JPH06164557A - 無線回線の回線切替方式 - Google Patents
無線回線の回線切替方式Info
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- JPH06164557A JPH06164557A JP30575192A JP30575192A JPH06164557A JP H06164557 A JPH06164557 A JP H06164557A JP 30575192 A JP30575192 A JP 30575192A JP 30575192 A JP30575192 A JP 30575192A JP H06164557 A JPH06164557 A JP H06164557A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 受端がエラーを検出した無線周波数の現用回
線から予備回線への切替を行う。 【構成】 信号S1,S2 を各変調器MOD1, MOD2で変調し、
各送信部TxRF1,TxRF2 で周波数変換し無線周波数f11,f
21で送信し、受端の各受信部RxRF1,RxRF2でIF信号に周
波数変換し復調DEM1, DEM2している複数の無線回線M11,
M21 において、送端と受端とに、別の各無線周波数f12,
f22 に変更する無線周波数の切替機能を具え、任意の信
号S1を伝送する無線回線M11の受端の復調器DEM1の後の
誤り検出・訂正部FEC1が、現用回線で訂正不可能なデー
タエラーを検出した時は、受端側の切替制御部CONTB に
対し現用回線名を通知し、切替制御部は其の現用回線名
を制御線を通し送端側の切替制御部CONTAへ送り、切替
制御部CONTAは送信部TxRF1に命令を出し送信の無線周波
数f11 を別の無線周波数f12 へ変えさせた後、受信部Rx
RF1 に対し、受信の無線周波数f11を別の無線周波数f12
へ変えさせて、同じ信号S1の伝送を継続する。
線から予備回線への切替を行う。 【構成】 信号S1,S2 を各変調器MOD1, MOD2で変調し、
各送信部TxRF1,TxRF2 で周波数変換し無線周波数f11,f
21で送信し、受端の各受信部RxRF1,RxRF2でIF信号に周
波数変換し復調DEM1, DEM2している複数の無線回線M11,
M21 において、送端と受端とに、別の各無線周波数f12,
f22 に変更する無線周波数の切替機能を具え、任意の信
号S1を伝送する無線回線M11の受端の復調器DEM1の後の
誤り検出・訂正部FEC1が、現用回線で訂正不可能なデー
タエラーを検出した時は、受端側の切替制御部CONTB に
対し現用回線名を通知し、切替制御部は其の現用回線名
を制御線を通し送端側の切替制御部CONTAへ送り、切替
制御部CONTAは送信部TxRF1に命令を出し送信の無線周波
数f11 を別の無線周波数f12 へ変えさせた後、受信部Rx
RF1 に対し、受信の無線周波数f11を別の無線周波数f12
へ変えさせて、同じ信号S1の伝送を継続する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、或る無線周波数で或る
信号を伝送する現用回線が、フェージング等で障害とな
った時に、別の正常な無線周波数で該信号を伝送する予
備回線に切り替える無線回線の回線切替方式に関する。
無線回線の回線切替方式としては、構成に必要な設備が
少なくてコストが安価であることが望まれている。
信号を伝送する現用回線が、フェージング等で障害とな
った時に、別の正常な無線周波数で該信号を伝送する予
備回線に切り替える無線回線の回線切替方式に関する。
無線回線の回線切替方式としては、構成に必要な設備が
少なくてコストが安価であることが望まれている。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来の無線回線の回線切替装置の
構成を示す。従来の回線切替装置は、例えば２つの信号
S1,S2を２つの無線周波数f1,f2で夫々送端から受端へ伝
送する２つの現用回線M1,M2のうちの、任意の一つの障
害となった現用回線M1を、別の正常な一つ無線周波数f0
の予備回線S0に回線として切替える送端スイッチTSWが
主である回線切替部ACa及び受端スイッチRSW が主であ
る回線切替部ACbと、其のスイッチTSW,RSW に回線切替
の動作をさせる制御信号Ca,Cbを生成する送端側の回線
切替制御部CONTa 及び受端側の回線切替制御部CONTb と
から構成される。この従来の回線切替装置の動作のシー
ケンスを図４の切替シーケンス図により説明すると、或
る現用回線M1の受端の復調器DEM1の後の回線切替部ACb
の誤り検出・訂正部FEC1が、該現用回線M1で、誤り訂正
可能以上のデータエラーを検出した時は、回線切替制御
部CONTb に対して其のエラーを検出した現用回線名M1を
通知する。其の受端のCONTb は、其の現用回線名M1を受
け、制御線を通し、送端側のCONTa へ現用回線M1の送端
を予備回線S0の送端と並列接続させる命令を送出する。
この送端並接命令を受けた送端側のCONTa は、回線切替
部ACaに対し前記エラー検出の現用回線M1のスイッチTSW
1を動作させる命令DRV を送出する。送端の回線切替部A
Ca は、該当スイッチTSW1を駆動しエラー検出した現用
回線M1の送端と正常動作をしている予備回線S0の送端と
を並列接続し、その後、制御部CONTaに対して該スイッ
チTSW1を動作させた旨の応答ANS を出すと共に、制御線
を通し、受端の回線切替制御部CONTb へ同じ応答ANS を
送出する。この応答ANS を受けた受端の制御部CONTb
は、切替部ACbに対し該現用回線M1の受端スイッチRSW1
を動作させる命令RSW DRV を送出し、この命令RSW DRV
を受けた制御部CONTb は、回線切替部ACb の該当スイッ
チRSW1を動作させ現用回線M1の受端を予備回線S0の受端
へ切り替える。その後、切替部ACb は、該当スイッチRS
W1を動作させた旨の返答ANS を制御部CONTb へ送出し
て、エラー検出の現用回線M1から予備回線S0への回線切
替を終了する。
構成を示す。従来の回線切替装置は、例えば２つの信号
S1,S2を２つの無線周波数f1,f2で夫々送端から受端へ伝
送する２つの現用回線M1,M2のうちの、任意の一つの障
害となった現用回線M1を、別の正常な一つ無線周波数f0
の予備回線S0に回線として切替える送端スイッチTSWが
主である回線切替部ACa及び受端スイッチRSW が主であ
る回線切替部ACbと、其のスイッチTSW,RSW に回線切替
の動作をさせる制御信号Ca,Cbを生成する送端側の回線
切替制御部CONTa 及び受端側の回線切替制御部CONTb と
から構成される。この従来の回線切替装置の動作のシー
ケンスを図４の切替シーケンス図により説明すると、或
る現用回線M1の受端の復調器DEM1の後の回線切替部ACb
の誤り検出・訂正部FEC1が、該現用回線M1で、誤り訂正
可能以上のデータエラーを検出した時は、回線切替制御
部CONTb に対して其のエラーを検出した現用回線名M1を
通知する。其の受端のCONTb は、其の現用回線名M1を受
け、制御線を通し、送端側のCONTa へ現用回線M1の送端
を予備回線S0の送端と並列接続させる命令を送出する。
この送端並接命令を受けた送端側のCONTa は、回線切替
部ACaに対し前記エラー検出の現用回線M1のスイッチTSW
1を動作させる命令DRV を送出する。送端の回線切替部A
Ca は、該当スイッチTSW1を駆動しエラー検出した現用
回線M1の送端と正常動作をしている予備回線S0の送端と
を並列接続し、その後、制御部CONTaに対して該スイッ
チTSW1を動作させた旨の応答ANS を出すと共に、制御線
を通し、受端の回線切替制御部CONTb へ同じ応答ANS を
送出する。この応答ANS を受けた受端の制御部CONTb
は、切替部ACbに対し該現用回線M1の受端スイッチRSW1
を動作させる命令RSW DRV を送出し、この命令RSW DRV
を受けた制御部CONTb は、回線切替部ACb の該当スイッ
チRSW1を動作させ現用回線M1の受端を予備回線S0の受端
へ切り替える。その後、切替部ACb は、該当スイッチRS
W1を動作させた旨の返答ANS を制御部CONTb へ送出し
て、エラー検出の現用回線M1から予備回線S0への回線切
替を終了する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線回線の回線
切替装置は、上述の如く、回線の送端と受端とにスイッ
チTSW,RSW の機能を持つ回線切替部ACa,ACb を、無線回
線の各切替区間毎に持たなければならないという問題が
あった。本発明の目的は、この回線を切替えるスイッチ
機能の有る回線切替部ACa,ACb を持たずに、エラーを検
出した或る無線周波数の現用回線Miから別の正常動作の
無線周波数の予備回線S0への切替を行うことの出来る無
線回線の回線切替方式を提供することにある。
切替装置は、上述の如く、回線の送端と受端とにスイッ
チTSW,RSW の機能を持つ回線切替部ACa,ACb を、無線回
線の各切替区間毎に持たなければならないという問題が
あった。本発明の目的は、この回線を切替えるスイッチ
機能の有る回線切替部ACa,ACb を持たずに、エラーを検
出した或る無線周波数の現用回線Miから別の正常動作の
無線周波数の予備回線S0への切替を行うことの出来る無
線回線の回線切替方式を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的達成のための本
発明の基本構成を、図１の原理図に示す。複数の信号S
1,S2 を、各変調器MOD1, MOD2で変調した中間周波出力I
Fを、各送信部TxRF1,TxRF2 で周波数変換した各無線周
波数f11,f21で送信し各受信部RxRF1,RxRF2 で受信し中
間周波信号IFに周波数変換し復調器DEM1, DEM2で復調し
ている複数の無線回線M11,M21において、前記の各送信
部TxRF1,TxRF2 と各受信部RxRF1,RxRF2 とに、夫々で周
波数変換される各無線周波数f11,f21 を別の各無線周波
数f12,f22に変更する無線周波数の切替機能(1)を具え、
該複数の信号S1,S2 の伝送に現在使用中の無線回線M11,
M21のうち、任意の一信号S1を伝送する無線回線M11の受
端の復調器DEM1の後の誤り検出・訂正部FEC1が、該現用
回線M11で誤り訂正可能以上のデータエラーを検出した
時は、受端の切替制御部CONTB に対し其のエラーを検出
した現用回線名M11を通知する。其の受端のCONTB は、
該現用回線名M11を受け、制御線を通して送端側のCONT
A へ送り、該CONTA は該現用回線M11の送端の該当の送
信部TxRF1 に対し命令を出し、送信の無線周波数f11 を
別の無線周波数f12 へ変更させた後、該当の受信部RxRF
1 に対して命令を出し、受信の無線周波数f11 を別の無
線周波数f12 へ変えさせて、同じ信号S1の伝送を継続す
るように構成する。
発明の基本構成を、図１の原理図に示す。複数の信号S
1,S2 を、各変調器MOD1, MOD2で変調した中間周波出力I
Fを、各送信部TxRF1,TxRF2 で周波数変換した各無線周
波数f11,f21で送信し各受信部RxRF1,RxRF2 で受信し中
間周波信号IFに周波数変換し復調器DEM1, DEM2で復調し
ている複数の無線回線M11,M21において、前記の各送信
部TxRF1,TxRF2 と各受信部RxRF1,RxRF2 とに、夫々で周
波数変換される各無線周波数f11,f21 を別の各無線周波
数f12,f22に変更する無線周波数の切替機能(1)を具え、
該複数の信号S1,S2 の伝送に現在使用中の無線回線M11,
M21のうち、任意の一信号S1を伝送する無線回線M11の受
端の復調器DEM1の後の誤り検出・訂正部FEC1が、該現用
回線M11で誤り訂正可能以上のデータエラーを検出した
時は、受端の切替制御部CONTB に対し其のエラーを検出
した現用回線名M11を通知する。其の受端のCONTB は、
該現用回線名M11を受け、制御線を通して送端側のCONT
A へ送り、該CONTA は該現用回線M11の送端の該当の送
信部TxRF1 に対し命令を出し、送信の無線周波数f11 を
別の無線周波数f12 へ変更させた後、該当の受信部RxRF
1 に対して命令を出し、受信の無線周波数f11 を別の無
線周波数f12 へ変えさせて、同じ信号S1の伝送を継続す
るように構成する。
【０００５】
【作用】本発明では、複数の無線回線M11,M21の各送端
の送信部TxRF1,TxRF2 と各受端の受信部RxRF1,RxRF2 と
が、伝送信号S1,S2 を各変調器MOD1, MOD2で変調した中
間周波出力IFを夫々送信周波数に周波数変換する又は復
調する為に受信周波数を中間周波信号IFに夫々周波数変
換する無線周波数f11,f21 を別の無線周波数f12,f22 に
変更する無線周波数の切替機能(1)を具えているので、
例えば、その中の信号S1を無線周波数f11 で伝送する無
線回線M11の受端の復調器DEM1の後の誤り検出・訂正部F
EC1が、該現用回線M11で誤り訂正可能以上のデータエラ
ーを検出した時は、受端の切替制御部CONTB に対し其の
エラーを検出した現用回線名M11を通知し、該受端のCON
TB は該現用回線名M11を受け、制御線を通し、送端側の
CONTA へ送る。すると、送端のCONTA は、該現用回線M
11の送端の該当の送信部TxRF1 に対して命令を出し、送
信の無線周波数f11 を別の無線周波数f12 へ変更させた
後、受端のCONTB が該当の受信部RxRF1 に対して命令を
出し、受信の無線周波数f11 を別の無線周波数f12 へ変
えさせて、信号S1を伝送する。従って、同じ信号S1の送
端から受端への伝送が継続される。この無線回線の回線
切替方式において、回線の送信側に各変調器 MOD1, MOD
2 が無く、回線の受信側に各復調器DEM1,DEM2が無い中
間中継局においても、その各送信部(TxRF1,TxRF2)と各
受信部(RxRF1,RxRF2)とが、夫々で周波数変換される各
無線周波数(f11,f21)を別の各無線周波数(f12,f22)に切
り替える無線周波数の切替機能(1)を具えておれば、同
様の無線周波数の切替により回線切替を行うことが可能
である。
の送信部TxRF1,TxRF2 と各受端の受信部RxRF1,RxRF2 と
が、伝送信号S1,S2 を各変調器MOD1, MOD2で変調した中
間周波出力IFを夫々送信周波数に周波数変換する又は復
調する為に受信周波数を中間周波信号IFに夫々周波数変
換する無線周波数f11,f21 を別の無線周波数f12,f22 に
変更する無線周波数の切替機能(1)を具えているので、
例えば、その中の信号S1を無線周波数f11 で伝送する無
線回線M11の受端の復調器DEM1の後の誤り検出・訂正部F
EC1が、該現用回線M11で誤り訂正可能以上のデータエラ
ーを検出した時は、受端の切替制御部CONTB に対し其の
エラーを検出した現用回線名M11を通知し、該受端のCON
TB は該現用回線名M11を受け、制御線を通し、送端側の
CONTA へ送る。すると、送端のCONTA は、該現用回線M
11の送端の該当の送信部TxRF1 に対して命令を出し、送
信の無線周波数f11 を別の無線周波数f12 へ変更させた
後、受端のCONTB が該当の受信部RxRF1 に対して命令を
出し、受信の無線周波数f11 を別の無線周波数f12 へ変
えさせて、信号S1を伝送する。従って、同じ信号S1の送
端から受端への伝送が継続される。この無線回線の回線
切替方式において、回線の送信側に各変調器 MOD1, MOD
2 が無く、回線の受信側に各復調器DEM1,DEM2が無い中
間中継局においても、その各送信部(TxRF1,TxRF2)と各
受信部(RxRF1,RxRF2)とが、夫々で周波数変換される各
無線周波数(f11,f21)を別の各無線周波数(f12,f22)に切
り替える無線周波数の切替機能(1)を具えておれば、同
様の無線周波数の切替により回線切替を行うことが可能
である。
【０００６】
【実施例】図２は本発明の実施例の無線回線の回線切替
方式の動作説明のための切替シーケンスを示す。或る信
号S1を無線周波数f11 で伝送する無線回線M11の受端の
復調器DEM1の後の誤り訂正部FEC1にて、誤りを訂正する
事が不可能な程のエラーが発生した場合、誤り訂正部FE
C1は、受端の切替制御部CONTB に対し其のエラーを発生
した現用回線名M11を通知する。すると、受端の切替制
御部CONTB は、送端の切替制御部CONTA に対し、エラー
発生の回線M11 の送信部TxRF1 の無線周波数f11 を別の
無線周波数f12 へ変更させる要求を、制御線を通して、
送出する。この変更要求を受けた送端の切替制御部CONT
A は、該当の送信部TxRF1 に対し、無線周波数をf11 か
らf12 への変更命令を送出する。この変更命令を受けた
送信部TxRF1 は、送信周波数を無線周波数のf11 からf
12 へ変更を行った後、送端の切替制御部CONTA に対し
応答ANS を返送する。この応答ANS を受けた送端の切替
制御部CONTA は、制御線を通し、受端の切替制御部CONT
B に応答ANS を送出する。受端の切替制御部CONTB は、
この応答ANS を受けると、エラー発生の回線M11 の受信
部RxRF1 に対して、受信周波数を無線周波数のf11 から
f12 への変更命令を送出する。この変更命令を受けた受
信部RxRF1 は、無線周波数をf11 からf12 への変更を行
った後、受端の切替制御部CONTB に応答ANS を送出す
る。以上で、無線周波数のf11 からf12 への変更切替を
終了する。
方式の動作説明のための切替シーケンスを示す。或る信
号S1を無線周波数f11 で伝送する無線回線M11の受端の
復調器DEM1の後の誤り訂正部FEC1にて、誤りを訂正する
事が不可能な程のエラーが発生した場合、誤り訂正部FE
C1は、受端の切替制御部CONTB に対し其のエラーを発生
した現用回線名M11を通知する。すると、受端の切替制
御部CONTB は、送端の切替制御部CONTA に対し、エラー
発生の回線M11 の送信部TxRF1 の無線周波数f11 を別の
無線周波数f12 へ変更させる要求を、制御線を通して、
送出する。この変更要求を受けた送端の切替制御部CONT
A は、該当の送信部TxRF1 に対し、無線周波数をf11 か
らf12 への変更命令を送出する。この変更命令を受けた
送信部TxRF1 は、送信周波数を無線周波数のf11 からf
12 へ変更を行った後、送端の切替制御部CONTA に対し
応答ANS を返送する。この応答ANS を受けた送端の切替
制御部CONTA は、制御線を通し、受端の切替制御部CONT
B に応答ANS を送出する。受端の切替制御部CONTB は、
この応答ANS を受けると、エラー発生の回線M11 の受信
部RxRF1 に対して、受信周波数を無線周波数のf11 から
f12 への変更命令を送出する。この変更命令を受けた受
信部RxRF1 は、無線周波数をf11 からf12 への変更を行
った後、受端の切替制御部CONTB に応答ANS を送出す
る。以上で、無線周波数のf11 からf12 への変更切替を
終了する。
【０００７】なお、本発明の送信部と受信部における無
線周波数の変更による回線切替方式は、特に図示しない
が、前述の送信装置に変調器MOD を持ち, 受信装置に復
調器DEMを持つ無線回線の両端の端局構成に対してのみ
ならず、無線回線の中間で、其の受信部に復調器DEM を
持たず、送信部に変調器MODを持たないで、受信部の周
波数変換器R-CONVの出力の中間周波信号IFが、送信部の
周波数変換器T-CONVの入力となる中間中継局の構成に対
しても、本発明が適用され、受信部の周波数変換器R-CO
NVと送信部の周波数変換器T-CONVとにおいて、現用の無
線周波数を予備の無線周波数に周波数を変更する事によ
り、回線の切替を行うことが出来る。
線周波数の変更による回線切替方式は、特に図示しない
が、前述の送信装置に変調器MOD を持ち, 受信装置に復
調器DEMを持つ無線回線の両端の端局構成に対してのみ
ならず、無線回線の中間で、其の受信部に復調器DEM を
持たず、送信部に変調器MODを持たないで、受信部の周
波数変換器R-CONVの出力の中間周波信号IFが、送信部の
周波数変換器T-CONVの入力となる中間中継局の構成に対
しても、本発明が適用され、受信部の周波数変換器R-CO
NVと送信部の周波数変換器T-CONVとにおいて、現用の無
線周波数を予備の無線周波数に周波数を変更する事によ
り、回線の切替を行うことが出来る。
【０００８】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、回
線の送端と受端に回線切替用スイッチを持たずに、回線
の送信部と受信部とで夫々送信用および受信用に周波数
変換される搬送波の無線周波数を現用の周波数から予備
の周波数に変更するだけで、エラーを発生した現用回線
を正常動作の予備回線へ切り替えることが出来るので、
無線回線の回線切替装置の構成が簡素化されて、端局と
中間中継局の何れの局のコストも低減される効果が得ら
れる。
線の送端と受端に回線切替用スイッチを持たずに、回線
の送信部と受信部とで夫々送信用および受信用に周波数
変換される搬送波の無線周波数を現用の周波数から予備
の周波数に変更するだけで、エラーを発生した現用回線
を正常動作の予備回線へ切り替えることが出来るので、
無線回線の回線切替装置の構成が簡素化されて、端局と
中間中継局の何れの局のコストも低減される効果が得ら
れる。
【図１】 本発明の無線回線の回線切替方式の基本構成
を示す原理図
を示す原理図
【図２】 本発明の実施例の動作を説明するための切替
シーケンス図
シーケンス図
【図３】 従来の無線回線の回線切替方式の構成図
【図４】 従来の無線回線の回線切替方式の切替シーケ
ンス図
ンス図
1 は送信部又は受信部において IF 周波数から送信周波
数へ又は受信周波数から IF 周波数へ周波数変換される
無線周波数の切替機能である。
数へ又は受信周波数から IF 周波数へ周波数変換される
無線周波数の切替機能である。
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の信号(S1,S2)を送端の各変調器(MO
D1, MOD2)で変調した中間周波出力(IF)を, 各送信部(Tx
RF1,TxRF2)で周波数変換して各無線周波数(f11,f21)で
送信し, 受端の各受信部(RxRF1,RxRF2)で該無線周波数
(f11,f21)を受信し, 中間周波信号(IF)に周波数変換し
復調(DEM1,DEM2) している複数の無線回線(M11,M21)に
おいて、該送端の各送信部(TxRF1,TxRF2)と受端の各受
信部(RxRF1,RxRF2)とで夫々周波数変換される各無線周
波数(f11,f21)を別の各無線周波数(f12,f22)に変更する
無線周波数の切替機能(1)を具え、複数の信号(S1,S2)を
伝送中の無線回線(M11,M21)のうち、任意の信号(S1)を
伝送する無線回線(M11)の受端の復調器( DEM1)の後の誤
り検出・訂正部(FEC1)が、該現用回線(M11)にて所定の
誤り訂正可能以上のデータエラーを検出した時は、受端
側の切替制御部(CONTB )に対し該エラーを検出した現用
回線名(M11)を通知し、該受端側の切替制御部(CONTB )
は其の現用回線名(M11)を受け、制御線を通して送端側
の切替制御部(CONTA )へ送り、該切替制御部(CONTA )は
該現用回線(M11)の送端の該当の送信部(TxRF1)に対し命
令を出し、送信の無線周波数(f11)を別の無線周波数(f
12)へ変更させた後、該当の受信部(RxRF1)に対して命令
を出し、受信の無線周波数(f11)を別の無線周波数(f12)
へ変えさせて、同じ信号(S1)の伝送を継続することを特
徴とした無線回線の回線切替方式。 - 【請求項２】 前記無線回線の中間の、回線の受信側に
復調器(DEM1,DEM2)が無く, 回線の送信側に変調器(MOD
1, MOD2)が無い中間中継局において、その受信部(RxRF
1,RxRF2)と其の出力の中間周波信号(IF)を入力とする送
信部(TxRF1,TxRF2)とが、夫々で周波数変換する現用の
各無線周波数(f11,f21)を別の予備の各無線周波数(f12,
f22)に変更する無線周波数の切替機能(1)を具えたこと
を特徴とする請求項１記載の無線回線の回線切替方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30575192A JPH06164557A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 無線回線の回線切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30575192A JPH06164557A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 無線回線の回線切替方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06164557A true JPH06164557A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=17948912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30575192A Withdrawn JPH06164557A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 無線回線の回線切替方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06164557A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011125285A1 (ja) * | 2010-04-09 | 2011-10-13 | 日本電気株式会社 | 伝送システム |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP30575192A patent/JPH06164557A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011125285A1 (ja) * | 2010-04-09 | 2011-10-13 | 日本電気株式会社 | 伝送システム |
| US8788914B2 (en) | 2010-04-09 | 2014-07-22 | Nec Corporation | Transmission system |
| JP5700038B2 (ja) * | 2010-04-09 | 2015-04-15 | 日本電気株式会社 | 伝送システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |