JP2013232347A - ワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワイヤハーネス11の製造方法は、外装部品13に少なくとも一本の電線15を挿通する電線挿通工程と、外装部品13の一端部19から導出された電線15の一端部21に接続端子23を固定し、かつ、外装部品13の他端部25から導出された電線15の他端部27に接続端子29を固定する端子固定工程と、を含む。
【選択図】図1
Description
この種のワイヤハーネスの製造方法としては、例えば図3(a)に示すように電線513の一端部501に一端側のLA端子(接続端子)503を固定した後、図3(b)に示すように電線513を他端部505から樹脂製のコルゲートチューブ(管状の外装部品)507に挿通する。そして最後に、図3(c)に示すように電線513の他端部505に他端側のLA端子509を固定する手順のものが挙げられる。
なお、これらのワイヤハーネスの製造方法では、上述した電線513の端末にLA端子503,509を固定する端末処理の他に、電線513の端末にコネクタを接続する端末処理が施される場合もある。このようなコネクタを電線513の端末に接続する際には、端子金具を電線513の端末に固定する前後に、電線513に防水栓が挿入されたり、固定された端子金具がコネクタハウジングに組み付けられたりする場合もある。
(1) 管状の外装部品に少なくとも一本の電線を挿通する電線挿通工程と、前記外装部品の一端部から導出された前記電線の一端部に一端側端末処理を施し、かつ、前記外装部品の他端部から導出された前記電線の他端部に他端側端末処理を施す端末処理工程と、を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス11の製造方法は、管状の外装部品13に挿通された電線15の両端に、接続端子23,29を固定する端末処理が施されるワイヤハーネス11の製造に適用される。
[外装部品保持工程]
図1(a)に示すように、本第1実施形態に係る外装部品保持工程では、例えば図示しない作業基台に取り付けられた管体固定具によって、樹脂製コルゲートチューブ等の管状の外装部品13が保持固定される。この保持固定された外装部品13に対して、電線15が挿通されることになる。
図1(b)に示すように、本第1実施形態に係る電線挿通工程は、外装部品13に少なくとも一本(本実施形態では1本)の電線15を挿通する。
電線15の挿通は、手作業であっても、電線送り出し装置から送り出される自動挿通であってもよい。外装部品13に挿通された電線15は、所定の長さで切断される。なお、電線15は、予め所定長さに切断されたものが挿通されてもよい。この電線15の所定長さは、少なくとも外装部品13の両端から端子固定代17が確保される長さとなる。
図1(c)に示すように、本第1実施形態に係る端子固定工程は、外装部品13の一端部19から導出される電線15の一端部21に一端側の接続端子23を固定(一端側端末処理)し、かつ、外装部品13の他端部25から導出される電線15の他端部27に他端側の接続端子29を固定(他端側端末処理)する。
一端側の接続端子23と他端側の接続端子29との固定は、それぞれ別に連続して行ってもよく、同時に行ってもよい。いずれにしても、既に外装部品13が挿着されているので、従来方法のように、一端側の接続端子23と他端側の接続端子29との固定作業の間に、外装部品13を挿通するための余分な移送工程が削減される。
即ち、本第1実施形態に係るワイヤハーネス11の製造方法は、外装部品13に電線15を挿通する電線挿通工程と、電線15の一端部21および他端部27に対する端子固定工程という2工程となり、従来のワイヤハーネスの製造方法における3工程に対して製造サイクルタイムが削減できる。
本第1実施形態のワイヤハーネス11の製造方法では、端末処理である端子固定が行われる前に管状の外装部品13に電線15が挿通される。これにより、電線端末の接続端子23,29が邪魔となって電線15が外装部品13に挿通不能とならない。その結果、外装部品13が電線15にマッチした内径(即ち、接続端子23,29は挿通できないが電線15は挿通できる内径)で選定可能となる。また、外装部品13の両端側から導出される電線15の一端部21および他端部27にそれぞれ連続して又は同時に、同工程内で効率のよい端末処理を行うことができる。
図2に示すように、本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネス33の製造方法は、複数の外装部品(樹脂コルゲートチューブ)13及び外装部品(金属製シールドパイプ)35に挿通された電線15の両端に、接続端子23,29を固定する端末処理が施されるワイヤハーネス33の製造に適用される。尚、上記第1実施形態に係るワイヤハーネス11と同様の部材・部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
[外装部品保持工程]
図2(a)に示すように、本第2実施形態に係る外装部品保持工程では、例えば図示しない作業基台に取り付けられた管体固定具によって、複数の管状の外装部品13,35が所定間隔で直線状に配置された状態に保持固定される。この保持固定された複数の外装部品13,35に対して、電線15が挿通されることになる。尚、本第2実施形態においては、複数の外装部品13及び外装部品35がそれぞれ交互に配置されているが、本発明はこれに限定されるものではない。
図2(b)に示すように、本第2実施形態に係る電線挿通工程は、直線状に配置された複数の外装部品13,35に、少なくとも一本(本実施形態では1本)の電線15を順次挿通する。
電線15の挿通は、手作業であっても、電線送り出し装置から送り出される自動挿通であってもよい。外装部品13,35に挿通された電線15は、所定の長さで切断される。なお、電線15は、予め所定長さに切断されたものが挿通されてもよい。この電線15の所定長さは、ワイヤハーネス33の両端に固定された接続端子23,29が車体に配索された際に車体側の所定位置に固定できる長さとなる。
図2(c)に示すように、本第2実施形態に係る端子固定工程は、図中左側端の外装部品13から導出される電線15の一端部21に一端側の接続端子23を固定(一端側端末処理)し、かつ、図中右側端の外装部品35から導出される電線15の他端部27に他端側の接続端子29を固定(他端側端末処理)する。
一端側の接続端子23と他端側の接続端子29との固定は、それぞれ別に連続して行ってもよく、同時に行ってもよい。いずれにしても、既に複数の外装部品13,35が挿着されているので、従来方法のように、一端側の接続端子23と他端側の接続端子29との固定作業の間に、外装部品13,35を挿通するための余分な移送工程が削減される。
即ち、本第2実施形態に係るワイヤハーネス33の製造方法は、複数の外装部品13,35に電線15を挿通する電線挿通工程と、電線15の一端部21および他端部27に対する端子固定工程という2工程となり、従来のワイヤハーネスの製造方法における3工程に対して製造サイクルタイムが削減できる。
尚、上記端子固定工程の後に、各外装部品13,35の間にプロテクタを装着したり、外装部品13に取付けクリップを装着したりする付属品装着工程を加えることもできることは、云うまでもない。
上記外装部品13,35は、管状であれば、金属パイプ、コルゲートチューブの他、ゴムやスポンジ等の弾性材からなるチューブであってもよく、可撓性の有無も問わない。
更に、上記実施形態に係るワイヤハーネス11,33の製造方法では、端末処理として電線端末に接続端子を固定する場合を例に説明したが、本発明の端末処理はこれに限らず電線端末にコネクタを接続するなどの種々の端末処理を含むものである。
13…外装部品
15…電線
19…一端部
21…一端部
23…接続端子
25…他端部
27…他端部
29…接続端子
35…外装部品
Claims (2)
- 管状の外装部品に少なくとも一本の電線を挿通する電線挿通工程と、
前記外装部品の一端部から導出された前記電線の一端部に一端側端末処理を施し、かつ、前記外装部品の他端部から導出された前記電線の他端部に他端側端末処理を施す端末処理工程と、
を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。 - 前記電線が、前記電線挿通工程において複数の前記外装部品に対して順次挿通されることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネスの製造方法。
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