JPH0880376A - パチンコ機の玉計数装置 - Google Patents

パチンコ機の玉計数装置

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JPH0880376A
JPH0880376A JP22025994A JP22025994A JPH0880376A JP H0880376 A JPH0880376 A JP H0880376A JP 22025994 A JP22025994 A JP 22025994A JP 22025994 A JP22025994 A JP 22025994A JP H0880376 A JPH0880376 A JP H0880376A
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JP
Japan
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sprocket
claw
pachinko
actuator
ball
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Pending
Application number
JP22025994A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Isayuki Itou
功幸 伊藤
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置全体を小型にする。 【構成】円板部材30を設け、係止部材26が係脱して
スプロケット22が回転不能に拘束されるように被係止
爪32を円板部材30に形成し、係止部材26が円板部
材30の被係止爪32から外れる際の摩擦力を低減する
ようにして、比較的小さな力で係止部材26を係脱さ
せ、係止部材26を作動させるアクチュエータ24を小
型にして、装置全体を小型にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、供給路をパチンコ球が
通過すると、供給路内に突設するスプロケットの爪にパ
チンコ球が当接して前記スプロケットを一爪分づつ回転
していき、所定数のパチンコ球が払い出された際に、ア
クチュエータにより前記スプロケットを回転可能な拘束
解除状態から回転不能な拘束状態にするようにしたパチ
ンコ機の玉計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の玉計数装置として
は、例えば、特開昭64−62182号公報に開示され
たものがある。すなわち、ソレノイドの非作動時に、ス
トッパがマグネットに吸引され、ストッパが揺動し、ス
トッパがスプロケット爪に当接してスプロケットの回転
を阻止し、ソレノイド作動時に、ストッパがマグネット
の吸引力に抗して逆方向へ揺動し、ストッパがスプロケ
ット爪から外れてスプロケットの回転を可能にするもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパチンコ機の玉計数装置では、ストッパがス
プロケット爪に直接当接しており、ストッパをスプロケ
ット爪から外す際に、ストッパとスプロケット爪との間
に生じる大きな摩擦力に抗して、ソレノイドの磁力でス
トッパを引きつけ揺動させる必要があり、大きな磁力を
発生する大型のソレノイドを設ける必要があって、装置
全体が大型になるという問題点があった。本発明は、こ
のような従来の問題点に着目してなされたもので、円板
部材を設け、円板部材の被係止爪から係止部材が外れる
際の摩擦力を低減するようにして、比較的小さな力で係
止部材を係脱させ、アクチュエータを小型にして、装置
全体を小型にすることができるようにしたパチンコ機の
玉計数装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
1 供給路をパチンコ球が通過すると、供給路内に突設
するスプロケット(22)の爪にパチンコ球が当接して
前記スプロケット(22)を一爪分づつ回転していき、
所定数のパチンコ球が払い出された際に、アクチュエー
タ(24)により前記スプロケット(22)を回転可能
な拘束解除状態から回転不能な拘束状態にするようにし
たパチンコ機の玉計数装置において、前記スプロケット
(22)と一体的に回転可能な円板部材(30)を備
え、該円板部材(30)に、前記アクチュエータ(2
4)により係止部材(26)が係脱して、前記円板部材
(30)を介して前記スプロケット(22)を回転不能
に拘束するように被係止爪(32)を前記スプロケット
(22)の各爪に対応して配し、スプロケット(22)
の回転軸からの距離を前記スプロケット(22)の爪よ
り前記被係止爪(32)の方を長めにして、前記係止部
材(26)が前記円板部材(30)の被係止爪(32)
から外れる際の摩擦力を低減するよう形成したことを特
徴とするパチンコ機の玉計数装置。
【0005】2 前記円板部材(30)に光を投射し、
該円板部材(30)の回転量を検出して、パチンコ球数
を計数可能にするフォトセンサ(40)を配したことを
特徴とする1項記載のパチンコ機の玉計数装置に存す
る。
【0006】
【作用】パチンコ球の払い出し時には、係止部材(2
6)が円板部材(30)の被係止爪(32)から外れた
拘束解除状態にあり、供給路をパチンコ球が通過する
と、供給路内に突設するスプロケット(22)の爪にパ
チンコ球が当接して前記スプロケット(22)を一爪分
づつ回転していく。所定数のパチンコ球が払い出された
際に、アクチュエータ(24)が作動して、円板部材
(30)の被係止爪(32)に係止部材(26)が係合
して、拘束解除状態から拘束状態になり、円板部材(3
0)を介してスプロケット(22)を回転不能に拘束す
る。
【0007】このとき、スプロケット(22)の回転軸
からの距離を前記スプロケット(22)の爪より前記被
係止爪(32)の方を長めにしているため、係止部材
(26)が円板部材(30)を回転不能に拘束する力が
低減される。それにより、アクチュエータ(24)が円
板部材(30)の被係止爪(32)から外れるとき、ア
クチュエータ(24)と円板部材(30)の係止爪との
間に大きな摩擦力が生じないで、比較的小さな力でアク
チュエータ(24)を円板部材(30)の係止爪から外
すことができる。前記円板部材(30)に光を投射し、
該円板部材(30)の回転量を検出して、パチンコ球数
を計数可能にするフォトセンサ(40)を配したもので
は、フォトセンサ(40)を配す場所が、スプロケット
(22)から離間した種々のスペースの中から選択する
ことができ、例えば、装置全体を小型にする方向でフォ
トセンサ(40)の配置を設定することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。各図は本発明の一実施例を示している。図1およ
び図2に示すように、遊技島には多数のパチンコ機10
が連設されている。パチンコ機10とパチンコ機10と
の間には玉貸機が介装されている。パチンコ機10は、
玉貸機に投入された金額に応じたパチンコ球、並びに、
パチンコ機10の盤面に開設された入賞口に入賞した際
に、所定の賞出率に応じて賞球をそれぞれパチンコ機1
0の前皿に払い出すゲーム機である。
【0009】遊技島の上方には各パチンコ機10にパチ
ンコ球を供給するための補給樋11が配設され、補給樋
11には各パチンコ機10に対応してシュート部材12
が接続され、シュート部材12には、ジャバラ部材13
を介してガイド部材14が接続されている。ガイド部材
14の下方には玉計数装置20aが配設されている。玉
計数装置20aのハウジング20内にはパチンコ球を上
下方向へ案内するための供給路21が形成され、ガイド
部材14の下端口と供給路21の上端口との間にはシャ
ッタ部材15が介在している。
【0010】ハウジング20内には、水平軸22aによ
り回転可能にスプロケット22が枢支され、スプロケッ
ト22の外周縁には爪が連設され、隣り合う爪の間には
パチンコ球が1個づつ嵌入する凹部が形成されている。
スプロケット22の爪は、供給路21をパチンコ球が通
過すると、スプロケット22の爪にパチンコ球が当接し
て前記スプロケット22を一爪分づつ回転するように供
給路21内に突設している。スプロケット22には、ス
プロケット22と一体的に回転可能に円板部材30が固
設されている。円板部材30には、スプロケット22の
各爪に対応して被係止爪32が配されている。水平軸2
2aから前記被係止爪32までの距離は、水平軸22a
からスプロケット22の爪までの距離より長めに成って
いる。
【0011】円板部材30の被係止爪32を臨んで係止
部材26が配設されている。係止部材26は、その一端
部27が被係止爪32に当接して円板部材30を介して
スプロケット22を回転不能に拘束する拘束状態と、一
端部27が被係止爪32から外れてスプロケット22を
回転可能にする拘束解除状態とに揺動可能に枢支されて
いる。係止部材26の他端部28には、アクチュエータ
であるソレノイド24の出力ロッド25が連結されてい
る。
【0012】ソレノイド24は、図示省略したCPUか
らの制御信号が図示省略したパワーアンプに入力され、
パワーアンプから必要な電流が与えられ、出力ロッド2
5が出没動作するように構成されている。CPUは、メ
モリに書き込まれた種々の数値(賞出率、玉貸し率、投
入金額、…)に基づいて払い出し数を算出するものであ
る。図1および図3に示すように、供給路21内はフォ
トセンサ40が配されている。フォトセンサ40は、円
板部材30の被係止爪32に光を投射し、被係止爪32
の通過を検出して、パルス信号をCPUに送出するもの
である。CPUは、被係止爪32のパルス信号の発信回
数からパチンコ球の球数を計数し、計数された球数と前
記算出された払い出し数とを比較して、同じ数値になっ
た場合に、前記パワーアンプに制御信号を出力するよう
に構成されている。
【0013】次に作用を説明する。玉貸機に金銭が投入
されると、CPUがその金額に応じたパチンコ球の球数
を算出する。また、入賞口に入賞すると、CPUが賞出
率に基づきて、払い出すべきパチンコ球の球数を算出す
る。パチンコ球の払い出し時には、ソレノイド24の出
力ロッド25は、没入していて、係止部材26の一端部
27は円板部材30の被係止爪32から外れた拘束解除
状態にある。補給樋11からシュート部材12およびジ
ャバラ部材13を介して供給路21をパチンコ球が通過
すると、供給路21内に突設するスプロケット22の爪
にパチンコ球が当接してスプロケット22を一爪分づつ
回転していく。
【0014】このとき、円板部材30の被係止爪32が
フォトセンサ40を通過し、フォトセンサ40が投射す
る光を円板部材30の被係止爪32が遮断し、フォトセ
ンサ40がパルス信号を発信する。そのパルス信号の発
信回数に基づいて、CPUが供給路21を通過するパチ
ンコ球の球数を計数する。CPUが払出すべきパチンコ
球の球数と、前記計数されたパチンコ球の球数とを比較
し、同じ数値になり、所定数のパチンコ球が払い出され
たと判断した際に、制御信号が図示省略したパワーアン
プに送出され、パワーアンプから必要電流が流れ、アク
チュエータ24が作動し、出力ロッド25が突出する。
【0015】出力ロッド25が突出すると、係止部材2
6が揺動して、係止部材26の一端部27が、円板部材
30の被係止爪32に係止部材26が係合して、拘束解
除状態から拘束状態になり、円板部材30を介してスプ
ロケット22が回転不能に拘束される。このとき、スプ
ロケット22の回転軸からの距離を、スプロケット22
の爪より円板部材30の被係止爪32の方を長めにして
いるため、係止部材26がスプロケット22を直接的に
回転不能に拘束する力より、拘束円板部材30を回転不
能に拘束する力の方が小さくなる。
【0016】それにより、再びパチンコ球を払い出し、
アクチュエータ24により係止部材26が揺動して一端
部27が円板部材30の被係止爪32から外れる際に、
一端部27と円板部材30の被係止爪32との間に大き
な摩擦力が生じないで、比較的小さな力で係止部材26
の一端部27を円板部材30の係止爪から外すことがで
きる。払い出されたパチンコ球は、ハウジング20の供
給路21を通過して、前皿供給路51を介して前皿に流
れる。払い出されたパチンコ球が前皿に溢れ、前皿供給
路51が詰まったときには、オーバーフロー通路52を
介して下皿に流れ出る。
【0017】なお、前記実施例においては、円板部材3
0の被係止爪32にフォトセンサ40の光を投射するよ
うにしたものを示したが、これに限らず、例えば、円板
部材30にスプロケット22の爪に応じて検出用孔を穿
設し、該検出用孔にフォトセンサ40の光を通過させる
ように構成してもよい。また、ソレノイド24の出力ロ
ッド25を直接的に、円板部材30の被係止爪32に係
脱させて、出力ロッド25を係止部材としてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明にかかるパチンコ機の玉計数装置
によれば、円板部材を設け、係止部材が係脱してスプロ
ケットが回転不能に拘束されるように被係止爪を円板部
材に形成し、係止部材が円板部材の被係止爪から外れる
際の摩擦力を低減するようにして、比較的小さな力で係
止部材を係脱させ、係止部材を作動させるアクチュエー
タを小型にして、装置全体を小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すパチンコ機の玉計数装
置の断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すパチンコ機の玉計数装
置の装着状態正面図である。
【図3】図1のIII-III 線断面図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機 11…補給樋 12…シュート部材 13…ジャバラ部材 14…ガイド部材 15…シャッタ部材 20a…玉計数装置 20…ハウジング 21…供給路 22…スプロケット 24…ソレノイド(アクチュエータ) 26…係止部材 30…円板部材 32…被係止爪 40…フォトセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給路をパチンコ球が通過すると、供給路
    内に突設するスプロケットの爪にパチンコ球が当接して
    前記スプロケットを一爪分づつ回転していき、所定数の
    パチンコ球が払い出された際に、アクチュエータにより
    前記スプロケットを回転可能な拘束解除状態から回転不
    能な拘束状態にするようにしたパチンコ機の玉計数装置
    において、 前記スプロケットと一体的に回転可能な円板部材を備
    え、 該円板部材に、前記アクチュエータにより係止部材が係
    脱して、前記円板部材を介して前記スプロケットを回転
    不能に拘束するように被係止爪を前記スプロケットの各
    爪に対応して配し、スプロケットの回転軸からの距離を
    前記スプロケットの爪より前記被係止爪の方を長めにし
    て、前記係止部材が前記円板部材の被係止爪から外れる
    際の摩擦力を低減するよう形成したことを特徴とするパ
    チンコ機の玉計数装置。
  2. 【請求項2】前記円板部材に光を投射し、該円板部材の
    回転量を検出して、パチンコ球数を計数可能にするフォ
    トセンサを配したことを特徴とする請求項1記載のパチ
    ンコ機の玉計数装置。
JP22025994A 1994-09-14 1994-09-14 パチンコ機の玉計数装置 Pending JPH0880376A (ja)

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