JP2021128902A - 端子付電線、コネクタ及びワイヤハーネス - Google Patents

端子付電線、コネクタ及びワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストを低減できる端子付電線、コネクタ及びワイヤハーネスを提供する。【解決手段】端子付電線24は、導体からなる芯線21と、芯線21を覆う絶縁被覆22とを有する電線20と、電線20の端部と電気的に接続された金属製の接続端子50とを有する。芯線21は、電線20の長さ方向の端部において絶縁被覆22から露出する露出部23を有する。接続端子50は、露出部23と接合する接合部60と、露出部23の先端面23Aの位置を位置決めする位置決め部75とを有する。位置決め部75は、電線20の長さ方向において、露出部23の先端面23Aと対向している。【選択図】図2

Description

本開示は、端子付電線、コネクタ及びワイヤハーネスに関するものである。
従来、自動車等に搭載されるワイヤハーネスとしては、電線と、その電線の端部に取り付けられたコネクタとを備えたものが知られている。コネクタは、電線の端末に接続された接続端子と、その接続端子を収容するコネクタハウジングとを有している。電線は、芯線と、その芯線を覆う絶縁被覆とを有している。電線の端末では、芯線の端部が絶縁被覆から露出されている。接続端子は、絶縁被覆から露出された芯線と接続されている。
この種の接続端子は、端子圧着装置を用いて芯線の端部に接続される(例えば、特許文献1参照)。接続端子と芯線の端部とを接続する際には、端子圧着装置に設けられた位置決め部材に電線の絶縁被覆の端面を当接させて電線を位置決めした状態で、接続端子の圧着片を芯線の端部に圧着する。
特開2011−40199号公報
ところで、従来の端子圧着装置では、電線及び接続端子の仕様に応じて、位置決め部材の形状及び設置位置が設定される。このため、電線及び接続端子の仕様が変更された場合には、端子圧着装置の位置決め部材も変更する必要がある。この結果、設備費が増大し、コネクタの製造コストが増大するという問題がある。
本開示の目的は、製造コストを低減できる端子付電線、コネクタ及びワイヤハーネスを提供することにある。
本開示の端子付電線は、導体からなる芯線と、前記芯線を覆う絶縁被覆とを有する電線と、前記電線の端部と電気的に接続された金属製の接続端子と、を有し、前記芯線は、前記電線の長さ方向の端部において前記絶縁被覆から露出する露出部を有し、前記接続端子は、前記露出部と接合する接合部と、前記露出部の先端面の位置を位置決めする位置決め部とを有し、前記位置決め部は、前記電線の長さ方向において、前記露出部の先端面と対向している。
本開示の端子付電線、コネクタ及びワイヤハーネスによれば、製造コストを低減できるという効果を奏する。
図1は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略構成図である。 図2は、一実施形態のコネクタを示す概略平面図である。 図3は、一実施形態の端子付電線を示す概略斜視図である。 図4は、一実施形態の端子付電線を示す概略分解斜視図である。 図5は、一実施形態の端子付電線の製造方法を示す概略斜視図である。 図6は、変更例の端子付電線を示す概略平面図である。 図7は、変更例のワイヤハーネスを示す概略構成図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
[1]本開示の端子付電線は、導体からなる芯線と、前記芯線を覆う絶縁被覆とを有する電線と、前記電線の端部と電気的に接続された金属製の接続端子と、を有し、前記芯線は、前記電線の長さ方向の端部において前記絶縁被覆から露出する露出部を有し、前記接続端子は、前記露出部と接合する接合部と、前記露出部の先端面の位置を位置決めする位置決め部とを有し、前記位置決め部は、前記電線の長さ方向において、前記露出部の先端面と対向している。
この構成によれば、接続端子に、露出部の先端面の位置を位置決めする位置決め部が設けられる。これにより、芯線の露出部に対して接続端子を接合する際に、接続端子の位置決め部によって露出部の先端面を位置決めできる。このため、端子圧着装置に位置決め部材を設ける必要が無い。したがって、接続端子及び電線の仕様が変更になった場合であっても、端子圧着装置の構造を変更する必要が無い。この結果、設備費の増大を抑制でき、端子付電線の製造コストを低減できる。
また、電線の長さ方向において、位置決め部を露出部の先端面に対向させるようにした。この構成によれば、接続端子に対して電線を長さ方向に沿って挿入することにより、位置決め部によって露出部の先端面を位置決めすることができる。このため、接続端子と露出部とを接合する際の作業性が複雑になることを好適に抑制できる。
ここで、本明細書における「対向」とは、面同士又は部材同士が互いに正面の位置にあることを指し、互いが完全に正面の位置にある場合だけでなく、互いが部分的に正面の位置にある場合を含む。また、本明細書における「対向」とは、2つの部分の間に、2つの部分とは別の部材が介在している場合と、2つの部分の間に何も介在していない場合の両方を含む。
[2]前記接続端子は、前記接続端子をコネクタハウジングに挿入する際のガイドとなるガイド部を更に有し、前記位置決め部は、前記電線の長さ方向において、前記接合部と前記ガイド部との間に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、接合部とガイド部との間に位置決め部が設けられる。このため、露出部の先端面が接合部とガイド部との間の位置に位置決めされる。これにより、ガイド部よりも接合部から離れた位置に位置決め部が設けられる場合に比べて、露出部の長さを短く設定することができる。この結果、ガイド部よりも接合部から離れた位置に位置決め部が設けられる場合に比べて、同じ配索経路長に対して必要とする電線の長さを短くできるため、端子付電線のコストを低減できる。
[3]前記露出部の先端面は、前記位置決め部と接触していることが好ましい。この構成によれば、金属製の接続端子の一部である位置決め部と導体からなる露出部の先端面とが接触される。このため、露出部が接合部のみと接触する場合に比べて、接続端子と芯線とを多接点で接触させることができる。これにより、接続端子と芯線との接触抵抗を低減して発熱量を抑制することができる。
[4]前記露出部の先端面は、前記位置決め部と離れて設けられていることが好ましい。この構成によれば、露出部の先端面が位置決め部に接触されない。すなわち、露出部の先端面が位置決め部まで延びていない。このため、露出部の先端面と位置決め部とが接触する場合に比べて、露出部の長さを短くできる。この結果、露出部の先端面と位置決め部とが接触する場合に比べて、同じ配索経路長に対して必要とする電線の長さを短くできるため、端子付電線のコストを低減できる。
[5]前記接続端子は、相手端子と電気的に接続される端子接続部を更に有し、前記位置決め部は、前記電線の長さ方向において、前記接合部と前記端子接続部との間に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、相手端子と接続される端子接続部と接合部との間に位置決め部が設けられる。このため、露出部の先端面が端子接続部と接合部との間の位置に位置決めされる。これにより、露出部の先端面が端子接続部まで延びている場合に比べて、露出部の長さを短く設定することができる。この結果、露出部の先端面が端子接続部まで延びている場合に比べて、同じ配索経路長に対して必要とする電線の長さを短くできるため、端子付電線のコストを低減できる。
[6]本開示のコネクタは、導体からなる芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを有する電線の端部に電気的に接続される金属製の接続端子と、前記接続端子を収容するコネクタハウジングと、を有し、前記接続端子は、前記電線の長さ方向の端部において前記絶縁被覆から露出された前記芯線の露出部と接合する接合部と、前記露出部の先端面の位置を位置決めする位置決め部とを有し、前記位置決め部は、前記電線の長さ方向において、前記露出部の先端面と対向するように設けられている。
この構成によれば、接続端子に、露出部の先端面の位置を位置決めする位置決め部が設けられる。これにより、芯線の露出部に対して接続端子を接合する際に、接続端子の位置決め部によって露出部の先端面を位置決めできる。このため、端子圧着装置に位置決め部材を設ける必要が無い。したがって、接続端子及び電線の仕様が変更になった場合であっても、端子圧着装置の構造を変更する必要が無い。この結果、設備費の増大を抑制でき、コネクタの製造コストを低減できる。
[7]本開示のワイヤハーネスは、上記[1]から上記[5]のいずれか1つに記載の端子付電線と、前記接続端子を収容するコネクタハウジングと、を有する。
この構成によれば、接続端子に、露出部の先端面の位置を位置決めする位置決め部が設けられる。これにより、芯線の露出部に対して接続端子を接合する際に、接続端子の位置決め部によって露出部の先端面を位置決めできる。このため、端子圧着装置に位置決め部材を設ける必要が無い。したがって、接続端子及び電線の仕様が変更になった場合であっても、端子圧着装置の構造を変更する必要が無い。この結果、設備費の増大を抑制でき、ワイヤハーネスの製造コストを低減できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。本明細書における「平行」や「直交」は、厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行や垂直の場合も含まれる。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1に示すワイヤハーネス10は、2個又は3個以上の電気機器(機器)を電気的に接続する。ワイヤハーネス10は、例えば、ハイブリッド車や電気自動車等の車両Vの前部に設置されたインバータ11と、そのインバータ11よりも車両Vの後方に設置された高圧バッテリ12とを電気的に接続する。ワイヤハーネス10は、例えば、車両Vの床下等を通るように配索される。インバータ11は、車両走行の動力源となる車輪駆動用のモータ(図示略)と接続される。インバータ11は、高圧バッテリ12の直流電力から交流電力を生成し、その交流電力をモータに供給する。高圧バッテリ12は、例えば、百ボルト以上の電圧を供給可能なバッテリである。すなわち、本実施形態のワイヤハーネス10は、インバータ11と高圧バッテリ12との間の高電圧のやりとりを可能とする高圧回路を構成している。
ワイヤハーネス10は、1本又は複数本(本実施形態では、2本)の電線20と、複数本の電線20を一括して包囲する外装部材25と、電線20の両端部に取り付けられた一対のコネクタ30とを有している。電線20の一端部はコネクタ30を介してインバータ11と接続され、電線20の他端部はコネクタ30を介して高圧バッテリ12と接続されている。電線20は、例えば、高電圧・大電流に対応可能な高圧電線である。電線20は、例えば、自身に電磁シールド構造を有するシールド電線であってもよいし、自身に電磁シールドを有しないノンシールド電線であってもよい。
外装部材25は、全体として長尺の筒状をなしている。外装部材25の内部空間には、1本又は複数本の電線20が収容されている。外装部材25は、例えば、複数の電線20の外周を周方向全周にわたって包囲するように形成されている。外装部材25は、内部に収容した電線20を飛翔物や水滴から保護する。外装部材25としては、例えば、金属製又は樹脂製のパイプや、樹脂製のプロテクタ、樹脂等からなり可撓性を有するコルゲートチューブやゴム製の防水カバー又はこれらを組み合わせて用いることができる。
(電線20の構成)
図2に示すように、電線20は、導体よりなる芯線21と、芯線21の外周を被覆する絶縁被覆22とを有している。芯線21としては、例えば、複数の金属素線を撚り合わせてなる撚り線、内部が中実構造をなす柱状の1本の金属棒からなる柱状導体や内部が中空構造をなす筒状導体などを用いることができる。また、芯線21としては、撚り線、柱状導体や筒状導体を組み合わせて用いてもよい。柱状導体としては、例えば、単芯線やバスバなどを挙げることができる。本実施形態の芯線21は、撚り線である。芯線21の材料としては、例えば、銅系やアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。芯線21は、例えば、押出成形によって形成されている。
芯線21の長さ方向と直交する平面によって芯線21を切断した断面形状は、任意の形状にすることができる。すなわち、芯線21の横断面形状は、任意の形状にすることができる。芯線21の横断面形状は、例えば、円形状、半円状、多角形状、正方形状や扁平形状に形成されている。本実施形態の芯線21の横断面形状は、円形状に形成されている。
絶縁被覆22は、例えば、芯線21の外周面を周方向全周にわたって被覆している。絶縁被覆22は、例えば、合成樹脂などの絶縁材料によって構成されている。絶縁被覆22は、例えば、芯線21に対する押出成形(押出被覆)によって形成することができる。
電線20の端部では、芯線21の端部が絶縁被覆22から露出されている。すなわち、芯線21の端部は、絶縁被覆22から露出された露出部23を有している。例えば、電線20の端部では、電線20の端末から一定の長さの分の絶縁被覆22が剥がされることにより、芯線21の端部(つまり、露出部23)が絶縁被覆22から露出されている。
(コネクタ30の構成)
コネクタ30は、コネクタハウジング40と、電線20の端部に接続された金属製の接続端子50とを有している。接続端子50は、コネクタハウジング40に収容されている。
(コネクタハウジング40の構成)
コネクタハウジング40は、例えば、1つ又は複数の収容孔41を有している。コネクタハウジング40は、例えば、電線20の本数(本実施形態では、2本)と同数の収容孔41を有している。各収容孔41は、例えば、コネクタハウジング40を電線20の長さ方向に貫通するように形成されている。各収容孔41は、例えば、円筒状や角筒状に形成されている。各収容孔41には、接続端子50が収容されている。各収容孔41は、接続端子50を収容可能な形状及び大きさに形成されている。コネクタハウジング40は、例えば、合成樹脂などの絶縁材料によって構成されている。合成樹脂としては、例えば、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステルなどを用いることができる。
(接続端子50の構成)
各接続端子50は、電線20の端部に電気的に接続されている。接続端子50と電線20とによって、端子付電線24が構成されている。
接続端子50は、例えば、芯線21の端部と接合される接合部60と、中間連結部70と、相手端子90と接続される端子接続部80とを有している。接続端子50は、例えば、接合部60と中間連結部70と端子接続部80とが連なって一体に形成された単一部品である。接続端子50の材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼などの金属材料を用いることができる。接続端子50は、例えば、その構成金属の種類や使用環境に応じて、銀メッキ、錫メッキやアルミニウムメッキ等の表面処理を施してもよい。接続端子50は、例えば、導電性に優れた金属板をプレス加工することによって形成することができる。なお、端子接続部80に接続される相手端子90としては、例えば、バスバ、電気機器の端子部や他の電線の端子を挙げることができる。相手端子90は、例えば、雄型端子である。
以下の説明では、接合部60と中間連結部70と端子接続部80とが並ぶ方向を接続端子50の長さ方向と称し、その長さ方向に直交する方向のうち図2の上下方向を接続端子50の幅方向と称し、長さ方向及び幅方向の双方と直交する方向を接続端子50の高さ方向(上下方向)と称する。本実施形態の接続端子50の長さ方向は、電線20の長さ方向と一致している。このため、本明細書では、単に「長さ方向」と記載した場合には、接続端子50の長さ方向及び電線20の長さ方向の双方を意味する。
(接合部60の構成)
図3及び図4に示すように、接合部60は、電線20の端部と電気的に接続されている。接合部60は、絶縁被覆22から露出された芯線21の端部、つまり露出部23に対して接合されている。接合部60は、例えば、圧着、超音波溶接、抵抗溶接や半田付けなどによって芯線21の露出部23に接合されている。
図4に示すように、本実施形態の接合部60は、例えば、帯状の基部61と、基部61の幅方向の両端に設けられた一対の圧着片62とを有している。接合部60では、基部61と一対の圧着片62とが連続して一体に形成されている。
基部61は、例えば、長さ方向に延びるように帯状に形成されている。基部61は、平板状に形成されている。基部61の厚さは、例えば、2mm〜3mm程度とすることができる。基部61は、例えば、円弧状に湾曲するように形成されている。各圧着片62は、基部61の幅方向の両端の上面から上方に突出するように形成されている。図3に示すように、一対の圧着片62は、例えば、芯線21の露出部23に対して接合されている。例えば、露出部23が一対の圧着片62の間に配された状態において、一対の圧着片62を内向きに塑性変形させることにより、一対の圧着片62が露出部23にかしめ固定される。このように、本実施形態の接合部60は、オープンバレル状をなしており、圧着により芯線21に接合されている。これにより、接合部60と芯線21とが電気的に接続される。芯線21の露出部23は、その先端部分の一部が圧着片62から中間連結部70に向かって突出するように形成されている。露出部23の先端部の一部は、圧着片62から露出されている。
(中間連結部70の構成)
中間連結部70は、接合部60と端子接続部80との間に設けられ、接合部60と端子接続部80とを繋ぐように形成されている。中間連結部70は、例えば、接合部60と連続して一体に形成されるとともに、端子接続部80と連続して一体に形成されている。
中間連結部70は、例えば、帯状の基部71と、基部71の幅方向の両端に設けられた一対の側壁部72と、芯線21の先端の位置を位置決めするための位置決め部75と、接続端子50をコネクタハウジング40(図2参照)に挿入する際のガイドとなるガイド部77とを有している。中間連結部70では、基部71と一対の側壁部72と位置決め部75とガイド部77とが連続して一体に形成されている。
(基部71及び側壁部72の構成)
基部71は、例えば、長さ方向に延びるように帯状に形成されている。基部71の厚さは、例えば、2mm〜3mm程度とすることができる。各側壁部72は、例えば、基部71の幅方向の両端の上面から上方に突出するように形成されている。本実施形態では、基部71と一対の側壁部72とが全体として円弧状に湾曲するように形成されている。
(位置決め部75の構成)
位置決め部75は、例えば、側壁部72の上端面に形成されている。位置決め部75は、例えば、一対の側壁部72のうち一方の側壁部72の上端面に形成されている。位置決め部75は、例えば、一方の側壁部72の上端面から他方の側壁部72に向かって延びるように形成されている。位置決め部75は、例えば、一方の側壁部72の上端面から幅方向の中央部に向かって突出するように形成されている。すなわち、位置決め部75は、一方の側壁部72から幅方向の内方に向かって突出するように形成されている。本実施形態の位置決め部75は、一方の側壁部72の上端面から幅方向の中間部まで延びるように形成されている。すなわち、本実施形態の位置決め部75は、一方の側壁部72から他方の側壁部72までは延びていない。換言すると、本実施形態の位置決め部75は、幅方向の一部のみに形成されている。位置決め部75は、例えば、幅方向に沿って延びるように形成されている。図4に示すように、本実施形態の位置決め部75は、側壁部72の上端面から上方に立ち上がった後に、幅方向の内方に向かって突出するように形成されている。位置決め部75は、長さ方向において、露出部23の先端面23A(つまり、芯線21の先端面)と対向するように形成されている。位置決め部75は、露出部23の先端面23Aと対向する対向面75Aを有している。
ここで、本明細書において「露出部23の先端面23A」とは、芯線21の長さ方向の端面を意味している。例えば芯線21が撚り線である場合には、撚り線を構成する各金属素線の長さ方向の端面の集合が「露出部23の先端面23A」となる。また、本明細書における「対向」とは、面同士又は部材同士が互いに正面の位置にあることを指し、互いが完全に正面の位置にある場合だけでなく、互いが部分的に正面の位置にある場合を含む。また、本明細書における「対向」とは、2つの部分の間に、2つの部分とは別の部材が介在している場合と、2つの部分の間に何も介在していない場合の両方を含む。
図2に示すように、位置決め部75は、長さ方向において、接合部60の圧着片62と間隔を空けて設けられている。例えば、長さ方向において、圧着片62の中間連結部70側の端面と位置決め部75の対向面75Aとの間の間隔が距離L1に設定されている。距離L1は、例えば、1mm〜10mm程度に設定することができる。端子付電線24では、距離L1の長さを調整することにより、圧着片62から突出される露出部23の突出量を調整することができる。すなわち、端子付電線24では、距離L1の長さを調整することにより、接続端子50に対する芯線21の露出部23の挿入量を調整することができる。ひいては、露出部23の長さを調整することができ、ワイヤハーネス10において必要とする電線20の長さを調整することができる。このように、位置決め部75は、接続端子50に対する芯線21の露出部23の挿入量を規制する機能を有している。
本実施形態の位置決め部75の対向面75Aには、露出部23の先端面23Aが接触している。位置決め部75の対向面75Aと露出部23の先端面23Aとの接触は、点接触、線接触、面接触のいずれの形態であってもよい。本実施形態の位置決め部75の対向面75Aには、露出部23の先端面23Aが面接触している。
位置決め部75は、例えば、長さ方向において、接合部60と端子接続部80との間に設けられている。位置決め部75は、例えば、長さ方向において、端子接続部80と間隔を空けて設けられている。位置決め部75は、例えば、長さ方向において、接合部60とガイド部77との間に設けられている。位置決め部75は、例えば、長さ方向において、ガイド部77と間隔を空けて設けられている。
(ガイド部77の構成)
図3に示すように、ガイド部77は、例えば、側壁部72の上端面に形成されている。ガイド部77は、例えば、一対の側壁部72の上端面の各々に形成されている。すなわち、本実施形態の中間連結部70は、一対の側壁部72の上端面にそれぞれ形成された一対のガイド部77を有している。
各ガイド部77は、例えば、各側壁部72の上端面から幅方向の外方に突出するように形成されている。一対のガイド部77は、例えば、互いに離れる方向に延びるように形成されている。各ガイド部77は、例えば、幅方向に沿って延びるように形成されている。各ガイド部77は、例えば、側壁部72の上端面から上方に立ち上がった後に、幅方向の外方に突出するように形成されている。一対のガイド部77は、例えば、長さ方向において、互いに同じ位置に設けられている。
図2に示すように、各ガイド部77は、例えば、長さ方向において、位置決め部75と端子接続部80との間に設けられている。各ガイド部77は、例えば、長さ方向において、位置決め部75と間隔を空けて設けられるとともに、端子接続部80と間隔を空けて設けられている。
各ガイド部77は、例えば、コネクタハウジング40の収容孔41に対する接続端子50の挿入をガイドする機能を有している。例えば、コネクタハウジング40の収容孔41は、ガイド部77が挿入可能なガイド溝(図示略)を有している。そして、接続端子50は、例えば、ガイド部77がガイド溝に沿って移動しながら、収容孔41の内部に挿入される。
各ガイド部77は、例えば、その形状に応じてコネクタハウジング40の収容孔41に対する挿入が制限される。例えば、接続端子50は、ガイド部77を挿入可能な形状に形成されたガイド溝(図示略)を有する収容孔41のみに挿入することができる。本実施形態のコネクタハウジング40の収容孔41には、ガイド部77を挿入可能な形状を有するガイド溝が形成されている。一方、各ガイド部77は、例えば、そのガイド部77を挿入可能な形状に形成されたガイド溝を有さない収容孔に挿入しようとした場合には、コネクタハウジングの壁部に干渉し、収容孔に挿入できないようになっている。これにより、接続端子50が意図しないコネクタハウジングに誤って組付けられることを抑制することができる。このように、ガイド部77は、接続端子50の誤組付を抑制する機能を有する場合がある。また、ガイド部77は、接続端子50が収容孔41から抜けることを抑制する機能を有する場合がある。この場合のガイド部77は、例えば、接続端子50が収容孔41に収容されたときに、収容孔41の内部に設けられた係止片(図示略)によって接合部60側から係止される。
(端子接続部80の構成)
図3及び図4に示すように、端子接続部80は、例えば、雌型端子である。端子接続部80は、基部81と、筒状接続部82とを有している。端子接続部80は、基部81と筒状接続部82とが長さ方向に連なって一体に形成されている。基部81は、中間連結部70の基部71と長さ方向に連なって一体に形成されている。
基部81は、例えば、内部が中空構造をなす筒状に形成されている。基部81は、例えば、円筒状に形成されている。基部81は、例えば、基部81の中心軸が延びる軸方向の全長にわたって延びるスリット81Xを有している。例えば、基部81の横断面形状は、C字状に形成されている。
筒状接続部82は、例えば、内部が中空構造をなす筒状に形成されている。筒状接続部82は、例えば、円筒状に形成されている。筒状接続部82には、相手端子90(図2参照)が挿入される。
筒状接続部82は、例えば、筒状接続部82の周方向に沿って所定の間隔を空けて設けられた複数の弾性片83を有している。筒状接続部82は、例えば、複数の弾性片83によって全体として円筒状をなすように形成されている。本実施形態の筒状接続部82では、3本の弾性片83が基部81の周方向に沿って所定の間隔を空けて設けられている。本実施形態の筒状接続部82では、3本の弾性片83が基部81の周方向に沿って等間隔に設けられている。筒状接続部82には、筒状接続部82の中心軸が延びる軸方向の全長にわたって延びるスリット82Xが筒状接続部82の周方向に沿って所定の間隔を空けて設けられている。
各弾性片83は、基部81と接続される基端部を固定端とし、基端部と長さ方向において反対側に位置する先端部を自由端とする片持ち状に形成されている。各弾性片83は、ばね性を有している。各弾性片83は、例えば、弾性変形による径方向への撓みが可能に構成されている。
図2に示すように、筒状接続部82は、例えば、基部81側から筒状接続部82の開口端に向かうに連れて内径寸法が小さくなるように形成されている。筒状接続部82に相手端子90が挿入されると、その相手端子90の外周面に複数の弾性片83が接触する。これにより、筒状接続部82と相手端子90とが電気的に接続される。
(端子付電線24の製造方法)
次に、端子付電線24の製造方法について説明する。
図5に示すように、まず、電線20と接続端子50とを準備する。電線20の長さ方向の端部では、芯線21の端部が絶縁被覆22から露出されて露出部23が形成されている。接続端子50の接合部60では、圧着片62が基部61の上面から上方に突出するように形成されている。
続いて、接続端子50に対して電線20の露出部23を挿入する。例えば、露出部23を、接合部60側から端子接続部80側に向かって長さ方向に沿って接続端子50に挿入する。このとき、露出部23の先端面23Aが位置決め部75の対向面75Aに接触される。これにより、電線20の長さ方向において露出部23の先端面23Aの位置が位置決めされ、接続端子50に対する露出部23の挿入量が規制される。また、露出部23の大部分は、接合部60の基部61上に配置される。
その後、位置決め部75によって露出部23の先端面23Aが位置決めされた状態において、接合部60の一対の圧着片62を内向きに塑性変形させることにより、一対の圧着片62が露出部23にかしめ固定される。以上の工程により、電線20の端部に接続端子50が電気的に接続された端子付電線24を製造することができる。なお、圧着片62の塑性変形は、例えば、図示しない端子圧着装置によって行われる。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
(1)端子付電線24は、導体からなる芯線21と、芯線21を覆う絶縁被覆22とを有する電線20と、電線20の端部と電気的に接続された金属製の接続端子50とを有する。芯線21は、電線20の長さ方向の端部において絶縁被覆22から露出する露出部23を有する。接続端子50は、露出部23と接合する接合部60と、露出部23の先端面23Aの位置を位置決めする位置決め部75とを有する。位置決め部75は、電線20の長さ方向において、露出部23の先端面23Aと対向している。
この構成によれば、接続端子50に、露出部23の先端面23Aの位置を位置決めする位置決め部75が設けられる。これにより、芯線21の露出部23に対して接続端子50を接合する際に、接続端子50の位置決め部75によって露出部23の先端面23Aを位置決めできる。このため、端子圧着装置(図示略)に位置決め部材を設ける必要が無い。したがって、接続端子50及び電線20の仕様が変更になった場合であっても、端子圧着装置の構造を変更する必要が無い。この結果、設備費の増大を抑制でき、端子付電線24の製造コストを低減できる。ひいては、コネクタ30及びワイヤハーネス10の製造コストを低減できる。
(2)また、電線20の長さ方向において、位置決め部75を露出部23の先端面23Aに対向させるようにした。この構成によれば、接続端子50に対して電線20を長さ方向に沿って挿入することにより、位置決め部75によって露出部23の先端面23Aを位置決めすることができる。このため、接続端子50と露出部23とを接合する際の作業性が複雑になることを好適に抑制できる。例えば、絶縁被覆から露出された芯線を折り返した状態で電線を接続端子に挿入する場合に比べて、接続端子50と露出部23とを接合する際の作業性を向上させることができる。
(3)位置決め部75を、電線20の長さ方向において、ガイド部77と接合部60との間に設けた。この構成によれば、露出部23の先端面23Aがガイド部77と接合部60との間の位置に位置決めされる。これにより、接続端子50に対する露出部23の挿入量を適切に管理することができ、絶縁被覆22から露出された露出部23の長さを適切に管理することができる。ひいては、ワイヤハーネス10において必要とする電線20の長さを適切に管理することができる。具体的には、ガイド部77よりも接合部60から離れた位置(つまり、端子接続部80側の位置)に位置決め部75が設けられる場合に比べて、露出部23の長さを短く設定することができる。この結果、ガイド部77よりも端子接続部80側に位置決め部75が設けられる場合に比べて、同じ配索経路長に対して必要とする電線20の長さを短くできるため、端子付電線24のコストを低減できる。
(4)露出部23の先端面23Aを、位置決め部75と接触させるようにした。この構成によれば、露出部23が接合部60のみと接触する場合に比べて、接続端子50と芯線21とを多接点で接触させることができる。これにより、接続端子50と芯線21との接触抵抗を低減して発熱量を抑制することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、露出部23の先端面23Aが位置決め部75の対向面75Aに接触するようにしたが、これに限定されない。
例えば図6に示すように、露出部23の先端面23Aを、位置決め部75の対向面75Aに接触させないようにしてもよい。すなわち、露出部23の先端面23Aを、電線20の長さ方向において、位置決め部75の対向面75Aと離れて設けるようにしてもよい。この構成によれば、露出部23の先端面23Aが位置決め部75まで延びていない。このため、露出部23の先端面23Aと位置決め部75とが接触する場合に比べて、露出部23の長さを短くできる。この結果、露出部23の先端面23Aと位置決め部75とが接触する場合に比べて、同じ配索経路長に対して必要とする電線20の長さを短くできるため、端子付電線24のコストを低減できる。
・上記実施形態の位置決め部75の形状は特に限定されない。例えば、電線20の長さ方向において露出部23の先端面23Aと対向した状態で、露出部23の先端面23Aの位置決めを行うことのできる形状であれば、その形状は特に限定されない。例えば、位置決め部75を、接続端子50の幅方向の全長にわたって延びるように形成してもよい。例えば、一対の側壁部72の上端面にそれぞれ位置決め部75を設けるようにしてもよい。この場合には、例えば、一対の位置決め部75が接続端子50の幅方向の内方に向かって突出するように形成される。例えば、位置決め部75を、基部71の幅方向の中央部における上面から上方に突出するように形成してもよい。
・上記実施形態の接合部60の形状は特に限定されない。例えば、接合部60と露出部23との接合方法に応じて接合部60の形状を適宜変更してもよい。例えば、接合部60と露出部23とを超音波溶接により接合する場合には、圧着片62を省略し、接合部60を平板状に形成するようにしてもよい。
・上記実施形態の端子接続部80の形状は特に限定されない。例えば、上記実施形態では、端子接続部80を雌型端子に具体化したが、端子接続部80を雄型端子に具体化してもよい。例えば、端子接続部80を、平板状に形成してもよい。
・上記実施形態では、ガイド部77が誤組付を抑制する機能を有するようにした。これに限らず、例えば、ガイド部77は、誤組付を抑制する機能を有していなくてもよい。
・上記実施形態では、ガイド部77が、コネクタハウジング40から接続端子50が抜けるのを抑制する機能を有するようにした。これに限らず、例えば、ガイド部77は、コネクタハウジング40から接続端子50が抜けるのを抑制する機能を有していなくてもよい。
・上記実施形態の接続端子50からガイド部77を省略してもよい。
・上記実施形態における外装部材25の内部に電磁シールド部材を設けるようにしてもよい。電磁シールド部材は、例えば、外装部材25の内周面と電線20の外周面との間に設けられる。電磁シールド部材としては、例えば、可撓性を有する編組線や金属箔を用いることができる。
・上記実施形態では、ワイヤハーネス10が有する電線20の本数は、特に限定されるものではなく、車両Vの仕様に応じて電線20の本数は変更することができる。例えば、ワイヤハーネス10が有する電線として、低圧バッテリと各種低電圧機器(例えば、ランプ、カーオーディオ等)とを接続する低圧電線を追加した構成としてもよい。
・車両Vにおけるインバータ11と高圧バッテリ12の配置関係は、上記実施形態に限定されるものではなく、車両構成に応じて適宜変更してもよい。
例えば図7に示すように、高圧バッテリ12が車両Vの床の略全体に配置されていてもよい。
・上記実施形態では、ワイヤハーネス10によって接続される電気機器としてインバータ11及び高圧バッテリ12を採用したが、これに限定されない。例えば、インバータ11と車輪駆動用のモータとを接続するワイヤハーネスに採用してもよい。すなわち、車両に搭載される電気機器間を電気的に接続するものであれば適用可能である。
・上記実施形態では、電線20を高圧電線に具体化したが、電線20を低圧電線に具体化してもよい。
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ワイヤハーネス
11 インバータ
12 高圧バッテリ
20 電線
21 芯線
22 絶縁被覆
23 露出部
23A 先端面
24 端子付電線
25 外装部材
30 コネクタ
40 コネクタハウジング
41 収容孔
50 接続端子
60 接合部
61 基部
62 圧着片
70 中間連結部
71 基部
72 側壁部
75 位置決め部
75A 対向面
77 ガイド部
80 端子接続部
81 基部
81X スリット
82 筒状接続部
82X スリット
83 弾性片
90 相手端子
V 車両
L1 距離

Claims (7)

  1. 導体からなる芯線と、前記芯線を覆う絶縁被覆とを有する電線と、
    前記電線の端部と電気的に接続された金属製の接続端子と、を有し、
    前記芯線は、前記電線の長さ方向の端部において前記絶縁被覆から露出する露出部を有し、
    前記接続端子は、前記露出部と接合する接合部と、前記露出部の先端面の位置を位置決めする位置決め部とを有し、
    前記位置決め部は、前記電線の長さ方向において、前記露出部の先端面と対向している端子付電線。
  2. 前記接続端子は、前記接続端子をコネクタハウジングに挿入する際のガイドとなるガイド部を更に有し、
    前記位置決め部は、前記電線の長さ方向において、前記接合部と前記ガイド部との間に設けられている請求項1に記載の端子付電線。
  3. 前記露出部の先端面は、前記位置決め部と接触している請求項1又は請求項2に記載の端子付電線。
  4. 前記露出部の先端面は、前記位置決め部と離れて設けられている請求項1又は請求項2に記載の端子付電線。
  5. 前記接続端子は、相手端子と電気的に接続される端子接続部を更に有し、
    前記位置決め部は、前記電線の長さ方向において、前記接合部と前記端子接続部との間に設けられている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端子付電線。
  6. 導体からなる芯線と前記芯線を覆う絶縁被覆とを有する電線の端部に電気的に接続される金属製の接続端子と、
    前記接続端子を収容するコネクタハウジングと、を有し、
    前記接続端子は、前記電線の長さ方向の端部において前記絶縁被覆から露出された前記芯線の露出部と接合する接合部と、前記露出部の先端面の位置を位置決めする位置決め部とを有し、
    前記位置決め部は、前記電線の長さ方向において、前記露出部の先端面と対向するように設けられているコネクタ。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の端子付電線と、
    前記接続端子を収容するコネクタハウジングと、
    を有するワイヤハーネス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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