JP3016069U - 外倒し窓サッシの復帰装置 - Google Patents
外倒し窓サッシの復帰装置Info
- Publication number
- JP3016069U JP3016069U JP1995003391U JP339195U JP3016069U JP 3016069 U JP3016069 U JP 3016069U JP 1995003391 U JP1995003391 U JP 1995003391U JP 339195 U JP339195 U JP 339195U JP 3016069 U JP3016069 U JP 3016069U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sash
- wire
- pulley
- fixed
- upper frame
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- Expired - Fee Related
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外倒し窓サッシの復帰用ワイヤーが開窓時及
び閉窓時の双方とも下方まで垂れ下がるのを防ぎ、作業
を阻害することのないようにする。 【構成】 サッシ上框2の室内側に、ゼンマイバネ7に
よる巻取機能付の巻取軸5を内部に設けたケース3をボ
ルト4止めする。巻取軸5にワイヤー6の一端を固定す
る。ワイヤー6の他端をサッシ上枠9の室内側に吊設し
た滑車13を介して室内側の上部に垂下して輪状の引っ
掛り部17を形成する。引っ掛り部17の近くに滑車1
3を越えないようストッパー18を設ける。
び閉窓時の双方とも下方まで垂れ下がるのを防ぎ、作業
を阻害することのないようにする。 【構成】 サッシ上框2の室内側に、ゼンマイバネ7に
よる巻取機能付の巻取軸5を内部に設けたケース3をボ
ルト4止めする。巻取軸5にワイヤー6の一端を固定す
る。ワイヤー6の他端をサッシ上枠9の室内側に吊設し
た滑車13を介して室内側の上部に垂下して輪状の引っ
掛り部17を形成する。引っ掛り部17の近くに滑車1
3を越えないようストッパー18を設ける。
Description
【0001】
本考案は、工場等で特に高所位置に設けられる外倒し窓サッシの復帰装置に関 するものである。
【0002】
従来の外倒し窓サッシの復帰装置は、サッシ上框の室内側にワイヤーの一端を 固定し、ワイヤーの他端はサッシ上枠の室内側に吊設した滑車を介して室内側に 垂下していた。 そして、垂下しているワイヤーは開窓状態でその端部が床より約2m位の高さ 位置にあり、又閉窓状態では床より約1m位の高さ位置にあった。
【0003】
外倒し窓サッシは工場等の高所位置に設けられるため、サッシ障子は下部を支 点として上方部が室外側へ傾倒し一定の角度で停止するように構成されている。 そして、閉窓時はサッシ上框に一端が固定されたワイヤーの垂下している部分 を持って引くことにより、サッシ障子は室内側へ引き戻され、排煙錠ラッチでサ ッシ障子を固定する。
【0004】 この外倒し窓サッシの復帰用ワイヤーは、前述の様に閉窓時及び開窓時ともか なり床に近い低位置まで垂下しているため、工場内で作業者が製品等を運搬する 際、製品にワイヤーが引っ掛かり作業の邪魔になると共に危険性も有していたの である。
【0005】 上記点より本考案は外倒し窓サッシの復帰用ワイヤーが下方まで垂下すること を防止し、作業を阻害することのない復帰装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため本考案は、ワイヤーの一端が固定された巻取機能付巻 取軸を内部に設けたケースがサッシ上框の室内側に固定され、ワイヤーの他端は サッシ上枠の室内側に設けた滑車を介して室内側に垂下し、その端部に引っ掛り 部が設けられ、該引っ掛り部が滑車を越えないよう、引っ掛り部の近くにストッ パーが設けられていることを特徴とするものである。
【0007】 又、ワイヤーの一端が固定された巻取機能付巻取軸を内部に設けたケースがサ ッシ上枠の室内側に固定され、ワイヤーの他端はサッシ上框の室内側に設けた滑 車及びサッシ下枠に設けた滑車を介して室内側に垂下したものとしてもよい。
【0008】
本考案の作用を説明すれば、開窓時はサッシ枠とサッシ障子のロックを解けば サッシ障子は自重で室外側へ傾倒し、ワイヤーの一端はその室内側の上部に垂下 された引っ掛け部のストッパーにより滑車を越えることがないため、巻解かれて ケース内より繰り出され、設定長さ位置で停止する。
【0009】 次に、閉窓時はフック付棒(図示せず)等で上方に垂下しているワイヤーの引 っ掛り部に引っ掛けて引けば、端部を巻取軸に固定されたワイヤーによりサッシ 障子は引かれてロックされる。 そして、引っ掛り部を放せば巻取軸の巻取機能によりワイヤーはケース内に巻 き取られ、引っ掛り部の近くに設けたストッパーにより引っ掛り部が滑車を越え る手前で巻き取りを停止し、引っ掛り部が上方で垂下する。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案装置の閉窓時の一実施例を示す部分縦断側面図、図2は同上の開 窓途中時の一実施例を示す部分縦断側面図である。 而して、図中1は外倒しのサッシ障子であり、サッシ障子1のサッシ上框2の 室内側にケース3がボルト止め4されている。
【0011】 ケース3内に上下方向に巻取軸5が回動可能に設けられ、該巻取軸5にワイヤ ー6の一端が固定されている。 又、巻取軸5にゼンマイバネ7の一端が固定され、ゼンマイバネ7の他端はケ ース3の内側に固定されている。 8はサッシ上枠9の室内側にボルト10で固定したアームであり、アーム8は 室内側に向け延長し、その先端下面に断面がコ字形のブラケット11がボルト1 2止めされ、ブラケット11に下端に滑車13を設けたブラケット14がコ字形 ブラケット11に設けた軸15に吊設されている。
【0012】 滑車13には巻取軸5に一端が固定された前記ワイヤー6の他端がケース3の 孔16より引き出されて係合し、その先端に輪状の引っ掛り部17が形成され、 滑車13より室内側に垂下している。 又、引っ掛り部17の輪状部の基端に環状のストッパー18が設けられ、引っ 掛り部17が開窓時に滑車13を越えないようにしている。
【0013】 このような構成から、サッシ障子1が傾倒すると引っ掛り部17が滑車13を 越えないためワイヤー6は巻取軸5より巻解かれ、ゼンマイバネ7を巻締め設定 長さ位置で停止する。 又、ワイヤー6の引っ掛り部17を引くことにより、サッシ障子1が閉じ排煙 錠ラッチ(図示せず)が掛かり、引っ掛り部17を放すとゼンマイバネ7の復元 力によりワイヤー6が巻取り軸5に巻き取られる。
【0014】 図3は本考案の他の実施例を示す縦断側面図であり、ケース3がサッシ上枠9 の室内側にボルト止め4され、巻取軸5に一端を固定されたワイヤー6の他端側 がケース3の孔16より引き出される。 引き出されたワイヤー6は、サッシ障子1のサッシ上框2の室内側にボルト2 0で固定した滑車21のサッシ障子1側に接してガイドされ、更にサッシ下枠2 2にボルト23で固定した滑車13の室内側に接して垂下する。
【0015】 そして、滑車13の直下には滑車13のブラケット14に連設した水平片24 があり、水平片24に穿設した孔25にワイヤー6が挿通し、基端に引っ掛り部 17及びストッパー18が設けてある。 したがって、サッシ障子1の傾倒及びワイヤー6の操作によって上記と同様の 作用を奏するのである。
【0016】
本考案に依れば、サッシ障子の開窓時及び閉窓時の双方ともワイヤーは引っ掛 り部のみが上方に垂下しているだけであるから、従来の様に低い位置までワイヤ ーが垂下し、作業者や運搬品に引っ掛かることがなく、作業能率が格段に向上す ると共に、危険性もなく安心して作業ができるものであって有用な考案である。
【図1】本考案装置の閉窓時の一実施例を示す部分縦断
側面図である。
側面図である。
【図2】本考案装置の開窓途中時の一実施例を示す部分
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図3】本考案装置の他の実施例を示す縦断側面図であ
る。
る。
1 サッシ障子 2 サッシ上框 3 ケース 5 巻取軸 6 ワイヤー 7 ゼンマイバネ 9 サッシ上枠 13 滑車 21 滑車 17 引っ掛り部 18 ストッパー 22 サッシ下枠
Claims (2)
- 【請求項1】 ワイヤーの一端が固定された巻取機能付
巻取軸を内部に設けたケースがサッシ上框の室内側に固
定され、ワイヤーの他端はサッシ上枠の室内側に設けた
滑車を介して室内側に垂下し、その端部に引っ掛り部が
設けられ、該引っ掛り部が滑車を越えないよう、引っ掛
り部の近くにストッパーが設けられていることを特徴と
する外倒し窓サッシの復帰装置。 - 【請求項2】 ワイヤーの一端が固定された巻取機能付
巻取軸を内部に設けたケースがサッシ上枠の室内側に固
定され、ワイヤーの他端はサッシ上框の室内側に設けた
滑車及びサッシ下枠に設けた滑車を介して室内側に垂下
した請求項1記載の外倒し窓サッシの復帰装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003391U JP3016069U (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 外倒し窓サッシの復帰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003391U JP3016069U (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 外倒し窓サッシの復帰装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3016069U true JP3016069U (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=43151609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995003391U Expired - Fee Related JP3016069U (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 外倒し窓サッシの復帰装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016069U (ja) |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP1995003391U patent/JP3016069U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |