JPH09104686A - 有機スルホニルイミドリチウム - Google Patents

有機スルホニルイミドリチウム

Info

Publication number
JPH09104686A
JPH09104686A JP7261599A JP26159995A JPH09104686A JP H09104686 A JPH09104686 A JP H09104686A JP 7261599 A JP7261599 A JP 7261599A JP 26159995 A JP26159995 A JP 26159995A JP H09104686 A JPH09104686 A JP H09104686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolyte
lithium
formula
solution
imidolithium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7261599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3874435B2 (ja
Inventor
Makoto Takizawa
誠 瀧澤
Fumihiko Yamamoto
文彦 山元
Masanori Ikeda
池田  正紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP26159995A priority Critical patent/JP3874435B2/ja
Publication of JPH09104686A publication Critical patent/JPH09104686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3874435B2 publication Critical patent/JP3874435B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/14Cells with non-aqueous electrolyte
    • H01M6/16Cells with non-aqueous electrolyte with organic electrolyte
    • H01M6/162Cells with non-aqueous electrolyte with organic electrolyte characterised by the electrolyte
    • H01M6/166Cells with non-aqueous electrolyte with organic electrolyte characterised by the electrolyte by the solute
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/056Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes
    • H01M10/0564Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes the electrolyte being constituted of organic materials only
    • H01M10/0566Liquid materials
    • H01M10/0568Liquid materials characterised by the solutes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規化合物:(XCHFCF2 SO2 2
Li(X=F,CF3 )を提供する。加水分解によって
電解質濃度が低下することがなく、かつアルミニウムの
陽極酸化による腐食が起こりにくい、高電導度の非水系
電解質及びリチウムイオン二次電池を提供する。 【解決手段】 新規化合物:(XCHFCF2 SO2
2 NLi(X=F,CF 3 )、この新規化合物の非水電
解液、及びこの非水電解液を用いたリチウムイオン二次
電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規化合物:(X
CHFCF2 SO2 2 NLi(但しXはF又はC
3 )に関する。本化合物は、非水系電解液の電解質若
しくは高分子固体電解質の塩として、特にリチウムイオ
ン二次電池の非水系電解液の電解質として有用である。
【0002】
【従来の技術】従来、非水系電解液の電解質として四フ
ッ化硼酸リチウム、六フッ化燐酸リチウムといった無機
電解質が用いられているが、これらの無機電解質は水に
よって容易に分解するため、電解液溶媒中の数ppm程
度の水とも徐々に反応、分解し、電解液中の電解質濃度
が低下する。その結果、例えば二次電池では容量低下な
どが起こる。この無機電解質の欠点を解決するものとし
て特開平4−56069号公報にトリフルオロメタンス
ルホン酸リチウムに代表される有機スルホン酸リチウム
塩が開示されている。これらの有機スルホン酸リチウム
塩は無機電解質に比べ水と反応しにくいので、電解液中
の電解質濃度の低下は改善される。しかしながら、有機
スルホン酸リチウム塩は四フッ化硼酸リチウム、六フッ
化燐酸リチウムに比べ溶液中での解離度が低く、高電導
度の電解液を得られない。
【0003】有機スルホン酸リチウム塩と同等の耐加水
分解性を有し、かつ有機スルホン酸リチウム塩より解離
度が高く、高電導度の電解液を得られる電解質として、
特開平5−326018号公報、特開平6−17676
9号公報及び機能材料,15(5) P.50−8(1
995)にビス(トリフルオロスルホニル)イミドリチ
ウムが開示されている。ところが、ビス(トリフルオロ
スルホニル)イミドリチウムの溶液中ではアルミニウム
が陽極酸化により腐食されるため、該溶液を電解液とし
たリチウムイオン二次電池では正極の集電体にアルミニ
ウムが使用できないという欠点があった。特表平3−5
01860号公報には化合物:((RSO2 2 N)y
M(但しRは一価の有機基、Mはy価の金属元素を表
す。)の製造方法が開示されているが、実施例に記載さ
れているのはパーフルオロアルキル化合物のみである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、耐加
水分解性に優れ、高電導度の溶液を得られ、かつその溶
液はアルミニウムを腐食しない化合物を提供することで
あり、また該化合物を電解質とした非水系電解液を提供
することである。さらには、該電解液とアルミニウムを
集電体とした電極からなる電池を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、式:(XCHFCF2 SO2 2 NLi(但し
XはF又はCF3 )で表される有機スルホニルイミドリ
チウムは上記課題を解決する化合物であることを見出
し、本発明に至った。すなわち、本発明は下記のとおり
である。 1. 式:(XCHFCF2 SO2 2 NLi(但しX
はF又はCF3 )で表される有機スルホニルイミドリチ
ウム。 2. 式:(XCHFCF2 SO2 2 NLi(但しX
はF又はCF3 )で表される有機スルホニルイミドリチ
ウムを含有する非水系電解液。 3. 式:(XCHFCF2 SO2 2 NLi(但しX
はF又はCF3 )で表される有機スルホニルイミドリチ
ウムを含有する非水系電解液とアルミニウムを集電体と
した電極とからなる電池。
【0006】以下、本発明について詳しく述べる。 本発明の化合物:(XCHFCF2 SO2 2 NLi
(但しXはF又はCF3)で表される有機スルホニルイ
ミドリチウムは新規化合物である。合成方法は特に限定
するものではないが、一例として以下の多段階反応によ
る方法が挙げられる。 (1) 亜硫酸水素ナトリウムとX−CF=CF2 で表
されるパーフルオロオレフィンとの付加反応による、
式:XCHFCF2 SO3 Naで表される有機スルホン
酸ナトリウムの合成(NaHSO3 +X−CF=CF2
→XCHFCF2 SO3 Na(但しXはF又はC
3 ))、(2) 式:XCHFCF2 SO3 Naで表
される有機スルホン酸ナトリウムと五塩化リンとの反応
による、式:XCHFCF2 SO2 Clで表される有機
スルホニルクロライド合成(XCHFCF2 SO3 Na
+PCl5 →XCHFCF2SO2 Cl+POCl3
NaCl(但しXはF又はCF3 ))、(3) 式:X
CHFCF2 SO2 Clで表される有機スルホニルクロ
ライドとビス(トリメチルシリル)イミドリチウムの反
応による、式:(XCHFCF2SO2 2 NLiで表
される有機スルホニルイミドリチウム合成(2XCHF
CF2 SO2 Cl+((CH3 3 Si)2 NLi→
(XCHFCF2 SO2 2NLi+2(CH3 3
iCl(但しXはF又はCF3 ))が挙げられる。
【0007】本発明の化合物:(XCHFCF2
2 2 NLi(但しXはF又はCF3)で表される有
機スルホニルイミドリチウムの用途は、具体的には一次
又は二次電池の非水系電解液の電解質、高分子固体電解
質の塩、有機合成反応の触媒等が挙げられる。本発明の
化合物を電解質とする非水系電解液の溶媒は、該化合物
を溶解できる非プロトン性極性溶媒であれば特に限定す
るものでなく、例えばカーボネート類、エステル類、ラ
クトン類、エーテル類、ニトリル類、アミド類、スルホ
ン類等が使用でき、中でもカーボネート類、エステル
類、ラクトン類、エーテル類が好ましい。更には、単一
の溶媒だけでなく二種類以上の溶媒の混合物でもよい。
この非水系電解液の電解質濃度は0.1mol・dm-3
以上飽和濃度以下が好ましく、更に好ましくは0.5m
ol・dm-3以上飽和濃度以下である。濃度が0.1m
ol・dm-3より小さい場合、電解液の電導度が低いた
め好ましくない。
【0008】該非水系電解液とアルミニウムを集電体と
した電極からなる電池としては、例えば、銅箔を集電体
とし、リチウムイオンを吸蔵することが可能な炭素を主
体とする負極と、アルミニウム箔を集電体とし、リチウ
ム含有遷移金属カルコゲン化合物を主体とする正極から
なるリチウムイオン二次電池などが挙げられる。本発明
の化合物を塩として用いる高分子固体電解質には、例え
ばポリエチレングリコール(PEG)セグメントを主体
とするポリマーに0.1mol・dm-3以上5mol・
dm-3以下の濃度となるように本発明のリチウム塩を直
接溶解させたもの、あるいはPEGセグメントを主体と
するポリマー、ポリアクリロニトリル(PAN)やポリ
フッ化ビニリデン(PVdF)を本発明のリチウム塩の
濃度が0.1mol・dm-3以上飽和濃度以下の非水系
溶媒溶液10〜200重量部で膨潤させたもの等が挙げ
られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ本発明を具体
的に説明する。
【0010】
【実施例1】 ビス(1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホニ
ル)イミドリチウムの合成。 (1) 亜硫酸水素ナトリウムとテトラフルオロエチレ
ンの付加反応 1000mlの圧力容器に亜硫酸水素ナトリウム(Na
HSO3 )80g、四硼酸ナトリウム10水和物(Na
2 4 7 ・10H2 O)36.7g、純水160ml
及びテトラフルオロエチレン100gを加え、120℃
で110時間反応した。反応液を濾過し、濾液を減圧下
で脱水乾固した後エタノール300mlを加え3時間還
流、生成した不溶固体を濾別し、濾液から脱溶媒して3
1.4gの1,1,2,2−テトラフルオロエタンスル
ホン酸ナトリウム(HCF2 CF 2 SO3 Na)を得
た。収率20.1%。 (2) 1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホ
ン酸ナトリウムと五塩化リンの反応 300mlの4つ口フラスコ内に49.2gの五塩化リ
ンと100gのオキシ塩化リンを入れ、撹拌しながら上
記(1)で合成した1,1,2,2−テトラフルオロエ
タンスルホン酸ナトリウム30.0gを滴下漏斗から滴
下した後、加熱して23時間還流状態を維持した。続い
て、常圧蒸留を行い105〜110℃の留分を分離、氷
水中に滴下して下層を分離し、500mlの水で1時間
水洗、無水硫酸ナトリウムで脱水して10.2gの無色
透明の1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホン
酸クロライド(HCF2 CF2 SO2 Cl)を得た。収
率は69.0%。
【0011】(3) ビス(1,1,2,2−テトラフ
ルオロエタンスルホニル)イミドリチウムの合成。 300mlの4つ口フラスコ内にビス(テトラメチルシ
リル)イミドリチウム((CH3 3 Si)2 NLiの
1.0mol・dm-3THF溶液を40.0ml入れ、
0℃に保持して上記(2)で合成した1,1,2,2−
テトラフルオロエタンスルホン酸クロライド(HCF2
CF2 SO2 Cl)を8.0g滴下した。この混合液を
室温で10日間撹拌した後、不溶物を濾別した反応液を
60℃、15mmHgで蒸発乾固して3.6gのビス
(1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホニル)
イミドリチウム((HCF2 CF2 SO2 2 NLi)
を得た。収率59.3%。 赤外吸収スペクトル:3005cm-1(C−H);16
40cm-1(S=O);1140cm-1(C−F)19 F−NMRスペクトル(CFCl3 基準):−136
ppm(2F);−139ppm(2F) 融点:480℃(DSC(セイコー電子(株):S−5
000)で測定、昇温速度15℃/分)。 元素分析(括弧内計算値):Li=1.9(2.0)
%,C=13.2(13.7)%,H=0.7(0.
6)%,O=18.4(18.2)%,N=4.4
(4.0)%,F=41.0(43.2)%,S=1
8.5(18.3)%
【0012】
【実施例2】 ビス(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロ−n−
プロパンスルホニル)イミドリチウムの合成。 (1) 亜硫酸水素ナトリウムとヘキサフルオロプロピ
レンの付加反応 1000mlの圧力容器に亜硫酸水素ナトリウム(Na
HSO3 )80g、四硼酸ナトリウム10水和物(Na
2 4 7 ・10H2 O)36.7g、純水160ml
及びヘキサフルオロプロピレン120gを加え、120
℃で110時間反応した。反応液を濾過し、濾液を減圧
下で脱水乾固した後エタノール300mlを加え3時間
還流、生成した不溶固体を濾別し、濾液から脱溶媒して
35.2gの1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロ
−n−プロパンスルホン酸ナトリウム(CF3 CHFC
2 SO3 Na)を得た。収率18.0%。 (2) 1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロ−n
−プロパンスルホン酸ナトリウムと五塩化リンの反応 300mlの4つ口フラスコ内に49.2gの五塩化リ
ンと100gのオキシ塩化リンを入れ、撹拌しながら上
記(1)で合成した1,1,2,3,3,3−ヘキサフ
ルオロ−n−プロパンスルホン酸ナトリウム30.0g
を滴下漏斗から滴下した後、加熱して23時間還流状態
を維持した。続いて、常圧蒸留を行い105〜110℃
の留分を分離、氷水中に滴下して下層を分離し、500
mlの水で1時間水洗、無水硫酸ナトリウムで脱水して
21.2gの無色透明の1,1,2,3,3,3−ヘキ
サフルオロ−n−プロパンスルホン酸クロライド(CF
3CHFCF2 SO2 Cl)を得た。収率71.5%。
【0013】(3) ビス(1,1,2,3,3,3−
ヘキサフルオロ−n−プロパンスルホニル)イミドリチ
ウムの合成。 300mlの4つ口フラスコ内にビス(テトラメチルシ
リル)イミドリチウム((CH3 3 Si)2 NLiの
1.0mol/dm3 THF溶液を40.0ml入れ、
0℃に保持して上記(2)で合成した1,1,2,3,
3,3−ヘキサフルオロ−n−プロパンスルホン酸クロ
ライド(CF3 CHFCF2 SO2 Cl)を20.1g
滴下した。この混合液を室温で10日間撹拌した後、不
溶物を濾別した反応液を60℃、15mmHgで蒸発乾
固して10.3gのビス(1,1,2,3,3,3−ヘ
キサフルオロ−n−プロパンスルホニル)イミドリチウ
ム((CF3 CHFCF2 SO2 2 NLi)を得た。
収率57.3%。 赤外吸収スペクトル:3005cm-1(C−H);16
40cm-1(S=O);1240cm-1(C−F)19 F−NMRスペクトル(CFCl3 基準):−78p
pm(3F:t,J=7Hz);−109ppm(1
F:md,J=220Hz),−116ppm(1F:
md,J=230Hz);−205ppm(1F:m) 融点:502℃(DSC(セイコー電子(株):S−5
000)で測定、昇温速度15℃/分)。 元素分析(括弧内計算値):Li=1.7(1.5)
%,C=17.2(16.0)%,H=0.7(0.
4)%,O=15.0(14.2)%,F=49.0
(50.6)%,S=14.5(14.2)%
【0014】
【実施例3】 アルミニウム陽極酸化電流の測定1:実施例1で合成し
たビス(1,1,2,2−テトラフルオロエタンスルホ
ニル)イミドリチウムの濃度0.7mol/dm-3のプ
ロピレンカーボネート/ジメトキシエタン(1:1 容
積比)溶液を電解液とし、作用電極をアルミニウム(市
販のアルミ箔)、対電極及び参照電極をリチウム金属と
したセルでアルミニウムを4.0V(vs.Li金属)
の電位に保持したとき、電極間を5μA・cm-2の電流
が流れた。
【0015】
【実施例4】 アルミニウム陽極酸化電流の測定2:実施例2で合成し
たビス(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロ−n
−プロパンスルホニル)イミドリチウムの濃度0.7m
ol・dm-3のプロピレンカーボネート/ジメトキシエ
タン(1/1容積比)溶液を電解液とし、作用電極をア
ルミニウム(市販のアルミ箔)、対電極及び参照電極を
リチウム金属としたセルでアルミニウムを4.0V(v
s.Li金属)の電位に保持したとき、電極間を3μA
・cm-2の電流が流れた。
【0016】
【実施例5】 溶液の電導度の測定1:実施例1で合成したビス(1,
1,2,2−テトラフルオロエタンスルホニル)イミド
リチウムの濃度0.7mol・dm-3のプロピレンカー
ボネート/ジメトキシエタン(1/1 容積比)溶液の
電導度を電導度測定計(東亜電波(株):CM−60
S)と電導度セル(東亜電波(株):CG−511B)
によって測定し、23℃で2.97mScm-1の値を得
た。
【0017】
【実施例6】 溶液の電導度の測定2:実施例1で合成したビス(1,
1,2,3,3,3−ヘキサフルオロ−n−プロパンス
ルホニル)イミドリチウムの濃度0.7mol・dm-3
のプロピレンカーボネート/ジメトキシエタン(1/1
容積比)溶液の電導度を電導度測定計(東亜電波
(株):CM−60S)と電導度セル(東亜電波
(株):CG−511B)によって測定し、23℃で
3.01mScm-1の値を得た。
【0018】
【比較例1】ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イ
ミドリチウムの濃度0.7mol・dm-3のプロピレン
カーボネート/ジメトキシエタン(1/1 容積比)溶
液を電解液とし、作用電極をアルミニウム(市販のアル
ミ箔)、対電極及び参照電極をリチウム金属としたセル
でアルミニウムを4.0V(vs.Li金属)の電位に
保持したとき、電極間を210mA・cm-2の電流が流
れた。実施例3及び実施例4の電解液での電流値は比較
例1の電解液での値の1/10000以下であり、実施
例3及び実施例4の電解液中ではアルミニウムの腐食速
度は比較例1の電解液中の1/10000以下となるこ
とを示している。
【0019】
【比較例2】 溶液の電導度の測定:パーフルオロブタンスルホン酸リ
チウムの濃度0.7mol・dm-3のプロピレンカーボ
ネート/ジメトキシエタン(1/1 容積比)溶液の電
導度を電導度測定計(東亜電波(株):CM−60S)
と電導度セル(東亜電波(株):CG−511B)によ
って測定し、23℃で2.10mScm -1の値を得た。
【0020】
【実施例7】図3に示す円筒型非水電解液電池を下記の
ようにして作製した。まず、LiCoO2 をボールミル
で平均粒径3μmに粉砕した後、この粉末1重量部に対
しグラファイト0.025重量部、アセチレンブラック
0.025重量部、結合剤としてポリフッ化ビニリデン
0.02重量部を加え、ジメチルホルムアミドを用いて
ペースト状にしたものを、厚さ15μmのアルミ箔の片
面に乾燥膜厚が100μmになるように塗布して正極1
を作製した。一方、市販の石油系ニードルコークス(興
亜石油社製、KOA−SJ Coke)をボールミルで
平均粒径10μmに粉砕した。このニードルコークスの
BET表面積、真密度、X線回折より得られる面間隔d
002 、Lc(002) はそれぞれ、11m2 ・g-1、2.1
3g・cm-3、3.44Å、52Åであった。この粉末
1重量部に対して結合剤としてポリフッ化ビニリデン
0.05重量部を加え、ジメチルホルムアミドを用いて
ペースト状にし、厚さ10μmの銅箔の片面に乾燥膜厚
が130μmになるように塗布して負極2を作製した。
なお、正極1及び負極2には、集電を行うためのアルミ
ニウム製の正極リード端子3、銅製の負極リード端子4
をそれぞれ溶接した。そして、正極1と負極2の間に、
ポリエチレン製の微多孔膜からなるセパレータ5を介在
させて互いに積層し、多数回捲回して、渦巻型の電極体
を作製した。そして、この渦巻型の電極体をSUS製電
池容器6中に収納した。負極リード端子4を電池容器6
の内底部にスポット溶接により接続し、正極リード端子
3は電池封口板7に同様にして接続した。
【0021】次に、この電極体が収納された電池缶容器
6中に、プロピレンカーボネート、ジエトキシメタンを
体積比1対1で混合した混合溶媒に、電解質として実施
例1の化合物ビス(1,1,2,2−テトラフルオロエ
タンスルホニル)イミドリチウムを0.7mol・dm
-3になるように溶解させて調整した電解液を注液し、該
電池容器6と前記電池封口板7とをポリプロピレン製パ
ッキング8を介し、嵌合してかしめることで密封し、外
径20mm、50mmの円筒型非水電解液電池を作製し
た。この電池を、充放電電流0.3A、充電終止電圧
4.2V、放電終止電圧2.7Vで室温(約20℃)に
おいて充放電試験を行ったところ、1サイクルめの放電
容量0.90Ah、100サイクルめの放電容量保持率
(100サイクルめの放電容量を1サイクルめの容量で
割った百分率)90%という結果を得た。
【0022】
【実施例8】図3に示す円筒型非水電解液電池を、プロ
ピレンカーボネート、ジエトキシメタンを体積比1対1
で混合した混合溶媒に、電解質として実施例2の化合物
ビス(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロ−n−
プロパンスルホニル)イミドリチウムを0.7mol・
dm-3になるように溶解させて調整した電解液を注液す
る以外は、実施例7と同様にして作製した。該電池容器
6と前記電池封口板7とをポリプロピレン製パッキング
8を介し、嵌合してかしめることで密封し、外径20m
m、50mmの円筒型非水電解液電池を作製した。この
電池を、充放電電流0.3A、充電終止電圧4.2V、
放電終止電圧2.7Vで室温(約20℃)において充放
電試験を行ったところ、1サイクルめの放電容量0.9
0Ah、100サイクルめの放電容量保持率(100サ
イクルめの放電容量を1サイクルめの容量で割った百分
率)93%という結果を得た。
【0023】
【発明の効果】本発明により、有機電解質として有用な
新規化合物:(XCHFCF2 SO22 NLi(但し
XはF又はCF3 )で表される有機スルホニルイミドリ
チウムを得ることができる。本発明の化合物は電解質と
して耐加水分解性に優れ、かつアルミニウムの腐食が起
こりにくい非水系電解液を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の化合物の赤外吸収スペクト
ルである。
【図2】本発明の実施例2の化合物の赤外吸収スペクト
ルである。
【図3】本発明の実施例7及び実施例8で用いた非水電
解液電池の縦断面図である。
【符号の説明】
1 帯状正極 2 帯状負極 3 正極リード端子 4 負極リード端子 5 セパレーター 6 電池容器 7 電池封口板 8 パッキング 9 絶縁板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式:(XCHFCF2 SO2 2 NLi
    (但しXはF又はCF3 )で表される有機スルホニルイ
    ミドリチウム。
  2. 【請求項2】 式:(XCHFCF2 SO2 2 NLi
    (但しXはF又はCF3 )で表される有機スルホニルイ
    ミドリチウムを含有する非水系電解液。
  3. 【請求項3】 式:(XCHFCF2 SO2 2 NLi
    (但しXはF又はCF3 )で表される有機スルホニルイ
    ミドリチウムを含有する非水系電解液とアルミニウムを
    集電体とした電極とからなる電池。
JP26159995A 1995-10-09 1995-10-09 有機スルホニルイミドリチウム Expired - Lifetime JP3874435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26159995A JP3874435B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 有機スルホニルイミドリチウム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26159995A JP3874435B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 有機スルホニルイミドリチウム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09104686A true JPH09104686A (ja) 1997-04-22
JP3874435B2 JP3874435B2 (ja) 2007-01-31

Family

ID=17364155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26159995A Expired - Lifetime JP3874435B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 有機スルホニルイミドリチウム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3874435B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09255685A (ja) * 1996-03-22 1997-09-30 Mitsubishi Chem Corp 有機酸リチウム塩の精製方法
JPH11171853A (ja) * 1997-09-11 1999-06-29 Hydro Quebec 溶剤および広い範囲で安定性と高導電性を有する新規の電解質組成物
JP2006324167A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Asahi Kasei Corp 非対称有機スルホニルイミド塩電解質とそれを用いた電解液および電気化学素子
JP2006324554A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 含フッ素有機スルホニルイミド塩電解質とそれを用いた電解液および電気化学素子
JP2008138008A (ja) * 1997-05-01 2008-06-19 3M Co フッ素化スルホンアミド及びスルホン誘導体
JP2008222657A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Asahi Kasei Corp スルホンイミドの製造方法
JP2008545790A (ja) * 2005-06-07 2008-12-18 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ヒドロフルオロアルカンスルホン酸の製造
JP2009263259A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Asahi Kasei Corp スルホンイミド塩の精製方法
JP2017022116A (ja) * 2011-12-06 2017-01-26 アルケマ フランス リチウム塩混合物のLi−イオン電池電解質としての使用

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03501860A (ja) * 1988-10-05 1991-04-25 ソシエテ・ナシオナル・エルフ・アキテーヌ スルホニルイミドの合成方法
JPH05326018A (ja) * 1992-05-20 1993-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd リチウム二次電池
JPH06116229A (ja) * 1992-05-26 1994-04-26 Bayer Ag イミド類及びそれらの塩類
JPH0881436A (ja) * 1994-09-12 1996-03-26 Central Glass Co Ltd スルホンイミドの製造方法
JPH08511274A (ja) * 1994-03-21 1996-11-26 サントル・ナショナル・ドゥ・ラ・ルシェルシュ・シャンティフィク 良好な耐食性を示すイオン性伝導材料

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03501860A (ja) * 1988-10-05 1991-04-25 ソシエテ・ナシオナル・エルフ・アキテーヌ スルホニルイミドの合成方法
JPH05326018A (ja) * 1992-05-20 1993-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd リチウム二次電池
JPH06116229A (ja) * 1992-05-26 1994-04-26 Bayer Ag イミド類及びそれらの塩類
JPH08511274A (ja) * 1994-03-21 1996-11-26 サントル・ナショナル・ドゥ・ラ・ルシェルシュ・シャンティフィク 良好な耐食性を示すイオン性伝導材料
JPH0881436A (ja) * 1994-09-12 1996-03-26 Central Glass Co Ltd スルホンイミドの製造方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09255685A (ja) * 1996-03-22 1997-09-30 Mitsubishi Chem Corp 有機酸リチウム塩の精製方法
JP2008138008A (ja) * 1997-05-01 2008-06-19 3M Co フッ素化スルホンアミド及びスルホン誘導体
JPH11171853A (ja) * 1997-09-11 1999-06-29 Hydro Quebec 溶剤および広い範囲で安定性と高導電性を有する新規の電解質組成物
US8737039B2 (en) 1997-09-11 2014-05-27 Acep Inc. Solvents and novel electrolytic compositions having a large range of stability and high conductivity
JP4684006B2 (ja) * 2005-05-20 2011-05-18 旭化成株式会社 含フッ素有機スルホニルイミド塩電解質とそれを用いた電解液および電気化学素子
JP2006324167A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Asahi Kasei Corp 非対称有機スルホニルイミド塩電解質とそれを用いた電解液および電気化学素子
JP2006324554A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 含フッ素有機スルホニルイミド塩電解質とそれを用いた電解液および電気化学素子
JP2008545790A (ja) * 2005-06-07 2008-12-18 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ヒドロフルオロアルカンスルホン酸の製造
US7683209B2 (en) 2005-06-07 2010-03-23 E.I. Du Pont De Nemours And Company Manufacture of hydrofluoroalkanesulfonic acids
US7897807B2 (en) 2005-06-07 2011-03-01 E. I. Du Pont De Nemours And Company Manufacture of hydrofluoroalkanesulfonic acids
US8283492B2 (en) 2005-06-07 2012-10-09 E I Du Pont De Nemours And Company Manufacture of hydrofluoroalkanesulfonic acids
JP2008222657A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Asahi Kasei Corp スルホンイミドの製造方法
JP2009263259A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Asahi Kasei Corp スルホンイミド塩の精製方法
JP2017022116A (ja) * 2011-12-06 2017-01-26 アルケマ フランス リチウム塩混合物のLi−イオン電池電解質としての使用
JP2018073833A (ja) * 2011-12-06 2018-05-10 アルケマ フランス リチウム塩混合物のLi−イオン電池電解質としての使用

Also Published As

Publication number Publication date
JP3874435B2 (ja) 2007-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI382010B (zh) 非水相電解質用之添加物及使用其之二次電池
JP5125379B2 (ja) ベンゼンスルホン酸エステルを含むリチウム二次電池用電解液、及びそれを用いたリチウム二次電池
US9130240B2 (en) Ionic liquid, lithium secondary battery electrolyte comprising the ionic liquid, and lithium secondary battery comprising the electrolyte
JP4810867B2 (ja) リチウムイオン電池用電解液の製造方法
CN103641751B (zh) 二元或三元含氟磺酰亚胺的碱金属盐和离子液体及其应用
CN102816096B (zh) 一种亚胺碱金属盐和离子液体及其作为非水电解质的应用
WO2017204225A1 (ja) ビス(フルオロスルホニル)イミドアルカリ金属塩の製造方法ならびにビス(フルオロスルホニル)イミドアルカリ金属塩組成物
KR102445815B1 (ko) 마그네슘 염
JP2003100347A (ja) 非水電解液電池および非水電解液
JPWO2003091198A1 (ja) イオン性液体および脱水方法ならびに電気二重層キャパシタおよび二次電池
CN105175452B (zh) 一种磷腈氟烷基磺酰亚胺碱金属盐的制备方法
TW202107758A (zh) 電解質組成物、溶劑組成物、非水電解液及其用途
JP2002110235A (ja) 電気化学ディバイス用電解質及びそれを用いた電池
CN105830272A (zh) 非水系电解液和使用其的非水系电解液二次电池
JP6600631B2 (ja) モノフルオロリン酸エステル塩を含む非水電解液、及びそれを用いた非水電解液電池
KR20150016533A (ko) 불소-함유 에스테르 및 이의 제조 방법
JP3874435B2 (ja) 有機スルホニルイミドリチウム
JP5516673B2 (ja) ベンゼンスルホン酸エステル、それを用いたリチウム二次電池用電解液、及びそれを用いたリチウム二次電池
JP6765380B2 (ja) 非水電解液用添加剤、非水電解液、及び、蓄電デバイス
JP4889240B2 (ja) 非対称有機スルホニルイミド塩電解質とそれを用いた電解液および電気化学素子
JP4512949B2 (ja) 非水電解液および非水電解液二次電池
JP2002249670A (ja) 電解質
JPH0837025A (ja) 非水電解液
JP2002008721A (ja) 非水電解液およびリチウム二次電池
EP3604276A1 (en) New components for electrolyte compositions

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term