JP3034376B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP3034376B2
JP3034376B2 JP4074152A JP7415292A JP3034376B2 JP 3034376 B2 JP3034376 B2 JP 3034376B2 JP 4074152 A JP4074152 A JP 4074152A JP 7415292 A JP7415292 A JP 7415292A JP 3034376 B2 JP3034376 B2 JP 3034376B2
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典生 中里
雅彦 西馬
裕之 高橋
千代士 鎌田
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

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  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
関し、特に、高周波で動作する高速ICを形成した半導
体チップを搭載する配線基板に適用して有効な技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波で動作する高速ICを形成
した半導体チップを搭載する配線基板として、図4およ
び図5に示すような構造のものが知られている。
【0003】この配線基板34は、その上面に信号配線
33とGND配線32とを交互に配置すると共に、その
裏面の全面にGND層31を設け、GND配線32とG
ND層31とをスルーホール35を通じて電気的に接続
した構造を有しており、GND配線32とGND層31
とで信号配線33をシールドすることにより、高周波信
号の伝播に伴う信号配線33、33間のクロストークの
低減を図っている。
【0004】上記配線基板34において、GND配線3
2とGND層31とを接続するスルーホール35は、図
5に示すように、配線の延在方向に沿ってほぼ等間隔に
配置され、その内部には、タングステン(W)などの高
融点金属からなる導体層が被着される。
【0005】なお、上記のような配線基板については、
例えば特開昭63−107055号などに記載がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術は、GND配線上の隣接するスルーホール間に
形成される配線成分(図4の符号36で示す)と信号配
線との電磁的カップリングや、隣接するスルーホール間
の配線基板を通じて直接形成される信号配線間のカップ
リング容量に起因してクロストークが発生するという問
題がある。
【0007】また、GND配線とGND層とをスルーホ
ール内の高融点金属で導通させているので導通抵抗が大
きく、その結果、GND配線の電位が不安定になること
に起因してクロストークが発生するという問題がある。
【0008】さらに、前記の従来技術を狭小でリードピ
ン数の多いICパッケージに適用した場合は、信号配線
とGND配線とのピッチが狭小になるため、信号配線と
スルーホールとの間のカップリング容量に起因して、ス
ルーホール近傍の信号配線の特性インピーダンス(Z0)
が変動し、高周波伝送線路を形成する信号配線にインピ
ーダンス不整合による信号の反射が発生するという問題
がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、高速ICチップ
を搭載する配線基板の信号配線間のクロストークを低減
することのできる技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、高速ICチップを搭
載する配線基板の信号配線のインピーダンスを良好に整
合させることのできる技術を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、下記の
とおりである。
【0013】本発明の半導体集積回路装置は、半導体チ
ップを搭載する主面に信号配線とGND配線とを交互に
形成すると共に、裏面にGND層を形成した配線基板を
有しており、前記配線基板に前記GND配線に沿って延
在する貫通溝を設け、前記貫通溝の内壁に被着した導体
層を通じて前記GND配線と前記GND層とを電気的に
接続した構成になっている。
【0014】
【作用】上記した手段によれば、貫通溝を通じてGND
配線とGND層とを連続的に接続することにより、GN
D配線と信号配線との電磁的カップリングを低減するこ
とができる。
【0015】また、貫通溝を通じてGND配線とGND
層とを連続的に接続することにより、導通抵抗を小さく
することができるので、GND配線の電位を安定化する
ことができる。
【0016】また、貫通溝を通じてGND配線とGND
層とを連続的に接続することにより、GND配線と信号
配線とのカップリング容量を信号配線の全域で均一化す
ることができるので、信号配線の特性インピーダンス
(Z0)の変動を抑制することができる。
【0017】上記した手段によれば、信号配線間の配線
基板を貫通溝によって切断することにより、配線基板を
通じて直接形成される信号配線間のカップリング容量を
低減することができる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である配線基板1
の要部を示す斜視図である。
【0019】配線基板1は、例えばアルミナ、窒化アル
ミニウムなどのセラミックからなり、その表面には信号
配線2とGND配線3とが交互に形成されている。信号
配線2およびGND配線3は、スクリーン印刷法により
形成されたWなどの高融点金属の厚膜からなり、その表
面には、下層から順にNiおよびAuのメッキが施され
ている。
【0020】配線基板1の裏面には、配線基板1と略同
一の外形寸法を有するGND層4がろう材などを介して
接合されている。GND層4は、例えば10%のCuを
含むW/Cu合金からなる。GND層4は、GND電位
の安定化の他、配線基板1の補強およびヒートシンクと
しての役割も兼ねている。
【0021】本実施例の配線基板1には、GND配線3
に沿って延在する貫通溝5が設けられており、この貫通
溝5の内壁(側壁および底面)に被着された導体層6を
通じてGND配線3とGND層4とが貫通溝5の全面で
連続的に接続されている。
【0022】貫通溝5の内壁の導体層6は、Wなどの高
融点金属の厚膜からなり、その表面には、下層から順に
NiおよびAuのメッキが施されている。導体層6は、
貫通溝5の内部にWペーストを流し込むことにより形成
される。
【0023】図2は、上記配線基板1を有する半導体集
積回路装置の斜視図、図3は、図2の III−III 線にお
ける断面図である。
【0024】この半導体集積回路装置は、配線基板1の
上面中央のチップ搭載部7に実装した半導体チップ8を
キャップ9で気密封止したICパッケージである。半導
体チップ8は、例えばGaAsなどの化合物半導体から
なり、その素子形成面には、例えば10GHz以上の高周
波で動作する半導体集積回路が形成されている。半導体
チップ8は、その素子形成面の電極に接合されたCCB
バンプ10を介して配線基板1と電気的に接続されてい
る。
【0025】配線基板1の上面外周部には、ICパッケ
ージの外部端子を構成するリード11が設けられてい
る。リード11は、例えば42アロイ、コバールなどの
金属からなり、ろう材を介して信号配線2またはGND
配線3上に接合されている。
【0026】配線基板1の上面のチップ搭載部7の周囲
には、封止用ダム枠12が設けられている。封止用ダム
枠12は、アルミナ、窒化アルミニウムなどのセラミッ
クからなり、その上面には、封止用メタライズ13が被
着されている。キャップ9は、この封止用メタライズ1
3を加熱、溶融することにより、封止用ダム枠12の上
面に接合される。
【0027】封止用メタライズ13は、例えば20%程
度のSnを含むAu/Sn合金からなる。また、キャッ
プ9は、例えばAuのメッキを施した42アロイなどの
金属板からなる。
【0028】このように、本実施例の配線基板1によれ
ば、下記のような効果を得ることができる。
【0029】(1) 貫通溝5の内壁に被着した導体層6を
通じてGND配線3とGND層4とを連続的に接続した
ことにより、GND配線3と信号配線2との電磁的カッ
プリングを低減することができるので、この電磁的カッ
プリングに起因する信号配線2、2間のクロストークを
低減することができる。
【0030】(2) 貫通溝5の内壁に被着した導体層6を
通じてGND配線3とGND層4とを連続的に接続し、
かつ導体層6の表面にAuメッキを施して導通抵抗を低
減させたことにより、GND配線3の電位を安定化する
ことができるので、この電位の変動に起因する信号配線
2、2間のクロストークを低減することができる。
【0031】(3) 貫通溝5の内壁に被着した導体層6を
通じてGND配線3とGND層4とを連続的に接続した
ことにより、配線基板1が信号配線2、2間の貫通溝5
によって切断されるので、配線基板1を通じて直接形成
される信号配線2、2間のカップリング容量を低減する
ことができ、このカップリング容量に起因する信号配線
2、2間のクロストークを低減することができる。
【0032】(4) 貫通溝5の内壁に被着した導体層6を
通じてGND配線3とGND層4とを連続的に接続した
ことにより、GND配線3と信号配線2とのカップリン
グ容量を信号配線2の全域で均一化することができるの
で、信号配線2の特性インピーダンス(Z0)の変動を抑
制することができ、信号配線2のインピーダンス不整合
に起因する信号の反射を低減することができる。
【0033】(5) 上記(1) 〜(4) により、配線基板1を
有する半導体集積回路装置を高性能化することができ
る。
【0034】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0035】前記実施例では、ICパッケージの配線基
板に適用した場合について説明したが、高速ICチップ
を搭載する配線基板全般に適用することができる。
【0036】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0037】(1) 本発明によれば、配線基板上に形成さ
れた信号配線間のクロストークを低減することができ
る。
【0038】(2) 本発明によれば、配線基板上に形成さ
れた信号配線の特性インピーダンス(Z0)の変動を抑制
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である配線基板の要部を示す
斜視図である。
【図2】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
要部を示す斜視図である。
【図3】図2の III−III 線における断面図である。
【図4】従来の配線基板を示す斜視図である。
【図5】同じく、従来の配線基板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 配線基板 2 信号配線 3 GND配線 4 GND層 5 貫通溝 6 導体層 7 チップ搭載部 8 半導体チップ 9 キャップ 10 CCBバンプ 11 リード 12 封止用ダム枠 13 封止用メタライズ 31 GND層 32 GND配線 33 信号配線 34 配線基板 35 スルーホール 36 配線成分
フロントページの続き (72)発明者 西馬 雅彦 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日立超エル・エス・アイ・エンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 高橋 裕之 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日 立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 鎌田 千代士 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日 立製作所デバイス開発センタ内 (56)参考文献 特開 平2−192147(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/12 301 H01L 23/15

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップを搭載する主面に信号配線
    とGND配線とを交互に形成すると共に、裏面にGND
    層を形成した配線基板を有する半導体集積回路装置であ
    って、前記配線基板に前記GND配線に沿って延在する
    貫通溝を設け、前記貫通溝の内壁に被着した導体層を通
    じて前記GND配線と前記GND層とを電気的に接続し
    たことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記配線基板は、厚膜セラミック基板で
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 前記導体層は、表面にAuメッキを施し
    た高融点金属からなることを特徴とする請求項2記載の
    半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記配線基板に搭載された半導体チップ
    をキャップで気密したICパッケージであることを特徴
    とする請求項1、2または3記載の半導体集積回路装
    置。
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