JPH089347B2 - 排気管用ブラケット取付け構造 - Google Patents

排気管用ブラケット取付け構造

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JPH089347B2
JPH089347B2 JP7951689A JP7951689A JPH089347B2 JP H089347 B2 JPH089347 B2 JP H089347B2 JP 7951689 A JP7951689 A JP 7951689A JP 7951689 A JP7951689 A JP 7951689A JP H089347 B2 JPH089347 B2 JP H089347B2
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JP
Japan
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exhaust pipe
vertical wall
pipe bracket
wall portion
rear floor
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JP7951689A
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JPH02256575A (ja
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修生 渡辺
秀生 嘉山
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フロントフロアとリアフロアフロントと
の結合部近傍のリアフロアフロント縦壁部の車室外側
に、排気管を保持するブラケットを取り付けた排気管用
ブラケット取付け構造の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の排気管用ブラケット取付け構造として
は、第6図〜第8図に示すようなものが知られている。
第6図に示すように、フロントフロア1とこれに接合
されたリアフロアフロント2とには、車両前後方向に沿
ってトンネル3が形成され、このトンネル3内(車室外
側)には、車体前部のエンジンルーム(図示せず)から
車体後部まで延びる排気管4が挿通されている。この排
気管4は、第7図に示すように、排気管用ブラケット5
にビス止め固定された排気管保持具6を介して保持され
ている。
排気管用ブラケット5は、例えば金属板を折り曲げて
上下端部にフランジ5aを有する断面がハット型に形成さ
れており、第8図に示すように、リアフロアフロント2
とクロスメンバ7とで形成された閉断面8下部のリアフ
ロアフロント縦壁部2aに、ビス止めされて取り付けられ
ている。
なお、この種のものとしては、例えば特開昭58−8428
号公報に記載されたようなものもある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の排気管用ブラケット取付け構造
にあっては、ブラケット取付け部であるリアフロアフロ
ント縦壁部2aがやや広い面積を有する平板部分であるこ
とから、ブラケット取付け面の剛性が低く、排気管4か
ら伝達される振動により、その取付け面に膜振動が発生
する。そのため、膜振動による篭り音が発生し、車室内
での居住性が悪化するという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、ブラケット取付け部の剛性を
高めてパネルの膜振動の発生を回避することにより篭り
音の発生を防止し、居住性の向上を図る排気管用ブラケ
ット取付け構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記の目的を達成させるため、フロントフロ
アとリアフロアフロントとの結合部近傍にリアフロアフ
ロント縦壁部が形成され、縦壁部の上部角部の室外側に
車幅方向に沿うクロスメンバーが接合されて閉断面が形
成され、縦壁部のクロスメンバより下側に、排気管を保
持する排気管用ブラケットを取り付けた排気管用ブラケ
ット取付け構造において、縦壁部に、略上下方向に沿い
上部が閉断面まで延びるビードを複数本後方に突出させ
て設け、各ビードに排気管用ブラケットを架設したこと
を特徴としたものである。
[作用] 上記のようにリアフロアフロント縦壁部に複数本のビ
ードを形成し、更に、このビードの上部をリアフロアフ
ロントとクロスメンバとで形成される閉断面内まで延設
することにより、この部分の剛性は非常に向上してい
る。このビードに排気管用ブラケットを架設するように
しているため、排気管から伝達される振動により発生す
るブラケット取付け面の膜振動が抑制され、篭り音が低
減されることになる。
[実施例] 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜第5図は、本発明における一実施例を示した
ものである。
図中、符号10はフロントフロア、11はリアフロアフロ
ントであり、このリアフロアフロント11は、前部側に縦
壁12が形成され、この前部側の裏面側には、レインフォ
ース13及びクロスメンバー14が配設されている。
具体的には、クロスメンバー14は、上下端縁部にフラ
ンジ部14aが形成された大略く形を呈し、リアフロアフ
ロント縦壁部12の上部角部に、それらフランジ部14aが
接合されることにより配設されて、この上部角部とで閉
断面15を構成している。
又、レインフォース13は、上部水平面部13aが、前記
クロスメンバー14の水平面部14b上に面接触して接合さ
れ、縦壁部13bが前記リアフロアフロント縦壁部12に面
接して接合され、更に、下部水平面部13cが、リアフロ
アフロント11の前端部11aの下面側に面接触している。
このリアフロアフロント前端部11aと、レインフォー
ス下部水平面部13cと、前記フロントフロア後端部10aと
が互いにスポット溶接されている。
そして、フロントフロア10とリアフロアフロント11に
は、車両前後方向に沿って、図示省略のプロペラシャフ
ト等が挿通されるトンネル16が形成されている。
このトンネル16内には、前記プロペラシャフトに加え
排気管(第6図参照)が挿通されている。そして、この
排気管が以下のように排気管用ブラケット17を介して支
持されている。
即ち、前記リアフロアフロント縦壁部12と、レインフ
ォース縦壁部13bとには、上下方向に沿って、車両後方
に突出する一対のビード18,18が形成されている。
これらビード18,18は、上部18aが前記閉断面15内まで
延設されている。このビード18の形状は、天頂部19とハ
の字状の斜面部20とから形成されている。このため、ク
ロスメンバー14の下端フランジ部14a等もビード18と適
合した形状に形成されている。
そして、この一対のビード18,18の間に、排気管用ブ
ラケット17が接合されている。
この排気管用ブラケット17は、両ビード18,18の天頂
部19,19間に架設される平板部21と、この平板部21の上
縁部及び下縁部から略水平方向に折曲されて延設された
上面部22及び下面部23と、これら周囲に形成されたフラ
ンジ部24とから構成されている。又、この平板部21に
は、一対のウエルドナット25が接合されている。
そして、この排気管用ブラケット17のフランジ部24
が、両ビード18,18の天頂部19,19、斜面部20及び両ビー
ド18,18の間に連続して接合されている。
この排気管用ブラケット17に図示省略の保持部材を介
して前記排気管が支持されている。
かかる構成によれは、一対のビード18,18を形成すれ
ば、リアフロアフロント縦壁部12の面剛性が向上し、更
に、このビード18の上部18aを閉断面15内まで延設する
ことにより、この閉断面15とビード18が連続することと
なる。
従って、閉断面15と連続してビード18に排気管用ブラ
ケット17を取り付けるようにしているため、排気管用ブ
ラケット17の取付部の面剛性は非常に高いものとなる。
しかも、この実施例によれば、一対のビード18,18間
に嵌合するような状態で、排気管用ブラケット17を接合
した閉断面構造と共に、排気管用ブラケット17が取り付
けられる平板部21がビード18の天頂部19と略同一平面上
となるようにしていることから、排気管用ブラケット17
の取付け面の剛性は一層向上することとなる。
従って、このように剛性が高い取付部に排気管用ブラ
ケット17を取り付けることにより、排気管から伝達され
る振動により、従来のように縦壁部12に膜振動が発生す
るようなことがなく、篭り音が抑制されて居住性の向上
が図られることになる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、上部が
閉断面まで延設された複数のビードをリアフロアフロン
トの縦壁部に形成し、このビードに排気管用ブラケット
を架設するようにしたため、この縦壁部の取付け面の面
剛性が向上し、排気管から伝達される振動によりその縦
壁部に発生する膜振動が抑制される結果、車室内におけ
る居住性を向上させることができるという実用上有意義
な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明の一実施例を示し、第1図は
リアフロアフロント縦壁部を示す説明図、第2図は第1
図のA−A断面図、第3図は第1図のB−B断面図、第
4図は第1図のC−C断面図、第5図は排気管用ブラケ
ットの装着状態を示す説明図である。第6図〜第8図は
従来例を示し、第6図はリアフロアフロント縦壁部を示
す説明図、第7図は排気管の取付け状態を示す説明図、
第8図は第7図のD−D断面図である。 10……フロントフロア 11……リアフロアフロント 12……縦壁部(リアフロアフロント縦壁部) 14……クロスメンバー 15……閉断面 17……排気管用ブラケット 18……ビード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントフロアとリアフロアフロントとの
    結合部近傍にリアフロアフロント縦壁部が形成され、該
    縦壁部の上部角部の室外側に車幅方向に沿うクロスメン
    バーが接合されて閉断面が形成され、前記縦壁部の前記
    クロスメンバーより下側に、排気管を保持する排気管用
    ブラケットを取り付けた排気管用ブラケット取付け構造
    において、 前記縦壁部に、略上下方向に沿い上部が前記閉断面まで
    延びるビードを複数本後方に突出させて設け、 該各ビードに前記排気管用ブラケットを架設したことを
    特徴とする排気管用ブラケット取付け構造。
JP7951689A 1989-03-30 1989-03-30 排気管用ブラケット取付け構造 Expired - Lifetime JPH089347B2 (ja)

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JP7951689A JPH089347B2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 排気管用ブラケット取付け構造

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JPH02256575A JPH02256575A (ja) 1990-10-17
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JP5514855B2 (ja) * 2012-03-28 2014-06-04 本田技研工業株式会社 車両の排気系支持構造
JP7220506B2 (ja) * 2019-02-28 2023-02-10 ダイハツ工業株式会社 車両構造

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JPH02256575A (ja) 1990-10-17

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