次
のように行われる。透水性コンクリートは空隙の多い製
品であるため、パラフィンを用いて密度を測定する。
正確な固め率を計算することができる。密度の算出は次
のように行われる。透水性コンクリートは空隙の多い製
品であるため、パラフィンを用いて密度を測定する。
【0043】密度=A/(D-E-((D-A)/F)) (A: 試験体の空気中での重量、D:被覆された試験体の空
気中での重量、E:被覆された試験体の水中での重量、F:
パラフィンの比重) 透水係数は現場透水試験方法により、また現場透水試験
器は図7に示され、公式は下記の通りである。
気中での重量、E:被覆された試験体の水中での重量、F:
パラフィンの比重) 透水係数は現場透水試験方法により、また現場透水試験
器は図7に示され、公式は下記の通りである。
【0044】KP=(La/A(t2 −t1 ))log
e (h1 /h2 ) (L: 舗装材の高さ、a:容器の断面積、A:透水の断面積、
t2−t1:透水時間、h1:試験開始の水位、h2: 試験終了
の水位) 色相は、使用者との協議の上で決定し、限度見本を製作
して生産製品と比較する。
e (h1 /h2 ) (L: 舗装材の高さ、a:容器の断面積、A:透水の断面積、
t2−t1:透水時間、h1:試験開始の水位、h2: 試験終了
の水位) 色相は、使用者との協議の上で決定し、限度見本を製作
して生産製品と比較する。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例を記載する。 [第1実施例]幅10m 、長さ10kmの道路舗装用にB交通
の交通量の舗装材として圧縮強度基準240kg/cm2 の透水
性舗装(赤色)を設計する。ここでB交通とは、使用開
始後5年過ぎての大型車の1日交通量が250 〜1000台で
あることを意味する。
の交通量の舗装材として圧縮強度基準240kg/cm2 の透水
性舗装(赤色)を設計する。ここでB交通とは、使用開
始後5年過ぎての大型車の1日交通量が250 〜1000台で
あることを意味する。
【0046】図8は本実施例による道路舗装用透水性コ
ンクリートの標準断面を示す図である。 第1工程 地盤を整備して充分押し堅めた後、フィルター層(F)に
砂5000m3 をグレーダーで5cm の厚さで舗設し、ローラ
ーで固めた。砕石40mmを用いてグレーダーで砕石基層
(RB)30000m3 を舗設し撒水して充分押しかため、こ
の時の砕石基層は基層としての一般示方によって舗設さ
れ押し堅められ、また透水係数は10×10-2cm/sec以上で
ある必要がある。
ンクリートの標準断面を示す図である。 第1工程 地盤を整備して充分押し堅めた後、フィルター層(F)に
砂5000m3 をグレーダーで5cm の厚さで舗設し、ローラ
ーで固めた。砕石40mmを用いてグレーダーで砕石基層
(RB)30000m3 を舗設し撒水して充分押しかため、こ
の時の砕石基層は基層としての一般示方によって舗設さ
れ押し堅められ、また透水係数は10×10-2cm/sec以上で
ある必要がある。
【0047】第2工程 下記のように透水性コンクリート基層(CB)(即ち、透
水性コンクリート層40mm)を舗設した。一般のポートラ
ンドセメントを使用し、シメント量は350kg/m3 にし、
水/セメントの比率は関数比を考慮して35% にし、単位
数量は122kg/m3 にした。骨材量は上記した骨材量の算
出式によって1714kg/m3 を使用し、遅延剤は1.75kg/
m3 を使用した。これらの原料をミキサーで混ぜ、ダン
プトラックで運搬して、総20.000m3 をアスファルトフ
ィニッシャで舗設し、タンデムローラーで10回押し堅め
た。上記40mmの透水性コンクリートの粒度分布、及び配
合量を以下の表1及び表2に示す。
水性コンクリート層40mm)を舗設した。一般のポートラ
ンドセメントを使用し、シメント量は350kg/m3 にし、
水/セメントの比率は関数比を考慮して35% にし、単位
数量は122kg/m3 にした。骨材量は上記した骨材量の算
出式によって1714kg/m3 を使用し、遅延剤は1.75kg/
m3 を使用した。これらの原料をミキサーで混ぜ、ダン
プトラックで運搬して、総20.000m3 をアスファルトフ
ィニッシャで舗設し、タンデムローラーで10回押し堅め
た。上記40mmの透水性コンクリートの粒度分布、及び配
合量を以下の表1及び表2に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】舗設された透水性コンクリートの基層上に
下記の如く透水性コンクリートの表層(CS)(即ち、19
mmの透水性のコンクリート層)を舗設した。一般のポー
トランドセメントを使用し、その量は360kg/m3 にし
た。また、水/セメント比は関数比を考慮して36% に
し、単位数量を130kg/m3 とした。骨材量は前記した算
出式によって1685kg/m3 を使用し、表層であることか
ら耐候性及び耐衝撃性を考慮してエマルジョン・アクリ
ル樹脂(固形分50% 基準)10kg/m3 を使用した。補強
材として長さ12mmの補強繊維0.9kg/m3 を使用し、遅延
材としては1.8kg/m3 、赤色無機質顔料18kg/m3 を使
用した。これら原料をミキサーで混ぜ、ダンプトラック
で運盤して 10000m3 をフィニッシャで舗設し、タンデ
ムローラーで8回押し固めた後、タイヤローラーで4回
押し堅めることで表層を完成した。
下記の如く透水性コンクリートの表層(CS)(即ち、19
mmの透水性のコンクリート層)を舗設した。一般のポー
トランドセメントを使用し、その量は360kg/m3 にし
た。また、水/セメント比は関数比を考慮して36% に
し、単位数量を130kg/m3 とした。骨材量は前記した算
出式によって1685kg/m3 を使用し、表層であることか
ら耐候性及び耐衝撃性を考慮してエマルジョン・アクリ
ル樹脂(固形分50% 基準)10kg/m3 を使用した。補強
材として長さ12mmの補強繊維0.9kg/m3 を使用し、遅延
材としては1.8kg/m3 、赤色無機質顔料18kg/m3 を使
用した。これら原料をミキサーで混ぜ、ダンプトラック
で運盤して 10000m3 をフィニッシャで舗設し、タンデ
ムローラーで8回押し固めた後、タイヤローラーで4回
押し堅めることで表層を完成した。
【0051】上記19mmの透水性コンクリートの粒度分
布、及び配合量を以下の表3及び表4に示す。
布、及び配合量を以下の表3及び表4に示す。
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】第3工程 表層を押し固めた後、ビニールで覆って養生する。養生
の後ビニールを外して、エマルジョンタイプのアクリル
樹脂(固形分50% 基準)300kg 、水2000kgを2回撒布
し、5mの間隔で収縮ラインを表面層から1/3 の地点まで
カッティングし、50m の間隔で7mm 以上完全カッティン
グして、バックアップ剤とシリコンとで埋め込み、14日
後開通完了した。
の後ビニールを外して、エマルジョンタイプのアクリル
樹脂(固形分50% 基準)300kg 、水2000kgを2回撒布
し、5mの間隔で収縮ラインを表面層から1/3 の地点まで
カッティングし、50m の間隔で7mm 以上完全カッティン
グして、バックアップ剤とシリコンとで埋め込み、14日
後開通完了した。
【0055】このように完成した透水性コンクリートの
品質試験の結果を以下の表に示す。
品質試験の結果を以下の表に示す。
【0056】
【表5】
【0057】表5での限度見本比較とは、限度見本を製
作し生産製品との比較を行うことを意味する。これによ
って、規格以上の透水性コンクリ−ト舗装が完成され
る。 [第2実施例]100m2 の駐車場を緑色の細粒度の透水
性薄層舗装に設置する場合、フィルター層5cm 、砕石基
層15cm、圧縮強度210kg/cm2 の25mm基層用の透水性コン
クリ−ト9cm 、圧縮強度210kg/cm2 の細粒度の透水性コ
ンクリ−ト1cm を舗装し、養生後の透水係数は10×10-3
cm/sec以上、空隙率は7%以上とする。
作し生産製品との比較を行うことを意味する。これによ
って、規格以上の透水性コンクリ−ト舗装が完成され
る。 [第2実施例]100m2 の駐車場を緑色の細粒度の透水
性薄層舗装に設置する場合、フィルター層5cm 、砕石基
層15cm、圧縮強度210kg/cm2 の25mm基層用の透水性コン
クリ−ト9cm 、圧縮強度210kg/cm2 の細粒度の透水性コ
ンクリ−ト1cm を舗装し、養生後の透水係数は10×10-3
cm/sec以上、空隙率は7%以上とする。
【0058】図9は、本実施例による細粒度の透水性コ
ンクリ−トの標準断面を示す図である。 第1工程 地盤を整備して透水係数10×10-3cm/secの砂フィルタ−
層(F)5cm3 を舗設し、ローラーで固める。透水係数10×
10-2cm/sec以上の砕石基層(RB)15cm3 を舗設して、最適
関数比による最大密度を持つように固める。
ンクリ−トの標準断面を示す図である。 第1工程 地盤を整備して透水係数10×10-3cm/secの砂フィルタ−
層(F)5cm3 を舗設し、ローラーで固める。透水係数10×
10-2cm/sec以上の砕石基層(RB)15cm3 を舗設して、最適
関数比による最大密度を持つように固める。
【0059】第2工程 水120kg/m3 と、セメント320kg/m3 と、骨材量は1,71
2kg/m3 と、遅延剤0.96kg/m3 との混合物を9m3 だ
け舗設して、透水係数10×10-2cm/sec、空隙率10% 以
上、強度210kg/cm2 以上となるようにローラーで固め、
透水性コンクリ−ト基層(CB)を舗装した。
2kg/m3 と、遅延剤0.96kg/m3 との混合物を9m3 だ
け舗設して、透水係数10×10-2cm/sec、空隙率10% 以
上、強度210kg/cm2 以上となるようにローラーで固め、
透水性コンクリ−ト基層(CB)を舗装した。
【0060】第2−1工程 透水性コンクリート基層(CB)の固め完了後、水分蒸発の
前あるいは固めの後、1時間以内に細粒度の透水性コン
クリート表層(TC)を舗設する必要がある。細粒度の透水
性コンクリート表層(TC)を舗設するために、水150kg/m
3 及び白セメント370kg/m3 と、3mm の篩で重量比で80
% 〜100%が通過し1mm の篩で10% 以下が通過される廃ガ
ラス及び細かい砕石とを混合した。この時、廃ガラスは
30% を使用し、細かい砕石は70% 使用するが、骨材量
(G) は、G={930-(150+370/3.15)}×2.60=1723kg/m3
であるので、廃ガラスは、1,723kg/m3 ×0.3=517kg/m
3 で、細かい砕石は、1,723kg/m3 ×0.7=1206kg/m3
である。
前あるいは固めの後、1時間以内に細粒度の透水性コン
クリート表層(TC)を舗設する必要がある。細粒度の透水
性コンクリート表層(TC)を舗設するために、水150kg/m
3 及び白セメント370kg/m3 と、3mm の篩で重量比で80
% 〜100%が通過し1mm の篩で10% 以下が通過される廃ガ
ラス及び細かい砕石とを混合した。この時、廃ガラスは
30% を使用し、細かい砕石は70% 使用するが、骨材量
(G) は、G={930-(150+370/3.15)}×2.60=1723kg/m3
であるので、廃ガラスは、1,723kg/m3 ×0.3=517kg/m
3 で、細かい砕石は、1,723kg/m3 ×0.7=1206kg/m3
である。
【0061】ポリマーとしてはアクリルを使用し、固形
分50% のアクリルを、セメント使用重量の20% (即ち、
370kg/m3 ×0.2=74kg/m3 を使用した)。遅延剤とし
てはセメント使用量の0.3%(即ち、370kg/m3 ×0.003=
1.11kg/m3 )を使用し、顔料としては緑色の無機質顔
料の酸化クロムをセメント使用重量の3%(即ち、370kg/
m3 ×0.03=11.1kg/m3 )を使用した。原料1m3 をミ
キサ−で十分混合した。ミキサーの性能が良くない場合
は何回に分けてミキシングしても良い。
分50% のアクリルを、セメント使用重量の20% (即ち、
370kg/m3 ×0.2=74kg/m3 を使用した)。遅延剤とし
てはセメント使用量の0.3%(即ち、370kg/m3 ×0.003=
1.11kg/m3 )を使用し、顔料としては緑色の無機質顔
料の酸化クロムをセメント使用重量の3%(即ち、370kg/
m3 ×0.03=11.1kg/m3 )を使用した。原料1m3 をミ
キサ−で十分混合した。ミキサーの性能が良くない場合
は何回に分けてミキシングしても良い。
【0062】混合された細粒度の透水性コンクリ−ト
は、第2工程で用意された透水性コンクリ−ト基層(CB)
上に人の力によって舗設した後、強度補強して空隙率7%
以上、透水係数10×10-3cm/sec以上となるように、試験
体の密度以上のコンパクトさで固めた。固めた後、ビニ
−ルで覆うことで水分蒸発を防止し、1日経過後、透水
性コンクリ−トの表面に養生撒水を行い、2日経過後表
面を乾燥させ該表面が乾燥状態となるようにした。
は、第2工程で用意された透水性コンクリ−ト基層(CB)
上に人の力によって舗設した後、強度補強して空隙率7%
以上、透水係数10×10-3cm/sec以上となるように、試験
体の密度以上のコンパクトさで固めた。固めた後、ビニ
−ルで覆うことで水分蒸発を防止し、1日経過後、透水
性コンクリ−トの表面に養生撒水を行い、2日経過後表
面を乾燥させ該表面が乾燥状態となるようにした。
【0063】第3工程 表面が乾燥状態になったら、エポキシプライマ(固形分
50% 基準)をスプレイで細粒度の透水性コンクリ−ト表
面に撒布した。撒布量は、基層用の透水性コンクリート
にまで及ぶように30kgを撒布した。7時間以上待機して
養生した後、歩行開通と共にラインを5mの間隔に設け
て、14日経過後、車両を開通させた。こうして完成さ
れる細粒度の透水性コンクリ−ト薄層舗装の試験結果を
表6に示す。
50% 基準)をスプレイで細粒度の透水性コンクリ−ト表
面に撒布した。撒布量は、基層用の透水性コンクリート
にまで及ぶように30kgを撒布した。7時間以上待機して
養生した後、歩行開通と共にラインを5mの間隔に設け
て、14日経過後、車両を開通させた。こうして完成さ
れる細粒度の透水性コンクリ−ト薄層舗装の試験結果を
表6に示す。
【0064】
【表6】
【0065】これによって、規格以上の緑色の細粒度の
透水性コンクリ−ト薄層舗装が完成される。
透水性コンクリ−ト薄層舗装が完成される。
【図1】比較のために、一般舗装、排水性舗装、及び透
水性舗装の断面を概略的に示す断面図である。
水性舗装の断面を概略的に示す断面図である。
【図2】本発明による透水性舗装の施工順序を示す施工
工程のブロック図である。
工程のブロック図である。
【図3】13mmの最大粒度を有する従来の透水性コン
クリートの篩粒度分析グラフである。
クリートの篩粒度分析グラフである。
【図4】40mmの最大粒度を有する本発明による基層
用の透水性コンクリートの篩粒度分析グラフである。
用の透水性コンクリートの篩粒度分析グラフである。
【図5】25mmの最大粒度を有する本発明による中層
及び表層用の透水性コンクリートの篩粒度分析グラフで
ある。
及び表層用の透水性コンクリートの篩粒度分析グラフで
ある。
【図6】19mmの最大粒度を有する本発明による表層
用の透水性コンクリートの篩粒度分析グラフである。
用の透水性コンクリートの篩粒度分析グラフである。
【図7】本発明に使用される現場の透水試験器を概略的
に示す断面図である。
に示す断面図である。
【図8】本発明の第1実施例による舗装断面を示す断面
図である。
図である。
【図9】本発明の第2実施例による細粒度の透水性コン
クリートの舗装断面を概略的に示す断面図である。
クリートの舗装断面を概略的に示す断面図である。
1 地盤 2 基層及び補助基層 3 アスファルトまたはセメントコンクリート層 4 排水口 5 セメント安定化処理層 6 排水層 7 基層用の透水性コンクリート層 8 道路舗装用の透水性コンクリート層 9 フィルター層 10 粒状材料層 11 基層用の透水性コンクリート層 12 表層用の透水性コンクリート薄層
Claims (14)
- 【請求項1】 整備された地盤上に透水係数が10×10-4
cm/sec以上の砂フィルタ−層と透水係数が10×10-2cm/s
ec以上の砕石基層を舗設して固める段階と;基層用の太
い骨材、250kg/m3 乃至500kg/m3 のセメント、および
現場舗設の基準で水/セメント比(W/C)25 〜40% の水を
混合し、この混合物を、上記砕石基層上に舗設し固める
ことで透水性コンクリート基層を舗装する段階と;表層
用の太い骨材と、250kg/m3 乃至500kg/m3 のセメント
と、現場舗設の基準で水/セメント比(W/C)25 〜40% の
水と、エマルジョン・タイプのアクリル樹脂、乳剤アス
ファルト、及びSBR ラテックス(latex) のうちから選択
された少なくとも一つのセメントの使用重量の20% 以内
のポリマーとを混合し、該混合物を上記透水性コンクリ
ート基層上に舗設し固めることで透水性コンクリート表
層を舗装する段階と;舗装された透水性コンクリ−トの
表層上に養生布を覆って1日以上養生し、エマルジョン
・タイプのアクリル樹脂、エポキシ、ウレタン、乳剤ア
スファルト、およびラテックスのうちで選択された少な
くとも一つのポリマーを水と混合して上記透水性コンク
リートの基層に浸透するように撒布し養生する段階と;
よりなることを特徴とする透水性コンクリート舗装方
法。 - 【請求項2】 上記基層用の太い骨材は、最大寸法が40
mmであり、重量% を基準として、50mmの篩で100%、40mm
の篩で95〜100%、25mmの篩で75〜95% 、10mmの篩で15〜
55% 、#4の篩で0 〜2%、#10 の篩で0 〜10% 、また#40
の篩では0 〜5%の粒度分布で通過され、 上記表層用の太い骨材は、最大の寸法が19mmであり、重
量% を基準として、25mmの篩で100%、19mmの篩で95〜10
0%、10mmの篩で20〜60% 、#4の篩で0 〜20% 、#10 の篩
で0 〜10% 、そして#40 の篩では0 〜5%の粒度分布で通
過されることを特徴とする請求項1記載の透水性コンク
リ−ト舗装方法。 - 【請求項3】 上記透水性コンクリ−トの基層を舗装し
た後、中層用の太い骨材、250kg/m3 乃至500kg/m3 の
セメント、および現場舗設基準として水/セメント比(W
/C)25 〜40% の水を混合し、該混合物を上記砕石の基層
上に舗設し固めることで透水性コンクリートの中層舗装
段階をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の透水
性コンクリート舗装方法。 - 【請求項4】 上記中層用の太い骨材は、最大寸法が25
mmであり、重量% を基準として40mmの篩で100%、25mmの
篩で95〜100%、19mmの篩で65〜90% 、13mmの篩で40〜80
% 、#10 の篩で0 〜10% 、そして#40 篩では0 〜5%だけ
通過される粒度分布を有することを特徴とする請求項3
記載の透水性コンクリ−ト舗装方法。 - 【請求項5】 上記セメントの使用量及び上記水/ セメ
ント比は、固めた後の空隙率が10〜20% 内に保持され、
透水係数が10×10-2cm/sec以上になるように決定される
ことを特徴とする請求項1記載の透水性コンクリ−ト舗
装方法。 - 【請求項6】 骨材の使用量は、セメント使用量を強度
に基づいて決定し水/セメント比を決定した後、次の式 骨材使用量 = (880-(水の重量+(使用セメント量/セメ
ント比重))×使用骨材の比重 によって算出されることを特徴とする請求項1記載の透
水性コンクリ−ト舗装方法。 - 【請求項7】 上記透水性コンクリ−トの表層舗装のた
めに原料を混合する段階で、表層着色用無機質顔料をセ
メント使用重量の10% 以内にさらに混合することを特徴
とする請求項1記載の透水性コンクリ−ト舗装方法。 - 【請求項8】 上記透水性コンクリ−トの表層舗装のた
めに原料を混合する段階で、表層の曲がり強度の補強の
ために、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、およ
び炭素繊維のうちから選ばれた少なくとも一つの補強材
1.5kg/m3 をさらに混合することを特徴とする請求項1
記載の透水性コンクリート舗装方法。 - 【請求項9】 整備された地盤上に透水係数が10×10-4
cm/sec以上の砂フィルタ−層と透水係数が10×10-2cm/s
ec以上の砕石基層を舗設して固める段階と;固めた後、
空隙率10〜20% 内に保持され、透水係数が10×10-2cm/s
ec以上となる所定量の太い骨材、セメント、及び水を混
合し、上記砕石基層上に舗設し固めることで透水性コン
クリ−ト基層を舗装する段階と;粉砕廃ガラスと、細か
い砕石と、250kg/m3 〜500kg/m3 のセメントと、現場
の舗設基準として水/セメント比(W/C)25 〜40% の水
と、エマルジョンタイプのアクリル樹脂、乳剤アスファ
ルト、およびSBR ラテックスのうちから選ばれた少なく
とも一つの固形分の50% を基準としてセメント使用重量
の10% 〜50% のポリマーとを混合し、該混合物を上記透
水性コンクリ−トの基層に舗装した後、1時間内に上記
透水性コンクリ−トの基層上に舗設し固めることで細粒
度の透水性コンクリ−ト表層を舗装する段階と;舗装さ
れた細粒度の透水性コンクリ−トの表層上に養生布を覆
って、1日以上養生し、エマルジョン・タイプのアクリ
ル樹脂、エポキシ、ウレタン、乳剤アスファルト、およ
びラテックスのうちから選ばれた少なくとも一つのポリ
マーを水と混合して、上記透水性コンクリ−トの基層に
浸透されるように撒布し養生する段階と;よりなること
を特徴とする透水性コンクリート舗装方法。 - 【請求項10】 上記粉砕廃ガラスおよび細かい砕石
は、重量% を基準として3mm の篩で80% 〜100%、また1m
m の篩で10% 以下で通過される粒度分布を有することを
特徴とする請求項9記載の透水性コンクリ−ト舗装方
法。 - 【請求項11】 上記セメントの使用量および上記水/
セメント比は、養生の後、空隙率が7%以上で透水係数が
10×10-3cm/sec以上となり、圧縮強度が150kg/cm2 〜40
0kg/cm2 で保持されるように決定されることを特徴とす
る請求項9記載の透水性コンクリ−ト舗装方法。 - 【請求項12】 骨材の使用量は、セメントの使用量を
強度に基づいて決定し水/セメント比を決定した後、次
の式 骨材使用量 = (930-(水重量+(使用セメント量/セメン
ト比重))×使用骨材の比重 によって算出されることを特徴とする請求項9記載の透
水性コンクリ−ト舗装方法。 - 【請求項13】 上記細かい砕石の使用量は前記骨材使
用量の50% 〜90% の範囲内で決定され、上記粉砕廃ガラ
スの使用量は上記細かい砕石の使用量の10%〜50% の範
囲内で決定されることを特徴とする請求項12記載の透
水性コンクリ−ト舗装方法。 - 【請求項14】 上記細粒度の透水性コンクリ−トの表
層舗装のために原料を混合する段階で、表層着色用の無
機質顔料をセメント使用重量の20% 以内でさらに混合す
ることを特徴とする請求項9記載の透水性コンクリ−ト
舗装方法。
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