JPH088321B2 - 集積回路パツケ−ジ - Google Patents

集積回路パツケ−ジ

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JPH088321B2
JPH088321B2 JP62010929A JP1092987A JPH088321B2 JP H088321 B2 JPH088321 B2 JP H088321B2 JP 62010929 A JP62010929 A JP 62010929A JP 1092987 A JP1092987 A JP 1092987A JP H088321 B2 JPH088321 B2 JP H088321B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (ア) 技術分野 この発明は、図100Mb/s以上の高速デイジタル信号を
処理する集積回路に好適な集積回路パツケージに関す
る。
集積回路のパツケージは、半導体チツプを固定し、こ
れを外界から保護するという作用がある。これに加え
て、電力を供給し、信号を入力し、出力するリードフレ
ームを支持するという機能もある。
さらに、集積回路のパツケージは、半導体チツプを外
界から絶縁する、という作用や、チツプから生じた熱を
放出するという作用がある。
シリコン半導体集積回路の場合、プラスチツクパツケ
ージが頻用される。これは、プラスチツクモールドによ
り、シリコン半導体集積回路のチツプを密封したもので
ある。
リードフレームとチツプの電極部を金線でワイヤボン
デイングした後、プラスチツク材料でモールドし、全体
を密封するのである。
リードフレームは、長手方向にそう両側面に、多数個
設けられている。リードフレームが二列に並んでいる場
合、DIP(Dual in line package)という。リードフレ
ームは8本以上で40本以上のものもある。リードフレー
ムの間隔は規格化されているが、多くの場合2.5〜2.9mm
程度である。リードフレームの数が増えれば、パツケー
ジも大きくなる。
プラスチツクパツケージは安価であるし、集積回路チ
ツプ(ICチツプと略すこともある)のマウントが容易で
あるという利点がある。
このため、現在に於ても、集積回路パツケージの生産
量の約80%は、プラスチツクパツケージである、といわ
れている。
しかし、プラスチツクパツケージは、放熱性気密性に
劣る。このため、電力消費の小さいICチツプのパツケー
ジとしてしか使えない。
電力消費が小さいという事は、集積度が低いとか、動
作速度が遅いという事である。
電力消費の大きいICチツプのパツケージとしては、よ
り熱伝導率の高い材質が望まれる。それだけでなく、IC
チツプとパツケージ材料の熱膨脹率が近似しているとい
う事も要求される。
そこで、アルミナAl2O3を使つた集積回路パツケージ
も使われる。セラミツク製でDIPのパツケージ構造であ
る。これはセラミツク板を2枚合わせてパツケージとし
たものである。
DIP構造であり、セラミツクであるので、CERDIPとい
う。現在、生産されているICパツケージの約15%はCERD
IP構造であるといわれる。
構造は次のようである。
細長い下セラミック板に、リードフレームを多数低融
点ガラスで封止してある。Si半導体ICチツプを下セラミ
ツク板にダイボンドし、ICチツプの電極部とリードフレ
ームとをAlワイヤでワイヤボンデイングする。さらに上
セラミツク板を封止ガラスを用いて貼りつけて、蓋をす
る。
このようなセラミツク製パツケージは、プラスチツク
パツケージに比べて、使用温度領域が広い。放熱性がよ
いことと、気密性がよい、熱膨脹率がICチツプに近い事
などから、信頼性の要求される半導体デバイスに用いら
れる。
しかし、このCERDIP構造のものも、ICチツプの電極部
とリードフレームを直接、ワイヤで結合するから、リー
ドフレームの本数(ピン数ともいう)が多くなると、ワ
イヤが長くなる。
低速動作のICであれば、ワイヤが長くてもよい。しか
し、高速動作をする場合は、ワイヤは短くなくてはなら
ない。
プラスチツクDIPパツケージ、セラミツクDIP(CERDI
P)ともに、リードフレームとICチツプが、直接ワイヤ
で結合されており、高速動作をするICチツプのパツケー
ジとしては望ましくない。
(イ) 高速動作ICのパツケージに必要な条件 シリコン半導体を用いたICは高速動作という点では十
分満足できるものではない。
一般的にCMOSICの場合、最大動作周波数は50MHz程度
である。これは、消費電力が小さいという利点があるの
で、プラスチツクパツケージが多くの場合用いられる。
例えば、市販のTTLの場合、最大動作周波数は50〜70M
Hz程度である。
高速動作するシリコンデイジタルICとして知られてい
るECL(Emitter Coupled Logic)で一般的に最大で500M
Hz程度である。ただし、ECLを高速動作させると、当然
消費電力は大きくなる。
これは、材料的な制約からくるものである。シリコン
半導体は、電子移動度が低いので、あまり高速動作には
適していない。
より高速動作させようとすると、GaAsなど化合物半導
体のFET(MESFET、MODFET)などを使う必要がある。こ
れらの半導体に於ては、電子移動度が極めて高いからで
ある。
GaAsの集積回路化への試みは、着々と成功を収めつつ
ある。GaAsFETなどを主体とした集積回路が一般に使用
できれば、超高速動作をするICが得られるという事にな
る。
ところが、ICチツプ自体で高速であるだけでは足らな
い。パツケージも高速動作を損なわないものでなければ
ならない。
数100Mb/sのデイジタル信号を処理するというが、一
般的にその時の信号波形は矩形波である。
繰り返し周波数fの矩形波をフーリエ級数に展開する
と、繰り返し周波数fより高い成分を持つている。
矩形波をきれいに再現するためには、より高い周波数
に対しても、動作可能でなければならない。
数100Mb/sの矩形波を扱うためには、数GHzの正弦波
を、増幅できる程度の高速性が要求される。
このような高速の電気信号は、ICのパツケージに対し
ても厳しい条件を課すことになる。
低速の電気信号のように、信号はリード線の中を自由
に伝搬する、というわけにはゆかない。リード線の幅、
基板厚みなどに適当な関係が成り立つ時のみ、好適に電
気信号を伝搬させる事ができる。
リード線、ワイヤなどの導体は、端に導体であるので
はなく自己誘導Lを有する。周波数が高いので、これに
よるリアクタンスLωは無視できないものになる。
さらに、信号線とアース、信号線と信号線の間には容
量Cが介在する。
LとCの問題は、高速の信号を扱う場合、常に重大で
深刻な問題となる。
単位長さあたりのL、Cから、特性インピーダンス が決定される。
伝送線にそつて特性インピーダンスが一定でなければ
ならない。特性インピーダンスの不連続があると、その
点で“反射”が生ずる。
また、伝送線の最後は、特性インピーダンスに等しい
インピーダンスによつて終端しなければならない。こう
しないと、終端に於て、信号エネルギーの反射が生じ
る。
このような問題は、同軸ケーブルの設計に於ては、古
くからよく知られた問題である。特性インピーダンスが
50Ω、75Ω‥などの同軸ケーブルがある。いずれも特性
インピーダンスが変動しないように、信号線、絶縁層、
アース被覆などの寸法を一定にしてある。また高速の信
号である場合は、抵抗により終端して使用する。
IC用のパツケージに於ても、高速動作するICに対して
は、これと同じ事が条件として課されることになる。つ
まり、特性インピーダンスが一定で、特性インピーダン
スに等しい終端抵抗を付けるという事である。
さらに、リード、ワイヤのLができるだけ小さい方が
良い。Lが大きいと、入力信号がICの入力電極に到達し
にくくなり、波形の劣化が生じるからである。導体の自
己誘導は、断面積が小さく、細長いほど大きい。
パツケージの中の導体は、リードフレーム、メタライ
ズ配線、ICチツプの中の導体パターン、ボンデイングワ
イヤなどである。この内、導体パターン、ワイヤなどは
特に細い。
ワイヤは細いから、かなり大きいLを持つ。したがつ
て、これはできるだけ短くしなければならない。
ワイヤを短くするには、従来のように、ICチツプの電
極とリードフレームとをワイヤで直接、結合する、とい
うわけにはゆかない。リードフレームの数が増えると、
ワイヤが長くなるからである。
さらに、電源の数が多くなる、という事がある。市販
のTTLやC_MOSICなどは単一電源で駆動できる。ところが
高速論理素子を含むICの場合、その性能を十分に引出さ
せるため3電源必要な場合がある。この場合、アース
(基準電位)を含めて4つの異なる電源線が必要という
事になる。
そして、ICチツプのさまざまな箇所に電源、アースを
与える必要がある。ワイヤは短いほうが良いのであるか
ら、メタライズ配線の複数本を同じ電源、アース配線と
して使うこともある。このため、メタライズ配線の内、
10本以上を電源線として使わなければならない事もあ
る。
信号線の数も多いのであるから、メタライズ配線の数
は多くならざるを得ない。
また、高速動作するICでは必然的に、半導体チツプよ
り生じる熱は大きくなり、デバイスの信頼性の面から
も、その放熱性向上は、かかるパツケージにおいては、
特に重要といえる。
(ウ) 従来技術 高速動作集積回路用のパツケージとして、従来から使
用されている最上のもののひとつの例を第2図に示す。
これはセラミツクの蓋板を除いたものである。フラツト
形セラミツクパツケージといい、CERDIPと区別する。
中央に正方形の開口を有する正方形のセラミツク主板
1の下面には、底板11が貼付けられている。底板11もセ
ラミツクである。
セラミツク主板1の上には、開口から放射状に側辺に
至るメタライズ配線3が設けてある。セラミツク主板1
の上には、セラミツクの枠体7が貼りつけてある。枠体
7の上へ、蓋板(図示せず)を貼りつける。
メタライズ配線3の終端部には、リードフレーム10が
ろう付けしてある。リードフレーム10は4方に突出して
いるが、2方向だけでDIPになつているものもある。
メタライズ配線には、信号線もあれば電源線もある。
これらが同一平面上に存在する。
蓋板もあわせると、このパツケージは4層のセラミツ
ク板を重ね合わせる事になる。
このように、セラミツク板を、3枚以上重ねるので、
MLCP(Multi Laminate Ceramic Package)という。
現在のところ、パツケージ全体に占める生産量は3%
程度である。プラスチツクパツケージに比べて、極めて
高価である。
パツケージにICチツプを取付ける場合、底板11にICチ
ツプをダイボンドし、チツプの電極部とメタライズ配線
の始点とをAuワイヤでワイヤボンドする。
このパツケージは、メタライズ配線によつて、リード
フレームとワイヤを仲介するようになつているところが
特徴である。リードフレームの数が増えても、ワイヤの
長さはあまり長くならない、という利点がある。
しかし、入力信号、出力信号の数が多くなり電源線の
数も多くなれば、そうはゆかない。メタライズ配線の間
隔、幅には限度があるから、配線数が増大すると、セラ
ミツクの開口部が広くなり、ICチツプの数倍の寸法にな
る。
こうなると、ボンデイングワイヤが長くなりすぎて、
Lが大きくなり、信号が劣化なく半導体チツプへ伝達さ
れにくくなる。
第2図のようなセラミツク板を2枚以上重ねた多層セ
ラミツクパツケージも既に考案されている。
これが、現在のところ最も洗練されたICパツケージと
いえる。
メタライズ配線が上下に重なつているセラミツク板の
それぞれに設けられる。配線数が増大しても、セラミツ
ク板の開口部をあまり広くしなくてもよいから、ICチツ
プとメタライズ配線を連結するワイヤを短くする事がで
きる。このためワイヤのLが増えない、という利点があ
る。
(エ) 従来技術の問題点 第2図に示すMLCPパツケージは、現在入手できる最上
のパツケージであるが、配線数が増えると、ワイヤが長
くなり、Lが増えるという欠点がある。
メタライズ配線を有するセラミツク板を複数枚重ねた
ものは、上下に信号線が存在するから、信号線同士の電
気的結合が増大する。このため、信号の混合、干渉が起
こりやすい。
また、信号線、電源線が、スルーホールを介して上下
のセラミツク板の間で接続されるようになるから、特性
インピーダンス を一定にできない、という難点がある。
さらに、これらのパツケージの場合、特性インピーダ
ンスに等しい終端抵抗を欠いている。このため入力信号
がこのパツケージの信号線に入ると、メタライズ配線の
端で必ず反射が起こる。
例えば50Ωのチツプ抵抗を入れる、という事が試みら
れるが、入力信号の数が多い場合、このような事は極め
て困難である。チツプ抵抗はハイブリツドICなどに使わ
れるものであるが、パツケージのメタライズ配線に載せ
るには大きすぎる。また、たとえ載せたとしても、メタ
ライズ配線の終端(つまりワイヤとの接続点)にチツプ
抵抗を付ける事は難しい。
従来のIC用パツケージは、あくまでパツケージであつ
て、抵抗を内蔵したものはなかつた。
しかし、高速信号を伝送する線路は、既に述べたよう
に、特性インピーダンスに等しい抵抗によつて終端しな
ければならない。
また、MLCPは、プラスチツクパツケージに比べると、
放熱性は良好であるが、アルミナの熱伝導度は、0.05ca
l/cmsec℃程度で、消費電力が特に大きくなる超高速IC
用パツケージでは、半導体チツプ搭載部がアルミナの場
合熱抵抗が40〜50℃/wと放熱性の面で不十分である。さ
らに、本発明の如く、ICパツケージ内に終端抵抗という
発熱体を形成する場合には、半導体デバイスの信頼性を
維持するために、さらに、低抗体材質のTCR(抵抗温度
係数)の制約を極力小さくするためにも、放熱性の向上
は、より大きな問題となる。
(オ) 目的 (1)信号線の特性インピーダンスを一様にする事ので
きる集積回路パツケージを提供する事が本発明の第1の
目的である。
(2)メタライズ配線の入力信号線を特性インピーダン
スに等しい抵抗によつて終端できるようにした集積回路
パツケージを提供する事が本発明の第2の目的である。
(3)配線の数が増えても、ボンデイングワイヤが長く
ならないような集積回路パツケージを提供する事が本発
明の第3の目的である。
(4)ICチツプの多くの箇所に電源、アースを接続する
必要がある場合にも、ワイヤボンデイングが容易である
ようにした集積回路パツケージを提供する事が本発明の
第4の目的である。
(5)ICチツプおよびパツケージ内に形成した抵抗から
生じる熱を効率よく放散し、信頼性良好なデバイスを提
供することが、本発明の第5の目的である。
(カ) 構成 本発明のパツケージは、セラミツクを多層重ねたもの
で、セラミツクの上面にはメタライズ配線を設ける。こ
のような点で、MLCPカテゴリーに入るものである。
さらに本発明のパツケージは (1)電源用配線と信号用配線を同一面上に配置せず、
信号用配線は1枚のセラミツク板の上にのみ設ける。
(2)電源用配線は、セラミツク板の全周にメタライズ
面を設ける事によつて構成する。
(3)電源用配線と同一面上に、終端抵抗を厚膜印刷法
又は薄膜法で形成する。
(4)半導体チツプ搭載部は、熱伝導性良好な金属底板
を設け、上記(1)〜(3)の特徴を有するMLCPと貼り
合わせる。
ここで電源用配線というのは広義には、アース配線を
も含んでいる。
図面によつて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る集積回路パツケージの
斜視図である。第3図は断面図である。
この例ではセラミツク板が4層重ねられている。実際
にはICチツプを装着した後、蓋板を付けるから、5層の
セラミツク板になる。底板14もセラミツクとすれば、6
層のセラミツクとなる。
底板14を除き、下から順に第1セラミツク板1、第2
セラミツク板2、第3セラミツク板18、第4セラミツク
板7が積層された構造となつている。
これらは、正方形のセラミツク板であつて、中央に正
方形の開口を有する。
第1セラミツク板1は第1開口21を有する。これの一
辺をW1とする。
第2セラミツク板2は第2開口22を有する。これの一
辺をW2とする。
第3セラミツク板18は第3開口23を有する。これの一
辺をW3とする。
第4セラミツク板7は第4開口24を有する。これの一
辺をW4とする。
セラミツク板は開口21〜24が中央に於て、階段状にな
るようになつている。つまり、 W1<W2<W3<W4 (1) である。
セラミツク板1、2、18の階段部の幅をD1、D2、D3
すると、 D1=(W2−W1)/2 (2) D2=(W3−W2)/2 (3) D3=(W4−W3)/2 (4) である。
第2セラミツク板2〜第4セラミツク板7の外辺長は
等しいので、外側面は重ね合わせた状態で面一となつて
いる。
第1セラミツク板1は信号用のメタライズ配線3のみ
を専有する。信号用配線というのは、入力信号と出力信
号の両方を含む。電源用、アース用配線でないという事
である。「専有する」というのは、この層に信号用配線
の全てが存在しているという事である。「のみ」という
のは、電源、アース線を含まないという事である。
信号用メタライズ配線3は、第1セラミツク板1の外
縁から、第1開口21に至るように放射状に設けられてい
る。ここでは、各辺に5本の信号線を書いているが、実
際には、もつと多いのである。図を簡単にするため、信
号線を一部省略している。
メタライズというのは、金属を被覆する事を広く意味
する。ここでは、セラミツク板の表面に導電体を形成す
るため、金属層を形成することである。
セラミツクに接触する部分はタングステンWである。
メタライズ部が外部に露呈しない場合は、タングステン
だけでもよい。外部に露出する場合は、さらに金Auで被
覆する。
タングステンWと金Auの間に他の金属層が挾まれる事
もある。
一般に厚膜であつて、10μm〜30μmの厚みがある。
第1図に於て、第1セラミツク板1の上の信号用メタ
ライズ配線3には斜線を付して示している。これは、断
面を現わすハツチンではない。第1図に於て、斜線の付
されたものは全て断面ではなくメタライズ面を表わして
いる。
信号用メタライズ配線3は、第1開口21から、第1セ
ラミツク板1の外縁まで連続している。第2セラミツク
板2などによつて、途中が隠れているが、切れているわ
けではない。
外縁に於て、信号用メタライズ配線3には、それぞれ
信号用リードフレーム10がろう付けしてある。
第1セラミツク板1の下には金属底板14がロー材34で
貼りつけてある。金めつきされた金属底板中央11に半導
体集積回路チツプがダイボンドされる。金属底板中央の
空間をキヤビテイという事がある。
金属底板14はグランド電位となるように、MLCP内に形
成したスルーホールを介してGNDメタライズ面5に接続
される。信号用メタライズ配線3は、グランド面(接地
電位)と、第1セラミツク板1の厚みT1だけ上下に離れ
ている事になる。この例で、第1セラミツク板1の厚み
T1は0.3mmである。
信号用メタライズ配線3と、グランド面とは、厚みT1
のコンデンサを形成するから、これによつてCが生ず
る。
また、メタライズ配線3の線幅Uは一定になつてい
る。この例でU=0.12mmである。
T1、T2とUが信号用メタライズ配線3の単位長さあた
りのL、Cを決定する。
が特性インピーダンスである。特性インピーダンスを一
定にする必要がある。このため、T1、T2、Uは信号用メ
タライズ配線3のほぼ全長にわたつて一定になつてい
る。
アルミナAl2O3をセラミツク板とする場合、T1=T2
0.3mm、U=0.12mmとすると、配線の特性インピーダン
スは50Ωになる。
ただし、特性インピーダンスZ0が決まつていても、
T1、Uは一意的に決まるものではない。上記の値以外の
ものも可能である。
ただし、第1セラミツク板1の外縁では、信号用メタ
ライズ配線3は0.5mmの幅に拡がつている(第1図)。
これは、リードフレーム10を強固にろう付けするためで
ある。
第1セラミツク板1は、信号用メタライズ配線3を専
有するが、電源用メタライズ配線26、27も外縁から、内
部へ向つて設けられている。これらには、電源用リード
フレーム12、13がろう付けしてある。
電源用メタライズ配線26、27は、第1段部D1には現わ
れない。第2セラミツク板2、第3セラミツク板18の直
下まで延びているだけである。これらは、スルーホール
31、32によつて、GNDメタライズ面5、及び電源メタラ
イズ面6につながつている。
このように、第1セラミツク板1の上には、全てのリ
ードフレーム10、12、13と、信号用メタライズ配線3の
全てと、第1開口21に至らない電源用メタライズ配線2
6、27が存在する。
次に、第2セラミツク板2について説明する。本発明
に於て、この層は、最も特徴ある部分である。
第2セラミツク板2の外縁部4辺には、GNDメタライ
ズ面5が連続して、枠状に形成されている。GNDメタラ
イズ面5の一部は露出しているが、残りは第3セラミツ
ク板18の下に隠れている。
第2セラミツク板2の厚みT2はこの例で0.3mmであ
る。
第2セラミツク板2の内方の第2開口22と、第3セラ
ミツク板18の第3開口23の間の、露出した第2セラミツ
ク板2の第2段部D2には、GNDメタライズ面5の他に、
メタライズ電極8が設けられる。
第4図はこの部分の拡大平面図である。
メタライズ電極8は第2開口22に面した、第2段部D2
の前方に設けられている。GNDメタライズ面5とメタラ
イズ電極8の間に抵抗4が設けられる。この例では抵抗
の値は50Ωである。抵抗は薄膜法により形成した。
第3セラミツク板18の上には電源メタライズ面6が全
周にわたつて形成される。
第3段部D3は、第3セラミツク板18の第3開口23と第
4セラミツク板7の第4開口24の間の領域として定義で
きる。
電源メタライズ面6の一部は第4セラミツク板7によ
つて隠されている。
第3段部D3に露出しているのは、電源メタライズ面6
の一部にすぎない。
第2セラミツク板2の上のGNDメタライズ面5、及び
第3セラミツク板18の上の電源メタライズ面6は4辺の
全周にわたつて連続的に設けられている。
このように、電源配線がセラミツク板の全周に設けら
れる、という構造も、本発明の新規な点である。
このようにする事には、2つの重大な意味がる。
ひとつは、ICチツプの中には、複数のグランド電極
部、電源電極部があるが、どの位置に、どれだけあつて
も、それらに最も近いGNDメタライズ面5、電源メタラ
イズ面6の位置から、ワイヤボンドできるという事であ
る。ワイヤボンデイングが容易であるし、ワイヤを短く
できる。
もうひとつは、電源メタライズ面6とGNDメタライズ
面5とが、薄いセラミツク板を介して、上下に重なつて
いるから、グランド、電源の間に、大きいコンデンサを
実効的に形成できるという事である。このため、電源線
に入るノイズを有効にカツトでき、集積回路電源レベル
を安定化させる事ができる。
GNDメタライズ面5、電源メタライズ面6、底板14の
メタライズ面34は、セラミツク板の間に垂直に設けられ
たスルーホール31、32、33によつて、電源用メタライズ
配線26、27に接続される。
信号線の場合と違つて、電源線は、特性インピーダン
スを一定にするというような要求が課されないので、ス
ルーホールによつて上下に配線を接続してもなんら差支
えない。
この例は、簡単のため、1電源の例を示している。
2電源の場合は、第3セラミツク板18の上に、第4セ
ラミツク板を設け、この上面にその電源のメタライズ面
を形成すると良い。
つまり、n電源であれば、グランドも含めて、(n+
1)の電源用メタライズ面(グランドを含む)を必要と
するから、(n+1)枚のセラミツク板を、信号用メタ
ライズ配線3の第1セラミツク板1の上に重ねるように
すればよい。
そして、最上のメタライズ面の上に、蓋板を貼りつけ
る支持台となるセラミツク板を設ける。
この例では第4セラミツク板7となつている。ICチツ
プを金属底板中央11にとりつけ、ワイヤボンデイングを
行なつた後、第4セラミツク板7の間にセラミツクの蓋
板(図示せず)を接着するのである。
さて、信号用メタライズ配線3の内、入力信号用のも
のは、1段上のメタライズ電極8の内、最も近いものと
ワイヤ35によつて接続される。
第4図にこれを示す。
メタライズ電極8はR(50Ω)によつてグランド(GN
D)とつながつている。信号用メタライズ配線3の内、
入力信号はメタライズ電極8につながつているから、特
性インピーダンス(50Ω)によつて終端されていること
になる。
終端抵抗は、入力信号線を終端するために必要なので
ある。出力信号に対しては不要である。
しかし、ICチツプにより、出力、入力信号線の配分が
異なる。
どのようなICチツプに対しても有効であるためには、
抵抗体4の数を、信号線の数に等しくすればよい。この
例では、低抗体4の数を全信号線の数と等しくしてあ
る。
しかし、少なくとも出力信号はひとつあるはずである
から、(全信号線数−1)だけの抵抗体4があればよい
のである。
本実施例は特性インピーダンス50Ωで入力信号のみを
50Ωで終端した例であるが、必要によつては出力信号線
にも抵抗を入れることが可能なように、抵抗体の数は全
信号線数と等しくしてある。
また、信号線とGNDの間に抵抗体を形成したが、GNDの
代りに電源の1つを使い、信号線に直流レベルを与える
ことも可能であり、2個以上の低抗体を2個以上の電源
の間に形成して終端することも可能である。
また第3図に示した如く、ICチツプ搭載部に熱伝導性
良好な金属を用いるべく、前述の如きHLCPの下層部1に
金属底板14をロー付した。
ここで用いる金属としては、Cu、Moなどの単体の使用
も考えられるが、熱伝導度が大きく熱膨脹係数がパツケ
ージの主構成要素であるアルミナや、Si又はGaAsなどの
半導体チツプと整合していることから、Cu/Ni合金/Cu、
Cu/Mo/Cuなどのクラツドテープ、さらには、CuW又はCuM
o焼結体の使用が有効である。特に、Cuを5〜25wt%含
有するCuW、CuMo焼結体は熱伝導度も0.45〜0.60cal/cms
ec℃とアルミナのほぼ10倍あり、該パツケージへの適用
は有効である。
本パツケージの如く、半導体チツプの他、MLCP内に設
けた終端抵抗部からも熱が生じる場合には、かくの如き
高放熱構造のパツケージの必要性は大きい。
(キ) 効果 (1)信号線の特性インピーダンスを一様にする事がで
きる。
信号用メタライズ配線3は、全て第1セラミツク板1
の上にある。第1セラミツク板の厚みT1を介し、底板14
のグランドメタライズ面と平行になつている。メタライ
ズ配線の太さUを一定にすれば、単位長さあたりのL、
Cが一定になり、特性インピーダンス が一定になる。
第2図のように、グランドと信号線が同一の板面上に
あるものは、距離によつてL,Cが異なる。たとえLが一
定であつても、特性インピーダンス が一定にならない。
第1セラミツク板1の上にも電源用メタライズ配線2
6、27がある。これと信号用メタライズ配線の間にもC
が存在する。しかし、このCは、信号用メタライズ配線
と直下の底板のグランドメタライズ面との間のCに比べ
て極めて小さいので無視できる。
(2)入力信号メタライズ配線を、特性インピーダンス
に等しい抵抗によつて終端する事ができる。
このため、入力信号はメタライズ配線の中で反射され
ない。入力信号パワーの殆ど全てがICの中へ入つてゆく
ことができる。
(3)配線の数が増えてもボンデイングワイヤが長くな
らない。
電源と信号とを分けたからである。多電源になつた
り、ICチツプの多くの箇所に電源が要求される場合で
も、電源のための配線を重ね合わせた他のセラミツク板
の上に形成できる。
第1セラミツク板1の第1開口21に面した箇所には信
号用メタライズ配線3だけを形成すればよい。
このため、ICチツプの寸法と、第1開口21の寸法があ
まり変わらない、という事になる。
すると、信号用メタライズ配線3とICチツプ信号電極
を結ぶワイヤは短くてよい。
信号用のワイヤは、数100Mb/sの高速信号の場合、1mm
以下である事が望ましい。そういう事も可能である。
これに反し電源線とICの電源電極を結ぶワイヤは多少
長くてもよい。これらは階段の上部D2、D3、‥にあるか
ら、ワイヤは長くなる。しかしこれは差支えない。
(4)電源メタライズ面、グランドメタライズ面が全周
にあるから、ICチツプの任意の箇所に多数の電源、グラ
ンド電極があつても、最短のワイヤで接続できる。ワイ
ヤボンデイングも容易である。
(5)MLCPの性能の機能に、放熱性を向上するための機
能を付与するために、半導体チツプを直接搭載する部分
に熱伝導性良好な金属底板を用いたことにより、放熱性
良好なパツケージが得られた。
具体的には、金属板に熱伝導度0.55cal/cmsec℃の15w
t%Cu−W焼結体を用いることにより、アルミナのみで
形成されたパツケージに比して熱抵抗を15〜20℃/w減少
させることが可能で、さらに金属底板の外面に放熱フイ
ンを付け、空冷することにより、5℃/wという熱抵抗を
達成することができ、消費電力が1W以上でも、信頼性良
好なパツケージを提供することができる。又、本構成の
パツケージでは、IC動作時における終端抵抗部の発熱
も、十分に放熱することができ、パツケージ内の温度上
昇による、抵抗の変化も、規格内におさえることがで
き、本パツケージにおける放熱性向上の効果が確認され
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る集積回路パツケージの斜
視図。 第2図は従来例の集積回路のパツケージのうち最良のも
のの斜視図。 第3図は本発明の集積回路パツケージの断面図。 第4図は低抗体の部分の拡大平面図。 1……第1セラミツク板 2……第2セラミツク板 3……信号用メタライズ配線 4……抵抗体 5……グランドメタライズ面(GNDメタライズ面) 6……電源メタライズ面 7……第4セラミツク板 8……メタライズ電極 10……信号用リードフレーム 11……底板中央 12,13……電源用リードフレーム 14……金属底板 18……第3セラミツク板 21……第1開口 22……第2開口 23……第3開口 24……第4開口 26,27……電源用メタライズ配線 35……ボンデイングワイヤ D1……第1段部 D2……第2段部 D3……第3段部
フロントページの続き (72)発明者 井田 雅夫 神奈川県厚木市森の里若宮3番1号 日本 電信電話株式会社厚木電気通信研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−102971(JP,A) 特開 昭55−95343(JP,A) 特開 昭60−49660(JP,A) 特開 昭63−107204(JP,A) 特開 昭62−112354(JP,A) 特開 昭61−234549(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央に第1開口21を有し、4方向又は2方
    向に前記第1開口21から外縁に至る複数本の信号用メタ
    ライズ配線3と外縁から中間部に至る複数本の電源用メ
    タライズ配線26、27とを上面に設けた第1セラミック板
    1と、第1開口21より大きく、段階的に大きくなる第2
    開口22、第3開口23、…を有し前記第1セラミック板1
    の上に積層された上面の4辺にわたって電源メタライズ
    面を有するn枚のセラミック板と、グランドメタライズ
    面を有する1枚のセラミック板と、前記開口22、23、…
    よりも大きい開口を中央に有し前記積層されたセラミッ
    ク板に重ねられ蓋板を支持するべきセラミック板と、少
    なくとも上面全体に導体を有し前記第1セラミック板1
    の底面に貼りつけられる熱 伝導性良好な金属底板14
    と、第1セラミック板1の外縁に於て信号用メタライズ
    配線3の外端に固定される信号用リードフレーム10と、
    電源用メタライズ配線26、27の外端に固定される電源用
    リードフレーム12、13と、電源用メタライズ配線26、27
    と前記電源メタライズ面、グランドメタライズ面及び底
    板上面の導体とを連結するスルーホール31、32、33とよ
    りなり、信号用メタライズ配線3は 第1セラミック板
    の厚みT1と第2セラミック板の厚みT2及び信号用メタラ
    イズ配線3線幅Uによって決まる特性インピーダンスZ0
    を一定にしてある事を特徴とする集積回路パッケージ。
  2. 【請求項2】中央に第1開口21を有し、4方向又は2方
    向に前記第1開口21から外縁に至る複数本の信号用メタ
    ライズ配線3と外縁から中間部に至る複数本の電源用メ
    タライズ配線26、27とを上面に設けた第1セラミック板
    1と、第1開口21より大きく、段階的に大きくなる第2
    開口22、第3開口23、…を有し前記第1セラミック板1
    の上に積層された上面の4辺にわたって電源メタライズ
    面を有するn枚のセラミック板と、グランドメタライズ
    面を有する1枚のセラミック板と、前記開口22、23、…
    よりも大きい開口を中央に有し前記積層されたセラミッ
    ク板に重ねられ蓋板を支持すべきセラミック板と、少な
    くとも上面全体に導体を有し前記第1セラミック板1の
    底面に貼りつけられる金属底板14と、第1セラミック板
    1の外縁に於て信号用メタライズ配線3の外端に固定さ
    れる信号用リードフレーム10と、電源用メタライズ配線
    26、27の外端に固定されるリードフレーム12、13と、電
    源用メタライズ配線26、27と前記電源メタライズ面、グ
    ランドメタライズ面及び底板上面の導体とを連結するス
    ルーホール31、32、33とよりなり、信号用メタライズ配
    線3は金属底板および第2セラミック板2の導体との間
    に生ずるCと配線の寸法によって定まるLとの比で決ま
    る特性インピーダンスZ0を一定にしてあり、電源メタラ
    イズ面又はグランドメタライズ面を有するセラミック板
    の内の1枚のセラミック板の段部に、メタライズ電極と
    該メタライズ電極と電源メタライズ面又はグランドメタ
    ライズ面とを結ぶ抵抗とを入力信号配線の数以上の数だ
    け設け、入力信号の信号メタライズ配線を第1セラミッ
    ク板の厚みT1と第2セラミック板の厚みT2及び信号用メ
    タライズ配線2の線幅Uによって決まる特性インピーダ
    ンスZ0に等しい抵抗で終端できるようにした事を特徴と
    する集積回路パッケージ。
  3. 【請求項3】セラミック板がアルミナであり、特性イン
    ピーダンスがほぼ50Ωである事を特徴とする特許請求の
    範囲第(2)項記載の集積回路パッケージ。
  4. 【請求項4】第1、第2セラミック板の厚みT1、T2が0.
    3mm、信号用メタライズ配線の線幅Uが0.12mmである事
    を特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の集積回路
    パッケージ。
  5. 【請求項5】低抗体がほぼ50Ωである事を特徴とする特
    許請求の範囲第(4)項記載の集積回路パッケージ。
  6. 【請求項6】第1セラミック板1の底面に貼りつけられ
    る熱伝導性良好な金属底板14として、Cuを5〜25wt%含
    有した CuW又はCuMo焼結体を用いた事を特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の集積回路パッケージ。
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