JPH0898441A - モールドモータ - Google Patents
モールドモータInfo
- Publication number
- JPH0898441A JPH0898441A JP22528194A JP22528194A JPH0898441A JP H0898441 A JPH0898441 A JP H0898441A JP 22528194 A JP22528194 A JP 22528194A JP 22528194 A JP22528194 A JP 22528194A JP H0898441 A JPH0898441 A JP H0898441A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- molded motor
- molded
- groove
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モールドモータの放熱構造に関し、放熱効率
と信頼性を向上させたモールドモータを提供することを
目的とする。 【構成】 巻線を巻装してなる固定子鉄心１の外側を樹
脂モールドしてなるモールドモータにおいて、前記固定
子鉄心の外周に複数の平坦部１ａを形成し、前記樹脂モ
ールド部３の外側の前記平坦部と両側とに、複数の凹溝
３ａを連続して一体的に形成してなることを特徴とす
る。
と信頼性を向上させたモールドモータを提供することを
目的とする。 【構成】 巻線を巻装してなる固定子鉄心１の外側を樹
脂モールドしてなるモールドモータにおいて、前記固定
子鉄心の外周に複数の平坦部１ａを形成し、前記樹脂モ
ールド部３の外側の前記平坦部と両側とに、複数の凹溝
３ａを連続して一体的に形成してなることを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、モールドモータに係
り、詳しくは樹脂モールド部の放熱構造に関する。
り、詳しくは樹脂モールド部の放熱構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、モールドモータは、図７の平面図
及びそのＢＢ’断面図である図６に示すように、巻線２
を巻装してなる固定子鉄心１の周囲に樹脂モールド部３
を形成し、同樹脂モールド部を介して固定子鉄心の放熱
を行う構造であった。この場合、放熱効率が良くないた
め、モールドータの薄型化に伴う固定子鉄心の積厚の削
減を行うと温度上昇値が高くなり、寿命を短くするおそ
れがある。このため、信頼性の低下などの問題が生じて
いる。
及びそのＢＢ’断面図である図６に示すように、巻線２
を巻装してなる固定子鉄心１の周囲に樹脂モールド部３
を形成し、同樹脂モールド部を介して固定子鉄心の放熱
を行う構造であった。この場合、放熱効率が良くないた
め、モールドータの薄型化に伴う固定子鉄心の積厚の削
減を行うと温度上昇値が高くなり、寿命を短くするおそ
れがある。このため、信頼性の低下などの問題が生じて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、モールドータの放熱効率
を向上し温度上昇を抑え、薄型化に対処し、信頼性を向
上した電動機を提供することを目的とする。
問題点に鑑みなされたもので、モールドータの放熱効率
を向上し温度上昇を抑え、薄型化に対処し、信頼性を向
上した電動機を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、巻線を巻装してなる固定子鉄心の周囲を樹脂モール
ドしてなるモールドモータにおいて、前記樹脂モールド
部の外側に、複数の凹溝を一体的に形成してなることを
特徴とする。また、前記固定子鉄心の外周に複数の平坦
部を形成してなることを特徴とする。そして、前記凹溝
を、前記平坦部と両側面とに連続して形成してなること
を特徴とする。あるいは、前記凹溝を、固定子鉄心の軸
方向に環状に形成してなることを特徴とする。もしく
は、前記凹溝を、深さの異なる縦凹溝と横凹溝の格子状
に形成してなることを特徴とする。更に、前記凹溝を、
固定子鉄心が露出するように形成してなることを特徴と
する。そして、前記凹溝の形状を、深さ４ｍｍより大き
く、幅２ｍｍより小さく形成してなることを特徴とす
る。
に、巻線を巻装してなる固定子鉄心の周囲を樹脂モール
ドしてなるモールドモータにおいて、前記樹脂モールド
部の外側に、複数の凹溝を一体的に形成してなることを
特徴とする。また、前記固定子鉄心の外周に複数の平坦
部を形成してなることを特徴とする。そして、前記凹溝
を、前記平坦部と両側面とに連続して形成してなること
を特徴とする。あるいは、前記凹溝を、固定子鉄心の軸
方向に環状に形成してなることを特徴とする。もしく
は、前記凹溝を、深さの異なる縦凹溝と横凹溝の格子状
に形成してなることを特徴とする。更に、前記凹溝を、
固定子鉄心が露出するように形成してなることを特徴と
する。そして、前記凹溝の形状を、深さ４ｍｍより大き
く、幅２ｍｍより小さく形成してなることを特徴とす
る。
【０００５】
【作用】上記の構成によれば、巻線を巻装してなる固定
子鉄心の周囲を樹脂モールドしてなるモールドモータに
おいて、前記樹脂モールド部の外側に、複数の凹溝を一
体的に形成し、また、前記固定子鉄心の外周に複数の平
坦部を形成し、そして、前記凹溝を、前記平坦部と両側
面とに連続して形成し、あるいは、前記凹溝を、固定子
鉄心の軸方向に環状に形成し、もしくは、前記凹溝を、
深さの異なる縦凹溝と横凹溝の格子状に形成し、更に、
前記凹溝を、固定子鉄心が露出するように形成し、そし
て、前記凹溝の形状を、深さ４ｍｍより大きく、幅２ｍ
ｍより小さく形成したので、モールドータの放熱効率を
向上し、温度上昇を抑えることができる。
子鉄心の周囲を樹脂モールドしてなるモールドモータに
おいて、前記樹脂モールド部の外側に、複数の凹溝を一
体的に形成し、また、前記固定子鉄心の外周に複数の平
坦部を形成し、そして、前記凹溝を、前記平坦部と両側
面とに連続して形成し、あるいは、前記凹溝を、固定子
鉄心の軸方向に環状に形成し、もしくは、前記凹溝を、
深さの異なる縦凹溝と横凹溝の格子状に形成し、更に、
前記凹溝を、固定子鉄心が露出するように形成し、そし
て、前記凹溝の形状を、深さ４ｍｍより大きく、幅２ｍ
ｍより小さく形成したので、モールドータの放熱効率を
向上し、温度上昇を抑えることができる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。図１及び図２は、本発明によるモールドモータの一
実施例を示す断面図と平面図であり、図２のＡＡ’断面
が図１に対応する。巻線２を巻装した固定子鉄心１の周
囲に樹脂モールド部３を形成している。ここで、同樹脂
モールド部の外側に、複数の凹溝３ａを一体的に形成し
ている。また、前記固定子鉄心の外周に複数の平坦部１
ａを形成している。ここで、前記凹溝を、前記平坦部と
両側とに連続して形成している。あるいは、図４に示す
ように、前記凹溝を、固定子鉄心の外周に沿って環状に
形成してもよい。もしくは、図５に示すように、前記凹
溝を、深さの異なる縦凹溝と横凹溝の格子状の凹溝３ｂ
に形成してもよい。これは、凹溝の形成による強度の低
下を防止するためである。
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。図１及び図２は、本発明によるモールドモータの一
実施例を示す断面図と平面図であり、図２のＡＡ’断面
が図１に対応する。巻線２を巻装した固定子鉄心１の周
囲に樹脂モールド部３を形成している。ここで、同樹脂
モールド部の外側に、複数の凹溝３ａを一体的に形成し
ている。また、前記固定子鉄心の外周に複数の平坦部１
ａを形成している。ここで、前記凹溝を、前記平坦部と
両側とに連続して形成している。あるいは、図４に示す
ように、前記凹溝を、固定子鉄心の外周に沿って環状に
形成してもよい。もしくは、図５に示すように、前記凹
溝を、深さの異なる縦凹溝と横凹溝の格子状の凹溝３ｂ
に形成してもよい。これは、凹溝の形成による強度の低
下を防止するためである。
【０００７】更に、前記凹溝を、固定子鉄心が露出する
ように形成してもよい。これは、直接空気に固定子鉄心
が触れるため、放熱効果が向上する。そして、図３に示
すように、前記凹溝の形状を、深さｈを４ｍｍより大き
く、幅ｗを２ｍｍより小さく形成し、電気用品取締法に
規定される試験指に触れないようにしている。
ように形成してもよい。これは、直接空気に固定子鉄心
が触れるため、放熱効果が向上する。そして、図３に示
すように、前記凹溝の形状を、深さｈを４ｍｍより大き
く、幅ｗを２ｍｍより小さく形成し、電気用品取締法に
規定される試験指に触れないようにしている。
【０００８】
【発明の効果】以上のように本発明においては、巻線を
巻装してなる固定子鉄心の周囲を樹脂モールドしてなる
モールドモータにおいて、前記樹脂モールド部の外側
に、複数の凹溝を一体的に形成し、また、前記固定子鉄
心の外周に複数の平坦部を形成し、そして、前記凹溝
を、前記平坦部と両側面とに連続して形成し、あるい
は、前記凹溝を、固定子鉄心の軸方向に環状に形成し、
もしくは、前記凹溝を、深さの異なる縦凹溝と横凹溝の
格子状に形成し、更に、前記凹溝を、固定子鉄心が露出
するように形成し、そして、前記凹溝の形状を、深さ４
ｍｍより大きく、幅２ｍｍより小さく形成した。この結
果、放熱効率を向上し、薄型化に対処出来、信頼性を向
上したモールドモータを提供することができる。
巻装してなる固定子鉄心の周囲を樹脂モールドしてなる
モールドモータにおいて、前記樹脂モールド部の外側
に、複数の凹溝を一体的に形成し、また、前記固定子鉄
心の外周に複数の平坦部を形成し、そして、前記凹溝
を、前記平坦部と両側面とに連続して形成し、あるい
は、前記凹溝を、固定子鉄心の軸方向に環状に形成し、
もしくは、前記凹溝を、深さの異なる縦凹溝と横凹溝の
格子状に形成し、更に、前記凹溝を、固定子鉄心が露出
するように形成し、そして、前記凹溝の形状を、深さ４
ｍｍより大きく、幅２ｍｍより小さく形成した。この結
果、放熱効率を向上し、薄型化に対処出来、信頼性を向
上したモールドモータを提供することができる。
【図１】本発明によるモールドモータの第一の実施例を
示し、図２におけるＡＡ’の断面図である。
示し、図２におけるＡＡ’の断面図である。
【図２】本発明によるモールドモータの第一の実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図３】図２における要部拡大図である。
【図４】本発明によるモールドモータの第二の実施例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図５】本発明によるモールドモータの第三の実施例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図６】従来のモールドモータを示し、図７におけるＡ
Ａ’の断面図である。
Ａ’の断面図である。
【図７】従来のモールドモータを示す平面図である。
１ 固定子鉄心 １ａ 平坦部 ２ 巻線 ３ 樹脂モールド部 ３ａ 凹溝 ３ｂ 格子状の凹溝 ｈ 凹溝の深さ ｗ 凹溝の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥寺 浩之 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 河合 裕司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内
Claims (7)
- 【請求項１】 巻線を巻装してなる固定子鉄心の周囲を
樹脂モールドしてなるモールドモータにおいて、 前記樹脂モールド部の外側に、複数の凹溝を一体的に形
成してなることを特徴とするモールドモータ。 - 【請求項２】 前記固定子鉄心の外周に複数の平坦部を
形成してなることを特徴とする請求項１記載のモールド
モータ。 - 【請求項３】 前記凹溝を、前記平坦部と両側面とに連
続して形成してなることを特徴とする請求項２記載のモ
ールドモータ。 - 【請求項４】 前記凹溝を、固定子鉄心の軸方向に環状
に形成してなることを特徴とする請求項１記載のモール
ドモータ。 - 【請求項５】 前記凹溝を、深さの異なる縦凹溝と横凹
溝の格子状に形成してなることを特徴とする請求項１記
載のモールドモータ。 - 【請求項６】 前記凹溝を、固定子鉄心が露出するよう
に形成してなることを特徴とする請求項１、請求項３、
請求項４、請求項５記載のモールドモータ。 - 【請求項７】 前記凹溝の形状を、深さ４ｍｍより大き
く、幅２ｍｍより小さく形成してなることを特徴とする
請求項１、請求項３、請求項４、請求項５、請求項６記
載のモールドモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22528194A JPH0898441A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | モールドモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22528194A JPH0898441A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | モールドモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0898441A true JPH0898441A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16826883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22528194A Pending JPH0898441A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | モールドモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0898441A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008194264A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ |
| JP2008278699A (ja) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 分割ステータおよびステータ |
| JP2010178567A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Sanyo Electric Co Ltd | モールドモータ及び電動車両 |
| JP2011035955A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Sanyo Electric Co Ltd | モールドモータ及びこれを搭載した電動車両 |
| US8376072B2 (en) | 2008-12-26 | 2013-02-19 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Molded motor and electric vehicle |
| DE102014118179A1 (de) | 2013-12-16 | 2015-06-18 | Fanuc Corporation | Motor, Herstellungsverfahren und Turbogebläse-Vorrichtung |
| CN110741540A (zh) * | 2017-06-20 | 2020-01-31 | 三菱电机株式会社 | 电动机、压缩机、空气调节机及电动机的制造方法 |
| WO2023013197A1 (ja) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | 日本電産株式会社 | モータ及びモータの製造方法 |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP22528194A patent/JPH0898441A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008194264A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ |
| JP2008278699A (ja) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 分割ステータおよびステータ |
| US8376072B2 (en) | 2008-12-26 | 2013-02-19 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Molded motor and electric vehicle |
| JP2010178567A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Sanyo Electric Co Ltd | モールドモータ及び電動車両 |
| JP2011035955A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Sanyo Electric Co Ltd | モールドモータ及びこれを搭載した電動車両 |
| DE102014118179A1 (de) | 2013-12-16 | 2015-06-18 | Fanuc Corporation | Motor, Herstellungsverfahren und Turbogebläse-Vorrichtung |
| CN110741540A (zh) * | 2017-06-20 | 2020-01-31 | 三菱电机株式会社 | 电动机、压缩机、空气调节机及电动机的制造方法 |
| US11381137B2 (en) * | 2017-06-20 | 2022-07-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric motor, compressor, air conditioner, and method for manufacturing electric motor |
| WO2023013197A1 (ja) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | 日本電産株式会社 | モータ及びモータの製造方法 |
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