JPH0889469A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH0889469A
JPH0889469A JP22766194A JP22766194A JPH0889469A JP H0889469 A JPH0889469 A JP H0889469A JP 22766194 A JP22766194 A JP 22766194A JP 22766194 A JP22766194 A JP 22766194A JP H0889469 A JPH0889469 A JP H0889469A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食器洗浄機の洗浄水の汚れ度を光の透過度に
よって検出するものにおいて、汚れ検出手段の初期校正
時と洗浄水の汚れ度検出時とで洗浄水の水温を測定し、
その水温の差によって初期校正した値に補正をかける。 【構成】 マイクロコンピュータ27は、洗浄水の汚れ
度の検出を光の透過度によって行う汚れ度検出手段10
の感度について最終すすぎ時に初期校正を行い、且つ、
その時点の洗浄水の水温を温度検出手段31によって測
定する。次回の洗い時に洗浄水の汚れ度を検出する場合
に、その直前に洗浄水の水温を測定し、前回の初期校正
時に測定した水温データとの温度差によって異なる洗浄
水中に生じる気泡の含有率の影響を排除するため、感度
データに補正をかける。そして、マイクロコンピュータ
27は、その補正された感度データを基準として洗浄水
の汚れ度の検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄室内に収納された
食器類を洗浄水によって洗浄する食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗浄機における自動洗浄運転
は、「予洗い」行程(この行程を省略しているものもあ
る),「本洗い」行程,「すすぎ洗い」行程,「乾燥」
行程を順次行うものであり、これらの行程中のある時点
において洗浄水の汚れ度を検出し、その汚れ度に応じて
洗い時間やすすぎ時間の制御などを行うようにしたもの
がある。
【0003】洗浄水に対して透過させた光の透過度によ
り洗浄水の汚れ度を検出し、それに応じて制御を行う技
術は、例えば、特開昭60−48724に開示されてお
り、洗浄室底部に設けた水溜室とノズル用ポンプの吸水
口との間の管の一部の壁面に透光性の材料を用いて光透
過窓を形成し、そこに吸水管内の洗浄水の光透過率の変
化を検知する発光素子と受光素子とを配設した構成であ
る。
【0004】また、特開平4−279136には、光透
過窓の汚れ度や素子の特性劣化の影響が出ないように、
発光素子の光強度の初期校正を「すすぎ洗い」行程の最
初のすすぎ時に行った後、次のすすぎ時に洗浄水の汚れ
度を検出して、その検出値に応じてすすぎ回数(時間)
を決定する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水中には何
%かの空気成分が含まれており、水温が高くなる程これ
が気泡となって水中に現れる(図11参照)。気泡が存
在する水中を通る光は、空気と水との屈折率の違いによ
ってその一部は散乱されてしまう。従って、従来の食器
洗浄機では、初期校正時の水温と、洗いまたはすすぎに
おける汚れ度検出時の水温とが異なる場合、その水温の
差により洗浄水に含まれている気泡量が異なるようにな
って、洗浄水の汚れ度合いを正確に検出することができ
なかった。本発明は上記課題を解決するもので、その目
的は、洗浄水の水温に応じて異なる気泡の含有率による
影響を除去し得て、確実に洗浄水の汚れ度を検出するこ
とができる食器洗浄機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の食器洗浄機は、洗浄室内に収納され
た食器類を洗浄する洗浄水の汚れ度を、光の透過度から
検出する汚れ度検出手段と、洗浄水の水温を検出する水
温検出手段と、前記汚れ度検出手段の感度を校正する初
期校正時において洗浄水の水温を測定すると共に、その
水温データと汚れ度検出手段の感度データとを記憶した
後、洗浄水の汚れ度検出時においてはその汚れ度を検出
する直前の洗浄水の水温を測定し、この水温データと前
記初期校正時の水温データとに基づいて、汚れ度検出手
段の感度に補正を加えるように制御する制御手段とを具
備したことを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の食器洗浄機は、洗浄室内に
収納された食器類を洗浄する洗浄水の汚れ度を、光の透
過度から検出する汚れ度検出手段と、洗浄水の水温を検
出する水温検出手段と、前記汚れ度検出手段の感度を校
正する初期校正時において洗浄水の水温を測定すると共
に、その水温データと汚れ度検出手段の感度データとを
記憶した後、洗浄水の汚れ度検出時においてはその汚れ
度を検出する直前の洗浄水の水温を測定し、この水温デ
ータと前記初期校正時の水温データとに基づいて、洗浄
水の汚れ度を判断するしきい値を決定する制御手段とを
具備したことを特徴とするものである。
【0008】この場合、制御手段は、初期校正を最終す
すぎ時に行い、汚れ度検出を次回の洗い時に行うように
構成しても良い(請求項3)。
【0009】請求項4記載の食器洗浄機は、洗浄室内に
収納された食器類を洗浄する洗浄水の汚れ度を、光の透
過度から検出する汚れ度検出手段と、洗浄水の水温を検
出する水温検出手段と、最終すすぎ時において前記汚れ
度検出手段の感度を校正する初期校正及び洗浄水の水温
の測定を行うと共に、その水温データと汚れ度検出手段
の感度データとを記憶した後、次回洗い時に再度初期校
正及び洗浄水の水温測定を行い、両感度データの差ある
いは比が両水温データによって規定される許容値より大
きい場合に、汚れ度検出手段のデータによる制御を停止
する制御手段とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項5記載の食器洗浄機は、洗浄室内に
収納された食器類を洗浄する洗浄水の汚れ度を、光の透
過度から検出する汚れ度検出手段と、洗浄水の水温を検
出する水温検出手段と、最終すすぎ時において前記汚れ
度検出手段の感度を校正する初期校正及び洗浄水の水温
の測定を行うと共に、その水温データと汚れ度検出手段
の感度データとを記憶した後、次回洗い時に再度初期校
正及び洗浄水の水温測定を行い、両感度データの差ある
いは比と両水温データによって規定される許容値との比
較に基づいて、汚れ度検出時の汚れ度検出手段の感度を
決定する制御手段とを具備したことを特徴とするもので
ある。
【0011】
【作用】請求項1記載の食器洗浄機によれば、汚れ度検
出手段の初期校正時の水温データと、洗浄水の汚れ度検
出時の直前の水温データとに基づいて、汚れ度検出手段
の感度に補正を加えるように構成したので、基準となる
感度の校正を行ったときと、洗浄水の汚れ度検出を行う
ときとの温度差によって生じる水中の気泡による影響を
排除することができる。
【0012】請求項2記載の食器洗浄機によれば、汚れ
度検出手段の初期校正時の水温データと、洗浄水の汚れ
度検出時の直前の水温データとに基づいて、洗浄水の汚
れ度を判断するしきい値を決定するように構成したの
で、請求項1と同様な作用効果が得られる。
【0013】この場合、制御手段は、初期校正を最終す
すぎ時に行い、汚れ度検出を次回の洗い時に行うように
構成すると、次回の洗い時における汚れ度の検出をより
正確に行うことができる(請求項3)。
【0014】請求項4記載の食器洗浄機によれば、最終
すすぎ時及び次回洗い時に初期校正及び洗浄水の水温測
定を行い、両感度データの差あるいは比が両水温データ
によって規定される許容値より大きい場合に、汚れ度検
出手段のデータによる制御を停止するように構成したの
で、洗い時における汚れ度の検出値が信頼できないデー
タであるときは、そのデータに基づく制御を停止するこ
とができる。
【0015】請求項5記載の食器洗浄機によれば、最終
すすぎ時及び次回洗い時に初期校正及び洗浄水の水温測
定を行い、両感度データの差あるいは比と両水温データ
によって規定される許容値との比較に基づいて、汚れ度
検出時の汚れ度検出手段の感度を決定するように構成し
たので、汚れ度の検出を実際より低めに検出してしまう
ことがない。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1乃
至図5を参照して説明する。まず、図3において、食器
洗浄機の外箱1の内部には内箱2が配設され、洗浄室3
が形成されている。洗浄室3の全面部にはドア4によっ
て開閉される食器出入り口5が形成されており、前側の
底下部には貯水室6が形成され、この貯水室6の上面開
口部にはフィルタ7が設けられている。
【0017】貯水室6の内部には、図4に示すように、
その一側壁から内方へ対向状態に2箇所膨出させて形成
された透明の検知部8が設けられている。この検知部8
はダブルモールドによって透明に形成されており、その
外側の凹部9,9部分には汚れ度検出手段10が配置さ
れている。
【0018】汚れ度検出手段10は、例えば発光ダイオ
ードなどの発光素子11と、例えばフォトトランジスタ
などの受光素子12とが、ホルダー13により対向状態
にユニット化されてなるもので、ホルダー13は、発光
素子11,受光素子12が上記凹部9,9内に収納され
た状態でねじ14により検知部8に固定されている。そ
して、発光素子11が発光した光は、発光素子11及び
受光素子12が検知部8において対向する面に設けられ
た光透過部8aを介して洗浄水中を透過して、光透過部
8bを介して受光素子12に到達するようになってい
る。
【0019】尚、貯水室6は、パイプ15によって洗浄
ポンプ16の吸込口に連通されていると共に、パイプ1
7によって排水ポンプ18の吸込口に連通されている。
また、洗浄室3内には、洗浄ポンプ16の吐出口に連通
した下部噴水アーム19、ヒータ20、下部噴水アーム
19の上方に位置する下部食器籠21、洗浄ポンプ16
の吐出口に連通した上部噴水アーム22、及びその上方
に位置する上部食器籠23が配設されており、その他、
洗浄室3外の外箱1内には、食器乾燥用の循環ダクト2
4やファン25、除湿機26等も配設されている。
【0020】そして、図5において、前記外箱1内の適
宜の位置に配設された制御手段としてのマイクロコンピ
ュータ27には、前記汚れ度検出手段10の受光素子1
2の受光信号が受光素子出力処理回路28を介して入力
されると共に、洗浄室3のヒータ20の下方の外底部に
設けられた温度センサ29の温度検出信号が温度検出回
路30を介して入力されるようになっている。尚、温度
センサ29及び温度検出回路30は、温度検出手段(水
温検出手段)31を構成する。
【0021】また、それらの入力並びに予め記憶された
制御プログラムに基づき、マイクロコンピュータ27
は、汚れ度検出手段10の発光素子11に発光素子制御
回路32を介して制御信号を与えると共に、洗浄及び排
水の両ポンプ16及び18にポンプ制御回路33を介し
て制御信号を与え、更に、ヒータ20にヒータ制御回路
34を介して制御信号を与え、洗浄室3内に給水するよ
うに設けた給水弁35に給水弁制御回路36を介して制
御信号を与え、発光ダイオードやブザー等からなる報知
装置37に報知装置制御回路38を介して制御信号を与
えるようになっている。
【0022】次に、本実施例の作用について、図1及び
図2をも参照して述べる。自動洗浄運転におけるすすぎ
洗い行程の最終すすぎに係るフローチャートを示す図2
において、マイクロコンピュータ27は、まず、「給
水」の処理ステップR1において、給水弁制御回路36
に制御信号を与えて給水弁35を開き、洗浄室3内への
給水を行う。この洗浄室3内に給水された水は、フィル
タ7を通って貯水室6内に洗浄水として貯えられる。そ
して、次の「初期校正 I0」の処理ステップR2に移
行する。
【0023】この処理ステップR2では、汚れ度検出手
段10の感度の初期校正を行う。処理ステップR1にお
いて貯水室6内に貯えられた洗浄水は、汚れ度検出手段
10の発光素子11と受光素子12との間をも満たして
いる。よって、発光素子11が発光した光が、光透過部
8aを介して洗浄水中を透過した後光透過部8bを介し
て受光素子12により受光されると、受光素子12は、
洗浄水の汚れ度に応じた受光信号を出力する。また、こ
のときは最終すすぎの段階であり、処理ステップR1に
おいて洗浄室3及び貯水室6内に給水された洗浄水は、
その汚れがそれほどなくて清水に近い状態にあるので、
ここで検出される汚れ度のレベルを汚れ度検出の基準と
する。
【0024】即ち、マイクロコンピュータ27は、発光
素子制御回路32に制御信号を与えて発光素子11を発
光させる。そして、その光が洗浄水中を透過して受光素
子12によって受光され、その受光レベルに応じて出力
される受光信号は、受光素子出力処理回路28を介して
マイクロコンピュータ27に与えられる。その受光素子
出力処理回路28の出力レベルが一定値になるように、
即ち、光透過度が100%になるように発光素子11に
供給する基準電流値I0(感度データ)を初期校正す
る。基準電流値I0を決定すると、それをマイクロコン
ピュータ27内の記憶部に記憶させ、次の「水温測定
T0」の処理ステップR3に進む。
【0025】処理ステップR3では、温度センサ29に
よって検出したそのときの洗浄水の水温を、温度検出回
路30により測定して水温データT0を得て、それをマ
イクロコンピュータ27内の記憶部に記憶させると、次
の「すすぎ 70℃まで加熱」の処理ステップR4に進
む。
【0026】処理ステップR4では、ポンプ制御回路3
3に制御信号を与えて洗浄ポンプ16を作動させること
により、貯水室6内の洗浄水を吸い上げて下部及び上部
の両噴水アーム19及び22より、洗浄水を下部及び上
部の両食器籠21及び23に収納された食器に向けて噴
射して、すすぎ洗い行程における最終すすぎを例えば2
0分間行う。また、その最終すすぎを行っている間、ヒ
ータ制御回路34に制御信号を与えてヒータ20を作動
させ、洗浄水を70℃になるまで加熱する。そして、次
の「排水」の処理ステップR5に移行する。
【0027】処理ステップR5では、排水ポンプ18を
作動させて貯水室6内及び洗浄室3内にたまった洗浄水
を食器洗浄機外に排水し、以上により、すすぎ洗い行程
を終了し、「乾燥」の処理ステップR6に移行する。処
理ステップR6では、ヒータ20とファン25とを作動
させることにより洗浄室3内に温風を循環させて、下部
及び上部の食器籠21及び23に収納された食器の乾燥
を所定時間行う。そして、食器の乾燥が終了すると乾燥
行程を終え、自動洗浄運転を終了する。
【0028】図1は、上記自動洗浄運転の終了後、次回
に行われる自動洗浄運転の本洗い行程に係るフローチャ
ートである。まず、「給水」のステップS1において、
図1のステップR1と同様に洗浄室3及び貯水室6内に
給水を行い、次の「洗い(1分)」の処理ステップS2
に移行する。この場合、洗浄水には洗剤が投入されてい
る。
【0029】処理ステップS2においては、ポンプ制御
回路33に制御信号を与えて洗浄ポンプ16を作動さ
せ、貯水室6内の洗浄水を吸い上げて下部及び上部の両
噴水アーム19及び22より、洗浄水を下部及び上部の
両食器籠21及び23に収納された食器に向けて噴射し
て、1分間食器の洗浄を行い、次の「停止(30秒)」
の処理ステップS3に移行する。
【0030】処理ステップS3において、30秒間動作
を停止し、処理ステップS2で下部及び上部の両噴水ア
ーム19及び22から噴射された洗浄水が、貯水室6及
び洗浄室3の内底部に十分に溜まるのを待った後、「水
温測定 T1」の処理ステップS4に移行して、そのと
きの洗浄室3内の洗浄水の水温を測定し、水温データT
1を得る。そして、「基準値補正 I1=I0(1−r
(T1−T0))」の処理ステップS5に移行する。
【0031】処理ステップS5においては、図2におけ
る処理ステップR2で得られた基準電流値I0に対し
て、水温差によって異なる洗浄水中の気泡の含有率によ
る透過光の散乱の影響を排除するため補正を行う。即
ち、基準電流値I0を、処理ステップS4において得ら
れた洗浄水の水温データT1と、図2における処理ステ
ップR3で測定され且つ記憶された前回の最終すすぎ時
における洗浄水の水温データT0との差に、補正係数r
を乗じたものによって補正し、補正された基準電流値I
1を得る。ここで、補正係数rは、例えば0.005と
する。これは、洗浄水中の空気の割合が10℃あたり1
%変動する場合に、発光素子11に供給する電流値で表
される光透過度が5%変化することを示す値である。そ
して、「汚れ度検出 D1」の処理ステップS6に移行
する。
【0032】処理ステップS6においては、処理ステッ
プS2における1分間の食器洗浄により洗浄水中に混入
した食器の汚れを、汚れ度D1として検出する。即ち、
マイクロコンピュータ27は、処理ステップS5で得ら
れた補正された基準電流値I1が発光素子11に流れる
ように、発光素子制御回路32に制御信号を与えて発光
素子11を発光させる。その光が汚れを含んだ洗浄水中
を透過して、受光素子12によって受光され、受光素子
出力処理回路28を介してマイクロコンピュータ27に
より、汚れ度D1として測定される。
【0033】この場合、汚れ度検出手段10は、実際に
は、洗浄水の光透過度を検出するもので、マイクロコン
ピュータ27は、その光透過度を汚れ度D1として測定
することになるので、洗浄水の汚れ度合いは汚れ度D1
の値が大なるほど少ないものであり、ここでは、洗浄水
が清水の状態にあるときに汚れ度D1は100%になる
ように設定される。
【0034】そして、次の「D1>X0?」の判断ステ
ップS7に移行すると、ここでは、処理ステップS6で
得られた汚れ度D1が、しきい値X0より大きいかを比
較する。ここで、しきい値X0は、例えば50%に設定
されている。洗浄水の汚れ度合が比較的小で、判断ステ
ップS7において「YES」と判断すると、次の「洗い
(10分) 60℃まで加熱」の処理ステップS8に移
行する。
【0035】処理ステップS8においては、処理ステッ
プS2と同様に、ポンプ制御回路33に制御信号を与え
て洗浄ポンプ16を作動させることにより、10分間食
器の洗浄を行う。また、ヒータ制御回路34に制御信号
を与えてヒータ20を作動させ、洗浄水を60℃になる
まで加熱する。処理ステップS8が終了すると本洗い行
程が終了し、次のすすぎ洗い行程に移行する。尚、すす
ぎ洗い行程においては、最初に「排水」が行われると共
に、「すすぎ」は2乃至3回行われる。従って、すすぎ
洗い行程の最終すすぎとは、2回目若しくは3回目の
「すすぎ」を示すことになる。
【0036】一方、判断ステップS7において、食器の
汚れ度合が比較的大で「NO」と判断すると、次の「洗
い(20分) 60℃まで加熱」の処理ステップS9に
移行する。処理ステップS9では、処理ステップS8と
同様な洗い処理を20分間行い、終了すると次のすすぎ
洗い行程に移行する。
【0037】以上のように、本実施例では、食器洗浄機
の汚れ度検出手段10の発光素子11に流れる基準電流
値I0を校正する初期校正時において洗浄水の水温を測
定すると共に、その水温データT0と汚れ度検出手段1
0の感度データたる基準電流値I0とを記憶した後、洗
浄水の汚れ度を検出する直前の洗浄水の水温を測定し、
この水温データT1と前記初期校正時の水温データT0
とに基づいて、汚れ度検出手段10の基準電流値I0に
補正を加えるように構成したので、基準電流値I0の校
正を行ったときと、洗浄水の汚れ度検出を行うときとの
水温差によって生じる洗浄水中の気泡による影響を排除
することができ、より正確な洗浄水の汚れ度検出が可能
となる。
【0038】この場合、汚れ度検出手段10の初期校正
は、自動洗浄運転のすすぎ洗い行程の最終すすぎ時に行
い、汚れ度検出は、次回の自動洗浄運転の本洗い行程の
洗い時に行って、その汚れ度D1に応じて洗い時間を決
定するようにしたので、初期校正は清水状態の洗浄水の
下で正確に行うことができ、また、次回の洗いは洗浄水
の汚れ度合い(食器の汚れ度合い)に応じた最適な時間
だけ行われるようになって、食器を、時間の無駄無く且
つ過不足なく洗浄することができる。
【0039】図6及び図7は本発明の第2実施例を示
す。図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下異なる部分のみ説明する。第2実施例において
は、図2の自動洗浄運転の処理を終了した後、次回の自
動洗浄運転の本洗い行程時において図1の代わりに図6
のフローチャートを実行する。ここで、「水温測定 T
1」の処理ステップS4までの処理は、第1実施例と同
様である。処理ステップS4の次は、「しきい値Xの決
定」の処理ステップS10に移行する。
【0040】処理ステップS10においては、洗浄水の
汚れ度を判定するためのしきい値Xを求める。しきい値
Xは、図2における処理ステップR3で測定され且つ記
憶された前回の最終すすぎ時における洗浄水の水温デー
タT0と、処理ステップS4で測定された洗浄水の水温
データT1とによって、図7の対応関係を示す図から得
られる。図7において、しきい値Xは、水温データT0
が水温データT1よりも高くかつ両者の差が大きいほ
ど、高くなるように設定されている。しきい値Xが決定
されると、「汚れ度検出 D1」の処理ステップS6に
移行して第1実施例と同様に洗浄水の汚れ度D1を検出
した後、「D1>X?」の判断ステップS7aに移行す
る。
【0041】判断ステップS7aにおいては、処理ステ
ップS6で得られた洗浄水の汚れ度D1が、処理ステッ
プS10で得られたしきい値Xより大きいか否か比較す
る。判断ステップS7aにおいて「YES」と判断され
ると、「洗い(10分) 60℃まで加熱」の処理ステ
ップS8に移行し、以降の処理は第1実施例と同様であ
る。また、判断ステップS7aにおいて「NO」と判断
されると、「洗い(20分) 60℃まで加熱」の処理
ステップS9に移行し、以降の処理は第1実施例と同様
である。
【0042】以上のように、第2実施例では、汚れ度検
出手段10の初期校正時の水温データT0と、洗浄水の
汚れ度検出を行う直前の洗浄水の水温データT1とに基
づいて、洗浄水の汚れ度を判断するしきい値Xを決定す
るように構成したので、第1実施例と同様な作用効果が
得られる。
【0043】尚、上記第1及び第2実施例では、汚れ度
検出手段10の感度の初期校正を最終すすぎ時に行い、
洗浄水の汚れ度の検出を次回の洗い時に行うようにした
が、例えば、自動洗浄運転において本洗い行程の給水時
に汚れ度検出手段10の初期校正を行うと共に、すすぎ
洗い行程の最初のすすぎ時に汚れ度検出を行って、その
結果からすすぎ洗い行程の2回目のすすぎ時間若しくは
2回目以降のすすぎ回数を設定するようにしても良い。
【0044】図8及び図9は、本発明の第3実施例を示
す。図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下異なる部分のみ説明する。第3実施例において
は、図2の自動洗浄運転の処理を終了した後、次回の自
動洗浄運転の本洗い行程において図8のフローチャート
を実行する。即ち、「給水」の処理ステップS1におい
て、洗浄室3及び貯水室6内に給水を行うと、次の「初
期校正 I2」の処理ステップS11に移行する。
【0045】処理ステップS11においては、図2にお
ける処理ステップR2と同様に、汚れ度検出手段10の
初期校正をこの時点で再び行い、基準電流値I2を得
る。そして、次の「水温測定 T1」の処理ステップS
4に移行して、洗浄水の水温データT1を得ると、「許
容値Yの決定」の処理ステップS10aに移行する。
【0046】処理ステップS10aにおいては、図2に
おける処理ステップR2において前回の最終すすぎ時に
得られた基準電流値I0と、処理ステップS11で得ら
れた基準電流値I2との値の関係より、汚れ度検出手段
10によって検出される値が信頼できるかどうかを判断
するための許容値Yを決定する。許容値Yは、図2にお
ける処理ステップR3で測定され且つ記憶された前回の
最終すすぎ時における洗浄水の水温データT0と、処理
ステップS4で測定された洗浄水の水温データT1とに
よって、図9の対応関係を示す図から得られる。
【0047】図9の対応関係を示す図において許容値Y
は、基準電流値I0に対する基準電流値I2の変化率の
百分率で表されており、水温T0と水温T1との温度差
が大きいほど、許容値Yも大きくなるように設定されて
いる。図9の対応関係を示す図に従って許容値Yが決定
されると、「|I0−I2|×100/I0>Y?」の
判断ステップS12に移行する。
【0048】判断ステップS12においては、前回の最
終すすぎ時に初期校正された基準電流値I0に対して、
処理ステップS11において初期校正された基準電流値
I2の変化率が、各初期校正時における水温データT
0,T1の関係から得られる許容値Yより大きいかが判
定される。
【0049】判断ステップS11において「YES」と
判断すると、その場合は、どちらかの初期校正時におい
て、前回の洗浄時に食器より落ちた汚れが洗浄水中に残
っていたか、または、光透過部8a,8bの汚れの状態
が両時点で極端に変化したためと予想される。従って、
もはや洗浄水の汚れ度の正確な検出はできないと見な
し、次の「洗い(20分) 60℃まで加熱」の処理ス
テップS9に移行して、洗浄水の汚れ度の検出は行わず
に、もし食器の汚れ度が大の場合でも十分な洗浄ができ
るように20分間の食器洗浄を行う。
【0050】判断ステップS11において「NO」と判
断すると、その場合は、基準電流値I0と基準電流値I
2との変化率は許容範囲内であり、洗浄水の汚れ度の検
出に支障はないので、図6の処理ステップS2に移行し
て、以下図6のフローに従って第2実施例と同様の処理
を行うようにする。
【0051】以上のように、第3実施例によれば、最終
すすぎ時における汚れ度検出手段10の初期校正の基準
電流値I0に対する次回の洗い時における初期校正の基
準電流値I2の変化率(差あるいは比のみであっても良
い)が最終すすぎ時及び次回の洗い時の水温データT0
及びT1によって規定される許容値Yより大きい場合
に、汚れ度検出手段10のデータによる制御を停止する
ように構成したので、洗浄水の汚れ度の検出に用いる基
準値が信頼できないときは、洗浄水の汚れ度に関わらず
一定時間の食器の洗浄を行うことにより、不確実な洗浄
水の汚れ度の検出に基づく制御によって、食器の洗い時
間が、洗浄水の本来の汚れ度に応じて必要な時間より短
くなってしまうことを防止できる。
【0052】図10は、本発明の第4実施例を示す。図
8と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下
異なる部分のみ説明する。第4実施例においては、「水
温測定 T1」の処理ステップS4までの処理は、第3
実施例と同様であるが、次に「|I0−I2|×100
/I0>Y?」の判断ステップS12に移行する。
【0053】判断ステップS12において、基準電流値
I0に対するI2の変化率が許容値Y以下であり、「N
O」と判断した場合は、第3実施例と同様に図6の処理
ステップS2に移行して、以下図6のフローに従って第
2実施例と同様の処理を行うようにする。基準電流値I
0に対するI2の変化率が許容値Yを超えており、判断
ステップS12において「YES」と判断した場合は、
洗浄水の汚れ度の正確な検出は出来ないとみなされ、
「I2−I0<0?」の判断ステップS13に移行す
る。
【0054】判断ステップS13においては、基準電流
値I2と基準電流値I0の差をとって、それが負を示す
か否かを判断する。判断ステップS13において「N
O」と判断した場合は、基準電流値I0は基準電流値I
2以下の値を示しており、図6の処理ステップS2に移
行して、以下図6のフローに従って第2実施例と同様の
処理を行うようにする。従って、基準電流値I0を基準
値として洗浄水の汚れ度D1を検出し、以降の処理を行
うことになる。
【0055】判断ステップS13において「YES」と
判断した場合は、次の「汚れ度検出の基準値にI2を設
定」の処理ステップS14に移行する。このとき、基準
電流値I2は基準電流値I0よりも小さい値を示してい
るので、処理ステップS14においては、基準電流値I
2を洗浄水の汚れ度検出を行うときの基準値とする。そ
の後、図6の処理ステップS2に移行して、以下図6の
フローに従って第2実施例と同様の処理を行うようにす
る。即ち、判断ステップS13においては、基準電流値
I0及びI2の比較で小さい値を示した方を、洗浄水の
汚れ度検出の基準値として用いることになる。
【0056】以上のように、第4実施例によれば、最終
すすぎ時における基準電流値I0に対する次回の洗い時
の基準電流値I2の変化率と最終すすぎ時及び次回の洗
い時の水温データT0及びT1とによって規定される許
容値Yとの比較に基づいて、汚れ度検出時の汚れ度検出
手段10の基準値を決定するように構成したので、洗浄
水の汚れ度の検出を実際より低めに検出してしまうこと
がなく、食器の洗浄を常に十分に行うことができる。
【0057】尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形が可能
である。汚れ度検出手段10の感度の初期校正を行うの
に、受光素子12が出力する受光信号の出力レベルが一
定になるように、発光素子11に供給する電流値を調整
したが、発光素子11に供給する電流値は常に一定とし
て、受光素子が出力する受光信号の増幅率を調整しても
良い。
【0058】発光素子11として、発光ダイオードを用
いたが、白熱電球やキセノンランプ等のランプ類であっ
ても良い。また、受光素子12としてフォトダイオード
を用いたが、CdS のように光によって電気抵抗を変化さ
せる光導電素子等であっても良い。
【0059】更に、図7に示すしきい値Xを決定する表
の値及び図9に示す許容値Yを決定する表の値はこれら
に限定されるものではなく、表中のしきい値Xまたは許
容値Yの値を変更したり、水温の変化のステップをより
大きく又はより小さくしたりするなど、種々変更しても
良い。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りであるの
で、次のような効果を奏する。請求項1記載の食器洗浄
機によれば、汚れ度検出手段の感度を校正する初期校正
時において洗浄水の水温を測定し、洗浄水の汚れ度検出
時においてはその汚れ度を検出する直前の洗浄水の水温
を測定し、この水温データと初期校正時の水温データに
基づいて、汚れ度検出手段の感度に補正を加えるように
構成したので、基準となる感度の校正を行ったときと、
洗浄水の汚れ度検出を行うときとの温度差によって生じ
る水中の気泡による影響を排除することができ、より正
確な洗浄水の汚れ度検出に基づいた制御が可能となる。
【0061】請求項2記載の食器洗浄機によれば、汚れ
度検出手段の感度を校正する初期校正時の水温データ
と、洗浄水の汚れ度検出時の水温データとに基づいて、
洗浄水の汚れ度を判断するしきい値を決定するように構
成したので、請求項1と同様な作用効果が得られる。
【0062】請求項3記載の食器洗浄機によれば、制御
手段は、初期校正を最終すすぎ時に行い、汚れ度検出を
次回の洗い時に行うように構成したので、次回の洗い時
における汚れ度の検出をより正確に行うことができる。
【0063】請求項4記載の食器洗浄機によれば、最終
すすぎ時において汚れ度検出手段の感度を校正する初期
校正及び洗浄水の水温の測定を行うと共に、次回洗い時
に再度初期校正及び洗浄水の水温測定を行い、両感度デ
ータの差あるいは比が両水温データによって規定される
許容値より大きい場合に、汚れ度検出手段のデータによ
る制御を停止するように構成したので、洗い時における
汚れ度の検出値が信頼できないデータであるときは、そ
のデータに基づく制御を停止することができ、不確実な
洗浄水の汚れ度の検出によって、食器の洗い時間が、洗
浄水の本来の汚れ度に応じて必要な時間より短くなって
しまうことを防止できる。
【0064】請求項5記載の食器洗浄機は、最終すすぎ
時及び次回洗い時の感度データの差あるいは比と最終す
すぎ時及び次回洗い時の水温データによって規定される
許容値との比較に基づいて、汚れ度検出時の汚れ度検出
手段の感度を決定するように構成したので、洗浄水の汚
れ度の検出を実際より低めに検出してしまうことがな
く、食器の洗浄を常に十分に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の本洗い行程の制御内容を
示すフローチャート
【図2】すすぎ洗い行程の最終すすぎに関連する制御内
容を示すフローチャート
【図3】全体の縦断側面図
【図4】検知部の分解横断面図
【図5】電気的構成の概略を示すブロック図
【図6】本発明の第2実施例の制御内容を示す図1相当
【図7】水温データよりしきい値Xを求めるための対応
関係を示す図
【図8】本発明の第3実施例の制御内容を示す図1相当
【図9】水温データより許容値Yを求めるための対応関
係を示す図
【図10】本発明の第4実施例の制御内容を示す図1相
当図
【図11】水温に対する水中に溶ける空気の割合の変化
を示す図
【符号の説明】
3は洗浄室、10は汚れ度検出手段、11は発光素子、
12は受光素子、27はマイクロコンピュータ(制御手
段)、31は温度検出手段(水温検出手段)を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室内に収納された食器類を洗浄する
    洗浄水の汚れ度を、光の透過度から検出する汚れ度検出
    手段と、 洗浄水の水温を検出する水温検出手段と、 前記汚れ度検出手段の感度を校正する初期校正時におい
    て洗浄水の水温を測定すると共に、その水温データと汚
    れ度検出手段の感度データとを記憶した後、洗浄水の汚
    れ度検出時においてはその汚れ度を検出する直前の洗浄
    水の水温を測定し、この水温データと前記初期校正時の
    水温データとに基づいて、汚れ度検出手段の感度に補正
    を加えるように制御する制御手段とを具備したことを特
    徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 洗浄室内に収納された食器類を洗浄する
    洗浄水の汚れ度を、光の透過度から検出する汚れ度検出
    手段と、 洗浄水の水温を検出する水温検出手段と、 前記汚れ度検出手段の感度を校正する初期校正時におい
    て洗浄水の水温を測定すると共に、その水温データと汚
    れ度検出手段の感度データとを記憶した後、洗浄水の汚
    れ度検出時においてはその汚れ度を検出する直前の洗浄
    水の水温を測定し、この水温データと前記初期校正時の
    水温データとに基づいて、洗浄水の汚れ度を判断するし
    きい値を決定する制御手段とを具備したことを特徴とす
    る食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、初期校正を最終すすぎ時に
    行い、汚れ度検出を次回の洗い時に行うようにしたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 洗浄室内に収納された食器類を洗浄する
    洗浄水の汚れ度を、光の透過度から検出する汚れ度検出
    手段と、 洗浄水の水温を検出する水温検出手段と、 最終すすぎ時において前記汚れ度検出手段の感度を校正
    する初期校正及び洗浄水の水温の測定を行うと共に、そ
    の水温データと汚れ度検出手段の感度データとを記憶し
    た後、次回洗い時に再度初期校正及び洗浄水の水温測定
    を行い、両感度データの差あるいは比が両水温データに
    よって規定される許容値より大きい場合に、汚れ度検出
    手段のデータによる制御を停止する制御手段とを具備し
    たことを特徴とする食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 洗浄室内に収納された食器類を洗浄する
    洗浄水の汚れ度を、光の透過度から検出する汚れ度検出
    手段と、 洗浄水の水温を検出する水温検出手段と、 最終すすぎ時において前記汚れ度検出手段の感度を校正
    する初期校正及び洗浄水の水温の測定を行うと共に、そ
    の水温データと汚れ度検出手段の感度データとを記憶し
    た後、次回洗い時に再度初期校正及び洗浄水の水温測定
    を行い、両感度データの差あるいは比と両水温データに
    よって規定される許容値との比較に基づいて、汚れ度検
    出時の汚れ度検出手段の感度を決定する制御手段とを具
    備したことを特徴とする食器洗浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213758A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Panasonic Corp 食器洗い機
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JP2011010797A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Panasonic Corp 食器洗い機
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