JPH08995B2 - すべり軸受におけるオーバーレイ層形成方法 - Google Patents
すべり軸受におけるオーバーレイ層形成方法Info
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- JPH08995B2 JPH08995B2 JP4075942A JP7594292A JPH08995B2 JP H08995 B2 JPH08995 B2 JP H08995B2 JP 4075942 A JP4075942 A JP 4075942A JP 7594292 A JP7594292 A JP 7594292A JP H08995 B2 JPH08995 B2 JP H08995B2
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Description
バーレイ層形成方法、特に、ライニング層上に回転軸と
の摺動面を持つオーバーレイ層を電気メッキ法により形
成する方法に関する。
としては、特開昭56−96088号公報に開示された
方法が知られている。
エンジンにおけるクランクシャフトのジャーナル部、コ
ンロッドの大端部等に適用されているが、エンジンが高
速、且つ高出力化の傾向にある現在の状況下では、従来
のすべり軸受におけるオーバーレイ層はオイル保持性、
つまり保油性が十分でなく、また初期なじみ性も悪いた
め耐焼付き性が乏しいという問題があった。
に十分な保油性と良好な初期なじみ性を具備させてその
オーバーレイ層の耐焼付き性を大幅に向上させたすべり
軸受を開発した。そのオーバーレイ層は、ライニング層
上に電気メッキ法により形成されたもので、摺動面を形
成すべく、結晶面をミラー指数で(h00)面と直交す
る方向に配向させた複数の四角錐体状Pb合金結晶を有
する(特開平3−215694号公報参照)。
オーバーレイ層を確実に形成することのできる前記オー
バーレイ層形成方法を提供することを目的とする。
すべく、結晶面をミラー指数で(h00)面と直交する
方向に配向させた複数の四角錐体状Pb合金結晶を有す
るオーバーレイ層をライニング層上に電気メッキ法によ
って形成するに当り、メッキ液として、Pbイオンおよ
び合金元素イオンを含む電解液にタンパク質および多価
フェノール系化合物を添加したものを用い、前記電解液
1リットル当りの前記タンパク質の添加量をXgとし、
また前記電解液1リットル当りの前記多価フェノール系
化合物の添加量をYgとしたとき、両添加量の比X/Y
を、0<X/Y≦20に設定して、前記摺動面における
前記四角錐体状Pb合金結晶の存在率を高めることを特
徴とする。
ジンにおけるクランクシャフトのジャーナル部、コンロ
ッドの大端部等に適用されるもので、第1および第2半
体11 ,12 よりなる。両半体11 ,12 は同一構造を
有し、裏金2と、裏金2の内周面に形成されたライニン
グ層3と、そのライニング層3の内周面に形成されて回
転軸4との摺動面5を持つオーバーレイ層6とを備えて
いる。裏金2およびライニング層3間にはCuメッキ層
が、またライニング層3およびオーバーレイ層6間には
Niメッキバリヤ層がそれぞれ必要に応じて設けられ
る。
はすべり軸受1の設定厚さにより決められる。ライニン
グ層3はCu、Cu合金、Al、Al合金等より構成さ
れ、その厚さは50〜500μm、通常は300μm程
度である。オーバーレイ層6はPb合金より構成され、
その厚さは1〜50μm、通常は20μm程度である。
80〜90重量%のPbと、合金元素である3〜20重
量%のSnとを含有し、必要に応じ、他の合金元素とし
てCu、In、Ag、Tl、Nb、Sb、Ni、Cd、
Te、Bi、Mn、Ca、Baから選択される少なくと
も一種を10重量%以下含有する。
さを向上させる機能を有するが、その含有量が10重量
%を上回ると、硬さが高くなり過ぎて初期なじみ性が低
下する。Cu等を添加する場合には、オーバーレイ層6
の硬さHmvが15〜25になるように、その含有量を
調整するのが望ましい。
e、Bi、Ca、Baは、オーバーレイ層6を軟化して
初期なじみ性を改善する機能を有するが、その含有量が
10重量%を上回ると、オーバーレイ層6の強度が低下
する。In等を添加する場合には、オーバーレイ層6の
硬さHmvが8〜15になるように、その含有量を調整
するのが望ましい。
成される。この場合、メッキ液としては、電解液にタン
パク質および多価フェノール系化合物を添加したものが
用いられる。これらタンパク質および多価フェノール系
化合物は、電解に際し、前記配向性を有するPb合金結
晶の析出を促進し、またその規則的配置を現出させる、
といった機能を有する。
/リットルのPb2+、1.5〜35g/リットルのSn
2+、15〜20g/リットルの42%フッ化ホウ素酸
(HBF4 )水溶液および5〜50g/リットルのホウ
酸(H3 BO3 )を含み、必要に応じ、例えば15g/
リットル以下のCu2+または20g/リットル以下のI
n3+を含む。この場合、Pb、Sn、Cu、Inはそれ
ぞれホウフッ化物(フッ化ホウ素酸塩)の形態で水に混
入され溶解される。
等の単純タンパク質、ゼラチン、ペプトン等の誘導タン
パク質等が用いられ、何れもペプチド結合を持つ水溶性
高分子化合物である。タンパク質の添加量は、電解液1
リットル当り0.1〜20gに設定される。
価フェノールおよびその誘導体、3価フェノールおよび
その誘導体が用いられる。多価フェノール系化合物の添
加量は電解液1リットル当り0.1〜20gに設定され
る。
もので、同図(a)〜(f)は2価フェノールおよびそ
の誘導体に該当し、同図(g)〜(i)は3価フェノー
ルおよびその誘導体に該当する。図中、(a)は、1,
4−ジヒドロキシベンゼン(ヒドロキノン)、(b)
は、2−クロロ−1,4−ジヒドロキシベンゼン、
(c)は、1,3−ジヒドロキシベンゼン(レゾルシノ
ール)、(d)は、5−ブロモ−1,3−ジヒドキシベ
ンゼン、(e)は、1,2−ジヒドロキシベンゼン(カ
テコール)、(f)は、4−ヨード−1,2−ジヒドロ
キシベンゼン、(g)は、1,2,4−トリヒドロキシ
ベンゼン(ヒドロキシヒドロキノン)、(h)は、1,
3,5−トリヒドロキシベンゼン、(i)は、5−ブロ
モ−1,2,4−トリヒドロキシベンゼンである。
度は1〜30A/dm2 が適当である。
上から見たときのPb合金(Pb−8重量%Sn−2重
量%Cu)の結晶構造を示す電子顕微鏡写真(10,000
倍)であり、このオーバーレイ層6はCu合金製ライニ
ング層3上に電気メッキ法により形成されている。図4
よりオーバーレイ層6は、摺動面5を形成する複数の四
角錐体状Pb合金結晶を有することが判る。この場合、
摺動面5における四角錐体状Pb合金結晶の存在率R
は、R=100%である。
金結晶のX線回折図であり、ミラー指数で(200)面
および(400)面の回折ピークのみが認められる。
する方向へ配向した結晶面の存在量を表わす配向指数O
eを、 (ただし、hklはミラー指数、Ihklは(hkl)
面の積分強度、ΣIhklはIhklの総和)と定義す
ると、或(hkl)面において、その配向指数Oeが1
00%に近ければ近い程、その(hkl)面と直交する
方向へ配向した結晶面の存在量が多いことになる。
0)面における積分強度Ihklおよび配向指数Oeは
表1の通りである。
数Oeは100%であり、したがってPb合金結晶は結
晶軸a,b,cにおいて各軸方向に配向した結晶面、即
ち(h00)面を持つことになる。このように、結晶面
を(h00)面と直交する方向に配向させると、Pb合
金の結晶構造が面心立方構造であることから、配向方向
における原子密度が高くなるので、オーバーレイ層6の
硬度が増してその耐焼付き性が向上する。
合金結晶のうち大部分のものは、真直ぐに成長している
が、残りの僅かなものは若干傾いている。
b合金結晶8の底面側に、摺動面5に沿う仮想面Aを規
定し、また四角錐体状Pb合金結晶8の頂点aと底面中
央部bを通る直線cが、底面中央部bを通り仮想面Aに
垂直な基準線dに対してなす傾き角をθと規定すると、
図4に示した四角錐体状Pb合金結晶8の全部(100
%)が傾き角θ≒0°、したがって各四角錐体状Pb合
金結晶8が略真直ぐであることが判明した。
金結晶8より形成する理由は、摺動面5の表面積を拡大
してオーバーレイ層6に十分な保油性を持たせ、また四
角錐体状Pb合金結晶8の頂点a側を優先的に摩耗させ
てオーバーレイ層6の初期なじみ性を向上させることに
ある。このような効果を得るためには、四角錐体状Pb
合金結晶8の傾き角θの範囲は、0°≦θ≦30°が適
当である。
的に説明する。
す。
合物としてヒドロキノンをそれぞれ選択した。そして、
電解液1リットル当りのゼラチンの添加量をXgとし、
またヒドロキノンの添加量をYgとしたとき、両添加量
の和(X+Y)gを(X+Y)g=8gに設定し、また
両添加量の比X/Yを種々変化させて各種メッキ液を調
製した。
ゼラチンの添加量X(g/リットル)、ヒドロキノンの
添加量Y(g/リットル)、両添加量の比X/Yおよび
両添加量の和X+Y(g/リットル)の関係を示す。
℃、陰極電流密度5A/dm2 の条件下でCu合金製ラ
イニング層3上に厚さ20μmのオーバーレイ層6を形
成した。
比X/Yと、傾き角θが0°≦θ≦30°である四角錐
体状Pb合金結晶の、摺動面5における存在率Rとの関
係を求めたところ、図7、線g1 で示す結果を得た。線
g1 において、各点A1 〜A11は各メッキ液No.A1
〜A11に対応する。
+Y)gを(X+Y)g=25gに設定した場合に、ま
た線g3 は両添加量の和(X+Y)gを(X+Y)g=
30gに設定した場合にそれぞれ該当する。
両添加量の比X/Yが0<X/Y、即ち、電解液にゼラ
チンおよびヒドロキノンを微少量添加すると、四角錐体
状Pb合金結晶8の前記存在率Rが急激に高くなり、そ
の後は両添加量の比X/Yが増してもその値が所定の範
囲にある間は前記存在率Rが高められた状態で略一定と
なり、さらに両添加量の比X/Yが前記範囲を超えると
前記存在率Rは低下傾向となる。
有効に利用するためには、両添加量の比X/Yの上限値
はX/Y≦20に設定される。
Cu合金製ライニング層3上に厚さ20μmのオーバー
レイ層6を形成した。この場合の電解液組成は表2のそ
れと同じである。
パク質および多価フェノール系化合物の種類ならびに両
添加量の和X+Y(g/リットル)を示す。
傾き角θが0°≦θ≦30°である四角錐体状Pb合金
結晶8の、摺動面5における存在率Rとの関係を求めた
ところ、図8の結果を得た。図中、各線B〜Fは各メッ
キ液No.B〜Fに対応する。
高めるためには、両添加量の比X/Yを0<X/Y≦2
0に設定するのが良い。
の比X/Yを、X/Y=1に設定し、また両添加量の和
X+Y(g/リットル)を種々変化させた各種メッキ液
を用いて、前記同様にCu合金製ライニング層3上に厚
さ20μmのオーバーレイ層6を形成した。この場合の
電解液組成は表2のそれと同じである。
和X+Y(g/リットル)と、傾き角θが0°≦θ≦3
0°である四角錐体状Pb合金結晶8の、摺動面5にお
ける存在率Rとの関係を求めたところ、図9、線h1 で
示す結果を得た。
Yを、X/Y=10に設定した場合に、また線h3 は両
添加量の比X/Yを、X/Y=15に設定した場合にそ
れぞれ該当する。
添加量の和X+Y(g/リットル)=25(g/リット
ル)の位置に変曲点が現われるもので、したがって前記
存在率RをR≧50%に高めるためには、両添加量の比
X/Y=1、したがって0<X/Y≦20において、両
添加量の和X+Y(g/リットル)をX+Y(g/リッ
トル)≦25(g/リットル)に設定すれば良いことが
判る。この場合、前記存在率RをR=50%にするため
の両添加量の和X+Y(g/リットル)の最低値はX+
Y(g/リットル)=0.2(g/リットル)である。
バーレイ層6について焼付きテストを行って、両添加量
の和X+Y(g/リットル)と焼付き発生面圧との関係
を求めたところ、図10の結果が得られた。図10の線
h1 〜h3 は図9の線h1 〜h3 にそれぞれ対応し、各
線h1 〜h3 において、両添加量の和X+Y(g/リッ
トル)=25(g/リットル)の位置に変曲点が現われ
ることが判る。焼付きテストは前記と同一方法および同
一条件にて行われた。
X+Y(g/リットル)をX+Y(g/リットル)≦2
5(g/リットル)に設定することによって、前記存在
率RがR≧50%となることからオーバーレイ層6の焼
付き発生面圧を200kg/cm2 以上に上昇させて、その
耐焼付き性を大幅に向上させることができる。
のメッキ液の組成を、また表6は、各オーバーレイ層6
における前記存在率Rおよび焼付き発生面圧をそれぞれ
示す。表5、表6において、オーバーレイ層No.a3
は、表3、メッキ液No.A3 (図7、線g1 、点
A3 )に対応し、オーバーレイ層No.b1 〜f1 は、
それぞれ図8、点b1 〜f1 で示してある。また焼付き
テストは前記と同一方法および同一条件にて行われた。
元素としてInを用いているため、合金元素としてCu
を用いたオーバーレイ層No.b1 に比べて同一存在率
Rにおいて焼付き発生面圧が高くなる。
の比X/Yを、X/Y=1に設定すると共に両添加量の
和X+Y(g/リットル)を種々変化させた各種メッキ
液を用い、また陰極電流密度を変えて、前記同様にCu
合金製ライニング層3上に厚さ20μmのオーバーレイ
層6を形成した。この場合の電解液組成は表2のそれと
同じである。
和X+Y(g/リットル)と、傾き角θが0°≦θ≦3
0°である四角錐体状Pb合金結晶8の、摺動面5にお
ける存在率Rとの関係を求めたところ、図11の結果を
得た。
流密度との関係は表7の通りである。
両添加量の和X+Y(g/リットル)をそれぞれ前記範
囲に設定すると、陰極電流密度に影響されることなく、
前記存在率RをR≧50%に高めることができる。
ノール系化合物を所定の割合で電解液に添加したメッキ
液を用いることによって、前記配向性を有するPb合金
結晶の析出を促進し、またその規則的配置を現出させる
ことができるのは次のような理由によるものと思われ
る。
強いので、Pb合金結晶の析出に際して触媒的に作用し
てその析出を促進し、一方、タンパク質は、ペプチド結
合を持つ高分子構造によってPb2+、Sn2+、Cu2+等
を捕獲してそれらイオンの自由運動を抑制するからであ
る。
o.h1 ,i1 ,j1 から明らかなように、タンパク質
および多価フェノール系化合物を添加しないメッキ液ま
たは何れか一方を添加したメッキ液を用いても、前記存
在率Rを本発明要求値、即ち、R≧50%に高めること
はできない。
よび多価フェノール系化合物を含むメッキ液を用いるこ
とによって、前記のように特定された構造を持つ摺動特
性の優れたオーバーレイ層を確実に形成することがで
き、したがって本発明はこの種すべり軸受の量産性を向
上させる上に極めて有効である。
面である。
造を示す顕微鏡写真である。
折図である。
0°である四角錐体状Pb合金結晶の存在率Rとの関係
を示すグラフである。
0°である四角錐体状Pb合金結晶の存在率Rとの関係
を示す他例のグラフである。
0°である四角錐体状Pb合金結晶の存在率Rとの関係
を示すグラフである。
係を示すグラフである。
30°である四角錐体状Pb合金結晶の存在率Rとの関
係を示す他例のグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 摺動面(5)を形成すべく、結晶面をミ
ラー指数で(h00)面と直交する方向に配向させた複
数の四角錐体状Pb合金結晶(8)を有するオーバーレ
イ層(6)をライニング層(3)上に電気メッキ法によ
って形成するに当り、メッキ液として、Pbイオンおよ
び合金元素イオンを含む電解液にタンパク質および多価
フェノール系化合物を添加したものを用い、前記電解液
1リットル当りの前記タンパク質の添加量をXgとし、
また前記電解液1リットル当りの前記多価フェノール系
化合物の添加量をYgとしたとき、両添加量の比X/Y
を、0<X/Y≦20に設定して、前記摺動面(5)に
おける前記四角錐体状Pb合金結晶(8)の存在率を高
めることを特徴とする、すべり軸受におけるオーバーレ
イ層形成方法。 - 【請求項2】 前記電解液1リットル当りの前記タンパ
ク質の添加量Xgと前記電解液1リットル当りの前記多
価フェノール系化合物の添加量Ygとの和(X+Y)g
を、(X+Y)g≦25gに設定して、前記摺動面
(5)における前記四角錐体状Pb合金結晶(8)の存
在率(R)をR≧50%に高めるようにした、請求項1
記載のすべり軸受におけるオーバーレイ層形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4075942A JPH08995B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | すべり軸受におけるオーバーレイ層形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4075942A JPH08995B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | すべり軸受におけるオーバーレイ層形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05239691A JPH05239691A (ja) | 1993-09-17 |
JPH08995B2 true JPH08995B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=13590798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4075942A Expired - Fee Related JPH08995B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | すべり軸受におけるオーバーレイ層形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH08995B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016166140A1 (de) | 2015-04-16 | 2016-10-20 | Basf Se | Polyamide mit besseren optischen eigenschaften |
Families Citing this family (3)
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JPS62220531A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-28 | Central Glass Co Ltd | 被覆用組成物 |
JP2559598B2 (ja) * | 1987-09-09 | 1996-12-04 | 大阪有機化学工業株式会社 | 被覆組成物 |
AT503397B1 (de) * | 2006-03-30 | 2011-10-15 | Miba Gleitlager Gmbh | Gleitelement |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4075942A patent/JPH08995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016166140A1 (de) | 2015-04-16 | 2016-10-20 | Basf Se | Polyamide mit besseren optischen eigenschaften |
US11674015B2 (en) | 2015-04-16 | 2023-06-13 | Basf Se | Polyamides with improved optical properties |
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JPH05239691A (ja) | 1993-09-17 |
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