JPH0714658A - 端子圧着装置及び端子圧着方法 - Google Patents

端子圧着装置及び端子圧着方法

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JPH0714658A
JPH0714658A JP17597593A JP17597593A JPH0714658A JP H0714658 A JPH0714658 A JP H0714658A JP 17597593 A JP17597593 A JP 17597593A JP 17597593 A JP17597593 A JP 17597593A JP H0714658 A JPH0714658 A JP H0714658A
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JP
Japan
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core wire
terminal
crimper
crimping
barrel portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP17597593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Kokufuya
恒 国府谷
Shinji Ogawa
伸治 小川
Hikari Nabeshima
光 鍋島
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バレル部の加締め工程に伴って芯線先端の跳
ね上がりが発生することを防止する。 【構成】 芯線クリンパ14に芯線押さえ部23が突設
されている。芯線押さえ部23は、電線22の先端側に
延びて下向きに屈曲するほぼL字型をなしており、その
先端(下端)部は、芯線22bのうちバレル部20より
も先方に突出する部分に対応すると共に、芯線クリンパ
14がバレル部20を押さえる部分よりも僅かに下に位
置している。この芯線クリンパ14を使用してバレル部
20の加締め工程が行われると、図1に示すように芯線
22bの先端部は、芯線クリンパ14の芯線押さえ部2
3により押さえ付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は端子のバレル部を加締め
て電線の芯線を圧着させる端子圧着装置及び端子圧着方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の端子圧着装置は、端子の開放状
態にあるバレル部に電線の芯線を宛がっておき、そのバ
レル部の下にアンビルが位置する状態でクリンパを下降
させ、そのクリンパによってバレル部を電線の芯線を包
み込むように加締めることにより端子と芯線とを圧着す
る構成である。この場合、図7に示すように、芯線1a
に加わるストレスをできるだけ少なくするため、クリン
パ2にはバレル部4の前後両端に対応する部分に逃がし
部2aを形成し、バレル部4の前後両端を過剰に押さえ
付けないようにしている。また、電線1の芯線1aは、
その先端が加締められたバレル部4よりも先方に突出す
るように端子3に宛がわれ、芯線1aが十分な長さ寸法
をもってバレル部4に圧着されていることを確認できる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にして端子3を圧着すると、芯線1aの先端が図7の符
号Aに示すように加締め力を受けて端子3から跳ね上が
るように変形する傾向を呈する。このため、圧着後の端
子3を不用意に指で摘むと、芯線1aの細い素線が指に
刺さって危険である等の問題があった。また、このよう
な端子3をコネクタハウジングに組み込むと、跳ね上が
った芯線1aの先端が係止部材と干渉して係止不良を起
こすこともある。
【0004】すなわち、図5に示したように、この種の
端子3は、コネクタハウジング5内に収納され、そのコ
ネクタハウジング5の後側から係止部材6を挿入して弾
性係止片6aにて抜け止めが行なわれる構成があるが、
芯線1aの先端が跳ね上がっていると、図6に示すよう
に係止部材6を押し込んでも弾性係止片6aが芯線1a
の先端に干渉して十分に挿入されず、端子3の係止位置
まで押し込まれないことがある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、端子のバレル部の加締め工程に伴って芯線先端の跳
ね上がりが発生することを防止できる端子圧着装置及び
端子圧着方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の端子圧着装置
は、クリンパによって端子のバレル部を電線の芯線を包
み込むように加締めることにより端子と芯線とを圧着す
るものであり、クリンパに、芯線のうちバレル部よりも
先方に突出する部分を押さえる芯線押さえ部を設けたと
ころに特徴を有する。
【0007】また、本発明の端子圧着方法は、クリンパ
によって端子のバレル部を電線の芯線を包み込むように
加締めることにより端子と芯線とを圧着する端子圧着方
法であって、クリンパによるバレル部の加締め動作に併
せて、芯線のうちバレル部よりも先方に突出する部分を
押さえるところに特徴を有する。
【0008】
【作用】本発明の端子圧着方法によれば、芯線のうちバ
レル部よりも先方に突出する部分が、クリンパによるバ
レル部の加締め動作に併せて押さえ付けられるから、芯
線先端の跳ね上がりが抑制される。
【0009】また、本発明の端子圧着装置では、クリン
パに芯線押さえ部が設けられているから、クリンパによ
るバレル部の加締め動作と同時に、芯線のうちバレル部
よりも先方に突出する部分がその芯線押さえ部によって
押さえ付けられ、芯線先端の跳ね上がりが抑制される。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、バレ
ル部から先方に突出する芯線が押さえ付けられて芯線先
端の跳ね上がりが抑制されるから、芯線による怪我やコ
ネクタハウジングに組み込んだ際の係止不良等の発生を
未然に防止することができる。また、クリンパに芯線押
さえ部を設けた請求項1の端子圧着装置によれば、バレ
ル部の加締め動作と同時に芯線の押さえ込みを簡単に行
うことができて効率的である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図4を参照して説明する。図2に本実施例の端子圧着装
置の要部を示してあり、同図中、11は被覆アンビル、
12は被覆クリンパ、13は芯線アンビル、14は芯線
クリンパ、15はスライドカッター下型、16はカッタ
ーホルダ、17はカッター押さえで、基本構成において
一般的な端子圧着装置と同様である。すなわち、図1に
示すように端子18は電気接触部19を先方にしてセッ
トされ、その状態で端子18のバレル部20が芯線アン
ビル13の上に、被覆加締部21が被覆アンビル11の
上に位置する。そして、先端の被覆22aが剥された電
線22がその端子18上にセットされ、その被覆22a
が端子18の被覆加締部21上に、芯線22bが端子1
8のバレル部20上に位置する。なお、上記芯線クリン
パ14のうちバレル部20の前後両端部に対応する位置
は、芯線22bへの過剰なストレスを回避するために逃
がし部が形成されている。
【0012】この状態で、被覆クリンパ12が下降する
ことにより、端子18の被覆加締部21が被覆クリンパ
12と被覆アンビル11との間で加締められ、図4に示
すように被覆加締部21が電線22の被覆22aの先端
を圧着する。また、芯線クリンパ14が下降することに
より、端子18のバレル部20が芯線クリンパ14と芯
線アンビル13との間で加締められ、やはり図1に示す
ようにバレル部20によって芯線22bが端子18に圧
着される。
【0013】さて本実施例では、特に、図3に示すよう
に、上記芯線クリンパ14に芯線押さえ部23が突設さ
れている(図3は芯線クリンパ14を図2とは逆方向か
ら見てその裏側を表した図としてある)。この芯線押さ
え部23は、電線22の先端側に延びて下向きに屈曲す
るほぼL字型をなしており、その先端(下端)部は、芯
線22bのうちバレル部20よりも先方に突出する部分
に対応すると共に、芯線クリンパ14がバレル部20を
押さえる部分よりも僅かに下に位置している。
【0014】上記構成の芯線クリンパ14を使用してバ
レル部20の加締め工程が行われると、図1に示すよう
に芯線22bの先端部は、芯線クリンパ14の芯線押さ
え部23により押さえ付けられる。このため、バレル部
20の加締め動作が行われた後にも、芯線22bの先端
は図4に示すように端子18の下部に押さえ付けられた
状態になり、端子18の圧着工程によって芯線22bの
先端が跳ね上がってしまうことがない。これにて、芯線
22bの細い素線が指に刺さったり、この端子18をコ
ネクタハウジングに組み込むことにより跳ね上がった芯
線22bの先端がコネクタハウジングの係止部材と干渉
して係止不良を起こす等の事態を確実に防止することが
できるものである。
【0015】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、芯線押さえ部23の形状
は、芯線22bのうちバレル部20よりも先方に突出す
る部分を押さえることができればよく、要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し端子圧着装置の要部及
び圧着方法を示す縦断面図
【図2】同じく端子圧着装置の要部の分解斜視図
【図3】クリンパの拡大斜視図
【図4】電線圧着後の端子の様子を示す斜視図
【図5】従来方法にて圧着した端子をコネクタハウジン
グに組み込んだ状態を示す断面図
【図6】従来方法にて圧着した端子の不具合を示す断面
【図7】従来の端子圧着装置を概略的に示す断面図
【符号の説明】
11…被覆アンビル 12…被覆クリンパ 13…芯線アンビル 14…芯線クリンパ(クリンパ) 18…端子 20…バレル部 21…被覆加締部 22…電線 22b…芯線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリンパによって端子のバレル部を電線
    の芯線を包み込むように加締めることにより端子と芯線
    とを圧着する端子圧着装置において、前記クリンパに、
    前記芯線のうち前記バレル部よりも先方に突出する部分
    を押さえる芯線押さえ部を設けたことを特徴とする端子
    圧着装置。
  2. 【請求項2】 クリンパによって端子のバレル部を電線
    の芯線を包み込むように加締めることにより端子と芯線
    とを圧着する端子圧着方法において、前記クリンパによ
    る前記バレル部の加締め動作に併せて、前記芯線のうち
    前記バレル部よりも先方に突出する部分を押さえること
    を特徴とする端子圧着方法。
JP17597593A 1993-06-22 1993-06-22 端子圧着装置及び端子圧着方法 Pending JPH0714658A (ja)

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