JPH088414A - 画像読取装置の駆動回路チップ接続構造 - Google Patents

画像読取装置の駆動回路チップ接続構造

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JPH088414A
JPH088414A JP6162971A JP16297194A JPH088414A JP H088414 A JPH088414 A JP H088414A JP 6162971 A JP6162971 A JP 6162971A JP 16297194 A JP16297194 A JP 16297194A JP H088414 A JPH088414 A JP H088414A
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JP
Japan
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circuit chip
wiring
sensor
drive circuit
connection structure
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JP6162971A
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English (en)
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Hiroyasu Yamada
裕康 山田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿サイズに制約を受けない完全密着型の画
像読取装置を提供する。 【構成】 ガラス基板12の読取領域Rにセンサ素子1
3及びカバーガラス14を設け、この読取領域Rの外側
の領域にセンサ素子13側から引き出した配線15を、
ガラス基板12の裏面周縁部まで基板側壁を介して延在
し、この配線15の基板裏面の端部にLSIパッケージ
16を実装する。このような構成としたことにより、セ
ンサ面の周囲にこのセンサ面より高い構造物をなくすこ
とができ、原稿をセンサ面に完全密着させることが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像読取装置の駆動
回路チップ接続構造に関し、さらに詳しくは、高解像度
が得られる完全密着型フォトセンサの実装法に係るもの
である。そして、この発明は、ラインセンサや平面セン
サなど各種のフォトセンサの製造分野で利用することが
できる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の完全密着型フォトセンサ
は、出力のセンスアンプなどの駆動回路チップ、すなわ
ち出力信号増幅用ICチップがセンサ面と同一平面上に
実装されていた。このようにセンサ面と同一平面上にチ
ップ等を実装する方式としては、TAB実装やCOG実
装などがある。TAB(tape automated bonding)実装の
場合は、フィルムキャリアにLSIパッケージを実装
し、このフィルムキャリアを、読取領域の形成されたガ
ラス基板上に接続している。また、COG(chip onglas
s)実装の場合は、図3に示すように、ガラス基板1表面
の略中央に複数のセンサ素子2を配設させて読取領域を
形成し、その読取領域の周辺にLSIパッケージ3を実
装した構成となっている。なお、同図中4は、カバーガ
ラスを示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たフィルムキャリアを用いた実装構造では、フィルムキ
ャリアの厚みに起因してセンサ表面よりフィルムキャリ
アの表面のほうが高くなっていた。また、LSIパッケ
ージをCOG実装した構造でも、LSIパッケージ3の
厚みによりセンサ表面よりLSIパッケージ3のほうが
高くなっていた。このため、読取領域より大きな原稿
を、読み取ろうとしても、上記フィルムキャリアやLS
Iパッケージと、センサ面との間に段差ギャップが生じ
ているため、原稿の平坦性を保つことができず、この画
像読取装置では良好な読み取りが行えないという問題が
あった。ちなみに、このような完全密着型の画像読取装
置で200DPI(dot per inch)の解像度を確保するた
めには、ギャップ量は100μm以下程度に抑える必要
がある。この対策として、図4に示すように、従来の1
次元センサでは原稿5をローラ6に巻き付けてセンサ面
(カバーガラス面)と原稿とが線接触するようにした
り、2次元センサでは原稿の紙のサイズが実装部に及ば
ない程度の小さなものに限定するなどの方策が講じられ
ている。しかし、実際には原稿サイズのやや大きめなも
のの読み取りも必要となることがあるため、このような
場合にも高解像度の読み取りが要望されている。この発
明が解決しようとする課題は、原稿サイズの制約なしに
センサ面と原稿面とを完全密着できる画像読取装置の駆
動回路チップ接続構造を得るには、どのような手段を講
じればよいかという点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、透明基板の表面の読取領域にセンサ素子を配設
すると共に、この基板の裏面の前記読取領域外に駆動回
路チップを実装し、該センサ素子と前記駆動回路チップ
とを配線で接続したことを、その解決手段としている。
また、請求項2記載の発明は、配線を透明基板の側壁を
介して(迂回して)接続することを特徴としている。さ
らに、請求項3記載の発明は、配線が透明基板内に設け
たスルーホールを介して接続されることを特徴としてい
る。さらにまた、請求項4記載の発明は、そのスルーホ
ール内の配線をスルーホールに充填した導電性ペースト
としたことを特徴としている。
【0005】
【作用】この発明においては、透明基板の裏面の前記読
取領域外に駆動回路チップを実装することにより、透明
基板に配設されたセンサ素子に被読取物(原稿)を密着
させることが可能となる。すなわち、センサ素子の周囲
にこのセンサ素子よりも高い段差ギャップが生じないた
め、読取領域よりも面積の大きい被読取物が段差によっ
て読取面から浮いてしまうのを回避することができる。
また、駆動回路チップを透明基板の裏面における前記読
取領域外に実装するため、駆動回路チップが、この基板
の裏面側から照射される光の障害物となることがなく、
読み取りを阻害することがない。さらに、導電性薄膜で
配線を構成し、この配線を透明基板の側壁を介して接続
することにより、被読取物が読取領域に密着するのを妨
害することなく、基板表面側の構造を簡素化することが
できる。さらにまた、配線を基板に開口したスルーホー
ルを介して接続することにより、配線の露出度を抑制す
ることができるため、配線の破損等を防止する作用があ
る。
【0006】
【実施例】以下、この発明に係る画像読取装置の駆動回
路チップの接続構造の詳細を図面に示す各実施例に基づ
いて説明する。
【0007】(実施例1)図1はこの発明の実施例1を
示す断面説明図である。同図に示すように、本実施例に
係る画像読取装置11は、ガラス基板12の表面の読取
領域Rに周知の素子形成技術にてセンサ素子13が複数
配設され、これらセンサ素子13の上にカバーガラス1
4が載置されている。そして、これらセンサ素子13側
の電極からは、配線15が、ガラス基板12の表面及び
側壁を介してガラス基板12の裏面まで延在されてい
る。この配線15のガラス基板12の裏面における端部
15Aは、ガラス基板12の読取領域Rの外側に位置す
るように設定されている。なお、この配線15は、例え
ばガラス基板12に導電性材料を蒸着したり、導電性材
料を印刷するなどの方法で形成することができる。この
配線15のガラス基板12の裏面側の端部15Aには、
同図に示すように、出力増幅用のLSIパッケージ16
がそのバンプ16Aを介して実装されている。そして、
実装されるLSIパッケージ16は、ガラス基板12の
読取領域Rの外側に位置するように設定されている。こ
のため、LSIパッケージ16は、ガラス基板12の裏
面側から照射される光が読取領域Rに入射されるのを妨
害しないようになっている。
【0008】本実施例においては、ガラス基板12の表
面側にLSIパッケージ16が存在しないため、センサ
面よりも突出する構造物がない。このため、もし被読取
物である原稿のサイズが読取領域Rの幅よりも大きくて
も、この原稿がセンサ面から浮き上がることがない。こ
のため、原稿をセンサ面に密着させることができ、高解
像度の画像読取が可能となる。なお、本実施例ではカバ
ーガラス14のサイズを読取領域Rとほぼ等しく設定し
たが、原稿サイズが大きくなることを勘案してさらに大
きいサイズに設定してもよい。また、本実施例では、カ
バーガラス14を備える構成としたが、これを省略した
構成としても勿論よい。さらに、配線15の数やLSI
パッケージ16の数も適宜変更可能である。
【0009】(実施例2)図2は、この発明の実施例2
を示す断面説明図である。本実施例では、センサ素子1
3側とLSIパッケージ16側とを接続する配線15
を、ガラス基板12に開口したスルーホール12Aを介
して接続した構成としたものである。図2に示すよう
に、本実施例の画像読取装置11は、ガラス基板12の
略中央に上記実施例1と同様なセンサ素子13及びカバ
ーガラス14が設けられている。そして、ガラス基板1
2の周辺部の所定の複数箇所にスルーホール12Aが例
えばレーザの照射などの加工技術により開口されてい
る。このスルーホール12A内には、導電性ペーストを
充填してなる配線15が形成されている。この配線15
のガラス基板12の裏面側の端部のパッド15Bは、裏
面実装されるLSIパッケージ16がバンプ16Aを介
して接続されている。なお、スルーホール12Aの数
は、LSIパッケージ16とセンサ素子側とを接続する
配線15の数だけ形成されている。また、ガラス基板1
2の表裏面には、スルーホール12A以外の配線(図示
省略する)が適宜形成されている。なお、本実施例の他
の構成は、上記した実施例1と同様である。
【0010】本実施例は、このような構成としたことに
より、配線15が主にスルーホール12Aを介して接続
されるため、この画像読取装置が装着されるケーシング
等と配線とが接触することがなく、このため配線15の
破損等を防止できる利点がある。また、本実施例でも同
様に、読取領域Rの周囲に突出する段差が存在しないた
め原稿のサイズが少々大きくとも原稿がセンサ面から浮
き上がることがなく、密着性の高い読み取りが可能にな
る。このため、この画像読取装置を用いれば高解像度の
読み取りを行うことができる。
【0011】以上、各実施例について説明したが、この
発明は、これらに限定されるものではなく、構成の要旨
に付随する各種の設計変更が可能である。たとえば、上
記各実施例においては、透明基板としてガラス基板12
を用いたが、他の材料でなる透明基板を用いてもよい。
また、本発明は、2次元センサ以外に1次元センサにも
適用できることは言うまでもない。さらに、本発明は、
駆動回路チップとして各種の構造のLSIパッケージを
用いることが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、原稿サイズに制約なくセンサ面と原稿面と
を完全密着させることのできる画像読取装置が得られる
効果を有する。また、特に請求項3及び4記載の発明に
よれば、配線の損傷を防止する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面説明図。
【図2】この発明の実施例2を示す断面説明図。
【図3】従来の画像読取装置の実装構造を示す断面説明
図。
【図4】従来の画像読取装置(1次元センサ)の読み取
り状態を示す断面説明図。
【符号の説明】
11 画像読取装置 12 ガラス基板(透明基板) 12A スルーホール 13 センサ素子 15 配線 16 LSIパッケージ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の表面の読取領域にセンサ素子
    を配設すると共に、該透明基板の裏面の前記読取領域外
    に駆動回路チップを実装し、該センサ素子と前記駆動回
    路チップとを配線で接続したことを特徴とする画像読取
    装置の駆動回路チップ接続構造。
  2. 【請求項2】 前記配線は前記透明基板の側壁を介して
    接続される請求項1記載の画像読取装置の駆動回路チッ
    プ接続構造。
  3. 【請求項3】前記配線は前記透明基板内に設けたスルー
    ホールを介して接続される請求項1記載の画像読取装置
    の駆動回路チップ接続構造。
  4. 【請求項4】 前記スルーホール内の配線は該スルーホ
    ールに充填された導電性ペーストである請求項3記載の
    画像読取装置の駆動回路チップ接続構造。
JP6162971A 1994-06-22 1994-06-22 画像読取装置の駆動回路チップ接続構造 Pending JPH088414A (ja)

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