JP2007274273A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
基地局に障害等の不具合が生じた場合であっても最低限度の通信が可能となる簡易基地局を提供すると共に、移動局側において基地局からの電波の受信状況に応じて、通信モードの切替えを行うことを特徴とした無線通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
少なくとも統制局と、基地局と、移動局によって構成される無線通信システムにおいて、該無線通信システムは、前記基地局に障害が生じると障害が生じた基地局の代わりに運行する簡易基地局を有し、前記移動局は、受信した信号に付加されている基地局番号を判別する判別手段と、前記基地局と前記簡易基地局のどちらか一方と通信を行う通信手段とを有し、さらに前記移動局は、前記基地局から発信される信号の受信状態によって前記簡易基地局との通信へ切替える、ことを特徴とした無線通信システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信システムに関するものであり、特に基地局に不具合が生じ通信不可能になった場合に障害の生じた基地局の代行を行う基地局を有した無線通信システムに関するものである。
従来、統制局を中心とし、複数の基地局とそのエリア内の複数の移動局等から構成される無線通信システムでは、基地局から常に一定間隔で信号が送信され、この信号を移動局が受信することで、移動局自身が現在通話可能なエリアにいるか否かを判断していた。
このようなシステムの1つに例えば都道府県防災行政無線通信システムなどが挙げられ、標準規格ARIB STD−T61(Association of Radio Industries and Businesses−T61)(例えば非特許文献1)により定められている。
図5は従来の基地局からの信号によって変化する移動局の状態の時間的推移の一例を示した図であり、図6は従来の移動局の動作について示した図である。
図5において、基地局より一定間隔で送信された信号を移動局側で受信すると移動局の表示部には圏内と表示され、基地局からの信号が例えば6秒以上受信できなくなると圏外と表示していた。
通常、移動局が圏内にある場合の移動局の動作は基地局への発呼または基地局からの着呼はどちらも可能であるが、圏外となると基地局からの着呼は可能であるが、基地局への発呼は禁止状態とされていた。
このようなシステムとして例えば特許文献1が挙げられる。
特開2004−222098号公報 標準規格ARIB STD−T86:市町村デジタル同報通信システム 社団法人 電波産業会
しかし、上記のような従来技術の場合、基地局に障害等の不具合が生じた場合には移動局では通話が不可能になってしまうため、特に上記のような防災無線通信では最低限度の通話は可能とする必要があった。
また、基地局に障害等の不具合が生じた場合の移動局の通信状態の対応も同時に解決する必要があった。
本発明では、上述したような従来の課題を解決するために為されたもので、基地局に障害等の不具合が生じた場合であっても最低限度の通信が可能となる簡易基地局を提供すると共に、移動局側において基地局からの電波の受信状況に応じて、通信モードの切替えを行うことを特徴とした無線通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、少なくとも統制局と、基地局と、移動局によって構成される無線通信システムにおいて、該無線通信システムは、前記基地局に障害が生じると障害が生じた基地局の代わりに運行する簡易基地局を有し、前記移動局は、受信した信号に付加されている基地局番号を判別する判別手段と、前記基地局と前記簡易基地局のどちらか一方と通信を行う通信手段とを有し、さらに前記移動局は、前記基地局から発信される信号の受信状態によって前記簡易基地局との通信へ切替える、ことを特徴とする。
以上のように本発明によると、基地局に障害等の不具合が生じた場合であっても最低限度の通信が可能となる簡易基地局を提供すると共に、移動局側において基地局からの電波の受信状況に応じて、通信モードの切替えを行うことを特徴とした無線通信システムを提供することができる。
本発明における実施例について図面を参照して説明する。
図1は本発明における無線通信システムのシステム概要図である。
図1において、101は統制局、102−1、102−Nは基地局、103−1、103−2、103−Nは移動局、104は指令台、105は指令制御装置、106、111は回線制御装置、107、110は無線装置、108はFAX送信管理装置、109は指令発令FAX、112、113は送受信装置、114、115は共用器、116は通信衛星である。基地局102−Nに設けられている各装置は102−1と同様であるため、基地局102−Nの各装置の説明は省略する。また、移動局、基地局をそれぞれ総称する時はそれぞれ移動局103、基地局102として記載する。なお、統制局101と各基地局設備102との無線通信には、通信衛星を介する他に、無線中継局(図示せず)によって無線通信を確立することもできる。
本実施例では特に都道府県防災行政無線通信システムを実施例に挙げ、統制局101が基地局102−1および移動局103−1を呼び出すものとして説明を行う。
統制局101は各種通信の指令を指令台104や指令発令FAX109より指令制御装置105を介して回線制御装置106より無線装置107または専用線等の有線回線を通じて通信を行う。統制局101より信号を受信した基地局102は指令内容に応じて送受信装置112または113のどちらか一方または両方を使用して移動局103へ無線中継を行う。移動局103は統制局101の回線制御装置106を経由した基地局102の基地局無線装置からのf1信号を受信することによって、どの基地局の通信エリア内にいるのかが判別でき、他の移動局、あるいは統制局101と選択呼び出しにより統制局内回線制御装置6の接続制御のもとで基地局102経由の回線接続が可能になる。また、統制局101側でも移動局からのf2信号を基地局102経由で受信することによって各移動局の所在地を把握することが可能となる。
本実施例では無線通信に通信衛星を利用しているが、この他にも無線中継局(図示せず)を利用して無線通信を確立することも可能となる。また、基地局102は送受信装置112および113を有し、それぞれ周波数の異なる通信を行う事ができ、移動局では基地局を介して統制局または移動局と通信を行う基地局通信モードと移動局同士で直接通信を行う移動局間直接通信モードの両方の通信を行うことが可能である。
図2は本実施例における簡易基地局201の具体的一例をブロック図に示したものである。
簡易基地局201は入力部202、通信制御部203、出力部204、変調部205、複調部206、無線制御部207、アンテナ208により構成されており、通常、簡易基地局201は通信制御部203により入出力制御を行い、入力部202により入力された信号は通信制御部203から変調部205、無線制御部207を介してアンテナ208より送信され、アンテナ208より受信した信号は無線制御部207より復調部206、通信制御部203を介して出力部へと信号を出力する。簡易基地局201では、何等かの理由により運用できなくなった基地局102の代行として基地局運用するように指示があると、統制局101や移動局103に簡易基地局201が運用されたことを通知する信号を送信し、各装置が簡易基地局201を介した通信を行うようになる。
ここで、基地局に障害が生じたときの簡易基地局への切替えについて図3および図4を用いて説明する。
図3は本発明における基地局からの信号によって変化する移動局の状態の時間的推移の一例を示した図であり、図4は本発明における移動局の動作について示した図である。
図3において従来技術と同様に、移動局103が基地局102からの信号を受信すると移動局103は圏内という表示を移動局103の表示部(図示せず)に表示を行う。その後、予め定められた長さの時間、例えば6秒以上基地局から信号が受信できなくなると圏外と判断し、圏外という表示を行う。基地局からの信号が例えば60秒以上受信できなくなったとき、簡易基地局201へ切り替え、簡易基地局通信モード(以下代行モードと記載する。)として移動局103の通信を行う。移動局103は基地局102が運用している時に簡易基地局201から信号を受信すると、受信した信号に付加されている基地局番号により簡易基地局であることを確認し受信信号を破棄し、代行モードに切り替わった時のみ簡易基地局201より信号を受信し復調を行う。
ここで、本実施例では統制局に設けられている回線制御装置は1つとして記載しているが、基地局に設けられている送受信装置と同数を設けることとしても良く、基地局に設けられている送受信装置を通信の種類毎に設けることとしても良い。
また、本実施例における簡易基地局では他の基地局同様に自身の基地局番号を付加した信号を一定間隔にて移動局へ発信し、基地局に障害が生じた場合、指令を受けて障害が生じた基地局の代行基地局として運用されることとしても良い。
以上のことから本発明における実施の形態によると、移動局が基地局から一定間隔で送信される無線信号を受信している場合のみ通話発信が可能となるシステムにおいて、基地局が障害を起こし、無線信号を送信できなくなることを防ぐ事が可能となる。
また、本発明における実施の形態によると、基地局が正常に稼動している場合には簡易基地局が運用の邪魔をせず、障害が発生した時には自動で簡易基地局運用に切替る制御を操作者の操作無しで実現する事が可能となる。
また、本発明における実施の形態によると、簡易基地局が通常運用している基地局と異なるチャネルで運用を行っている場合に、通常運用している基地局に障害がおきることにより移動局が現在基地局に障害が発生しているのか圏外にいるのかを判断することが可能となる。
また、本発明における実施の形態によると、簡易基地局が通常運用している基地局と同じチャネルで運用を行っている場合で、特殊な呼出番号を入力することで簡易基地局を呼び出すような場合であっても、通常運用している基地局が正常に稼動している時に、簡易基地局から移動局への発呼または移動局から簡易基地局への発呼を行ってしまうことにより生じる基地局への障害を防止する事が可能となる。
本発明における無線通信システムのシステム概要図。 本発明における簡易基地局の一例を示したブロック図。 本発明における基地局からの信号によって変化する移動局の状態の時間的推移の一例を示した図。 本発明における移動局の動作について示した図。 従来の基地局からの信号によって変化する移動局の状態の時間的推移の一例を示した図。 従来の移動局の動作について示した図。
符号の説明
101・・・統制局、
102・・・基地局、
103・・・移動局、
104・・・指令台、
105・・・指令制御装置、
106、111・・・回線制御装置、
107、110・・・無線装置、
108・・・FAX送信管理装置、
109・・・指令発令FAX、
112、113・・・送受信装置、
114、115・・・共用器、
116・・・通信衛星、
201・・・簡易基地局、
202・・・入力部、
203・・・通信制御部、
204・・・出力部、
205・・・変調部、
206・・・復調部、
207・・・無線制御部、
208・・・アンテナ。

Claims (1)

  1. 少なくとも統制局と、基地局と、移動局によって構成される無線通信システムにおいて、
    該無線通信システムは、前記基地局に障害が生じると障害が生じた基地局の代わりに運行する簡易基地局を有し、
    前記移動局は、受信した信号に付加されている基地局番号を判別する判別手段と、
    前記基地局と前記簡易基地局のどちらか一方と通信を行う通信手段とを有し、
    さらに前記移動局は、前記基地局から発信される信号の受信状態によって前記簡易基地局との通信へ切替える、ことを特徴とした無線通信システム。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011135146A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム
JP2016201635A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 三菱電機株式会社 管理装置、コアネットワーク装置、地上基地局、無線通信システムおよび無線リソース割当方法
JP2020022029A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社日立国際電気 無線通信システムおよび無線通信方法

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