JPH0888138A - セラミック電子部品 - Google Patents

セラミック電子部品

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JPH0888138A
JPH0888138A JP22148494A JP22148494A JPH0888138A JP H0888138 A JPH0888138 A JP H0888138A JP 22148494 A JP22148494 A JP 22148494A JP 22148494 A JP22148494 A JP 22148494A JP H0888138 A JPH0888138 A JP H0888138A
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JP
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sintered body
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ceramic sintered
layers
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JP22148494A
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Hideki Suzuki
英樹 鈴木
Kunihiko Hamada
邦彦 浜田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/232Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor
    • H01G4/2325Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor characterised by the material of the terminals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の撓みなどにより外部電極がセラミック
焼結体から遠ざかる方向に外力が加わったとしても、セ
ラミック焼結体におけるクラックの発生を効果的に防止
することができる構造を備えたセラミック電子部品を得
る。 【構成】 内部電極23〜27を有するセラミック焼結
体22の両端面に外部電極28,29を形成してなり、
外部電極28,29において、導電ペーストの塗布・焼
付けにより形成された第1の電極層28a,29aと、
第2の電極層28b,29bとの間に、内側及び外側に
位置する電極層よりも破断強度の低い材料よりなる低強
度合金層30,31を設けてなるセラミック電子部品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば積層コンデンサ
などのようなセラミック電子部品に関し、特に、外部電
極構造が改良されたセラミック電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセラミック電子部品の一例として
の積層コンデンサを、図1を参照して説明する。
【0003】積層コンデンサ1は、チタン酸バリウムな
どの誘電体セラミックスよりなるセラミック焼結体2を
用いて構成されている。セラミック焼結体2内には、セ
ラミック層を介して重なり合うように、複数の内部電極
3〜7が形成されている。また、焼結体2の一方端面2
a上には、内部電極4,6に電気的に接続されるよう
に、外部電極8が形成されている。セラミック焼結体2
の他方端面2b上には、内部電極3,5,7に電気的に
接続されるように、外部電極9が形成されている。
【0004】内部電極3〜7は、通常、PdやAg−P
d合金などの貴金属材料からなる。他方、外部電極8,
9の形成に際しては、内部電極3〜7との電気的接続の
信頼性を高めるために、最下層として、AgやAg−P
d合金を含有する導電ペーストを塗布し、焼き付けるこ
とにより形成された第1の電極層8a,9aを形成す
る。
【0005】また、積層コンデンサ1をプリント回路基
板などに実装するに際しては、半田により外部電極8,
9をプリント回路基板上の配線電極に電気的に接続す
る。ところが、第1の電極層8a,9aはAgなどの半
田食われを生じやすい材料を主成分とする。従って、第
1の電極層8a,9aのみを外部電極材料として用いて
半田付けした場合には、半田食われ現象により、外部電
極が部分的に消失し、積層コンデンサ1を確実に機能さ
せることができなくなる。
【0006】そこで、半田食われを防止するために、第
1の電極層8a,9a上に、Niなどの半田食われを生
じ難い材料をメッキすることより、第2の電極層8b,
9bが形成されている。また、Niなどの半田食われを
生じ難い材料は半田付け性が十分でないため、半田付け
性を高めるためにSnまたはSn−Pb合金などの半田
付け性に優れた材料をメッキすることにより、第3の電
極層8c,9cが形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の積層コンデンサ
1では、上記第1〜第3の電極層8a〜8c,9a〜9
cにより外部電極8,9が構成されていた。この種の積
層コンデンサ1を外部電極8,9を半田付けすることに
よりプリント回路基板等に実装した場合、場合によって
は、基板の撓みなどにより積層コンデンサ1にかなり大
きな外力が加わることがあった。例えば、積層コンデン
サ1が実装されたプリント回路基板を電子機器の取り付
け部分に挿入する際に、プリント回路基板に撓みが生
じ、それによって実装されている積層コンデンサ1に外
力が加わったり、あるいは周囲の温度変化等によりプリ
ント回路基板が膨張・収縮することにより基板が歪むこ
とがあった。
【0008】特に、図2に示すように、積層コンデンサ
1が実装されている基板10が積層コンデンサ1側に突
き出るように撓んだ場合には、外部電極8,9がセラミ
ック焼結体2から分離する方向に大きな力が加えられ
る。ところが、第1の電極層8a,9aはセラミック焼
結体2に強固に密着されており、かつ第1〜第3の電極
層8a〜8c,9a〜9c間も強固に密着されている。
従って、上記のような外力が加えられた場合、セラミッ
ク焼結体2において矢印Aで示すクラックが生じ、その
結果、積層コンデンサ1が機能しなくなることがあっ
た。
【0009】他方、外部電極8,9のセラミック焼結体
2に対する密着性を低めれば、上記のような外力が加わ
った際に外部電極8,9をセラミック焼結体2から剥離
させることにより、上記外力を吸収することができ、セ
ラミック焼結体2におけるクラックの発生を防止し得る
と考えられる。しかしながら、外部電極8,9がセラミ
ック焼結体2から剥離してしまうと、もはや積層コンデ
ンサ1として動作させることができなくなる。
【0010】本発明の目的は、セラミック電子部品が実
装されている基板に撓み等が生じたとしても、セラミッ
ク焼結体のクラックや外部電極の剥離が生じ難い、信頼
性に優れたセラミック電子部品を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部電極を有
するセラミック焼結体の外表面に外部電極が形成されて
いるセラミック電子部品であり、下記の構成を備えるこ
とを特徴とする。
【0012】すなわち、本発明のセラミック電子部品
は、セラミック焼結体と、セラミック焼結体内に形成さ
れた内部電極と、前記内部電極に電気的に接続されるよ
うに焼結体の外表面に形成された外部電極とを備える。
【0013】また、本発明では、上記外部電極が、焼結
体の外表面に導電ペーストを塗布し、焼き付けることに
より形成された第1の電極層と、第1の電極層の外側に
形成された第2の電極層と、第2の電極層よりも外側に
形成された第3の電極層と、上記第1,第2の電極層の
間に形成されており、かつ内側及び外側に位置する他の
電極層よりも破断強度の小さな低強度合金層等を有する
ことを特徴とする。
【0014】本発明は、外部電極が上記第1〜第3の電
極層及び低強度合金層を有することを特徴とするもので
ある。上記第1の電極層を構成する材料としては、従来
よりセラミック電子部品の外部電極の形成時に汎用され
ている種々の導電ペーストを用いることができる。この
ような導電ペーストの例としては、Ag、Cu、Ag−
Pd合金などの導電性に優れた材料粉末を主成分とする
ものが用いられる。導電ペーストは、上記のような導電
性粉末に合成樹脂バインダ及び溶剤を混練することによ
り得られ、第1の電極層は、上記導電ペーストをセラミ
ック焼結体の外表面に塗布し、焼き付けることにより形
成されている。この導電ペーストを塗布し、焼き付ける
工程についても、従来のセラミック電子部品の外部電極
形成方法と同様に行ない得る。
【0015】また、第2の電極層は、例えばNi、Cu
などにより構成される。第2の電極層は、通常第1の電
極層の半田食われを防止するために設けられているもの
であり、その厚みはさほど厚くなくともよく、従って、
好ましくは、第2の電極層は、形成の容易なメッキ法に
より形成される。
【0016】上記第3の電極層は、第2の電極層の半田
付け性が十分でない場合に、その半田付け性を高めるた
めに設けられている。第3の電極層を構成する材料とし
ては、Sn、もしくはSn−Pb合金のような半田付け
性に優れた材料が適宜用いられる。また、第3の電極層
についても、半田付け性を高めるために設けられている
に過ぎないため、その膜厚はさほど厚くする必要はな
い。従って、第3の電極層は、好ましくは、形成の容易
なメッキ法により形成される。
【0017】本発明では、上記第1,第2の電極層の間
に、上記特定の低強度合金層が形成されている。低強度
合金層は、その内側及び外側の電極層よりも破断強度が
小さい材料からなり、このような材料の例としては、例
えば、Sn、PbまたはSn−Pb合金などが挙げられ
る。この低強度合金層は、外部電極をセラミック焼結体
から分離する方向に外力が加えられた際に、破断する部
分となるため、その膜厚をさほど厚くする必要はない。
従って、第3の電極層についても、好ましくは上記材料
をメッキすることにより形成される。
【0018】なお、第1,第2の電極層の間とは、必ず
しも第1,第2の電極層に内面及び外面が接触する位置
を意味するものではない。すなわち、低強度合金層と、
第1,第2の電極層との間に他の電極層が介在されてい
てもよい。
【0019】
【発明の作用及び効果】本発明のセラミック電子部品で
は、外部電極において、第1,第2の電極層の間に低強
度合金層が設けられている。この低強度合金層は、その
内側及び外側に設けられた他の電極層よりも破断応力が
小さい材料により構成されているため、外部電極に対
し、セラミック焼結体から遠ざかる方向へ外力が加わっ
た場合、上記低強度合金層において部分的な剥離が生じ
る。従って、上記外力を外部電極部分で吸収することが
でき、セラミック焼結体におけるクラックの発生を効果
的に防止することができる。
【0020】なお、上記低強度合金層の剥離は部分的に
行われるため、第1,第2の電極層間の電気的接続は保
たれる。よって、上記低強度合金層において部分的な剥
離が生じたとしても、実装されているセラミック電子部
品はその機能を果たし続ける。
【0021】よって、本発明によれば、外部の温度変化
や取付けに際して外力によって実装されている基板側に
撓みが生じたとしても、セラミック焼結体におけるクラ
ックの発生が生じ難く、かつその特性を安定に発揮し得
る、信頼性に優れたセラミック電子部品を提供すること
が可能となる。
【0022】なお、本発明は、積層コンデンサのほか、
外部電極を有するセラミック電子部品一般に適用するこ
とができ、例えば、積層インダクタ、積層圧電共振部
品、セラミック多層基板などに用いることができる。
【0023】
【実施例の説明】以下、図面を参照しつつ実施例を説明
することにより、本発明を明らかにする。
【0024】図3は、本発明の一実施例にかかるチップ
型積層コンデンサを示す断面図である。積層コンデンサ
21は、セラミック焼結体22を用いて構成されてい
る。セラミック焼結体22は、チタン酸バリウムなどの
誘電体セラミックスよりなり、内部は、内部電極23〜
27が形成されている。内部電極23〜27は、セラミ
ック層を介して重なり合うように配置されている。ま
た、内部電極24,26が焼結体22の一方端面22a
に露出されており、他方、内部電極23,25,27が
他方端面22bに露出されている。
【0025】また、上記端面22a,22bには、外部
電極28,29が形成されている。本実施例は、上記外
部電極28,29が、第1〜第4の電極層28a〜28
d,29a〜29dと、後述の低強合金層30,31と
を有することを特徴とする。
【0026】第1の電極層28a,29aは、Ag、A
g−Pd、Cuなどの金属粉末を成分とする導電ペース
トを塗布し、焼き付けることにより形成されている。従
って、第1の電極層28a,29aは、10〜100μ
m程度の厚みを有し、かつ焼結体22の端面22a,2
2bに強固に密着されている。
【0027】第1の電極層28a,29a上に、低強度
合金層30,31がSnやSn−Pbで形成される場
合、これを形成することによる第1の電極層28a,2
9aの食われ(拡散)を防止するために、第4の電極層
28d,29dが形成されている。第4の電極層28
d,29dは、NiやCuなどの食われが生じがたい材
料をメッキすることにより形成され、通常2〜3μm程
度の厚みに形成されている。
【0028】第4の電極層28d,29d上には、低強
度合金層30,31が形成されている。低強度合金層3
0,31は、低強度合金層30,31の内側及び外側に
ある他電極層よりも破断強度が小さくなるように形成さ
れている。低強度合金層は、内部及び外部に形成される
他電極層の破断強度よりも小さく形成されておりさえす
ればよく、これらの電極層の破断応力の値によって上限
が定まるため低強度合金層の破断強度の具体的な値は、
一義的には定め得ない。
【0029】低強度合金層30,31の外側には、第2
の電極層28b,29bが形成されている。第2の電極
層28b,29bは、本実施例では、NiやCuなどの
半田食われが生じがたい金属材料を10〜15μm程度
の厚みにメッキすることにより形成されている。
【0030】さらに、第3の電極層28c,29cが、
上記第2の電極層28b,29b上に形成されている。
第3の電極層28c,29cは、SnまたはSn−Pb
合金などを厚み3〜5μm程度にメッキすることにより
形成され、外部電極28,29の実装に際しての半田付
け性を高めるために形成されている。
【0031】本実施例の積層コンデンサ21では、プリ
ント回路基板に外部電極28,29を半田付けして接合
することによりプリント回路基板上に実装される。この
場合、プリント回路基板が、例えば図2示したように積
層コンデンサ側に突出するように撓んだ場合には、外部
電極28,29をセラミック焼結体22から遠ざける方
向に外力が作用する。しかしながら、上記低強度合金層
30,31の破断強度が、低強度合金層30,31の内
側及び外側に位置する他の電極層28a〜28d,29
a〜29dの破断強度よりも小さいため、該低強度合金
層30,31において部分的な剥離が生じ、上記外力が
吸収されることになる。従って、セラミック焼結体22
においてクラックが生じ難い。
【0032】また、低強度合金層30,31は部分的に
剥離するだけであるため、外側の電極、すなわち第2の
電極層28b,29bと内側の第4の電極層28d,2
9dとの間の電気的接続は保たれる。
【0033】次に、具体的実験例につき説明する。複数
の内部電極23〜27が内部形成されている4.5×
3.2×2.0mm寸法のセラミック焼結体22を用意
した。Agを主成分とする導電ペーストを乾燥後の厚み
が50μmとなるように塗布し、800℃の温度で焼成
することにより破断強度50N/mm2 の第1の電極層
28a,29aを形成した。次に、第1の電極層28
a,29a上に、以下の4層のメッキ膜を形成し、外部
電極28,29を完成させ、実施例の積層コンデンサを
得た。
【0034】第4の電極層28d,29d;厚み2〜3
μm及び破断強度300N/mm2のNiメッキ膜、低
強度合金層;厚み3〜6μm及び破断強度10N/mm
2 のSn−Pbメッキ膜(SnとPbの配合割合は重量
比で90:10)、第2の電極層28b,29b;厚み
3〜6μm及び破断強度300N/mm2 のNiメッキ
膜、第3の電極層28c,29c;厚み2〜3μm及び
破断強度10N/mm 2 のSn−Pbメッキ膜(Snと
Pbとの配合割合は重量比で90対10)。
【0035】比較のために、上記実施例の積層コンデン
サを製造する工程において、第4の電極層及び低強度合
金層を形成せずに、他は実施例と同様にして比較例の積
層コンデンサを作製した。
【0036】上記のようにして用意した実施例及び比較
例の積層コンデンサ各30個を用い、アルミナ基板上に
形成された配線電極に半田付けし、実装した。積層コン
デンサをアルミナ基板上に実装した状態おいて、−55
℃の温度に0.5時間維持し、+125℃に0.5時間
維持する工程を1サイクルとして、加熱冷却温度サイク
ル試験を行った。結果を下記の表1に示す。表1におい
て、不良数は、加熱・冷却温度サイクル試験を行った後
に、目視により観察したところ、セラミック焼結体にク
ラックが発生した積層コンデンサの数を示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1から明らかなように、実施例の積層コ
ンデンサでは、上記冷却・加熱温度サイクルを200サ
イクル繰り返しても不良数はゼロであったのに対し、比
較例の積層コンデンサでは、50サイクル経過した時点
で、2個の不良品の発生が見られ、冷却・加熱温度サイ
クル数を増大させるに連れて、不良品発生数が増加して
いることがわかる。
【0039】なお、実施例の積層コンデンサで不良数が
少ないのは、第4の電極層28d,29dと、第2の電
極層28b,29bとの間の低強度合金層において、一
部剥離が生じており、それによって上記冷却・加熱温度
サイクルにより積層コンデンサに加えられた外力が吸収
されていたと考えられる。
【0040】なお、上述してきた実施例では、第4の電
極層28d,29dが、低強度合金層30,31の内側
に形成されていたが、第4の電極層28d,29dは形
成されていなくともよい。すなわち、第4の電極層28
d,29dは、主として低強度合金層30,31を構成
している材料による第1の電極層28a,29aの食わ
れ(拡散)を防止する機能を果たすが、低強度合金層3
0,31はメッキ膜よりなり比較的薄いため、第1の電
極層28a,29aに対して食われ現象を生じさせる可
能性は少ない。よって、第4の電極層28d,29dを
設けることが好ましいが、第4の電極層28d,29d
が設けられずとも、第1の電極層28a,29aの機能
が損なわれることはないため、第4の電極層28d,2
9dについては省略してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の積層コンデンサを示す断面図。
【図2】従来の積層コンデンサを説明するための断面
図。
【図3】本発明の一実施例の積層コンデンサを示す断面
図。
【符号の説明】
21…積層コンデンサ 22…セラミック焼結体 23〜27…内部電極 28,29…外部電極 28a,29a…第1の電極層 28b,29b…第2の電極層 28c,29c…第3の電極層 28d,29d…第4の電極層 30,31…低強度合金層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック焼結体と、 前記セラミック焼結体内に形成された内部電極と、 前記内部電極に電気的に接続されるように前記セラミッ
    ク焼結体の外表面に形成された外部電極とを備え、 前記外部電極が、焼結体外表面に導電ペーストを塗布・
    焼き付けることにより形成された第1の電極層と、 前記第1の電極層の外側に形成された第2の電極層と、 前記第2の電極層よりも外側に形成された第3の電極層
    と、 前記第1,2の電極層の間に形成されており、かつ内側
    及び外側に位置する他の電極層よりも破断強度の小さい
    材料よりなる低強度合金層とを有することを特徴とす
    る、セラミック電子部品。
JP22148494A 1994-09-16 1994-09-16 セラミック電子部品 Pending JPH0888138A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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