JPH0482581A - 遊技機の景品玉払出装置 - Google Patents

遊技機の景品玉払出装置

Info

Publication number
JPH0482581A
JPH0482581A JP19689890A JP19689890A JPH0482581A JP H0482581 A JPH0482581 A JP H0482581A JP 19689890 A JP19689890 A JP 19689890A JP 19689890 A JP19689890 A JP 19689890A JP H0482581 A JPH0482581 A JP H0482581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
prize ball
balls
prize
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19689890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2908849B2 (ja
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP19689890A priority Critical patent/JP2908849B2/ja
Publication of JPH0482581A publication Critical patent/JPH0482581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2908849B2 publication Critical patent/JP2908849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、作動指令信号に基づいてモータを駆動し、
該モータの駆動により回転するスプロケットによって景
品玉を払出す遊技機の景品玉払出装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、作動指令信号に基づいてモータを駆動し、該モー
タの駆動により回転するスプロケットによって景品玉を
払出す景品玉払出装置を備えた遊技機、例えば、弾球遊
技機が市場に提供されていた。このような景品玉払出装
置においては、連続的に供給される景品玉をスプロケッ
トの凹部に係止してモータの駆動力により強制的に払出
すように構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] ところで、景品玉払出装置に景品玉が連続して供給され
ている状況においては、景品玉払出装置の先頭にある景
品玉が後続の多数の景品玉による圧力を受けているため
に、その先頭の景品玉がモータによって強制的に回転し
ているスプロケットの凹部にスムーズに移動し、景品玉
の払出動作が全体としてスムーズに行われるが、景品玉
払出装置に供給される景品玉が残り少なくなったとき、
例えば、景品玉の補給タイミングが遅れたとき、又は玉
抜き作業の終了間際等においては、先頭の景品玉にかか
る圧力が弱くなる。このため、モータによって強制的に
回転しているスプロケットの回転速度と景品玉の凹部へ
の移動のタイミングがずれて、スムーズな凹部への移動
が阻害され、景品玉の払出動作が全体としてスムーズに
行われないという問題があった。また、景品玉の凹部へ
の移動がスムーズに行われないということは、景品玉と
凹部とが衝突する状態が出現し、このため、凹部を形成
するスプロケットの爪が摩耗し易いという問題もあった
この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、景品玉の払出動作をスムーズに
行うことができる遊技機の景品玉払出装置を提供するこ
とにある。
[i!題を解決するための手段コ 上記した目的を達成するために、この発明においては、 作動指令信号に基づいてモータを駆動し、該モータの駆
動により回転するスプロケットによって景品玉を払出す
遊技機の景品玉払出装置において該景品玉払出装置の上
流側に景品玉の有無を検出する玉切れ検出器を設け、 該玉切れ検出器からの玉切れ信号に基づいて前記モータ
の回転速度を減速する減速手段を設けたことを特徴とす
るものである。
[作 用] 景品玉払出装置の上流側に設けられる玉切れ検出器が玉
切れ信号を導出すると、スプロケットを回転せしめるモ
ータの回転速度が減速される。このため、景品玉払出装
置へ供給される景品玉が残り少なくなってもスプロケッ
トの凹部への景品玉の移動がスムーズに行われ、全体と
して景品玉の払出動作がスムーズに行われる。また、ス
プロケットの凹部への景品玉の移動がスムーズに行われ
るため、凹部を形成する爪と景品玉との衝突を大幅に少
なくすることができ、これによって爪が摩耗することが
ない。このため、長期間に亘って景品玉の安定的な払出
動作が確保される。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明
する。
まず、第3図を参照して、この実施例が通用される遊技
機の一例としてのパチンコ遊技機について説明する。第
3図は、パチンコ遊技機の正面図である。図において、
パチンコ遊技機1の額縁状に形成された前面枠2の開口
には、扉保持枠3が周設され、該扉保持枠3には、ガラ
ス板を有するガラス扉枠4及び前面扉板5が一側を軸支
されて開閉自在に取り付けられている。ガラス扉枠4の
後方には、遊技盤10が着脱自在に設けられている。ま
た、前面扉板5の表面には、排出された景品玉を貯留し
、かつ打玉の発射位置に一個宛供給する打球供給皿6が
固定されている。打球供給皿6の上流側の内部空間には
、遊技に関連する効果音を発生するスピーカ7が内蔵さ
れている。また、前面枠2の下方部には、打球発射機構
の一部を構成する操作ハンドル8や、前記打球供給皿6
に貯留しきれなかった景品玉を貯留するための余剰玉受
皿9が設けられている。
次に、第3図及び第5図、第6図を参照して、遊技盤1
0の構成について説明する。遊技盤100表面には、発
射された打玉を誘導するための誘導レール11がほぼ円
状に植立され、該誘導レール11で区画された領域が遊
技領域12を構成している。遊技領域12のほぼ中央に
は、複数の回転ドラム14a〜14cを有する可変表示
装置13が設けられている。この可変表示装置13の回
転ドラム14a〜14cは、ステッピングモータ15a
〜15c(第7図参照)によって回転駆動され、その停
止位置を検出するために位置検出器16a〜16C(第
7図参照)も設けられているなお、可変表示装置13に
は、後述する大当り状態となったときの開閉部材19a
、19bの開放縁り返し回数を表示する継続回数表示器
17が設けられている。また、可変表示装置13の下方
には、ソレノイド20によって駆動される開閉部材19
a、19bを有する可変入賞球装置18が設けられてい
る。可変入賞球装置18内には、特定入賞口21と該特
定入賞口21に付設される特定入賞玉検出器22と、後
述する大当り状態中に開閉部材19a、19bに受入れ
られた入賞玉数を検出するための入賞玉検出器23とが
設けられている。この入賞玉検出器23によって検出さ
れた入賞玉数が入賞個数表示器24に表示されるように
なっている。また、可変入賞球装置18の上方及び下方
左右には、始動入賞玉検出器26a〜26cを内蔵する
始動入賞口25a〜25cが配設されている。更に、可
変表示装置13の上部及び左右両側と可変入賞球装置1
8の左右両側には、打玉を通常の入賞とする通常入賞口
27.28a、28b、29a、29bが配置されてい
る。
しかして、打玉が始動入賞口25a〜25cに人賞する
ことにより可変表示装置13の回転ドラム14a〜14
cが回転開始し、所定時間経過後、あるいは遊技者によ
るストップスイッチの操作により、その回転を停止し、
その停止時の表示態様が予め定められた組み合せである
ときに大当り状態と判定されて可変入賞球装置18の開
閉部材19a、19bが一定時間(例えば、30秒)あ
るいは所定個数(例えば、10個)人賞するまで開放状
態を続け、開閉部材19a、19b内に設けられた特定
入賞口21に入賞すると再度上記した開放状態を綬り返
すようになっている。なお、上記した各入賞口や入賞球
装置に人賞した入賞圧によって払出される景品玉数は、
すべて同一(例えば、13個)であってもよいし、特定
の入賞口への入賞によるものだけ異なるように設定して
も良い。本実施例の場合には、上記始動入賞口25a〜
25cのうち中央の始動入賞口25aに入賞した入賞圧
によフて払い出される景品玉数を7個と設定し、他の始
動入賞口25b、25c及び開閉部材19a、19bに
人賞した入賞圧によって払い出される景品玉数を13個
と設定し、上記以外の他の入賞口27.28a、28b
、29a、29bへの入賞圧によって払い出される景品
玉数を10個と設定している。つまり、3種類の景品玉
数に分類されている。
更に、前記遊技盤10の遊技領域12の下方には、前記
したいずれの入賞口、あるいは入賞球装置に人賞しなか
った打玉を取り入れるアウト口30が形成されていると
共に、前記した大当り状態となったときにその旨を報知
する遊技効果ランプ31a、31bが設けられている。
この遊技効果ランプ31a、31bと同じ作用を奏する
ものとしてパチンコ遊技機1の上部前面にも遊技効果ラ
ンプ32が設けられている。また、遊技領域12の外側
であって、遊技盤10の上部には、その一側に後述する
景品玉払出装置70によって景品玉が払出されている旨
を報知する払出動作中表示器33、及び後述する玉欠乏
検出器55の検出信号に基づいて払出すべき景品玉が欠
乏した旨を報知する玉切れ表示器34が設けられている
。なお、払出動作中表示器33は、入賞記憶がある状態
で、景品玉検出器64からの玉切れ信号又は後述する満
タン検出器93がONL、たときに点灯して玉切れとな
った旨又は払い出された景品玉が余剰玉受皿9内にも満
杯となった旨を報知するためにも使用される。
一方、遊技盤10の背面には、第5図に示すように、入
賞圧集合カバ一体35a、35bが取着されている。こ
の入賞圧集合カバ一体35a、35bは、前記入賞口あ
るいは入賞球装置に入賞した入賞圧を下方に誘導する誘
導通路がその前面側に形成されるものであり、この実施
例においては、上下2つに分割されて形成されている。
また、上部の入賞圧集合カバ一体35aの後面には、中
継端子板36が取着されており、この中継端子板36に
遊技盤10に設けられる電気的部品であって前記可変表
示装置13に設けられる電気的部品を除く電気的部品(
例えば、ソレノイド20、特定入賞玉検出器22、入賞
玉検出器23、始動入賞玉検出器26a〜26c等)か
らの配線が集約して接続されるようになっている。
上記中継端子板36の上方には、遊技盤10に設けられ
る可変表示装置13や可変入賞球装置18等の遊技動作
を制御する遊技制御基板37(第7図参照)を収納する
遊技制御基板ボックス38が配置されている。この遊技
制御基板ボックス38は、遊技盤10の裏面に取り付け
られるボックス取付部材39に開閉自在に取り付けられ
るものである、具体的には、ボックス取付部材39の一
側上下に形成された軸支部41a、41bに遊技制御基
板ボックス38の一側上下に突設された支軸40a、4
0bを回動自在に軸支し、遊技制御基板ボックス38の
他側の上方をボックス取付部材39に回動自在に設けら
れる回動押え片42によって係止し、遊技制御基板ボッ
クス38の他側下方に穿設された嵌合穴43に下部の入
賞上集合カバ一体35bに突設される嵌合突片44を嵌
合させて取り付けられるようになっている。なお、遊技
制御基板37は、配線45を介して前記中継端子板36
と接続され、また、図示しない配線によって可変表示装
置13と直接接続されるようになっている。更に、後述
するように遊技制御基板37は、景品玉の払出動作を制
御する景品玉払出制御基板97とも接続されている。
次に、第4図を参照してパチンコ遊技機1の背面構造に
ついて説明する。前記遊技盤10の裏面全体を覆うよう
に機構板50が配設されている。
この機構板50は、周知のように、入賞玉を1個づつ処
理し、その入賞玉に対応して所定個数の景品玉を払い出
すための各種の機構が設けられるものである。しかして
、図示の機構板50においては、その中央に正方形状の
窓開口51が開設され、該窓開口51に前記人賞玉集合
カバ一体35a35bが対応している。そして、この窓
開口51から前記遊技制御基板ボックス38及び前記可
変表示装置13の駆動部が後方に突出している。
また、機構板50の前面側に前記遊技盤10の入賞口あ
るいは入賞球装置から落下する入賞玉を受は止めて一側
に集合せしめる入賞上集合樋52が形成されている。こ
の人賞玉集合樋52は、入賞玉を一列に整列して流下さ
せるようになっているが、その流下通路の途中には、通
過する入賞玉を検出する2つの入賞玉検出センサ53a
、53bが設けられている。入賞玉検出センサ53a、
53bからの信号は、後述する景品玉払出制御回路基板
97に送られて後述する景品玉払出装置70の動作を制
御する。
一方、機構板50の後面側には、その上部に図示しない
補給機構から補給される景品玉を貯留する景品玉タンク
54が設けられ、該景品玉タンク54の下方に景品玉を
整列させて流下させる景品玉誘導樋57が設けられてい
る。ところで、景品玉タンク54の出口部分には、景品
玉タンク54内に貯留される景品玉量が少なくなったこ
とを検出する玉欠乏検出器55.56が設けられている
。そして、一方の玉欠乏検出器55は、前記玉切れ表示
器34を点灯させる機能を有し、他方の玉欠乏検出器5
6は、図示しない管理コンピュータに補給指令信号を送
り、景品玉タンク54に景品玉を補給する機能を有して
いる。
景品玉誘導樋57の下流には、景品玉の流下方向を18
0度変更すると共に、その土圧を弱めるカーブ樋58が
接続されている。カーブ樋58の屈曲部の側方には、パ
チンコ遊技機1の前面側方に穿設された圧抜操作穴60
(第3図参照)から挿入される図示しない操作ビンに押
圧されて揺動する圧抜操作レバー59(第1A図参照)
が軸支され、該圧抜操作レバー59に係合するように作
動部材61が軸支されている。作動部材61は、第1A
図に示すように一端部が軸支されると共にその他端部を
前記圧抜操作レバー59と係合し、その中央部を圧抜操
作検出器62に対応させている。しかして、圧抜操作レ
バー59が揺動操作されたときに作動部材61が反時計
方向に回動して圧抜操作検出器62をONさせ、その信
号に基づいて後述する景品玉払出装置70のステッピン
グモータ83が逆回転するように制御される。この制御
動作については、後に詳述する。なお、上記作動部材6
1は、通常の状態において、自重により圧抜操作検出器
62をONさせない方向に付勢されている。また、圧抜
操作検出器62は、景品玉の払出動作が行われていると
きには、不能動化されている。
ところで、カーブ樋58の下流側は、垂直状の供給樋6
3を構成し、この供給樋63には、玉切れ検出器として
の景品玉検出器64が取付部材65によって取り付けら
れ、供給樋63を流下する景品玉を検出している。この
景品玉検出器64は、払出信号に基づいて払出されるべ
き景品玉数を計数する機能と、供給樋63を流下する景
品玉の有無を検出する機能とを有している。また、本実
施例において、景品玉検出器64の取付位置は、少なく
とも後述する土載置部79から景品玉検出器64までの
距離が1個の入賞玉で払い出されるべき最大の景品玉数
を収納する位置(例えば、最大の払出景品玉数が15個
の場合には、15個目に対応する位置)に設定されてい
る。これは、本実施例において、ある入賞玉の記憶に基
づいて景品玉の払出が開始されたときであって、途中で
景品玉検出器64が景品玉を検出しなくなった場合であ
っても、当該入賞記憶に基づく所定個数の景品玉をすべ
て払い出すように考慮したためである。なお、最大の払
出景品玉数に対応するように景品玉検出器64の取付位
置を自由に変更できるようにしておいてもよい。
また、取付部材65は、景品玉検出器64の側面に当接
することにより景品玉検出器64を係止するものである
が、その係止位置を正確に規制するために規制突起66
が取付部材65の近傍に設けられている。また、上記玉
抜操作検出器62及び景品玉検出器64からの配線は、
景品玉検出器62の側方で機構板50に取り付けられる
中継端子板67に接続されるようになっている。この中
継端子板67には、後述するステッピングモータ83か
らの配線も接続され、その外部接続端子が景品玉払出制
御基板97と接続されるようになっている。
また、供給樋63の流下端には、この実施例の要部を構
成する景品玉払出装置70が接続されている。なお、供
給樋63は、景品玉払出装置70の供給通路の一部を構
成している。景品玉払出装置70は、主として供給通路
72と、排出通路75と、玉抜通路76と、ステッピン
グモータ83と、スプロケット85とから構成されてお
り、ステッピングモータ83の回転により所定個数の景
品玉を払い出すようになっている。その構成については
、後に詳述する。
景品玉払出装置70の下方には、該装置70から払い出
された景品玉を誘導する景品玉排出樋87と玉抜樋88
とが隣接するように設けられている。景品玉排出樋87
の下端には、誘導開口89が開設されて前記打球供給皿
6と連通ずるようになっている。一方、玉抜樋88の流
下端は、パチンコ遊技機1の裏側に導かれており、玉抜
樋88を落下する玉をパチンコ遊技機1の外に導くよう
になっている。
更に、前記誘導開口89の一側から景品玉が溢れるよう
に連絡橋90が構成され、その溢れた余剰の景品玉を連
絡橋90を介して前記余剰玉受皿9に誘導する余剰玉排
出樋91に導くようになっている。この余剰玉排出樋9
1の一側には、満タン検知板92が揺動自在に設けられ
ており、これが余剰玉排出樋91に貯留された余剰玉に
よって押圧されたときには、後述する打球発射装置94
の打球モータ95の駆動が停止されて、遊技が中断され
るようになっていると共に、満タン検出器93がONし
て前記景品玉払出装置70のステッピングモータ83の
動作が停止され、それ以上の景品玉の払出を停止するよ
うになっている。
上記した構成以外に機構板50には、外部からの電源あ
るいは外部との情報をやり取りするための接続端子を有
するターミナル基板98や前記遊技盤10に設けられる
可変表示装置13や前記景品玉払出装置70の動作を制
御する景品玉払出制御基板97等が設けられている。前
記ターミナル基板98に設けられる接続端子には、例え
ば、図示しない管理コンピュータからパチンコ遊技機1
への圧抜指令信号や打球発射装置停止信号等の信号を伝
達するための信号線、及びパチンコ遊技機1から管理コ
ンピュータへの前記玉欠乏検出器56による玉切れ信号
や遊技盤10の前面を覆うガラス扉の不正開放信号等の
信号を伝達するための信号線が接続される。また、前記
遊技制御基板37と景品玉払出制御基板97の詳細な構
成については、後に詳述する。
また、パチンコ遊技機1の裏面には、前記操作ハンドル
8に対応するように打玉を弾発するための打球発射装置
94が設けられている。この打球発射装置94は、駆動
源としての打球モータ95と該打球モータ95を安定的
に回転するためのコンデンサ96とを含んでいる。
次に、¥KIA図及び第1B図を参照して、この実施例
の要部を構成する景品玉払出装置70の構成について詳
細に説明する。景品玉払出装置70は、第1B図に示す
ように、前記機構板50に取り付ける取付板71と、駆
動源としてのステッピングモータ83を取り付けるモー
タ取付板77によって枠組構成される。取付板71には
、前記供給樋63に連続する供給通路72が形成され、
該供給通路72の下流側に景品玉の方向を後述する土載
置部79に向けて変化させる流路変更部73が形成され
ている。流路変更部73のさらに下方には、供給通路7
2の最先端のパチンコ玉の下部1点を支持する玉支持部
81bが形成され、該玉支持部81bの下方に、スプロ
ケット85が収納されるスプロケット収納部74が形成
されているまた、スプロケット収納部74の一側には、
景品玉の排出通路75が形成され、他側には圧抜通路7
6が形成されている。そして、排出通路75は、前記景
品玉排出樋87に接続され、圧抜通路76は、前記玉抜
樋88に接続される。
一方、モータ取付板77の上部には、前記供給通路72
を流下してきたパチンコ玉を下方に向けてガイドするガ
イド部78が突設され、このガイド部78の下方にパチ
ンコ玉1個が載置される土載置部79が構成されている
。土載置部79は、前記ガイド部78の下部側面に形成
された玉受壁80と、該玉受壁80の下方であって、前
記玉支持部81bと対応するように位置してパチンコ玉
の他方の下部1点を支持する玉支持部81aと、パチン
コ玉の一方の下部1点を支持する前記玉支持部81bと
から構成されている。つまり、土載置部79は、供給通
路72で待機している景品玉の土圧を受は止める機能と
、最先端のパチンコ玉の下部を2点で支持する機能を有
するものであるなお、モータ取付板77及び取付板71
には、それぞれの玉支持部81a、81bから排出通路
75及び圧抜通路76に向けて円弧状のガイドリブ82
a、82bが突設され、土載置部79に載置されていた
パチンコ玉が排出通路75に排出されるまでの間、及び
圧抜通路76に排出されるまでの間、その流下をガイド
するようになっている。また、モータ取付板77の後面
には、パルス信号がある毎に所定角度回転するステッピ
ングモータ83が取り付けられ、そのモータ軸84は、
モータ取付板77の前面に貫通して位置し、その先端に
は、外周に複数の爪部86を有する合成樹脂製のスプロ
ケット85が固着されている。スプロケット85の爪部
86は、パチンコ玉の外周面と係合するように凹状に形
成されており、その爪部86が前記玉支持部81a、8
1bの間に挿入された位置配置となっている。なお、前
記ステッピングモータ83は、停止状態において、スプ
ロケット85が常に第1B図に示される状態となるよう
にされている。このとき、第1B図に示されるように、
爪部86の凹状の低部が玉支持部81a81bより低い
位置となっているので、土載置部79に載置されている
パチンコ玉は、玉支持部81a、81bで支持された状
態となり、スプロケット85には、土圧が掛からないよ
うになっている。しかして、ステッピングモータ83が
正回転することにより、スプロケット85が第1A図に
示す実線矢印方向(反時計回転方向)に回転して景品玉
を排出通路75に排出し、ステッピングモータ83が逆
回転することにより、スプロケット85が第1A図に示
す二点鎖線矢印方向(時計回転方向)に回転して景品玉
を圧抜通路76に排出する。なお、景品玉の払出が終了
しステッピングモータ83が停止した場合、前記土載置
部79の下流側の玉(点線で示す)は、爪部86を乗り
越えて落下する。なお、本実施例においては、スプロケ
ット85を合成樹脂で形成した理由は、仮にスプロケッ
ト85を鋼等の金属で形成した場合には、パチンコ玉の
摩耗が激しくなり、この摩耗によりパチンコ玉の直径が
小さくなって入賞口等に入賞し易くなるという欠点を生
ずることになりこの欠点を防止するためである。
以上、説明したパチンコ遊技機1と景品玉払出装置70
は、前記したように、遊技制御基板37と景品玉払出制
御基板97とによって駆動制御されるものであるが、こ
の遊技制御基板37と景品玉払出制御基板97とは、第
7図に示すように配線接続される。遊技制御基板37に
は、遊技盤10に設けられる可変表示装置13に係る電
気的部品(ステッピングモータ15a〜15C1位置検
出器16a〜16c、継続回数表示器17)からの配線
やスピーカ7からの配線が直接接続され、他の電気的部
品(ソレノイド20、特定入賞玉検出器22、入賞玉検
出器23、始動入賞玉検出器26a〜26c、遊技効果
ランプ31a、31b32、入賞個数表示器24)から
の配線が中継端子板36を介して接続される。ただし、
第7図には、中継端子板36が省略しである。また、遊
技制御基板37には、景品玉払出制御基板97と接続さ
れる配線102〜104も導出されている。なお、遊技
制御基板37には、ターミナル基板98からの電源線も
接続されている。
一方、景品玉払出制御基板97には、打球発射装置94
の打球モータ95からの配線、入賞玉検出センサ53a
、53bからの配線105、満タン検出器93からの配
線、機構板50前面であって前記景品玉払出装置70に
近い位置に設けられる中継端子板67からの配線、及び
ターミナル基板98と接続する配線がそれぞれ接続され
ているまた、景品玉払出制御基板97には、切換スイッ
チ99、リセットスイッチ100、及び外部出力端子1
01とが設けられている。切換スイッチ99は、それが
ONとされているときに、前記景品玉検出器64が玉切
れ状態を検出した場合に打球モータ95の駆動を停止さ
せ、それがOFFとされているときに、景品玉検出器6
4が玉切れ状態を検出しても打球モータ95の駆動を停
止させないように切り換えるものである。また、リセッ
トスイッチ100は、制御がエラー状態となって景品玉
払出動作が停止した場合にエラーになった原因を解除し
、景品玉払出動作制御を復旧させるものである、また、
電源OFF時にリセットスイッチ100を一定時間(例
えば、5秒)押し続けることで、バックアップコンデン
サを放電させ初期状態にすることもできる。更に、外部
出力端子101は、外部コンピュータに払出景品玉に係
るデータを伝送する配線が接続されるものである。
ところで、遊技制御基板37と景品玉払出制御基板97
とを接続する配線102〜104は、電源投入時に遊技
制御基板37から景品玉払出制御基板97へ払出景品玉
数を設定するための設定入力信号C本実施例の場合には
、7個と10個と13個を設定するシリアルデータ)が
伝送される配#1102、始動入賞玉検出器26aから
の入賞信号(7個用;以下入賞信号Bという)が伝送さ
れる配線104、始動入賞玉検出器26b、26c及び
入賞玉検出器23からの入賞信号(13個用二以下入賞
信号Aという)が伝送される配線1゜3である。そして
、伝送された入賞信号Aや入賞信号Bは、景品玉払出制
御基板97内の記憶手段に記憶される。また、すべての
入賞上を検出する入賞玉検出センサ53a、53bの信
号は、配線105を介して伝送され、その2つのセンサ
信号を1組として1つの入賞信号(10個用:以下入賞
信号Cという)として認識されるようになっている。こ
の入賞信号Cも景品玉払出制御基板97内の記憶手段に
記憶される。ところで、入賞正信号Aを発生した入賞上
は、入賞正信号Cをも発生させるので、実際には、入賞
正信号A十入賞玉信号Cによって13個の景品玉が排出
される。同様に入賞正信号Bを発生した入賞上は、入賞
正信号Cをも発生させるので、入賞正信号B十入賞玉信
号Cによって7個の景品玉が払出される。また、入賞正
信号Cだけに基づいては、10個の景品玉が払出される
ようになっている。なお、遊技制御基板37から景品玉
払出制御基板97に送られる信号としては、入賞正信号
だけとし、払出景品玉数の設定は、景品玉払出制御基板
97内で自由に又は固定的に設定するようにしてもよい
また、本実施例において、入賞上又は景品玉の通過を検
出する入賞玉検出センサ53a、53b又は景品玉検出
器64は、第8A図及び第8B図に示す構造を有するも
のが使用されている。第8A図及び第8B図には、景品
玉検出器64を示す。図において、景品玉検出器64は
、長方形状の検出器本体110と該検出器本体110を
被覆する蓋体111とから構成されている。検出器本体
110及び蓋体111の前方部には、玉が通過し得る通
過部112a、112bがそれぞれ形成されている。検
出器本体110の通過部112aは、有色透明な合成樹
脂によって構成されている。
なお、上面を除く外周には、光を遮るための表面加工(
塗装でもよい)が施され、通過部112aを構成する側
壁のみが透明となるようにされている。また、通過部1
12aの前方の反射板取付壁114の外周と後述する係
合突起117a、117bとの間に光を反射する反射板
113が挿入されている。また、通過部112aの後方
には、検出基板123を収納する検出基板収容部115
が形成されている。検出基板収容部115の一側部には
、突部116が突設され、後述する切欠部126と位置
合せされることにより検出基板123の収納位置を正確
にならしめている。また、検出基板収容部115に連通
ずるように受光器収容部118と透光器収容部119と
が前方に向って形成されている。この受光器収容部11
8と透光器収容部119には、検出基板123の前方に
接続される受光器128と透光器127とがそれぞれ収
納されるもので、その収納された状態で投光器127と
受光器128の先端部分が前記有色透明に構成された通
過部112aの外周縁に臨むようになっている。検出器
本体110の前方には、蓋体111を取り付けるための
係合突起117a。
117bが突設され、この係合突起117a、117b
に係合する係合穴120a、120bが蓋体111に穿
設されている。
一方、蓋体111は、検出器本体110の上方から検出
器本体110を被覆するものであるが、その後端部分に
前記検出基板収容部115に収容された検出基板123
の後方部分を押える基板押え片121が形成されると共
に、そのほぼ中央に遮光板122が下方向に向って突設
されている。
この遮光板122は、蓋体111が検出器本体に組み付
けられたとぎに並列状に設置される投光器127と受光
器128との間に挿入されるもので、投光器127から
発せられた光が直接受光器128に到達しないように遮
光するものである。
また、前記検出基板収容部115に収容される検出基板
123には、その前方に投光器127と受光器128と
が接続されると共に、検出回路を構成する多数の素子1
24が設けられている。また、検出基板123の一側部
には、前記突部116と合致する切欠部126が形成さ
れ、検出基板123が所定の位置に正確に組み付けられ
るようになっている。また、検出基板123の後端は、
検出器本体110から外側に突出する端子部125を形
成し、この端子部に配線(図示しない)が接続されるよ
うになっている。
上記のように構成される景品玉検出器64は、第8B図
に示すように、投光器127から発せられた光が通過部
112aの通過空間を通って反射板113に反射され、
再度通過部112aの通過空間を通って受光器128に
よって検出されるようになっている。したがフて、通過
する玉があるときには、光を検出しないOFF状態とな
り、通過する玉が無いときには、光を検出するON状態
となる。
以上、実施例に係る景品玉払出装置7oを含むパチンコ
遊技機1の構成について説明してきたがこの実施例の要
部を構成する景品玉払出装置70の作用について第2A
図、第2B図、第9A図、第9B図、及び第10図を参
照して説明する。
まず、通常の景品玉払出動作中の処理が第9A図に示さ
れている。すなわち、ステップ31〜ステツプS3にお
いて、入賞圧信号A又は入賞圧信号B又は入賞圧信号C
のいずれかの記憶値に基づいて景品玉の払出処理が開始
されているか否か(換言すれば、ステッピングモータ8
3が駆動されているか否か)が判別され(ステップs1
)、開始されていると判別された場合には、景品玉検出
器64が玉切れを検出したか否かが判定され(ステップ
S2)、景品玉検出器64が玉切れでないと判定した場
合には、景品玉払出処理が終了したか否かが判別され(
ステップS3)、終了した場合には、次の記憶値に基づ
く景品玉の払出処理が開始されるべくステップS1に戻
る処理を繰り返している。景品玉の払出動作の具体例と
しては、以下の通りである。すなわち、通常ステッピン
グモータ83が景品玉を1個払出す速度は、比較的速く
、例えば、64m5に設定され、1つの入賞記憶に基づ
く払出動作と払出動作との間のインターバル時間も比較
的短く、例えば、120m5に設定されている。したが
って、13個の景品玉が払出されて次の景品玉の払出動
作が開始されるまでの時間は、952m5であり、7個
の景品玉が払出されて次の景品玉の払出動作が開始され
るまでの時間は、568m5であり、10個の景品玉が
払出されて次の景品玉の払出動作が開始されるまでの時
間は、760m5である。いずれにしても1秒以下であ
る。また、このとき、入賞正信号Aと入賞正信号Bとに
基づく入賞記憶がある場合には、それらを交互に払い出
し、それらの記憶が無くなフた後に入賞正信号Cに基づ
く景品玉の払い出し動作が行われるように制御される。
一方、ステップS2において、景品玉検出器64によフ
て玉切れであると判定された場合には、ステッピングモ
ータ83の回転速度を減速する処理が行われる(ステッ
プS4)。まず、景品玉検出器64による玉切れである
との判定は、第10図に示すように、通常景品玉の払出
動作中において景品玉検出器64は、瞬間的な微小時間
T2だけONし、その後微小時間OFFとなる動作を繰
り返しているものである。したがって、そのON・OF
F動作がなくなってから微小時間T2よりも長い時間T
3だけONが継続したときには、景品玉検出器64を通
過する景品玉がなくなったことを意味するので、玉切れ
状態であると判定される。同様に後述するステップS7
における景品玉検出器64の景品玉装填の判定も微小時
間T3だけOFFが継続したか否かで判定される。次に
、ステッピングモータ83の回転速度を減速する理由を
説明すると、仮にステッピングモータ83の回転を通常
の払出動作における速度と同じにした場合であって、玉
欠乏検出器55からの補給指令信号があったにも拘らず
、景品玉が補給されないときには、景品玉誘導樋57内
の景品玉が払い出され景品玉払出装置70の上流側に滞
留される景品玉数が残り少なくなる。このような状態と
なった場合には、第2A図に示す先頭の景品玉P、に対
して上流側に位置する景品玉の圧力が少なくなると共に
、第2B図に示すように、速い速度で回転しているスプ
ロケット85の爪部86によって上方向に押出され、爪
部86と爪部86との間の凹部への景品玉のスムーズな
移動が阻害され、以後の景品玉の払出もスムーズに行わ
れなくなる。
また、合成樹脂で形成されるスプロケット85の爪部8
6と鋼球製の景品玉との衝突の繰り返しにより爪部86
の摩耗が激しくなる。このような景品玉のスムーズな移
動が行われない状態や爪部86の摩耗を防止するために
、ステッピングモータ83の回転速度を減速するもので
ある。例えば、景品玉1個を払い出す速度を94mSと
し、1つの入賞記憶に基づく払出動作と払出動作との間
のインターバル時間も500m5として、比較的長く設
定する。
前記ステップS4でのステッピングモータ83の減速処
理が開始されると、ステッピングモータ83が所定角度
回転したか否かが判別される(ステップS5)。この所
定角度は、景品玉検出器64が玉切れを判定した時点で
払い出すべき景品玉数のうちの幾つの景品玉の払出を終
了していたかによって異なる。例えば、13個記憶に基
づく払出動作が行われていたときであって、景品玉検出
器64が玉切れを判定した時点で10個の景品玉を払出
終えていたときには、残りの3個を払い出す角度までス
テッピングモータ83を回転させる。そして、所定角度
の回転が終了したときには、景品玉の払出処理を不能動
化すべくステッピングモータ83の駆動を不能動化する
(ステップS6)。なお、景品玉払出処理が不能動化さ
れたときには、パチンコ遊技機1の前面側に設けられる
ランプやスピーカ7等で遊技者に報知するようにしても
よい。
景品玉払出動作の不能動化は、第10図に示すように景
品玉検出器64が景品玉の充填を検出するまで継続され
(ステップS7)、景品玉検出器64が景品玉の充填を
検出したときには、景品玉払出処理を能動化すべくステ
ッピングモータ83を能動化する(ステップS8)。こ
の際の能動化は、ステッピングモータ83の減速処理が
解除された状態で行われる。ステッピングモータ83の
能動化は、自動的に行われるようにしてもよいし、ある
いは景品玉が充填されたことを確認してから手動操作に
よって行ってもよい。
上記した作用は、通常の景品玉払出動作中においてステ
ッピングモータ83が減速される場合を示したが、本実
施例においては、ステッピングモータ83を逆回転させ
て玉抜き動作を素早く行うようにしているため、玉抜き
動作が終了する間際にも景品玉のスプロケット85への
スムーズな移動が行われなくなったり、景品玉と爪部8
6との衝突現象が起きたりする。このため、ステッピン
グモータ83の減速処理は、第9B図に示す作用によっ
て行われる。すなわち、玉抜き操作検出器62がONさ
れたか否かが判定され(ステップS9)、ONした場合
には、ステッピングモータ83が逆方向に比較的速い回
転速度で回転される(ステップ510)。例えば、1個
の景品玉を玉抜きする時間が70m5と設定される。ス
テッピングモータ83が逆方向に比較的速い回転速度で
回転されると景品玉タンク54又は景品玉誘導樋57に
残留していた景品玉が玉状通路76及び玉抜樋88を介
して玉抜きされ、遂には、景品玉検出器64が玉切れ(
ON状態)を検出するようになる(ステップ511)。
そして、景品玉検出器64が玉切れを検出したときには
、ステッピングモータ83の回転速度を減速しくステッ
プ512)、その後、タイマT1をセットする(ステッ
プ513)。ステッピングモータ83の回転速度の減速
は、例えば、通常の玉抜き速度の約1/2とする。また
、タイマT1は、景品玉検出器64を通過した最後の玉
が完全に玉抜樋88に排出されるに十分な時間が設定さ
れ、例えば、4秒程度が設定される。そして、タイマT
1が終了したときには(ステップ514)、ステッピン
グモータ83の回転が停止されて玉状動作が終了する(
ステップ515)。
以上、実施例に係る景品玉払出装置7oの作用について
説明してきたが、この実施例によれば、景品玉払出装置
70の上流側に設けられる玉切れ検出器としての景品玉
検出器64が玉切れ信号を導出すると、スプロケット8
5を回転せしめるステッピングモータ83の回転速度が
減速される。
このため、景品玉払出装置70へ供給される景品玉が残
り少なくなってもスプロケット85の凹部への景品玉の
移動がスムーズに行われ、全体として景品玉の払出動作
がスムーズに行われる。また、スプロケット85の凹部
への景品玉の移動がスムーズに行われるため、凹部を形
成する爪部86と景品玉との衝突を大幅に少なくするこ
とができこれによって爪部86が摩耗することがない。
このため、長期間に亘って景品玉の安定的な払出動作が
確保される。
なお、上記した実施例では、玉切れ信号を導出する景品
玉検出器64を供給樋63の中間部分であって最大の払
出景品玉数の最後尾に対応する位置に設けたものを示し
たが、それよりも上流の供給樋63や景品玉誘導樋57
のいずれかの位置に設けてもよい。また、景品玉払出装
置7oに使用されるモータもステッピングモータではな
く、通常のモータであってもよい。また、遊技機として
もパチンコ遊技機1を示したが、景品として玉を払い出
す形式の遊技機、例えば、アレンジ式パチンコ遊技機や
景品玉を払出す形式の回動式遊技機であってもよい。
[発明の効果] 以上、説明したところから明らかなように、この発明に
係る遊技機の景品玉払出装置は、景品玉払出装置の上流
側に設けられる玉切れ検出器が玉切れ信号を導出すると
、スプロケットを回転せしめるモータの回転速度が減速
されるため、景品玉払出装置へ供給される景品玉が残り
少なくなってもスプロケットの凹部への景品玉の移動が
スムーズに行われ、全体として景品玉の払出動作がスム
ーズに行われる。また、スプロケットの凹部への景品玉
の穆動がスムーズに行われるため、凹部を形成する爪と
景品玉との衝突を大幅に少なくすることができ、これに
よって爪が摩耗することがなく、長期間に亘って景品玉
の安定的な払出動作が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、実施例に係る景品玉払出装置の構造を示す
正面図、第1B図は、第1A図A−A’線での断面図、
第2A図及び第2B図は、その景品玉払出装置において
排出される景品玉が少なくなったときのスプロケットと
景品玉の関係を示す正面図、第3図は、実施例に係る景
品玉払出装置が適用される遊技機の一例としてのパチン
コ遊技機の正面図、第4図は、そのパチンコ遊技機の背
面図、第5図は、そのパチンコ遊技機の遊技盤の背面図
、第6図は、第5図B−B’線での断面図、第7図は、
パチンコ遊技機に設けられる電気的部品の配線図、第8
A図及び第8B図は、玉を検出する検出器の分解斜視図
と分解平面図、第9A図及び第9B図は、実施例に係る
景品玉払出装置のモータが減速処理を行う場合の動作を
示すフロー図、第10図は、景品玉検出器が玉切れ信号
を判定する場合のタイムチャートである。 1 ・ パチンコ遊技機(遊技機) ・景品玉検出器(玉切れ検出器) ・景品玉払出装置 ・ステッピングモータ(モータ) ・スプロケット ・景品玉払出制御基板 (減速手段を含む)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 作動指令信号に基づいてモータを駆動し、該モータの駆
    動により回転するスプロケットによって景品玉を払出す
    遊技機の景品玉払出装置において該景品玉払出装置の上
    流側に景品玉の有無を検出する玉切れ検出器を設け、 該玉切れ検出器からの玉切れ信号に基づいて前記モータ
    の回転速度を減速する減速手段を設けたことを特徴とす
    る遊技機の景品玉払出装置。
JP19689890A 1990-07-25 1990-07-25 遊技機の景品玉払出装置 Expired - Lifetime JP2908849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19689890A JP2908849B2 (ja) 1990-07-25 1990-07-25 遊技機の景品玉払出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19689890A JP2908849B2 (ja) 1990-07-25 1990-07-25 遊技機の景品玉払出装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09215940A Division JP3084004B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0482581A true JPH0482581A (ja) 1992-03-16
JP2908849B2 JP2908849B2 (ja) 1999-06-21

Family

ID=16365483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19689890A Expired - Lifetime JP2908849B2 (ja) 1990-07-25 1990-07-25 遊技機の景品玉払出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2908849B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001327742A (ja) * 2000-05-25 2001-11-27 Sansei R & D:Kk 遊技機
FR2864626A1 (fr) * 2003-12-30 2005-07-01 W2I Procede et systeme de mesure de la vitesse d'un vehicule, et support d'enregistrement pour leurs mises en oeuvre
JP2007236728A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4743599B2 (ja) * 2005-07-22 2011-08-10 株式会社大一商会 遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001327742A (ja) * 2000-05-25 2001-11-27 Sansei R & D:Kk 遊技機
FR2864626A1 (fr) * 2003-12-30 2005-07-01 W2I Procede et systeme de mesure de la vitesse d'un vehicule, et support d'enregistrement pour leurs mises en oeuvre
JP2007236728A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP4522959B2 (ja) * 2006-03-10 2010-08-11 株式会社藤商事 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2908849B2 (ja) 1999-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0482581A (ja) 遊技機の景品玉払出装置
JP3084004B2 (ja) 弾球遊技機
JP3005507B2 (ja) 弾球遊技機
JP2935701B1 (ja) パチンコ遊技機
JP3035381B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001000695A (ja) 弾球遊技機
JP2649018B2 (ja) 遊技機
JP2622688B2 (ja) パチンコ機
JP2000334129A (ja) 弾球遊技機
JP2741055B2 (ja) 弾球遊技機
JPH08164254A (ja) 玉払出装置
JP2521245B2 (ja) 弾球遊技機の賞球払い出し装置
JP2787443B2 (ja) 弾球遊技機
JP3821263B2 (ja) パチンコ球の払い出し制御機構
JP2689145B2 (ja) 弾球遊技機の機構板
JP6500961B2 (ja) 遊技機
JP2700917B2 (ja) 弾球遊技機
JP2613181B2 (ja) 遊技機
JP4269210B2 (ja) 遊技機
JPH08164256A (ja) 玉払出装置
JPH08224344A (ja) 賞球払出し装置
JP2573170B2 (ja) 弾球遊技機
JP2014166477A (ja) 遊技媒体払出装置及び遊技機
JP5611271B2 (ja) 遊技媒体払出装置及び遊技機
JP2657742B2 (ja) 弾球遊技機の賞球払出し装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 12