JPH09104138A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09104138A
JPH09104138A JP7264460A JP26446095A JPH09104138A JP H09104138 A JPH09104138 A JP H09104138A JP 7264460 A JP7264460 A JP 7264460A JP 26446095 A JP26446095 A JP 26446095A JP H09104138 A JPH09104138 A JP H09104138A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト,簡便,高速,確実等のユーザの要
求に応えた画像形成を実現できるようにする。 【解決手段】 ホスト8からページ記述言語データが送
られてくると、RIP部1がそのページ記述言語データ
に基づいて画像データを作成してフレームメモリ21に
記憶させ、その画像データをエンジン部6へ転送して画
像形成させると共に圧縮伸張部22によって圧縮させて
記憶部23に記憶させる。また、再画像形成の指示があ
った時に、記憶部23に記憶された画像データを圧縮伸
張部22によって伸張させてエンジン部6へ転送して画
像形成させる。このとき、再画像形成したい画像が形成
された用紙(原稿)の画像をスキャナ部20によって読
み取り、その画像データと近似する内容の画像データを
記憶部23から読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザプリン
タ,LEDプリンタ等のページプリンタ,デジタル複写
機,ファクシミリ装置等の各種画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、レーザプリンタに代表されるペ
ージプリンタは、ページ単位で高速に画像形成を行なう
機構になっているため、通常画像データ(ビットマップ
データ)をページの一部分あるいは全領域分記憶保持す
るための大容量のフレームメモリを搭載している。
【0003】このようなページプリンタ等の画像形成装
置では、作成した画像データから最終的に出力画像を得
るまでに、用紙の搬送,電子写真方式を用いた一連の画
像形成処理,定着処理といったプロセスを経るため、こ
の間にジャム等のエラーが発生する可能性がある。この
ため、一度作成した画像データは正常な画像形成が完了
するまで保持される必要がある。そして、このようなエ
ラーが発生した場合は、該当するページの画像データに
よって再度画像形成できるようにすることが要求され
る。
【0004】そこで、例えば特開平2−147359号
公報に見られるように、1ページ分の記憶容量を持つフ
レームメモリ(ページメモリ)を2つ(2ページ分)備
え、正常な画像形成が完了するまでそのページの画像デ
ータを一方のフレームメモリに記憶し、その間次のペー
ジの画像データを作成してもう一方のフレームメモリに
記憶することにより、再画像形成と連続画像形成に対す
る高速性を実現したページプリンタが提案されている。
【0005】ここで、この画像形成装置の処理動作を図
6を参照してもう少し具体的に説明する。ラスタイメー
ジプロセッサ(以下「RIP」と略称する)部1は、ホ
スト8から送られくるページ記述言語データに基づいて
1ページ目の画像データを作成し、これを切換部2を介
してフレームメモリ3に転送して記憶させる。
【0006】フレームメモリ3に1ページ分の画像デー
タが記憶されると、この画像データをセレクタ5を介し
てエンジン部6へ転送するが、正常な画像形成が確認さ
れるまではフレームメモリ3に保持する。また、この間
ホストから引き続いて送られくるページ記述言語データ
に基づいて2ページ目の画像データを作成し、これを切
換部2を介してフレームメモリ4に転送して記憶させ
る。
【0007】そして、エンジン部6で1ページ目の画像
データによる画像形成が正常に行なわれなかった場合、
つまりエラーが発生した場合には、再度フレームメモリ
3からエンジン部6へ画像データの転送を行ない、1ペ
ージ目の画像形成が正常に行なわれた場合に、フレーム
メモリ3内の画像データを3ページ目の画像形成に備え
て消去し、以後上述と同様の処理を繰り返す。
【0008】一方、ページプリンタ等の画像形成装置と
して、複数ページの画像データを記憶保持できる磁気デ
ィスク装置や磁気テープのような記憶媒体を用いる記憶
手段を備えたものがあり、例えば特開平3−14024
3号公報に記載されている画像形成装置(印刷装置)に
おいては、連続画像形成の途中でエラーが発生して正常
な画像形成が行なわれなかった場合、そのページの再画
像形成を行なう際には、記憶媒体のアドレステーブル
(検索用テーブル)を用いてそのページの画像データの
記憶位置を高速で検索できるようにしている。
【0009】例えば、連続画像形成時に作成したページ
毎の画像データを図7に示す記憶部10に記憶する際
に、その各アドレス(先頭位置)及びページ番号を検索
用テーブル(記憶部10又は他の記憶部上におく)11
に順次記憶し、途中でエラーが発生して正常な画像形成
が行なわれなかった場合、そのページの再画像形成を行
なう際にはオペレータの指示により検索用テーブルの検
索処理を行なう。
【0010】すなわち、ユーザ(オペレータ)による操
作パネル上のキー操作によってエラーと思われるページ
の番号が入力されると、そのページの画像データを検索
して記憶部10から読み出し、その内容を操作パネルの
表示部に表示してユーザに確認させる。そして、ユーザ
が操作パネル上のキー操作によって再画像形成許可の指
示を行なった後に、上記ページ番号の画像データを再度
画像形成する。
【0011】したがって、この従来例で想定しているよ
うな記憶媒体に記憶された多ページの画像データにより
順次画像形成を行なうだけの画像形成装置であれば、エ
ラーを起こしたページの特定は比較的簡単である。先頭
からおおよそ何ページくらいであるとか、現在のページ
から何ページくらい前であるとかが分かれば、試行錯誤
を繰り返しながら目的のページの画像データを探し出し
て再度画像形成を行なうことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
画像形成装置は、高速な連続画像形成を行なうため、1
ページ目の画像形成が行なわれる前に2ページ目の画像
データの作成を行なおうとするものであり、2ページ分
のフレームメモリを使用しなければならなかった。フレ
ームメモリは、例えばモノクロ2値のプリンタで解像度
600dpi,A3サイズの用紙に対しておよそ8M
B、これが2ページ分となると、16MBにもなる。通
常、DRAMで構成されるフレームメモリがこのように
大容量を必要とすることになるため、コスト高になって
しまう。
【0013】一方、後者の画像形成装置では、それが通
常のパーソナルコンピュータ等のホストにつながれたも
ので、過去に使用した画像データを内蔵の記憶部に保持
しているものであると考えた場合、いろいろ不都合が生
じる。このような画像形成装置では、ホスト内の種々の
アプリケーションソフトによって作成された複数ページ
のデータを受信順に処理して画像データを作成し、その
各画像データに基づいて連続画像形成を行なうようにし
ている。
【0014】よって、画像形成装置自体で検出できるよ
うなエラー(ジャム等)ではなく、用紙のシワや耳折
れ、トナーのチリ,にじみ,かすれ、画像形成位置のズ
レ、濃度不良、色合い不良などのようにユーザの判断に
よる不良画像の形成に使用した画像データを再度使用し
て画像形成を行なう場合、そのページの特定が非常に煩
雑になる。
【0015】また、その再画像形成を行なう前に画像形
成条件(用紙サイズ,解像度,画像濃度等)が変更され
ていると、前回と同じ画像形成条件で再画像形成ができ
なくなるという問題もある。この発明は上述のような現
状に鑑みてなされたものであり、低コスト,簡便,高
速,確実等のユーザの要求に応えた画像形成を実現でき
るようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、画像データを作成する画像データ作成手
段と、該手段によって作成された画像データを記憶する
第1の記憶手段と、該手段に記憶された画像データに基
づいて用紙上に画像形成を行なう画像形成手段とを備え
た画像形成装置において、次の各手段を設けたことを特
徴とする。
【0017】請求項1の発明は、画像データを圧縮する
データ圧縮手段と、圧縮された画像データを記憶する第
2の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶された画像デー
タを、画像形成手段へ転送して画像形成させると共にデ
ータ圧縮手段によって圧縮させて第2の記憶手段に記憶
させる手段とを設けたものである。
【0018】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、画像データを伸張するデータ伸張手段と、
第2の記憶手段に記憶された画像データを、データ伸張
手段によって伸張させて画像形成手段へ転送して画像形
成させる手段を設けたものである。請求項3の発明は、
請求項2の画像形成装置において、前記第2の記憶手段
に記憶されている画像データを消去する手段を設けたも
のである。
【0019】請求項4の発明は、画像形成手段によって
画像形成した画像データを保持する第2の記憶手段と、
原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段によって
読み取られた画像データと近似する内容の画像データを
第2の記憶手段から読み出して画像形成手段に画像形成
させる手段とを設けたものである。
【0020】請求項5の発明は、請求項4の画像形成装
置において、第2の記憶手段に画像データを保持する際
に、画像形成手段に設定されている画像形成条件をペー
ジ単位で該画像データと共に保持させる手段と、第2の
記憶手段に保持されている画像データを読み出して画像
形成手段に画像形成させる際に、該画像データと共に保
持されている画像形成条件も読み出して画像形成手段の
画像形成条件を再設定する手段とを設けたものである。
【0021】請求項6の発明は、請求項4の画像形成装
置において、第2の記憶手段に画像データを保持する際
に、その画像データが画像データ作成手段によって作成
された時の作成情報をページ単位でその画像データと共
に保持させる手段と、第2の記憶手段に保持されている
画像データを読み出して画像形成手段に画像形成させる
前に、該画像データのページ単位の作成情報を表示する
手段とを設けたものである。
【0022】請求項7の発明は、請求項4の画像形成装
置において、第2の記憶手段に保持された画像データの
容量が所定容量を越えた場合、最先に保持された画像デ
ータあるいは最も再画像形成回数の少ない画像データか
ら順に消去する手段を設けたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1はこの発明を実施
したデジタル複写機の構成例を示すブロック図であり、
図6と対応する部分には同一符号を付している。このデ
ジタル複写機は、RIP部1,エンジン部6,スキャナ
部20,フレームメモリ21,圧縮伸張部22,及び記
憶部23等からなる。
【0024】RIP部1は、ホスト8から送られくるペ
ージ記述言語データに基づいてページ単位の画像データ
を作成し、これを順次フレームメモリ21に記憶させた
り、あるいはスキャナ部20によって読み取った画像デ
ータをフレームメモリ21に記憶させる等の各種処理を
行なう。スキャナ部20は画像読取手段であり、原稿の
画像を読み取ってその画像データを出力する。
【0025】フレームメモリ21は第1の記憶手段であ
り、1ページ分の画像データを記憶する。圧縮伸張部2
2は、小容量のバッファメモリを持ち、これを利用して
ディスクリート・コサイン・トランスフォーム(DC
T)等のデータ圧縮及びデータ伸張を行なう。
【0026】記憶部23はハードディスク装置(HD
D)等の記憶媒体を用いた第2の記憶手段であり、圧縮
伸張部8で圧縮された画像データ(エンジン部6によっ
て画像形成した画像データ)を記憶保持する。エンジン
部6は、フレームメモリ21から転送されてくる画像デ
ータに基づいて用紙上に画像形成を行なう。
【0027】図2は、図1のRIP部1による通常の画
像形成に係わる処理動作を示すフローチャートである。
このルーチンはホスト8からページ記述言語データが送
られくるとスタートし、まずそのページ記述言語データ
に基づいて1ページ目の画像データを作成し、これをフ
レームメモリ21に記憶する。
【0028】そして、フレームメモリ21に1ページ目
の画像データが全て記憶されると、この画像データを読
み出してエンジン部6及び圧縮伸張部22に同時に転送
し、エンジン部6に画像形成を行なわせ、圧縮伸張部2
2にその画像データを圧縮させて記憶部23に記憶保持
させる。このとき、その画像の特徴を示すデータ(画像
特徴データ)を作り、これと画像データの記憶アドレス
との対応テーブルである検索用テーブル24(図3参
照)を作成し、それを上記画像データと共に記憶部23
に保持させる。
【0029】また、フレームメモリ21から読み出した
1ページ目の画像データを転送し終わると、直ちに(そ
のページの画像形成が正常に行なわれる前に)フレーム
メモリ21上の画像データを消去して、次ページの画像
データを記憶できるようにし、続いて次ページ以降のペ
ージ記述言語データの有無をチェックして、そのページ
記述言語データがあれば最初のステップに戻って上述と
同様の処理を繰り返し、なければ処理を終了する。
【0030】ここで、連続画像形成の途中でエラーが発
生して正常な画像形成が行なわれなかった場合、オペレ
ータによるホスト8又は図示しない操作パネル上のキー
操作によってエラーが発生したページの指定がなされた
状態で再画像形成許可の指示がなされた時に、そのペー
ジの画像データを記憶部23から読み出して圧縮伸張部
22により伸張させ、そのままエンジン部6へ転送して
画像形成させる。
【0031】なお、このデジタル複写機では、エラーの
発生により再画像形成を行なう場合に、その画像データ
のバッファとしてフレームメモリ21を使用しないた
め、正常に画像形成が行なわれなかったページの次のペ
ージの画像データがフレームメモリ21に記憶されてい
ても、その画像データを一旦消去して再度作成し直す必
要がなくなる。
【0032】図4は、RIP部1による再画像形成に係
わる処理動作を示すフローチャートである。このルーチ
ンは、ユーザによって再度画像形成したいページの画像
が形成された用紙(原稿)がスキャナ部20にセットさ
れた状態で、ホスト8又は操作パネル上のキー操作によ
って読み取り開始が指示されると、スタートする。
【0033】そしてまず、スキャナ部20によって原稿
の画像を読み取り、その画像データと近似する内容の画
像データを記憶部23から読み出す。すなわち、スキャ
ナ部20によって読み取った画像データからその画像の
特徴を示すデータを抽出して記憶部23内の検索用テー
ブル24中の各画像特徴データと比較し、一致したもの
に対応する記憶部23内の記憶アドレスを探すテーブル
検索処理を行なう。
【0034】そして、テーブル検索処理によって探した
記憶部23内の記憶アドレスから該当ページ(検索ペー
ジ)の画像データ(スキャナ部20によって読み取った
画像データと近似する内容の画像データ)を読み出し、
それを圧縮伸張部22によって元の画像データに伸張し
た後、エンジン部6へ転送して画像形成させる。
【0035】このように、この実施形態のデジタル複写
機では、フレームメモリ21に記憶された画像データ
を、エンジン部6へ転送して画像形成させると共に圧縮
伸張部22によって圧縮させてハードディスク装置のよ
うな安価な記憶部23に記憶させ、フレームメモリ21
をすぐに解放するようにしたので、高速な連続画像形成
や再画像形成を低コストで実現できる。
【0036】また、記憶部23に記憶された画像データ
を、圧縮伸張部22によって伸張させてエンジン部6へ
転送して画像形成させるので、現在フレームメモリ21
に記憶されている画像データのページより以前に作成さ
れたページの画像データを再度画像形成する場合に、フ
レームメモリ21に記憶されている画像データを消去せ
ずに済む。
【0037】さらに、スキャナ部20によって原稿の画
像を読み取り、その画像データと近似する内容の画像デ
ータを記憶部23から読み出してエンジン部6に画像形
成させることができるので、ユーザは再画像形成したい
ページがある場合、その画像が形成された用紙をスキャ
ナ部20にセットし、その読み取り開始を指示するだけ
でよい。つまり、再画像形成したいページの指定が極め
て簡単に行なえる。また、そのページの画像が形成され
た用紙を持っている人だけがその画像形成を再度行なわ
せることができるため、セキュリティ上大変好ましい。
【0038】さらにまた、記憶部23は大容量,不揮発
性なので、複数ページの画像データを長期間保持するこ
とができる。したがって、記憶部23内の画像データを
正常な画像形成後も消去せず、容量の許す限り保持して
おくこともできる。また、このようにすれば、過去に画
像形成したページを再度画像形成しようとしたとき、既
にその画像データは記憶部23に記憶されているため、
それを読み出してエンジン部6へ転送するだけでよく、
ホスト8から対応するページ記述言語データを再送して
もらい、それに基づいて画像データの再作成を行なう手
間と時間を省くこともできる。
【0039】次に、この発明の他の実施形態のデジタル
複写機について説明する。なお、ハード構成は前述の実
施形態と同様である。この実施形態のデジタル複写機に
おいても、図1のRIP部1が図2に示した通常の画像
形成に係わる処理動作を行なうが、記憶部23に画像デ
ータを保持する際に、エンジン部6に設定されている画
像形成条件及びその画像データが作成された時の作成情
報(画像データ作成時情報)をページ単位でその画像デ
ータと共に保持させる。
【0040】ここで、画像形成条件として、画像形成す
べき用紙のサイズや解像度,色変換テーブル,ガンマテ
ーブル,スムージング機能の有無等の情報がある。ま
た、画像データ作成時情報として、画像データの作成日
時,積算画像形成枚数,ページ記述言語の種類等があ
る。
【0041】図5は、RIP部1による再画像形成に係
わる処理動作を示すフローチャートである。このルーチ
ンは、ユーザによって再度画像形成したいページの画像
が形成された用紙(原稿)がスキャナ部20にセットさ
れた状態で、ホスト8又は操作パネル上のキー操作によ
って読み取り開始が指示されると、スタートする。
【0042】そしてまず、スキャナ部20によって原稿
の画像を読み取り、その画像データからその画像の特徴
を示すデータを抽出して記憶部23内の検索用テーブル
24中の各画像特徴データと比較し、一致したものに対
応する記憶部23内の記憶アドレスを探すテーブル検索
処理を行ない、その記憶アドレスから該当ページ(検索
ページ)の画像データ作成時情報を読み出してホスト8
又は操作パネルに送り、その内容を表示させる。
【0043】その後、ホスト8又は操作パネル上のキー
操作によって検索ページの取り消しが指示されると、処
理を終了する。また、ホスト8又は操作パネル上のキー
操作によって検索ページの確定が指示されると、上記記
憶アドレスからそのページの画像形成条件を読み出して
エンジン部6の画像形成条件を再設定した後、ホスト8
又は操作パネル上に準備完了を表示させる。
【0044】その後、ホスト8又は操作パネル上のキー
操作によって再画像形成許可の指示がなされると、上記
記憶アドレスから該当ページ(検索ページ)の画像デー
タを読み出して圧縮伸張部22によって伸張し、それを
エンジン部6へ転送して画像形成させる。
【0045】また、ホスト8又は操作パネル上のキー操
作によって再画像形成許可の指示がなされる前に画像形
成条件変更の指示がなされた場合には、その指示通りに
画像形成条件の設定変更を行なう。例えば、前回に比べ
て画像濃度を濃くしたい場合は、ホスト8又は操作パネ
ル上のキー操作によって設定画像濃度を高くすればよ
い。
【0046】この実施形態のデジタル複写機では、前述
の実施形態の効果に加えて、以下の(1)(2)に示す各処
理による効果も得られる。 (1)記憶部23に画像データを保持する際には、エン
ジン部6に設定されている画像形成条件をページ単位で
その画像データと共に保持させ、記憶部23に保持され
ている画像データを読み出してエンジン部6に画像形成
させる際には、その画像データと共に保持されている画
像形成条件も読み出してエンジン部6の画像形成条件を
再設定するので、画像形成条件回復の手間を省くことが
できる。
【0047】(2)記憶部23に画像データを保持する
際には、その画像データを作成した時の作成情報(画像
データ作成時情報)をページ単位でその画像データと共
に保持させ、記憶部23に保持されている画像データを
読み出してエンジン部6に画像形成させる前に、その画
像データのページ単位の作成情報を表示するので、前述
の特徴データによる検索で再画像形成するページが1ペ
ージに絞りきれなかった場合でも、ユーザ自身が再画像
形成するページを特定することができる。
【0048】なお、この実施形態のデジタル複写機で
は、(1)(2)の各処理を両方行なうようにしたが、その
いずれか一方の処理だけを行なうようにしてもよい。ま
た、正常な画像形成後は記憶部23内の対応する画像デ
ータを消去するモードを追加し、それを選択可能にする
ことも可能であり、それによって一層セキュリティを向
上させることもできる。つまり、再画像形成が第3者に
よって無断で行なわれる可能性がほとんどなくなる。
【0049】さらに、記憶部23は大容量ではあるが、
記憶できるページ数には当然限りがあるため、記憶部2
3に保持された画像データの容量が所定容量を越えた場
合、RIP部1が最も不要と思われるページの画像デー
タ、つまり最先に保持された画像データあるいは最も再
画像形成回数の少ない画像データから順に消去するよう
にし、より迅速及び簡便な再画像形成を実現することも
できる。
【0050】あるいは、記憶部23に保持された画像デ
ータの容量が所定容量を越えた場合、RIP部1が基本
的には最先に保持された画像データから順に消去する
が、再画像形成した回数の多いページは少ないページに
比べてさらに再画像形成する確率が高いので、優先的に
残されるようにしてもよい。
【0051】以上、この発明をデジタル複写機に適用し
た実施形態について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、レーザプリンタ等のページプリンタやファクシミリ
装置等の各種画像形成装置に適用し得るものである。た
だし、ページプリンタ等のスキャナ部が備えられていな
い画像形成装置において、図4又は図5に示したような
再画像形成に係わる処理を行なう場合には、スキャナ部
等の画像を読み取る手段を新たに設ける必要がある。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置によれば、低コスト,簡便,高速,確実等の
ユーザの要求に応えた画像形成を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したデジタル複写機の構成例を
示すブロック図である。
【図2】図1のRIP部1による通常の画像形成に係わ
る処理動作を示すフロー図である。
【図3】図1のRIP部1で作成した(エンジン部6で
画像形成した)画像データを圧縮伸張部22で圧縮して
記憶部23に保持する際に行なうその記憶アドレスとそ
の画像特徴データとの対応テーブル(検索用テーブル)
の作成処理を説明するための図である。
【図4】図1のRIP部1による再画像形成に係わる処
理動作を示すフロー図である。
【図5】この発明の他の実施形態であるデジタル複写機
のRIP部1による再画像形成に係わる処理動作を示す
フロー図である。
【図6】従来のデジタル複写機の構成例を示すブロック
図である。
【図7】従来のデジタル複写機で作成した(エンジン部
で画像形成した)画像データを記憶部に保持する際に行
なうその記憶アドレスとそのページ番号との対応テーブ
ル(検索用テーブル)の作成処理を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1:RIP部 6:エンジン部 8:ホスト 20:スキャナ部 21:フレームメモリ 22:圧縮伸張部 23:記憶部 24:検索用テーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを作成する画像データ作成手
    段と、該手段によって作成された画像データを記憶する
    第1の記憶手段と、該手段に記憶された画像データに基
    づいて用紙上に画像形成を行なう画像形成手段とを備え
    た画像形成装置において、 画像データを圧縮するデータ圧縮手段と、圧縮された画
    像データを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶
    手段に記憶された画像データを、前記画像形成手段へ転
    送して画像形成させると共に前記データ圧縮手段によっ
    て圧縮させて前記第2の記憶手段に記憶させる手段とを
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    画像データを伸張するデータ伸張手段と、前記第2の記
    憶手段に記憶された画像データを、前記データ伸張手段
    によって伸張させて前記画像形成手段へ転送して画像形
    成させる手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記第2の記憶手段に記憶されている画像データを消去
    する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像データを作成する画像データ作成手
    段と、該手段によって作成された画像データを記憶する
    第1の記憶手段と、該手段に記憶された画像データに基
    づいて用紙上に画像形成を行なう画像形成手段とを備え
    た画像形成装置において、 前記画像形成手段によって画像形成した画像データを保
    持する第2の記憶手段と、原稿の画像を読み取る画像読
    取手段と、該手段によって読み取られた画像データと近
    似する内容の画像データを前記第2の記憶手段から読み
    出して前記画像形成手段に画像形成させる手段とを設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記第2の記憶手段に画像データを保持する際に、前記
    画像形成手段に設定されている画像形成条件をページ単
    位で該画像データと共に保持させる手段と、前記第2の
    記憶手段に保持されている画像データを読み出して前記
    画像形成手段に画像形成させる際に、該画像データと共
    に保持されている画像形成条件も読み出して前記画像形
    成手段の画像形成条件を再設定する手段とを設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記第2の記憶手段に画像データを保持する際に、該画
    像データが前記画像データ作成手段によって作成された
    時の作成情報をページ単位で該画像データと共に保持さ
    せる手段と、前記第2の記憶手段に保持されている画像
    データを読み出して前記画像形成手段に画像形成させる
    前に、該画像データのページ単位の作成情報を表示する
    手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記第2の記憶手段に保持された画像データの容量が所
    定容量を越えた場合、最先に保持された画像データある
    いは最も再画像形成回数の少ない画像データから順に消
    去する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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