JPH0889590A - ハッチ用安全ロック - Google Patents

ハッチ用安全ロック

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JPH0889590A
JPH0889590A JP25305994A JP25305994A JPH0889590A JP H0889590 A JPH0889590 A JP H0889590A JP 25305994 A JP25305994 A JP 25305994A JP 25305994 A JP25305994 A JP 25305994A JP H0889590 A JPH0889590 A JP H0889590A
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JP
Japan
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lever
hook
hatch
lid
safety lock
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Kazuo Matsumoto
和夫 松本
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Matsumoto Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強風や、子供などには、簡単に開けられない
が、必要な時には簡単に開けられるようなハッチ用安全
ロックを提供すること。 【構成】 ハッチの蓋の内側に取り付けたフックと、ハ
ッチ本体に取り付けたレバーとからなり、レバーがフッ
ク引っ掛け部を持ったレバー頭部と、縦長の長穴を形成
した胴部とを備え、レバー胴部の長穴にハッチ本体の外
壁近傍に取付具を介して固定した軸を通し、レバーをそ
の回りに揺動可能にする。そして、引っ掛け部先端が、
通常は蓋の開閉によるフック先端の移動軌跡の描く円弧
の外側に位置するが、下降するフックに押された時にの
み、上記円弧の内側に回避する。また、上記発明を前提
とし、レバーにフックが掛かっていない状態においてレ
バー頭部が、レバー胴部よりも、ハッチ本体の中心とは
反対側(外側)に傾いているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非常時避難用のハッ
チの蓋が、不用意に開いてしまって、子供が落ちたりす
ることがないようにする、ハッチ用安全ロックに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】非常時に、階下に避難するためのハシゴ
を備えたハッチには、通常蓋が閉められているが、この
蓋が、子供が遊んでいる時などに簡単に開いてしまう
と、ハッチから階下に落ちてしまうことがあった。ま
た、強風の時に、開いてしまうこともあった。そのた
め、図6に示すように、蓋2の取っ手15と、ハッチ本
体1のフック14との間に鎖10を通して鍵16を掛け
るというようなものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
常に鍵を掛けて、おくと、開ける時に手間がかかる。特
に、鍵を別のところに保管しておくようなことをする
と、緊急時に間に合わないというような問題もある。そ
こで、本発明の目的は、強風や、子供などには、簡単に
開けられないが、必要な時には簡単に開けられるような
ハッチ用安全ロックを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のハッチ用安全ロ
ックは、ハッチの蓋の内側に取り付けたフックと、ハッ
チ本体に取り付けたレバーとからなり、このレバーがフ
ック引っ掛け部を持ったレバー頭部と、縦長の長穴を形
成した胴部とを備え、レバー胴部の長穴にハッチ本体の
外壁近傍に取付具を介して固定した軸を通し、レバーを
その回りに揺動可能にする。そして、引っ掛け部先端
が、通常は蓋の開閉によるフック先端の移動軌跡の描く
円弧の外側に位置するが、下降するフックに押された時
にのみ、上記円弧の内側に回避する構造である。また、
第2の発明は、上記発明を前提とし、レバーにフックが
掛かっていない状態においてレバー頭部が、レバー胴部
よりも、ハッチ本体の中心とは反対側(外側)に傾いて
いるものである。
【0005】
【作用】ハッチの蓋がハッチ本体に向かって下降して、
フックが移動してくると、その軌跡である円弧の外側に
飛び出しているレバー頭部に当たる。フックが、レバー
頭部を押すことによって、レバーは、軸回りに揺動し、
フック引っ掛け部の先端が、円弧の内側に移動する。ハ
ッチの蓋が締まり、フックが最下端まで、到達すると、
フック引っ掛け部の先端は、円弧の外側に戻ってくる。
これによって、レバーのフック引っ掛け部が蓋のフック
に引っ掛かる。レバー頭部が、軸の中心を通る鉛直線よ
りも、ハッチ本体の中心とは反対側(外側)に傾いてい
ると、レバーの戻り、つまり、フックへの引っ掛かり
が、より確実なものとなる。蓋を開ける時には、蓋を少
しだけ持ち上げて、一緒に持ち上がったレバーを、つま
んでフックからはずせばよい。
【0006】
【実施例】図1〜図5に示す、実施例は、避難用ハッチ
本体1と蓋2との間の安全ロックであり、蓋2に取り付
けたフック3と、本体1に取り付けたレバー5とからな
る。そして、図1に示すように、蓋2が閉まった時にフ
ック3がレバー5に引っ掛かるようになっている。レバ
ー5のハッチ本体1への組み付け状態を図3に示す。レ
バー5は、フック引っ掛け部7を形成したレバー頭部6
と長穴8を形成した胴部8からなり、長穴8に軸12を
通す。軸12はブラケット4に固定した取付金具11に
固定し、ブラケット4を図2の(c)に示すように、ハ
ッチ本体1のコーナー部にビス穴18を利用して取り付
ける。フック3は、このレバー5の位置に対応する蓋2
の位置に固定する。このように本体1に設置されたレバ
ー5は、軸12の回りに矢印19方向に揺動可能であ
る。
【0007】蓋2が閉まった時に、フック3がレバー5
のフック引っ掛け部7に引っ掛かる仕組みを図2、図3
を用いて説明する。蓋2の開閉によって、フック3の先
端の軌跡は円弧17を描くが、レバー5のフック引っ掛
け部7の先端7aは、この円弧17の外側に突出してい
る(図3)。そこで、フック3は、蓋2と共に下降し
て、レバー頭部6に突き当たるが、レバー5は、軸12
を中心に揺動し、フック3に押されることによって、引
っ掛け部先端7aを円弧17の内側にまで、回避させ
る。この時、レバー6は、図3の破線の位置まで、移動
する。蓋2が閉じて、フック3が、最下端に到達する
と、レバー5は実線の状態に戻り、引っ掛け部7にフッ
ク3が引っ掛かることになる。ここで、レバー6は、図
2(a)に示すように、自然状態では、レバー頭部6の
方が、レバー胴部9よりも外側(ブラケット4と反対
側)に傾いているので、フック3によって、円弧17か
ら回避した後の戻りが、より確実になる。
【0008】また、レバー5は、軸12を中心にして揺
動できるが、ブラケット4に衝突することで、その揺動
範囲が制約されている。レバー5とブラケット4との間
には、フック引っ掛け部の先端7aが、フック3の軌道
円弧17から回避できるだけの空間が必要であるが、ブ
ラケット4によって、揺動範囲が制約されるので、レバ
ー5が、やたらに回転したり、振動などにより、フック
3からはずれるというようなことが起こらない。このよ
うにロックされた蓋2を、子供が、いたずらに開けよう
とした場合には、図4に示すように、フック3は、引っ
掛け部7に引っ掛かったまま、円弧17上を上方に移動
する。レバー5は、長穴8の長さ分だけ移動するが、フ
ック3が外れることはなく、蓋2は、長穴8の長さ以上
には開かないので、その隙間から子供が、転落すること
はない。また、強風により、蓋がもち上がり、開きかけ
ても、やはり、長穴8の長さ以上には開かずに、元に戻
る。このハッチ本体1を利用して避難しなければならな
い非常時には、図5のに示すようにする。まず、蓋2を
少し開け、つまんだレバー5を矢印方向に押してフック
3からはずし(a)、蓋3を完全に開け、確実にロック
する(b)。次に、階下の安全を確かめて、ハシゴを下
ろし(c)、速やかに、避難する(d)。図5の(a)
に示す、蓋2を少し開け、レバー5をつまんでフック3
からはずす動作は、非常に単純なものであり、非常時
に、簡単に蓋2を開けることができるが、単に、蓋2を
持ち上げようとする子供には、はずすことができない。
【0009】
【発明の効果】本発明のハッチ用安全ロックは、子供な
どが、単にハッチの蓋を引っ張っただけでは、はずれな
いので、蓋を開けられず、誤って転落することがない。
また、強風によって蓋が持ち上がっても、レバーの可動
分以上に開くことはない。一方、必要な時には、簡単な
操作で、ロック解除して蓋を開けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体図である。
【図2】本実施例の組み付け図であり、(a)は側面
図、(b)は正面図、(c)は平面図である。
【図3】本実施例の安全ロックの作動説明図である。
【図4】本実施例の安全ロックの作動説明図である。
【図5】本実施例のハッチ使用説明図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ハッチ本体 2 蓋 3 フック 5 レバー 6 頭部 7 フック引っ掛け部 8 長穴 9 胴部 12 軸 17 円弧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハッチの蓋の内側に取り付けたフックと
    ハッチ本体に取り付けたレバーとからなり、このレバー
    がフック引っ掛け部を持ったレバー頭部と、縦長の長穴
    を形成した胴部とを備え、レバー胴部の長穴にハッチ本
    体の外壁近傍に取付具を介して固定した軸を通し、レバ
    ーを軸回りに揺動可能とし、フック引っ掛け部先端が、
    通常は蓋の開閉によるフック先端の移動軌跡の描く円弧
    の外側に位置し、下降するフックに押された時にのみ、
    上記円弧の内側に回避する構造としたハッチ用安全ロッ
    ク。
  2. 【請求項2】レバーにフックが掛かっていない状態にお
    いてレバー頭部が、レバー胴部よりも、ハッチ本体の中
    心とは反対側(外側)に傾いている請求項1のハッチ用
    安全ロック。
JP25305994A 1994-09-21 1994-09-21 ハッチ用安全ロック Expired - Lifetime JP3501517B2 (ja)

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JP25305994A JP3501517B2 (ja) 1994-09-21 1994-09-21 ハッチ用安全ロック

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JPH0889590A true JPH0889590A (ja) 1996-04-09
JP3501517B2 JP3501517B2 (ja) 2004-03-02

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