JP5514855B2 - 車両の排気系支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体に車体側取付ブラケットを介してサイレンサ支持ロッドが設けられ、サイレンサ支持ロッドでサイレンサが支持された車両の排気系支持構造に関する。
車両の排気系支持構造として、リヤサイドフレームのフレーム底部に車体側取付ブラケットを介してサイレンサ支持ロッドが取り付けられ、サイレンサ支持ロッドの先端側がフレーム底部から車体幅方向に延出されたものが知られている。
この排気系支持構造によれば、延出された先端側のロッドにサイレンサが吊り下げられることによりサイレンサが車体に支持される(例えば、特許文献1参照。)。
また、他の排気系支持構造として、車体に車体側取付ブラケットが車体幅方向を向けて設けられ、車体側取付ブラケットの内側取付部から内側支持ロッドが車体幅方向外側に向けて延出され、外側取付部から外側支持ロッドが車体幅方向内側に向けて延出されたものが知られている。
この排気系支持構造によれば、内側支持ロッドにサイレンサの内側部位が吊り下げられ、外側支持ロッドにサイレンサの外側部位が吊り下げられることにより、サイレンサが車体に支持される(例えば、特許文献2参照。)。
特許第3651264号公報 実用新案登録第2536903号公報
しかし、特許文献1の排気系支持構造は、サイレンサ支持ロッドの先端側がフレーム底部から車体幅方向に延出され、延出された先端部側のロッドにサイレンサが吊り下げられる。よって、サイレンサ支持ロッドのうち、フレーム底部から離れた部位にサイレンサの荷重がかかり、サイレンサ支持ロッドを支持するフレーム底部に大きな曲げモーメントが作用する。
このため、車体側取付ブラケットが変形することが考えられ、この観点から改良の余地が残されていた。
また、特許文献2の排気系支持構造は、内側取付部から車体幅方向外側に延出された内側支持ロッドにサイレンサ内側部位が吊り下げられ、外側取付部から車体幅方向内側に向けて延出された外側支持ロッドにサイレンサ外側部位が吊り下げられる。
よって、内側支持ロッドのうち内側取付部から離れた部位にサイレンサの荷重がかかり、外側支持ロッドのうち外側取付部から離れた部位にサイレンサの荷重がかかるため、内側取付部や外側取付部に大きな曲げモーメントが作用する。
このため、内側取付部および外側取付部が変形することが考えられ、この観点から改良の余地が残されていた。
加えて、特許文献2の排気系支持構造は、サイレンサの2箇所を支持する必要がある。
このため、内側支持ロッドおよび外側支持ロッドの2本の支持ロッドなどを備える必要があり、部品点数が増加する。
本発明は、部品点数を増加させることなく、車体側取付ブラケットの変形を抑えることができる車両の排気系支持構造を提供することを課題とする。
請求項1は、車体に車体側取付ブラケットを介してサイレンサ支持ロッドが設けられ、該サイレンサ支持ロッドでサイレンサを支持する車両の排気系支持構造であって、前記サイレンサ支持ロッドは、車体幅方向に延出され、前記車体側取付ブラケットに固定された固定ロッド部と、該固定ロッド部の端部から下方に折り曲げられた鉛直ロッド部と、該鉛直ロッド部の下端部から車体前方または車体後方に折り曲げられ、前記サイレンサを支持可能な支持ロッド部と、を備え、前記車体側取付ブラケットは、前記固定ロッド部を固定する固定部を備え、該固定部は、前記車体のリヤフロアパネルに水平に設けられた水平取付部と、前記リヤフロアパネルおよび前記リヤフロアパネルの車体後方側に設けられたリヤエンドパネル間に鉛直に挟持された鉛直取付部と、を有し、前記水平取付部および前記鉛直取付部間に前記固定ロッド部が固定されたことを特徴とする。
請求項は、前記車体側取付ブラケットは、前記固定部に、前記固定ロッド部のうち車体前方側の部位および車体後方側の部位が、長手方向に沿って互い違いに溶接されたことを特徴とする。
請求項は、前記車体側取付ブラケットは、前記固定部から車体幅方向で、かつ前記支持ロッド部から離れる方向に下り勾配で延出された傾斜部と、該傾斜部の下端部に設けられ、前記リヤフロアパネルの下方に位置するリヤサイドフレームの底部に設けられたフレーム取付部と、を備えたことを特徴とする。
請求項は、前記車体側取付ブラケットは、前記フレーム取付部が、前記リヤサイドフレームおよび前記リヤエンドパネルに架け渡された補強ブラケット間に挟持されたことを特徴とする。
請求項は、前記リヤフロアパネルの下側にサブフレームが設けられ、該サブフレームの下方を経て車体後方に向けて延出されたエキゾーストパイプの後端部に前記サイレンサが連結され、該サイレンサが前記車体側取付ブラケットおよび前記サイレンサ支持ロッドを介して車体に支持され、かつ、前記エキゾーストパイプが前記サブフレームに支持されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、サイレンサ支持ロッドの固定ロッド部を車体幅方向に延出し、固定ロッド部を車体側取付ブラケットに固定した。この固定ロッド部の端部から下方に鉛直ロッド部を折り曲げた。
さらに、鉛直ロッド部の下端部から車体前方または車体後方に支持ロッド部を折り曲げ、支持ロッド部にサイレンサを支持させた。
よって、固定ロッド部の端部下方に支持ロッド部を設けることにより、サイレンサの荷重を固定ロッド部の端部、すなわち車体側取付ブラケットの近傍にかけることができる。
これにより、車体側取付ブラケットに作用する曲げモーメントを小さく抑えることができるので、車体側取付ブラケットの変形を抑えることができる。
さらに、曲げモーメントを小さく抑えることにより、例えば、サイレンサを前端部および後端部の複数箇所で支持する必要がなく、部品点数の増加を抑えることができる。
加えて、請求項に係る発明では、車体側取付ブラケットの固定部に水平取付部および鉛直取付部を備えた。この水平取付部をリヤフロアパネルに設け、鉛直取付部をリヤフロアパネルおよびリヤエンドパネル間に挟持させた。さらに、水平取付部および鉛直取付部間に固定ロッド部を固定した。
よって、固定ロッド部の両側(車体前後方向の前側および後側)を水平取付部および鉛直取付部で支持できるので、固定ロッド部に作用する曲げモーメントを簡素な構成で良好に支えることができる。
これにより、車体側取付ブラケットの剛性を必要以上に高める必要がなく、さらに補強部材を新たに設ける必要がないので、車両の排気系支持構造の簡素化や軽量化を図ることができる。
請求項に係る発明では、固定ロッド部のうち車体前方側の部位(前部位)と、車体前方側の部位(後部位)とを長手方向に沿って互い違いに溶接するようにした。
このように、前部位と後部位とを互い違いに溶接することにより、溶接距離を減らすことができるので溶接時間を短縮して生産性を高めることができる。
さらに、前部位と後部位とを長手方向に互い違いに溶接することにより、曲げモーメントが作用する方向の溶接長さを大きく確保できる。
これにより、曲げモーメントを溶接部で良好に支持できるので、固定ロッド部の支持強度(溶接強度)を高めることができる。
請求項に係る発明では、リヤフロアパネル、リヤエンドパネルに固定部を設け、リヤサイドフレームの底部にフレーム取付部を設けた。また、固定部およびフレーム取付部を傾斜部で連結した。
ここで、リヤフロアパネルおよびリヤサイドフレームのフレーム側壁部が交差状に設けられている。よって、リヤフロアパネル、フレーム側壁部および傾斜部でトラス構造を形成できる。
これにより、車体側取付ブラケットの剛性をさらに高めることができるので、車体側取付ブラケットで固定ロッド部をさらに強固に支持することができる。
請求項に係る発明では、リヤエンドパネルに補強ブラケットを架け渡し、この補強ブラケットおよびリヤサイドフレームで車体側取付ブラケット(フレーム取付部)を挟持した。
よって、車体側取付ブラケットのフレーム取付部を一層強固に支持できるので、車体側取付ブラケットの剛性をさらに高めることができる。
これにより、車体側取付ブラケットで固定ロッド部をより一層強固に支持することができる。
請求項に係る発明では、サイレンサを車体側取付ブラケットおよびサイレンサ支持ロッドを介して車体に支持し、かつ、エキゾーストパイプをサブフレームに支持した。
このように、エキゾーストパイプをサブフレームに支持することにより、エキゾーストパイプでサイレンサを支持することを可能にした。
よって、サイレンサの支持箇所を少なく抑えることができるので部品点数を減らすことができる。
本発明に係る排気系支持構造を車両に備えた状態を示す斜視図である。 図1の車両を示す底面図である。 図1の3−3線断面図である。 図1に示す左サイレンサ支持手段で左サイレンサを支持した状態を示す斜視図である。 図4の左サイレンサ支持手段から左サイレンサを外した状態を示す分解斜視図である。 本発明に係る左サイレンサ支持手段を車体に取り付けた状態を示す斜視図である。 図1の左サイレンサ支持手段を車体前方下側から見た状態を示す斜視図である。 図1の左サイレンサ支持手段を車体から外した状態を示す分解斜視図である。 図8の左サイレンサ支持手段を示す斜視図である。 図9の左サイレンサ支持手段を示す分解斜視図である。 本発明に係る車体側取付ブラケットの固定部を車体に取り付けた状態を示す断面図である。 (a)は本発明に係る左サイレンサ支持手段に作用する曲げモーメントを小さく抑えて支持する例を説明する図、(b)は本発明に係る左サイレンサ支持手段に作用する曲げモーメントを簡素な構成で支える例を説明する図である。 本発明に係る左サイレンサ支持手段に備えた車体側取付ブラケットの剛性を高めることにより曲げモーメントを支える例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車両の排気系支持構造30について説明する。
図1、図2に示すように、車両10は、車体後部の左右側に設けられた左右のリヤサイドフレーム(リヤサイドフレーム)11,12と、左右のリヤサイドフレーム11,12間に設けられたリヤフロアパネル13と、リヤフロアパネル13の後部13aに設けられたスペアタイヤ収納凹部15と、スペアタイヤ収納凹部15の左右側に設けられた左右のリヤフロアサイドパネル(リヤフロアパネル)17,18とを備えている。
また、車体後部構造10は、リヤフロアパネル13の下側に設けられたサブフレーム21と、サブフレーム21の下方に配置されたエキゾーストパイプ22と、エキゾーストパイプ22に連結された左右のサイレンサ(サイレンサ、消音器)24,25と、エキゾーストパイプ22および左右のサイレンサ24,25を支持する車両の排気系支持構造(以下、「排気系支持構造」と称する)30とを備えている。
左リヤサイドフレーム11の後端部11a、右リヤサイドフレーム12の後端部12aおよびリヤフロアパネル13の後端部の車体後方側にリヤエンドパネル27が略鉛直に設けられている。
また、左リヤサイドフレーム11およびリヤエンドパネル27に左補強ブラケット(補強ブラケット)28(図7参照)が架け渡されている。
さらに、右リヤサイドフレーム12およびリヤエンドパネル27に右補強ブラケット(補強ブラケット)(図示せず)が架け渡されている。
左右のリヤサイドフレーム11,12にサブフレーム21が設けられている。
サブフレーム21の左側に左リヤサスペンションが複数のリンク部材で支持され、サブフレーム21の右側に右リヤサスペンションが複数のリンク部材で支持されている。
エキゾーストパイプ22は、サブフレーム21の下方に設けられ、車体後方に向けて延出されている。
左サイレンサ24は、エキゾーストパイプ22から左側に分岐した左パイプ22aの後端部22bに連結され、スペアタイヤ収納凹部15の左側に配置されている。
右サイレンサ25は、エキゾーストパイプ22から右側に分岐した右パイプ22cの後端部22dに連結され、スペアタイヤ収納凹部15の右側に配置されている。
排気系支持構造30は、エキゾーストパイプ22を支持するパイプ支持手段31と、左サイレンサ24を支持する左サイレンサ支持手段32と、右サイレンサ25を支持する右サイレンサ支持手段33とを備えている。
図3に示すように、パイプ支持手段31は、サブフレーム21のサブフレーム底部21aに基端部35aが設けられたパイプ支持ロッド35と、パイプ支持ロッド35の先端部35bに連結されたパイプ連結部36と、パイプ連結部36に先端部37a,37aが連結された一対のパイプステイ37,37とを備えている。
一対のパイプステイ37,37の基端部37b,37bがエキゾーストパイプ22に設けられることにより、エキゾーストパイプ22がパイプ支持手段31を介してサブフレーム底部21aに支持されている。
図4、図5に示すように、左サイレンサ支持手段32は、左リヤサイドフレーム11や左リヤフロアサイドパネル17などに設けられて左サイレンサ24を支持するように構成されている。
この左サイレンサ支持手段32は、車体に設けられた車体側取付ブラケット41と、車体側取付ブラケット41に設けられたサイレンサ支持ロッド42と、サイレンサ支持ロッド42に連結されたサイレンサ連結部43と、サイレンサ連結部43に連結された一対のサイレンサステイ44とを備えている。
車体としての具体例は、左リヤサイドフレーム11、左リヤフロアサイドパネル17およびリヤエンドパネル27である。
一対のサイレンサステイ44は、各基端部44aが左サイレンサ24の後端部24aに設けられ、各先端部44bがサイレンサ連結部43の一対の外側貫通孔43bに貫通されている。
よって、サイレンサ連結部43に一対のサイレンサステイ44が連結されている。
サイレンサ連結部43の中央連結孔43aにサイレンサ支持ロッド42の支持ロッド部64が貫通されている。
これにより、左サイレンサ24の後端部24aが、一対のサイレンサステイ44、サイレンサ連結部43、サイレンサ支持ロッド42および車体側取付ブラケット41を介して車体に支持されている。
図6、図7に示すように、車体側取付ブラケット41は、鋼材を曲げ成形することにより形成されている。
この車体側取付ブラケット41は、左リヤサイドフレーム11のフレーム底部(底部)11bに設けられたフレーム取付部46(図8も参照)と、フレーム取付部46から車幅方向外側に向けて上り勾配に延出された傾斜部47と、傾斜部47の外端部(上端部)47aに設けられた固定部48とを備えている。
フレーム取付部46は、傾斜部47の内端部(下端部)47bに設けられた平坦な水平部位である(図8参照)。
フレーム取付部46は、フレーム底部11bの下面に配置され、フレーム底部11bおよび左補強ブラケット28間に挟持された状態にスポット溶接で結合されている。
左補強ブラケット28は、ベース28aがリヤエンドパネル27にボルト57、ナット58で締結され、サポート部28bがフレーム取付部46を介してフレーム底部11bにスポット溶接で結合されている。
これにより、左リヤサイドフレーム11およびリヤエンドパネル27に左補強ブラケット28が架け渡されている。
フレーム取付部46がフレーム底部11bおよび左補強ブラケット28間に挟持されることにより、フレーム取付部46を強固に支持して、車体側取付ブラケット41の剛性が高められている。
これにより、車体側取付ブラケット41でサイレンサ支持ロッド42(具体的には、後述する固定ロッド部61)を強固に支持することができる。
ここで、サイレンサ支持ロッド42は、車体側取付ブラケット41の固定部48に固定ロッド部61が溶接で固定され、内鉛直ロッド部62が左リヤサイドフレーム11の外フレーム側壁部11dに溶接で固定されている。
よって、サイレンサ支持ロッド42が車体側に取り付けられている。
なお、サイレンサ支持ロッド42については後で詳しく説明する。
図7、図8に示すように、フレーム底部11bは、左リヤフロアサイドパネル17より下方に位置している。
よって、傾斜部47は、フレーム取付部46から固定部48まで車幅方向外側に向けて上り勾配に延出されている。
換言すれば、傾斜部47は、固定部48から車体幅方向内側で、かつサイレンサ支持ロッド42の支持ロッド部64から離れる方向に下り勾配で延出されている。
この傾斜部47は、断面略コ字状に形成されることにより剛性が確保されている。
傾斜部47の外端部47aに固定部48が設けられている。
図9、図10に示すように、固定部48は、サイレンサ支持ロッド42の固定ロッド部61が固定される湾曲部51と、湾曲部51の前端51aから車体前方に向けて張り出された水平取付部(水平結合片)52と、湾曲部51の後端51bから上方に張り出された鉛直取付部(鉛直結合片)53とを有する。
湾曲部51は、傾斜部47の外端部47aから車体幅方向外側に向けてL1の長さで張り出され、下向きに凹むように略湾曲状に形成されている。
この湾曲部51に、後述する固定ロッド部61の略下半部が受け入れられる。
水平取付部52は、湾曲部51の前端51aのうち前外側半部51cから左リヤフロアサイドパネル17(図7参照)の下面に沿って車体前方に向けて水平に張り出されている。
この水平取付部52は、図7に示すように、左リヤフロアサイドパネル17の下面にスポット溶接で結合されている(設けられている)。
図9、図10に示すように、鉛直取付部53は、湾曲部51の後端51bのうち後外側半部51d(すなわち、水平取付部52に前後方向において対向する位置)から上方に向けて鉛直に張り出されている。
この鉛直取付部53は、図11に示すように、左リヤフロアサイドパネル17の後端部17aおよびリヤエンドパネル27間に挟持された状態で後端部17aおよびリヤエンドパネル27にスポット溶接で結合されている(設けられている)。
左リヤフロアサイドパネル17の後端部17aは、リヤエンドパネル27の前面に沿って上方に向けて鉛直に折り曲げられている。
図9、図10に示すように、水平取付部52および鉛直取付部53間に湾曲部51が設けられ、湾曲部51にサイレンサ支持ロッド42(固定ロッド部61)の下半部が収容されている。
よって、サイレンサ支持ロッド42の固定ロッド部61が車体幅方向に向けて水平に延出されている。
固定ロッド部61のうち車体前方側の部位(前部位)61cが、湾曲部51の前外側半部51cに溶接(例えば、ミグ溶接)されている。
また、固定ロッド部61のうち車体後方側の部位(後部位)61dが、湾曲部51の後内側半部51eに溶接(例えば、ミグ溶接)されている。
前外側半部51cおよび後内側半部51eは、固定ロッド部61の長手方向(矢印方向)に沿って互い違いに位置する。
よって、固定ロッド部61は、前部位61cおよび後部位61dが固定ロッド部61の長手方向(矢印方向)に沿って互い違いに溶接されることにより、湾曲部51に固定されている。
このように、湾曲部51に前部位61cと後部位61dとを互い違いに溶接することにより、湾曲部51全域に溶接する場合と比べて溶接部位を減らすことができる。
これにより、湾曲部51に固定ロッド部61を溶接する際の溶接時間を短縮して生産性を高めることができる。
さらに、湾曲部51に前部位61cと後部位61dとを長手方向に互い違いに溶接することにより、前部位61cおよび後部位61dの溶接長さが湾曲部51の長さL1と同様に大きく確保されている。
溶接長さL1を大きく確保した理由については後で詳しく説明する。
また、湾曲部51が水平取付部52および鉛直取付部53間に設けられることにより、水平取付部52および鉛直取付部53間にサイレンサ支持ロッド42の固定ロッド部61が固定されている。
よって、固定ロッド部61の両側(車体前後方向の前側および後側)を水平取付部52および鉛直取付部53で支持できるので、固定ロッド部61が強固に支持されている。
図6、図7に示すように、左リヤフロアサイドパネル17、リヤエンドパネル27に固定部48が設けられ、フレーム底部11bにフレーム取付部46が設けられている。さらに、固定部48およびフレーム取付部46が傾斜部47で連結されている。
ここで、左リヤサイドフレーム11は、内外のフレーム側壁部(フレーム側壁部)11c,11dおよびフレーム底部11bを備えている。
また、左リヤフロアサイドパネル17および外フレーム側壁部11dが交差状に設けられている。よって、左リヤフロアサイドパネル17、外フレーム側壁部11dおよび傾斜部47でトラス構造が形成されている。
これにより、車体側取付ブラケット41の剛性をさらに高めることができるので、車体側取付ブラケット41でサイレンサ支持ロッド42(固定ロッド部61)がさらに強固に支持されている。
車体側取付ブラケット41に固定ロッド部61を設けることにより、サイレンサ支持ロッド42が車体側取付ブラケット41に設けられている。
図9、図10に示すように、サイレンサ支持ロッド42は、固定部48の湾曲部51に固定された固定ロッド部61と、固定ロッド部61の内端部61aから下方に折り曲げられた内鉛直ロッド部62と、固定ロッド部61の外端部(端部)61bから下方に折り曲げられた外鉛直ロッド部(鉛直ロッド部)63と、外鉛直ロッド部63の下端部63aから車体前方に折り曲げられた支持ロッド部64とを備えている。
図4に示すように、支持ロッド部64に左サイレンサ24の後端部24aがサイレンサ連結部43および一対のサイレンサステイ44を介して支持されている。
サイレンサ支持ロッド42は、車体に車体側取付ブラケット41を介して設けられている。
よって、支持ロッド部64に左サイレンサ24の後端部24aを支持することにより、左サイレンサ24を支持ロッド部64および車体側取付ブラケット41を介して車体に支持されている。
図9、図10に示すように、固定ロッド部61は、固定部48の湾曲部51に固定されることにより車体幅方向に延出され、左リヤフロアサイドパネル17の裏面に沿って設けられている。
内鉛直ロッド部62は、固定ロッド部61の内端部61aから下方に折り曲げられ、左リヤサイドフレーム11の外フレーム側壁部11d(図7参照)に溶接で固定されている。
このように、サイレンサ支持ロッド42の固定ロッド部61が車体幅方向に延出され、固定ロッド部61が車体側取付ブラケット41に固定されている。この固定ロッド部61の外端部61bから下方に外鉛直ロッド部63が折り曲げられている。
さらに、外鉛直ロッド部63の下端部63aから車体前方に支持ロッド部64が折り曲げられている。よって、固定ロッド部61の外端部61b下方に支持ロッド部64が設けられている。
この支持ロッド部64に左サイレンサ24(図4参照)が支持されている。
よって、固定ロッド部61の外端部61b、すなわち車体側取付ブラケット41(固定部48)の近傍に左サイレンサ24の荷重をかけることができる。
ここで、固定ロッド部61の外端部61bおよび固定部48間の距離L2が小さく抑えられている。
固定ロッド部61の外端部61bおよび固定部48間の距離L2を小さく抑えた理由については後で詳しく説明する。
図2に示すように、右サイレンサ支持手段33は、右リヤサイドフレーム12や右リヤフロアサイドパネル18などに設けられて右サイレンサ25を支持するように構成されている。
右サイレンサ支持手段33は、左サイレンサ支持手段32と左右対称の部材であり、右サイレンサ支持手段33の各構成部材に左サイレンサ支持手段32と同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
図1、図2に示すように、左サイレンサ24が左サイレンサ支持手段32を介して車体に支持され、かつ、エキゾーストパイプ22がパイプ支持手段31を介してサブフレーム21に支持されている。
このように、エキゾーストパイプ22をサブフレーム21に支持することにより、エキゾーストパイプ22で左右のサイレンサ24,25を支持することを可能にした。
よって、左サイレンサ24の支持箇所を後端部24aのみに抑えることができる。また、右サイレンサ25の支持箇所を後端部25aのみに抑えることができる。これにより、左右のサイレンサ24,25を支持するための部品点数を減らすことができる。
つぎに、左サイレンサ支持手段32に作用する曲げモーメントを小さく抑えて支持する例を図12(a)に基づいて説明する。
図12(a)に示すように、支持ロッド部64に左サイレンサ24(図4参照)を支持して支持ロッド部64に矢印方向に左サイレンサ24の荷重F1が作用する。
よって、固定部48に曲げモーメントM1が作用する。
ここで、固定ロッド部61の前部位61cおよび後部位61dが湾曲部51の前外側半部51cおよび後内側半部51eに互い違いに溶接されている。
よって、固定ロッド部61の溶接長さが湾曲部51の長さL1と同様に大きく確保されている。溶接長さL1は、曲げモーメントが作用する方向の長さである。
これにより、曲げモーメントM1を互い違いの溶接部で良好に支持できるので、固定ロッド部61の支持強度(溶接強度)を高めることができる。
さらに、固定ロッド部61の外端部61bおよび固定部48間の距離L2が小さく抑えられている。よって、固定部48に作用する曲げモーメントM1を小さく抑えることができるので、固定部48(すなわち、車体側取付ブラケット41)の変形を抑えることができる。
さらに、曲げモーメントM1を小さく抑えることにより、サイレンサ支持ロッド42による支持を左サイレンサ24の後端部24aのみにすることが可能である。
これにより、左サイレンサ24の複数箇所(例えば、前端部や後端部24a)をサイレンサ支持ロッド42で支持する必要がなく、部品点数の増加を抑えることができる。
ついで、左サイレンサ支持手段32に作用する曲げモーメントを簡素な構成で支える例を図12(b)に基づいて説明する。
図12(b)に示すように、水平取付部52が左リヤフロアサイドパネル17の下面に結合され、鉛直取付部53が左リヤフロアサイドパネル17の後端部17aおよびリヤエンドパネル27間に挟持された状態で結合されている。
さらに、水平取付部52および鉛直取付部53間の湾曲部51にサイレンサ支持ロッド42の固定ロッド部61が固定されている。
よって、固定ロッド部61の両側(車体前後方向の前側および後側)を水平取付部52および鉛直取付部53で支持できるので、固定ロッド部61に作用する曲げモーメントM1を簡素な構成で良好に支えることができる。
これにより、車体側取付ブラケット41の剛性を必要以上に高める必要がなく、さらに補強部材を新たに設ける必要がないので、左サイレンサ支持手段32の簡素化や軽量化を図ることができる。
つぎに、左サイレンサ支持手段32に備えた車体側取付ブラケット41の剛性を高めることにより曲げモーメントを支える例を図13に基づいて説明する。
図13に示すように、左リヤフロアサイドパネル17、外フレーム側壁部11dおよび傾斜部47でトラス構造67が形成されている。
よって、車体側取付ブラケット41の剛性を高めることができるので、車体側取付ブラケット41で固定ロッド部61が強固に支持されている。
これにより、図12(a)に示すように、支持ロッド部64に左サイレンサ24の荷重F1がかかり、固定部48に作用する曲げモーメントM1をより好適に支持できる。
なお、本発明に係る車両の排気系支持構造30は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、外鉛直ロッド部63の下端部63aから車体前方に向けて支持ロッド部64を折り曲げた例について説明したが、これに限らないで、外鉛直ロッド部63の下端部63aから車体後方に向けて支持ロッド部64を折り曲げることも可能である。
また、前記実施例で示した左右のリヤサイドフレーム11,12、左右のリヤフロアサイドパネル17,18、サブフレーム21、エキゾーストパイプ22、左右のサイレンサ24,25、リヤエンドパネル27、左補強ブラケット28、車両の排気系支持構造30、車体側取付ブラケット41およびサイレンサ支持ロッド42などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車体に車体側取付ブラケットでサイレンサ支持ロッドを設け、サイレンサ支持ロッドでサイレンサを支持する排気系支持構造を備えた自動車への適用に好適である。
10…車両、11,12…左右のリヤサイドフレーム(リヤサイドフレーム)、11b…フレーム底部(底部)、17,18…左右のリヤフロアサイドパネル(リヤフロアパネル)、21…サブフレーム、22…エキゾーストパイプ、22b,22d…エキゾーストパイプの後端部、24,25…左右のサイレンサ(サイレンサ)、27…リヤエンドパネル、28…左補強ブラケット(補強ブラケット)、30…車両の排気系支持構造、41…車体側取付ブラケット、42…サイレンサ支持ロッド、46…フレーム取付部、47…傾斜部、47b…傾斜部の内端部(下端部)、48…固定部、52…水平取付部、53…鉛直取付部、61…固定ロッド部、61b…固定ロッド部の外端部(端部)、61c…前部位(車体前方側の部位)、61d…後部位(車体後方側の部位)、63…外鉛直ロッド部、63a…鉛直ロッド部の下端部、64…支持ロッド部。

Claims (5)

  1. 車体に車体側取付ブラケットを介してサイレンサ支持ロッドが設けられ、該サイレンサ支持ロッドでサイレンサを支持する車両の排気系支持構造であって、
    前記サイレンサ支持ロッドは、
    車体幅方向に延出され、前記車体側取付ブラケットに固定された固定ロッド部と、
    該固定ロッド部の端部から下方に折り曲げられた鉛直ロッド部と、
    該鉛直ロッド部の下端部から車体前方または車体後方に折り曲げられ、前記サイレンサを支持可能な支持ロッド部と、を備え
    前記車体側取付ブラケットは、
    前記固定ロッド部を固定する固定部を備え、
    該固定部は、
    前記車体のリヤフロアパネルに水平に設けられた水平取付部と、
    前記リヤフロアパネルおよび前記リヤフロアパネルの車体後方側に設けられたリヤエンドパネル間に鉛直に挟持された鉛直取付部と、を有し、
    前記水平取付部および前記鉛直取付部間に前記固定ロッド部が固定されたことを特徴とする車両の排気系支持構造。
  2. 前記車体側取付ブラケットは、
    前記固定部に、前記固定ロッド部のうち車体前方側の部位および車体後方側の部位が、長手方向に沿って互い違いに溶接されたことを特徴とする請求項1記載の車両の排気系支持構造。
  3. 前記車体側取付ブラケットは、
    前記固定部から車体幅方向で、かつ前記支持ロッド部から離れる方向に下り勾配で延出された傾斜部と、
    該傾斜部の下端部に設けられ、前記リヤフロアパネルの下方に位置するリヤサイドフレームの底部に設けられたフレーム取付部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両の排気系支持構造。
  4. 前記車体側取付ブラケットは、
    前記フレーム取付部が、前記リヤサイドフレームおよび前記リヤエンドパネルに架け渡された補強ブラケット間に挟持されたことを特徴とする請求項3記載の車両の排気系支持構造。
  5. 前記リヤフロアパネルの下側にサブフレームが設けられ、
    該サブフレームの下方を経て車体後方に向けて延出されたエキゾーストパイプの後端部に前記サイレンサが連結され、
    該サイレンサが前記車体側取付ブラケットおよび前記サイレンサ支持ロッドを介して車体に支持され、かつ、前記エキゾーストパイプが前記サブフレームに支持されたことを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載の車両の排気系支持構造。
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