JPH0884675A - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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Publication number
JPH0884675A
JPH0884675A JP24841894A JP24841894A JPH0884675A JP H0884675 A JPH0884675 A JP H0884675A JP 24841894 A JP24841894 A JP 24841894A JP 24841894 A JP24841894 A JP 24841894A JP H0884675 A JPH0884675 A JP H0884675A
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JP
Japan
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washbasin
metal fitting
water
mounting base
vanity
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Application number
JP24841894A
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English (en)
Inventor
Tadao Kamata
忠夫 鎌田
Toshio Katsura
年雄 桂
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗面器をクリーンな状態に容易に保持できる
とともに、洗面器の製作も容易であり、かつ、据付工事
も容易になすことができる洗面化粧台を提供する。 【構成】 洗面器12より後方に、この洗面器12を支
持する支持台11の突出部を形成し、この突出部110
上に金具取付台13を設置する。そして、この金具取付
台13の洗面器12に臨んだほぼ垂直な面132に、水
栓金具16,18を取り付けるようにした。洗面器12
に水栓金具16,18を取り付けなくてよいため、洗面
器12の清掃が容易になるとともに、洗面器12の構造
の簡単化が図られる。また、金具取付台13が洗面器1
2上でなくキャビネット部11上に取り付けらるため、
据付工事の容易化も図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗面器を有した洗面
化粧台の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗面化粧台の洗面器には、前
部側に凹状の水溜め部が形成され、後部側に、水栓金具
取り付け用の平坦な金具取付部(デッキ部)が設けられ
たものが多い。ところが、洗面器のこの金具取付部には
水垂れに起因して水アカやカビが生じ易いとともに、取
り付けられた水栓金具によってその清掃性も悪いため、
このような洗面器を常時クリーンな状態で保持するのは
容易でないという問題があった。
【0003】そこで、本出願人は、洗面器に金具取付部
を設けず、洗面器の後部側の上縁部上に載置される金具
取付台に水栓金具を取りつけるようにして、洗面器に水
垂れが生じにくくするとともに、洗面器の清掃性をよく
した洗面化粧台を提案している(特願平6ー10333
2号)。この場合、洗面器の後部側の上縁部を一部大き
くし、ここに開口を設けて、この開口を介して、洗面器
下方の給水源と金具取付台に取り付けられた水栓金具と
を上水配管で連通するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記洗
面化粧台においては、これを建物内に据え付ける場合、
洗面器の幅の小さい上縁部上に金具取付台を載置して、
これを取り付けねばならない。このため、上縁部上で金
具取付台が安定せず、この洗面化粧台の取り付け工事が
容易でないという問題があった。また、この洗面化粧台
では、陶器製の洗面器に上水配管用の開口等を設ける必
要があるため、洗面器の形状の複雑化を招き、洗面器の
製作に余分な工数がかかってしまうという課題があっ
た。
【0005】この発明は、以上の点に鑑み、洗面器をク
リーンな状態に容易に保持できるとともに、洗面器の製
作も容易であり、かつ、据付工事も容易になすことがで
きる洗面化粧台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の発
明は、洗面器の下方に配置される給水源より、水栓金具
を介して、洗面器内に給水がなされる洗面化粧台におい
て、洗面器より後方に、この洗面器を支持する支持台の
突出部を形成し、この突出部上に金具取付台を設置する
とともに、この金具取付台の洗面器に臨んだほぼ垂直な
面に、水栓金具を取り付けたことである。
【0007】この発明の請求項2の発明は、請求項1の
発明の場合において、金具取付台に設けられた、シャワ
ーヘッドを取り外し自在に支持するシャワーヘッドの支
持部に、シャワーヘッドの下部を金具取付台に差し込む
開口部を設けるとともに、金具取付台の内部側に、シャ
ワーヘッドに連結されるシャワーホースを、開口部を介
して外部に引き出し自在に収納したことである。
【0008】この発明の請求項3の発明は、請求項2の
発明の場合において、シャワーホースからの水垂れを受
ける水受トレイを、金具取付台に支持させて、この金具
取付台の下方側に配置したことである。
【0009】
【作用】この発明の請求項1の発明では、水栓金具を取
り付ける金具取付台を別途設け、洗面器に水栓金具取付
用の平坦な金具取付部を設けないようにしたため、水ア
カやカビの原因となる洗面器上への水垂れが少なくなる
とともに、洗面器上も水栓金具が無い分、清掃が容易な
状態となる。この場合、水栓金具は金具取付台のほぼ垂
直な面に取り付けられているため、この金具取付台の水
栓金具周りにおいても、水垂れはほとんど生じない。
【0010】また、この発明では、金具取付台が洗面器
後方の支持台の突出部上に設置されるため、これを陶器
等から構成される洗面器上に載置する場合に比べ、金具
取付台の設置状態が安定するとともに、洗面器に上水配
管用の開口等を設ける必要がなくなり、その分、洗面器
の構造の簡単化が図られる。
【0011】この発明の請求項2の発明では、シャワー
ヘッドの下部が、金具取付台に設けられたシャワーヘッ
ドの支持部の開口部を介して、金具取付台に差し込まれ
るため、このシャワーヘッドに連結されるシャワーホー
スは、外部から露出することなく金具取付台の内部側に
収納される。また、シャワーヘッドを金具取付台の支持
部から取り外して用いる場合には、シャワーホースは金
具取付台の開口部から外方に容易に引き出される。
【0012】この発明の請求項3の発明では、シャワー
ホースからの水垂れを受ける水受トレイを金具取付台に
支持させるようにして、シャワーホースと水受トレイの
位置合せを容易にできるようにした。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しつつ
説明する。図1はこの発明の一実施例に係る洗面化粧台
を示している。
【0014】洗面化粧台1は、図1で示されるように、
支持台であるキャビネット部11上に洗面器12が取り
付けられた洗面キャビネット10と、洗面キャビネット
10上に載置されて取り付けられる金具取付台13と、
金具取付台13上に載置されて取り付けられる化粧鏡台
14と、洗面キャビネット10のキャビネット部11内
側に配置される水受トレイ15と、金具取付台13に取
り付けられる水栓金具としての混合水栓16、ホース連
結管17、シャワーヘッド18、およびシャワーホース
19と、給水源である止水栓S1,S2と混合水栓16
とを連結する上水配管としての湯配管20および水配管
21とから構成されている。
【0015】洗面キャビネット10は、図2で示される
ように、建物内の側壁Wに後面側を密着させた状態で、
床面F上に据え付けられており、側壁Wに配置された湯
用の止水栓S1と、水用の止水栓S2とが、キャビネッ
ト部11内に突出するように位置決めされている。キャ
ビネット部11は、支持台として上部側において洗面器
12を支持しているが、後部側が洗面器12より後方に
突出した突出部110となっており、この突出部110
の上面に、金具取付台13の平坦な載置面110aが形
成されている。なお、キャビネット部11は前面側に開
閉扉111を有すとともに、後面側に止水栓S1,S2
の挿入用開口(図示せず)を有している。
【0016】洗面器12は、図3で示されるように、平
面形状がほぼ矩形状をしているとともに、前部側の中央
部が内方にやや湾曲した形状をしており、凹状の水溜め
部120と、第1および第2濡れ物置棚121,122
と、水垂れ防止用の上縁部123とを有して構成されて
いる。
【0017】水溜め部120は、その平面形状がほぼ5
角形となった左右対称な形状をしており、後部側に突出
する突出凹部120aの下面に排水栓120bが設けら
れている。上縁部123は、洗面器12の上部側外周部
に、水溜め部120と第1および第2濡れ物置棚12
1,122とを囲むように設けられたものであり、外方
への水垂れを防止するために、第1および第2濡れ物置
棚121,122よりやや上方に突出するように形成さ
れている。なお、後部側上縁部123aは他の部分より
高く、かつ、幅細に形成されている。第1および第2濡
れ物置棚121,122は、セッケンやシャンプーボト
ル等の仮置場となるものであり、洗面器12の後部側両
角部に、ほぼ3角形状に形成されている。そして、第2
濡れ物置棚122には、水溜め部120の排水栓120
bの開閉用引き棒124が取り付けられている。
【0018】金具取付台13は、図1で示されるよう
に、左右の長手方向サイズがキャビネット部11と同一
サイズに形成され、前後の幅方向サイズが、図2で示さ
れるように、洗面器12の後部側上縁部123aの前端
からキャビネット部11の後端まで延びるサイズに形成
された箱状のものであり、前部側下端の段部130を洗
面器12の後部側上縁部123aに嵌め合わせるように
して、キャビネット部11の突出部110の載置面11
0a上に設置される。この金具取付台13は、図4で示
されるように、後面側が開放面となっているとともに、
底板部131に、載置面110aに形成された開口部
(図示せず)とほぼ同一サイズの、開口部131aが形
成されている。
【0019】洗面器12側に臨む金具取付台13のほぼ
垂直な前板部132には、シャワーヘッド18を、その
吐水面180が洗面器12側を向くように位置決め支持
する凹状の支持部133が形成されている。この支持部
133には開口部133aが形成されており、シャワー
ヘッド18は、その下部側を、この開口部133aを介
して、金具取付台13内に納めるようにして、この支持
部133に引き出し容易に支持されている。
【0020】化粧鏡台14は、金具取付台13の上面に
載置して取り付けられるものであり、図1で示されるよ
うに、金具取付台13上に載置される鏡台本体140
と、この鏡台本体140の前面に取り付けられる化粧鏡
141と、この鏡台本体140の前面上部に取り付けら
れる照明部142と、この鏡台本体140の前面下部に
取り付けられ、内部に照明部142のスイッチや、化粧
鏡141のくもり止めヒータ用スイッチ、およびコンセ
ント等を有した電気操作部143,144とから構成さ
れている。
【0021】水受トレイ15は、シャワーホース19か
らの水垂れを受けるものであり、図4で示されるよう
に、前面側の支持部150が上方に突出するとともに、
上面が開放された箱状をしており、金具取付台13の開
口部131aに対向するように、キャビネット部11の
突出部110内方に位置決めされている。この場合、水
受トレイ15は、支持部150に形成された取付孔15
1に、金具取付台13の下部側内面に取り付けられたハ
ンガー突起134が差し込まれて、この金具取付台13
に支持されている。
【0022】なお、取付孔151は、図6で示されるよ
うに、上部側の細穴部151aと下部側の大穴部151
bとからなる鍵穴状をしているため、ハンガー突起13
4を大穴部151bに差し込むようにすれば、これが細
穴部151aに移動して、水受トレイ15は、金具取付
台13に容易に位置決め支持される。
【0023】混合水栓16は、内部に湯と水の開度調整
弁を有しており、湯と水の量を調整して適温の温水を供
給するための温度調整バルブである。この混合水栓16
は、図5で示されるように、開閉レバー160aを有し
た頭部160が外部に露出するように、金具取付台13
の前板部132に取り付けられ、水栓本体161が金具
取付台13内に納められた状態となている。ホース連結
管17は、温度調整された温水をシャワーヘッド18側
に送るものであり、図5で示されるように、混合水栓1
6の金具取付台13内に配置される水栓本体161に取
り付けられている。
【0024】シャワーヘッド18は、例えば整流とスプ
レー流とが切り替え可能なものであり、図4で示される
ように、下部側のつば部181を金具取付台13の支持
部133に係合させて、金具取付台13に位置決めされ
る。シャワーホース19は、可撓性を有した柔軟な材料
から構成されており、図1で示されるようにシャワーヘ
ッド18の下端部とホース連結管17とを連通させるも
のである。このシャワーホース19は、金具取付台13
の内方からキャビネット部11内の水受トレイ15内方
に向かってU状に曲げられた状態で位置決めされている
とともに、シャワーヘッド18を金具取付台13から取
り外した場合には、支持部133の開口部133aか
ら、金具取付台13の外方に容易に引き出し可能となっ
ている。
【0025】湯配管20および水配管21は、図1で示
されるように、キャビネット部11の突出部110内か
ら、開口部131aを通って金具取付台13内に配置さ
れ、下端が止水栓S1,S2に連結されるとともに、上
端が混合水栓16の水栓本体161に連結されている。
【0026】つぎに、この洗面化粧台1の建物内への据
付手順について説明する。まず、洗面キャビネット10
を止水栓S1,S2が取り付けられた壁面Wに沿わせつ
つ床面F上に設置し、キャビネット部11内に止水栓S
1,S2を突出させる。つづいて、混合水栓16と、こ
の混合水栓16を介してホース連結管17、シャワーホ
ース19、シャワーヘッド18、湯配管20、水配管2
1とが取り付けられた金具取付台13を、キャビネット
部11の突出部110の載置面110a上に載置し、シ
ャワーホース19、湯配管20、および水配管21を載
置面110aの開口部からキャビネット部11内に垂ら
すようにする。なお、金具取付台13への水栓金具1
6,17,18,19や上水配管20,21の取り付け
は、開放されているこの金具取付台13の後面側から行
なう。
【0027】つぎに、金具取付台13から洗面キャビネ
ット10のキャビネット部11内に垂れている湯配管2
0および水配管21を、キャビネット部11内にて止水
栓S1,S2に連結するとともに、キャビネット部11
内に水受トレイ15を挿入し、その取付孔151を金具
取付台13のハンガー突起134に係合させて、この水
受トレイ15を金具取付台13に支持させる。この場
合、U状に垂れたシャワーホース19が、この水受トレ
イ15内に位置決めされるようにする。そして、金具取
付台13を壁面Wに固定した後、この金具取付台13上
に化粧鏡台14を載置し、これを壁面Wに固定すれば、
この洗面化粧台1の据えつけ作業は終了する。
【0028】なお、金具取付台13の上面に開口を設
け、この金具取付台13をキャビネット部11上に載置
した後、この開口を使用して、この金具取付台13に水
栓金具を取り付けるようにしてもよい。また、シャワー
ホース19等は、キャビネット部11内からホース連結
管17に接続するようにしてもよい。この場合、ホース
連結管17の接続部をキャビネット部11側に下げるよ
うにすれば、シャワーホース19の取り付けは容易とな
る。
【0029】つぎに、この洗面化粧台の使用方法につい
て説明する。まず、止水栓S1,S2を開き、湯と水と
を、湯配管20および水配管21を介して混合水栓16
まで供給させる。この場合、止水栓S1には、例えば、
電気温水器から所定圧の高温の湯を供給し、止水栓S2
には、水道管を介して所定圧の水道水を供給する。
【0030】つぎに、混合水栓16のレバー160aを
図1中矢印R1方向に回動させて、湯と水との混合割合
を設定した後、レバー160a端を図2中矢印R2方向
に押すと、湯と水とが所望の温度に混合された温水が、
水栓本体161からホース連結管17、シャワーホース
19を通ってシャワーヘッド18に供給される。そし
て、この温水は、シャワーヘッド18の吐水面180か
らシャワー水になって洗面器12の水溜め部120内に
供給される。
【0031】したがって、頭部を洗面器12の上方に置
いて、このシャワーヘッド18からのシャワー水を頭部
に当てることにより、両手を使用した洗髪が容易にでき
ることとなる。また、シャワーヘッド18を金具取付台
13の支持部133から取り外し、シャワーホース19
を開口部133aから引き抜くようにして、シャワーヘ
ッド18を片手で頭上に支持し、片手で洗髪を行なうよ
うにしてもよい。そして、洗髪が終了すると、シャワー
ホース19を金具取付台13内に納めるようにして、シ
ャワーヘッド18を金具取付台13の支持部133に支
持させ、レバー160aを押しあげて、混合水栓16を
閉じる。
【0032】また、シャワーヘッド18を金具取付台1
3から取り外した場合、シャワーヘッド18からシャワ
ーホース19を伝って、金具取付台13内に水が垂れて
しまうが、この垂れ水は水受トレイ15内に受けられて
溜められる。したがって、洗面キャビネット10内が垂
れ水で汚されてしまうことはない。
【0033】なお、開閉用引き棒124を引いて、洗面
器12の排水栓120bを閉じ、シャワーヘッド18を
介して、水溜め部120内に温水を溜めて、洗顔等を行
なうようにしてもよい。また、洗顔や洗髪時、または化
粧時等において、化粧鏡台14の化粧鏡141を使用し
てもよい。
【0034】以上のように、この洗面化粧台1では、洗
面器12に水垂れが生じ易い平坦な金具取付部を設け
ず、水栓金具16,17,18,19を金具取付台13
に取り付けているため、洗面器12への水垂れが減少
し、洗面器12に水アカやカビが付着しにくくなるとと
もに、洗面器12も容易に清掃できるようになる。この
ため、洗面器12は容易にクリーンな状態に保持できる
ようになる。この場合、水栓金具16,17,18,1
9は、水垂れの生じにくい金具取付台13の前板部13
2や内方に取り付けられているため、この金具取付台1
3に水アカやカビは付着しにくく、この金具取付台13
の清掃も容易となる。
【0035】また、この洗面化粧台1では、洗面器12
に金具取付部を設ける必要がなく、かつ、金具取付台1
3用の開口部を有した、支持部を設ける必要もないた
め、洗面器12の構造の簡単化および小型化を図ること
ができ、このことにより、洗面器12の製作の容易化を
図ることができるようになる。
【0036】さらに、この洗面化粧台1では、金具取付
台13を洗面器12後方の平坦なキャビネット部11上
に載置するようにしているため、これを表面がつるつる
した比較的幅の狭い洗面器12の後部側の上縁部上に載
置する場合に比べ、据え付け時に金具取付台13が安定
し、この洗面化粧台1の据え付けの容易化を図ることが
できる。また、この洗面化粧台1では、水栓金具16,
17,18,19を金具取付台13に取り付けた状態
で、この金具取付台13を洗面キャビネット10上に取
り付けることができるので、洗面器等に後から水栓金具
を取り付ける場合に比べ、水栓金具16,17,18,
19の取り付けの容易化、ひいては、洗面化粧台1の据
え付けの容易化を図ることができる。
【0037】また、この洗面化粧台1では、シャワーホ
ース19を金具取付台13内に収納するようにして、シ
ャワーヘッド18を金具取付台13から取り外す場合以
外は、シャワーホース19を外部に露出させないように
しているため、洗面器12周りがすっきりした状態とな
って見栄えがよくなるとともに、洗髪時等にシャワーホ
ース19がじゃまになってしまうこともない。
【0038】さらに、この洗面化粧台1では、キャビネ
ット部11内に水受トレイ15を設けて、シャワーホー
ス19を伝った垂れ水をこれに受けるようにしているた
め、キャビネット部11内に水垂れが生じてしまうこと
はない。この場合、水受トレイ15を金具取付台13に
支持させるようにしているため、水受トレイ15とシャ
ワーホース19との位置決めが容易となり、水受トレイ
15の取り付けの容易化を図ることができる。なお、水
受トレイ15は、キャビネット部11内に収納されてい
るため、これによって、洗面化粧台1の外観が損なわれ
ることもない。
【0039】また、この洗面化粧台1では、洗顔や洗髪
等において、デッドスペースとなり易い洗面器12の後
部側の2隅に、清掃の容易な第1および第2濡れ物置棚
121,122を設けて、ここにセッケンやシャンプー
ボトル等を置けるようにしているため、洗面器12の使
い勝手の向上が図られる。この場合、洗面器12の前部
側には、水溜め部120が幅一杯に形成されているた
め、使用者は、洗顔や洗髪時等に、肘等からの水垂れを
気にせず、楽な姿勢で洗面器12を使用することができ
る。
【0040】なお、図7で示されるように、金具取付台
13の下端にハンガー突起134を取り付けた支持部1
35を突出させ、水受トレイ15を金具取付台13の外
方で支持させるようにすれば、キャビネット部11内か
らの水受トレイ15の取り付けの容易化を図ることがで
きる。
【0041】また、上記実施例において、洗面化粧台1
は化粧鏡台14を有しているが、これを有しない洗面化
粧台1であっても、同様の効果を得ることができる。さ
らに、上記実施例において、金具取付台13と化粧鏡台
14とは別体のものとなっているが、これらを一体のも
のとしても、同様の効果を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0043】この発明の請求項1の発明によれば、洗面
器の下方に配置される給水源より、水栓金具を介して、
洗面器内に給水がなされる洗面化粧台において、洗面器
より後方に、この洗面器を支持する支持台の突出部を形
成し、この突出部上に金具取付台を設置するとともに、
この金具取付台の洗面器に臨んだほぼ垂直な面に、水栓
金具を取り付けたので、洗面器を容易にクリーンな状態
に保持できるようになるとともに、洗面器の製作も容易
となり、かつ、この洗面化粧台の据付工事も容易になす
ことができるようになる。
【0044】この発明の請求項2の発明によれば、請求
項1の発明の場合において、金具取付台に設けられた、
シャワーヘッドを取り外し自在に支持するシャワーヘッ
ドの支持部に、シャワーヘッドの下部を金具取付台に差
し込む開口部を設けるとともに、金具取付台の内部側
に、シャワーヘッドに連結されるシャワーホースを、開
口部を介して外部に引き出し自在に収納したので、洗面
化粧台の見栄えがよくなるとともに、清掃性の向上等を
図ることができる。
【0045】この発明の請求項3の発明によれば、請求
項2の発明の場合において、シャワーホースからの水垂
れを受ける水受トレイを、金具取付台に支持させて、こ
の金具取付台の下方側に配置したので、キャビネット部
内等における水垂れの防止とともに、水受トレイの取り
付けの容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る洗面化粧台の正面図
である。
【図2】図1の洗面化粧台の側面図である。
【図3】洗面器の平面図である。
【図4】図1のAーA矢視断面図である。
【図5】図1のBーB矢視断面図である。
【図6】水受トレイの取付穴周りの拡大図である。
【図7】金具取付台による水受トレイの他の支持方法を
示す図である。
【符号の説明】 1 洗面化粧台 11 キャビネット部(支持台) 12 洗面器 13 金具取付台 15 水受トレイ 16 混合水栓(水栓金具) 17 ホース連結管(水栓金具) 18 シャワーヘッド(水栓金具) 19 シャワーホース(水栓金具) 110 突出部 133 支持部(シャワーヘッド支持部) 133a 開口部 S1,S2 止水栓(給水源)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面器の下方に配置される給水源より、
    水栓金具を介して、上記洗面器内に給水がなされる洗面
    化粧台において、 上記洗面器より後方に、この洗面器を支持する支持台の
    突出部を形成し、この突出部上に金具取付台を設置する
    とともに、この金具取付台の上記洗面器に臨んだほぼ垂
    直な面に、上記水栓金具を取り付けたことを特徴とする
    洗面化粧台。
  2. 【請求項2】 前記金具取付台に設けられた、シャワー
    ヘッドを取り外し自在に支持するシャワーヘッドの支持
    部に、上記シャワーヘッドの下部を上記金具取付台に差
    し込む開口部を設けるとともに、この金具取付台の内部
    側に、シャワーヘッドに連結されるシャワーホースを、
    上記開口部を介して外部に引き出し自在に収納したこと
    を特徴とする請求項1記載の洗面化粧台。
  3. 【請求項3】 前記シャワーホースからの水垂れを受け
    る水受トレイを、前記金具取付台に支持させて、この金
    具取付台の下方側に配置したことを特徴とする請求項2
    記載の洗面化粧台。
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