JP4895715B2 - 編組シールド被覆電線の保持装置 - Google Patents

編組シールド被覆電線の保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4895715B2
JP4895715B2 JP2006215540A JP2006215540A JP4895715B2 JP 4895715 B2 JP4895715 B2 JP 4895715B2 JP 2006215540 A JP2006215540 A JP 2006215540A JP 2006215540 A JP2006215540 A JP 2006215540A JP 4895715 B2 JP4895715 B2 JP 4895715B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braided shield
cut
electric wire
opening
covered electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006215540A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008041479A (ja
Inventor
昌直 井土
俊浩 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2006215540A priority Critical patent/JP4895715B2/ja
Publication of JP2008041479A publication Critical patent/JP2008041479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4895715B2 publication Critical patent/JP4895715B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

本発明は、被覆電線を編組シールドで覆った編組シールド被覆電線に係り、とりわけ車両の電装部品に結線を施す編組シールド被覆電線の保持装置に関する。
一般に編組シールド被覆電線では、先端部のシースを剥いで導電金属製の編組シールドを露出させ、所定の長さに切断した後に裏側に折り返した編組をシース上に配置している(例えば、特許文献1、2参照)。
この際、特許文献1では、シールドパイプをシースに押し込みにより挿入し、編組をシールドパイプとシースとの間に挟むように設けている。特許文献2では、編組をワイヤを拡開部材としてラッパ状に広げ、広げた編組にキャップが導電性部材として押し付けられ、ワイヤとシールド電線との間に挟み込まれている。
また、編組シールド電線用コネクターでは、本体ナットおよび円筒部ナット内に位置する挿入部を本体の先端部に向かって先細り状に形成して、編組シールドとシースとの間に挿入している(例えば、特許文献3参照)。この状態の本体ナットに対して円筒部ナットを螺合させることにより、円筒部を縮径させて爪部をシースに食い込ませ、シース径の異なる編組シールド電線用コネクターに確実に接続できるようにしている。
特開2002−262429号公報 特開2002−343143号公報 特開2000−311752号公報
特許文献1、2では、いずれも編組を折り返して編組処理する構成は記載されているものの、編組シールドや被覆電線を保持する構成は考慮されていないものである。
特許文献3では、編組シールドや被覆電線を保持する構成よりも、むしろ編組シールド電線用コネクター同士の接続に特徴を有している。このため、特許文献3は、本体ナットおよび円筒部ナットに加えて、雄ねじ部、円錐部および挿入部といった多数の部品を必要とし全体の構造が複雑でコスト高になる不都合がある。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は編組シールドの先端開口部の一部を束ねて切起片部でかしめ固定できるため、簡素な構造で済みコスト的に有利で作業性も向上するシールド被覆電線の保持装置を提供することにある。
(請求項1について)
編組シールド被覆電線の保持装置において、細線を織り合わせてスリーブ状に形成した編組シールドを設けている。編組シールドを被覆電線に被せることにより編組シールド被覆電線を構成する。金属板である載置板には、編組シールドが配置されて所定の位置に開口部が形成されている。一対の切起片部は、載置板の開口部の開口周縁部に形成され、編組シールドの先端開口部の一部を載置板の開口部に位置させて束ねて挟むように設けられる。一対の切起片部を半円弧状にかしめ変形することにより、編組シールドを緊密に把持して固定する。
編組シールドの先端開口部の一部を束ねることで編組処理が可能となるので、編組処理を行うための別部材が要らず、簡素な構造で済みコスト的に有利である。
一対の切起片部を半円弧状にかしめ変形することで、編組シールドの束ねた一部が強固に締付けられるため、編組シールドを載置板に緊密に把持して固定することができる。編組シールドの固定には、切起片部をかしめ変形することで済み、作業が迅速になり良好な作業性により生産性が向上し、量産形の車両に搭載するものとして好適となる。
編組シールドの先端開口部は、その一部を束ねた後にも外方に拡開するラッパ状をなすので、編組シールドに被覆電線を先端開口部から挿入し易くなって作業性の向上に資するようにもなる。
(請求項2について)
金属板である載置板の前方および後方に開口部がそれぞれ形成されている。前方の開口部の開口周縁部には、前方の一対の切起片部が形成され、後方の開口部の開口周縁部近辺には、後方の一対の切起片部が形成されている。すなわち、前方および後方の一対の切起片部は、載置板に編組シールドの長手方向に沿って前後に設けられている。前方における一対の切起片部を後方における一対の切起片部よりも小さく設定している。
この場合、編組シールドが前後一対ずつの切起片部により、二箇所に分けて固定されるので、編組シールドに対する固定力が大小に分散され、その固定力が一箇所に集中して加わることを防ぐことができる。
(請求項3について)
一対の切起片部は、内部が打ち抜かれて外輪郭が矩形枠状をなしている。このため、切起片部に対するかしめ力が小さくて済むとともに、切起片部の材料を節約してコストの削減に役立たせることができる。
(請求項4について)
被覆電線は、載置板から導出されて車載の内装部品に接続されている。この場合、請求項1で述べたように、簡素な構造でコスト的に有利であることから、量産用の車両に搭載する編組シールド被覆電線の保持装置として好適となる。
(請求項5について)
切起片部の内方には、切起片部のかしめ時に編組シールドに圧接する小突起が切起しにより形成されている。この場合、切起片部のかしめ形成に伴い、編組シールドの束ねられた一部が小突起に圧接状態に絡むため、かしめ後の切起片部による編組シールドの拘束力が一層強固になり固定状態が格段に向上する。
(請求項について)
切起片部は、載置板における開口部の左右の辺部に一対ずつ分けて設けられ、編組シールドの先端開口部を左右に二分して束ねた結束部を設け、一方の結束部を左側の切起片部により固定し、他方の結束部を右側の切起片部により固定している。
この場合、切起片部の切起し位置の変更により、編組シールドの固定位置について設計の自由度が得られる。

本発明に係る編組シールド被覆電線の保持装置では、編組シールドの先端開口部の一部を束ねることで編組処理が可能となるので、編組処理を行うための別部材が要らず、簡素な構造で済みコスト的に有利である。一対の切起片部を半円弧状にかしめ変形することで、編組シールドの束ねた一部が強固に締付けられるため、編組シールドを緊密に把持して固定する。編組シールドの固定作業が迅速になり良好な作業性により生産性が向上し、量産形の車両に搭載するものとして好適である。
図1および図2を参照しながら、本発明の実施例1に係る編組シールド被覆電線の保持装置1を説明する。図1において、コネクター板2から延出する載置板3は、金属板などの弾性体からなり、例えば前後の辺部3a、3bおよび左右の辺部3c、3dに囲まれた矩形の開口部3Aを有している。この開口部3Aの開口周縁部のうち、例えば、後辺部3bの中央部には、左右に一対の切起片部4、5が切起しにより形成されている。切起片部4、5は、開口部3Aの開口周縁部に限らず、その近辺に設けてもよい。
編組シールド6は、多数の金属細線を網目状に織り合わせてスリーブ状に形成され、内部に複数の被覆電線7、8、9を挿通させるように構成されている。この編組シールド6は、先端開口部6aの一部を束ねて所定長さTの結束部6bを設けている。編組シールド6の結束部6bは、幅寸法wと所定の厚み寸法を有し、切起片部4、5の間に位置するように配置される。
この状態で、端子圧着装置のクリンパー(図示せず)などを用いて、図2に示すように、切起片部4、5を半円弧状にかしめ変形することにより、編組シールド6を載置板3に緊密に把持して固定する。
被覆電線7、8、9は、後端部に設けられた端子(図示せず)を有し、コネクター板2に設けた格納部(図示せず)で他の被覆電線(図示せず)にかしめている。これにより、被覆電線7、8、9を他の被覆電線に接続し、例えば車載の内装部品(図示せず)に電気接続することが可能となる。被覆電線7、8、9には、電気的絶縁を確実にして安全性を図るため、可撓性の絶縁チューブ10が略全長にわたって被せられている。
上記構成では、編組シールド6の先端開口部6aの一部を束ねることで編組処理が可能となるので、編組処理を行うための別部材が要らず、簡素な構造で済みコスト的に有利である。
一対の切起片部4、5を半円弧状にかしめ変形することで、編組シールド6の結束部6bが強固に締付けられるため、編組シールド6を載置板3に緊密に把持して固定することができる。編組シールド6の固定には、切起片部4、5をかしめ変形することで済み、作業が迅速になり良好な作業性により生産性が向上し、量産形の車両に搭載するものとして好適である。
編組シールド6の先端開口部6aは、結束部6bの形成後も外方に拡開するラッパ状をなすので、編組シールド6に被覆電線7、8、9を先端開口部6aから挿入し易くなって作業性の向上に資するようになる。
図3は、本発明の実施例2を示す。実施例2が実施例1と異なるところは、図3の(a)に示すように、切起片部4、5の内部を打ち抜き、切起片部4、5の外輪郭4a、5aが矩形枠状をなすようにしたことである。この実施例2では、図3の(b)に示すように、切起片部4、5をかしめ変形する時、かしめ力が小さくて済み、クリンパーの打下し力の低減化を図ることができる。
図4は、本発明の実施例3を示す。実施例3が実施例1と異なるところは、切起片部4、5を、図4の(a)に示すように、載置板3に編組シールド6の長手方向に沿って前後一対ずつ設置したことである。そして、前方における一対の切起片部4、5を後方における一対の切起片部4、5よりも小さく設定している。
この場合、図4の(b)に示すように、編組シールド6が前後一対ずつの切起片部4、5により、二箇所に分けて固定されるので、編組シールド6に対する固定力が大小に分散されて一箇所に集中して加わることを防ぐことができる。
なお、実施例2と同様に、前後に一対ずつ設けた切起片部4、5の内部を打ち抜き、切起片部4、5の外輪郭4a、5aが矩形枠状をなすようにしてもよい。
図5は、本発明の実施例4を示す。実施例4が実施例1と異なるところは、図5の(a)に示すように、切起片部4、5を載置板3における開口部3Aの左辺部3cに設けたことである。
この場合、図5の(b)に示すように、切起片部4、5の切起し位置を使用状況などに応じて変更できて、編組シールド6の固定位置について設計の自由度が得られる。
図6は、本発明の実施例5を示す。実施例5が実施例1と異なるところは、図6の(a)に示すように、切起片部4、5を載置板3における開口部3Aの左右の辺部3c、3dに分けて設けたことである。すなわち、図6の(b)に示すように、編組シールド6の結束部6m、6nを左右に二分して結束部6mを左側の切起片部4、5により固定し、結束部6nを右側の切起片部4、5により固定している。
この場合、実施例4と同様に、切起片部4、5の切起し位置の変更により、編組シールド6の固定位置について設計の自由度が得られる。
図7は、本発明の実施例6を示す。実施例6が実施例1と異なるところは、図7の(a)、(b)に示すように、切起片部4、5を載置板3における開口部3Aの右辺部3dに設けたことである。
この場合、実施例4と同様に、切起片部4、5の切起し位置の変更により、編組シールド6の固定位置について設計の自由度が得られる。
図8は、本発明の実施例7を示す。実施例7が実施例6と異なるところは、図8の(a)、(b)に示すように、切起片部4、5を載置板3上で90度だけ回転した形態に配置したことである。
この場合も、実施例4と同様に、切起片部4、5の切起し位置の変更により、編組シールド6の固定位置について設計の自由度が得られる。
図9は、本発明の実施例8を示す。実施例8が実施例1と異なるところは、図9の(a)、(b)に示すように、切起片部4、5を載置板3における開口部3Aの前辺部3aの右端に設けたことである。
この場合も、実施例4と同様に、切起片部4、5の切起し位置の変更により、編組シールド6の固定位置について設計の自由度が得られる。
図10は、本発明の実施例9を示す。実施例9が実施例1と異なるところは、図10の(a)、(b)に示すように、切起片部4、5を載置板3における開口部3Aの前辺部3aに左右に分けて設けたことである。すなわち、編組シールド6の結束部6p、6qを左右に二分して結束部6pを左側の切起片部4、5により固定し、結束部6qを右側の切起片部4、5により固定している。
この場合も、実施例5と同様に、切起片部4、5の切起し位置の変更により、編組シールド6の固定位置について設計の自由度が得られる。
図11は、本発明の実施例10を示す。実施例10が実施例1と異なるところは、図11の(a)、(b)に示すように、切起片部4、5を載置板3における開口部3Aの前辺部3aの前方付近に二箇所に分けて設けたことである。
すなわち、左側の切起片部4、5は、編組シールド6の軸線Mに対して所定の角度θ1だけ傾いており、右側の切起片部4、5は、軸線Mに対して所定の角度θ2だけ傾斜する状態に設けている。編組シールド6の結束部6r、6sを左右に二分して結束部6rを左側の切起片部4、5により固定し、結束部6sを右側の切起片部4、5により固定している。
この場合も、実施例5と同様に、切起片部4、5の切起し位置の変更により、編組シールド6の固定位置について設計の自由度が得られる。編組シールド6の軸線Mに対する切起片部4、5の傾き角度θ1、θ2は同一でも異なっていてもよい。
図12は、本発明の実施例11を示す。実施例11が実施例1と異なるところは、図12の(a)、(b)に示すように、切起片部4、5を前辺部3aから開口部3A内に位置するように設けるとともに、後辺部3bからも開口部3A内に位置するように形成したことである。
実施例11では、編組シールド6が前後一対ずつの切起片部4、5により、二箇所に分けて固定されるので、編組シールド6に対する固定力が分散されて一箇所に集中して加わることを防ぐことができる。
図13は、本発明の実施例12を示す。実施例12が実施例1と異なるところは、図13の(a)、(b)に示すように、切起片部4、5の成形時、切起片部4、5の内方に位置するように小突起4j、5jを切起したことである。
この場合、編組シールド6の結束部6bが小突起4j、5jに圧接状態に絡むため、かしめ後の切起片部4、5による結束部6bの拘束力が一層強固になり固定状態が格段に向上する。
(変形例)
(a)上記実施例1〜10では、切起片部4、5を結束部6b(6m、6n、6p、6q、6r、6s)に直接かしめたが、薄肉に形成したゴム片などの緩衝材を介在させてかしめるようにしてもよい。
(b)被覆電線7、8、9に被せる絶縁チューブ10は必要に応じて設ければよく、不要な場合には省略してもよい。
(c)載置板3の形成した開口部3Aは矩形状に限らず、三角、円形、多角形あるいは台形状であってもよい。
編組シールド被覆電線の保持装置では、編組シールドの先端開口部の一部を束ねることで編組処理が可能となる。このため、編組処理を行うための別部材が要らず、簡素な構造で済みコスト的に有利である。編組シールドの固定作業が迅速になり良好な作業性により生産性が向上し、量産形の車両に搭載するものとして好適である。これらの優れた効果により、生産性の効率化を求める需要者の喚起を促し、関連部品の流通を介して機械産業に広く適用することができる。
編組シールド被覆電線の保持装置の分解斜視図である(実施例1)。 編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例1)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の分解斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例2)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の分解斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例3)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例4)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例5)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例6)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例7)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例8)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例9)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例10)。 (a)は編組シールド被覆電線の保持装置の分解斜視図、(b)は編組シールド被覆電線の保持装置の組付斜視図である(実施例11)。 (a)は切起片部の横断面図、(b)はかしめ後における切起片部の横断面図である(実施例12)。
符号の説明
1 編組シールド被覆電線の保持装置
2 コネクター板
3 載置板
3A 開口部
4、5 切起片部
4a、5a 外輪郭
4j、5j 小突起
6 編組シールド
6a 先端開口部
6b、6m、6n、6p、6q、6r、6s 結束部(編組シールドの束ねられた一部)
7、8、9 被覆電線

Claims (6)

  1. 細線を織り合わせてスリーブ状に形成した編組シールドを被覆電線に被せて設けた編組シールド被覆電線を保持する編組シールド被覆電線の保持装置において、
    前記編組シールドが配置されて所定の位置に開口部が形成された金属板である載置板と、
    前記載置板の前記開口部の開口周縁部に形成され、前記編組シールドの先端開口部の一部を前記載置板の前記開口部に位置させて束ねて挟むための一対の切起片部とを備え、
    前記一対の切起片部を半円弧状にかしめ変形することにより、前記編組シールドを緊密に把持して固定することを特徴とする編組シールド被覆電線の保持装置。
  2. 細線を織り合わせてスリーブ状に形成した編組シールドを被覆電線に被せて設けた編組シールド被覆電線を保持する編組シールド被覆電線の保持装置において、
    前記編組シールドが配置されて前方および後方に開口部がそれぞれ形成された金属板である載置板と、
    前記前方の開口部の開口周縁部に形成され、前記編組シールドの先端開口部の一部を前記前方の開口部に位置させて束ねて挟む前方の一対の切起片部と、
    前記後方の開口部の開口周縁部近辺に形成され、前記編組シールドの先端開口部の一部を前記後方の開口部に位置させて束ねて挟む後方の一対の切起片部とを備え、
    前記前方の一対の切起片部を前記後方の一対の切起片部よりも小さく設定し、
    前記前方の一対の切起片部および前記後方の一対の切起片部をそれぞれ半円弧状にかしめ変形することにより、前記編組シールドを緊密に把持して固定することを特徴とする編組シールド被覆電線の保持装置。
  3. 前記一対の切起片部は、内部が打ち抜かれて外輪郭が矩形枠状をなしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の編組シールド被覆電線の保持装置。
  4. 前記被覆電線は、前記載置板から導出されて車載の内装部品に接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の編組シールド被覆電線の保持装置。
  5. 前記切起片部の内方には、前記切起片部のかしめ時に前記編組シールドに圧接する小突起が切起しにより形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の編組シールド被覆電線の保持装置。
  6. 前記切起片部は、前記載置板における前記開口部の左右の辺部に一対ずつ分けて設けられ、前記編組シールドの先端開口部を左右に二分して束ねた結束部を設け、一方の結束部を左側の前記切起片部により固定し、他方の結束部を右側の前記切起片部により固定したことを特徴とする請求項1に記載の編組シールド被覆電線の保持装置。
JP2006215540A 2006-08-08 2006-08-08 編組シールド被覆電線の保持装置 Expired - Fee Related JP4895715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006215540A JP4895715B2 (ja) 2006-08-08 2006-08-08 編組シールド被覆電線の保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006215540A JP4895715B2 (ja) 2006-08-08 2006-08-08 編組シールド被覆電線の保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008041479A JP2008041479A (ja) 2008-02-21
JP4895715B2 true JP4895715B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=39176257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006215540A Expired - Fee Related JP4895715B2 (ja) 2006-08-08 2006-08-08 編組シールド被覆電線の保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4895715B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5429347B2 (ja) * 2012-11-05 2014-02-26 三菱自動車工業株式会社 車両の電磁シールド構造
JP6819641B2 (ja) 2018-03-30 2021-01-27 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
JP6927125B2 (ja) * 2018-03-30 2021-08-25 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
JP6819642B2 (ja) * 2018-03-30 2021-01-27 住友電装株式会社 ワイヤハーネス

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5776368U (ja) * 1980-10-29 1982-05-11
JPS5918385U (ja) * 1982-07-27 1984-02-03 日本航空電子工業株式会社 コネクタの電磁シ−ルド構造
JPS59221976A (ja) * 1983-05-31 1984-12-13 市光工業株式会社 車輛用灯具
JPH01241768A (ja) * 1988-03-24 1989-09-26 Yazaki Corp 電線圧着端子
JPH06260219A (ja) * 1993-03-04 1994-09-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電線圧着金具
JP3883105B2 (ja) * 2001-10-01 2007-02-21 矢崎総業株式会社 簡易電磁波シールド構造およびその製造装置
JP2005050736A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Furukawa Electric Co Ltd:The アルミ電線への端子圧着構造及び端子付アルミ電線の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008041479A (ja) 2008-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI611641B (zh) 連接器及連接器組合體
JP7096123B2 (ja) シールド電線の端子接続構造
JP6170619B2 (ja) 接地クランプを備えたウエハコネクタ
JP6646874B2 (ja) プロテクタ及びワイヤハーネス
KR20100129739A (ko) 후프 부재, 내부 전도체 터미널 및 동축 커넥터 제조 방법
JP2015056209A (ja) 電気コネクタ用端子及び電気コネクタ
JP5074316B2 (ja) 電気コネクタ組立キット及びシールドケーブルハーネス
JP4895715B2 (ja) 編組シールド被覆電線の保持装置
US9972920B1 (en) Terminal and terminal-equipped electric wire
JP4503458B2 (ja) シールド電線のアース接続具およびアース接続方法
CN108075242B (zh) 电线的接合结构以及电线束
JP6129714B2 (ja) 編組シールドの端末処理構造
JP5376639B2 (ja) 圧着端子の端子構造およびハーネス
JP2015018743A (ja) コネクタおよびシールドコネクタ
JP2013232347A (ja) ワイヤハーネスの製造方法
JP2017098081A (ja) シールドコネクタ、及びコネクタ付きシールドケーブル
TWI651905B (zh) 電線用連接器
JP5483273B2 (ja) オス端子への電線接続構造
JP4392381B2 (ja) シールドコネクタ
JP5064983B2 (ja) 突き当てシールドコネクタ組立キット及びシールドケーブルハーネス
JP2009129865A (ja) 挟持シールドコネクタ組立キット及びシールドケーブルハーネス
JP2016046219A (ja) 電線保持部材
JP2007060784A (ja) 編組シールド被覆電線の保持装置
JP7031723B1 (ja) ケーブル用コネクタ及びケーブル用コネクタの製造方法
JP7159933B2 (ja) ワイヤハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111220

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees