JPH0897939A - 情報記録装置を備えた情報受信装置及び情報受信方法 - Google Patents

情報記録装置を備えた情報受信装置及び情報受信方法

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JPH0897939A
JPH0897939A JP26921394A JP26921394A JPH0897939A JP H0897939 A JPH0897939 A JP H0897939A JP 26921394 A JP26921394 A JP 26921394A JP 26921394 A JP26921394 A JP 26921394A JP H0897939 A JPH0897939 A JP H0897939A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】情報通信の途中に記録を必要と認めたときに過
去に遡って当該通信情報の記録を保証する。 【構成】情報記録手段は入力情報を一時的に記録する一
時記録手段17と長期間保存するための本記録手段18
とから成り、一時記録手段と本記録手段との動作を制御
する制御手段13を設け、制御手段によって一時記録手
段を制御して外部からの着信に応答した時点より通話録
音を開始して一時記録手段に通話内容を一時的に記録
し、さらに、保存を必要と認めた通話内容を本記録手段
に記録するように操作できる操作手段21を設け、一時
記録した記録内容を本記録手段に移送記録して保存する
ように操作可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は情報記録装置を備えた情
報受信装置に関し、特に、情報受信者が通信の途中に通
信内容の記録を必要と認めたときに、記録操作をした時
点よりも過去に遡って当該通信情報の記録を保証する情
報記録装置を備えた情報受信装置に関する。ここにおい
て、「情報記録装置を備えた情報受信装置」とは、電話
装置あるいはテレビ電話装置等のように特定の受信情報
記録操作をしなければ、受信情報は単に受信されるだけ
で記録されない装置をいう。本発明において、「通話」
とは情報の送信側と受信側で情報の送受信を行なう情報
通信を意味しており、有線あるいは無線に限定されず、
1対1の対向通信あるいは1対Nのブロードキャストの
何れであるかを問わない。従って、「通話」は「情報」
と読み代え、「録音」は「録画」と読み代えることがで
きる。
【従来の技術】情報記録装置を備えた情報受信装置とし
ての通話録音機能を備えた電話装置では、従来、通話を
録音しようと思ったときには定められた通話録音の操作
を行ない、その時点以降の通話内容を録音記録する機能
を有している電話装置が一般的に知られていた。また、
留守番録音機能付き電話装置においては、留守番録音モ
ードに設定してあれば着信通話を自動的に録音記録する
ものが知られ、110番、119番等の緊急通報電話に
おいては、常時通話内容を録音記録して一定期間保存す
るものが知られていた。さらには、メモリ手段を備えた
ファクシミリ装置においては、ハードコピーとして出力
する用紙がなくなったときには、受信情報をメモリ上に
記録するものが従来公知であったし、パソコン通信等で
は、入力情報は何らかの形で記録媒体上に記録されるも
のであった。また、ビデオ録音でも録画ボタンを押した
時、あるいは予約をした時間から録画を開始する装置は
知られていた。
【発明が解決しようとする課題】ところで、この様な通
話録音機能を備えた電話装置では、通話録音操作をした
時点以降の内容を記録する機能であり、それまでに通話
していた情報は録音できないため、録音すべき通話を結
果的に録音できなかったり、通話の最初の部分が欠ける
場合があった。また、留守番録音機能付き電話あるいは
緊急通報電話は受信した全ての通話を順次録音記録する
反面、通話を必要に応じて選択して録音記録・保存する
ことができないものであった。本発明の課題は、以上の
ように、録音すべき通話を結果的に録音できなかった
り、通話の最初の部分が欠けるようなこともなく、ま
た、全ての受信通話を順次録音するものではなく、受信
通話の中から必要と判断した通話のみを選択して長期間
保存のために録音記録することのできる情報記録装置を
備えた情報受信装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の情報記録装置を備えた情報受信装置は、通信回
線に接続されると共に外部からの入力情報を記録する手
段を備えた情報受信装置において、情報記録手段は入力
情報を一時的に記録する一時記録手段と入力情報を長期
間保存するために記録する本記録手段とから成り、一時
記録手段と本記録手段との動作を制御する制御手段を設
け、制御手段によって一時記録手段を制御して外部から
の着信に応答した時点より通話録音を開始して一時記録
手段に通話内容を一時的に記録し、さらに、保存を必要
と認めた通話内容を本記録手段に記録するように操作で
きる操作手段を設け、操作手段は一時記録した記録内容
を本記録手段に移送記録して本記録として記録保存する
ように操作可能に構成されている。
【作用】本発明の情報記録装置を備えた情報受信装置
は、通信回線に接続され外部からの入力情報を記録する
手段を備えており、通信回線に接続された入力端子に外
部からの着信がされたか否かを定期的に検知し、上記着
信か検知された後、該着信端末において着信応答が行わ
れたか否かを検知し、上記着信応答が検知されると、一
時記録手段を起動して入力情報を一時記録し、操作者が
必要に応じて、操作部を操作することにより入力情報を
長期間保存するための本記録を選択し、本記録が選択さ
れると、一時記録手段の起動を停止して、本記録手段を
起動して入力情報を本記録し、通信終了後、操作者が必
要に応じて、操作部を操作することにより入力情報の保
存操作を指示し、保存操作指示により、一時記録の内容
を本記録部へ移送することによって記録保存する。これ
によって、着信応答が検知されると、一時記録手段を起
動して通話内容を一時記録し、操作部を操作することに
より本記録を選択し、一時記録手段の起動を停止して本
記録手段を起動して通話内容を本記録し、同じく操作部
を操作することにより保存操作を指示して一時記録の内
容を本記録部へ移送することによって記録保存すること
ができる。
【実施例】本発明の情報記録装置を備えた情報通信装置
の一実施例としての電話端末装置は、通信回線に接続さ
れると共に外部からの入力情報を記録する回路を備え、
その端末が着信に応答した時点より通話録音を開始して
通話内容を一時的に記録しておく一時記録部と、一時記
録した内容を移送して本記録として記録保存しておく本
記録部とを備えており、これらの記録装置は制御手段に
よって、それらの操作が制御されている。以下、本発明
の一実施例を図面を参照しながら説明する。以下の実施
例においては情報記録装置を備えた情報通信装置の一実
施例としての電話端末装置を具体例として本発明を説明
するが、これは本発明が電話端末装置に限定されること
を意味するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲であれば、他の情報通信装置にも適用され得るもので
あるし、当然のことながら、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において、当業者であれば容易に成し得る程度の設
計変更も発明の範囲内において可能なものである。図1
は、本発明の情報記録装置を備えた情報通信装置の概略
斜視図である。図1において、入出力端子12は外線に
接続され外線からの呼出信号、通話内容の入出力を行な
う。スピーカ8は着信の鳴動音、記憶された音声の再生
音の出力を行なう。ハンドセット15を上げるとフック
22がOFFフック状態となり、ハンドセット15は受
話口9より相手の音声を出力し、又マイクロ10は操作
者の音声をひろう。メモリーカード3は、メモリーカー
ド挿入口2に挿入され記憶媒体として使用される。通話
録音ボタン4は通話内容の本記録を開始させるボタンで
あり、操作の簡略化を考え独立した1つのボタンとして
ある。保存ボタン5は一時記録内容を本記録媒体へ移送
を開始させるボタンであり、操作の簡略化を考え独立し
た1つのボタンとしてある。表示装置1は通話録音中、
保存中等操作が確実に行なえる様状態表示を行なう。図
2は、本発明の情報通信装置の一実施例として、電話装
置の主要な電気的構成を示すブロック図である。図2に
おいて、着信検出回路11は所定のサンプリングタイム
毎に図示しない外線から入出力端子12への着信の有無
を検出する。着信検出回路11は入出力端子12におい
て着信信号「有」を検出すると、制御部13へ着信検出
信号を送出する。スピーチネットワーク回路14は、通
話信号の増幅及び音質補正を行なうと共に、外線から入
出力端子12を介して伝えられる通話信号をハンドセッ
ト15と記録回路16へと送出する。制御部13は、本
実施例の電話装置全体の回路を制御している。記録回路
部16は、一時記録回路部17と本記録回路部18とに
よって構成されており、この一時記録回路部17は、通
話が開始した後には、常に所定時間の記録ができるよう
に構成されている。この所定時間は必要に応じて適宜設
定することができるが、少なくとも3分間程度の記録容
量があることが望ましい(後述する)。一時記録の所定
時間は、例えば、1分間、3分間、5分間のいずれかを
選択するように構成することもできる。この一時記録回
路部17には、常に新しい通話内容が記録される様に制
御部13により制御されている。一時記録回路部17及
び本記録回路部18には各々記録媒体19、20が設け
られており、通信情報をそれぞれの媒体上に録音記録す
る。この記録媒体19、20はアナログ式あるいはディ
ジタル式のいずれの記録方式でも用いることができる。
一時記録回路部17の記録媒体19上に一時的に記録さ
れた記録情報は、操作部21からの操作者の操作によっ
て、本記録回路部18の記録媒体20に移送され本記録
として保存可能にされる。本発明において電話端末装置
を操作制御するために必要な情報は操作記録部23に記
録されており、制御部13に対する入力信号あるいは操
作信号に対応して制御部13による本システムの制御に
利用される。図3は、本発明の電話端末装置の制御手順
を示すフローチャートである。図3において、本システ
ムの着信検出回路11が入出力端子12において着信信
号を検出すると、制御部13へ着信検出信号を送出す
る。制御部13は着信検出回路11からの着信の有無を
定期的(サンプリングタイム毎)に検出をし、着信無し
の場合は着信有無の検出を繰り返し、着信有りの場合、
つまり着信信号を検出した場合は着信鳴動等の着信動作
を行なう。次に、着信鳴動に応答して操作者が該着信端
末のハンドセット15を上げるとフック22がOFF状
態にされ、当該着信端末が着信応答状態になったと判断
される。OFFフック状態で且つ着信状態である場合に
は、制御部13はスピーチネットワーク回路14を制御
し、ハンドセット15を介して外部との通話を可能とす
る。さらに、制御部13は記録回路部16の一時記録回
路部17の起動を行い、通話の開始と同時に通話内容の
一時的な録音記録を開始する。この一時記録回路部17
の起動タイミングは着信状態でOFFフックが検知され
た時とするのが好ましい。さらに、一時記録回路部17
は、所定時間、好ましくは3分間程度の記録容量があ
り、常に新しい通話内容が録音記録される様に制御され
ている。例えば、アナログ式のテープ録音では、通話が
終了して次の新しい通話を待つ時には、テープを巻き戻
して常にテープの頭出しをした状態で次の着信を待つ
と、常に一時記録の開始がテープの開始部と一致するた
めにその後の処理(後述の一時記録から本記録への移送
処理)に都合が良い。また、ディジタル式の録音の場合
は、前回の記録が終了したアドレス位置に続くアドレス
位置から記録を開始して、記録容量を超えた場合にはオ
ーバーライトすることによって、常に所定時間の最新の
通話内容の記録を一時的に蓄えるようにすることができ
る。この場合には、一時記録の開始アドレスと終了アド
レスとを記憶しておく必要がある。いずれの記録方式の
場合であっても、一時記録時間が記録媒体の記録時間以
上を越える場合には、最新の数分間の通話内容の記録を
一時保存をするように、2度書きを行なう。従って、保
存を必要とする本記録の選択指示は所定時間以内に行な
うことで通話全体の記録できるので好ましい。所定時間
を複数の時間から選択できる構成とした場合には、アナ
ログ式であれば、テープ等の走行速度を可変にし、ディ
ジタル式であれば、一時記録に用いるエリアの容量を可
変とすればよい。次に、通話が進行して操作者が通話の
内容を記録する必要があると思ったときには、操作部2
1を操作して通話録音信号を制御部13に送出する。制
御部13によって通話録音信号が検出された場合は、本
記録回路部18を録音状態にして通話内容を記録する。
このときには、本記録回路部18を起動すると同時に、
あるいは若干遅れて一時記録回路部17の記録動作を停
止する。また、操作部21を操作して通話録音信号が制
御部13に送出されたときに、直ちに、一時記録を本記
録に切り替えずに、一時記録は定められた所定時間の録
音を継続することも考えられる。この場合には本記録
は、常に所定時間が経過してから実行するように構成す
ることができる。これによって、本記録回路部18を起
動するタイミングが取り易い。次に、操作者が通話終了
後にその通話内容の保存を必要とする場合には、操作部
21を操作することによって保存信号を制御部13に送
出する。この保存信号が検出された場合には、一時記録
回路部17の記録媒体19に記録された記録内容を本記
録回路部18の記録媒体20へ転送して記録保存する。
一端、本記録回路部18の記録媒体20に記録された情
報は、所定の操作による消去操作を行わない限り、その
記録内容は消去されないように制御されている。このよ
うに構成することによって、電話端末装置が着信に応答
した時点で常に一時記録回路部17により通話録音を開
始し、所定時間以内の記録を行なうことができ、通話の
途中で操作者が通話内容の保存を必要と判断したときに
は、本記録回路部18により、それ以降の通話を録音記
録し、後に一時記録の内容を本記録に移送して記録保存
する。これによって、必要と判断した通話内容をその判
断時点よりも過去に遡って録音記録する事ができる。一
時記録媒体19から本記録媒体20への記録内容の移送
は、必ずしも操作部21からの指示による必要はない。
つまり、操作部21より本記録の指示があったことによ
って、通話終了後に自動的に移送するように制御するこ
とも可能である。このように構成すれば、通話終了後に
操作者が移送操作を忘れて、記録保存すべき内容の通話
録音を失敗してしまうこともない。この一時記録の本記
録への移送の場合には、一時記録の通信内容が既に記録
された本記録部の通信内容の上にオーバーライトされ
て、結果的に通話の一部が欠如して通話の連続性を損な
うことのないようにする必要がある。一時記録の通話内
容を本記録に移送する場合のステップについて、一実施
例を説明すると以下の通りである。 (1)通信回線に接続された入力端12子に外部からの
着信がされたか否かを定期的に検知する。 (2)上記着信が検知された後、当該着信端末において
着信応答が行われたか否かを検知する。 (3)着信応答が検知されると、一時記録回路部17を
起動して入力情報を一時記録する。 (4)操作者が必要に応じて、操作部21を操作するこ
とにより入力情報を長期間保存するための本記録を選択
する。 (5)本記録が選択されると、一時記録回路部17の起
動を停止して、本記録回路部18を起動して入力情報を
本記録する。 (6)通信終了後、操作者が必要に応じて、操作部21
を操作することにより入力情報の保存操作を指示する。 (7)保存操作指示により、一時記録の内容を本記録部
へ移送することによって記録保存する。 一時記録及び本記録のそれぞれの記録媒体をアナログ式
にするかディジタル式にするかは、以下の表1に示すよ
うな組合せが考えられる。ここにおいて、アナログ記録
媒体は、一時記録媒体及び本記録媒体共に、通常の留守
番電話装置で用いられているマイクロテープが望まし
く、ディジタル記録媒体は、一時記録媒体では電話端末
装置内に実装された半導体メモリー等が望ましいが、本
記録媒体としては電話端末装置から外して保存か可能な
DAT、CD、マイクロディスク、ICカード、メモリ
ーカードあるいは光カード等が望ましい。本説明におい
ては、それぞれの記録方式の説明は省略する。 図4及び図5は、一時記録の内容を本記録回路へ移送し
て保存する保存方式の例を示す説明図である。図4は、
実際の通話の時間経過に沿った記録を得る方式であり、
一時記録内容を本記録内容の前に保存するものである。
この具体的な実現の手順は一時記録媒体及び本記録媒体
の種類によって若干相違するが、以下に、代表例を上げ
て、一時記録の内容を本記録に移送する際の操作の手順
と特徴とを説明する。以下の例の添付数字は前記表1の
例の番号と対応している。[例1] アナログ記録媒体→アナログ記録媒体 (1)入力端子12に着信が検知され、着信応答が行わ
れると、一時記録回路17が起動される。この一時記録
開始時刻は操作記録部23に記録しておく。 (2)操作部21の操作により本記録が選択されると、
本記録回路18が起動される。このとき一時記録は、本
記録回路18による通話録音開始時点より所定時間(約
3秒間程度)余分に記録する。 (3)本記録回路18の記録媒体20の初めの部分に
は、空きエリアが設けられるように制御される。この空
きエリアは、通話録音開始時点での一時記録されている
分が移送される容量分が確保される。 (4)本記録は、通話録音開始時点と同時に記録を開始
する。 (5)保存操作により、一時記録の内容を本記録部の空
きエリアへ、一時記録の開始時刻より移送することによ
って記録保存する。この際、空きエリアの記録容量より
も一時記録の情報量の方が多い場合には、本記録部の最
初の部分にオーバーラップして一時記録の内容を移送す
る。この場合の保存操作は通話終了後に行なわれるのが
一般的であるが、特別な操作なしで、操作者が通話中に
本記録を選択したときには、通話終了後に自動的に移送
操作を行なうように構成することもできる。[例4]ディジタル記録媒体→ディジタル記録媒体 この場合は、一時記録及び本記録の開始アドレスと終了
アドレスを操作記録部23に記憶しておき、保存操作に
より一時記録の後に本記録が再生されるように編集作業
をする。この場合は、物理的な位置関係として一時記録
の後に本記録が来る必要は無く、再生の際の時間的な前
後関係において、一時記録の後に本記録が再生されれば
良い。図5は、実際の通話の時間経過と相違して、一時
記録内容を本記録内容の後に保存する方式であり、図4
の場合と同様に、具体的な実現の手順はー時記録媒体及
び本記録媒体の種類によって若干相違するが、以下に、
代表例を上げて、その操作の手順と特徴とを説明する。[例1] アナログ記録媒体→アナログ記録媒体 (1)入力端子12に着信が検知され、着信応答が行わ
れると、一時記録回路17が起動される。この一時記録
は、本記録による通話録音開始時点より所定時間(約3
秒間程度)余分に記録する。 (2)本記録は、通話録音開始時点と同時に記録開始す
る。 (3)保存操作により、一時記録の内容を本記録部の後
に移送され記録保存される。[例4] ディジタル記録媒体→ディジタル記録媒体 この場合は、一時記録及び本記録の開始アドレスと終了
アドレスを操作記録部23に記憶しておき、保存操作に
より本記録の後に一時記録が再生されるように編集作業
をする。この場合は、物理的な位置関係として本記録の
後に一時記録が来る必要は無く、再生の際の時間的な前
後関係において、本記録の後に一時記録が来れば良い。
この方式によると、一時記録の部分を本記録の後に移送
したことが明確に分かり、かえって録音記録の際に工作
をしたのではないかという疑念を防止できる。 以上説明した本発明の方式では、一時記録と本記録との
記録媒体は別の媒体を用いる方式を説明したが、一つの
記録媒体で実現することもできる。この場合は、着信端
末の着信応答を検知すると直ちに記録を開始し、操作者
が通話中あるいは通話終了後に本記録操作を行なうと、
記録した部分の上書き禁止がなされるように動作し、本
記録操作がない場合には、前回の本録音部分まで巻戻し
ておき、次の着信の準備をすることができる。この方式
によると、記録回路を独立して2系統設ける必要がない
が、特に、アナログ式録音の場合には、記録保存の必要
でない通話が連続すると、同じ部分の録音が繰り返し行
なわれることになり、録音の質を落す恐れがある。以上
の実施例では、情報記録装置を備えた情報受信装置とし
て電話装置で説明したが、テレビ電話等の音声・映像受
信装置にも適用する事ができる。
【発明の効果】本発明の情報記録装置を備えた情報受信
装置は、外線着信に応答した時点で常に通話録音を開始
し、常時、所定時間前の新しい通話内容の記録を行なう
事によって、過去に遡った通話内容まで記録、保存、再
生する事ができるという効果を秦するものである。ま
た、全ての受信通話を順次録音するのではなく、受信通
話の中から必要な通話のみを選択して録音記録すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である電話端末装置の概略斜視
図。
【図2】本発明の実施例である電話端末装置の電気的構
成を示すブロック図。
【図3】本発明の実施例である電話端末装置の制御手順
を示すフローチャート。
【図4】一時記録内容を本記録回路へ保存する方式の一
実施例。
【図5】一時記録内容を本記録回路へ保存する方式の他
の実施例。
【符号の説明】
1・・・表示装置、 2・・・メモリーカード挿入口、
3・・・メモリーカード、4・・・通話録音ボタン、5
・・・保存ボタン、6・・・ダイヤルボタン、7・・・
本体、 8・・・スピーカ、9・・・受話口、10・・
・マイクロ、11…着信検出回路、12…入出力端子、
13…制御部、14…ネットワーク回路、15…ハンド
セット、16…記録回路、17…一時記録回路部、18
…本記録回路部、19…一時記録媒体、20…本記録媒
体、21…操作部、22…フック、23…操作記録部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線に接続されると共に外部からの入
    力情報を記録する手段を備えた情報受信装置において、 該情報記録手段は入力情報を一時的に記録する一時記録
    手段と、入力情報を長期間保存するために記録する本記
    録手段とから成り、 該一時記録手段及び本記録手段の動作を制御する制御手
    段を設け、該制御手段によって前記一時記録手段を制御
    して外部からの着信に応答した時点より通話録音を開始
    して前記一時記録手段に通話内容を一時的に記録するよ
    うに構成し、 さらに、保存を必要と認めた通話内容を前記本記録手段
    に記録するように操作できる操作手段を設け、該操作手
    段は一時記録した記録内容を前記本記録手段に移送記録
    して本記録として記録保存するように操作可能に構成さ
    れたことを特徴とする情報記録装置を備えた情報受信装
    置。
  2. 【請求項2】一時記録手段の記録媒体がアナログ式で、
    本記録の記録媒体もアナログ式であることを特徴とする
    請求項1記載の情報記録装置を備えた情報受信装置。
  3. 【請求項3】一時記録手段の記録媒体がアナログ式で、
    本記録の記録媒体がディジタル式であることを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録装置を備えた情報受信装置。
  4. 【請求項4】一時記録手段の記録媒体がディジタル式
    で、本記録の記録媒体がアナログ式であることを特徴と
    する請求項1記載の情報記録装置を備えた情報受信装
    置。
  5. 【請求項5】一時記録手段の記録媒体がディジタル式
    で、本記録の記録媒体もディジタル式であることを特徴
    とする請求項1記載の情報記録装置を備えた情報受信装
    置。
  6. 【請求項6】情報記録装置を備えた情報通信装置として
    の電話端末装置は、通信回線に接続されると共に外部か
    らの入力情報を記録する回路を備え、該入力情報記録回
    路は端末が着信に応答した時点より通話録音を開始して
    通話内容を一時的に記録しておく一時記録部と、一時記
    録した内容を移送して本記録として記録保存しておく本
    記録部とから成ることを特徴とする情報記録装置を備え
    た情報受信装置。
  7. 【請求項7】通信回線に接続されると共に外部からの入
    力情報を記録する手段を備えた情報受信端末装置により
    情報を受信する方法において、以下の各工程を備えたこ
    とを特徴とする情報受信方法。 (1)通信回線に接続された入力端子に外部からの着信
    がされたか否かを定期的に検知する工程。 (2)上記着信が検知された後、該着信端末において着
    信応答が行われたか否かを検知する工程。 (3)上記着信応答が検知されると、一時記録手段を起
    動して入力情報を一時記録する工程。 (4)操作者が必要に応じて、操作部を操作することに
    より入力情報を長期間保存するための本記録を選択する
    工程。 (5)上記本記録が選択されると、前記一時記録手段の
    起動を停止して、上記本記録手段を起動して入力情報を
    本記録する工程。 (6)通信終了後、操作者が必要に応じて、前記操作部
    を操作することにより入力情報の保存操作を指示する工
    程。 (7)上記保存操作指示により、一時記録の内容を本記
    録部へ移送することによって記録保存する工程。
  8. 【請求項8】本記録は通話内容の本記録の選択時点と同
    時に記録を開始し、一時記録は本記録手段による通話録
    音開始時点より所定時間余分に記録し、上記本記録手段
    の記録媒体の初めの部分には空きエリアが設けられるよ
    うに制御され、保存操作指示によって、一時記録の内容
    を本記録部の空きエリアへ一時記録の開始時刻より移送
    することを特徴とする請求項7記載の情報受信方法。
  9. 【請求項9】空きエリアの記録容量よりも一時記録の情
    報量の方が多い場合には、本記録部の最初の部分にオー
    バーラップして一時記録の内容を移送して記録保存する
    ことを特徴とする請求項8記載の情報受信方法。
  10. 【請求項10】一時記録手段及び本記録の記録媒体がそ
    れぞれディジタル式記録媒体である場合に、一時記録及
    び本記録の開始アドレスと終了アドレスを記憶してお
    き、保存操作により一時記録の後に本記録が再生される
    ように編集作業をすることを特徴とする請求項7記載の
    情報受信方法。
  11. 【請求項11】一時情報の保存工程が、保存操作指示に
    より一時記録の内容を本記録部の後に移送することによ
    って記録保存する工程であることを特徴とする請求項7
    記載の情報受信方法。
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