JPH1127181A - 予備回線への切替方式 - Google Patents
予備回線への切替方式Info
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- JPH1127181A JPH1127181A JP9189247A JP18924797A JPH1127181A JP H1127181 A JPH1127181 A JP H1127181A JP 9189247 A JP9189247 A JP 9189247A JP 18924797 A JP18924797 A JP 18924797A JP H1127181 A JPH1127181 A JP H1127181A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/74—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for increasing reliability, e.g. using redundant or spare channels or apparatus
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】地上マイクロ波無線通信装置の予備回線を使用
した非優先信号の伝送方式において、現用回線の品質劣
化に伴う予備回線への切替時に非優先信号の遮断を回避
する方式の提供。 【解決手段】現用回線の信号が予備回線に入る前に予備
回線の非優先信号を分岐しこの信号を回線品質の劣化し
ている現用回線に流す。例えばREG.1が入力される
現用回線の品質が劣化した場合REG.1の信号を予備
回線に切替え予備回線の信号をREG.1が流れていた
現用回線に流すことにより、品質は多少悪くても非優先
信号を遮断せず送信し続けることが可能とされ、受信側
も同様に予備回線を用いて送信された信号をREG.1
に戻し、品質の劣化した現用回線によって送られた非優
先信号を予備回線に戻す。
した非優先信号の伝送方式において、現用回線の品質劣
化に伴う予備回線への切替時に非優先信号の遮断を回避
する方式の提供。 【解決手段】現用回線の信号が予備回線に入る前に予備
回線の非優先信号を分岐しこの信号を回線品質の劣化し
ている現用回線に流す。例えばREG.1が入力される
現用回線の品質が劣化した場合REG.1の信号を予備
回線に切替え予備回線の信号をREG.1が流れていた
現用回線に流すことにより、品質は多少悪くても非優先
信号を遮断せず送信し続けることが可能とされ、受信側
も同様に予備回線を用いて送信された信号をREG.1
に戻し、品質の劣化した現用回線によって送られた非優
先信号を予備回線に戻す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信回線の切
替方式に関し、特に、複数の現用回線の運用時にそのい
ずれかの回線の品質が劣化した際に、予備回線に切り替
える方式のディジタル無線伝送システムにおいて、通常
時には予備回線も信号伝送に用いる冗長系方式に関す
る。
替方式に関し、特に、複数の現用回線の運用時にそのい
ずれかの回線の品質が劣化した際に、予備回線に切り替
える方式のディジタル無線伝送システムにおいて、通常
時には予備回線も信号伝送に用いる冗長系方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロ波を用いた地上無線通信
装置においては、複数の現用回線と1つの予備回線をも
つ冗長構成のシステムが多く用いられている。図2は、
従来の冗長系地上マイクロ波無線通信システムの構成を
示す図である。
装置においては、複数の現用回線と1つの予備回線をも
つ冗長構成のシステムが多く用いられている。図2は、
従来の冗長系地上マイクロ波無線通信システムの構成を
示す図である。
【0003】図2を参照すると、この冗長系地上マイク
ロ波無線通信システムは、送信側にて複数の現用回線を
流れる信号(REG.1〜REG.N、「REG」はRe
gular Channelの略で現用回線の意味)を送信するN個
の送信機と、これらの現用回線に障害が生じたり無線区
間において回線品質が劣化したりした場合に、その障害
が発生した回線によって伝送されていた信号を送信する
ための予備回線(PROT、Protection Channelの
略)用の送信機と、現用回線と予備回線を接続し、その
間の切替えを行うための切替機構(4−1〜4−N、8
−0)を備えている。
ロ波無線通信システムは、送信側にて複数の現用回線を
流れる信号(REG.1〜REG.N、「REG」はRe
gular Channelの略で現用回線の意味)を送信するN個
の送信機と、これらの現用回線に障害が生じたり無線区
間において回線品質が劣化したりした場合に、その障害
が発生した回線によって伝送されていた信号を送信する
ための予備回線(PROT、Protection Channelの
略)用の送信機と、現用回線と予備回線を接続し、その
間の切替えを行うための切替機構(4−1〜4−N、8
−0)を備えている。
【0004】また、受信側では送信側と同様に現用回線
(N回線)と予備回線(一回線)にそれぞれ対応した、
(N+1)個の受信機と、現用回線と予備回線の切替機
構(5−1〜5−N)を備えている。
(N回線)と予備回線(一回線)にそれぞれ対応した、
(N+1)個の受信機と、現用回線と予備回線の切替機
構(5−1〜5−N)を備えている。
【0005】どの回線にも障害が無い平常運用時には、
例えばM番目(但し、Mは1≦M≦Nの自然数)の現用
回線を流れる信号REG.Mを例として説明すると、図
2において、送信側から入力されたREG.Mは、送信
側の回線(1−M)を通って送信機から出力され、無線
区間では(2−M)の回線により電磁波によって伝播さ
れ、受信側では(3−M)で受信機に到達して受信側の
出力として信号REG.Mが得られる。
例えばM番目(但し、Mは1≦M≦Nの自然数)の現用
回線を流れる信号REG.Mを例として説明すると、図
2において、送信側から入力されたREG.Mは、送信
側の回線(1−M)を通って送信機から出力され、無線
区間では(2−M)の回線により電磁波によって伝播さ
れ、受信側では(3−M)で受信機に到達して受信側の
出力として信号REG.Mが得られる。
【0006】このような平常運用時には、図2の、(1
−0)−(2−0)−(3−0)で示される予備回線を
用いて優先度の低い信号(PROT)を送信することが
ある。
−0)−(2−0)−(3−0)で示される予備回線を
用いて優先度の低い信号(PROT)を送信することが
ある。
【0007】この場合、非優先信号PROTは、送信側
1−0に入力され、送信機−無線区間(2−0)→受信
機(3−0)を経て受信側出力PROTとなる。
1−0に入力され、送信機−無線区間(2−0)→受信
機(3−0)を経て受信側出力PROTとなる。
【0008】上記した従来の冗長系地上マイクロ波無線
通信システムにおいて、現用回線のいずれかに障害が発
生したり、回線品質が劣化したりした場合について以下
に説明する。ここでは、一例として、M番目の現用回線
に障害もしくは品質劣化が生じたものとすると、送信側
及び受信側の切替機構が作動し、入力REG.Mの信号
は、切替スイッチ4−M及び8−0により、本来なら
ば、非優先信号が伝送されている予備回線(PROT)
へ流れる。
通信システムにおいて、現用回線のいずれかに障害が発
生したり、回線品質が劣化したりした場合について以下
に説明する。ここでは、一例として、M番目の現用回線
に障害もしくは品質劣化が生じたものとすると、送信側
及び受信側の切替機構が作動し、入力REG.Mの信号
は、切替スイッチ4−M及び8−0により、本来なら
ば、非優先信号が伝送されている予備回線(PROT)
へ流れる。
【0009】その後、REG.Mは、無線区間では、2
−0の回線によって伝送され、3−0によって受信側に
到着して、切替スイッチ5−Mの切替作用により、RE
G.Mとして出力される。
−0の回線によって伝送され、3−0によって受信側に
到着して、切替スイッチ5−Mの切替作用により、RE
G.Mとして出力される。
【0010】この時、PROTとして伝送されていた非
優先信号は、その伝送に使用されていた予備回線が優先
信号であるREG.Mによって占有されてしまうため、
回線が断となる。
優先信号は、その伝送に使用されていた予備回線が優先
信号であるREG.Mによって占有されてしまうため、
回線が断となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り、従来の
冗長系無線通信システムにおいては、いずれかの現用回
線の品質が劣化すると、現用回線を用いて伝送されてい
た信号は、予備回線を用いて伝送されるため、予備回線
を用いて伝送されていた非優先信号は遮断されてしま
う。なお、予備回線を用いて信号の伝送を行う場合に
は、回線断が生じることを承知の上で、例えば優先度の
低い信号を臨時に伝送することも多いが、たとえ臨時伝
送であっても、非優先信号が断とされることは運用上不
都合であることに変わりはない。
冗長系無線通信システムにおいては、いずれかの現用回
線の品質が劣化すると、現用回線を用いて伝送されてい
た信号は、予備回線を用いて伝送されるため、予備回線
を用いて伝送されていた非優先信号は遮断されてしま
う。なお、予備回線を用いて信号の伝送を行う場合に
は、回線断が生じることを承知の上で、例えば優先度の
低い信号を臨時に伝送することも多いが、たとえ臨時伝
送であっても、非優先信号が断とされることは運用上不
都合であることに変わりはない。
【0012】そして、従来の冗長系無線通信システムに
おいては、どの現用回線の品質が劣化した場合でも、予
備回線により伝送される非優先信号は遮断されなければ
ならなかったため、N+1構成の冗長システムにおいて
は、Nの値が大きくなればなるほど非優先信号が遮断さ
れる確率は高くなり、予備回線を臨時運用する際の問題
となっていた。
おいては、どの現用回線の品質が劣化した場合でも、予
備回線により伝送される非優先信号は遮断されなければ
ならなかったため、N+1構成の冗長システムにおいて
は、Nの値が大きくなればなるほど非優先信号が遮断さ
れる確率は高くなり、予備回線を臨時運用する際の問題
となっていた。
【0013】このように、現用回線との切替に際して、
予備回線を用いて伝送されている非優先信号が遮断され
ることを回避するシステムが望まれている。
予備回線を用いて伝送されている非優先信号が遮断され
ることを回避するシステムが望まれている。
【0014】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、且つ上記課題を達成するためになされたものであっ
て、その目的は、予備回線を利用した非優先信号の臨時
伝送時に、その回線が遮断されることなく運用可能とし
た無線通信回線の切替方式を提供することにある。
み、且つ上記課題を達成するためになされたものであっ
て、その目的は、予備回線を利用した非優先信号の臨時
伝送時に、その回線が遮断されることなく運用可能とし
た無線通信回線の切替方式を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の無線通信回線の切替方式は、一又は複数の
現用回線と、平常時には非優先信号を伝送するために使
用する一つの予備回線と、を含んで構成されるマイクロ
波を用いた地上無線通信装置において、優先信号を伝送
している複数の現用回線の内の一つの回線の品質が劣化
した際に、前記優先信号を、非優先信号を伝送している
前記予備回線を使用して伝送し、非優先信号を、回線品
質の劣化した現用回線を使用して伝送するように切り替
える手段を備え、切替前に前記予備回線を用いて伝送さ
れている非優先信号の遮断を防止する、ことを特徴とす
る。
め、本発明の無線通信回線の切替方式は、一又は複数の
現用回線と、平常時には非優先信号を伝送するために使
用する一つの予備回線と、を含んで構成されるマイクロ
波を用いた地上無線通信装置において、優先信号を伝送
している複数の現用回線の内の一つの回線の品質が劣化
した際に、前記優先信号を、非優先信号を伝送している
前記予備回線を使用して伝送し、非優先信号を、回線品
質の劣化した現用回線を使用して伝送するように切り替
える手段を備え、切替前に前記予備回線を用いて伝送さ
れている非優先信号の遮断を防止する、ことを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の無線通信回線の切替方式は、その
好ましい実施の形態において、送信側において、複数の
現用回線(N回線)を流れる信号(REG.1−RE
G.N)を送信するN個の送信機と、これらの現用回線
に障害が生じたり無線区間において回線品質が劣化した
りした場合にその障害が発生した回線によって伝送され
ていた信号を送信するための予備回線用の送信機と、現
用回線と予備回線を接続し現用回線を流れる信号を予備
回線に流すための切替えを行う第1の切替機構と、その
逆で、予備回線を流れる信号を現用回線に流すための第
2の切替機構を備え、受信側においては、送信側と同様
に、現用回線と予備回線とにそれぞれ対応した(N+
1)個の受信機と、予備回線を流れる信号を現用回線に
戻すための第3の切替機構、及び、現用回線の信号を予
備回線に戻す第4の切替機構を備えている。
に説明する。本発明の無線通信回線の切替方式は、その
好ましい実施の形態において、送信側において、複数の
現用回線(N回線)を流れる信号(REG.1−RE
G.N)を送信するN個の送信機と、これらの現用回線
に障害が生じたり無線区間において回線品質が劣化した
りした場合にその障害が発生した回線によって伝送され
ていた信号を送信するための予備回線用の送信機と、現
用回線と予備回線を接続し現用回線を流れる信号を予備
回線に流すための切替えを行う第1の切替機構と、その
逆で、予備回線を流れる信号を現用回線に流すための第
2の切替機構を備え、受信側においては、送信側と同様
に、現用回線と予備回線とにそれぞれ対応した(N+
1)個の受信機と、予備回線を流れる信号を現用回線に
戻すための第3の切替機構、及び、現用回線の信号を予
備回線に戻す第4の切替機構を備えている。
【0017】本発明の実施の形態においては、現用回線
の信号が予備回線に入る前に予備回線の非優先信号を分
岐し、この信号を回線品質の劣化している現用回線に流
すように構成したものである。例えばREG.1が入力
される現用回線の品質が劣化した場合、REG.1の信
号を予備回線に切替え、予備回線の信号をREG.1が
流れていた現用回線に流すというように、現用回線の信
号が予備回線に入る前に、予備回線の非優先信号を分岐
し、この信号を回線品質の劣化している現用回線に流す
ことにより、品質は多少悪くても非優先信号を遮断せず
送信し続けることが可能とされ、受信側も同様に、予備
回線を用いて送信された信号をREG.1に戻し、品質
の劣化した現用回線によって送られた非優先信号を予備
回線に戻す。このため、品質の良い予備回線を通って伝
送された信号がREG.1から得られ、品質の劣化した
現用回線により伝送された非優先信号をPROTの出力
から得ることができる。
の信号が予備回線に入る前に予備回線の非優先信号を分
岐し、この信号を回線品質の劣化している現用回線に流
すように構成したものである。例えばREG.1が入力
される現用回線の品質が劣化した場合、REG.1の信
号を予備回線に切替え、予備回線の信号をREG.1が
流れていた現用回線に流すというように、現用回線の信
号が予備回線に入る前に、予備回線の非優先信号を分岐
し、この信号を回線品質の劣化している現用回線に流す
ことにより、品質は多少悪くても非優先信号を遮断せず
送信し続けることが可能とされ、受信側も同様に、予備
回線を用いて送信された信号をREG.1に戻し、品質
の劣化した現用回線によって送られた非優先信号を予備
回線に戻す。このため、品質の良い予備回線を通って伝
送された信号がREG.1から得られ、品質の劣化した
現用回線により伝送された非優先信号をPROTの出力
から得ることができる。
【0018】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例を図面を参照して以下
に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図1を参照すると、本発明の一実施例におい
て、送信側において、複数の現用回線を流れる信号(R
EG.1−REG.N)を送信するN個の送信機と、こ
れらの現用回線に障害が生じたり無線区間において回線
品質が劣化したりした場合にその障害が発生した回線に
よって伝送されていた信号を送信するための予備回線用
の送信機と、現用回線と予備回線を接続し現用回線を流
れる信号を予備回線に流すための切替えを行う第1の切
替機構(4−1〜4−N、8−0)と、その逆で、予備
回線を流れる信号PROTを現用回線に流すための第2
の切替機構(6−1〜6−N)を備え、受信側において
は、送信側と同様に、現用回線(N回線)と予備回線と
にそれぞれ対応した(N+1)個の受信機と、予備回線
を流れる信号を現用回線に戻すための第3の切替機構
(5−1〜5−N)と、現用回線の信号を予備回線に戻
す第2の切替機構(4−1〜4−N、9−0)を備えて
いる。
細に説明すべく、本発明の実施例を図面を参照して以下
に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図1を参照すると、本発明の一実施例におい
て、送信側において、複数の現用回線を流れる信号(R
EG.1−REG.N)を送信するN個の送信機と、こ
れらの現用回線に障害が生じたり無線区間において回線
品質が劣化したりした場合にその障害が発生した回線に
よって伝送されていた信号を送信するための予備回線用
の送信機と、現用回線と予備回線を接続し現用回線を流
れる信号を予備回線に流すための切替えを行う第1の切
替機構(4−1〜4−N、8−0)と、その逆で、予備
回線を流れる信号PROTを現用回線に流すための第2
の切替機構(6−1〜6−N)を備え、受信側において
は、送信側と同様に、現用回線(N回線)と予備回線と
にそれぞれ対応した(N+1)個の受信機と、予備回線
を流れる信号を現用回線に戻すための第3の切替機構
(5−1〜5−N)と、現用回線の信号を予備回線に戻
す第2の切替機構(4−1〜4−N、9−0)を備えて
いる。
【0019】図1を参照して、予備回線を非優先信号の
臨時伝送に使用している時に、現用回線の品質が劣化し
た場合について説明する。ここでは、M番目(Mは1≦
M≦Nの自然数)の現用回線の品質が劣化したと想定す
る。
臨時伝送に使用している時に、現用回線の品質が劣化し
た場合について説明する。ここでは、M番目(Mは1≦
M≦Nの自然数)の現用回線の品質が劣化したと想定す
る。
【0020】本実施例では、予備回線に、REG.Mの
信号が流入する前に、切替スイッチ6−Mにより、予備
回線の非優先信号PROTを、品質が劣化しているM番
目の現用回線に待避させて、非優先信号PROTの遮断
を回避している。
信号が流入する前に、切替スイッチ6−Mにより、予備
回線の非優先信号PROTを、品質が劣化しているM番
目の現用回線に待避させて、非優先信号PROTの遮断
を回避している。
【0021】切替スイッチ6−Mで予備回線からM番目
の現用回線に待避された非優先信号PROTは、その
後、無線区間では2−Mの回線によって伝送される。こ
の時この無線区間2−Mは、伝送品質が劣化している
が、回線断にまで至っていなければ、非優先信号PRO
Tは遮断されること無く、受信側まで伝送され、3−M
で受信機に到着して、切替スイッチ7−M及び9−0に
よりREG.Mの信号が現用回線に戻される前に、本
来、非優先信号PROTが伝送されていた予備回線に戻
される。
の現用回線に待避された非優先信号PROTは、その
後、無線区間では2−Mの回線によって伝送される。こ
の時この無線区間2−Mは、伝送品質が劣化している
が、回線断にまで至っていなければ、非優先信号PRO
Tは遮断されること無く、受信側まで伝送され、3−M
で受信機に到着して、切替スイッチ7−M及び9−0に
よりREG.Mの信号が現用回線に戻される前に、本
来、非優先信号PROTが伝送されていた予備回線に戻
される。
【0022】一方、予備回線によって伝送された現用信
号REG.Mは、無線区間では2−0の回線によって受
信側まで伝送され、受信側のM番目の切替スイッチ5−
Mの作用によって、本来の、M番目の現用回線に戻され
る。
号REG.Mは、無線区間では2−0の回線によって受
信側まで伝送され、受信側のM番目の切替スイッチ5−
Mの作用によって、本来の、M番目の現用回線に戻され
る。
【0023】前述したように、従来の方式では送信側及
び受信側の切替機構4−M及び8−0により、入力RE
G.Mの信号は非優先信号が伝送されている予備回線へ
流れ、PROTとして伝送されていた非優先信号は、予
備回線が優先信号であるREG.Mによって占有されて
しまうため、回線が断となっていたが、本発明の一実施
例においては、現用回線と予備回線の切替により予備回
線を通して送られてきた非優先信号が遮断されることは
ない。
び受信側の切替機構4−M及び8−0により、入力RE
G.Mの信号は非優先信号が伝送されている予備回線へ
流れ、PROTとして伝送されていた非優先信号は、予
備回線が優先信号であるREG.Mによって占有されて
しまうため、回線が断となっていたが、本発明の一実施
例においては、現用回線と予備回線の切替により予備回
線を通して送られてきた非優先信号が遮断されることは
ない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、地上マ
イクロ波無線通信装置の予備回線を使用した非優先信号
の伝送方式において、現用回線の品質劣化に伴う予備回
線への切替時に予備回線を通して送られてきた非優先信
号の遮断を回避することができる、という効果を奏す
る。
イクロ波無線通信装置の予備回線を使用した非優先信号
の伝送方式において、現用回線の品質劣化に伴う予備回
線への切替時に予備回線を通して送られてきた非優先信
号の遮断を回避することができる、という効果を奏す
る。
【0025】その理由は、本発明においては、品質の劣
化した現用回線を用いて予備回線を用いて伝送されてき
た非優先信号を伝送する、ように切替制御するように構
成したためである。
化した現用回線を用いて予備回線を用いて伝送されてき
た非優先信号を伝送する、ように切替制御するように構
成したためである。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】N本の現用回線と1本の予備回線を持つ従来の
ディジタル信号無線伝送システムの構成を示すブロック
図である。
ディジタル信号無線伝送システムの構成を示すブロック
図である。
1−0 送信側予備回線 1−1〜1−N 送信側現用回線 2−0 予備回線 2−1〜2−N 現用回線 3−0 受信側予備回線 3−1〜3−N 受信側現用回線 4−1〜4−N 送信側における、各現用回線から予備
回線への切替スイッチ 5−1〜5−N 受信側における、予備回線から各現用
回線への切替スイッチ 6−1〜6−N 送信側で、非優先信号を現用回線へ待
避させるための切替スイッチ 7−1〜7−N 受信側で、現用回線へ待避させた非優
先信号を予備回線へ戻す切替スイッチ 8−0 送信側予備回線上における、予備回線と現用回
線の切替スイッチ 9−0 受信側予備回線上における、予備回線と現用回
線の切替スイッチ
回線への切替スイッチ 5−1〜5−N 受信側における、予備回線から各現用
回線への切替スイッチ 6−1〜6−N 送信側で、非優先信号を現用回線へ待
避させるための切替スイッチ 7−1〜7−N 受信側で、現用回線へ待避させた非優
先信号を予備回線へ戻す切替スイッチ 8−0 送信側予備回線上における、予備回線と現用回
線の切替スイッチ 9−0 受信側予備回線上における、予備回線と現用回
線の切替スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】一又は複数の現用回線と、平常時には非優
先信号を伝送するために使用する一つの予備回線と、を
含んで構成されるマイクロ波を用いた地上無線通信装置
において、 優先信号を伝送している複数の現用回線の内の一つの回
線の品質が劣化した際に、前記優先信号を、非優先信号
を伝送している前記予備回線を用いて伝送し、非優先信
号を、回線品質の劣化した現用回線を使用して伝送す
る、ように切り替える手段を備え、 前記現用回線の予備回線への切替時に前記非優先信号の
遮断を回避するようにしたことを特徴とする無線通信回
線の切替方式。 - 【請求項2】一又は複数の現用回線と、平常時には非優
先信号を伝送するために使用する一つの予備回線と、を
含んで構成されるマイクロ波を用いた地上無線通信装置
において、 送信側が、前記一又は複数の現用回線を流れる信号を送
信する一又は複数の送信機と、 前記現用回線の回線品質が劣化した際に該障害が発生し
た現用回線によって伝送されていた信号を送信するため
の予備回線用の送信機と、 前記障害が発生した前記現用回線を流れる信号を前記予
備回線に流すための切替えを行う第1の切替手段と、 前記第1の切替手段とはその逆に、前記予備回線を流れ
る信号を前記障害が発生した現用回線に待避させて流す
ための切替を行う第2の切替手段と、 を備え、 受信側が、前記送信側と対応して、前記現用回線と前記
予備回線の各信号を受信する複数の受信機と、 前記予備回線を流れる信号を前記障害が発生した現用回
線に戻すための切替を行う第3の切替手段と、 前記障害が発生した現用回線を流れる信号を前記予備回
線に戻すための切替を行う第4の切替手段と、を備え
た、ことを特徴とする無線通信回線の切替方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9189247A JPH1127181A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 予備回線への切替方式 |
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JP9189247A JPH1127181A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 予備回線への切替方式 |
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1998
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