JPH088343A - 集積回路装置の電源配線 - Google Patents

集積回路装置の電源配線

Info

Publication number
JPH088343A
JPH088343A JP14200494A JP14200494A JPH088343A JP H088343 A JPH088343 A JP H088343A JP 14200494 A JP14200494 A JP 14200494A JP 14200494 A JP14200494 A JP 14200494A JP H088343 A JPH088343 A JP H088343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply wiring
wiring
peripheral
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14200494A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Morimoto
建男 盛本
Mutsuo Kobayashi
睦生 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP14200494A priority Critical patent/JPH088343A/ja
Publication of JPH088343A publication Critical patent/JPH088343A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支線電源配線をどの位置に配置しても直線状
に形成することができ、自動配置配線を容易に行えるこ
とにより、開発期間を短くすることができる集積回路装
置の電源配線を得ることを目的としている。 【構成】 配線禁止領域42は周囲電源配線36の下端
配線に形成され、幹線電源配線接続領域43は配線禁止
領域42と隣接して形成されている。したがって、大規
模回路ブロック35に接続されている支線電源配線12
は配線禁止領域42に接続することができ、幹線電源配
線21は幹線電源配線接続領域43に接続することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集積回路装置の中で
も、特に大規模回路ブロックの周囲を囲むように周囲電
源配線が形成された集積回路装置の電源配線に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、短期間に高性能、高機能な集積回
路装置を開発するために、ゲ−トアレイ方式の集積回路
装置内部にセルベ−ス方式の大規模回路ブロックを混載
させた集積回路装置が知られている。この集積回路装置
は、主に論理回路部分を開発期間の短いゲ−トアレイ方
式の論理回路素子で構成し、その内部に集積度の高いセ
ルベ−ス方式の大規模回路ブロックを搭載するという構
造からなる。このような集積回路装置は Embeded Cell
Array 装置(以下、ここではECA装置という)と呼ば
れている。
【0003】図10は従来の一般的なECA装置の電源
配線を示す配線配置図であり、図において、1は集積回
路装置、2は集積回路装置1の周囲に設けられた入力/
出力バッファ回路などの周辺回路、3及び4は周辺回路
2によって囲まれた領域内の所定領域に配置されたセル
ベ−ス方式の大規模回路ブロック、5及び6は集積回路
装置1を上下に縦断するように設けられた幹線電源配
線、7は幹線電源配線5と後述の支線電源配線9とを接
続するビアホ−ル、8は幹線電源配線6と後述の支線電
源配線10とを接続するビアホール、9及び10は集積
回路装置1を左右に横断するように設けられた幹線電源
配線、11は論理回路素子である。
【0004】次に動作について説明する。信号配線(図
示せず)は、論理回路素子11、及び大規模回路ブロッ
ク3、4の外側の領域、または論理回路素子11の列上
に比較的細い線幅で配線されている。また、論理回路素
子11、及び大規模回路ブロック3、4にVDD電位と
GND電位を供給するため、集積回路装置1を上下に縦
断するように、幹線電源配線5および6が配置されてい
る。また、集積回路装置1を左右に横断するように、幹
線電源配線9および10が設けられている。これらの幹
線電源配線5および6、幹線電源配線9および10、信
号配線は基本的に左右方向の配線は第1の配線層、上下
方向は第2の配線層というように装置全体で統一されて
いる。そして、第1の配線層と第2の配線層との間には
層間絶縁膜(図示せず)が介在しており、第1の配線層
と第2の配線層との接続はその層間絶縁膜に開けられた
ビアホ−ル7、および8を介して行われる。
【0005】ところで、短期間で高性能、高機能な集積
回路装置を開発するために、設計に際しては自動配置配
線プログラムを用いるのが一般的である。この自動配置
配線を合理的に行うため、大規模回路ブロック3、4の
周辺に十分幅の広い周囲電源配線を敷設する方法が提案
されている。これは、たとえば、特開平2−86145
号公報などに開示されている。
【0006】図11は従来のECA装置における大規模
回路ブロックの配線配置図である。図において、35は
大規模回路ブロック、36はGND電位を供給するため
の第2の周囲電源配線としての周囲電源配線であり、そ
の上下端配線は第1層金属配線から形成され、その左右
端配線は第2層金属配線から形成されている。37はV
DD電位を供給するための第1の周囲電源配線としての
周囲電源配線であり、その上下端配線は第1層金属配線
から形成され、その左右端配線は第2層金属配線から形
成されている。21、23は周囲電源配線36に接続さ
れた第2の幹線電源配線としての幹線電源配線であり、
第2層金属配線から形成されている。22、24は周囲
電源配線37に接続された第1の幹線電源配線としての
幹線電源配線であり、第2層金属配線から形成されてい
る。
【0007】12、19は大規模回路ブロック35にG
ND電位を供給するための支線電源配線であり、第2層
金属配線から形成されている。14、20は大規模回路
ブロック35にVDD電位を供給するための支線電源配
線であり、第2層金属配線から形成されている。25、
27は周囲電源配線36に接続された第4の幹線電源配
線としての幹線電源配線であり、第1層金属配線から形
成されている。26、28は周囲電源配線37に接続さ
れた第3の幹線電源配線としての幹線電源配線であり、
第1層金属配線から形成されている。ところで、配線と
配線との接触部分でショートしないように、一方を第1
層金属配線で形成し、他方を第2層金属配線で形成して
いる。
【0008】29、30は支線電源配線19、20と周
囲電源配線36、37とを接続するビアホール、31は
幹線電源配線25、27と周囲電源配線36とを接続す
るビアホール、32は幹線電源配線26、28と周囲電
源配線37とを接続するビアホール、38は幹線電源配
線21、23と周囲電源配線36とを接続するビアホー
ル、39は幹線電源配線22、24と周囲電源配線37
とを接続するビアホール、40、41は周囲電源配線3
6、37のコーナ部のそれぞれに設けられたビアホー
ル、13、15は大規模回路ブロック35に接続された
信号配線である。
【0009】次に動作について説明する。大規模回路ブ
ロック35の周囲に十分に幅の広い周囲電源配線36及
び37を設けることにより、周囲電源配線36、37と
幹線電源配線21〜24及び幹線電源配線25〜28と
の接続を行っていた。しかし、幹線電源配線21〜2
4、あるいは支線電源配線12が図11とは異なる位置
に接続された場合に、以下のような不都合が生じる場合
があった。
【0010】図12は従来の問題点を説明するためのE
CA装置の電源配線を示す配線配置図である。図におい
て、大規模回路ブロック35から支線電源配線12が図
12に示すような位置から取り出される場合、自動配置
配線を行なうと、この支線電源配線12は直線状に延長
され、周囲電源幹線36と重なる部分にはビアホール
(図示せず)が配置される。ここで再び自動配置配線を
行なうと、幹線電源配線21と周囲電源幹線36と重な
る部分にはビアホール38が配置され、先に配置したビ
アホール(図示せず)と重なることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の集積回路装置の
電源配線では以上のように構成されているので、支線電
源配線12と周囲電源幹線36との重なる部分と幹線電
源配線21と周囲電源幹線36と重なる部分とが一致す
る場合に、自動配置配線を行なうと、支線電源配線12
と周囲電源幹線36との重なる部分に設けたビアホール
と幹線電源配線21と周囲電源幹線36と重なる部分に
設けたビアホールとが重なることになる。したがって、
ビアホールの形状が変る危険性があるため、先に配置し
たビアホール(支線電源配線12と周囲電源幹線36と
の重なる部分に設けたビアホール)を消去するか、図1
2に示すように支線電源配線12を屈曲させて接続させ
なければならないという問題点があり、この結果、自動
配置配線が容易に行えず、開発期間が長くなるという問
題点があった。
【0012】請求項1から請求項6の発明は、上記のよ
うな問題点を解消するためになされたもので、支線電源
配線をどの位置に配置しても自動配置配線を容易に行え
ることにより、開発期間を短くすることができる集積回
路装置の電源配線を得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る集
積回路装置の電源配線は、大規模回路ブロックに第1の
電位を供給するための第1の周囲電源配線及び大規模回
路ブロックに第2の電位を供給するための第2の周囲電
源配線の中の少なくても一方に配線禁止領域を形成し、
上記配線禁止領域と隣接して幹線電源配線接続領域を形
成するようにしたものである。
【0014】請求項2の発明に係る集積回路装置の電源
配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第1
及び第2の周囲電源配線の中の少なくても一方に形成
し、第3の幹線電源配線及び第4の幹線電源配線の中の
少なくても一方が接続される幹線電源配線接続領域を配
線禁止領域と隣接して形成するようにしたものである。
【0015】請求項3の発明に係る集積回路装置の電源
配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第2
の周囲電源配線に形成し、第2の幹線電源配線が接続さ
れる幹線電源配線接続領域を配線禁止領域と隣接して形
成するようにしたものである。
【0016】請求項4の発明に係る集積回路装置の電源
配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第1
の周囲電源配線に形成し、第1の幹線電源配線が接続さ
れる幹線電源配線接続領域を配線禁止領域と隣接して形
成するようにしたものである。
【0017】請求項5の発明に係る集積回路装置の電源
配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第2
の周囲電源配線に形成し、第4の幹線電源配線が接続さ
れる幹線電源配線接続領域を配線禁止領域と隣接して形
成するようにしたものである。
【0018】請求項6の発明に係る集積回路装置の電源
配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第1
の周囲電源配線に形成し、第3の幹線電源配線が接続さ
れる幹線電源配線接続領域を配線禁止領域と隣接して形
成するようにしたものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明における集積回路装置の電源配
線は、大規模回路ブロックに第1の電位を供給するため
の第1の周囲電源配線及び大規模回路ブロックに第2の
電位を供給するための第2の周囲電源配線の中の少なく
ても一方に配線禁止領域を形成し、上記配線禁止領域と
隣接して幹線電源配線接続領域を形成するように構成し
ているので、上記支線電源配線をどの位置に配置しても
直線状に延長して周囲電源配線に接続することができ
る。
【0020】請求項2の発明における集積回路装置の電
源配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第
1及び第2の周囲電源配線の中の少なくても一方に形成
し、第3の幹線電源配線及び第4の幹線電源配線の中の
少なくても一方が接続される幹線電源配線接続領域を配
線禁止領域と隣接して形成するように構成しているの
で、上記支線電源配線をどの位置に配置しても直線状に
延長して周囲電源配線に接続することができる。
【0021】請求項3の発明における集積回路装置の電
源配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第
2の周囲電源配線に形成し、第2の幹線電源配線が接続
される幹線電源配線接続領域を配線禁止領域と隣接して
形成するように構成しているので、上記支線電源配線を
どの位置に配置しても直線状に延長して周囲電源配線に
接続することができる。
【0022】請求項4の発明における集積回路装置の電
源配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第
1の周囲電源配線に形成し、第1の幹線電源配線が接続
される幹線電源配線接続領域を配線禁止領域と隣接して
形成するように構成しているので、上記支線電源配線を
どの位置に配置しても直線状に延長して周囲電源配線に
接続することができる。
【0023】請求項5の発明における集積回路装置の電
源配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第
2の周囲電源配線に形成し、第4の幹線電源配線が接続
される幹線電源配線接続領域を配線禁止領域と隣接して
形成するように構成しているので、上記支線電源配線を
どの位置に配置しても直線状に延長して周囲電源配線に
接続することができる。
【0024】請求項6の発明における集積回路装置の電
源配線は、支線電源配線が接続される配線禁止領域を第
1の周囲電源配線に形成し、第3の幹線電源配線が接続
される幹線電源配線接続領域を配線禁止領域と隣接して
形成するように構成しているので、上記支線電源配線を
どの位置に配置しても直線状に延長して周囲電源配線に
接続することができる。
【0025】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1の発明の一実施例によるECA装
置の電源配線を示す配線配置図であり、従来のものと同
一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略す
る。図において、42は配線禁止領域、43は幹線電源
配線接続領域である。
【0026】次に配線状態について説明する。配線禁止
領域42は周囲電源配線36の下端配線に形成され、幹
線電源配線接続領域43は配線禁止領域42と隣接して
形成されている。また、配線禁止領域42及び幹線電源
配線接続領域43は、第1層金属配線により形成されて
いる。したがって、大規模回路ブロック35に接続され
ている支線電源配線12は配線禁止領域42に接続する
ことができ、幹線電源配線21は幹線電源配線接続領域
43に接続することができる。
【0027】これにより、大規模回路ブロック35が有
する支線電源配線12を直線状に延長して周囲電源配線
36の下端配線に接続することができるので、図12に
示した従来のECA装置と異なり、周囲電源配線36と
幹線電源配線21および支線電源配線12との接続部分
の配線が複雑になることがない。これにより、接続配線
部分を直線状の単純な構造に統一することができ、自動
配線が容易に行えるという効果を奏する。この結果、短
期間で高性能、高機能な集積回路装置を開発することが
可能となる。
【0028】実施例2.図2は請求項1の発明の他の実
施例によるECA装置の電源配線を示す配線配置図であ
る。上記実施例1では配線禁止領域42及び幹線電源配
線接続領域43は周囲電源配線36の下端配線に形成さ
れているが、実施例2では配線禁止領域44及び幹線電
源配線接続領域45は周囲電源配線37の下端配線に形
成にした。したがって、大規模回路ブロック35に接続
されている支線電源配線14は配線禁止領域44に接続
することができ、幹線電源配線22は幹線電源配線接続
領域45に接続することができる。
【0029】これにより、大規模回路ブロック35が有
する支線電源配線14を直線状に延長して周囲電源配線
37の下端配線に接続することができるので、実施例1
と同様の効果を奏する。
【0030】実施例3.図3は請求項1の発明の他の実
施例によるECA装置の電源配線を示す配線配置図であ
る。上記実施例1では配線禁止領域42及び幹線電源配
線接続領域43は周囲電源配線36の下端配線にのみ形
成されているが、実施例3では配線禁止領域42及び幹
線電源配線接続領域43は周囲電源配線36の上端及び
下端配線に形成にした。したがって、大規模回路ブロッ
ク35に接続されている支線電源配線12及び19はそ
れぞれ配線禁止領域42に接続することができ、幹線電
源配線21はそれぞれ幹線電源配線接続領域43に接続
することができる。
【0031】これにより、大規模回路ブロック35が有
する支線電源配線12及び19を直線状に延長して周囲
電源配線36の上端及び下端配線にそれぞれ接続するこ
とができるので、実施例1と同様の効果を奏する。
【0032】実施例4.図4は請求項1の発明の他の実
施例によるECA装置の電源配線を示す配線配置図であ
る。上記実施例2では配線禁止領域44及び幹線電源配
線接続領域45は周囲電源配線37の下端配線に形成さ
れているが、実施例4では配線禁止領域44及び幹線電
源配線接続領域45は周囲電源配線37の上端及び下端
配線に形成にした。したがって、大規模回路ブロック3
5に接続されている支線電源配線14及び20はそれぞ
れ配線禁止領域44に接続することができ、幹線電源配
線22及び24はそれぞれ幹線電源配線接続領域45に
接続することができる。
【0033】これにより、大規模回路ブロック35が有
する支線電源配線14及び20を直線状に延長して周囲
電源配線37の上端及び下端配線にそれぞれ接続するこ
とができるので、実施例1と同様の効果を奏する。
【0034】実施例5.図5は請求項1の発明の他の実
施例によるECA装置の電源配線を示す配線配置図であ
る。上記実施例1及び実施例2では配線禁止領域42及
び幹線電源配線接続領域43は周囲電源配線36の下端
配線にのみ形成されるか、配線禁止領域44及び幹線電
源配線接続領域45は周囲電源配線37の下端配線にの
み形成されていた。しかし、この実施例5では配線禁止
領域42及び幹線電源配線接続領域43は周囲電源配線
36の上端配線に形成され、配線禁止領域44及び幹線
電源配線接続領域45は周囲電源配線37の下端配線に
形成されている。したがって、大規模回路ブロック35
に接続されている支線電源配線14は配線禁止領域44
に接続することができ、幹線電源配線22は幹線電源配
線接続領域45に接続することができるとともに、大規
模回路ブロック35に接続されている支線電源配線19
は配線禁止領域42に接続することができ、幹線電源配
線23は幹線電源配線接続領域43に接続することがで
きる。
【0035】これにより、大規模回路ブロック35が有
する支線電源配線14を直線状に延長して周囲電源配線
37の下端配線に接続することができるとともに、大規
模回路ブロック35が有する支線電源配線14を直線状
に延長して周囲電源配線37の下端配線に接続すること
ができるので、実施例1と同様の効果を奏する。なお、
この実施例5では配線禁止領域42及び幹線電源配線接
続領域43は周囲電源配線36の上端配線に形成され、
配線禁止領域44及び幹線電源配線接続領域45は周囲
電源配線37の下端配線に形成されているが、配線禁止
領域42及び幹線電源配線接続領域43は周囲電源配線
36の下端配線に形成され、配線禁止領域44及び幹線
電源配線接続領域45は周囲電源配線37の上端配線に
形成されていてもよい。
【0036】実施例6.図6は請求項1の発明の他の実
施例によるECA装置の電源配線を示す配線配置図であ
る。上記実施例3及び4では配線禁止領域42及び幹線
電源配線接続領域43は周囲電源配線36の上端及び下
端配線にのみ形成されるか、配線禁止領域44及び幹線
電源配線接続領域45は周囲電源配線37の上端及び下
端配線にのみ形成されていた。しかし、実施例6ではこ
のいずれにも形成した。したがって、大規模回路ブロッ
ク35に接続されている支線電源配線12及び19はそ
れぞれ配線禁止領域42に接続することができ、幹線電
源配線21及び23はそれぞれ幹線電源配線接続領域4
3に接続することができるとともに、大規模回路ブロッ
ク35に接続されている支線電源配線14及び20はそ
れぞれ配線禁止領域44に接続することができ、幹線電
源配線22及び24はそれぞれ幹線電源配線接続領域4
5に接続することができる。
【0037】これにより、大規模回路ブロック35が有
する支線電源配線12及び19を直線状に延長して周囲
電源配線36の上端及び下端配線にそれぞれ接続するこ
とができるとともに、大規模回路ブロック35が有する
支線電源配線14及び20を直線状に延長して周囲電源
配線37の上端及び下端配線にそれぞれ接続することが
できるので、実施例1と同様の効果を奏する。
【0038】実施例7.図7は請求項2の発明の実施例
によるECA装置の電源配線を示す配線配置図である。
上記実施例6では配線禁止領域42、44及び幹線電源
配線接続領域43、45は周囲電源配線36、37の上
端及び下端配線に形成されていた。しかし、実施例7で
はこの他に周囲電源配線36の左右端配線にも配線禁止
領域46と幹線電源配線接続領域47とが形成されてい
る。この配線禁止領域46と幹線電源配線接続領域47
とは第2層金属配線により形成されている。したがっ
て、大規模回路ブロック35に接続されている支線電源
配線50及び51(第1層金属配線)は配線禁止領域4
6に接続することができ、幹線電源配線25及び27
(第1層金属配線)は幹線電源配線接続領域47に接続
することができる。
【0039】これにより、大規模回路ブロック35が有
する支線電源配線12及び19を直線状に延長して周囲
電源配線36の上端及び下端配線にそれぞれ接続するこ
とができ、大規模回路ブロック35が有する支線電源配
線14及び20を直線状に延長して周囲電源配線37の
上端及び下端配線にそれぞれ接続することができるとと
もに、大規模回路ブロック35が有する支線電源配線5
0及び51を直線状に延長して周囲電源配線36の左右
端配線にそれぞれ接続することができるので、実施例1
と同様の効果を奏する。
【0040】実施例8.図8は請求項2の発明の他の実
施例によるECA装置の電源配線を示す配線配置図であ
る。上記実施例7では実施例6の構成の他に周囲電源配
線36の左右端配線にも配線禁止領域46と幹線電源配
線接続領域47とが形成されていた。しかし、実施例8
では上記実施例7の構成の他に周囲電源配線37の左右
端配線にも配線禁止領域48と幹線電源配線接続領域4
9とが形成されている。この配線禁止領域48と幹線電
源配線接続領域49とは第2層金属配線により形成され
ている。したがって、大規模回路ブロック35に接続さ
れている支線電源配線52及び53(第1層金属配線)
は配線禁止領域48に接続することができ、幹線電源配
線26及び28(第1層金属配線)は幹線電源配線接続
領域49に接続することができる。
【0041】これにより、大規模回路ブロック35が有
する支線電源配線12及び19を直線状に延長して周囲
電源配線36の上端及び下端配線にそれぞれ接続するこ
とができるとともに、大規模回路ブロック35が有する
支線電源配線14及び20を直線状に延長して周囲電源
配線37の上端及び下端配線にそれぞれ接続することが
できる。また、大規模回路ブロック35が有する支線電
源配線50及び51を直線状に延長して周囲電源配線3
6の左右端配線にそれぞれ接続することができる。さら
に、大規模回路ブロック35が有する支線電源配線52
及び53を直線状に延長して周囲電源配線37の左右端
配線にそれぞれ接続することができる。この結果、実施
例1と同様の効果を奏する。
【0042】実施例9.図9は請求項2の発明の他の実
施例によるECA装置の電源配線を示す配線配置図であ
る。上記実施例8では上記実施例7の構成の他に周囲電
源配線37の左右端配線にも配線禁止領域48と幹線電
源配線接続領域49とが形成されていた。しかし、実施
例9では上記実施例8の構成にあって周囲電源配線37
の左右端配線の何れか一端に配線禁止領域48と幹線電
源配線接続領域49とが形成されている。また、配線禁
止領域48と幹線電源配線接続領域49とが形成されて
いない周囲電源配線37の左右端配線は第1層金属配線
から形成されている。さらに、支線電源配線51は第2
層金属配線により形成されている。したがって、大規模
回路ブロック35に接続されている支線電源配線51は
配線禁止領域46に接続することができ、支線電源配線
53は直接周囲電源配線37の左右端配線(第1層金属
配線)に接続することができる。
【0043】これにより、大規模回路ブロック35が有
する支線電源配線12及び19を直線状に延長して周囲
電源配線36の上端及び下端配線にそれぞれ接続するこ
とができるとともに、大規模回路ブロック35が有する
支線電源配線14及び20を直線状に延長して周囲電源
配線37の上端及び下端配線にそれぞれ接続することが
できる。また、大規模回路ブロック35が有する支線電
源配線50を直線状に延長して周囲電源配線36の左右
端配線に接続することができるとともに、大規模回路ブ
ロック35が有する支線電源配線52を直線状に延長し
て周囲電源配線37の左右端配線に接続することができ
る。
【0044】さらに、大規模回路ブロック35が有する
支線電源配線51(第2層金属配線)を直線状に延長し
て周囲電源配線36の左右端配線(第2層金属配線)に
接続することができるとともに、大規模回路ブロック3
5が有する支線電源配線53(第1層金属配線)を直線
状に延長して周囲電源配線37の左右端配線(第1層金
属配線)に接続することができる。この結果、実施例1
と同様の効果を奏する。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、大規模回路ブロックに第1の電位を供給するための
第1の周囲電源配線及び大規模回路ブロックに第2の電
位を供給するための第2の周囲電源配線の中の少なくて
も一方に配線禁止領域を形成し、上記配線禁止領域と隣
接して幹線電源配線接続領域を形成するように構成した
ので、上記支線電源配線をどの位置に配置しても直線状
に形成することができ、自動配置配線を容易に行えるた
め、開発期間を短くすることができる効果がある。
【0046】請求項2の発明によれば、支線電源配線が
接続される配線禁止領域を第1及び第2の周囲電源配線
の中の少なくても一方に形成し、第3の幹線電源配線及
び第4の幹線電源配線の中の少なくても一方が接続され
る幹線電源配線接続領域を配線禁止領域と隣接して形成
するように構成したので、上記支線電源配線をどの位置
に配置しても直線状に形成することができ、自動配置配
線を容易に行えるため、開発期間を短くすることができ
る効果がある。
【0047】請求項3の発明によれば、支線電源配線が
接続される配線禁止領域を第2の周囲電源配線に形成
し、第2の幹線電源配線が接続される幹線電源配線接続
領域を配線禁止領域と隣接して形成するように構成した
ので、上記支線電源配線をどの位置に配置しても直線状
に形成することができ、自動配置配線を容易に行えるた
め、開発期間を短くすることができる効果がある。
【0048】請求項4の発明によれば、支線電源配線が
接続される配線禁止領域を第1の周囲電源配線に形成
し、第1の幹線電源配線が接続される幹線電源配線接続
領域を配線禁止領域と隣接して形成するように構成した
ので、上記支線電源配線をどの位置に配置しても直線状
に形成することができ、自動配置配線を容易に行えるた
め、開発期間を短くすることができる効果がある。
【0049】請求項5の発明によれば、支線電源配線が
接続される配線禁止領域を第2の周囲電源配線に形成
し、第4の幹線電源配線が接続される幹線電源配線接続
領域を配線禁止領域と隣接して形成するように構成した
ので、上記支線電源配線をどの位置に配置しても直線状
に形成することができ、自動配置配線を容易に行えるた
め、開発期間を短くすることができる効果がある。
【0050】請求項6の発明によれば、支線電源配線が
接続される配線禁止領域を第1の周囲電源配線に形成
し、第3の幹線電源配線が接続される幹線電源配線接続
領域を配線禁止領域と隣接して形成するように構成した
ので、上記支線電源配線をどの位置に配置しても直線状
に形成することができ、自動配置配線を容易に行えるた
め、開発期間を短くすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるECA装置の電源
配線を示す配線配置図である。
【図2】 この発明の他の実施例によるECA装置の電
源配線を示す配線配置図である。
【図3】 この発明の他の実施例によるECA装置の電
源配線を示す配線配置図である。
【図4】 この発明の他の実施例によるECA装置の電
源配線を示す配線配置図である。
【図5】 この発明の他の実施例によるECA装置の電
源配線を示す配線配置図である。
【図6】 この発明の他の実施例によるECA装置の電
源配線を示す配線配置図である。
【図7】 この発明の他の実施例によるECA装置の電
源配線を示す配線配置図である。
【図8】 この発明の他の実施例によるECA装置の電
源配線を示す配線配置図である。
【図9】 この発明の他の実施例によるECA装置の電
源配線を示す配線配置図である。
【図10】 従来の一般的なECA装置の電源配線を示
す配線配置図である。
【図11】 従来のECA装置における大規模回路ブロ
ックの配線配置図である。
【図12】 従来の問題点を説明するためのECA装置
の電源配線を示す配線配置図である。
【符号の説明】
1 集積回路装置、12,14 支線電源配線、21,
23 幹線電源配線(第2の幹線電源配線)、22,2
4 幹線電源配線(第1の幹線電源配線)、25,27
幹線電源配線(第4の幹線電源配線)、26,28
幹線電源配線(第3の幹線電源配線)、35 大規模回
路ブロック、36 周囲電源配線(第2の周囲電源配
線)、37 周囲電源配線(第1の周囲電源配線)、4
2,46配線禁止領域、43,47 幹線電源配線接続
領域。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路装置内に配置された大規模回路
    ブロックと、上記大規模回路ブロックの周囲を囲むよう
    に形成され、上記大規模回路ブロックに第1の電位を供
    給する第1の周囲電源配線と、上記第1の周囲電源配線
    と所定間隔を隔てて上記第1の周囲電源配線を囲むよう
    に形成され、上記大規模回路ブロックに第2の電位を供
    給する第2の周囲電源配線と、上記集積回路装置内を上
    下に縦断するように配置され、上記第1の周囲電源配線
    に接続される第1の幹線電源配線と、上記集積回路装置
    内を上下に縦断するように配置され、上記第2の周囲電
    源配線に接続される第2の幹線電源配線と、上記集積回
    路装置内を左右に横断するように配置され、上記第1の
    周囲電源配線に接続される第3の幹線電源配線と、上記
    集積回路装置内を左右に横断するように配置され、上記
    第2の周囲電源配線に接続される第4の幹線電源配線
    と、上記大規模回路ブロックと上記第1の周囲電源配
    線、または、上記大規模回路ブロックと上記第2の周囲
    電源配線とを接続する支線電源配線とを有する集積回路
    装置の電源配線において、上記第1及び第2の周囲電源
    配線の中の少なくても一方に形成され、上記支線電源配
    線が接続される配線禁止領域と、上記配線禁止領域と隣
    接して形成され、上記第1の幹線電源配線及び第2の幹
    線電源配線の中の少なくても一方が接続される幹線電源
    配線接続領域とを備えたことを特徴とする集積回路装置
    の電源配線。
  2. 【請求項2】 集積回路装置内に配置された大規模回路
    ブロックと、上記大規模回路ブロックの周囲を囲むよう
    に形成され、上記大規模回路ブロックに第1の電位を供
    給する第1の周囲電源配線と、上記第1の周囲電源配線
    と所定間隔を隔てて上記第1の周囲電源配線を囲むよう
    に形成され、上記大規模回路ブロックに第2の電位を供
    給する第2の周囲電源配線と、上記集積回路装置内を上
    下に縦断するように配置され、上記第1の周囲電源配線
    に接続される第1の幹線電源配線と、上記集積回路装置
    内を上下に縦断するように配置され、上記第2の周囲電
    源配線に接続される第2の幹線電源配線と、上記集積回
    路装置内を左右に横断するように配置され、上記第1の
    周囲電源配線に接続される第3の幹線電源配線と、上記
    集積回路装置内を左右に横断するように配置され、上記
    第2の周囲電源配線に接続される第4の幹線電源配線
    と、上記大規模回路ブロックと上記第1の周囲電源配
    線、または、上記大規模回路ブロックと上記第2の周囲
    電源配線とを接続する支線電源配線とを有する集積回路
    装置の電源配線において、上記第1及び第2の周囲電源
    配線の中の少なくても一方に形成され、上記支線電源配
    線が接続される配線禁止領域と、上記配線禁止領域と隣
    接して形成され、上記第3の幹線電源配線及び第4の幹
    線電源配線の中の少なくても一方が接続される幹線電源
    配線接続領域とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の集積回路装置の電源配線。
  3. 【請求項3】 上記第2の周囲電源配線に上記支線電源
    配線が接続される上記配線禁止領域と第2の幹線電源配
    線が接続される上記幹線電源配線接続領域とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の集積回路装置の電源配
    線。
  4. 【請求項4】 上記第1の周囲電源配線に上記支線電源
    配線が接続される上記配線禁止領域と第1の幹線電源配
    線が接続される上記幹線電源配線接続領域とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の集積回路装置の電源配
    線。
  5. 【請求項5】 上記第2の周囲電源配線に上記支線電源
    配線が接続される上記配線禁止領域と第4の幹線電源配
    線が接続される上記幹線電源配線接続領域とを備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の集積回路装置の電源配
    線。
  6. 【請求項6】 上記第1の周囲電源配線に上記支線電源
    配線が接続される上記配線禁止領域と第3の幹線電源配
    線が接続される上記幹線電源配線接続領域とを備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の集積回路装置の電源配
    線。
JP14200494A 1994-06-23 1994-06-23 集積回路装置の電源配線 Pending JPH088343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14200494A JPH088343A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 集積回路装置の電源配線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14200494A JPH088343A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 集積回路装置の電源配線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH088343A true JPH088343A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15305149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14200494A Pending JPH088343A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 集積回路装置の電源配線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH088343A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010092635A1 (ja) * 2009-02-10 2010-08-19 パナソニック株式会社 半導体集積回路の配線構造及びそれを有する半導体装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010092635A1 (ja) * 2009-02-10 2010-08-19 パナソニック株式会社 半導体集積回路の配線構造及びそれを有する半導体装置
JP2010186823A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Panasonic Corp 半導体集積回路の配線構造及びそれを有する半導体装置
US8487423B2 (en) 2009-02-10 2013-07-16 Panasonic Corporation Interconnect structure of semiconductor integrated circuit and semiconductor device including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3917683B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP4254059B2 (ja) 半導体集積回路の設計方法
JP2742735B2 (ja) 半導体集積回路装置およびそのレイアウト設計方法
JPH0494556A (ja) 集積回路のセルレイアウト方法
JPH088343A (ja) 集積回路装置の電源配線
JP2910734B2 (ja) レイアウト方法
JP4494537B2 (ja) スタンダードセル方式の半導体集積回路の配線設計方法
JPH06349948A (ja) 半導体集積回路装置
JP2757445B2 (ja) 半導体装置
JPH02280353A (ja) 半導体集積回路
JP3148399B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2889462B2 (ja) 半導体集積回路
JPH0226046A (ja) マスター・スライス半導体集積回路装置
JP2000003963A (ja) 半導体集積回路のレイアウト設計方法および半導体集積回路
JPH11307639A (ja) 半導体集積回路の電源回路及び電源配線方法並びに電源配線手順を実行するプログラムを記録した記録媒体
JPH0669339A (ja) 半導体装置
JP2002083934A (ja) 半導体集積回路装置
JPH06140566A (ja) 半導体集積回路
JPH06151590A (ja) 半導体集積回路装置
JPH0260148A (ja) 半導体集積回路装置
JPH01239871A (ja) Lsiのレイアウト方法
JPH06169016A (ja) 半導体集積回路及びそのレイアウト設計方法
JPH0563046A (ja) ゲートアレイ集積回路及びその製造方法
JPH06132399A (ja) 集積回路設計方法及び集積回路
JPH0563088A (ja) 集積回路装置の電源配線