JPH04251538A - モールドモータの固定子 - Google Patents

モールドモータの固定子

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Publication number
JPH04251538A
JPH04251538A JP41522390A JP41522390A JPH04251538A JP H04251538 A JPH04251538 A JP H04251538A JP 41522390 A JP41522390 A JP 41522390A JP 41522390 A JP41522390 A JP 41522390A JP H04251538 A JPH04251538 A JP H04251538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
stator core
slot
groove
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP41522390A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Yamamoto
竜彦 山本
Hitoshi Kawaguchi
仁 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP41522390A priority Critical patent/JPH04251538A/ja
Publication of JPH04251538A publication Critical patent/JPH04251538A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はモールドモータに使用
される固定子、特にその絶縁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11は例えば特開昭61−
218335号公報に示された従来のモールドモータの
固定子を示す図で、図10は固定子鉄心の歯部横断面図
、図11は分解斜視図である。図において、(1)は固
定子鉄心、(2A)(2B)は鉄心(1)と同形状に形
成され鉄心(1)の軸方向両端面から挿入され鉄心(1
)のスロット内周面と端面を覆うスロット絶縁体で、そ
の突合せ部にはすき間lが設けられており、かつ突合せ
部の厚さTは他の部分の厚さT0よりも大に形成されて
いる。(3)は鉄心(1)に巻回された巻線、(4)は
鉄心(1)、スロット絶縁体(2A)(2B)及び巻線
(3)を一体的にモールドする熱硬化性樹脂である。
【0003】従来のモールドモータの固定子は上記のよ
うに構成され、鉄心(1)にその両端面からスロット絶
縁体(2A)(2B)を挿入し、鉄心(1)に直接巻線
(3)を巻回した後、全体を熱硬化性樹脂(4)でモー
ルドする。このとき、スロット絶縁体(2A)(2B)
間のすき間lに樹脂(4)が流入し、すき間lを満たす
ことにより、巻線(3)と鉄心(1)間の絶縁が確保さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のモ
ールドモータの固定子では、スロット絶縁体(2A)(
2B)の上に直接巻線(3)を巻回しているため、スロ
ット絶縁体(2A)(2B)の突合せ部にすき間lがあ
っても、巻線(3)で覆われており、樹脂(4)の流入
が困難で、すき間lが完全に満たされることはほとんど
なく、絶縁性能が不十分であるという問題点がある。ま
た、樹脂(4)の流入を容易にするためには、上記突合
せ部に形成される空間を大きくすることが必要であり、
そのためには上記突合せ部の厚さTを厚くしなければな
らず、スロット内の巻線(3)のスペースファクタを減
少させる要因となるという問題点がある。
【0005】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、絶縁信頼性が高く、かつ巻線のスペース
ファクタを大きくできるようにしたモールドモータの固
定子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明は
、スロット絶縁体を、スロットの内周面と固定子鉄心の
端面を覆う第1絶縁体と、固定子鉄心の端面を覆う第2
絶縁体とで構成し、第2絶縁体の固定子鉄心との当接面
に、内周側から外周側に通じる第1溝を形成したもので
ある。
【0007】また、この発明の第2の発明は、第1の発
明のものにおいて、第2絶縁体の第1溝に交差する第2
溝を形成したものである。
【0008】また、この発明の第3の発明は、第1の発
明のものにおいて、第2絶縁体に第1溝を形成する代わ
りに、第2絶縁体の幅を固定子鉄心の幅よりも小さく形
成したものである。
【0009】
【作用】この発明においては、第2絶縁体に第1溝を設
けるか、第1溝と第2溝を設けるか、又は第2絶縁体の
幅を固定子鉄心の幅よりも小さく形成するかしたため、
モールド樹脂は第1溝、第2溝又は第1絶縁体と第2絶
縁体間のすき間を通じて流入し、第1絶縁体と第2絶縁
体の合わせ部の空間を満たす。
【0010】
【実施例】実施例1.図1〜図3はこの発明の第1の発
明の一実施例を示す図で、図1は固定子鉄心の歯部横断
面図、図2は同じく平面図、図3は分解斜視図であり、
従来装置と同様の部分は同一符号で示す。図において、
(1a)は固定子鉄心(1)の歯部、(1b)は歯部(
1a)間に形成されるスロット、(2c)はスロット(
1b)の内周面と鉄心(1)の端面を覆う第1絶縁体、
(2D)は鉄心(1)の端面を覆う第2絶縁体、(8)
は第2絶縁体(2D)の鉄心(1)との当接面に形成さ
れ内周側から外周側に通じる第1溝である。
【0011】上記のように構成されたモールドモータの
固定子においては、鉄心(1)に第1及び第2絶縁体(
2C)(2D)を挿入し、歯部(1a)に直接巻線(3
)を巻回し、更に全体を熱硬化性樹脂(4)により一体
に成形する。このとき、樹脂(4)は鉄心(1)の内周
側及び外周側から第1溝(8)に流入し、次いで第2絶
縁体(2D)と鉄心(1)との間に流入した後、第1及
び第2絶縁体(2C)(2D)の突き合せ部の内側から
すき間に流入する。更に、第1及び第2絶縁体(2C)
(2D)の突合せ部の外側からすき間に流入し、すき間
を確実に埋めると共に、第2絶縁体(2D)と鉄心(1
)との間に流入して、絶縁層を形成する。したがって、
巻線(3)と鉄心(1)との間の絶縁は確実となり、信
頼性は確保される。
【0012】実施例2.図4はこの発明の第2の発明の
一実施例を示す固定子鉄心の歯部平面図であり、図2の
第1溝(8)に、更に第1溝(8)と交差する第2溝(
9)を設けたものである。これにより、樹脂(4)は第
1及び第2絶縁体(2C)(2D)の突合せ部に生じる
すき間に流入しやすくなり、上記実施例と同等以上の絶
縁性能を有するものとなる。
【0013】実施例3.図5及び図6はこの発明の第3
の発明の一実施例を示す図で、図5は固定子鉄心の歯部
横断面図、図6は同じく平面図であり、上述の第1溝(
8)及び第2溝(9)を設ける代わりに、第2絶縁体(
2E)の幅T1を歯部(1a)の幅T2よりも小さくし
て、第1及び第2絶縁体(2C)(2E)の突合せ部の
すき間(10)を広げたものであり、上記実施例と同等
以上の絶縁性能を有するものとなる。
【0014】実施例4.図7〜図8はこの発明の第3の
発明の他の実施例を示す図で、図7は固定子鉄心の歯部
横断面図、図8は同じく平面図、図9はこの発明の第3
の発明のさらに他の実施例を示す固定子鉄心の歯部平面
図である。すなわち、図7及び図8のものは、図5及び
図6に示した第2絶縁体(2E)に、図1及び図2に示
した第1溝(8)を追加したものであり、図9のものは
、図5及び図6に示した第2絶縁体(2E)に、図4に
示した第1溝(8)及び第2溝(9)を追加したもので
あり、上記実施例と同等以上の絶縁性能を有するものと
なる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1の発
明によるモールドモータの固定子では、固定子鉄心のス
ロット内周面と固定子鉄心の端面を覆う第1絶縁体と、
固定子鉄心の端面を覆う第2絶縁体を設け、第2絶縁体
の固定子鉄心との当接面に、内周側から外周側に通じる
第1溝を形成し、第2の発明では、上記第1溝に加えて
第1溝に交差する第2溝を形成し、第3の発明では、第
1溝及び第2溝を形成する代わりに、第2絶縁体の幅を
固定子鉄心の幅よりも小さく形成したものである。これ
により、モールド樹脂は第1溝、第2溝又は第1絶縁体
と第2絶縁体のすき間を通じて流入し、第1絶縁体と第
2絶縁体の合せ部のすき間を満たし、絶縁信頼性を向上
することができる効果がある。また、第2絶縁体のスロ
ット内周面部が薄肉にできるので、スロット内の巻線の
スペースファクタを大にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の発明によるモールドモータの
固定子の一実施例を示す固定子鉄心の歯部横断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図2の分解斜視図。
【図4】この発明の第2の発明によるモールドモータの
固定子の一実施例を示す固定子鉄心の歯部平面図。
【図5】この発明の第3の発明によるモールドモータの
固定子の一実施例を示す固定子鉄心の歯部横断面図。
【図6】図5の平面図。
【図7】この発明の第3の発明の他の実施例を示す固定
子鉄心の歯部横断面図。
【図8】図7の平面図。
【図9】この発明の第3の発明のさらに他の実施例を示
す固定子鉄心の歯部平面図。
【図10】従来のモールドモータの固定子を示す固定子
鉄心の歯部横断面図。
【図11】図10の分解斜視図。
【符号の説明】
1      固定子鉄心 1b     スロット 2C     第1絶縁体 2D     第2絶縁体 2E     第2絶縁体 3      巻線 4      熱硬化性樹脂 8      第1溝 9      第2溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  軸方向に通じるスロットを有する固定
    子鉄心と、上記スロットに挿入され上記スロットの内周
    面と上記固定子鉄心の端面を覆うスロット絶縁体と、こ
    のスロット絶縁体を介して上記固定子鉄心に巻回される
    巻線とを有し、上記固定子鉄心、スロット絶縁体及び巻
    線が熱硬化性樹脂で一体的にモールドしたものにおいて
    、上記スロット絶縁体を、上記スロットの内周面と上記
    固定子鉄心の端面を覆う第1絶縁体と、上記固定子鉄心
    の端面を覆う第2絶縁体とで構成し、上記第2絶縁体の
    上記固定子鉄心との当接面に内周側から外周側に通じる
    第1溝を形成したことを特徴とするモールドモータの固
    定子。
  2. 【請求項2】  第2絶縁体に、第1溝に加えて、これ
    に交差する第2溝を形成した請求項1に記載のモールド
    モータの固定子。
  3. 【請求項3】  第2絶縁体に第1溝を形成することに
    代えて、第2絶縁体の幅を固定子鉄心の幅よりも小さく
    形成した請求項1に記載のモールドモータの固定子。
JP41522390A 1990-12-27 1990-12-27 モールドモータの固定子 Pending JPH04251538A (ja)

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JP (1) JPH04251538A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09191588A (ja) * 1995-11-02 1997-07-22 Mitsubishi Electric Corp 回転電機及びその製造方法
JP2010141981A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Toyota Motor Corp 回転電機用インシュレータ

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JPH09191588A (ja) * 1995-11-02 1997-07-22 Mitsubishi Electric Corp 回転電機及びその製造方法
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