JP3229993B2 - フレームパルス切替回路 - Google Patents
フレームパルス切替回路Info
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
けるフレームパルス切替回路に関する。
用いた同期網用ディジタル無線装置のシステム構成を示
し、図4に従来のフレームパルス切替回路の構成を示
し、図5に従来のフレームパルス切替回路の動作を説明
するためのタイミングチャートを示す。以下、図3〜図
5を参照して従来例について説明する。
は、#1〜#nのn本のディジタル信号を伝送する現用
回線に対して、1本の予備回線を持つ(n+1)構成で
無線伝送するものである。同期網用ディジタル無線装置
は送信部と受信部から成る。送信部はフレームパルス切
替回路200と、送信切替回路201と、予備が1台
で、現用がn台の計(n+1)台のSTM−1フレーム
生成回路202と、予備が1台で、現用がn台の計(n
+1)台の送信回路203とを有する。受信部は予備が
1台で、現用がn台の計(n+1)台の受信回路204
と、予備が1台で、現用がn台の計(n+1)台のフレ
ーム同期回路205と、予備と現用とを切り替えるため
のn台の受信切替回路206とを有する。
kHzのクロック成分を含むバイポーラ信号形態でフレ
ームパルス切替回路200に入力される。フレームパル
ス切替回路200は、クロック周波数が2048kHz
の同期クロックを抽出し、STM−1(synchronous tr
ansport module-level 1)のフレーム生成処理の基本周
期となるフレーム周波数8kHzのフレームパルスを生
成する。
1本を選択する。STM−1フレーム生成回路202の
各々は、入力されたディジタル信号に対して、フレーム
パルス切替回路200からのフレーム周波数8kHzの
フレームパルスを基準にSTM−1フレーム生成処理を
行う。送信回路203の各々は、ディジタル信号を変調
し、周波数変換を行い送信する。
は、受信した信号を周波数変換し、復調する。フレーム
同期回路205の各々は、STM−1フレームの同期を
確立し、SOH(section overhead)の処理を行う。受
信切替回路206の各々は、予備回線と現用回線とを切
り替える。
切替回路200´は、0系および1系の抽出回路301
と、0系および1系のフレーム周期生成回路302と、
切替回路303とから構成されている。
ラ信号からクロック周波数2048kHzの同期クロッ
クを抽出する。フレーム周期生成回路302は、同期ク
ロックを基にSTM−1フレーム生成処理の基本周期と
なるフレーム周波数8kHzのフレームパルスを生成す
る。抽出回路301とフレーム周期生成回路302とを
前述したように0系および1系の2系統の冗長構成とし
ている。切替回路303は2系統の同期クロックとフレ
ーム周波数8kHzのフレームパルスとを切り替える。
周波数8kHzのフレームパルスとクロック周波数20
48kHzの同期クロックとが256倍の関係であるた
め、同期式2進カウンタにより256分周カウンタで構
成できる。0系と1系のフレーム周期生成回路302
は、それぞれ、256分周カウンタでそれぞれ自走する
(自己のフレームパルスで初期化を行う)構成であるた
め、カウンタ値が一致しない場合がある。つまり、0系
と1系ではSTM−1フレーム生成処理の基本周期とな
るフレーム周波数8kHzのフレームパルスのフレーム
位相が異なる場合がある。
ム周波数8kHzのフレームパルスを基準にSTM−1
フレーム生成処理が行われていた時に、0系に障害(例
えば同期クロック抽出特性劣化によるレベル低下や素子
の遅延特性劣化によるカウンタ誤動作)が発生し、切替
回路303が1系に切り替えを行う場合、フレーム位相
の異なるフレーム周波数8kHzのフレームパルスに切
り替えられる。このため、フレーム周波数8kHzのフ
レームパルスが不連続(部分的に8kHzの周期でなく
なる)となり、図3のSTM−1フレーム生成回路20
2ではSTM−1フレーム生成も不連続になる。このた
め、STM−1フレームの不連続発生から、フレーム同
期回路205のSTM−1フレーム同期判定により再び
同期を確立するまで、ディジタル信号が誤りとなる。
て、例えば特開平2−8938号公報(以下、先行技術
1と呼ぶ)には、他系の出力内容と自系の出力内容の照
合手段と監視制御信号入力時における初期化手段とを設
けることで、系切替時の各系の有しているフェールセー
フ性を維持し、処理の連続性を維持する「二重系処理装
置」が開示されている。
下、先行技術2と呼ぶ)には、直接系がダウンとならな
い通信制御装置(FNP)に障害が発生した場合、ある
一定以上の回線数が縮退したとき系切替え、通信制御装
置の初期化、および外部端末との再接続を行うことで、
システムの正常運転を継続可能にする「ホットスタンバ
イシステムでの回線系障害処理方式」が開示されてい
る。
ムパルス切替回路では、STM−1フレーム生成処理の
基本周期となるフレーム周波数8kHzのフレームパル
スを、冗長系の逆系に切り替えた場合にディジタル信号
が誤りとなる欠点がある。
れたもので、その目的は、冗長系の逆系に切り替えた場
合に生じるディジタル信号の誤りを防ぐことができるフ
レームパルス切替回路を提供することにある。
処理部と予備系の演算処理部との切替えに関する技術で
あって、本発明のようにフレーム位相を一致させてフレ
ームパルスの切替えを行う技術とは全く異なる技術思想
である。
用系の中央処理装置と予備系の中央処理装置との切替え
に関する技術であって、本発明のようにフレーム位相を
一致させてフレームパルスの切替えを行う技術とは全く
異なる技術思想である。
れば、同期網用デジタル装置において使用されるフレー
ムパルス切替回路であって、網から同期クロックを抽出
するクロック抽出回路と、前記同期クロックを入力とし
所定のクロック値を計数することで現用系のフレームパ
ルスを生成するカウンタから構成される第1のフレーム
周期生成回路と、前記同期クロックを入力とし所定のク
ロック値を計数することで予備系のフレームパルスを生
成するカウンタから構成される第2のフレーム周期生成
回路と、前記第1のフレーム周期生成回路と前記第2の
フレーム周期生成回路の出力のうち何れか一方を選択出
力する切替回路とを備えたフレームパルス切替回路にお
いて、前記第1のフレーム周期生成回路の出力により前
記第2のフレーム周期生成回路のカウント動作をリセッ
トする手段を備え、前記現用系と予備系のフレームパル
スのフレーム位相を同一にできることを特徴とするフレ
ームパルス切替回路を得ることができる。
ジタル装置において使用されるフレームパルス切替回路
であって、網から同期クロックを抽出するクロック抽出
回路と、前記同期クロックを入力とし所定のクロック値
を計数することで現用系のフレームパルスを生成するカ
ウンタから構成される第1のフレーム周期生成回路と、
前記同期クロックを入力とし所定のクロック値を計数す
ることで予備系のフレームパルスを生成するカウンタか
ら構成される第2のフレーム周期生成回路と、前記第1
のフレーム周期生成回路と前記第2のフレーム周期生成
回路の出力のうち何れか一方を選択出力する切替回路と
を備えたフレームパルス切替回路において、前記第1の
フレーム周期生成回路の出力を第1の入力とし前記第2
のフレーム周期生成回路の出力を第2の入力とする第1
の論理和回路と、前記第2の入力を前記第1の論理和回
路に接続制御する第1のスイッチと、前記第2のフレー
ム周期生成回路の出力を第3の入力とし前記第1のフレ
ーム周期生成回路の出力を第4の入力とする第2の論理
和回路と、前記第4の入力を前記第2の論理和回路に接
続制御する第2のスイッチとを備え、前記フレームパル
ス切替回路の出力が前記第1のフレーム周期生成回路の
出力を選択しているときは、前記第1のスイッチをオン
とするとともに前記第2のスイッチをオフとし、前記フ
レームパルス切替回路の出力が前記第2のフレーム周期
生成回路の出力を選択しているときは、前記第2のスイ
ッチをオンとするとともに前記第1のスイッチをオフと
することを特徴とするフレームパルス切替回路を得るこ
とができる。
2系統の相手および自己のフレームパルスで、2系統の
フレーム周期生成回路を同時に初期化することにより、
2系統のフレームパルスのフレーム位相を同一にする。
て詳細に説明する。
ルス切替回路のブロック図であり、図2は図1に示した
フレームパルス切替回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
本実施例のフレームパルス切替回路について説明する。
図1に示したフレームパルス切替回路において、図4に
示したものと同様の機能を有しかつ同一の動作をするも
のには同一の参照符号を付してある。また、図1のフレ
ームパルス切替回路は図3に示したフレームパルス切替
回路200である。
らのバイポーラ信号からクロック周波数2048kHz
の同期クロックを抽出する。フレーム周期生成回路30
2は同期クロックを基にSTM−1フレーム生成処理の
基本周期となるフレーム周波数8kHzのフレームパル
スを生成する。フレームパルス切替回路は、抽出回路3
01とフレーム周期生成回路302とを2系統の冗長構
成とし、2系統のフレーム周波数8kHzのフレームパ
ルスを切り替える切替回路303から構成される。上記
2系統を0系と1系と称する。
チ103、104が共にオンとなり、論理和回路105
により0系、1系のフレーム周波数8kHzのフレーム
パルスを論理和し、0系が1系のどちから先にパルス出
力した系のフレーム位相に従い、両系のフレームパルス
のフレーム位相が一致する。
周期生成回路302を自走させるため、スイッチ104
のみオンとなり、1系のフレーム周期生成回路302は
0系のフレーム周波数8kHzのフレームパルスと自己
のフレーム周波数8kHzのフレームパルスの論理和情
報で初期化され、0系のフレーム位相に従い、両系のフ
レームパルスのフレーム位相が一致する。
フレーム周期生成回路302を自走させるため、スイッ
チ103のみオンとなり、0系のフレーム周期生成回路
302は1系のフレーム周波数8kHzのフレームパル
スと自己のフレーム周波数8kHzのフレームパルスの
論理和情報で初期化され、1系のフレーム位相に従い、
両系のフレームパルスのフレーム位相が一致する。
フレームパルス切替回路の動作を示している。フレーム
周期生成回路302は、フレーム周波数8kHzのフレ
ームパルスとクロック周波数2048kHzの同期クロ
ックが256倍の関係であるため、同期式2進カウンタ
により256分周カウンタで構成できる。それぞれ25
6分周カウンタで構成された0系と1系のフレーム周期
生成回路302は、電源導入直後、カウンタ値が任意の
値から動作し始め、それぞれ自走する。しかし、上述し
た通り、0系が1系のどちらか先にフレーム周波数8k
Hzのフレームパルスを出力した系のフレーム位相に従
って、0系および1系のフレーム周期生成回路302は
同時に初期化される。このため、0系と1系のフレーム
周波数8kHzのフレームパルスのフレーム位相は一致
する。0系と1系のフレーム周波数8kHzのフレーム
パルスのフレーム位相が一致し、一定の保護(例えば、
mフレーム連続一致)を満たした後、スイッチ103、
104は共にオフされ、0系と1系のフレーム周期生成
回路302はそれぞれ自走する。
フレームパルスを基準にSTM−1フレーム生成処理が
STM−1フレーム生成回路202(図3)で行われて
いた時に、0系に障害が発生し、切替回路303が1系
に切替えを行ったとしよう。この場合、互いにフレーム
位相が一致したフレーム周波数8kHzのフレームパル
スに切り替えらるため、切替え後のフレーム周波数8k
Hzのフレームパルスは不連続とならない。勿論、切り
替え時に発生する論理回路の遅延によるヒゲはフリップ
フロップ等により消される。
成回路202では、STM−1フレーム生成も不連続に
ならず、フレーム同期回路205のSTM−1フレーム
同期判定で非同期とならず、ディジタル信号には誤りが
発生しない。そして、0系の障害を解消した後は、1系
を優先に制御し、0系のフレーム位相を1系に一致させ
る。また、逆の場合も同様である。
ーム周期生成回路302は、2系統の相手および自己の
フレームパルスで同時に初期化され、フレーム位相を同
一にすることにより、STM−1フレーム生成処理の基
本周期となるフレーム周波数8kHzのフレームパルス
を逆系に切り替えた場合においても、ディジタル信号が
誤ることを防ぐことができる。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
ても同様に実施可能であることはいうまでもない。
長構成のフレーム周期生成回路は、2系統の相手および
自己のフレームパルスで同時に初期化され、フレーム位
相を同一にすることにより、フレームパルスを逆系に切
り替えた場合においても、ディジタル信号が誤ることを
防ぐことができる。
路の構成を示すブロック図である。
説明するためのタイミングチャートである。
同期網用ディジタル無線装置のシステム構成を示すブロ
ック図である。
ロック図である。
説明するためのタイミングチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 同期網用デジタル装置において使用され
るフレームパルス切替回路であって、 網から同期クロックを抽出するクロック抽出回路と、前
記同期クロックを入力とし所定のクロック値を計数する
ことで現用系のフレームパルスを生成するカウンタから
構成される第1のフレーム周期生成回路と、前記同期ク
ロックを入力とし所定のクロック値を計数することで予
備系のフレームパルスを生成するカウンタから構成され
る第2のフレーム周期生成回路と、前記第1のフレーム
周期生成回路と前記第2のフレーム周期生成回路の出力
のうち何れか一方を選択出力する切替回路とを備えたフ
レームパルス切替回路において、 前記第1のフレーム周期生成回路の出力により前記第2
のフレーム周期生成回路のカウント動作をリセットする
手段を備え、前記現用系と予備系のフレームパルスのフ
レーム位相を同一にできることを 特徴とするフレームパ
ルス切替回路。 - 【請求項2】 同期網用デジタル装置において使用され
るフレームパルス切替回路であって、 網から同期クロックを抽出するクロック抽出回路と、前
記同期クロックを入力とし所定のクロック値を計数する
ことで現用系のフレームパルスを生成するカウンタから
構成される第1のフレーム周期生成回路と、前記同期ク
ロックを入力とし所定のクロック値を計数することで予
備系のフレームパルスを生成するカウンタから構成され
る第2のフレーム周期生成回路と、前記第1のフレーム
周期生成回路と前記第2のフレーム周期生成回路の出力
のうち何れか一方を選択出力する切替回路とを備えたフ
レームパルス切替回路において、 前記第1のフレーム周期生成回路の出力を第1の入力と
し前記第2のフレーム周期生成回路の出力を第2の入力
とする第1の論理和回路と、前記第2の入力を前記第1
の論理和回路に接続制御する第1のスイッチと、前記第
2のフレーム周期生成回路の出力を第3の入力とし前記
第1のフレーム周期生成回路の出力を第4の入力とする
第2の論理和回路と、前記第4の入力を前記第2の論理
和回路に接続制御する第2のスイッチとを備え、 前記フレームパルス切替回路の出力が前記第1のフレー
ム周期生成回路の出力 を選択しているときは、前記第1
のスイッチをオンとするとともに前記第2のスイッチを
オフとし、 前記フレームパルス切替回路の出力が前記第2のフレー
ム周期生成回路の出力を選択しているときは、前記第2
のスイッチをオンとするとともに前記第1のスイッチを
オフとすることを 特徴とするフレームパルス切替回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01339095A JP3229993B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | フレームパルス切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01339095A JP3229993B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | フレームパルス切替回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08204689A JPH08204689A (ja) | 1996-08-09 |
JP3229993B2 true JP3229993B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=11831788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01339095A Expired - Fee Related JP3229993B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | フレームパルス切替回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3229993B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP01339095A patent/JP3229993B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08204689A (ja) | 1996-08-09 |
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