JPH07274343A - 電線用防水チューブ装着装置 - Google Patents

電線用防水チューブ装着装置

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JPH07274343A
JPH07274343A JP6060829A JP6082994A JPH07274343A JP H07274343 A JPH07274343 A JP H07274343A JP 6060829 A JP6060829 A JP 6060829A JP 6082994 A JP6082994 A JP 6082994A JP H07274343 A JPH07274343 A JP H07274343A
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JP
Japan
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pin
waterproof tube
electric wire
tube
hole
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Withdrawn
Application number
JP6060829A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Nakamura
勝彦 中村
Shunei Kuroda
俊英 黒田
Koji Yoshida
光司 吉田
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被覆電線13の端部に筒孔18が拡大変形可能
な防水チューブ11を装着する構造の簡単な装置を提供
する。上記筒孔18を拡大するための拡開ピン12を防
水チューブ11に円滑に挿入でき、しかも防水性を損な
うことがないようにする。 【構成】一端に先細のテーパ部21を有する拡開ピン1
2の内部に電線挿入孔23を形成し、該電線挿入孔23
を該拡開ピン12の他端に開口させる。該拡開ピン12
を防水チューブ11に挿入し、さらに該拡開ピン12の
電線挿入孔23に被覆電線13を挿入した後に、上記拡
開ピン12を防水チューブ11から上記挿入方向の前方
に抜き取ることによって防水チューブ11を被覆電線1
3に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電気コネクタの
ハウジングと被覆電線との間の防水のために該被覆電線
の端部に装着される防水チューブの装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電線用防水チューブの装着装置の一例が
実開平1−109224号公報に記載されている。この
ものは、防水チューブに被覆電線を貫通状態に差し込ん
だ後に該チューブより突出した被覆電線の端部の被覆を
剥ぎ取るものであって、防水チューブを把持するチュー
ブハンドラと、被覆電線を把持する電線クランプとを備
え、防水チューブをチューブハンドラによって把持し電
線挿入位置に位置決めした状態で、上記電線クランプを
前進させて被覆電線を当該防水チューブに挿入するよう
になされている。
【0003】また特開昭59−154783号公報及び
特開平3−64881号公報には、防水チューブに電線
挿入用のガイド筒を内嵌した後に該ガイド筒に被覆電線
を挿入し、該ガイド筒のみを抜き取ることによって防水
チューブを被覆電線に装着した状態にするものが記載さ
れている。また、このものは、上記ガイド筒を防水チュ
ーブに円滑に挿入するために先細のガイドピンを別に備
えていて、該ガイドピンをガイド筒に挿入してその先端
部を突出させておき、該ガイドピンを先に防水チューブ
に挿入していくことにより、該ガイドピンによって防水
チューブの孔を拡開しながら上記ガイド筒を防水チュー
ブに内嵌していくようになされている。この内嵌後は、
上記ガイドピンを抜き今度は被覆電線をガイド筒にガイ
ドピンとは反対側から挿入し、しかる後に防水チューブ
を別途保持してカイド筒のみを防水チューブから抜き取
るようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
のうち前者のものは、防水チューブに被覆電線を直接差
し込んでいくため、該防水チューブの孔径と被覆電線の
径とに若干の誤差があったり、両者の位置決めが不正確
であったりすると、被覆電線が防水チューブに当接して
座屈することになり、当該装着の自動化が難しい。
【0005】また、上記従来技術のうち後者のものは、
ガイドピンによって防水チューブを拡開させて孔径の大
きなガイド筒を該チューブに内嵌するため、被覆電線を
座屈させることなく該チューブに差し込んでいくことが
できるが、ガイドピン及びガイド筒の2部品を必要とす
るとともに、ガイドピンをガイド筒に対して進退させる
手段も必要とし、構造が複雑になる。また、防水チュー
ブはその防水性を高めるために筒孔の一端部(被覆電線
の先端側に密着する部位)の径が他端側の径よりも小さ
くなるように形成されていることが多いが、上記後者の
従来技術ではガイド筒を防水チューブに対してその孔径
が小さい一端側から挿入する必要があるから、たとえ先
細のガイドピンを用いるにしても防水チューブの座屈を
招き易いという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明者
は、このような課題に対して、上記ガイドピンに相当す
る部品をガイド筒としても利用することができるように
構成すれば、部品点数の増加等を招くことがなく当該装
着装置の構造を簡単なものにすることができ、また、上
記ガイド部材及び被覆電線を防水チューブに対して共に
同じ側から挿入できるようにすれば、防水性を損なうこ
となく該防水チューブへのガイド部材の挿入を円滑なも
のにすることができることを見出だし本発明を完成する
に至ったものである。以下、上記課題を解決する各請求
項に係る発明を具体的に説明する。
【0007】<請求項1に係る発明>この発明は、被覆
電線の端部に筒孔が拡大変形可能な防水チューブを装着
する電線用防水チューブ装着装置であって、一端に上記
防水チューブの筒孔に挿入して該筒孔を拡開するための
先細のテーパ部が形成されているとともに、内部に上記
被覆電線が挿入される軸方向に延びた電線挿入孔が形成
されていて、該電線挿入孔が他端に開口している拡開ピ
ンと、上記拡開ピンが上記防水チューブを貫通した状態
になるよう該拡開ピンをそのテーパ部側から該防水チュ
ーブに挿入するピン挿入手段と、上記防水チューブを貫
通した拡開ピンの電線挿入孔に上記被覆電線を、当該防
水チューブを貫通した状態になるまで該拡開ピンの他端
から挿入する電線挿入手段と、上記被覆電線が防水チュ
ーブを貫通した状態を保ちつつ上記拡開ピンを防水チュ
ーブから上記挿入方向前方に抜き取ることにより、当該
防水チューブの拡開状態を解除して当該被覆電線に装着
させるピン抜取手段とを備えていることを特徴とする。
【0008】当該発明においては、上記拡開ピンがその
テーパ部と電線挿入孔とによって防水チューブの筒孔を
拡開する機能と被覆電線の当該筒孔への挿入を案内する
案内機能とを発揮することになる。また、上記拡開ピン
の一端にテーパ部を形成し他端に電線挿入孔を開口させ
ているのは、防水チューブにその一端から拡開ピンを差
し込んだ場合、該被覆電線も当該防水チューブに対し拡
開ピンと同じ一端側から挿入された結果となるようにす
るためである。
【0009】すなわち、当該発明は拡開ピンを防水チュ
ーブに差し込んだ後に元の位置に抜き戻すのではなく挿
入方向の前方に抜き取る点に特徴があり、このため、拡
開ピンのテーパ部と電線挿入孔の開口との位置関係を上
述の構成として、上記拡開ピンと被覆電線とを防水チュ
ーブに対し共に同じ側から挿入できるようにしたもので
ある。よって、筒孔の一端部の径が大きく他端側の径が
小さい防水チューブに対して、孔径の大きな一端側から
拡開ピンを防水チューブに挿入するようにしても、被覆
電線の先端側に防水チューブの孔径の小さな他端部を密
着させることができ、拡開ピンの挿入の円滑性と防水性
とを両立させることができる。
【0010】<請求項2に係る発明>この発明は、上記
請求項1に記載の電線用防水チューブ装着装置におい
て、上記ピン挿入手段によって拡開ピンが防水チューブ
に挿入されるピン挿入位置と、上記電線挿入手段によっ
て被覆電線が拡開ピンに挿入される電線挿入位置とが異
なる位置に設けられていて、上記ピン挿入手段が、上記
防水チューブを上記ピン挿入位置に保持する第1ホルダ
と、上記拡開ピンを把持する第1チャックを有し該拡開
ピンを上記第1ホルダに保持された防水チューブの筒孔
に挿入されるよう該筒孔方向に移動させるピン送り手段
とを備えてなるものであり、上記ピン抜取手段が、上記
防水チューブを貫いて突出した拡開ピンの先端部を把持
する第2チャックを有し該拡開ピンを防水チューブと共
に上記ピン挿入位置から電線挿入位置に移動させ且つ該
拡開ピンの電線挿入孔の開口面が上記電線挿入手段によ
る電線挿入方向の前方において被覆電線の端面と向かい
合うように位置付ける移送手段と、上記電線挿入位置に
おいて上記防水チューブを拡開ピンと共に保持する第2
ホルダと、該第2ホルダによって保持された防水チュー
ブから上記拡開ピンが上記電線挿入方向の前方に抜ける
よう上記第2チャックを移動させるチャック移動手段と
を備えてなるものであり、さらに、多数の防水チューブ
を順次整列供給するチューブ供給手段と、該チューブ供
給手段によって供給された防水チューブを当該供給位置
から上記ピン挿入手段の第1ホルダによる把持位置に搬
送するチューブ搬送手段とが設けられていることを特徴
とする。
【0011】当該発明の場合、チューブ供給手段による
防水チューブの供給位置と、ピン挿入手段による拡開ピ
ンの挿入位置と、電線挿入手段による被覆電線の挿入位
置とが異なるにも拘らず、上述のチューブ搬送手段、第
1及び第2の各ホルダ、ピン送り手段、移送手段及びチ
ャック移動手段を備えているから、請求項1に係る発明
を円滑に実施し、同様の作用効果を得ることができる。
【0012】<請求項3に係る発明>この発明は、上記
請求項2に記載の電線用防水チューブ装着装置におい
て、上記移送手段は、上記ピン挿入手段の第1ホルダを
間において上記第1チャックと向かい合う位置に上記第
2チャックを配置させ、上記第2チャックは、各々上記
第1ホルダに向かって延び且つ互いの間隔が拡大縮小可
能に設けられ先端に相対向する把持用凸部を有する2本
のアームを備えてなり、上記拡開ピンが、その先端部に
おける上記テーパ部の背部位置に上記2本のアームの凸
部が係合する係合凹部を備えていて、防水チューブへの
挿入方向の前方から上記2本のアームによって把持され
ることを特徴とする。
【0013】当該発明においては、拡開ピンの先端部に
おけるテーパ部の背部位置に係合凹部が設けられている
から、該拡開ピンによる防水チューブの筒孔の拡開機能
を損なうことなく、第2チャックの2本のアームの凸部
を当該凹部に係合させて、移送手段により拡開ピンを防
水チューブと共にピン挿入位置から電線挿入位置に移動
させることができる。また、上記第2チャックは上記拡
開ピンを該拡開ピンの防水チューブへの挿入方向の前方
から把持するから、電線挿入位置において被覆電線を拡
開ピンに挿入した後に該拡開ピンを挿入方向前方に抜き
取ることができるものである。
【0014】<請求項4に係る発明>この発明は、上記
請求項2又は請求項3に記載の電線用防水チューブ装着
装置において、上記第2ホルダは、上記電線挿入手段側
から上記拡開ピンの電線挿入孔の開口端に近付くにつれ
て孔径が漸次小さくなるように且つ末端が該電線挿入孔
の開口径と同径若しくは小径になるように形成され上記
防水チューブを保持した際に上記拡開ピンと同心に配置
される、該拡開ピンの電線挿入孔に上記被覆電線を案内
するための案内孔を備えていることを特徴とする。
【0015】当該発明においては、被覆電線を電線挿入
手段によって挿入方向に前進させると、該被覆電線が第
2ホルダの案内孔に案内されて拡開ピンの電線挿入孔に
芯合わせされるから、その挿入動作が円滑なものにな
り、しかも、該案内孔の末端の孔径が該電線挿入孔の開
口径と同径若しくは小径になるように形成されているか
ら、被覆電線を拡開ピンの端面に衝突させることなくそ
の電線挿入孔に挿入することができる。
【0016】<請求項5に係る発明>この発明は、上記
請求項1乃至請求項4に記載の電線用防水チューブ装着
装置において、上記防水チューブの筒孔には、上記拡開
ピンが挿入される一端から内方へいくに従って孔径が漸
次小さくなったテーパ孔部が形成されていることを特徴
とするものである。
【0017】当該発明においては、防水チューブにテー
パ孔部が形成されているから、該防水チューブへの拡開
ピンの挿入が円滑なものになるとともに、被覆電線は防
水チューブに対して拡開ピンと同じ側から挿入されるか
ら、該テーパ孔部が被覆電線の先端側に配置されること
はなく、防水性を損なうことがない。
【0018】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、一端に先
細のテーパ部を有する拡開ピンの内部に電線挿入孔を形
成して該電線挿入孔を該拡開ピンの他端に開口させ、該
拡開ピンを上記防水チューブに挿入し、さらに該拡開ピ
ンの電線挿入孔に被覆電線を挿入した後に、上記拡開ピ
ンを防水チューブから上記挿入方向の前方に抜き取るこ
とによって防水チューブを被覆電線に装着するようにし
たから、上記拡開ピンが防水チューブの筒孔を拡開する
機能と被覆電線の当該筒孔への挿入を案内する案内機能
とを発揮し、部品点数の削減が図れて構造が簡単になる
とともに、防水チューブの筒孔の一端部の径が大きく他
端側の径が小さい場合に、防水チューブと被覆電線との
間の防水性を損なうことなく、拡開ピンの防水チューブ
への挿入を円滑なものにすることができる。
【0019】請求項2に係る発明によれば、チューブ供
給手段による防水チューブの供給位置と、ピン挿入手段
による拡開ピンの挿入位置と、電線挿入手段による被覆
電線の挿入位置とが異なるものにおいて、先に述べた構
成のチューブ搬送手段、第1及び第2の各ホルダ、ピン
送り手段、移送手段及びチャック移動手段を設けたか
ら、請求項1に係る発明を円滑に実施し同様の作用効果
を得ることができ、防水チューブの被覆電線への装着の
自動化を図る上で有利になる。
【0020】請求項3に係る発明によれば、第2チャッ
クの2本のアームの先端に把持用凸部を設ける一方、拡
開ピンの先端部におけるテーパ部の背部位置に係合凹部
を設けて、防水チューブへの拡開ピンの挿入方向の前方
から上記2本のアームによって拡開ピンを把持するよう
にしたから、拡開ピンによる防水チューブの筒孔の拡開
機能を損なうことなく、第2チャックによって拡開ピン
を確実に把持して防水チューブと共にピン挿入位置から
電線挿入位置に移動させることができ、且つ該電線挿入
位置において被覆電線を拡開ピンに挿入した後に該拡開
ピンを挿入方向前方に抜き取ることができ、防水チュー
ブの被覆電線への装着の自動化を図る上で有利になる。
【0021】請求項4に係る発明によれば、第2ホルダ
が拡開ピンの電線挿入孔への被覆電線の挿入を案内する
案内孔を備えているから、被覆電線を拡開ピンの端面に
衝突させることなくその電線挿入孔に円滑に挿入するこ
とができ、防水チューブの被覆電線への装着の自動化を
図る上で有利になる。
【0022】請求項5に係る発明によれば、防水チュー
ブの筒孔における拡開ピンが挿入される方の端部にテー
パ孔部が形成されているから、防水チューブの防水性を
損なうことなく、該防水チューブへの拡開ピンの挿入を
円滑なものにすることができ、防水チューブの被覆電線
への装着の自動化を図る上で有利になる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0024】<装置の構成> −全体構成− 図1には電線処理装置が示されている。同図において、
1は電線用防水チューブ装着装置であって、多数の防水
チューブを順次整列供給するチューブ供給手段2を備え
ており、電線測長切断供給装置3によって所定の長さに
測長し切断して供給される被覆電線の端部に上記チュー
ブ供給手段2によって供給された防水チューブを装着す
るものである。
【0025】上記電線用防水チューブ装着装置1の両側
には、防水チューブが装着された被覆電線の末端の被覆
を剥ぎ取る被覆剥取装置4と、該被覆が剥ぎ取られた被
覆電線に端子を圧着する端子圧着装置5が設けられてお
り、上述の切断された被覆電線を把持する電線把持装置
6が上記電線用防水チューブ装着装置1と被覆剥取装置
4と端子圧着装置5との間を搬送装置7に支持されて移
動するようになっている。
【0026】図2には上記電線用防水チューブ装着装置
1の全体構成が示されている。同図において、11は上
記チューブ供給手段2によって供給された防水チュー
ブ、12は防水チューブ11の筒孔に挿入される拡開ピ
ン、13は上記電線測長切断供給装置3によって供給さ
れた被覆電線、14は上記拡開ピン12を防水チューブ
11の筒孔に貫通状態になるまで挿入するピン挿入手
段、15は拡開ピン12に被覆電線13を挿入する電線
挿入手段である。
【0027】また、この装置では、上記チューブ供給手
段2による防水チューブ11の供給位置と、上記ピン挿
入手段14による拡開ピン12の挿入位置と、上記電線
挿入手段15による被覆電線13の挿入位置とが異な
る。そのために、上記チューブ供給手段2によって供給
された防水チューブ11を当該供給位置から上記ピン挿
入手段14によるピン挿入位置へ搬送するチューブ搬送
手段16と、拡開ピン12を防水チューブ11と共に上
記ピン挿入位置から電線挿入位置へ移動させるととも
に、上記拡開ピン12の抜き取りを行なうピン抜取手段
17とが設けられている。
【0028】−防水チューブ11− 上記防水チューブ11は、その筒孔18を拡大変形させ
ることができるゴム製のものであって、該筒孔18に
は、上記拡開ピン12が挿入される一端から内方へいく
に従って孔径が漸次小さくなったテーパ孔部18aが形
成されている。また、防水チューブ11の外周面におけ
る中央よりも上記一端寄りの位置には環状凹溝19が形
成されている。上記筒孔18のテーパ孔部18a以外の
部位は被覆電線13の外径よりも小径に形成されてい
る。
【0029】−拡開ピン12− 上記拡開ピン12は、一端に上記防水チューブ11の筒
孔18に挿入して該筒孔18を拡開するための先細のテ
ーパ部21が形成されているとともに、該テーパ部21
の背部位置に後述するアームの凸部が係合する環状の係
合凹部22が形成されている。また、上記拡開ピン12
の内部には、上記被覆電線13が挿入される軸方向に延
びた電線挿入孔23が形成されており、該電線挿入孔2
3は拡開ピン12の他端に開口している。拡開ピン12
のテーパ部21の最大径の部位及び上記係合凹部22を
除く部位は、上記防水チューブ11の筒孔18のテーパ
孔部18aの最大径よりも大径に形成されている。ま
た、上記電線挿入孔23の孔径は被覆電線13の外径よ
りも大径に形成されている。
【0030】−チューブ供給手段2− 上記チューブ供給手段2は、上記防水チューブ11をそ
のテーパ孔部18aが下になるように垂直にして供給す
る。
【0031】−チューブ搬送手段16− 上記チューブ搬送手段16は、上記チューブ供給手段2
による防水チューブ11の供給位置の上方から上記ピン
挿入手段14によるピン挿入位置の上方にわたって水平
に延びる架空レール24と、該架空レール24に移動可
能に支持された防水チューブ取上げ手段25とを備えて
いる。この取上げ手段25は、上記防水チューブ11の
筒孔18に圧入される先細ピストンロッド25aを下方
へ突出可能に備えたシリンダ装置によって構成されてい
る。
【0032】−ピン挿入手段14− 上記ピン挿入手段14は、上記チューブ搬送手段16に
よって搬送された防水チューブ11が搭載されるテーブ
ル26と、該防水チューブ11をテーブル26の上のピ
ン挿入位置に保持する第1ホルダ27と、上記拡開ピン
12を把持し該拡開ピン12を上記第1ホルダ27に保
持された防水チューブ11の筒孔18に挿入するように
移動させるピン送り手段28とを備えてなる。
【0033】すなわち、上記テーブル26のピン挿入位
置には上記拡開ピン12を通過させるための貫通孔26
aが形成されており、上記チューブ搬送手段16は防水
チューブ11をそのテーパ孔部18aを下にした状態で
上記貫通孔26aの上に搭載するものである。
【0034】上記第1ホルダ27は、上記テーブル26
において上記貫通孔26aを間に挾んで接離動する左右
分割型のホルダ部材27A,27Aを備えている。この
両ホルダ部材27A,27Aは、互いに合わさった状態
になったときに上記防水チューブ11をその筒孔18が
上記テーブル26の貫通孔26aに合致するよう左右か
ら位置決め保持する垂直な円弧壁27a,27aと、該
防水チューブ11の上面に被さり該防水チューブ11が
テーブル26から持ち上がることを阻止する上面壁27
b,27bとを備えている。この両ホルダ部材27A,
27aの上面壁27b,27bには、上記合わさった状
態において上記チューブ搬送手段2のピストンロッド2
5a及び拡開ピン12の出入を許容する出入孔29(図
3参照)を形成する切欠きが形成されている。
【0035】上記ピン送り手段28は、上記拡開ピン1
2を把持する第1チャック31と、該第1チャック31
を拡開ピン12が上記第1ホルダ27に保持された防水
チューブ11の筒孔18に挿入するように上動させるシ
リンダ装置32とを備えてなる。
【0036】上記第1チャック31は、基部と、該基部
より上方へ突出し上記拡開ピンの電線挿入孔23に挿入
される先細の位置決めピン30と、該基部に下端が枢支
されて上方へ突出し互いの間隔が拡大縮小可能に設けら
れた2本のアーム31a,31aとを備えてなる。この
場合、上記拡開ピン12は、電線挿入孔23が開口した
他端面が上記基部に当接支持され、側面が上記両アーム
31a,31aによって支えられることになる。また、
上記基部には上記アーム31a,31aを駆動する駆動
手段が設けられている。上記シリンダ装置32は、上記
テーブル26の下面にピストンロッドを結合して垂直に
配置されていて、シリンダが上下動するものであり、該
シリンダに上記第1チャック31の基部が固定されてい
る。
【0037】−ピン抜取手段17− 上記ピン抜取手段17は、上記防水チューブ11を貫い
て突出した拡開ピン12の先端部を把持する第2チャッ
ク33と、該第2チャック33を拡開ピン12の長手方
向に進退させるチャック移動手段34と、該チャック移
動手段34を第2チャック33と共に上記防水チューブ
11及び拡開ピン12が垂直になった状態と水平になっ
た状態との間で回動させる移送手段35と、電線挿入位
置において上記防水チューブ11を拡開ピン12と共に
保持する第2ホルダ36とを備えてなる。
【0038】すなわち、上記第2チャック33は、基部
と、該基部に基端が枢支されて突出し互いの間隔が拡大
縮小可能に設けられた2本のアーム33a,33aとを
備えてなり、上記基部に上記アーム33a,33aを駆
動する駆動手段が設けられている。また、上記アーム3
3a,33aの先端には相対向する把持用凸部33b,
33bが設けられている。そして、第2チャック33
は、上記把持用凸部33b,33bが上記拡開ピン12
の係合凹部22に係合することによって、該拡開ピン1
2を把持するものである。
【0039】上記チャック移動手段34は、上記第2チ
ャック33の基部にピストンロッド34aが結合された
シリンダ装置によって構成されていて、そのシリンダが
上記テーブル26の上方において移送手段35に支持さ
れている。この移送手段35は、回転用の軸35aを水
平に配置したロータリアクチュエータによって構成され
ていて、回転作動によって上記拡開ピン12を防水チュ
ーブ11と共に上記ピン挿入位置から電線挿入位置に移
動させ、且つ該拡開ピン12の電線挿入孔23の開口面
が上記電線挿入手段15による電線挿入方向の前方にお
いて被覆電線13の端面と向かい合うように位置付ける
ものである。
【0040】上記第2ホルダ36は、電線挿入位置にお
いて水平に配置された防水チューブ11及び拡開ピン1
2を間に挾んで接離動する上下分割型のホルダ部材36
A,36Aを備えている。この両ホルダ部材36A,3
6Aは、互いに合わさった状態になったときに上記拡開
ピン12をその電線挿入孔23が上記電線挿入手段15
によって把持された被覆電線13と同軸上に配置される
よう位置決め保持する円弧壁36a,36aと、該防水
チューブ11の端面に当接し該防水チューブ11の横移
動を阻止する前後の垂直壁36b,36b,36c,3
6cとを備えている。
【0041】さらに、上記ホルダ部材36A,36A
は、その電線挿入手段15側の端部が上記拡開ピン12
よりも電線挿入手段15側へ延びており、この延設部が
上記合わさった状態において上記拡開ピン12の電線挿
入孔23への被覆電線13の挿入を案内する案内孔37
を形成するようになっている。
【0042】すなわち、上記案内孔37は、上記電線挿
入手段15側から上記拡開ピン12の電線挿入孔23の
開口端に近付くにつれて孔径が漸次小さくなるように且
つ末端が該電線挿入孔23の開口径と同径になるように
形成されており、上記ホルダ部材36A,36Aは防水
チューブ11を保持した際に上記拡開ピン12と同心の
当該案内孔37を形成するようになっている。
【0043】−電線挿入手段15− 上記電線挿入手段15は、被覆電線13をクランプする
電線クランプ38を備え、この電線クランプ38を電線
挿入位置において水平に移動させることによって上記拡
開ピン12の電線挿入孔23に被覆電線13を挿入する
ようになっている。
【0044】<装置の作動> −防水チューブ11の搬送− 図2に示すように、チューブ供給手段2によって筒孔1
8を垂直にして供給されてきた防水チューブ11に対し
て、チューブ搬送手段16の取上げ手段25が先細のピ
ストンロッド25aを降下させて上記筒孔18に差込
み、ピストンロッド25aの上昇により当該防水チュー
ブ11をチューブ供給手段2から取上げる。そして、上
記取上げ手段25は、架空レール24をピン挿入位置へ
移動し、上記ピストンロッド25aを降下させてピン挿
入手段14のテーブル26の上に載せる。
【0045】ピン挿入位置においては、第1ホルダ27
がホルダ部材27A,27Aを離隔状態から互いに合わ
さるように移動させて、上記防水チューブ11を上記テ
ーブル26の上に位置決め保持する。この状態で上記チ
ューブ搬送手段16の取上げ手段25がピストンロッド
25aを上昇させて当該防水チューブ11から抜き取
る。取上げ手段25はチューブ供給手段2の上方へ戻
る。
【0046】−拡開ピン12の挿入− 図3に示すように、第1チャック31がアーム31a,
31aの間隔を縮小させてテーパ部21が上を向いた拡
開ピン12を把持しており、ピン送り手段28がシリン
ダ装置32を作動させて拡開ピン12を上昇させる。こ
れにより、拡開ピン12は、その先端のテーパ部21が
テーブル26の貫通孔26aを通過し、上記第1ホルダ
27によって保持されている防水チューブ11の筒孔1
8にそのテーパ孔部18aから差し込まれる。この場
合、上記テーパ部21とテーパ孔部18aとが当該筒孔
18への拡開ピン12の挿入を案内し、防水チューブ1
1の座屈を防止する。防水チューブ11は筒孔18が拡
開しながら拡開ピン12を受け入れる。
【0047】そして、図4に示すように、上記ピン送り
手段28は上記拡開ピン12が防水チューブ11を貫通
し、係合凹部22がピン抜取手段17の第2チャック3
3の位置に達するまで第1チャック31を上昇させる。
【0048】−防水チューブ11及び拡開ピン12のピ
ン挿入位置から電線挿入位置への移動− 図4に示すように、第2チャック33がアーム33a,
33aの間隔を縮小させその先端の凸部33b,33b
を上記拡開ピン12の係合凹部22に係合させて該拡開
ピン12を把持する。そして、図5に示すように、第1
ホルダ27が防水チューブ11の保持を解除するととも
に、第1チャック31のアーム31a,31aの間隔を
拡大させて拡開ピン12の保持を解除した後、チャック
移動手段34がピストンロッド34aを引き上げること
によって、拡開ピン12を防水チューブ11と共にテー
ブル26から取上げる。
【0049】そうして、図6に示すように、移送手段3
5が上記チャック移動手段34を90度回転させること
によって、上記拡開ピン12を防水チューブ11と共に
上記ピン挿入位置から電線挿入位置に移動させ、該拡開
ピン12の電線挿入孔23の開口面が上記電線挿入手段
15による電線挿入方向の前方において被覆電線13の
端面と向かい合うように位置付ける。
【0050】−被覆電線13の挿入及び拡開ピン12の
抜取− 図7に示すように、チャック移動手段34がそのピスト
ンロッド34aを突出させて上記防水チューブ11及び
拡開ピン12を第2ホルダ36の互いに離隔した上下の
ホルダ部材36A,36Aの間に位置付ける。そして、
この両ホルダ部材36A,36Aが合わさって当該防水
チューブ11及び拡開ピン12が第2ホルダ36によっ
て位置決め保持される。
【0051】図8に示すように、電線挿入手段15が被
覆電線13を前進させ、上記第2ホルダ36の案内孔3
7を介して上記拡開ピン12の電線挿入孔23に挿入す
る。その際に、案内孔37が当該挿入を案内し被覆電線
13の端面が拡開ピン12の端面に衝突して該被覆電線
13が座屈することを防止する。被覆電線13は上記防
水チューブ11を貫通して該防水チューブ11から所定
長さ突出した状態になるまで上記電線挿入孔23に挿入
される。
【0052】しかる後に、図9に示すように、チャック
移動手段34がそのピストンロッド34aを引っ込める
ことによって第2チャック33によって把持された拡開
ピン12を上記防水チューブ11から上記電線挿入方向
の前方へ抜き取る。これにより、防水チューブ11は拡
開状態が解除されて当該被覆電線13に装着された状態
となる。そして、この場合、防水チューブ11はそのテ
ーパ孔部18aの反対側の部位が被覆電線13の先端部
位に嵌められた状態となる。
【0053】−後工程− 図10に示すように、第2ホルダ36はホルダ部材36
A,36Aを互いに上下に離隔させる。そして、図11
に示すように、電線挿入手段15は被覆電線13を防水
チューブ11と共に第2ホルダ36の位置から元位置に
引き戻す一方、移送手段35が拡開ピン12をピン挿入
位置の上方に戻す。拡開ピン12は、チャック移動手段
34のピストンロッド34aの突出によりテーブル26
の貫通孔26aに通され、第2チャック33から第1チ
ャック31に拡開ピン12が渡され、シリンダ装置32
の作動によりテーブル26の下の元位置に復帰し、次の
防水チューブ11の装着に備えることになる。
【0054】また、上記防水チューブ11が装着された
被覆電線13は、該防水チューブ11から突出した先端
部の被覆が剥ぎ取られた後、端子が圧着され、そして、
電気コネクタのハウジングに挿入される。そして、上記
防水チューブ11は電気コネクタのハウジングへの水の
侵入を完全に防止する。
【0055】なお、上記実施例の防水チューブにはテー
パ孔部が形成されているが、このテーパ孔部を備えてい
ない防水チューブであっても本発明を利用できることは
もちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電線処理装置を示す平面図
【図2】電線用防水チューブ装着装置を一部縱断面にし
て示す正面図
【図3】防水チューブを第1ホルダに保持させた状態を
示す縱断面図
【図4】防水チューブに拡開ピンを挿入した状態を示す
縱断面図
【図5】防水チューブ及び拡開ピンを第1チャックから
第2チャックに渡した状態を示す縱断面図
【図6】防水チューブ及び拡開ピンを電線挿入位置に移
動させた状態を示す縱断面図
【図7】防水チューブ及び拡開ピンを第2ホルダに保持
させた状態を示す縱断面図
【図8】拡開ピンの電線挿入孔に被覆電線を挿入した状
態を示す縱断面図
【図9】拡開ピンを防水チューブから抜き取った状態を
示す縱断面図
【図10】第2ホルダによる防水チューブの保持を解除
した状態を示す縱断面図
【図11】防水チューブを装着した被覆電線を取出し且
つ拡開ピンをピン挿入位置の上方に移動させた状態を示
す縱断面図
【符号の説明】
1 電線用防水チューブ装着装置 2 チューブ供給手段 11 防水チューブ 12 拡開ピン 13 被覆電線 14 ピン挿入手段 15 電線挿入手段 16 チューブ搬送手段 17 ピン抜取手段 18 筒孔 18a テーパ孔部 21 テーパ部 22 係合凹部 23 電線挿入孔 27 第1ホルダ 28 ピン送り手段 31 第1チャック 31a アーム 32 シリンダ装置 33 第2チャック 33a アーム 33b 凸部 34 チャック移動手段 35 移送手段 36 第2ホルダ 37 案内孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆電線の端部に筒孔が拡大変形可能な
    防水チューブを装着する電線用防水チューブ装着装置で
    あって、 一端に上記防水チューブの筒孔に挿入して該筒孔を拡開
    するための先細のテーパ部が形成されているとともに、
    内部に上記被覆電線が挿入される軸方向に延びた電線挿
    入孔が形成されていて、該電線挿入孔が他端に開口して
    いる拡開ピンと、 上記拡開ピンが上記防水チューブを貫通した状態になる
    よう該拡開ピンをそのテーパ部側から該防水チューブに
    挿入するピン挿入手段と、 上記防水チューブを貫通した拡開ピンの電線挿入孔に上
    記被覆電線を、当該防水チューブを貫通した状態になる
    まで該拡開ピンの他端から挿入する電線挿入手段と、 上記被覆電線が防水チューブを貫通した状態を保ちつつ
    上記拡開ピンを防水チューブから上記挿入方向前方に抜
    き取ることにより、当該防水チューブの拡開状態を解除
    して当該被覆電線に装着させるピン抜取手段とを備えて
    いることを特徴とする電線用防水チューブ装着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電線用防水チューブ装
    着装置において、 上記ピン挿入手段によって拡開ピンが防水チューブに挿
    入されるピン挿入位置と、上記電線挿入手段によって被
    覆電線が拡開ピンに挿入される電線挿入位置とが異なる
    位置に設けられていて、 上記ピン挿入手段が、上記防水チューブを上記ピン挿入
    位置に保持する第1ホルダと、上記拡開ピンを把持する
    第1チャックを有し該拡開ピンを上記第1ホルダに保持
    された防水チューブの筒孔に挿入するよう該筒孔方向に
    移動させるピン送り手段とを備えてなるものであり、 上記ピン抜取手段が、上記防水チューブを貫いて突出し
    た拡開ピンの先端部を把持する第2チャックを有し該拡
    開ピンを防水チューブと共に上記ピン挿入位置から電線
    挿入位置に移動させ且つ該拡開ピンの電線挿入孔の開口
    面が上記電線挿入手段による電線挿入方向の前方におい
    て被覆電線の端面と向かい合うように位置付ける移送手
    段と、上記電線挿入位置において上記防水チューブを拡
    開ピンと共に保持する第2ホルダと、該第2ホルダによ
    って保持された防水チューブから上記拡開ピンが上記電
    線挿入方向の前方に抜けるよう上記第2チャックを移動
    させるチャック移動手段とを備えてなるものであり、 さらに、多数の防水チューブを順次整列供給するチュー
    ブ供給手段と、該チューブ供給手段によって供給された
    防水チューブを当該供給位置から上記ピン挿入手段の第
    1ホルダによる把持位置に搬送するチューブ搬送手段と
    が設けられていることを特徴とする電線用防水チューブ
    装着装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電線用防水チューブ装
    着装置において、 上記移送手段は、上記ピン挿入手段の第1ホルダを間に
    おいて上記第1チャックと向かい合う位置に上記第2チ
    ャックを配置させ、 上記第2チャックは、各々上記第1ホルダに向かって延
    び且つ互いの間隔が拡大縮小可能に設けられ先端に相対
    向する把持用凸部を有する2本のアームを備えてなり、 上記拡開ピンが、その先端部における上記テーパ部の背
    部位置に上記2本のアームの凸部が係合する係合凹部を
    備えていて、防水チューブへの挿入方向の前方から上記
    2本のアームによって把持されることを特徴とする電線
    用防水チューブ装着装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の電線用防
    水チューブ装着装置において、 上記第2ホルダは、上記電線挿入手段側から上記拡開ピ
    ンの電線挿入孔の開口端に近付くにつれて孔径が漸次小
    さくなるように且つ末端が該電線挿入孔の開口径と同径
    若しくは小径になるように形成され上記防水チューブを
    保持した際に上記拡開ピンと同心に配置される、該拡開
    ピンの電線挿入孔に上記被覆電線を案内するための案内
    孔を備えていることを特徴とする電線用防水チューブ装
    着装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載の電線用防
    水チューブ装着装置において、 上記防水チューブの筒孔には、上記拡開ピンが挿入され
    る一端から内方へいくに従って孔径が漸次小さくなった
    テーパ孔部が形成されていることを特徴とする電線用防
    水チューブ装着装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100867591B1 (ko) * 2007-07-27 2008-11-10 (주)티에이치엔 와이어링 생산장치의 방수 씰 공급장치
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CN106159825A (zh) * 2016-08-31 2016-11-23 国网山东省电力公司招远市供电公司 一种电力线缆自动接线装置

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