JPH0883663A - ゴム栓挿入機のゴム栓ホルダ - Google Patents

ゴム栓挿入機のゴム栓ホルダ

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JPH0883663A
JPH0883663A JP6217550A JP21755094A JPH0883663A JP H0883663 A JPH0883663 A JP H0883663A JP 6217550 A JP6217550 A JP 6217550A JP 21755094 A JP21755094 A JP 21755094A JP H0883663 A JPH0883663 A JP H0883663A
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rubber
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貴司 伊藤
Tomoji Niwa
友二 丹羽
Shigeji Nakahira
繁治 中平
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • H01R43/005Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for making dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof connection, coupling, or casing
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Abstract

(57)【要約】 【構成】このシールホルダ12は、電線1にゴム栓3を
挿入する際にゴム栓3を保持するものであり、ゴム栓3
の被挟持部3aを挟持する接触保持部13を有する。こ
の接触保持部13に、ゴム栓3に電線1を挿入した際に
生じるゴム栓3の弾性変形を吸収する周溝14を形成し
た。 【効果】ゴム栓3をシールホルダ12内で位置決め状態
で保持できる。ゴム栓3の弾性変形を周溝14によって
吸収するので、挿入された電線1が締めつけられること
がなく、円滑に電線挿入作業を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電線の端末部に防水
用ゴム栓を挿入するゴム栓挿入機に使用される、ゴム栓
を保持するためのゴム栓ホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のエンジンルーム内等に
配索されるワイヤーハーネスの端部に装着されるコネク
タは、コネクタへの雨水等の侵入を防止するため、電線
の端末部分には、図6に示すように、電線1の端末への
端子金具2の圧着と同時にゴム栓3が装着されている。
【0003】上記ゴム栓3は、略円筒形状に形成されて
おり、その内径は、電線1の外径より僅かに小径に形成
されている。これにより、電線1の外周面に弾性的に密
着すし、電線1の外周面との間で防水性能を発揮するよ
うになっている。従って、電線1へのゴム栓3の挿入操
作に際しては、電線1の挿入に伴ってゴム栓3の内径が
押し広げられ、外径方向に拡開状に弾性変形することと
なる。
【0004】このゴム栓の機械的な挿入操作に関して
は、特開平5−266959号公報に記載されているよ
うに、シールホルダ内でゴム栓を保持すると共に、クラ
ンプにて電線を挟持し、この状態でクランプを前進動作
させることによって、電線をゴム栓に挿入するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シールホル
ダは、ゴム栓の外周面を包囲して保持するものであるた
め、ゴム栓外周面とシールホルダの内周面とのあいだの
クリアランスが大きい場合は、ガタが生じてゴム栓を電
線の挿入方向に正確に位置決めすることができない。こ
のため、挿入すべき電線がゴム栓の入口部分に当接して
ゴム栓の挿入孔に挿入されず、ゴム栓への挿入不良をき
たすこととなる。
【0006】一方、ゴム栓外周面とシールホルダの内周
面とのクリアランスがない場合には、ゴム栓を正確に位
置決めして電線を挿入することができるが、この電線の
挿入に伴うゴム栓の外径方向への弾性変形が許容されな
い。このため、電線の挿入抵抗が増大して電線の腰折れ
が発生し、電線の確実な挿入がなされないという事態が
生じる。
【0007】また、電線の挿入が行なわれたとしても、
ゴム栓の外径方向への弾性変形が許容されない結果、電
線外周面とゴム栓内周面との間の摩擦抵抗によって、ゴ
ム栓の内周面部およびその周辺部が、電線の挿入方向に
向かって引きずられた状態で変形し、電線を挿入した時
点でこの変形が残留してしまう場合がある。このよう
に、上記変形が残留する結果、ゴム栓の内周面と電線の
外周面の一部が離間したり、また、電線挿入後、ゴム栓
をシールホルダから外したときに上記残留した変形が一
気に解除されて電線に対するゴム栓の位置がずれ、ゴム
栓の防水性能が低下する等の不都合が生じる。
【0008】そこで、この発明は、ゴム栓を所定位置に
確実に位置決めすることができると共に、電線の挿入時
に、電線の挿入に伴うゴム栓の外径方向への弾性変形を
許容することができるシールホルダを提供し、電線端末
部へのゴム栓の装着作業を円滑且つ確実に行なわせるこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、請求項1に係るゴム栓挿
入機のゴム栓ホルダは、電線の端末部に防水用のゴム栓
を装着する際に、ゴム栓の被挟持部を包囲する状態で挟
み込むことによって当該ゴム栓を保持する接触保持部が
備えられたゴム栓挿入機のゴム栓ホルダにおいて、上記
接触保持部は、保持されたゴム栓に電線を挿入した際に
生じる、ゴム栓の外径方向への弾性変形を許容する変形
許容部を有していることを特徴とするものである。
【0010】上記構成によれば、接触保持部により、ゴ
ム栓の被挟持部が包囲された状態で挟み込まれ、これに
より、当該ゴム栓がゴム栓ホルダ内で位置決め状態で保
持される。この保持されたゴム栓に電線を挿入すると、
電線の挿入に伴ってゴム栓が外径方向に弾性変形する。
この弾性変形分は、変形許容部に吸収される。従って、
電線の挿入に際し、ゴム栓の内径方向、すなわち、挿入
された電線を締めつける方向への変形が起こらない。
【0011】 上記目的を達成するため、請求項2に
係るゴム栓挿入機のゴム栓ホルダは、請求項1記載のゴ
ム栓挿入機のゴム栓ホルダにおいて、ゴム栓を保持した
状態で、電線挿入方向へのゴム栓の移動を規制する位置
決め部がさらに設けられていることを特徴とするもので
ある。上記構成によれば、請求項1に係る発明と同様の
作用を奏する。加えて、位置決め部により、ゴム栓に電
線を挿入する際に、電線の挿入に伴うゴム栓の移動を確
実に規制することができる。
【0012】 上記目的を達成するため、請求項3に
係るゴム栓挿入機のゴム栓ホルダは、請求項1または2
記載のゴム栓挿入機のゴム栓ホルダにおいて、上記変形
許容部は、上記接触保持部に形成され、ゴム栓の被挟持
部を挟み込んだ状態で当該被挟持部に対向する側に開口
を有する周溝を含んでいることを特徴とするものであ
る。
【0013】上記構成によれば、請求項1または2に係
る発明と同様の作用を奏する。特に、上記弾性変形分
は、周溝の開口から当該周溝内に入り込んで吸収され
る。これにより、電線の挿入に際し、ゴム栓の内径方
向、すなわち、挿入された電線を締めつける方向への変
形が起こらない。 上記目的を達成するため、請求項4に係るゴム栓挿
入機のゴム栓ホルダは、請求項3記載のゴム栓挿入機の
ゴム栓ホルダにおいて、上記周溝は、上記開口の両側部
分がゴム栓の被挟持部と接触するように、接触保持部の
中間部分に形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】上記構成によれば、請求項3に係る発明と
同様の作用を奏する。加えて、上記周溝は、接触保持部
の中間部分に形成されているので、周溝の開口の両側部
分がゴム栓の被挟持部と接触する。つまり、ゴム栓の被
挟持部が、接触保持部による二点支持状態となる。これ
により、ゴム栓を電線挿入の軸方向に一層安定して保持
することができる。
【0015】 上記目的を達成するため、請求項5に
係るゴム栓挿入機のゴム栓ホルダは、請求項1または2
記載のゴム栓挿入機のゴム栓ホルダにおいて、上記変形
許容部は、接触保持部に連続して当該接触保持部の電線
挿入方向側に形成された、上記ゴム栓の被挟持部の外径
よりも大きい内径を有する大径部を含んでおり、ゴム栓
を保持した状態で、ゴム栓の被挟持部に連続したゴム栓
の胴部に接触して当該胴部を保持する胴部保持部がさら
に設けられていることを特徴とするものである。
【0016】上記構成によれば、請求項1または2に係
る発明と同様の作用を奏する。特に、上記弾性変形を吸
収する大径部は、容量を大きく確保することができる。
これにより、上記弾性変形が大きくなっても確実に吸収
することができる。従って、電線の挿入に際し、ゴム栓
の内径方向、すなわち、挿入された電線を締めつける方
向への変形を一層確実に防止することができる。さら
に、胴部保持部により、ゴム栓の胴部を保持することが
できる。
【0017】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図3は、この発明の一実施例に係るゴム栓ホル
ダ12(以下、「シールホルダ」という。)を有する電
線端末処理装置4を模式的に示した図である。また、図
1は、電線挿入前における、ゴム栓3がシールホルダ1
2によって保持された状態を示す一部断面拡大正面図で
あり、図2は、上記保持されたゴム栓3に電線1が挿入
された状態を示す一部断面拡大正面図である。
【0018】図3を参照して、この電線端末処理装置4
は、電線1の端末にゴム栓3を装着すると共に、電線1
の端末の皮剥ぎ処理をするものであり、パーツフィーダ
(図示せず)にて送給路5上を整列搬送されるゴム栓3
を、受取位置6から装着位置7へ受渡しするゴム栓受渡
し機構8と、装着位置7においてゴム栓3を挟み込んだ
状態で保持するゴム栓保持機構9と、電線切断機構(図
示せず)により所定の長さに切断された電線1を挟持し
て装着位置7のゴム栓3の軸線上に対向配置させる電線
クランプ機構10とを備えている。
【0019】ゴム栓受渡し機構8は、進退操作されて、
ゴム栓3の電線挿入孔3c(図1参照)に突き刺す状態
でゴム栓3の受渡しを行なうロッド11を有している。
このロッド11は、ゴム栓3の受取位置6と装着位置7
との間で回動操作される基部11aに装着されている。
ゴム栓保持機構9は、ゴム栓3の被挟持部3aを両側か
ら挟み込む状態で保持するシールホルダ12を備えてい
る。このシールホルダ12は、一対のホルダ片12a,
12bからなる。これらホルダ片12a,12bは、シ
リンダ19a,19bによってそれぞれ移動可能とされ
ており、互いに突き合わされる位置と離反される位置と
に相対移動されるようになっている。
【0020】図1および図2に示すように、シールホル
ダ12は、ホルダ片12a,12bが互いに突き合わさ
れた状態で、内部にゴム栓収容室22が形成されるよう
になっている。このゴム栓収容室22は、ゴム栓3の外
形形状に対応して形成されている。また、このゴム栓収
容室22には、ゴム栓3を収容した状態で、上記被挟持
部3aに接触する接触保持部13と、この接触保持部1
3を拡径した状態で当該接触保持部13に連通し、ゴム
栓3の胴部3bを収容する胴部収容部15とが形成され
ている。この胴部収容部15は、上記胴部3bに対応し
た逃げ部を構成しており、被挟持部3aを共通にし、胴
部3bの寸法が異なるゴム栓を収容することができるよ
うになっている。
【0021】上記接触保持部13は、その内径が、ゴム
栓3の被挟持部3aの外形よりも若干小径に形成されて
おり、この接触保持部13によってゴム栓3を緊密状態
で保持することができるようになっている。また、この
接触保持部13の内周面部には、ゴム栓3が緊密状態で
保持された際に生じる弾性変形を許容する変形許容部と
しての周溝14が形成されている。
【0022】この周溝14は、ゴム栓3を収容した際
に、ゴム栓3の被挟持部3aの中間部分に位置するよう
に形成されており、上記被挟持部3aに対向する側に開
口を有している。これにより、ゴム栓3は、周溝14の
両側部分13a,13bによって接触保持されるように
なっている。なお、参照符号16は、シールホルダ12
の手前側に装備されたガイド部材である。このガイド部
材16は、シールホルダ12に保持されたゴム栓3の軸
線に合致して電線1を案内する誘導孔17と、この誘導
孔17から外方へ向けて傾斜状に拡開するガイド面18
が形成されている。
【0023】再び図3を参照して、電線クランプ機構1
0は、駆動機構(図示せず)によって開閉自在に挟持す
る一対のチャック20a,20bを有しており、電線1
を往復作動させるものである。すなわち、上記チャック
20a,20bによって挟持された電線1は、保持され
たゴム栓3の軸線に合致した電線挿入位置21,当該位
置21の側方に配置され、前工程としての電線の調尺を
行なう電線調尺位置(図示せず)およびゴム栓3への挿
入後、一対の皮剥刃22a,22bによって皮剥ぎされ
た電線1に端子金具を圧着する圧着位置(図示せず)の
間を間欠的に往復作動される。
【0024】次に、電線端末処理装置4によるゴム栓3
の装着工程について説明する。 図3を参照して、ゴム栓3が送給路5上を整列搬送さ
れ、受取位置6でゴム栓受渡し機構8のロッド11がゴ
ム栓3の電線挿入孔3cに突き刺されることにより、ゴ
ム栓3がロッド11に受け渡される。 続いて、ロッド11が回動することにより、ゴム栓3
が装着位置7へ移動される。
【0025】次いで、シリンダ19a,19bの作動
により、ホルダ片12a,12bが突き合わされ、ゴム
栓3がシールホルダ12内に収容される。図1を参照し
て、このとき、ゴム栓3の被挟持部3aが接触保持部1
3によって挟み込まれる状態で保持される。 上記ロッド11が、次のゴム栓3の受取りのため、元
の位置に復帰する。
【0026】ゴム栓3の受渡しが完了した後、クラン
プ機構10が、所定寸法に調尺切断された電線1を挟持
して電線挿入位置21へ移動する。このとき、チャック
20a,20bがシールホルダ12側へ前進移動するこ
とにより、電線1は、ガイド部材16のガイド面18に
案内されながら誘導孔17を通ってゴム栓3の電線挿入
孔3cに挿入される。
【0027】この実施例によれば、図1に示すように、
接触保持部13により、ゴム栓3の被挟持部3aが包囲
された状態で挟み込まれ、これにより、当該ゴム栓3が
シールホルダ12内で保持される。しかも、ゴム栓3
は、シールホルダ12によって緊密状態で保持されるの
で、シールホルダ12内の定位置で位置決めした状態で
保持することができる。
【0028】また、この保持されたゴム栓3に電線1を
挿入すると、図2に示すように、電線1の挿入に伴って
ゴム栓3が外径方向に弾性変形する。この弾性変形分
は、周溝14に吸収される。特に本実施例では、上記弾
性変形分は、周溝14の開口から内側に入り込む状態で
吸収される。従って、電線1の挿入に際し、ゴム栓3の
内径方向、すなわち、挿入された電線1を締めつける方
向への変形が起こらない。これにより、電線1の挿入抵
抗を増大させることなく円滑に電線1の挿入操作を行な
うことができる。
【0029】また、上記周溝14は、接触保持部13の
中間部分に形成されており、ゴム栓3の被挟持部3a
が、接触保持部13の、上記周溝14の両側部分13
a,13bによる二点支持状態となるので、ゴム栓3を
電線1の挿入軸方向に対して安定して保持することがで
きるという利点がある。これにより、一層円滑に電線1
の挿入操作を行なうことができる。
【0030】次に、シールホルダの変形例について説明
する。図4は、第1の変形例に係るシールホルダによっ
てゴム栓を保持している状態を示した断面図である。図
4を参照して、本変形例に係るシールホルダ12の特徴
は、 シールホルダ12の変形許容部は、接触保持部13に
連続して当該接触保持部13の電線挿入方向側に形成さ
れている点、 この変形許容部は、ゴム栓3の被挟持部3aの外径よ
りも大きい内径を有する大径部14aからなっている
点、および ゴム栓3を保持した状態で、ゴム栓3の被挟持部3a
に連続したゴム栓の胴部3bに接触して当該胴部3bを
保持する胴部保持部23が形成されている点にある。な
お、その他の構成については、上記一実施例と同様であ
る。
【0031】すなわち、上記大径部14aは、ゴム栓3
の被挟持部3aに対応する接触保持部13を、胴部3b
との境界部にその一部を残すようにして被挟持部3aの
保持端部が開放状態になるようにシールホルダ12の外
方端部まで継続して形成されている。本変形例によれ
ば、上記一実施例と同様の作用効果を奏する。特に、大
径部14aは、ゴム栓3の弾性変形を吸収するための容
量を大きく確保することができるから、上記弾性変形が
大きくなっても確実に吸収することができる。従って、
電線1の挿入に際し、ゴム栓3の内径方向、すなわち、
挿入された電線1を締めつける方向への変形を一層確実
に防止することができ、一層円滑な電線挿入操作を行な
うことができる。
【0032】しかも、上記胴部保持部23により、ゴム
栓3の胴部3bが保持されるので、電線挿入時にゴム栓
3の姿勢が保持される。これにより、より円滑な電線挿
入操作を行なうことができる。さらに、第2の変形例に
ついて説明する。図5は、第2の変形例に係るシールホ
ルダによってゴム栓を保持している状態を示した断面図
である。
【0033】図5を参照して、本変形例に係るシールホ
ルダ12の特徴は、 変形許容部としての大径部14bが、ゴム栓3の被挟
持部3aに対応する接触保持部13を、胴部3bとの境
界部にその一部を残すようにして形成されている点、お
よび ゴム栓3がシールホルダ12に保持された状態で、上
記被挟持部3aの端面3dに対向して当接する位置決め
部24が形成されている点にある。なお、その他の構成
については、上記位置実施例と同様である。
【0034】本変形例によれば、上記位置実施例と同様
の作用効果を奏する。加えて、位置決め部24により、
ゴム栓3に電線1を挿入する際に、電線1の挿入に伴う
ゴム栓3の移動を確実に規制することができる。これに
より、電線挿入時にゴム栓3を確実に固定し、なお一層
円滑な電線挿入操作を行なうことができる。また、電線
1の所定位置に正確にゴム栓3を装着することができる
ので、端子金具の圧着時におけるゴム栓3の位置ずれに
よる弊害を未然に防止することができるという利点もあ
る。
【0035】なお、この発明は上記実施例および変形例
に限定されるものではなく、上記位置決め部24は、上
記一実施例に係るシールホルダ12の接触保持部13に
設けることもできる。
【0036】
【発明の効果】 請求項1に係る発明によれば、変形許容部によっ
て、電線の挿入に伴うゴム栓の外径方向への弾性変形分
が吸収されるので、電線の挿入に際し、ゴム栓が電線を
締めつけるような変形が起こらない。従って、電線の挿
入抵抗を増大させることなく円滑且つ確実に電線挿入操
作を行なうことができる。
【0037】 請求項2に係る発明によれば、請求項
1に係る発明と同様の効果を奏する。加えて、位置決め
部により、ゴム栓に電線を挿入する際に、電線の挿入に
伴うゴム栓の移動を確実に規制することができるので、
一層円滑な電線挿入操作を行なうことができると共に、
電線の所定位置に正確にゴム栓を装着することができ、
端子金具の圧着時におけるゴム栓の位置ずれによる弊害
を未然に防止することができるという利点がある。
【0038】 請求項3に係る発明によれば、請求項
1または2に係る発明と同様の効果を奏する。特に、接
触保持部に形成された周溝によって、簡易に変形許容部
を構成することができるという利点がある。 請求項4に係る発明によれば、請求項3に係る発明
と同様の作用を奏する。加えて、ゴム栓の被挟持部が、
接触保持部による二点支持状態となるので、ゴム栓を一
層安定して保持することができ、これにより、なお一層
円滑且つ確実な電線挿入操作を行なうことができる。
【0039】 請求項5に係る発明によれば、請求項
1または2に係る発明と同様の効果を奏する。特に、大
径部により、ゴム栓の弾性変形を吸収する容量を大きく
確保することができので、上記弾性変形が大きくなって
も当該弾性変形を確実に吸収してより一層円滑且つ確実
な電線挿入操作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電線挿入前における、ゴム栓がシールホルダに
よって保持された状態を示す一部断面拡大正面図であ
る。
【図2】保持されたゴム栓に電線が挿入された状態を示
す一部断面拡大正面図である。
【図3】この発明の一実施例に係るシールホルダを有す
る電線端末処理装置を模式的に示した図である。
【図4】本発明の変形例に係るシールホルダの断面図で
ある。
【図5】本発明の他の変形例に係るシールホルダの断面
図である。
【図6】電線の先端に装着されたゴム栓と端子金具を示
す正面図である。
【符号の説明】
1 電線 3 ゴム栓 3a 被挟持部 3b 胴部 12 シールホルダ(ゴム栓ホルダ) 13 接触保持部 14 周溝(変形許容部) 14a 大径部 14b 大径部 23 胴部保持部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線の端末部に防水用のゴム栓を装着する
    際に、ゴム栓の被挟持部を包囲する状態で挟み込むこと
    によって当該ゴム栓を保持する接触保持部が備えられた
    ゴム栓挿入機のゴム栓ホルダにおいて、 上記接触保持部は、 保持されたゴム栓に電線を挿入した際に生じる、ゴム栓
    の外径方向への弾性変形を許容する変形許容部を有して
    いることを特徴とするゴム栓挿入機のゴム栓ホルダ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のゴム栓挿入機のゴム栓ホル
    ダにおいて、 ゴム栓を保持した状態で、電線挿入方向へのゴム栓の移
    動を規制する位置決め部がさらに設けられていることを
    特徴とするゴム栓挿入機のゴム栓ホルダ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のゴム栓挿入機のゴ
    ム栓ホルダにおいて、 上記変形許容部は、 上記接触保持部に形成され、ゴム栓の被挟持部を挟み込
    んだ状態で当該被挟持部に対向する側に開口を有する周
    溝を含んでいることを特徴とするゴム栓挿入機のゴム栓
    ホルダ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のゴム栓挿入機のゴム栓ホル
    ダにおいて、 上記周溝は、 上記開口の両側部分がゴム栓の被挟持部と接触するよう
    に、接触保持部の中間部分に形成されていることを特徴
    とするゴム栓挿入機のゴム栓ホルダ。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載のゴム栓挿入機のゴ
    ム栓ホルダにおいて、 上記変形許容部は、 接触保持部に連続して当該接触保持部の電線挿入方向側
    に形成された、上記ゴム栓の被挟持部の外径よりも大き
    い内径を有する大径部を含んでおり、 ゴム栓を保持した状態で、ゴム栓の被挟持部に連続した
    ゴム栓の胴部に接触して当該胴部を保持する胴部保持部
    がさらに設けられていることを特徴とするゴム栓挿入機
    のゴム栓ホルダ。
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