JPH0884101A - 無線回線切替制御方式 - Google Patents

無線回線切替制御方式

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JPH0884101A
JPH0884101A JP21697694A JP21697694A JPH0884101A JP H0884101 A JPH0884101 A JP H0884101A JP 21697694 A JP21697694 A JP 21697694A JP 21697694 A JP21697694 A JP 21697694A JP H0884101 A JPH0884101 A JP H0884101A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は回線切替制御部交換時及び主信号スイ
ッチ強制切替解除時に、過剰な切替を抑えることができ
る無線回線切替制御方式を提供することを目的とする。 【構成】1系及び2系送信手段12,13から、同一主
信号S1を異なる周波数f1,f2のキャリアで変調し
て送信し、これを各系受信手段21,22で復調し、ま
た受信時の異常検出時に各系切替要因信号S2,S3を
出力する。受端切替手段23で手段21,22の出力主
信号S1a,S1bの何れかを切替スイッチ24の各系
モードに応じて選択するか、自動モードの際の切替命令
信号S4に応じて選択して後段へ出力する。回線切替制
御手段36で、各系モードの場合に手段23から出力さ
れる各系強制切替信号S5,S6を検出した場合に信号
S4を検出系を指示するものとし、検出系の信号S2,
S3をマスクする。自動モードの時は信号S4が指示す
る系を手段23が選択するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線回線切替制御方式に
関する。この無線回線切替制御方式は、特に無線回線に
適用されるものであり、電話公衆網の無線中継部等に適
用される。電話公衆網を利用したデータ通信の発達に伴
い、回線品質の重要性が高まってきている。この為、回
線瞬断の無い無線回線切替制御方式が要望されている。
【0002】
【従来の技術】無線回線システムにおいて、1系及び2
系を有し、1系の故障時に受端の主信号切替部(以下、
受端切替部という)で2系に切替えて運用を行うツイン
・パス方式や、1系及び2系を有し、1系の故障時に送
端の主信号切替部(以下、送端切替部という)及び受端
切替部で2系に切替えて運用を行うホット・スタンバイ
方式の回線切替制御部は、その規模が小さい為、他の機
能(例えば機器監視制御機能など)と1ユニットに収め
られている場合が多い。
【0003】従って、自己の故障だけでなく、他の機能
の故障及びソフトウエアのバージョンアップによるRO
M交換等により、回線運用中にユニットの活線挿抜が行
われることがある。
【0004】ツイン・パス方式及びホット・スタンバイ
方式による無線回線システムの回線切替制御部を活線挿
抜する場合は、送端切替部及び受端切替部(ツイン・パ
ス方式の場合は受端切替部のみ)の主信号スイッチを1
系又は2系に固定することにより、誤切替を防止してい
る。また従来の回線切替制御部は電源投入後、1系を選
択するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電源
投入後、1系を選択するように構成されている場合に、
主信号スイッチが1系に切り替わっていれば回線切替制
御部の活線挿抜を行っても特に問題はない。
【0006】しかし、2系に切り替わっている際に活線
挿抜を行おうとすると、先ず主信号のスイッチを2系に
強制固定し、この後、回線切替制御部を交換し、2系に
強制固定されていた主信号のスイッチを解除する動作を
行うが、そのスイッチ解除を行うと、回線切替制御部自
体は、電源投入後なので1系を選択する命令を出力して
いるため、1系に切り替わるといった過剰の切替が実行
されてしまう問題がある。
【0007】また、回線切替制御部を活線挿抜する前に
主信号のスイッチを1系に強制固定することが考えられ
るが、その強制固定自体が過剰切替となる。回線切替制
御部活線挿抜時以外でも、主信号のスイッチ強制固定
時、切替要因となるアラームが発生すると、その発生経
緯によって、強制固定解除時に逆系に切り替わるといっ
た過剰の切替が発生する問題がある。
【0008】更に、前記したように回線切替制御部を交
換する場合、必ず主信号のスイッチを強制固定している
ため、強制固定中の回線の救済ができないといった問題
がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、回線切替制御部交換時及び主信号スイッチ
強制切替解除時に、過剰な切替を抑えることができる無
線回線切替制御方式を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。図中、12,13は1系及び2系送信手段であ
り、同一主信号S1を互いに異なる周波数f1,f2の
キャリアで変調して送信するものである。
【0011】21,22は1系及び2系受信手段であ
り、1系及び2系送信手段12,13から送られてくる
互いにキャリア周波数f1,f2の異なる変調信号を復
調して主信号S1a,S1bを得ると共に、受信レベル
及び変調信号の異常を検出し、この検出時に1系及び2
系切替要因信号S2,S3を出力するものである。
【0012】24は切替スイッチであり、1系及び2系
モードと自動モードとを有し、人が操作するものであ
る。23は受端切替手段であり、1系及び2系受信手段
21,22から出力される双方の主信号S1a,S1b
の何れかを、切替スイッチ24で設定された1系又は2
系モードに応じて選択すると共に、切替スイッチ24が
自動モードとなっている際に入力される切替命令信号S
4に応じて選択し、また切替スイッチ24が1系又は2
系モードとなっている場合に1系及び2系強制切替信号
S5,S6を出力するものである。
【0013】36は回線切替制御手段であり、1系又は
2系強制切替信号S5,S6を検出した場合に、この検
出信号の系の選択指示を行う切替命令信号S4を出力す
ると共に、検出信号の系の切替要因信号S2又はS3が
切替命令信号S4に影響を及ぼさないようにマスクする
ものである。
【0014】
【作用】上述した本発明によれば、1系及び2系送信手
段12,13で、同一主信号S1が互いに異なる周波数
f1,f2のキャリアで変調されて送信される。この送
信された双方の変調信号は、1系及び2系受信手段2
1,22で受信され、ここで復調され、主信号S1a,
S1bが得られる。また受信レベル及び変調信号の異常
が検出される。異常時には1系及び2系切替要因信号S
2,S3が回線切替制御手段36へ出力される。
【0015】1系及び2系受信手段21,22から出力
される双方の主信号S1a,S1bは受端切替手段23
で切替スイッチ24のモードに応じて選択される。切替
スイッチ24が1系モードであれば、1系の主信号S1
aが強制的に選択されて出力され、この際、1系強制切
替信号S5が回線切替制御手段36へ出力される。2系
モードであれば2系の主信号S1bが強制的に選択さ
れ、この際、2系強制切替信号S6が出力される。
【0016】また、自動モードであれば、その自動モー
ドに切り替えられた際に、回線切替制御手段36から出
力される切替命令信号S4が指示している系の主信号
(例えばS1a)が選択される。
【0017】例えば切替スイッチ24が1系モードとな
っており、回線切替制御手段36で1系強制切替信号S
5が検出されると、切替命令信号S4がその検出信号が
示す系を選択するものとなる。但し、この場合、受端切
替手段23が1系を選択しているのは1系モードとなっ
ているからであり、切替命令信号S4の指示には従って
いない。
【0018】この状態で例えば回線切替制御手段36を
活線状態で交換した場合、パワーオンリセットされた
後、自動モードに切り替えられるが、回線切替制御手段
36は1系モード時に切替命令信号S4が1系を選択す
るものとなっているので、自動モードに切り替えても、
受端切替手段23は切替命令信号S4に応じて1系を選
択する。つまり、パワーオンリセット後の自動モード設
定で従来のようにリセット前の系と異なる系を選択する
といったことがなくなる。
【0019】回線切替制御手段36において、1系及び
2系強制切替信号S5,S6が検出されている場合に
は、1系及び2系切替要因信号S2,S3はマスクされ
るので、切替要因信号S2,S3が切替命令信号S4に
影響を与えることはない。
【0020】また自動モードの場合、回線切替制御手段
36では1系及び2系強制切替信号S5,S6は検出さ
れないので、1系及び2系切替要因信号S2,S3のマ
スクは解除される。従って、切替命令信号S4は例えば
1系切替要因信号S2が入力された場合は、2系を選択
するものとなり、これによって受端切替手段23は2系
を選択する。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図2は本発明の第1実施例のツイン・パス
方式による無線回線切替制御方式を説明するための無線
回線システムのブロック構成図である。
【0022】このツイン・パス方式による無線回線シス
テムは、1系及び2系を有し、受信側において、運用系
(例えば1系)の故障時に予備系(2系)に切替え、無
瞬断で通信が行えるようになっている。
【0023】図2において、11は送端主信号部であ
り、1系送信部12と2系送信部13とを有している。
1系送信部12は、主信号S1にローカル周波数信号を
変調する変調器14と、変調器14から出力される変調
信号を無線周波数f1の信号に変換してアンテナ16へ
出力する送信機15とを有して構成されている。
【0024】2系送信部13は、主信号S1にローカル
周波数信号を変調する変調器17と、変調器17から出
力される変調信号を1系の無線周波数f1と異なる無線
周波数f2の信号に変換してアンテナ16へ出力する送
信機18とを有して構成されている。
【0025】即ち、アンテナ16からは異なる周波数f
1,f2の信号が同時に電波送信されることになる。2
0は受端主信号部であり、1系受信部21と、2系受信
部22と、受端切替ユニット23と、切替スイッチ24
とを有して構成されており、また補助信号処理ユニット
25が接続されている。
【0026】1系受信部21は、アンテナ26で受信さ
れた送端主信号部11から送られてきた信号の内、周波
数f1の信号を受信する受信機ユニット27と、受信機
ユニット27で受信された信号より主信号S1′を復調
する復調器ユニット28とから構成されている。
【0027】2系受信部22は、アンテナ26で受信さ
れた送端主信号部11から送られてきた信号の内、周波
数f2の信号を受信する受信機ユニット29と、受信機
ユニット29で受信された信号より主信号S1′を復調
する復調器ユニット30とから構成されている。
【0028】また受信機ユニット27,29は受信断検
出回路31,33を有し、復調器ユニット28,30は
エラー/信号断検出回路32,34を有している。受信
断検出回路31,33は、受信信号レベルの断状態を検
出し、この検出時に他の系に切り替えるための信号を補
助信号処理ユニット25へ出力する。エラー/信号断検
出回路32,34は、主信号のエラー及び断状態を検出
し、この検出時に他の系に切り替えるための信号を補助
信号処理ユニット25へ出力する。
【0029】1系の受信断検出回路31及びエラー/信
号断検出回路32から出力される他の系に切り替えるた
めの信号を1系切替要因信号S2、2系の受信断検出回
路33及びエラー/信号断検出回路34から出力される
他の系に切り替えるための信号を2系切替要因信号S3
とする。
【0030】受端切替ユニット23は、復調器ユニット
28,29から出力される主信号S1′の何れかを、人
が操作する切替スイッチ24の1系及び2系モード、自
動モードに応じて選択し、図示せぬ後段回路へ出力する
切替部35を有している。切替部35は切替スイッチ2
4が強制切替モードである1系又は2系モードの場合
は、そのモードの指示する系に切り替わり、自動モード
の場合は補助信号処理ユニット25から出力される受端
切替命令信号S4に応じて切り替わるようになってい
る。
【0031】また、受端切替ユニット23は、切替スイ
ッチ24が1系又は2系モードの場合、1系強制切替信
号S5又は2系強制切替信号S6を補助信号処理ユニッ
ト25へ出力する機能を有する。
【0032】補助信号処理ユニット25は、実施例の特
徴要素である1系及び2系の切替制御を行う回線切替制
御回路36を有すると共に、機器監視制御回路37及び
DSC(ディジタルサービスチャンネル)回路38を有
して構成されている。
【0033】回線切替制御回路36は、従来例で回線切
替制御部として取扱って説明したように、その規模が小
さい為、図2に示すように他の機能37,38と供に1
ユニット25に収められている場合が多い。従って、回
線切替制御回路36自体の故障だけでなく、他機能の故
障及びソフトウエアのバージョンアップによるROM交
換等によって、回線運用中に補助信号処理ユニット25
の活線挿抜が行われる。
【0034】また回線切替制御回路36は、1系及び2
系切替要因信号S2,S3、或いは1系及び2系強制切
替信号S5,S6に応じた受端切替命令信号S4を受端
切替ユニット23に送出することによって系切替の制御
を行うものである。
【0035】この回線切替制御回路36の構成を図3を
参照して説明する。図3に示す回線切替制御回路36
は、データフリップフロップ(DFF)40,41,4
2,43,44,45,46と、2入力アンド回路4
7,48,49,49a,50,50aと、インバータ
51,51a,52,52aと、2入力ノア回路53,
54と、2入力ナンド回路55及び3入力ナンド回路5
6とを有して構成されており、破線枠57及び58には
1系及び2系強制切替状態検出回路が形成されている。
【0036】各DFF40〜46はクロック信号CKで
同期して作動するようになっており、またパワーオンリ
セット信号RSでリセットされるようになっている。パ
ワーオンリセット信号RSはナンド回路56の一入力端
にも供給されるようになっており、「L」レベル時に回
線切替制御回路36をリセットする。
【0037】アンド回路49,49a,50,50a
は、1系及び2系の切替要因信号S2,S3をマスクす
るものである。例えば1系強制切替信号S5が「H」で
1系を選択している際にはその「H」がインバータ51
で反転されて「L」となってアンド回路49の一入力端
に供給されているので、他入力端に「H」の1系切替要
因信号S2が供給されたとしてもアンド回路49の出力
レベルは「L」のままで変化しないようになっている。
2系切替要因信号S3をマスクするアンド回路50も同
様である。
【0038】ここで、補助信号処理ユニット25を活線
挿入時にパワーオンリセットをかけた場合の図3に示す
回線切替制御回路36の動作を、図4に示すタイミング
チャートを参照して説明する。但し、切替スイッチ24
は2系モードに設定されているものとする。また1系及
び2系供に切替要因が無いものとする。
【0039】図4に示す時刻t0において、回線切替制
御回路36に入力されるリセット信号RSが「L」レベ
ル、1系切替要因信号S2が「L」、1系強制切替信号
S5が「L」、2系切替要因信号S3が「L」、2系強
制切替信号S6が「H」レベルとなっているものとす
る。
【0040】この場合、DFF42,45はリセット状
態にあるので、その出力端Qの出力レベルは「L」であ
り、この「L」がノア回路53,54の一入力端に供給
されている。また、1系及び2系切替要因信号S2,S
3が「L」なので、アンド回路49、50の出力レベル
は「L」、この「L」によってアンド回路49a、50
aの出力レベルも「L」であり、この「L」がノア回路
53,54の他入力端に供給されている。これによっ
て、図4に示す時刻t0でのノア回路53,54の出力
レベルが「H」レベルとなっている。
【0041】また、DFF46の出力端Qから出力され
る切替命令信号S4は、リセットがかかっているので
「L」となっている。時刻t1において、パワーオンリ
セットが終了し、リセット信号RSが「H」レベルとな
ったとする。
【0042】この時、2系強制切替信号S6が「H」な
ので、リセット信号RSが「H」となった後のクロック
信号CKの立ち上がりエッジによって、信号S6の
「H」がDFF43に取り込まれて保持され、この保持
によってDFF43の出力端Qレベルが「H」となる。
この時、DFF44の反転出力端XQレベルは「H」な
ので、アンド回路48の出力レベルが「H」となる。
【0043】次のクロック信号CKの立ち上がりエッジ
が供給されると、アンド回路48の出力レベルの「H」
がDFF45に保持され、この保持によってDFF45
の出力端Qレベルが「H」となり、ノア回路53に供給
される。これによってノア回路53の出力レベルが図4
に時刻t2で示すように「L」となる。
【0044】この「L」がナンド回路55に供給される
と、ナンド回路55の出力レベルが「H」となって、こ
の「H」がDFF46に供給され、クロック信号CKに
よってトリガされると、DFF46から出力される切替
命令信号S4が図4に示すように2系を選択するレベル
の「H」となる。
【0045】但し、ここで切替命令信号S4が2系を選
択する「H」となるが、切替スイッチ24が2系モード
に設定されている場合は、切替命令信号S4の指示では
なく、2系モードの指示によって切替部35が2系を選
択することになる。切替スイッチ24が自動モードの場
合は、切替命令信号S4の指示に応じて系選択を行う。
【0046】つまり、切替スイッチ24による2系モー
ド設定によって2系に強制切替中は、パワーオンリセッ
ト終了後に2系強制切替信号S6の「H」を2系強制切
替状態検出回路58で検出し、この検出により得られる
検出信号(図4に時刻t2〜t3間で示すパルス状のノ
ア回路53出力レベル)によって、切替命令信号S4を
2系を選択する「H」レベルとすることができる。
【0047】これは1系の場合も同様である。即ち、1
系モード設定によって1系に強制切替中には、パワーオ
ンリセット終了後に1系強制切替信号S5の「H」を1
系強制切替状態検出回路57で検出し、この検出により
得られる検出信号によって、切替命令信号S4を1系を
選択する「L」レベルとすることができる。
【0048】従って、従来のように回線切替制御回路3
6のユニット挿入後、パワーオンリセットを行った後に
切替スイッチ24を自動モードにしても、切替命令信号
S4がユニット挿入前の系を選択するレベルとなってい
るので、切替部35は切替命令信号S4に応じてユニッ
ト挿入前の系を選択する。即ち、従来のようなユニット
挿入前の設定と逆の系を選択するといった過剰な回線切
替を防止することができる。
【0049】次に、1系及び2系に切替要因が発生して
いる際に、パワーオンリセットをかけた場合の回線切替
制御回路36の動作を、図5に示すタイミングチャート
を参照して説明する。但し、切替スイッチ24は2系モ
ードに設定されているものとする。
【0050】図5に示す時刻t0において、回線切替制
御回路36に入力されるリセット信号RSが「L」レベ
ル、1系切替要因信号S2が「H」、1系強制切替信号
S5が「L」、2系切替要因信号S3が「H」、2系強
制切替信号S6が「H」レベルとなっているものとす
る。
【0051】リセット信号RSが「L」の場合は、前述
で図4のタイミングチャートを参照して説明したよう
に、ノア回路53,54の出力レベルが「H」、DFF
46の出力端Qから出力される切替命令信号S4が
「L」となっている。但し、1系及び2系切替要因信号
S2,S3供に「H」となっているが、信号S2の
「H」は信号S3の「H」がインバータ52aで反転さ
れ供給されているアンド回路49aでマスクされ、信号
S3の「H」は、信号S6の「H」がインバータ52で
反転され供給されているアンド回路50でマスクされて
いる。
【0052】時刻t1において、パワーオンリセットが
終了し、リセット信号RSが「H」レベルとなると、ク
ロック信号CKによって、信号S6の「H」がDFF4
3に保持され、これによってDFF43の出力端Qレベ
ルが「H」となる。この時、DFF44の反転出力端X
Qレベルが「H」なので、アンド回路48の出力レベル
が「H」となり、次のクロック信号CKによって、アン
ド回路48の出力レベルの「H」がDFF45に保持さ
れ、この保持によってDFF45の出力端Qレベルが
「H」となり、ノア回路53に供給される。これによっ
てノア回路53の出力レベルが図5に時刻t2で示すよ
うに「L」となる。
【0053】この「L」がナンド回路55に供給され、
ナンド回路55の出力レベルが「H」となってDFF4
6に供給され、クロック信号CKによってトリガされる
と、DFF46から出力される切替命令信号S4が図5
に示すように2系を選択する「H」レベルとなる。
【0054】つまり、2系に強制切替中に1系及び2系
に切替要因が発生したとしても、パワーオンリセット終
了後に2系強制切替信号S6の「H」を2系強制切替状
態検出回路58で検出し、この検出により得られる検出
信号(図5に時刻t2〜t3間で示すパルス状のノア回
路53出力レベル)によって、切替命令信号S4を2系
を選択する「H」レベルとすることができる。これは1
系の場合も同様である。
【0055】従って、従来のように回線切替制御回路3
6のユニット挿入後、リセット前に切替要因が発生して
いる状態でパワーオンリセットを行った後に切替スイッ
チ24を自動モードにしても、切替命令信号S4がユニ
ット挿入前の系を選択するレベルとなっているので、切
替部35は切替命令信号S4に応じてユニット挿入前の
系を選択する。即ち、従来のようなユニット挿入前の設
定と逆の系を選択するといった過剰な回線切替を防止す
ることができる。
【0056】次に、切替スイッチ24により1系から2
系へ強制切替を行った後に、強制切替中の2系に切替要
因が発生した場合の動作を図6に示すタイミングチャー
トを参照して説明する。
【0057】図6に示す時刻t0において、切替スイッ
チ24が1系モードに設定されている場合に、1系切替
要因信号S2が「L」、1系強制切替信号S5が
「H」、2系切替要因信号S3が「L」、2系強制切替
信号S6が「L」レベルとなっており、図示せぬリセッ
ト信号RSは「H」レベルであるとする。
【0058】この場合、ノア回路53の出力レベルは
「H」、ノア回路54の出力レベルは「L」となり、D
FF46から出力される切替命令信号S4は1系を選択
するための「L」レベルとなっている。
【0059】ここで切替スイッチ24を1系から2系モ
ードに切り替えた場合に、時刻t1で1系強制切替信号
S5が「H」から「L」に変化し、時刻t2で2系強制
切替信号S6が「L」から「H」に変化したとする。
【0060】時刻t1で信号S5が「H」から「L」に
なると、この「L」がインバータ51で反転され「H」
となってアンド回路49に供給されるので、1系切替要
因信号S2のマスクが解除される。また、クロック信号
CKによって、信号S5の「L」がDFF40に保持さ
れると、アンド回路47の出力レベルが「L」となり、
この「L」がDFF42に保持されると、DFF42の
出力端Qレベルが「L」となってノア回路54の一入力
端に供給される。この時ノア回路54の他入力端には
「L」が供給されているので、ノア回路54の出力レベ
ルが図6に時刻t1で示すように「H」となる。
【0061】この「H」がナンド回路56に供給される
が、ナンド回路56の一入力端にはナンド回路55の出
力レベルの「L」が供給されているので、DFF46か
ら出力される切替命令信号S4は依然「L」のままであ
る。
【0062】時刻t2で信号S6が「L」から「H」に
なると、この「H」がインバータ52で反転され「L」
となってアンド回路50に供給されるので、2系切替要
因信号S3がマスクされることになる。また、クロック
信号CKによって、信号S6の「H」がDFF43に保
持され、アンド回路48の出力レベルが「H」となり、
この「H」がDFF45に保持されると、DFF45の
出力端Qレベルが「H」となってノア回路53の一入力
端に供給される。これによってノア回路53の出力レベ
ルが図6に時刻t3で示すように「L」となり、この
「L」によってナンド回路55の出力レベルが「H」と
なり、この「H」がDFF46に保持されることによっ
て切替命令信号S4が2系を選択する「H」レベルとな
る。
【0063】その後、時刻t5〜t6に示すように、2
系切替要因信号S3がある時間「H」になったとする。
しかし、この時、2系に強制切替中で2系強制切替信号
S6が「H」となりマスクがかかっているので、切替命
令信号S4は「H」レベルのままで1系への切替えを行
うための「L」レベルとはならない。
【0064】このようにある時間だけ切替要因が発生し
たとしても、切替命令信号S4は2系を選択する「H」
に保持されているので、この状態から切替スイッチ24
で自動モードに切り替える強制切替解除を行ったとして
も、従来のように1系に切り替わることはない。
【0065】従来は2系強制切替中に2系にある時間だ
け切替要因が発生しても切替命令が1系となり、自動に
切り替えた際に1系に切り替わっていた。従って、強制
切替解除時に過剰な回線切替を防止することができる。
【0066】次に、切替スイッチ24により2系から1
系へ強制切替を行った後に、強制切替中の1系に切替要
因が発生した場合の動作を図7に示すタイミングチャー
トを参照して説明する。
【0067】図7に示す時刻t0において、切替スイッ
チ24が2系モードに設定されている場合に、1系切替
要因信号S2が「L」、1系強制切替信号S5が
「L」、2系切替要因信号S3が「L」、2系強制切替
信号S6が「H」レベルとなっており、図示せぬリセッ
ト信号RSは「H」レベルであるとする。
【0068】この場合、ノア回路53の出力レベルは
「L」、ノア回路54の出力レベルは「H」となり、D
FF46から出力される切替命令信号S4は2系を選択
するための「H」となっている。
【0069】ここで切替スイッチ24を2系から1系モ
ードに切り替えた場合に、時刻t1で2系強制切替信号
S6が「H」から「L」に変化し、時刻t2で1系強制
切替信号S5が「L」から「H」に変化したとする。
【0070】時刻t1で信号S6が「H」から「L」に
なると、この「L」がインバータ52で反転され「H」
となってアンド回路50に供給されるので、2系切替要
因信号S3のマスクが解除される。また、信号S6の
「L」によってDFF45の出力端Qレベルが「L」と
なってノア回路53の一入力端に供給される。この時ノ
ア回路53の他入力端には「L」が供給されているの
で、ノア回路53の出力レベルが図7に時刻t1で示す
ように「H」となる。
【0071】この「H」がナンド回路55に供給される
が、ナンド回路55の一入力端にはナンド回路56の出
力レベルの「L」が供給されているので、DFF46か
ら出力される切替命令信号S4は依然「H」のままであ
る。
【0072】時刻t2で信号S5が「L」から「H」に
なると、この「H」がインバータ51で反転され「L」
となってアンド回路49に供給されるので、1系切替要
因信号S2がマスクされることになる。また、信号S5
の「H」によってDFF42の出力端Qレベルが「H」
となってノア回路54の一入力端に供給される。これに
よってノア回路54の出力レベルが図7に時刻t3で示
すように「L」となり、この「L」によってナンド回路
56の出力レベルが「H」、この「H」によってナンド
回路55の出力レベルが「L」となり、この「L」がD
FF46に保持されることによって切替命令信号S4が
1系を選択するための「L」レベルとなる。
【0073】その後、時刻t5〜t6に示すように、1
系切替要因信号S2がある時間「H」になったとする。
しかし、この時、1系に強制切替中で1系強制切替信号
S5が「H」となりマスクがかかっているので、切替命
令信号S4は「L」レベルのままで2系への切替えを行
うための「H」レベルとはならない。
【0074】このようにある時間だけ切替要因が発生し
たとしても、切替命令信号S4は1系を選択する「L」
に保持されているので、この状態から切替スイッチ24
で自動モードに切り替える強制切替解除を行ったとして
も、従来のように2系に切り替わることはない。従来は
1系強制切替中に1系にある時間だけ切替要因が発生し
ても切替命令が2系となり、自動に切り替えた際に2系
に切り替わっていた。従って、強制切替解除時に過剰な
回線切替を防止することができる。
【0075】次に、本発明の第2実施例を図8を参照し
て説明する。図8はホット・スタンバイ方式による無線
回線切替制御方式を説明するための無線回線システムの
ブロック構成図である。但し、図8において図2に示し
た第1実施例の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0076】このホット・スタンバイ方式による無線回
線システムは、1系及び2系を有し、送受信側の双方に
おいて、運用系(例えば1系)の故障時に予備系(2
系)に切替え、無瞬断で通信が行えるようになってい
る。また、このホット・スタンバイ方式は第1実施例で
説明したツイン・パス方式と異なり1つの搬送周波数で
無線伝送を行うようになっている。
【0077】図8において、受信側は図2に示した第1
実施例と同構成である。送信側において、符号60は送
端主信号部である。この送端主信号部60は、1系送信
部61と、2系送信部62と、送端切替ユニット63
と、切替スイッチ64とを有して構成されており、また
補助信号処理ユニット65が接続されている。
【0078】1系送信部61は、図示せぬ前段回路から
送られてくる主信号S1を中間周波数信号で変調する変
調器ユニット67と、その変調信号のキャリアを無線周
波数に変換して出力する送信機ユニット68とから構成
されている。
【0079】2系受信部62も同様に変調器ユニット6
9と送信機ユニット70とから構成されており、各変調
器ユニット67,69はエラー/信号断検出回路71,
73を有し、各送信機ユニット68,70は送信断検出
回路72,74を有している。
【0080】エラー/信号断検出回路71,73は、主
信号S1のエラー及び断状態を検出し、この検出時に他
の系に切り替えるための信号を補助信号処理ユニット6
5へ出力する。送信断検出回路72,74は、送信信号
レベルの断状態を検出し、この検出時に他の系に切り替
えるための信号を補助信号処理ユニット65へ出力す
る。
【0081】1系のエラー/信号断検出回路71及び送
信断検出回路72から出力される他の系に切り替えるた
めの信号を1系切替要因信号S12、2系のエラー/信
号断検出回路73及び送信断検出回路74から出力され
る他の系に切り替えるための信号を2系切替要因信号S
13とする。
【0082】送端切替ユニット63は、送信機ユニット
68,70から出力される主信号S1″の何れかを、補
助信号処理ユニット65から出力される送端切替命令信
号S14に応じて選択する切替部75を有している。ま
た切替スイッチ64のモード状態に応じて1系強制切替
信号S15又は2系強制切替信号S16を補助信号処理
ユニット65へ出力する機能を有する。
【0083】切替スイッチ64は、操作者が強制的に切
替えを行うものであり、切替部75が1系に切り替わる
ように指示する1系モード、2系に切り替わるように指
示する2系モード、故障等に応じて1系又は2系に切り
替わるように指示する自動モードの3つのモードがあ
る。
【0084】補助信号処理ユニット65の構成要素は、
第1実施例で説明した受信側の補助信号処理ユニット2
5と同じであるが、双方を区別するために、回線切替制
御回路に符号76、機器監視制御回路に符号77、DS
C回路に符号78を付した。
【0085】このような構成の第2実施例システムにお
いて、通常、送受信側の切替スイッチ64及び24は、
双方とも自動モードとなっている。回線切替制御回路7
6又は36の活線挿抜を行う場合、即ち補助信号処理ユ
ニット65又は25の活線挿抜を行う場合、切替スイッ
チ64及び24をユニット65又は25を抜く時点で切
り替わっている系(例えば1系)に強制的に切り替え
る。
【0086】この後、ユニット65又は25の交換を済
ませ、切替スイッチ64及び24を自動モードに戻す。
この時点で、回線切替制御回路76,36から出力され
る切替命令信号S14,S4は、ユニット65又は25
挿入時に強制切替中となっていた系(例えば1系)を選
択する命令となっているため、過剰な切替は発生しな
い。また、前述の第1実施例で説明したように、強制切
替中に、他系に切り替える切替要因が発生しても、マス
クされているため、切替理論が変化することはない。
【0087】以上説明した第2実施例においても第1実
施例同様の効果を得ることができる。次に、本発明の第
3実施例を図9を参照して説明する。図9はツイン・パ
ス方式による無線回線切替制御方式を説明するための無
線回線システムのブロック構成図である。但し、図9に
おいて図2に示した第1実施例の各部に対応する部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0088】図9に示す第3実施例の特徴は、回線切替
制御回路80と同構成の主信号回線切替制御回路81を
受端主信号部20に設け、回線切替制御回路80の交換
時、即ち補助信号処理ユニット25の交換時に、回線切
替制御回路80の代わりに主信号回線切替制御回路81
からの切替命令信号S21を切替命令選択回路82で選
択して切替部35の切替制御を行うようにしたことにあ
る。
【0089】また図9に示す切替スイッチ83は、切替
命令選択回路82に対して、主信号回線切替制御回路8
1から出力される切替命令信号S21を選択するように
指示する主信号モードと、回線切替制御回路80から出
力される切替命令信号S20を選択するよに指示する回
線切替モードとを有する。
【0090】回線切替制御回路80、主信号回線切替制
御回路81、切替命令選択回路82、及び切替スイッチ
83の接続構成を図10を参照して説明する。但し、図
10において図9に示した各部に対応する部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。
【0091】図10に示すように、回線切替制御回路8
0と主信号回線切替制御回路81とは同一構成なので、
主信号回線切替制御回路81においては回線切替制御回
路80の構成要素に付した符号に′を付してその区別を
つけた。
【0092】回線切替制御回路80において、破線枠9
1は1系切替応答状態検出回路であり、DFF93,9
4,95とアンド回路96とから構成されている。破線
枠92は2系切替応答状態検出回路であり、DFF9
7,98,99とアンド回路100とから構成されてい
る。
【0093】アンド回路101はインバータ102との
組み合わせにより、1系切替要因信号S2のマスク回路
を構成するものであり、アンド回路103はインバータ
104との組み合わせにより、2系切替要因信号S3の
マスク回路を構成するものである。
【0094】セレクタ105は、切替スイッチ83から
出力される選択信号S26に応じて、アンド回路101
及び103から出力される1系及び2系切替要因、或い
はDFF95及び99から出力される切替応答検出結果
のいずれかを選択して出力するものである。
【0095】即ちセレクタ105は、選択信号S26が
「L」レベルの際に入力端A1,A2に供給されるアン
ド回路101,103の出力レベルを選択し、「H」レ
ベルの際に入力端B1,B2に供給されるDFF99,
95の出力レベルを選択する。これら選択されたレベル
はセレクタ105の出力端Y1,Y2から反転されて出
力される。
【0096】2入力ナンド回路106及び3入力ナンド
回路107は、双方でSRラッチ回路を構成しており、
セレクタ105の出力端Y1,Y2の出力レベルに応じ
たレベルを保持し、この保持結果をナンド回路106か
ら出力する。
【0097】DFF108はナンド回路106の出力レ
ベルを保持し、この保持結果に応じたレベルの切替命令
信号S20を出力する。次に、主信号回線切替制御回路
81において、セレクタ105′は切替スイッチ83か
ら出力される選択信号S25に応じた選択を行い、また
最終段のDFF108′は切替命令信号S21を出力す
るようになっている。
【0098】切替スイッチ83は、スイッチ110と、
2入力ナンド回路111,112とから構成されてお
り、スイッチ110を実線側aにするとナンド回路11
1の一入力端に0Vによる「L」レベルが供給され、ナ
ンド回路112の一入力端に抵抗Rを介した+5Vの電
圧による「H」レベルが供給される。一方、破線側bに
するとナンド回路111の一入力端に+5Vの電圧によ
る「H」レベルが供給され、ナンド回路112の一入力
端に0Vによる「L」レベルが供給される。
【0099】スイッチ110をa側にたおすことは、回
線切替制御回路80から出力される切替命令信号S20
を選択する主信号モードにすることであり、b側では主
信号回線切替制御回路81から出力される切替命令信号
S21を選択する回線切替モードにすることである。
【0100】スイッチ110をa側にするとナンド回路
111から出力される選択信号S25が「H」、ナンド
回路112から出力される選択信号S26が「L」とな
る。b側にするとその逆のレベルとなる。
【0101】切替命令選択回路82は、セレクタ115
を有して構成され、選択信号S25に応じて切替命令信
号S20又はS21を選択し、切替命令信号S24とし
て出力する。
【0102】このような構成において、切替スイッチ8
3が回線切替モードとなっているとする。即ち図10の
スイッチ110がb側となっている。また、受端切替ユ
ニット23の切替部35が2系を選択しており、1系及
び2系切替要因は発生してないものとする。
【0103】この場合、選択信号S25が「H」、S2
6が「L」となっており、また1系及び2系切替要因信
号S2,S3が「L」、1系切替応答信号S22が
「L」、2系切替応答信号S23が「H」となってい
る。
【0104】選択信号S25が「H」なので、セレクタ
115は入力端Bに供給される切替命令信号S20を選
択し、この系列のセレクタ105においては、選択信号
S26が「L」なので、入力端A1,A2に供給される
アンド回路101,103を選択するようになってい
る。
【0105】現時点では、1系及び2系切替要因信号S
2,S3共に「L」なので、セレクタ105の出力レベ
ルはその反転レベルの「H」となり、この「H」が供給
されたナンド回路106の出力レベルは「H」となる。
この「H」がDFF108に保持され、切替命令信号S
20が「H」となって、セレクタ115で選択され、こ
の結果得られる切替命令信号S24が2系を選択するた
めの「H」となる。
【0106】ここで、2系に切替要因が発生し、2系切
替要因信号S3が「H」となったとすると、アンド回路
103の出力レベルが「H」、これを選択したセレクタ
105の出力端Y2の出力レベルが「L」となり、これ
によってナンド回路107の出力レベルが「H」、この
「H」によってナンド回路106の出力レベルが「L」
となる。この「L」がDFF108に保持されると、切
替命令信号S20が「L」となり、この「L」をセレク
タ115が選択することによって、切替命令信号S24
が1系を選択するための「L」となる。つまり2系に異
常が発生したので1系に切替えが行われることになる。
【0107】次に、補助信号処理ユニット25を交換す
る場合に、切替スイッチ83を主信号モードに切り替え
た場合の動作を説明する。但し、ユニット25を交換す
る前は、切替命令信号S24が「H」で2系が選択され
ていたものとし、切替要因は発生してないものとする。
【0108】ユニット25を交換する前に切替スイッチ
83を主信号モード、即ちb側にすると、選択信号S2
5が「L」、S26が「H」となる。これによって、セ
レクタ115が入力端Aに供給された入力レベルを選択
することになる。この系列のセレクタ105′は、選択
信号S25の「L」に応じて入力端A1,A2に供給さ
れたレベルを選択する。即ち、アンド回路101′、1
03′の出力レベルを選択することになる。これは、ユ
ニット交換前に回線切替制御回路80が行っていた動作
と同様である。従って、ユニット交換時にも交換前と同
様に回線切替制御を行うことができる。
【0109】この後、ユニット25の交換が完了する
と、選択信号S26は「H」なので、セレクタ105は
入力端B1,B2の供給レベルを選択することになる。
即ち、DFF99,95の出力レベルを選択する。
【0110】この時点では2系が選択されていることか
ら、2系切替応答信号S23が「H」なので、DFF9
9からその検出結果の「H」が出力され、また1系切替
応答信号S23が「L」なので、DFF95からその検
出結果の「L」が出力され、それら検出結果がセレクタ
105で選択され、各出力端Y1,Y2から反転されて
出力される。
【0111】即ち出力端Y1,Y2の出力レベルは
「L」,「H」となって、これがナンド回路106,1
07に供給されると、ナンド回路106の出力レベルが
「H」となる。この「H」がDFF108に保持される
と、DFF108から出力される切替命令信号S20が
「H」となる。
【0112】つまり、ユニット25を挿入しても回線切
替制御回路80の切替命令信号S20は挿入前と同様な
系を選択するレベルとなる。従って、ユニット交換終了
後、切替スイッチ83を回線切替モードに切り替えて
も、途中異常が発生してなければ交換前と同様な系を選
択する。また交換時に異常が発生していれば、交換後
に、主信号回線切替制御回路81の制御により選択され
ていた系と同様な系を選択するようなレベルに回線切替
制御回路80の切替命令信号S20がなるので、無駄な
切替えは生じないことになる。
【0113】次に、本発明の第4実施例を図11を参照
して説明する。図11はホット・スタンバイ方式による
無線回線切替制御方式を説明するための無線回線システ
ムのブロック構成図である。但し、図11において図9
に示した第3実施例の各部に対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。
【0114】図11において、受信側は図9に示した第
3実施例と同構成である。送信側において、符号160
は送端主信号部である。この送端主信号部160は、1
系送信部161と、2系送信部162と、送端切替ユニ
ット163と、切替スイッチ183とを有して構成され
ており、また補助信号処理ユニット165が接続されて
いる。
【0115】1系送信部161は、図示せぬ前段回路か
ら送られてくる主信号S1を中間周波数信号で変調する
変調器ユニット167と、その変調信号のキャリアを無
線周波数に変換して出力する送信機ユニット168とか
ら構成されている。
【0116】2系受信部162も同様に変調器ユニット
169と送信機ユニット170とから構成されており、
各変調器ユニット167,169はエラー/信号断検出
回路171,173を有し、各送信機ユニット168,
170は送信断検出回路172,174を有している。
【0117】エラー/信号断検出回路171,173
は、主信号S1のエラー及び断状態を検出し、この検出
時に他の系に切り替えるための信号を補助信号処理ユニ
ット165へ出力する。送信断検出回路172,174
は、送信信号レベルの断状態を検出し、この検出時に他
の系に切り替えるための信号を補助信号処理ユニット1
65へ出力する。
【0118】1系のエラー/信号断検出回路171及び
送信断検出回路172から出力される他の系に切り替え
るための信号を1系切替要因信号S12、2系のエラー
/信号断検出回路173及び送信断検出回路174から
出力される他の系に切り替えるための信号を2系切替要
因信号S13とする。
【0119】また、回線切替制御回路180、主信号回
線切替制御回路181、切替命令選択回路182、及び
切替スイッチ183は、図9を参照した第3実施例で詳
細に説明した回線切替制御回路80、主信号回線切替制
御回路81、切替命令選択回路82、及び切替スイッチ
83と同等のものである。
【0120】このような構成の送信側回路においても第
3実施例で説明したように受信側回路と同様な動作を受
信側回路に同期して行うので、第3実施例同様の効果を
得ることができる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回線切替制御部交換時及び主信号スイッチ強制切替解除
時に、過剰な切替を抑えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例のツイン・パス方式による
無線回線切替制御方式を説明するための無線回線システ
ムのブロック構成図である。
【図3】第1及び第2実施例に適用される回線切替制御
回路の構成を示す図である。
【図4】図3に示す回線切替制御回路の第1の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図5】図3に示す回線切替制御回路の第2の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図6】図3に示す回線切替制御回路の第3の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図7】図3に示す回線切替制御回路の第4の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図8】本発明の第2実施例のホット・スタンバイ方式
による無線回線切替制御方式を説明するための無線回線
システムのブロック構成図である。
【図9】本発明の第3実施例のツイン・パス方式による
無線回線切替制御方式を説明するための無線回線システ
ムのブロック構成図である。
【図10】第3及び第4実施例に適用される主信号回線
切替制御回路及び回線切替制御回路の構成を示す図であ
る。
【図11】本発明の第4実施例のホット・スタンバイ方
式による無線回線切替制御方式を説明するための無線回
線システムのブロック構成図である。
【符号の説明】
12 1系送信手段 13 2系送信手段 21 1系受信手段 22 2系受信手段 23 受端切替手段 24 切替スイッチ 36 回線切替制御手段 S1,S1′ 主信号 S2 1系切替要因信号 S3 2系切替要因信号 S4 切替命令信号 S5 1系強制切替信号 S6 2系強制切替信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一主信号(S1)を互いに異なる周波数(f
    1,f2) のキャリアで変調して送信する1系及び2系送信
    手段(12,13) と、 該1系及び2系送信手段(12,13) から送られてくる互い
    にキャリア周波数(f1,f2) の異なる変調信号を復調して
    主信号(S1a,S1b) を得ると共に、受信レベル及び該復調
    信号の異常を検出し、この検出時に1系及び2系切替要
    因信号(S2,S3)を出力する1系及び2系受信手段(21,22)
    と、 1系及び2系モードと自動モードとを有する切替スイッ
    チ(24)と、 該1系及び2系受信手段(21,22) から出力される双方の
    主信号(S1a,S1b) の何れかを、該切替スイッチ(24)で設
    定された1系又は2系モードに応じて選択すると共に、
    該切替スイッチ(24)が自動モードとなっている際に入力
    される切替命令信号(S4)に応じて選択し、また該切替ス
    イッチ(24)が1系又は2系モードとなっている場合に1
    系及び2系強制切替信号(S5,S6) を出力する受端切替手
    段(23)と、 該1系又は2系強制切替信号(S5,S6) を検出した場合
    に、この検出信号の系の選択指示を行う切替命令信号(S
    4)を出力すると共に、該検出信号の系の切替要因信号(S
    2 又はS3) が該切替命令信号(S4)に影響を及ぼさないよ
    うにマスクする回線切替制御手段(36)とを具備したこと
    を特徴とする無線回線切替制御方式。
  2. 【請求項2】 同一主信号(S1)を互いに同じ周波数のキ
    ャリアで変調すると共に、該主信号(S1)及び送信レベル
    の異常を検出し、この検出時に送信側1系及び2系切替
    要因信号(S12,S13) を出力する1系及び2系送信手段(6
    1,62) と、 1系及び2系モードと自動モードとを有する送信側切替
    スイッチ(64)と、 該1系及び2系送信手段(61,62) から出力される双方の
    変調信号の何れかを、該送信側切替スイッチ(64)で設定
    された1系又は2系モードに応じて選択すると共に、該
    送信側切替スイッチ(64)が自動モードとなっている際に
    入力される送信側切替命令信号(S14) に応じて選択し、
    また該送信側切替スイッチ(64)が1系又は2系モードと
    なっている場合に送信側1系及び2系強制切替信号(S1
    5,S16) を出力する送端切替手段(63)と、 該送信側1系及び2系強制切替信号(S15,S16) を検出し
    た場合に、この検出信号の系の選択指示を行う送信側切
    替命令信号(S14) を出力すると共に、該検出信号の系の
    送信側切替要因信号(S12又はS13)が該切替命令信号(S4)
    に影響を及ぼさないようにマスクする送信側回線切替制
    御手段(76)とを具備した送信回路と、 前記送信回路から送られてくる変調信号を復調して主信
    号を得ると共に、受信レベル及び該復調信号の異常を検
    出し、この検出時に1系及び2系切替要因信号(S2,S3)
    を出力する1系及び2系受信手段(21,22) と、 1系及び2系モードと自動モードとを有する受信側切替
    スイッチ(24)と、 該1系及び2系受信手段(21,22) から出力される双方の
    主信号の何れかを、該受信側切替スイッチ(24)で設定さ
    れた1系又は2系モードに応じて選択すると共に、該受
    信側切替スイッチ(24)が自動モードとなっている際に入
    力される受信側切替命令信号(S4)に応じて選択し、また
    該受信側切替スイッチ(24)が1系又は2系モードとなっ
    ている場合に受信側1系及び2系強制切替信号(S5,S6)
    を出力する受端切替手段(23)と、 該受信側1系又は2系強制切替信号(S5,S6) を検出した
    場合に、この検出信号の系の選択指示を行う受信側切替
    命令信号(S4)を出力すると共に、該検出信号の系の受信
    側切替要因信号(S2 又はS3) が該受信側切替命令信号(S
    4)に影響を及ぼさないようにマスクする受信側回線切替
    制御手段(36)とを具備した受信回路とを有したことを特
    徴とする無線回線切替制御方式。
  3. 【請求項3】 前記受信側の回線切替制御手段(36)を、 前記1系又は2系強制切替信号(S5,S6) を検出した際に
    検出信号を出力する1系及び2系強制切替状態検出手段
    (57,58) と、 該1系及び2系強制切替状態検出手段(57,58) から出力
    される検出信号を保持し、この保持された検出信号の示
    す系を選択する切替命令信号(S4)を出力する保持手段(4
    6)と、 該1系及び2系強制切替状態検出手段(57,58) で該1系
    又は2系強制切替信号(S5,S6) を検出した際に、この検
    出信号の示す系の切替要因信号(S2 又はS3) が該切替命
    令信号(S4)に影響を及ぼさないようにマスクするマスク
    手段(49,50) とから構成したことを特徴とする請求項1
    又は2記載の無線回線切替制御方式。
  4. 【請求項4】 前記送信側回線切替制御手段(60)を、 前記送信側1系又は2系強制切替信号(S15,S16) を検出
    した際に検出信号を出力する1系及び2系強制切替状態
    検出手段と、 該1系及び2系強制切替状態検出手段(57,58) から出力
    される検出信号を保持し、この保持された検出信号の示
    す系を選択する送信側切替命令信号(S14) を出力する保
    持手段と、 該1系及び2系強制切替状態検出手段(57,58) で該送信
    側1系又は2系強制切替信号(S15,S16) を検出した際
    に、この検出信号の示す系の送信側切替要因信号(S12又
    はS13)が該送信側切替命令信号(S14) に影響を及ぼさな
    いようにマスクするマスク手段とから構成したことを特
    徴とする請求項2記載の無線回線切替制御方式。
  5. 【請求項5】 同一主信号(S1)を互いに異なる周波数(f
    1,f2) のキャリアで変調して送信する1系及び2系送信
    手段(12,13) と、 該1系及び2系送信手段(12,13) から送られてくる互い
    にキャリア周波数(f1,f2) の異なる変調信号を復調して
    主信号(S1a,S1b) を得ると共に、受信レベル及び該復調
    信号の異常を検出し、この検出時に1系及び2系切替要
    因信号(S2,S3)を出力する1系及び2系受信手段(21,22)
    と、 主信号モードと回線切替モードとを有する切替スイッチ
    (82)と、 該1系及び2系受信手段(21,22) から出力される双方の
    主信号(S1a,S1b) の何れかを主信号切替命令信号(S24)
    に応じて選択すると共に、その選択されている系に対応
    する1系及び2系切替応答信号(S22,S23) を出力し、ま
    た、該回線切替モード時に第1切替応答信号(S20) を該
    主信号切替命令信号(S24) として選択し、該主信号モー
    ド時に第2切替応答信号(S21) を該主信号切替命令信号
    (S24) として選択する切替命令選択手段(82)が設けられ
    た受端切替手段(23)と、 該回線切替モード時に該1系及び2系切替要因信号(S2,
    S3) に応じて系選択指示を行う該第1切替応答信号(S2
    0) を出力し、該主信号モード時に該1系及び2系切替
    応答信号(S22,S23) に応じて系選択指示を行う該第1切
    替応答信号(S20)を出力する回線切替制御手段(80)と、 該回線切替モード時に該1系及び2系切替応答信号(S2
    2,S23) に応じて系選択指示を行う該第2切替応答信号
    (S21) を出力し、該主信号モード時に該1系及び2系切
    替要因信号(S2,S3) に応じて系選択指示を行う該第2切
    替応答信号(S21)を出力する主信号回線切替制御手段(8
    1)とを具備したことを特徴とする無線回線切替制御方
    式。
  6. 【請求項6】 同一主信号(S1)を互いに同じ周波数のキ
    ャリアで変調すると共に、該主信号(S1)及び送信レベル
    の異常を検出し、この検出時に送信側1系及び2系切替
    要因信号(S12,S13) を出力する1系及び2系送信手段(1
    61,162) と、 主信号モードと回線切替モードとを有する送信側切替ス
    イッチ(182) と、 該1系及び2系送信手段(161,162) から出力される双方
    の変調信号の何れかを主信号切替命令信号(S44) に応じ
    て選択すると共に、その選択されている系に対応する1
    系及び2系切替応答信号(S42,S43) を出力し、また、該
    回線切替モード時に第1切替命令信号(S40) を該主信号
    切替命令信号(S44) として選択し、該主信号モード時に
    第2切替命令信号(S41) を該主信号切替命令信号(S44)
    として選択する切替命令選択手段(182) が設けられた送
    端切替手段(163) と、 該回線切替モード時に該送信側1系及び2系切替要因信
    号(S12,S13) に応じて系選択指示を行う該第1切替命令
    信号(S40) を出力し、該主信号モード時に該1系及び2
    系切替応答信号(S42,S43) に応じて系選択指示を行う該
    第1切替命令信号(S40) を出力する送信側回線切替制御
    手段(180) と、 該回線切替モード時に該1系及び2系切替応答信号(S4
    2,S43) に応じて系選択指示を行う該第2切替命令信号
    (S41) を出力し、該主信号モード時に該1系及び2系切
    替要因信号(S12,S13) に応じて系選択指示を行う該第2
    切替命令信号(S41) を出力する送信側主信号回線切替制
    御手段(181) とを具備した送信回路と、 前記送信回路から送られてくる変調信号を復調して主信
    号を得ると共に、受信レベル及び該復調信号の異常を検
    出し、この検出時に1系及び2系切替要因信号(S2,S3)
    を出力する1系及び2系受信手段(21,22) と、 主信号モードと回線切替モードとを有する切替スイッチ
    (82)と、 該1系及び2系受信手段(21,22) から出力される双方の
    主信号(S1a,S1b) の何れかを主信号切替命令信号(S24)
    に応じて選択すると共に、その選択されている系に対応
    する1系及び2系切替応答信号(S22,S23) を出力し、ま
    た、該回線切替モード時に第1切替応答信号(S20) を該
    主信号切替命令信号(S24) として選択し、該主信号モー
    ド時に第2切替応答信号(S21) を該主信号切替命令信号
    (S24) として選択する切替命令選択手段(82)が設けられ
    た受端切替手段(23)と、 該回線切替モード時に該1系及び2系切替要因信号(S2,
    S3) に応じて系選択指示を行う該第1切替応答信号(S2
    0) を出力し、該主信号モード時に該1系及び2系切替
    応答信号(S22,S23) に応じて系選択指示を行う該第1切
    替応答信号(S20)を出力する回線切替制御手段(80)と、 該回線切替モード時に該1系及び2系切替応答信号(S2
    2,S23) に応じて系選択指示を行う該第2切替応答信号
    (S21) を出力し、該主信号モード時に該1系及び2系切
    替要因信号(S2,S3) に応じて系選択指示を行う該第2切
    替応答信号(S21)を出力する主信号回線切替制御手段(8
    1)とを具備した受信回路とを有したことを特徴とする無
    線回線切替制御方式。
  7. 【請求項7】 前記受信側の回線切替制御手段(80)を、 前記該1系及び2系切替応答信号(S22,S23) を検出した
    際に検出信号を出力する1系及び2系切替応答状態検出
    手段(91,92) と、 前記回線切替モード時に該1系及び2系切替応答状態検
    出手段(91,92) から出力される検出信号を選択し、前記
    主信号モード時に前記1系及び2系切替要因信号(S2,S
    3) を選択する選択手段(105) と、 該選択手段(105) で選択された信号が指示する系を前記
    第1切替命令信号(S20) が示すように信号保持を行う保
    持手段(108) とから構成し、 前記主信号回線切替制御手段(81)を、 前記該1系及び2系切替応答信号(S22,S23) を検出した
    際に検出信号を出力する1系及び2系切替応答状態検出
    手段(91 ′,92 ′) と、 前記主信号モード時に該1系及び2系切替応答状態検出
    手段(91 ′,92 ′) から出力される検出信号を選択し、
    前記回線切替モード時に前記1系及び2系切替要因信号
    (S2,S3) を選択する選択手段(105′) と、 該選択手段(105′) で選択された信号が指示する系を前
    記第2切替命令信号(S21) が示すように信号保持を行う
    保持手段(108′) とから構成したことを特徴とする請求
    項5又は6記載の無線回線切替制御方式。
  8. 【請求項8】 前記送信側の回線切替制御手段(180)
    を、 前記該1系及び2系切替応答信号(S42,S43) を検出した
    際に検出信号を出力する1系及び2系切替応答状態検出
    手段と、 前記回線切替モード時に該1系及び2系切替応答状態検
    出手段から出力される検出信号を選択し、前記主信号モ
    ード時に前記1系及び2系切替要因信号(S12,S13) を選
    択する選択手段と、 該選択手段で選択された信号が指示する系を前記第1切
    替命令信号(S40) が示すように信号保持を行う保持手段
    とから構成し、 前記主信号回線切替制御手段(181) を、 前記該1系及び2系切替応答信号(S42,S43) を検出した
    際に検出信号を出力する1系及び2系切替応答状態検出
    手段と、 前記主信号モード時に該1系及び2系切替応答状態検出
    手段から出力される検出信号を選択し、前記回線切替モ
    ード時に前記1系及び2系切替要因信号(S12,S13) を選
    択する選択手段と、 該選択手段で選択された信号が指示する系を前記第2切
    替命令信号(S41) が示すように信号保持を行う保持手段
    とから構成したことを特徴とする請求項6記載の無線回
    線切替制御方式。
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