JPH088110Y2 - 小型プリンタ - Google Patents
小型プリンタInfo
- Publication number
- JPH088110Y2 JPH088110Y2 JP5865187U JP5865187U JPH088110Y2 JP H088110 Y2 JPH088110 Y2 JP H088110Y2 JP 5865187 U JP5865187 U JP 5865187U JP 5865187 U JP5865187 U JP 5865187U JP H088110 Y2 JPH088110 Y2 JP H088110Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- printing
- head
- print head
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は手動により印字ヘッドを印字用紙面に沿っ
て移動することにより該用紙に印字を行なう小型プリン
タに関する。
て移動することにより該用紙に印字を行なう小型プリン
タに関する。
[従来技術とその問題点] 一般に、ワープロなど印字機能を有するものには、プ
リンタが用いられている。
リンタが用いられている。
しかして、従来、この種のプリンタは、プラテン上の
印字用紙に対して印字ヘッドを当てがい印字を行なうよ
うになっているが、この場合、用紙に対する印字ヘッド
の動きはモータを駆動源とする制御手段により制御され
ている。これにより、用紙に対する印字ヘッドの動きを
一定に制御することができるので、この印字ヘッドの動
きを、印字ヘッドへの印字データの供給タイミングと容
易に合わせることができ、常に安定した印字を期待する
ことができることになる。
印字用紙に対して印字ヘッドを当てがい印字を行なうよ
うになっているが、この場合、用紙に対する印字ヘッド
の動きはモータを駆動源とする制御手段により制御され
ている。これにより、用紙に対する印字ヘッドの動きを
一定に制御することができるので、この印字ヘッドの動
きを、印字ヘッドへの印字データの供給タイミングと容
易に合わせることができ、常に安定した印字を期待する
ことができることになる。
ところで、最近、手動により印字ヘッドを印字用紙面
に沿って移動することにより該用紙に印字を行なう小型
プリンタが考えられている。このようなプリンタでは、
第6図に示すようにヘッドが一定距離移動される毎に発
生されるエンコーダ信号aに同期して印字ヘッドに印字
通電パルスbを与え、印字を行なうようになっている。
このため、仮に手動による印字ヘッドの移動速度が速く
なり過ぎ、図示のようにエンコーダ信号aの周期が著し
く狭まると、印字ヘッドへの印字通電パルスbとして印
字に必要なパルス幅が確保できなくなることがあり、最
悪の場合、この部分での印字ができない、いわゆる印字
抜けが生じて、どのような文字を印字したのかも分から
ない印字になる欠点があった。
に沿って移動することにより該用紙に印字を行なう小型
プリンタが考えられている。このようなプリンタでは、
第6図に示すようにヘッドが一定距離移動される毎に発
生されるエンコーダ信号aに同期して印字ヘッドに印字
通電パルスbを与え、印字を行なうようになっている。
このため、仮に手動による印字ヘッドの移動速度が速く
なり過ぎ、図示のようにエンコーダ信号aの周期が著し
く狭まると、印字ヘッドへの印字通電パルスbとして印
字に必要なパルス幅が確保できなくなることがあり、最
悪の場合、この部分での印字ができない、いわゆる印字
抜けが生じて、どのような文字を印字したのかも分から
ない印字になる欠点があった。
[考案の目的] この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、印字ヘ
ッドの移動速度の変動に原因する印字抜けを防止し得る
小型プリンタを提供することを目的とする。
ッドの移動速度の変動に原因する印字抜けを防止し得る
小型プリンタを提供することを目的とする。
[考案の要点] この考案によれば、手動により印字ヘッドを印字用紙
面に沿って移動することにより印字を行なう小型プリン
タにおいて、印字ヘッドの一定の移動距離毎に発生され
る出力に同期して一定時間印字制御を実行するととも
に、この印字制御の間に上記印字ヘッドの移動距離に応
じた出力が与えられると、この出力を一時保持するとと
もに、一定時間の印字制御終了をまって、次の印字デー
タの印字制御を指示するようになっている。
面に沿って移動することにより印字を行なう小型プリン
タにおいて、印字ヘッドの一定の移動距離毎に発生され
る出力に同期して一定時間印字制御を実行するととも
に、この印字制御の間に上記印字ヘッドの移動距離に応
じた出力が与えられると、この出力を一時保持するとと
もに、一定時間の印字制御終了をまって、次の印字デー
タの印字制御を指示するようになっている。
[考案の実施例] 以下、この考案の一実施例を図面にしたがい説明す
る。
る。
第1図は、手動プリンタとしてワープロ機能を有する
ものを示している。図において、10はプリンタ本体で、
この本体10は比較的肉厚の矩形状をなしている。そし
て、このプリンタ本体10の一方端面に端面型のサーマル
ヘッドHAが設けられている。
ものを示している。図において、10はプリンタ本体で、
この本体10は比較的肉厚の矩形状をなしている。そし
て、このプリンタ本体10の一方端面に端面型のサーマル
ヘッドHAが設けられている。
プリンタ本体10の側面には、モード切換スイッチ11を
設けている。この場合、モード切換スイッチ11は、電源
オフ(OFF)モード、ワープロ(WP)モード、プリンタ
(PR)モードの切換を可能にしている。図示例では、プ
リンタ(PR)モードが設定されている。
設けている。この場合、モード切換スイッチ11は、電源
オフ(OFF)モード、ワープロ(WP)モード、プリンタ
(PR)モードの切換を可能にしている。図示例では、プ
リンタ(PR)モードが設定されている。
また、プリンタ本体10の正面には、キー入力部12およ
び表示部13を有している。ここで、キー入力部12は、
「あ」〜「ん」、「スペース」などの入力キー14、「挿
入」、「削除」、「無変」、「シフト」などの編集用キ
ー15、「実行」キー16、「←」、「→」のカーソルキー
17、漢字変換のための「変換」キー18、次候補選択用の
「次候」キー19および表示部13に表示される複数の次候
補を選択するための選択キー20a〜20fを有し、さらに印
字操作用の「PRINT」キー21を有している。一方、表示
部13は、入力キー14より入力され、編集用キー15で編集
される入力内容が表示される。また、表示部13は、次候
補選択の際に、複数の次候補を上記選択キー20a〜20fに
対向して表示するようにもなっている。
び表示部13を有している。ここで、キー入力部12は、
「あ」〜「ん」、「スペース」などの入力キー14、「挿
入」、「削除」、「無変」、「シフト」などの編集用キ
ー15、「実行」キー16、「←」、「→」のカーソルキー
17、漢字変換のための「変換」キー18、次候補選択用の
「次候」キー19および表示部13に表示される複数の次候
補を選択するための選択キー20a〜20fを有し、さらに印
字操作用の「PRINT」キー21を有している。一方、表示
部13は、入力キー14より入力され、編集用キー15で編集
される入力内容が表示される。また、表示部13は、次候
補選択の際に、複数の次候補を上記選択キー20a〜20fに
対向して表示するようにもなっている。
そして、このようなプリンタ本体10は「PRINT」キー2
1を押し操作しながらサーマルヘッドHAの端面を用紙A
にあてがいX方向に移動することにより、用紙A上に印
字が行なわれるようになる。
1を押し操作しながらサーマルヘッドHAの端面を用紙A
にあてがいX方向に移動することにより、用紙A上に印
字が行なわれるようになる。
次に、第2図は、手動プリンタのカセット装填室30を
示すもので、このようなカセット装填室30に、リボンカ
セット40が装填される。図において、31、32はローラ
で、これらローラ31、32はプリンタ本体10を用紙A面上
に沿ってスムーズに移動させるためのものである。そし
て、これらローラ31、32の間に印字ヘッド、端面型のサ
ーマルヘッドHAを設けている。この場合、ヘッドHAはヘ
ッド支持台33に支持されており、ヘッド面が用紙Aの面
に良好に当接するようになっている。
示すもので、このようなカセット装填室30に、リボンカ
セット40が装填される。図において、31、32はローラ
で、これらローラ31、32はプリンタ本体10を用紙A面上
に沿ってスムーズに移動させるためのものである。そし
て、これらローラ31、32の間に印字ヘッド、端面型のサ
ーマルヘッドHAを設けている。この場合、ヘッドHAはヘ
ッド支持台33に支持されており、ヘッド面が用紙Aの面
に良好に当接するようになっている。
ローラ31は、歯車311を一体に形成しており、ローラ3
1の回転が、歯車311より歯車34を介して歯車35に伝えら
れる。この歯車35は、これより径の大きい歯車351を一
体に有しており、この歯車351の回転が移動距離検出部3
6に伝えられるとともに、歯車37を介して、リボン巻取
部38に伝えられる。この場合、これら歯車311、34、3
5、37はカセット装填室30の底面に沿って配設されてい
る。
1の回転が、歯車311より歯車34を介して歯車35に伝えら
れる。この歯車35は、これより径の大きい歯車351を一
体に有しており、この歯車351の回転が移動距離検出部3
6に伝えられるとともに、歯車37を介して、リボン巻取
部38に伝えられる。この場合、これら歯車311、34、3
5、37はカセット装填室30の底面に沿って配設されてい
る。
移動距離検出部36は、ロータリエンコーダよりなるも
ので、周縁に沿って等間隔に多数のスリットを形成した
エンコーダディスク361と該ディスク361のスリットを検
出する発光受光部362を有している。ここで、発光受光
部362は、エンコーダディスク361のスリットを介して相
対向するようにLEDおよびフォトセンサを配置したもの
で、LEDからの光をスリットを介してフォトセンサにて
受光するようになっている。そして、このようなエンコ
ーダディスク361の回転からプリンタ本体10の移動した
距離を検出する。なお、ここでのエンコーダディスク36
1は、ローラ31の1mm当りの回転に対して6.4dot/mmなら
6.4スリット分、8dot/mmなら8スリット分回転するよう
にっている。
ので、周縁に沿って等間隔に多数のスリットを形成した
エンコーダディスク361と該ディスク361のスリットを検
出する発光受光部362を有している。ここで、発光受光
部362は、エンコーダディスク361のスリットを介して相
対向するようにLEDおよびフォトセンサを配置したもの
で、LEDからの光をスリットを介してフォトセンサにて
受光するようになっている。そして、このようなエンコ
ーダディスク361の回転からプリンタ本体10の移動した
距離を検出する。なお、ここでのエンコーダディスク36
1は、ローラ31の1mm当りの回転に対して6.4dot/mmなら
6.4スリット分、8dot/mmなら8スリット分回転するよう
にっている。
また、リボン巻取部38は、歯車37より回転力が与えら
れる歯車381およびこの歯車381にクラッチ機構(図示せ
ず)を介して接続される巻取駆動軸382を有している。
ここで、巻取駆動軸382は、先端部に後述するリボンカ
セット40の巻取軸401に係合される係合部383を有してい
る。
れる歯車381およびこの歯車381にクラッチ機構(図示せ
ず)を介して接続される巻取駆動軸382を有している。
ここで、巻取駆動軸382は、先端部に後述するリボンカ
セット40の巻取軸401に係合される係合部383を有してい
る。
なお、39はカセット装填室30の開閉蓋で、ヒンジ391
により開閉可能に支持されている。
により開閉可能に支持されている。
次に、第3図は、このようなプリンタの回路構成を示
すものである。図において、41は制御部で、この制御部
41は上述のキー入力部12に制御信号を与えるとともに、
同キー入力部12よりキー入力データが与えられる。ま
た、制御部41はデータ記憶部42にアドレスデータととも
に、キー入力部12より入力された印字データを与える。
データ記憶部42はプリンタ実行により印字データが読出
され、印字用キャラクタジェネレータ43に与える。印字
用キャラクタジェネレータ43は印字データに対して24×
24ドットの変換データを有するもので、制御部41の次デ
ータ指令により1行(24ドット)分のデータをヘッド駆
動回路44に与える。ヘッド駆動回路44は通電制御部45に
より通電時間が制御され、サーマルヘッドHAでの印字を
実行する。ここで、通電制御部45はタイマ451を有する
もので、制御部41の印字指令によりヘッド駆動回路44の
通電時間を一定に制御するようになっている。また、サ
ーマルヘッドHAは、24ドット1列のものが用いられてい
る。
すものである。図において、41は制御部で、この制御部
41は上述のキー入力部12に制御信号を与えるとともに、
同キー入力部12よりキー入力データが与えられる。ま
た、制御部41はデータ記憶部42にアドレスデータととも
に、キー入力部12より入力された印字データを与える。
データ記憶部42はプリンタ実行により印字データが読出
され、印字用キャラクタジェネレータ43に与える。印字
用キャラクタジェネレータ43は印字データに対して24×
24ドットの変換データを有するもので、制御部41の次デ
ータ指令により1行(24ドット)分のデータをヘッド駆
動回路44に与える。ヘッド駆動回路44は通電制御部45に
より通電時間が制御され、サーマルヘッドHAでの印字を
実行する。ここで、通電制御部45はタイマ451を有する
もので、制御部41の印字指令によりヘッド駆動回路44の
通電時間を一定に制御するようになっている。また、サ
ーマルヘッドHAは、24ドット1列のものが用いられてい
る。
一方、36は上述したロータリエンコーダからなる移動
距離検出部で、この検出部36の出力、つまりエンコーダ
信号がエンコーダラッチ回路46に与えられる。このエン
コーダラッチ回路46はフリップフロップ回路よりなるも
ので、CK端子にエンコーダ信号が与えられ、R端子に制
御部41のリセット信号が与えられ、D入力端子には
「1」出力が与えられ、Q端子からの出力がナンドゲー
ト47の一方入力端子に与えられる。また、48はフリップ
フロップ回路からなる印字許可フラグ記憶部で、制御部
41よりS端子に印字許可フラグセット指令、R端子にリ
セット指令が与えられ、Q端子からの出力を印字許可出
力としてナンドゲート47の他方端子に与える。そして、
このナンドゲート47の出力は制御部41に印字開始信号と
して与えられる。
距離検出部で、この検出部36の出力、つまりエンコーダ
信号がエンコーダラッチ回路46に与えられる。このエン
コーダラッチ回路46はフリップフロップ回路よりなるも
ので、CK端子にエンコーダ信号が与えられ、R端子に制
御部41のリセット信号が与えられ、D入力端子には
「1」出力が与えられ、Q端子からの出力がナンドゲー
ト47の一方入力端子に与えられる。また、48はフリップ
フロップ回路からなる印字許可フラグ記憶部で、制御部
41よりS端子に印字許可フラグセット指令、R端子にリ
セット指令が与えられ、Q端子からの出力を印字許可出
力としてナンドゲート47の他方端子に与える。そして、
このナンドゲート47の出力は制御部41に印字開始信号と
して与えられる。
次に、このように構成した実施例の動作を説明する。
まず、ワープロ機能により文章を作成する。この場
合、モード切換スイッチ11をワープロ(WP)モードに切
替える。そして、入力キー14により文字を入力するとと
もに、編集用キー15により編集しながら文章を作成して
いく。ここで、文書作成の過程において、漢字変換を行
なう場合には、「変換」キー18を操作すると複数の次候
補が表示部13に表示される。この場合、該当する次候補
がない時には、「次候」キー19を操作して、次の複数の
次候補を表示部13に表示させるようにする。そして、該
当する次候補が有る場合は、対応するキー20a〜20fとと
もに、「実行」キー16を操作することにより、所望する
漢字変換が行なわれる。
合、モード切換スイッチ11をワープロ(WP)モードに切
替える。そして、入力キー14により文字を入力するとと
もに、編集用キー15により編集しながら文章を作成して
いく。ここで、文書作成の過程において、漢字変換を行
なう場合には、「変換」キー18を操作すると複数の次候
補が表示部13に表示される。この場合、該当する次候補
がない時には、「次候」キー19を操作して、次の複数の
次候補を表示部13に表示させるようにする。そして、該
当する次候補が有る場合は、対応するキー20a〜20fとと
もに、「実行」キー16を操作することにより、所望する
漢字変換が行なわれる。
次に、このようにして作成した文書をプリントする場
合を説明する。この場合、カセット装填室30には、リボ
ンカセット40が装填されている。
合を説明する。この場合、カセット装填室30には、リボ
ンカセット40が装填されている。
この状態から、プリンタ本体10の「PRINT」キー20を
押し操作しながらサーマルヘッドHAを用紙Aに当てがい
X方向に移動すると、ローラ31、32によりプリンタ本体
10はスムーズに用紙A上を移動される。すると、ローラ
31の回転が歯車311より歯車34を介して歯車35に伝えら
れ、さらに、この歯車35に一体に形成された歯車351の
回転が移動距離検出部36に伝えられるとともに、歯車37
を介して巻取部38に伝えられる。
押し操作しながらサーマルヘッドHAを用紙Aに当てがい
X方向に移動すると、ローラ31、32によりプリンタ本体
10はスムーズに用紙A上を移動される。すると、ローラ
31の回転が歯車311より歯車34を介して歯車35に伝えら
れ、さらに、この歯車35に一体に形成された歯車351の
回転が移動距離検出部36に伝えられるとともに、歯車37
を介して巻取部38に伝えられる。
これにより、移動距離検出部36において、エンコーダ
ディスク361の回転されると、スリットが光発受光部362
により検出されて、プリンタ本体10の移動距離が検出さ
れ、この出力に応じてサーマルヘッドHAが制御され、用
紙Aへの印字が実行される。また、これと同時に、歯車
37の回転力が巻取部38の歯車381に与えられると、この
歯車381の回転力がクラッチ機構を介して巻取駆動軸382
に与えられ、係合部383を介してリボンカセット40の巻
取軸401が駆動され、サーマルヘッドHAにリボン402が供
給されるようになる。
ディスク361の回転されると、スリットが光発受光部362
により検出されて、プリンタ本体10の移動距離が検出さ
れ、この出力に応じてサーマルヘッドHAが制御され、用
紙Aへの印字が実行される。また、これと同時に、歯車
37の回転力が巻取部38の歯車381に与えられると、この
歯車381の回転力がクラッチ機構を介して巻取駆動軸382
に与えられ、係合部383を介してリボンカセット40の巻
取軸401が駆動され、サーマルヘッドHAにリボン402が供
給されるようになる。
ところで、このような印字動作は、第4図に示すフロ
ーチャートにしたがい実行される。この場合、印字のた
めの「PRINT」キー21が押されると、ステップA1におい
て、エンコーダラッチ回路46はR端子に制御部41よりリ
セット指令が与えられリセットされる。そして、ステッ
プA2に進む。このステップA2では、データ記憶部42より
読出された最初の印字データが印字用キャラクタジェネ
レータ43に与えられており、このキャラクタジェネレー
タ43での変換データのうち1行目の24ドット分のデータ
が制御部41の次データ指令により取出され、ヘッド駆動
回路44にセットされる。次いで、ステップA3において、
印字許可フラグ記憶部48はS端子に制御部41よりセット
指令が与えられセットされる。この状態で、ステップA4
において、移動距離検出部36の出力、つまりエンコーダ
信号が有るかが判断される。ここで、NOと判断される
間、この状態が保持される。一方、YESと判断される
と、ステップA5において、エンコーダ信号がエンコーダ
ラッチ回路46のCK端子に与えられ、同ラッチ回路46が
「1」出力となりセットされる。すると、ナンドゲート
47の両入力端子には、エンコーダラッチ回路46および印
字許可フラグ記憶部48の夫々のQ端子より「1」出力が
与えられるので、ステップA6において、印字開始信号と
して「L」が出力され、制御部41に与えられる。これに
より、制御部41より印字指令が通電制御部45に与えら
れ、ステップA7において、タイマ451によりヘッド駆動
回路44に対する一定の通電時間がセットされる。そし
て、ステップA8において、エンコーダラッチ回路46およ
び印字許可フラグ記憶部48は夫々のR端子に制御部41よ
りリセット指令が与えられリセットされる。そして、ス
テップA9において、ヘッド駆動回路44によりサーマルヘ
ッドHAへの通電が行なわれ印字が実行される。
ーチャートにしたがい実行される。この場合、印字のた
めの「PRINT」キー21が押されると、ステップA1におい
て、エンコーダラッチ回路46はR端子に制御部41よりリ
セット指令が与えられリセットされる。そして、ステッ
プA2に進む。このステップA2では、データ記憶部42より
読出された最初の印字データが印字用キャラクタジェネ
レータ43に与えられており、このキャラクタジェネレー
タ43での変換データのうち1行目の24ドット分のデータ
が制御部41の次データ指令により取出され、ヘッド駆動
回路44にセットされる。次いで、ステップA3において、
印字許可フラグ記憶部48はS端子に制御部41よりセット
指令が与えられセットされる。この状態で、ステップA4
において、移動距離検出部36の出力、つまりエンコーダ
信号が有るかが判断される。ここで、NOと判断される
間、この状態が保持される。一方、YESと判断される
と、ステップA5において、エンコーダ信号がエンコーダ
ラッチ回路46のCK端子に与えられ、同ラッチ回路46が
「1」出力となりセットされる。すると、ナンドゲート
47の両入力端子には、エンコーダラッチ回路46および印
字許可フラグ記憶部48の夫々のQ端子より「1」出力が
与えられるので、ステップA6において、印字開始信号と
して「L」が出力され、制御部41に与えられる。これに
より、制御部41より印字指令が通電制御部45に与えら
れ、ステップA7において、タイマ451によりヘッド駆動
回路44に対する一定の通電時間がセットされる。そし
て、ステップA8において、エンコーダラッチ回路46およ
び印字許可フラグ記憶部48は夫々のR端子に制御部41よ
りリセット指令が与えられリセットされる。そして、ス
テップA9において、ヘッド駆動回路44によりサーマルヘ
ッドHAへの通電が行なわれ印字が実行される。
次に、ステップA10に進み、タイマ451のタイムアップ
の有無が判断される。ここで、YESと判断されると、ス
テップA11においてサーマルヘッドHAへの通電が停止さ
れ、ステップA12に進む。そして、このステップA12にお
いて、次データが有るかが判断される。この場合、上述
の1行目印字データに続く次データが有るので、ステッ
プA13に進み、キャラクタジェネレータ43での変換デー
タの2行目の24ドット分のデータが制御部41の次データ
指令により取出され、ヘッド駆動回路44にセットされ
る。次いで、ステップA14において、印字許可フラグ記
憶部48はS端子に制御部41よりセット指令が与えられセ
ットされる。この状態で、ステップA15に進み、エンコ
ーダラッチ回路46がセット状態に有るかが判断される。
この場合、エンコーダラッチ回路46はリセットされてお
り、NOと判断されるので、ステップA4に戻る。そして、
移動距離検出部36からのエンコーダ信号を待って、ステ
ップA5〜ステップA9までの動作が繰返され、タイマ451
によりヘッド駆動回路44に対する一定の通電時間がセッ
トされた状態で、2行目の24ドット分データの印字が実
行される。そして、ステップA10において、再びタイム
アップによりYESと判断されると、ステップA11〜ステッ
プA15の動作が繰返され、次データが有れば、さらに次
データがセットされるとともに、ステップA4以降に戻っ
て、次データについての印字が実行されるようになる。
の有無が判断される。ここで、YESと判断されると、ス
テップA11においてサーマルヘッドHAへの通電が停止さ
れ、ステップA12に進む。そして、このステップA12にお
いて、次データが有るかが判断される。この場合、上述
の1行目印字データに続く次データが有るので、ステッ
プA13に進み、キャラクタジェネレータ43での変換デー
タの2行目の24ドット分のデータが制御部41の次データ
指令により取出され、ヘッド駆動回路44にセットされ
る。次いで、ステップA14において、印字許可フラグ記
憶部48はS端子に制御部41よりセット指令が与えられセ
ットされる。この状態で、ステップA15に進み、エンコ
ーダラッチ回路46がセット状態に有るかが判断される。
この場合、エンコーダラッチ回路46はリセットされてお
り、NOと判断されるので、ステップA4に戻る。そして、
移動距離検出部36からのエンコーダ信号を待って、ステ
ップA5〜ステップA9までの動作が繰返され、タイマ451
によりヘッド駆動回路44に対する一定の通電時間がセッ
トされた状態で、2行目の24ドット分データの印字が実
行される。そして、ステップA10において、再びタイム
アップによりYESと判断されると、ステップA11〜ステッ
プA15の動作が繰返され、次データが有れば、さらに次
データがセットされるとともに、ステップA4以降に戻っ
て、次データについての印字が実行されるようになる。
ところで、ステップA10において、タイマ451がタイム
アップされるまでの間、NOの判断の下で、ステップA16
において移動距離検出部36からのエンコーダ信号が有る
かが判断される。ここで、NOと判断されれば、ステップ
A10およびステップA16の動作が繰返される。一方、タイ
マ451がタイムアップされるまでにエンコーダ信号が与
えられると、ステップA16においてYESと判断され、ステ
ップA17に進む。このステップA17では、エンコーダラッ
チ回路46がセットされ、ステップA10に戻るようにな
る。そして、このステップA10において、タイムアップ
によりYESと判断されると、ステップA11〜ステップA15
の動作が繰返されるが、この場合、ステップA15では、
エンコーダラッチ回路46がセットされており、YESと判
断されるので、今度はステップA6に戻る。したがって、
この場合は、移動距離検出部36からのエンコーダ信号を
待たずに、直ちにステップA6以降に進み、次データにつ
いての印字が実行されるようになる。
アップされるまでの間、NOの判断の下で、ステップA16
において移動距離検出部36からのエンコーダ信号が有る
かが判断される。ここで、NOと判断されれば、ステップ
A10およびステップA16の動作が繰返される。一方、タイ
マ451がタイムアップされるまでにエンコーダ信号が与
えられると、ステップA16においてYESと判断され、ステ
ップA17に進む。このステップA17では、エンコーダラッ
チ回路46がセットされ、ステップA10に戻るようにな
る。そして、このステップA10において、タイムアップ
によりYESと判断されると、ステップA11〜ステップA15
の動作が繰返されるが、この場合、ステップA15では、
エンコーダラッチ回路46がセットされており、YESと判
断されるので、今度はステップA6に戻る。したがって、
この場合は、移動距離検出部36からのエンコーダ信号を
待たずに、直ちにステップA6以降に進み、次データにつ
いての印字が実行されるようになる。
その後、ステップA12において、次データ無しによりN
Oと判断されるのを待って、印字処理が終了する。
Oと判断されるのを待って、印字処理が終了する。
したがって、このようにすれば、第5図(a)に示す
エンコーダ信号をラッチするエンコーダラッチ回路46の
同図(b)に示すエンコーダラッチ出力と、通電制御部
45でのタイマ451のタイムアップののち次データ取込み
によりセットされる同図(c)に示す印字許可フラグ記
憶部48のセット出力とにより同図(d)に示す印字開始
信号が出力され、データの印字が実行されるようになる
ので、仮に印字ヘッドHAの移動速度が速まり、タイマ45
1のタイムアップにより印字許可フラグ記憶部48がセッ
トされる以前にエンコーダ信号が与えられた場合は、印
字許可フラグがセットされるまでエンコーダ信号はエン
コーダラッチ回路46にラッチされており、1行データ印
字終了ののち印字開始信号が得られるようになる。この
ことは、サーマルヘッドHAでの印字に必要な通電時間を
ヘッドの移動速度に関係なく確保できるので、確実な印
字を行なうことができ、しかも、タイマ451のタイムア
ップにより印字許可フラグがセット状態になると、直ち
に次データの印字を実行できるので、印字抜けを防止す
ることができるようにもなり、これにより高品質の印字
を期待できることになる。
エンコーダ信号をラッチするエンコーダラッチ回路46の
同図(b)に示すエンコーダラッチ出力と、通電制御部
45でのタイマ451のタイムアップののち次データ取込み
によりセットされる同図(c)に示す印字許可フラグ記
憶部48のセット出力とにより同図(d)に示す印字開始
信号が出力され、データの印字が実行されるようになる
ので、仮に印字ヘッドHAの移動速度が速まり、タイマ45
1のタイムアップにより印字許可フラグ記憶部48がセッ
トされる以前にエンコーダ信号が与えられた場合は、印
字許可フラグがセットされるまでエンコーダ信号はエン
コーダラッチ回路46にラッチされており、1行データ印
字終了ののち印字開始信号が得られるようになる。この
ことは、サーマルヘッドHAでの印字に必要な通電時間を
ヘッドの移動速度に関係なく確保できるので、確実な印
字を行なうことができ、しかも、タイマ451のタイムア
ップにより印字許可フラグがセット状態になると、直ち
に次データの印字を実行できるので、印字抜けを防止す
ることができるようにもなり、これにより高品質の印字
を期待できることになる。
なお、この考案は上記実施例にのみ限定されず、要旨
を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
[考案の効果] この考案によれば、手動により印字ヘッドを印字用紙
面に沿って移動することにより印字を行なうもので、印
字ヘッドの一定の移動距離毎に発生される出力に同期し
て一定時間印字制御を実行するとともに、この印字制御
の間に上記印字ヘッドの移動距離に応じた出力が与えら
れると、この出力を一時保持するとともに、一定時間の
印字制御終了をまって、次の印字データの印字制御を指
示するようになっているので、印字ヘッドの移動速度が
速まっても印字ヘッドでの印字に必要な通電時間を確保
でき、確実な印字を行なうことができる。即ち、印字ヘ
ッドの移動速度が速かった場合には印字内容自体はやや
長く印字されることになるが、印字抜けが発生しないた
めに、例えば、印字文字が読めないといったことは確実
に防止できる効果を有する。
面に沿って移動することにより印字を行なうもので、印
字ヘッドの一定の移動距離毎に発生される出力に同期し
て一定時間印字制御を実行するとともに、この印字制御
の間に上記印字ヘッドの移動距離に応じた出力が与えら
れると、この出力を一時保持するとともに、一定時間の
印字制御終了をまって、次の印字データの印字制御を指
示するようになっているので、印字ヘッドの移動速度が
速まっても印字ヘッドでの印字に必要な通電時間を確保
でき、確実な印字を行なうことができる。即ち、印字ヘ
ッドの移動速度が速かった場合には印字内容自体はやや
長く印字されることになるが、印字抜けが発生しないた
めに、例えば、印字文字が読めないといったことは確実
に防止できる効果を有する。
第1図はこの考案の一実施例が適用される小型プリンタ
を示す外観図、第2図は同小型プリンタのカセット装填
室を示す概略的構成図、第3図は同実施例の回路構成を
示すブロック図、第4図は同実施例の動作を説明するた
めのフローチャート、第5図は同実施例の動作を説明す
るためのタイムチャート、第6図は従来の小型プリンタ
を説明するためのタイムチャートである。 10……プリンタ本体、11……モード切替スイッチ、12…
…キー入力部、13……表示部、21……「PRINT」キー、H
A……サーマルヘッド、A……用紙、30……カセット装
填室、31、32……ローラ、311、34、35、37……歯車、3
6……移動距離検出部、40……リボンカセット、41……
制御部、42……データ記憶部、43……印字用キャラクタ
ジェネレータ、44……ヘッド駆動部、45……通電制御
部、451……タイマ、46……エンコーダラッチ回路、47
……ナンドゲート、48……印字許可フラグ。
を示す外観図、第2図は同小型プリンタのカセット装填
室を示す概略的構成図、第3図は同実施例の回路構成を
示すブロック図、第4図は同実施例の動作を説明するた
めのフローチャート、第5図は同実施例の動作を説明す
るためのタイムチャート、第6図は従来の小型プリンタ
を説明するためのタイムチャートである。 10……プリンタ本体、11……モード切替スイッチ、12…
…キー入力部、13……表示部、21……「PRINT」キー、H
A……サーマルヘッド、A……用紙、30……カセット装
填室、31、32……ローラ、311、34、35、37……歯車、3
6……移動距離検出部、40……リボンカセット、41……
制御部、42……データ記憶部、43……印字用キャラクタ
ジェネレータ、44……ヘッド駆動部、45……通電制御
部、451……タイマ、46……エンコーダラッチ回路、47
……ナンドゲート、48……印字許可フラグ。
Claims (1)
- 【請求項1】印字ヘッドを印字用紙面に添って移動する
ことにより印字を行なう小型プリンタにおいて、上記印
字ヘッドの移動にともない一定の移動距離毎に出力を発
生する距離検出手段と、上記印字ヘッドによる印字を上
記距離検出手段の出力に同期して一定時間行なわせる第
一の印字制御手段と、この第一の印字制御手段によって
上記一定時間印字が行なわれている間に上記距離検出手
段の出力があったか否かを検出する出力検出手段と、こ
の出力検出手段によって出力があったことが検出された
際には上記出力ありを記憶保持する保持手段と、この保
持手段に記憶が保持されていた際には上記印字ヘッドに
よる一定時間の印字の終了後上記印字ヘッドによって次
の印字データの印字を行なわせる第二の印字制御手段と
を具備したことを特徴とする小型プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5865187U JPH088110Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 小型プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5865187U JPH088110Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 小型プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63166436U JPS63166436U (ja) | 1988-10-28 |
JPH088110Y2 true JPH088110Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=30889417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5865187U Expired - Lifetime JPH088110Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 小型プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088110Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP5865187U patent/JPH088110Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63166436U (ja) | 1988-10-28 |
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