JP2649018B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2649018B2 JP2649018B2 JP6195904A JP19590494A JP2649018B2 JP 2649018 B2 JP2649018 B2 JP 2649018B2 JP 6195904 A JP6195904 A JP 6195904A JP 19590494 A JP19590494 A JP 19590494A JP 2649018 B2 JP2649018 B2 JP 2649018B2
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- Japan
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- game
- reel
- frame
- prize
- ball
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- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コインおよびパチンコ
球などがゲーム媒介物として使用され、遊技盤、リール
などからなる遊技ユニットを動作させることによって遊
技を進行させる遊技機の改良に関する。
球などがゲーム媒介物として使用され、遊技盤、リール
などからなる遊技ユニットを動作させることによって遊
技を進行させる遊技機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえばスロットマシン、パ
チンコ機のようにコインあるいはパチンコ球などをゲー
ム媒介物として遊技を進行させる遊技機があり、この種
の遊技機は、いずれも遊技の進行のためリール、または
遊技盤などからなる遊技ユニットを遊技機に備えてい
る。この遊技ユニットは遊技機の遊技性を特色づける重
要な位置を占めており、一般的には電子制御によって遊
技が進行し、遊技内容の変更は遊技ユニットによってで
きるようになっている。
チンコ機のようにコインあるいはパチンコ球などをゲー
ム媒介物として遊技を進行させる遊技機があり、この種
の遊技機は、いずれも遊技の進行のためリール、または
遊技盤などからなる遊技ユニットを遊技機に備えてい
る。この遊技ユニットは遊技機の遊技性を特色づける重
要な位置を占めており、一般的には電子制御によって遊
技が進行し、遊技内容の変更は遊技ユニットによってで
きるようになっている。
【0003】しかしながら遊技機の意匠性など、その外
観は、遊技客に対して遊技意欲を抱かせられるか否かの
重要な要素を備え、他機種への変更は遊技ユニットのみ
の交換だけでなく、遊技機全体を交換して意匠を変更す
る場合もあり、そのため遊技機の外観寸法は、共通の規
格が定められている。
観は、遊技客に対して遊技意欲を抱かせられるか否かの
重要な要素を備え、他機種への変更は遊技ユニットのみ
の交換だけでなく、遊技機全体を交換して意匠を変更す
る場合もあり、そのため遊技機の外観寸法は、共通の規
格が定められている。
【0004】ところで、この種の遊技機における遊技ユ
ニットの交換作業にあっては、まず遊技ユニットを前枠
から取り外すのであるが、近年の遊技機は遊技性の増大
に伴って構成部材の部品点数も増大する傾向がある。
ニットの交換作業にあっては、まず遊技ユニットを前枠
から取り外すのであるが、近年の遊技機は遊技性の増大
に伴って構成部材の部品点数も増大する傾向がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため遊技ユニット
の交換に際し、その取り外し作業、取り付け作業、およ
び、遊技機全体の交換作業は能率を低下させる傾向があ
り、遊技機の保守作業についても、同様な理由に起因し
て作業能率の低減が問題になっている。
の交換に際し、その取り外し作業、取り付け作業、およ
び、遊技機全体の交換作業は能率を低下させる傾向があ
り、遊技機の保守作業についても、同様な理由に起因し
て作業能率の低減が問題になっている。
【0006】そこで本発明は、構成部材の各部の取り外
し作業、取り付け作業、保守作業など、取り扱いが容易
な遊技機の提供を目的としている。
し作業、取り付け作業、保守作業など、取り扱いが容易
な遊技機の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、所定の遊技を進行させ、該進行に応じて入
賞が決定されるリールユニット(遊技ユニット)36を
設けている遊技機において、所定の設置位置に取り付け
るための外枠2と、外枠2に対し、そのヒンジ(その一
側辺)9が回動軸として外枠2の前面側で開閉可能に取
り付けられ、リールユニット36が前面側に臨んだ状態
で着脱可能に取り付けられる中枠7と、中枠7に対して
ヒンジ10を回動軸として中枠7の前面側で開閉可能に
取り付けられ、リールユニット36を前面側に透視させ
るための表示窓17を形成した前枠8と、中枠7の背面
側に配置され、入賞に対して所定数の賞品を払い出すた
めの賞品球払出モータ93およびモータ取付板94(賞
品払出装置)と、前枠8の前面に設けられ、遊技の進行
に応じて異なる表示態様で発光する表示部15および遊
技表示手段27(発光表示部)とを備えている。
するために、所定の遊技を進行させ、該進行に応じて入
賞が決定されるリールユニット(遊技ユニット)36を
設けている遊技機において、所定の設置位置に取り付け
るための外枠2と、外枠2に対し、そのヒンジ(その一
側辺)9が回動軸として外枠2の前面側で開閉可能に取
り付けられ、リールユニット36が前面側に臨んだ状態
で着脱可能に取り付けられる中枠7と、中枠7に対して
ヒンジ10を回動軸として中枠7の前面側で開閉可能に
取り付けられ、リールユニット36を前面側に透視させ
るための表示窓17を形成した前枠8と、中枠7の背面
側に配置され、入賞に対して所定数の賞品を払い出すた
めの賞品球払出モータ93およびモータ取付板94(賞
品払出装置)と、前枠8の前面に設けられ、遊技の進行
に応じて異なる表示態様で発光する表示部15および遊
技表示手段27(発光表示部)とを備えている。
【0008】
【作用】本発明は、上記のようにしたので、スロットマ
シン(遊技機)1の構成部材を外枠2、中枠7および前
枠8の各々に3分割して振り分け、さらに前枠8および
中枠7にあっては、ともに前面と背面との両側に構成部
材を配設できるため、単位面積当りに実装されるスロッ
トマシン1の部材点数の増大を抑止して、スロットマシ
ン1の組付または保守に係る作業能率の低減を防止す
る。またスロットマシン1の組付または保守に際し、中
枠7および前枠8がともにヒンジ9(その一側辺)を回
動軸として、外枠2に対して開閉可能に設けられ、か
つ、前枠8がヒンジ10を回動軸として中枠7に対して
開閉可能に設けられるため、スロットマシン1の各構成
の種別に応じて前枠8のみ、または前枠8および中枠7
の両方を外枠2に対して容易に開閉させられ、容易に作
業できる。
シン(遊技機)1の構成部材を外枠2、中枠7および前
枠8の各々に3分割して振り分け、さらに前枠8および
中枠7にあっては、ともに前面と背面との両側に構成部
材を配設できるため、単位面積当りに実装されるスロッ
トマシン1の部材点数の増大を抑止して、スロットマシ
ン1の組付または保守に係る作業能率の低減を防止す
る。またスロットマシン1の組付または保守に際し、中
枠7および前枠8がともにヒンジ9(その一側辺)を回
動軸として、外枠2に対して開閉可能に設けられ、か
つ、前枠8がヒンジ10を回動軸として中枠7に対して
開閉可能に設けられるため、スロットマシン1の各構成
の種別に応じて前枠8のみ、または前枠8および中枠7
の両方を外枠2に対して容易に開閉させられ、容易に作
業できる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図1ないし図5
に基づいて詳細に説明する。本実施例では可変表示装置
付遊技機がスロットマシン1であって、このスロットマ
シン1はゲーム媒介物にパチンコ球を使用している場合
についてを説明する。
に基づいて詳細に説明する。本実施例では可変表示装置
付遊技機がスロットマシン1であって、このスロットマ
シン1はゲーム媒介物にパチンコ球を使用している場合
についてを説明する。
【0010】本実施例において、スロットマシン1はパ
チンコ球の投入によって遊技の開始が可能になり、所定
の入賞に応じ、賞品として所定数のパチンコ球が払い出
される。
チンコ球の投入によって遊技の開始が可能になり、所定
の入賞に応じ、賞品として所定数のパチンコ球が払い出
される。
【0011】これにより図示を省略したパチンコ球の補
給装置、回収装置および研磨装置などからなるパチンコ
球の循環機構をスロットマシン1に兼用でき、さらには
図示を省略したパチンコ機とスロットマシン1とを容易
に並設可能なので、設備費の高騰が抑止される。
給装置、回収装置および研磨装置などからなるパチンコ
球の循環機構をスロットマシン1に兼用でき、さらには
図示を省略したパチンコ機とスロットマシン1とを容易
に並設可能なので、設備費の高騰が抑止される。
【0012】図中、2は遊技場の所定箇所(図示省略)
にスロットマシン1を固設するための外枠であり、外枠
2には図4および図6に示すスロットマシン1の制御基
板ボックス3、電源部4、スピーカ5等が設けられてい
る。
にスロットマシン1を固設するための外枠であり、外枠
2には図4および図6に示すスロットマシン1の制御基
板ボックス3、電源部4、スピーカ5等が設けられてい
る。
【0013】なお電源部4およびスピーカ5を外枠2に
設けることにより、現機種を新機種に交換する場合、こ
れらが両機種を通じて共通使用できるので、電源部4お
よびスピーカ5以外、たとえば制御用ソフトウエアおよ
びハードウエアのみについてを交換すれば、無駄な交換
コストは削減される。
設けることにより、現機種を新機種に交換する場合、こ
れらが両機種を通じて共通使用できるので、電源部4お
よびスピーカ5以外、たとえば制御用ソフトウエアおよ
びハードウエアのみについてを交換すれば、無駄な交換
コストは削減される。
【0014】また外枠2の一側辺には、複数のリール6
が設けられている中枠7と、遊技操作を行なうための各
種操作部材(図示省略)が設けられている前枠8とから
なる扉枠が、それぞれヒンジ9,10、ネジ11(また
はピン)により取り付けられ、中枠7および前枠8は、
図7および図8に示すように、外枠2の一側辺を回動軸
として外枠2の前面側で開閉可能に取り付けられてい
る。
が設けられている中枠7と、遊技操作を行なうための各
種操作部材(図示省略)が設けられている前枠8とから
なる扉枠が、それぞれヒンジ9,10、ネジ11(また
はピン)により取り付けられ、中枠7および前枠8は、
図7および図8に示すように、外枠2の一側辺を回動軸
として外枠2の前面側で開閉可能に取り付けられてい
る。
【0015】すなわち前枠8は中枠7に対し、中枠7の
前面側でヒンジ10側に沿った一側辺を回動軸として開
閉可能に支持され、中枠7および前枠8からなる扉枠
は、外枠2に対し、外枠2の前面側でヒンジ9に沿った
一側辺を回動軸として開閉可能に支持されているのであ
る(図2,7,8参照)。これによりスロットマシン1
の構成部材を外枠2、中枠7および前枠8の各々に3分
割して振り分け、さらに前枠8および中枠7にあって
は、ともに前面と背面との両側に構成部材を配設できる
ので、単位面積当りに実装されるスロットマシン1の部
材点数の増大を、中枠7を設けない構成と比較して抑止
できる。またスロットマシン1の組付または保守に際
し、中枠7および前枠8がともにヒンジ9,10を回動
軸として、外枠2に対して開閉可能に設けられ、かつ、
前枠8がヒンジ10を回動軸として中枠7に対して開閉
可能に設けられるため、スロットマシン1の各構成の種
別に応じて前枠8のみ、または前枠8および中枠7の両
方を外枠2に対して容易に開閉させられ、容易に作業で
きる。
前面側でヒンジ10側に沿った一側辺を回動軸として開
閉可能に支持され、中枠7および前枠8からなる扉枠
は、外枠2に対し、外枠2の前面側でヒンジ9に沿った
一側辺を回動軸として開閉可能に支持されているのであ
る(図2,7,8参照)。これによりスロットマシン1
の構成部材を外枠2、中枠7および前枠8の各々に3分
割して振り分け、さらに前枠8および中枠7にあって
は、ともに前面と背面との両側に構成部材を配設できる
ので、単位面積当りに実装されるスロットマシン1の部
材点数の増大を、中枠7を設けない構成と比較して抑止
できる。またスロットマシン1の組付または保守に際
し、中枠7および前枠8がともにヒンジ9,10を回動
軸として、外枠2に対して開閉可能に設けられ、かつ、
前枠8がヒンジ10を回動軸として中枠7に対して開閉
可能に設けられるため、スロットマシン1の各構成の種
別に応じて前枠8のみ、または前枠8および中枠7の両
方を外枠2に対して容易に開閉させられ、容易に作業で
きる。
【0016】中枠7には前枠8と対向する側の上方に、
L字形状の断面をなすガイド用の位置決め板123 が固定
されており、 位置決め板123 は前枠と中枠7との閉鎖時
に前枠体12の上側内壁に摺動して前枠8を支持し、両者
7,8の閉鎖時に位置出しを円滑に行なう。
L字形状の断面をなすガイド用の位置決め板123 が固定
されており、 位置決め板123 は前枠と中枠7との閉鎖時
に前枠体12の上側内壁に摺動して前枠8を支持し、両者
7,8の閉鎖時に位置出しを円滑に行なう。
【0017】図3および図9に示すように、前枠8は主
に前枠体12と、前枠体12にビス13で取付けられている表
示パネル14と、同様に取付けられている装飾用の各種パ
ネル類等とで構成されている。
に前枠体12と、前枠体12にビス13で取付けられている表
示パネル14と、同様に取付けられている装飾用の各種パ
ネル類等とで構成されている。
【0018】前枠8には表示窓17が形成されており、表
示窓17は中枠7に取り付けられるリールユニット36(後
述〜図13参照)に設けられているリール6の一部分を、
スロットマシン1の前面側にいる遊技者に向かって表示
するためのものである。
示窓17は中枠7に取り付けられるリールユニット36(後
述〜図13参照)に設けられているリール6の一部分を、
スロットマシン1の前面側にいる遊技者に向かって表示
するためのものである。
【0019】リール6の外周面には、図柄、数字等から
なるシンボル18が配設され、遊技者はリール6の外周面
に設けられているシンボル18のいずれかを表示窓17から
透視して認識することができる。表示窓17は、本実施例
において、各リール6につき連続して3個のシンボル18
を表示するように形成されている。
なるシンボル18が配設され、遊技者はリール6の外周面
に設けられているシンボル18のいずれかを表示窓17から
透視して認識することができる。表示窓17は、本実施例
において、各リール6につき連続して3個のシンボル18
を表示するように形成されている。
【0020】表示パネル14には遊技操作に必要な遊技操
作部が設けられ、表示パネル14は表示窓17の下方位置に
配置されている。そして表示パネル14は以下の各々から
構成されている。
作部が設けられ、表示パネル14は表示窓17の下方位置に
配置されている。そして表示パネル14は以下の各々から
構成されている。
【0021】15は、いわゆるライン本数を設定するた
めの確率表示手段16(後述)の一部を構成する表示部
で、各表示窓17に表示されるシンボル18の入賞配列
が表示される配列ライン20を、遊技者にランプ(図2
参照)19の点灯により、表示部15に設けた配列ライ
ン20に対応するライン記号21を指示するものであ
る。
めの確率表示手段16(後述)の一部を構成する表示部
で、各表示窓17に表示されるシンボル18の入賞配列
が表示される配列ライン20を、遊技者にランプ(図2
参照)19の点灯により、表示部15に設けた配列ライ
ン20に対応するライン記号21を指示するものであ
る。
【0022】26は所望の配列ライン20を選択するための
確率選択手段で、表示部15の記号に対応した記号が表示
される。
確率選択手段で、表示部15の記号に対応した記号が表示
される。
【0023】22はゲーム進行操作パネルで、手順表示手
段23(後述)の表示部材である。ゲーム進行操作パネル
22には、夫々発光素子(図示省略)を備えたスイッチか
らなるゲーム開始手段24、停止手段25および確率選択手
段26および初期化手段65が設けられており、遊技者に遊
技の操作手順を光で表示するものである(図10および図
11参照)。
段23(後述)の表示部材である。ゲーム進行操作パネル
22には、夫々発光素子(図示省略)を備えたスイッチか
らなるゲーム開始手段24、停止手段25および確率選択手
段26および初期化手段65が設けられており、遊技者に遊
技の操作手順を光で表示するものである(図10および図
11参照)。
【0024】ゲーム開始手段24はパチンコ球の投入によ
って操作が有効になり、接点(図示省略)を閉じること
によってリール6を回転駆動させ、シンボル18を変動表
示させることができる。
って操作が有効になり、接点(図示省略)を閉じること
によってリール6を回転駆動させ、シンボル18を変動表
示させることができる。
【0025】停止手段25はリール6の回転を停止させ、
変動表示中のシンボル18を停止表示させるためのもので
あり、夫々のリール6につき、停止手段25を1対1に対
応させて設けている。
変動表示中のシンボル18を停止表示させるためのもので
あり、夫々のリール6につき、停止手段25を1対1に対
応させて設けている。
【0026】このためリール6に対応した停止手段25の
接点を順次閉じることにより、所望のリール6の回転を
順次停止させ、シンボル18を順次停止表示させることが
できる。
接点を順次閉じることにより、所望のリール6の回転を
順次停止させ、シンボル18を順次停止表示させることが
できる。
【0027】初期化手段65は確率表示手段16に初期化信
号を伝送して、遊技をパチンコ球の投入前の状態にする
ものである。
号を伝送して、遊技をパチンコ球の投入前の状態にする
ものである。
【0028】27は遊技表示手段で、夫々発光素子を備え
たパネルに表示される内容を夫々発光素子を点灯させる
ことにより、後述する遊技選択手段28によって選択され
る選択内容を表示するものである。
たパネルに表示される内容を夫々発光素子を点灯させる
ことにより、後述する遊技選択手段28によって選択され
る選択内容を表示するものである。
【0029】29は上皿で、賞品球払出口30から図5
に示す賞品払出装置としての賞品球払出モータ93およ
びモータ取付板94から、賞品として払い出されるパチ
ンコ球(以下、賞品球)を貯溜するとともに、図示を省
略した投入口にパチンコ球を、投入制御装置(図示省
略)の動作によって所定数づつ供給するものである。上
記賞品払出装置および投入制御装置は上記扉枠の裏側、
すなわち中枠7の背面側に設けられている。
に示す賞品払出装置としての賞品球払出モータ93およ
びモータ取付板94から、賞品として払い出されるパチ
ンコ球(以下、賞品球)を貯溜するとともに、図示を省
略した投入口にパチンコ球を、投入制御装置(図示省
略)の動作によって所定数づつ供給するものである。上
記賞品払出装置および投入制御装置は上記扉枠の裏側、
すなわち中枠7の背面側に設けられている。
【0030】上皿29は賞品球の払出によってオーバーフ
ロー状態になったとき、周知のパチンコ機と同様、つぎ
に払出される賞品球は、合流樋69を通して払出口110 か
ら下皿31に払出されるようになっている。皿は上皿29お
よび下皿31からなる。
ロー状態になったとき、周知のパチンコ機と同様、つぎ
に払出される賞品球は、合流樋69を通して払出口110 か
ら下皿31に払出されるようになっている。皿は上皿29お
よび下皿31からなる。
【0031】また上皿29にはパチンコ球の有無を点滅で
表わす上皿ランプ113 が設けられている。下皿31のパチ
ンコ球は下皿球抜きスライド109 によって排出される。
75は各リール6のシンボル18の入賞組み合せと、その入
賞に応じた賞品球数とを表示す賞品球数表示パネルであ
る。
表わす上皿ランプ113 が設けられている。下皿31のパチ
ンコ球は下皿球抜きスライド109 によって排出される。
75は各リール6のシンボル18の入賞組み合せと、その入
賞に応じた賞品球数とを表示す賞品球数表示パネルであ
る。
【0032】賞品球数表示パネル75に表示される停止表
示済シンボル18の入賞組み合せが、遊技中に発生(入
賞)したときには、その入賞組み合せに応じた数の賞品
球は賞品球払出口30から排出され、その賞品球数は賞品
球数表示器32に7セグメントで表示される。
示済シンボル18の入賞組み合せが、遊技中に発生(入
賞)したときには、その入賞組み合せに応じた数の賞品
球は賞品球払出口30から排出され、その賞品球数は賞品
球数表示器32に7セグメントで表示される。
【0033】33は灰皿、34はコーナサポート、そして35
は鍵であり、鍵35は図3中、時計方向に回動したときに
は錠(図2、図24および図25参照)81により外枠2およ
び中枠7間が解放され、反時計方向に回動したときに
は、錠82により中枠7および前枠8間が解放される周知
のものである。
は鍵であり、鍵35は図3中、時計方向に回動したときに
は錠(図2、図24および図25参照)81により外枠2およ
び中枠7間が解放され、反時計方向に回動したときに
は、錠82により中枠7および前枠8間が解放される周知
のものである。
【0034】図5は中枠7の裏側を示しており、中枠7
はリール6、賞品球、パチンコ球の投入等を制御するた
めのものである。
はリール6、賞品球、パチンコ球の投入等を制御するた
めのものである。
【0035】リール6は可変表示装置の主構成であり、
図5および図12に示す表示ユニットとしてのリールユニ
ット36に並設されており、リールモータ39によって回転
駆動される。
図5および図12に示す表示ユニットとしてのリールユニ
ット36に並設されており、リールモータ39によって回転
駆動される。
【0036】リール6は、図13に示すように、リブ40に
よって概略正21角形状に形成されており、その外周部に
は21種のシンボル18を印刷したシート41が、シンボル18
の印刷される面を外側にしてリール6の外周部に接着固
定している(図14参照)。
よって概略正21角形状に形成されており、その外周部に
は21種のシンボル18を印刷したシート41が、シンボル18
の印刷される面を外側にしてリール6の外周部に接着固
定している(図14参照)。
【0037】リールモータ39は、後述するリールドライ
バ手段108 に制御され、200パルスで一回転(=36
0度)するステッピングモータであり、リールユニット
36のリール取付板38に取付けられている。
バ手段108 に制御され、200パルスで一回転(=36
0度)するステッピングモータであり、リールユニット
36のリール取付板38に取付けられている。
【0038】76はリール孔(図2、図16および図17参
照)で、リール孔76は、開口部として中枠7に穿設され
ており、リールユニット36を上記扉枠、いいかえれば中
枠7および外枠2間に収容するためのものである。
照)で、リール孔76は、開口部として中枠7に穿設され
ており、リールユニット36を上記扉枠、いいかえれば中
枠7および外枠2間に収容するためのものである。
【0039】リール孔76は、断面形状が略長方形状に形
成され、両内側壁77に沿って設けられているロック機構
としてのリール固定部材52により、リールユニット36を
中枠7に対して上記扉枠の後側から着脱可能に装着す
る。本実施例において、リール固定部材52は後述するロ
ックピン51およびロック爪56から構成されている。
成され、両内側壁77に沿って設けられているロック機構
としてのリール固定部材52により、リールユニット36を
中枠7に対して上記扉枠の後側から着脱可能に装着す
る。本実施例において、リール固定部材52は後述するロ
ックピン51およびロック爪56から構成されている。
【0040】リール固定部材52は固定板53、係止杆54お
よび連動杆55で構成される。固定板53は一側部がリール
孔76の両内側壁77に沿って固定(ねじ止め〜図18参照)
されており、他側部には切り欠き58が穿設される。
よび連動杆55で構成される。固定板53は一側部がリール
孔76の両内側壁77に沿って固定(ねじ止め〜図18参照)
されており、他側部には切り欠き58が穿設される。
【0041】それぞれの固定板53,53 の上方と下方とに
は係止杆54,54 が設けられており、係止杆54,54 の一端
にはロック爪56が形成され、他端には上下の各係止杆5
4,54を互いに連動させるため、連動杆55の両端を回転可
能に軸78着して両者54,54 を連結し、かつ、係止杆54,5
4 の途中は固定板53に回転可能に軸78着している。
は係止杆54,54 が設けられており、係止杆54,54 の一端
にはロック爪56が形成され、他端には上下の各係止杆5
4,54を互いに連動させるため、連動杆55の両端を回転可
能に軸78着して両者54,54 を連結し、かつ、係止杆54,5
4 の途中は固定板53に回転可能に軸78着している。
【0042】57はスプリングであり、係止杆54の長手方
向が切り欠き58の長手方向に一致するように、そしてロ
ック爪56と切り欠き58とで長孔を形成するように固定板
53と連動杆55の途中との間に張設している。
向が切り欠き58の長手方向に一致するように、そしてロ
ック爪56と切り欠き58とで長孔を形成するように固定板
53と連動杆55の途中との間に張設している。
【0043】ロックピン51は、図12に示すように、リー
ル枠体37の両側部の上方と下方とに突設され、ロックピ
ン51の径mは切り欠き58の幅nより小さく(m<n)、
同じ面に設けられている各ロックピン51および切り欠き
58の両ピッチPは互いに等しい(図16参照)。
ル枠体37の両側部の上方と下方とに突設され、ロックピ
ン51の径mは切り欠き58の幅nより小さく(m<n)、
同じ面に設けられている各ロックピン51および切り欠き
58の両ピッチPは互いに等しい(図16参照)。
【0044】これによりロックピン51をロック爪56の斜
面79に押し付けると、各係止杆54が図16中、反時計方向
に回動し、スプリング57の弾性力に抗して連動杆55を矢
視Aに示す方向に押し下げる(図中破線部)。
面79に押し付けると、各係止杆54が図16中、反時計方向
に回動し、スプリング57の弾性力に抗して連動杆55を矢
視Aに示す方向に押し下げる(図中破線部)。
【0045】その後、連動杆55はスプリング57の弾性力
により矢視Bに示す方向に引き上げられるので、ロック
ピン51は切り欠き58に収容されるとともに、ロック爪56
によって係止される。
により矢視Bに示す方向に引き上げられるので、ロック
ピン51は切り欠き58に収容されるとともに、ロック爪56
によって係止される。
【0046】またこの係止状態を解除させるには、図18
に示す押圧操作部59を、矢視Aに示す上方に移動させ、
上記同様、連動杆55を押し下げることによって行なう。
これによりリールユニット36は中枠7に着脱可能に装着
される。
に示す押圧操作部59を、矢視Aに示す上方に移動させ、
上記同様、連動杆55を押し下げることによって行なう。
これによりリールユニット36は中枠7に着脱可能に装着
される。
【0047】なおリールユニット36が中枠7に装着され
るとき、リール6は、図2に示すように、リール孔76か
ら露出するようになっている。
るとき、リール6は、図2に示すように、リール孔76か
ら露出するようになっている。
【0048】42はリール取付板38をリール枠体37にビス
13で取付けるための固定孔である。なおリールユニット
36が中枠7に装着されてたとき、各リール6の外周面、
すなわちシンボル18はリール孔76から露出するようにな
っている。
13で取付けるための固定孔である。なおリールユニット
36が中枠7に装着されてたとき、各リール6の外周面、
すなわちシンボル18はリール孔76から露出するようにな
っている。
【0049】45は固定孔で、リールモータ39のモータ軸
43に、円盤形状をなす軸着部材44を介してリール6を固
定する。また軸着部材44には固定孔45の形状に応じたボ
ス(図15参照)46が突設される。
43に、円盤形状をなす軸着部材44を介してリール6を固
定する。また軸着部材44には固定孔45の形状に応じたボ
ス(図15参照)46が突設される。
【0050】固定孔45はボス46を挿入してフランジ47と
固定孔45の周囲とをねじ止めすることにより、リール6
と軸着部材44とを一体に組み付けるものである。
固定孔45の周囲とをねじ止めすることにより、リール6
と軸着部材44とを一体に組み付けるものである。
【0051】またボス46にはリールモータ39のモータ軸
43を嵌挿するためのモータ軸孔48が穿設されており、モ
ータ軸孔48の軸芯は、リール6と軸着部材44とが一体に
形成される状態で、リール6の軸芯と一致するように設
けている。
43を嵌挿するためのモータ軸孔48が穿設されており、モ
ータ軸孔48の軸芯は、リール6と軸着部材44とが一体に
形成される状態で、リール6の軸芯と一致するように設
けている。
【0052】これによりリール6と軸着部材44とは、リ
ールモータ39のモータ軸43を中心にして同軸状に回転で
きる。
ールモータ39のモータ軸43を中心にして同軸状に回転で
きる。
【0053】49はリール6の回転変位を検知するための
位置センサで、発光素子および受光素子から構成され
る。位置センサ49はリブ40に突設される遮断片50が、リ
ール6の回転駆動により、位置センサ49の両素子間を通
過して光を遮ることにより、位置センサ49は遮光信号を
後述する遊技選択装置125 に伝送する。
位置センサで、発光素子および受光素子から構成され
る。位置センサ49はリブ40に突設される遮断片50が、リ
ール6の回転駆動により、位置センサ49の両素子間を通
過して光を遮ることにより、位置センサ49は遮光信号を
後述する遊技選択装置125 に伝送する。
【0054】これにより遊技選択装置125 は位置センサ
49の遮光信号に基づいて、リール6の特定位置と、この
特定位置に配設されるシンボル18とに基づいて、窓に露
出しているシンボル18検知し、 同時にリールモータ39の
回転誤差を補正する。
49の遮光信号に基づいて、リール6の特定位置と、この
特定位置に配設されるシンボル18とに基づいて、窓に露
出しているシンボル18検知し、 同時にリールモータ39の
回転誤差を補正する。
【0055】なおリール6が1つのシンボル分だけ回転
されるためには、200パルス/21シンボル〜すなわ
ち、約9.5個のパルスがリールモータ39に入力される
ことになる。
されるためには、200パルス/21シンボル〜すなわ
ち、約9.5個のパルスがリールモータ39に入力される
ことになる。
【0056】80は位置センサ49を取付けるために垂設さ
れるセンサ取付け部材である。投入球制御装置60は前枠
8と中枠7とが閉じているときに、投入口に連通した前
枠8の投入球出口62(図2参照)から、中枠7の投入球
入口63を連通して、パチンコ球を投入球樋64に流入さ
せ、ロータリーソレノイド(図20参照)66によってこれ
らのパチンコ球を排出する。
れるセンサ取付け部材である。投入球制御装置60は前枠
8と中枠7とが閉じているときに、投入口に連通した前
枠8の投入球出口62(図2参照)から、中枠7の投入球
入口63を連通して、パチンコ球を投入球樋64に流入さ
せ、ロータリーソレノイド(図20参照)66によってこれ
らのパチンコ球を排出する。
【0057】投入球樋64はV字形状の断面を有し、パチ
ンコ球を1列に整列させて、球排出口75または球移し出
口68に流下させるものである。投入球樋64にはパチンコ
球の有無を検知する球検知センサ73が設けられ、このパ
チンコ球の検知信号は後述する確率表示手段16に伝送さ
れる。
ンコ球を1列に整列させて、球排出口75または球移し出
口68に流下させるものである。投入球樋64にはパチンコ
球の有無を検知する球検知センサ73が設けられ、このパ
チンコ球の検知信号は後述する確率表示手段16に伝送さ
れる。
【0058】投入球樋64中のパチンコ球は球排出口75か
ら中枠7の裏側に排出されるか、または球移し出口68か
ら合流樋69を通過して下皿31に導かれる。88はパチンコ
球の賞品球払出樋である。
ら中枠7の裏側に排出されるか、または球移し出口68か
ら合流樋69を通過して下皿31に導かれる。88はパチンコ
球の賞品球払出樋である。
【0059】ロータリーソレノイド66は確率選択手段26
の操作に基づいて作動する後述する入賞確率選択装置71
により制御される。ロータリーソレノイド66は通常時
に、図19中に実線で表わした位置にストッパ72を配置
し、作動時に同図中破線で表わした位置にストッパ72を
回動配置する。
の操作に基づいて作動する後述する入賞確率選択装置71
により制御される。ロータリーソレノイド66は通常時
に、図19中に実線で表わした位置にストッパ72を配置
し、作動時に同図中破線で表わした位置にストッパ72を
回動配置する。
【0060】そしてゲーム開始手段24の操作により投入
球樋64におけるパチンコ球は所定数単位で球排出口75へ
流下される後、残りのパチンコ球は流下が阻止される。
球樋64におけるパチンコ球は所定数単位で球排出口75へ
流下される後、残りのパチンコ球は流下が阻止される。
【0061】67は球排出口75を開閉するための開閉部材
であり、ロータリーソレノイド66で作動する。図19およ
び図21に破線で示す部分は、矢視P方向に開閉部材67を
回動させて、球排出口75を開口したことを表わす。
であり、ロータリーソレノイド66で作動する。図19およ
び図21に破線で示す部分は、矢視P方向に開閉部材67を
回動させて、球排出口75を開口したことを表わす。
【0062】これにより上皿29から投入球樋64に投入さ
れるパチンコ球は、開閉部材67の開口により、球排出口
75からスロットマシン外に排出されるので回収すること
ができる。また105 はロータリーソレノイド66の取付ね
じ、106 は投入球樋64のカバーケースである。
れるパチンコ球は、開閉部材67の開口により、球排出口
75からスロットマシン外に排出されるので回収すること
ができる。また105 はロータリーソレノイド66の取付ね
じ、106 は投入球樋64のカバーケースである。
【0063】70は球移し出口68を開閉するためのスライ
ドバーで、図3の球移し用ボタン83で作動する上皿球移
し用ソレノイド(図22参照)74によって起動される。
ドバーで、図3の球移し用ボタン83で作動する上皿球移
し用ソレノイド(図22参照)74によって起動される。
【0064】球検知センサ73は球排出口75から適宜間隔
をおいて3箇所に配設されており、パチンコ球の有無を
5個単位で15個まで検知し、球検知センサ73の検知信号
は入賞確率選択装置71に伝送される。
をおいて3箇所に配設されており、パチンコ球の有無を
5個単位で15個まで検知し、球検知センサ73の検知信号
は入賞確率選択装置71に伝送される。
【0065】図4および図5に示す84は上タンクで、賞
品球用のパチンコ球を収容するものである。上タンク84
には、図示を省略した周知のパチンコ球の供給装置によ
り樋を介したパチンコ球の補給(追加)が行なわれ、補
給されるこれらのパチンコ球は、図23に85で示す補助タ
ンクに誘導流下する。
品球用のパチンコ球を収容するものである。上タンク84
には、図示を省略した周知のパチンコ球の供給装置によ
り樋を介したパチンコ球の補給(追加)が行なわれ、補
給されるこれらのパチンコ球は、図23に85で示す補助タ
ンクに誘導流下する。
【0066】また上タンク84は、パチンコ球の供給装置
からパチンコ球を補助タンク85に直接導くことにより、
設置を省略することもできる。
からパチンコ球を補助タンク85に直接導くことにより、
設置を省略することもできる。
【0067】図23に示す誘導樋86は補助タンク85のパチ
ンコ球を球均し87で均しながら、賞品球払出樋(図26参
照)88に誘導するものである。また誘導樋86内のパチン
コ球の有無は図23中に90で示す球不足検知センサによっ
て検知される。
ンコ球を球均し87で均しながら、賞品球払出樋(図26参
照)88に誘導するものである。また誘導樋86内のパチン
コ球の有無は図23中に90で示す球不足検知センサによっ
て検知される。
【0068】本実施例における誘導樋86および球不足検
知センサ90は、補助タンク85および賞品球払出樋88間に
5条配設され、各条のパチンコ球は1列に整列流下する
ようにしている。
知センサ90は、補助タンク85および賞品球払出樋88間に
5条配設され、各条のパチンコ球は1列に整列流下する
ようにしている。
【0069】補助タンク85の底部118 は誘導樋86側に配
置される先端が、基端を中心として回動可能に弾性体
(図示省略)を介して軸着してあり、底部118 は図23
中、反時計方向に付勢される。
置される先端が、基端を中心として回動可能に弾性体
(図示省略)を介して軸着してあり、底部118 は図23
中、反時計方向に付勢される。
【0070】これにより通常時は賞品球が底部118 を時
計方向に回動させ、賞品球の貯溜量が微小なときは弾性
体が底部118 を反時計方向に回動させる。117 はストッ
パ、116,116 は夫々スロットマシン1およびパチンコ球
の供給装置に賞品球不足が表わされる信号を伝送するた
めのものである。
計方向に回動させ、賞品球の貯溜量が微小なときは弾性
体が底部118 を反時計方向に回動させる。117 はストッ
パ、116,116 は夫々スロットマシン1およびパチンコ球
の供給装置に賞品球不足が表わされる信号を伝送するた
めのものである。
【0071】球不足検知センサ90はL字形状をなす板状
のもので、一端を誘導樋86内のパチンコ球の外形に追従
接触させるとともに、湾曲部91を補助タンク85に回動可
能に軸支して設け、一端の動きを他端に拡大して伝達す
る。球不足検知センサ90の回動軸は、パチンコ球の流下
方向とほぼ直交するように設けてあり、これにより球不
足検知センサ90はパチンコ球の流下に応じ、パチンコ球
の外郭に追従接触しながら回動する。
のもので、一端を誘導樋86内のパチンコ球の外形に追従
接触させるとともに、湾曲部91を補助タンク85に回動可
能に軸支して設け、一端の動きを他端に拡大して伝達す
る。球不足検知センサ90の回動軸は、パチンコ球の流下
方向とほぼ直交するように設けてあり、これにより球不
足検知センサ90はパチンコ球の流下に応じ、パチンコ球
の外郭に追従接触しながら回動する。
【0072】ここで、各条のいずれかの誘導樋86内にパ
チンコ球が無くなった場合、球不足検知センサ90の回動
端部の回動路に、発光および受光両素子(図示省略)を
挟設することにより、パチンコ球の不足状態が受光信号
または遮光信号の継続発生によって検知することができ
る。
チンコ球が無くなった場合、球不足検知センサ90の回動
端部の回動路に、発光および受光両素子(図示省略)を
挟設することにより、パチンコ球の不足状態が受光信号
または遮光信号の継続発生によって検知することができ
る。
【0073】そのため、スロットマシン1は球不足検知
センサ90のパチンコ球の不足状態検知に基づいて、遊技
を停止するようにしている。
センサ90のパチンコ球の不足状態検知に基づいて、遊技
を停止するようにしている。
【0074】さらに、球不足検知センサ90の代りに、図
30の111 で示すように、近接センサを設けるか、また
は、マイクロスイッチの操作部を賞品球払出樋88に突出
させ、賞品球払出時にパチンコ球がマイクロスイッチ11
1 を閉じるように設けても、異常状態の検知信号を得る
ことができる。
30の111 で示すように、近接センサを設けるか、また
は、マイクロスイッチの操作部を賞品球払出樋88に突出
させ、賞品球払出時にパチンコ球がマイクロスイッチ11
1 を閉じるように設けても、異常状態の検知信号を得る
ことができる。
【0075】賞品球払出樋88は誘導樋86の排出側に配設
されており、入賞に応じた数の賞品球をスプロケット89
の回転によって上皿29に導くためのものである。賞品球
払出樋88には、図26および図27に示すように、スプロケ
ット89が誘導樋86の各条に対応させて設けている。
されており、入賞に応じた数の賞品球をスプロケット89
の回転によって上皿29に導くためのものである。賞品球
払出樋88には、図26および図27に示すように、スプロケ
ット89が誘導樋86の各条に対応させて設けている。
【0076】これらの各スプロケット89は軸124 を、後
述する賞品球払出モータ(図28参照)93の回転軸92に連
結している。そのため、スプロケット89は賞品球払出モ
ータ93により、賞品球の流下方向に沿って回転する(図
29参照〜図中102 は切り欠きを表わす)。107 はベアリ
ングである。
述する賞品球払出モータ(図28参照)93の回転軸92に連
結している。そのため、スプロケット89は賞品球払出モ
ータ93により、賞品球の流下方向に沿って回転する(図
29参照〜図中102 は切り欠きを表わす)。107 はベアリ
ングである。
【0077】またスプロケット89は球不足検知センサ90
の賞品球払出側の直後に配設している。これによりスプ
ロケット89の空送り防止は、球不足検知センサ90の異常
状態検知に応じ、即座に賞品球払出モータ93を停止する
ことにより、迅速に対応することができる。
の賞品球払出側の直後に配設している。これによりスプ
ロケット89の空送り防止は、球不足検知センサ90の異常
状態検知に応じ、即座に賞品球払出モータ93を停止する
ことにより、迅速に対応することができる。
【0078】賞品球払出モータ93は、図28中に94で示す
モータ取付け板によって中枠7に取付けられており、2
00パルスで一回転(=360度)するステッピングモ
ータで構成される。賞品球払出モータ93は遊技選択装置
125 、 スプロケットドライバ手段114 に制御される。 ス
プロケットドライバ手段114 は入賞検知手段(後述)12
0 に接続される。
モータ取付け板によって中枠7に取付けられており、2
00パルスで一回転(=360度)するステッピングモ
ータで構成される。賞品球払出モータ93は遊技選択装置
125 、 スプロケットドライバ手段114 に制御される。 ス
プロケットドライバ手段114 は入賞検知手段(後述)12
0 に接続される。
【0079】各スプロケット89は同形で星形状をなして
おり、回転軸92を中心に、60度毎に1個の突起が形成さ
れる。これにより1枚のスプロケット89の 1/6回転でパ
チンコ球が1個払い出される。また5条のスプロケット
89は同相、かつ、同軸状に配設されるので、賞品球は5
個単位で払い出される。
おり、回転軸92を中心に、60度毎に1個の突起が形成さ
れる。これにより1枚のスプロケット89の 1/6回転でパ
チンコ球が1個払い出される。また5条のスプロケット
89は同相、かつ、同軸状に配設されるので、賞品球は5
個単位で払い出される。
【0080】さらに、図31は別のスプロケット89配設例
で、位相をずらした2条のスプロケット89を同軸状に設
けていることを示している。これにより破線円で示すパ
チンコ球は賞品球払出モータ93により、1個単位の払い
出し制御もできる。
で、位相をずらした2条のスプロケット89を同軸状に設
けていることを示している。これにより破線円で示すパ
チンコ球は賞品球払出モータ93により、1個単位の払い
出し制御もできる。
【0081】96は円盤形状をなすスプロケット89の位置
出板で、中心をスプロケット89と同軸状に衝撃吸収部材
95を介して、賞品球払出モータ93の回転軸92に連結して
いる。
出板で、中心をスプロケット89と同軸状に衝撃吸収部材
95を介して、賞品球払出モータ93の回転軸92に連結して
いる。
【0082】衝撃吸収部材95には賞品球払出モータ93の
起動および起動停止に起因する衝撃を吸収するための切
り込み112 が形成される。位置出板96は回転軸92を中心
に、60度毎に1個の切り欠き97が形成され、切り欠き97
とスプロケット89の突起とは同期回転する。
起動および起動停止に起因する衝撃を吸収するための切
り込み112 が形成される。位置出板96は回転軸92を中心
に、60度毎に1個の切り欠き97が形成され、切り欠き97
とスプロケット89の突起とは同期回転する。
【0083】これにより発光素子および受光素子から構
成される位置出しセンサ98の検知信号に基づいて、所定
数の賞品球払出し、賞品球払出モータ93の回転誤差の修
正等が行なわれる。
成される位置出しセンサ98の検知信号に基づいて、所定
数の賞品球払出し、賞品球払出モータ93の回転誤差の修
正等が行なわれる。
【0084】99は、図5に示すモータ取付け板94に垂設
される位置出しセンサ98を取付けるための取付板であ
る。
される位置出しセンサ98を取付けるための取付板であ
る。
【0085】100は切り替えレバーであり、上タンク85
からスプロケット89のパチンコ球を球抜樋101 に導き回
収するもので、操作スイッチとモータと(共に図示省
略)によって制御される。
からスプロケット89のパチンコ球を球抜樋101 に導き回
収するもので、操作スイッチとモータと(共に図示省
略)によって制御される。
【0086】破線は切り替えレバー100 の作動状態を示
す。切り替えレバー100 の作動時にはスプロケットドラ
イバ手段114 が作動して、スプロケット89を回転させ
る。103 は賞品球払出時に、賞品球払出を報知するため
のベルである。
す。切り替えレバー100 の作動時にはスプロケットドラ
イバ手段114 が作動して、スプロケット89を回転させ
る。103 は賞品球払出時に、賞品球払出を報知するため
のベルである。
【0087】図1はスロットマシン1の主な構成を示す
たもので、主に入賞確率選択装置71、遊技選択装置125
、手順表示手段23で構成される。
たもので、主に入賞確率選択装置71、遊技選択装置125
、手順表示手段23で構成される。
【0088】入賞確率選択装置71は、パチンコ球の投入
数に応じて入賞確率を遊技者に表示するもので、確率表
示手段16と確率選択手段26とからなる。
数に応じて入賞確率を遊技者に表示するもので、確率表
示手段16と確率選択手段26とからなる。
【0089】遊技選択装置125 は入賞確率選択装置71の
表示に基づいて、遊技者が選択した入賞確率に応じた入
賞を検知し、この検知内容に基づいて一般遊技および一
般遊技とは異なる特定遊技を実行するためのもので、入
賞検知手段120 と遊技選択手段28と遊技表示手段27とか
らなる。
表示に基づいて、遊技者が選択した入賞確率に応じた入
賞を検知し、この検知内容に基づいて一般遊技および一
般遊技とは異なる特定遊技を実行するためのもので、入
賞検知手段120 と遊技選択手段28と遊技表示手段27とか
らなる。
【0090】また手順表示手段23は遊技選択装置125 が
実行する遊技に応じて、遊技者に操作手順を順次表示す
るためのものである。
実行する遊技に応じて、遊技者に操作手順を順次表示す
るためのものである。
【0091】入賞確率選択装置71は上皿に投入されるパ
チンコ球を球検知センサ73で検知し、この検知信号に基
づいて、パチンコ球の投入を上皿ランプ113 で遊技者に
表示し、同時にパチンコ球の投入球数に応じた確率選択
手段26を点灯表示し、遊技者が所望の確率選択手段26を
選択(接点を閉じる)する。
チンコ球を球検知センサ73で検知し、この検知信号に基
づいて、パチンコ球の投入を上皿ランプ113 で遊技者に
表示し、同時にパチンコ球の投入球数に応じた確率選択
手段26を点灯表示し、遊技者が所望の確率選択手段26を
選択(接点を閉じる)する。
【0092】このことにより予め格納している少なくと
も1種類の入賞確率を読み出して表示し、かつ、ゲーム
開始手段24の操作を有効にする。また初期化手段65の操
作により、確率選択手段26を選択する前の状態に戻すこ
とができる。
も1種類の入賞確率を読み出して表示し、かつ、ゲーム
開始手段24の操作を有効にする。また初期化手段65の操
作により、確率選択手段26を選択する前の状態に戻すこ
とができる。
【0093】本実施例において、確率表示手段16は図3
中の表示部15の記号(1ないし3)によって確率を配列
ライン20で表示しており、パチンコ球が5個のとき1の
ライン記号21で、10個のとき、1と2とのライン記号
21で、15個のとき、1と2と3とのライン記号21で表
わす。この確率の表示は、手順表示手段23に制御され
る。
中の表示部15の記号(1ないし3)によって確率を配列
ライン20で表示しており、パチンコ球が5個のとき1の
ライン記号21で、10個のとき、1と2とのライン記号
21で、15個のとき、1と2と3とのライン記号21で表
わす。この確率の表示は、手順表示手段23に制御され
る。
【0094】また確率表示手段16はゲーム開始手段24の
操作が有効である旨を図示を省略した表示器で遊技者に
表示する。
操作が有効である旨を図示を省略した表示器で遊技者に
表示する。
【0095】またスロットマシン1には遊技選択手段28
のメモリ122 に通常の遊技である一般遊技と、一般遊技
とは異なる特定遊技との両遊技の手順が格納され、入賞
内容に応じて、両遊技のうちのいずれか一方が、遊技選
択手段28によって適宜実行される。
のメモリ122 に通常の遊技である一般遊技と、一般遊技
とは異なる特定遊技との両遊技の手順が格納され、入賞
内容に応じて、両遊技のうちのいずれか一方が、遊技選
択手段28によって適宜実行される。
【0096】確率選択手段26はスイッチで構成され、遊
技者が表示部15のライン記号21に対応したものを選択
し、所望の確率が表わされる信号を確率表示手段16に入
力する。これにより確率表示手段16は当遊技の確率に相
当する信号を入賞検知手段120に伝送する。
技者が表示部15のライン記号21に対応したものを選択
し、所望の確率が表わされる信号を確率表示手段16に入
力する。これにより確率表示手段16は当遊技の確率に相
当する信号を入賞検知手段120に伝送する。
【0097】遊技選択装置125 は入賞確率選択装置71に
より遊技者が設定した確率に基づき、ゲーム開始手段24
と停止手段25との操作で遊技を進行する。
より遊技者が設定した確率に基づき、ゲーム開始手段24
と停止手段25との操作で遊技を進行する。
【0098】入賞検知手段120 はメモリ121 を備えてお
り、メモリ121 にはシンボル18の入賞配列、および、こ
の入賞配列に応じた賞品球数の各データが格納される。
これにより入賞検知手段120 は賞品球数表示器32に入賞
に応じた賞品球数を表示するとともに、スプロケットド
ライバ手段114 を制御してスプロケット89を所定の角度
だけ回転させ、賞品球を払い出す。
り、メモリ121 にはシンボル18の入賞配列、および、こ
の入賞配列に応じた賞品球数の各データが格納される。
これにより入賞検知手段120 は賞品球数表示器32に入賞
に応じた賞品球数を表示するとともに、スプロケットド
ライバ手段114 を制御してスプロケット89を所定の角度
だけ回転させ、賞品球を払い出す。
【0099】またメモリ121 にはシンボル18の位置を検
出をするために、特定のシンボル18と遮断片50との相対
位置関係が格納され、かつ、位置検出されるシンボル18
のデータを一時的に格納する機能を備えている。
出をするために、特定のシンボル18と遮断片50との相対
位置関係が格納され、かつ、位置検出されるシンボル18
のデータを一時的に格納する機能を備えている。
【0100】これにより入賞検知手段120 は入賞配列デ
ータと位置検出されるシンボル18のデータとを比較する
とともに、入賞、特定入賞および入賞外のいずれかであ
るかを検知し、これらの3種が表わされる検知信号のう
ちいずれかひとつを遊技選択手段28に伝送する。
ータと位置検出されるシンボル18のデータとを比較する
とともに、入賞、特定入賞および入賞外のいずれかであ
るかを検知し、これらの3種が表わされる検知信号のう
ちいずれかひとつを遊技選択手段28に伝送する。
【0101】さらに、入賞検知手段120 にはリールドラ
イバ手段108 と出球率設定手段119とが接続されてお
り、リールドライバ手段108 は位置センサ49と、119 で
示す出球率設定手段とに基づいて、リール6を回転駆動
制御するためのパルスを発信入力し、出球率設定手段11
9 は出球率を入賞検知手段120 に入力する。
イバ手段108 と出球率設定手段119とが接続されてお
り、リールドライバ手段108 は位置センサ49と、119 で
示す出球率設定手段とに基づいて、リール6を回転駆動
制御するためのパルスを発信入力し、出球率設定手段11
9 は出球率を入賞検知手段120 に入力する。
【0102】これにより入賞検知手段120 はリールドラ
イバ手段108 のパルスとメモリ121と位置センサ49とに
基づいて、遊技者が確率選択手段26によって選択した入
賞確率と、出球率設定手段119 によって選択した出球率
とに適合するように、リールモータ39を回転させてシン
ボル18の配置を制御する。
イバ手段108 のパルスとメモリ121と位置センサ49とに
基づいて、遊技者が確率選択手段26によって選択した入
賞確率と、出球率設定手段119 によって選択した出球率
とに適合するように、リールモータ39を回転させてシン
ボル18の配置を制御する。
【0103】出球率設定手段119 は、周知のパチンコ機
において、釘の調整で行なっていた出球率の設定を、電
気信号で行なうようにしており、以下に乱数表データに
基づいて出球率を設定する場合を説明する。
において、釘の調整で行なっていた出球率の設定を、電
気信号で行なうようにしており、以下に乱数表データに
基づいて出球率を設定する場合を説明する。
【0104】出球率を予め複数種(たとえば50%、 8
0%、 88%〜115%、120%等)設定するととも
に、この乱数表データを出球率に応じ入賞エリア、特定
入賞エリア、および入賞外エリアに分割するとともに、
出球率設定手段119 のメモリ(図示省略)に分割のパタ
ーンを格納する。
0%、 88%〜115%、120%等)設定するととも
に、この乱数表データを出球率に応じ入賞エリア、特定
入賞エリア、および入賞外エリアに分割するとともに、
出球率設定手段119 のメモリ(図示省略)に分割のパタ
ーンを格納する。
【0105】そして出球率設定手段119 に設けている図
示を省略したスイッチを操作することにより、パターン
を選択する。
示を省略したスイッチを操作することにより、パターン
を選択する。
【0106】これにより出球率設定手段119 は出球率を
設定し、この設定に応じて入賞検知手段120 はリールド
ライバ手段108 を制御する。そのため、リールドライバ
手段108 は停止手段25が作動したときに、リール6の速
度減衰を遅延させる等により、入賞確率および出球率の
調整をする。
設定し、この設定に応じて入賞検知手段120 はリールド
ライバ手段108 を制御する。そのため、リールドライバ
手段108 は停止手段25が作動したときに、リール6の速
度減衰を遅延させる等により、入賞確率および出球率の
調整をする。
【0107】遊技選択手段28はメモリ122 を備えてお
り、メモリ122 には一般遊技の手順、および、 一般遊技
の手順とは異なる手順であり、かつ、確率選択手段26に
よって選択されるものより入賞確率が高い少なくとも1
種の特定遊技が格納される。
り、メモリ122 には一般遊技の手順、および、 一般遊技
の手順とは異なる手順であり、かつ、確率選択手段26に
よって選択されるものより入賞確率が高い少なくとも1
種の特定遊技が格納される。
【0108】これにより遊技選択手段28は入賞検知手段
120 からの特定入賞検知信号の入賞に基づいて、特定遊
技を選択実行し、ほかの場合は一般遊技を選択実行す
る。
120 からの特定入賞検知信号の入賞に基づいて、特定遊
技を選択実行し、ほかの場合は一般遊技を選択実行す
る。
【0109】また遊技選択手段28は特定遊技または一般
遊技の手順に相当する信号(入賞外検知信号を含)を手
順表示手段23に伝送するとともに、遊技選択手段28が選
択実行した遊技の示される信号を遊技表示手段27に伝送
する。
遊技の手順に相当する信号(入賞外検知信号を含)を手
順表示手段23に伝送するとともに、遊技選択手段28が選
択実行した遊技の示される信号を遊技表示手段27に伝送
する。
【0110】手順表示手段23は遊技選択手段28からの特
定遊技または一般遊技の手順に相当する信号に基づい
て、ゲーム進行操作パネル22を発光させて、遊技の操作
手順を順次遊技者に表示するためのものである。
定遊技または一般遊技の手順に相当する信号に基づい
て、ゲーム進行操作パネル22を発光させて、遊技の操作
手順を順次遊技者に表示するためのものである。
【0111】このスロットマシン1は、図32ないし図36
に示すように動作する。まずパチンコ球を上皿29から投
入すると、遊技選択手段28は一般遊技を選択するととも
に、遊技表示手段27と手順表示手段23とに一般遊技を選
択したことに相当する信号を伝送する。
に示すように動作する。まずパチンコ球を上皿29から投
入すると、遊技選択手段28は一般遊技を選択するととも
に、遊技表示手段27と手順表示手段23とに一般遊技を選
択したことに相当する信号を伝送する。
【0112】ついで、球検知センサ73はパチンコ球の投
入数に応じた、確率選択手段26を点灯するので、遊技者
は所望の確率選択手段26を選択する。これにより確率表
示手段16は選択される配列ライン20のみを点灯表示し、
かつ、他の配列ライン20を消灯させる。
入数に応じた、確率選択手段26を点灯するので、遊技者
は所望の確率選択手段26を選択する。これにより確率表
示手段16は選択される配列ライン20のみを点灯表示し、
かつ、他の配列ライン20を消灯させる。
【0113】そして選択される配列ライン20のみを点灯
表示すると同時に他の配列ライン20を消灯し、かつ、ゲ
ーム開始手段24を点灯表示する。さらに遊技者がゲーム
開始手段24を閉じると、ゲーム開始手段24と確率選択手
段26とは消灯するとともに、リールが回転を開始して停
止手段25は点灯する。
表示すると同時に他の配列ライン20を消灯し、かつ、ゲ
ーム開始手段24を点灯表示する。さらに遊技者がゲーム
開始手段24を閉じると、ゲーム開始手段24と確率選択手
段26とは消灯するとともに、リールが回転を開始して停
止手段25は点灯する。
【0114】また遊技者が、ゲーム開始手段24を閉じる
毎に停止手段25は消灯し、同時にリール6は停止する。
このとき入賞状態であったときにはライン記号21が点滅
して、その入賞を表示する。
毎に停止手段25は消灯し、同時にリール6は停止する。
このとき入賞状態であったときにはライン記号21が点滅
して、その入賞を表示する。
【0115】また遊技者がゲーム開始手段24を閉じる前
に配列ライン20の選択を誤ったときには、初期化手段65
の操作により確率選択手段26を配列ライン20の選択前の
状態に戻し、確率表示手段16を介してライン記号21(配
列ライン20)を消灯する。
に配列ライン20の選択を誤ったときには、初期化手段65
の操作により確率選択手段26を配列ライン20の選択前の
状態に戻し、確率表示手段16を介してライン記号21(配
列ライン20)を消灯する。
【0116】つづいて、手順表示手段23は、図示を省略
したタイマにより所定のリールモータ39が要する安定走
行時間を計測した後、停止手段25を点灯表示する。これ
により遊技者は停止手段25を閉じることにより、 リール
6を停止させる。
したタイマにより所定のリールモータ39が要する安定走
行時間を計測した後、停止手段25を点灯表示する。これ
により遊技者は停止手段25を閉じることにより、 リール
6を停止させる。
【0117】なお安定走行時間が経過したにもかかわら
ず、さらに所定時間が経過するまでの間、停止手段25が
操作されない場合、周知のようにリール6は停止手段25
によって停止され、いずれかのシンボル18が表示窓17を
通して停止表示される。
ず、さらに所定時間が経過するまでの間、停止手段25が
操作されない場合、周知のようにリール6は停止手段25
によって停止され、いずれかのシンボル18が表示窓17を
通して停止表示される。
【0118】ついで入賞検知手段120 は位置センサ49、
リールドライバ手段108 、およびメモリ121 に基づい
て、入賞か否かを検知し、この検知内容が入賞でないと
きには、一般遊技を終了してパチンコ球の投入を待つ。
リールドライバ手段108 、およびメモリ121 に基づい
て、入賞か否かを検知し、この検知内容が入賞でないと
きには、一般遊技を終了してパチンコ球の投入を待つ。
【0119】また入賞検知手段120 は検知内容が入賞で
あるときには特定入賞か否かを検知し、かつ、入賞内容
に応じてスプロケットドライバ手段114 を作動させて賞
品球を払い出す。
あるときには特定入賞か否かを検知し、かつ、入賞内容
に応じてスプロケットドライバ手段114 を作動させて賞
品球を払い出す。
【0120】つづいて、入賞検知手段120 は、入賞が特
定入賞であるとき、特定入賞に相当する検知信号を遊技
選択手段28に伝送する。
定入賞であるとき、特定入賞に相当する検知信号を遊技
選択手段28に伝送する。
【0121】つぎに遊技選択手段28はメモリ122 により
特定遊技を選択するとともに、遊技表示手段27と手順表
示手段23とに特定遊技を選択したことに相当する信号を
伝送する。
特定遊技を選択するとともに、遊技表示手段27と手順表
示手段23とに特定遊技を選択したことに相当する信号を
伝送する。
【0122】これにより特定遊技が開始され、手順表示
手段23は特定遊技が終了するまで特定遊技の操作手順を
ゲーム進行操作パネルによって順次表示する。特定遊技
が終了した後、一般遊技に戻り(初期状態)パチンコ球
の投入を待つ。これにより遊技者は手順表示手段によっ
て遊技手順を理解できる。
手段23は特定遊技が終了するまで特定遊技の操作手順を
ゲーム進行操作パネルによって順次表示する。特定遊技
が終了した後、一般遊技に戻り(初期状態)パチンコ球
の投入を待つ。これにより遊技者は手順表示手段によっ
て遊技手順を理解できる。
【0123】そしてスロットマシン1を新たな機種に交
換する場合、中枠7および前枠8を開け、図18に示す
押圧操作部59を上方に移動させ、連動杆55を図16
中、矢視Aの方向に押し下げることにより、リール固定
部材52のロックピン51およびロック爪56間の係止
状態が解除される。これにより中枠7および前枠8の裏
側に取り付けられているリールユニット36をリール孔
76から取り外したのち、新たなリールユニット36を
中枠7および前枠8の裏側からリール孔76に装着で
き、リール固定部材52を操作することにより、リール
ユニット36を中枠7に収容して固定し、中枠7および
前枠8を閉めて交換作業を容易迅速に終了することがで
きる。また比較的故障が発生し易いゲーム進行操作パネ
ル22が前枠8に設けられているので、前枠8のみを中
枠7および外枠2に対し、ヒンジ9,10を回動軸に開
閉させてゲーム進行操作パネル22の保守を容易にする
ことで、作業能率の向上を図るようにせしめる。
換する場合、中枠7および前枠8を開け、図18に示す
押圧操作部59を上方に移動させ、連動杆55を図16
中、矢視Aの方向に押し下げることにより、リール固定
部材52のロックピン51およびロック爪56間の係止
状態が解除される。これにより中枠7および前枠8の裏
側に取り付けられているリールユニット36をリール孔
76から取り外したのち、新たなリールユニット36を
中枠7および前枠8の裏側からリール孔76に装着で
き、リール固定部材52を操作することにより、リール
ユニット36を中枠7に収容して固定し、中枠7および
前枠8を閉めて交換作業を容易迅速に終了することがで
きる。また比較的故障が発生し易いゲーム進行操作パネ
ル22が前枠8に設けられているので、前枠8のみを中
枠7および外枠2に対し、ヒンジ9,10を回動軸に開
閉させてゲーム進行操作パネル22の保守を容易にする
ことで、作業能率の向上を図るようにせしめる。
【0124】またリールユニット36、賞品球払出モー
タ93およびモータ取付板94(賞品払出装置)に係る
スロットマシン1の組付または保守に際し、そのヒンジ
9,10を回動軸として外枠2に対して前枠8および中
枠7を一緒に開閉させられるため、前枠8および中枠7
間を開閉させることなく、中枠7の背面側からリールユ
ニット36および賞品払出装置93,94に対して容易
に作業できる。さらに表示部15および遊技表示手段2
7に係る組付または保守に際し、前枠8を中枠7および
外枠2に対し、ヒンジ9,10を回動軸として開閉する
ことにより、前枠8の背面側から表示部15および遊技
表示手段27に対して作業できる。
タ93およびモータ取付板94(賞品払出装置)に係る
スロットマシン1の組付または保守に際し、そのヒンジ
9,10を回動軸として外枠2に対して前枠8および中
枠7を一緒に開閉させられるため、前枠8および中枠7
間を開閉させることなく、中枠7の背面側からリールユ
ニット36および賞品払出装置93,94に対して容易
に作業できる。さらに表示部15および遊技表示手段2
7に係る組付または保守に際し、前枠8を中枠7および
外枠2に対し、ヒンジ9,10を回動軸として開閉する
ことにより、前枠8の背面側から表示部15および遊技
表示手段27に対して作業できる。
【0125】本発明は以上のように、遊技機の構成部材
を一側辺を回動軸として開閉可能な前枠、中枠および外
枠の各々に3分割して振り分け、単位面積当りの実装部
材点数の増大を抑止しているので、組付時および保守時
において作業能率の低減を防止し、遊技機を新たな機種
に交換する場合、遊技ユニットを中枠から容易迅速に取
り外せ、作業性を向上させることができる。
を一側辺を回動軸として開閉可能な前枠、中枠および外
枠の各々に3分割して振り分け、単位面積当りの実装部
材点数の増大を抑止しているので、組付時および保守時
において作業能率の低減を防止し、遊技機を新たな機種
に交換する場合、遊技ユニットを中枠から容易迅速に取
り外せ、作業性を向上させることができる。
【0126】なお発光表示部に係る組付または保守に際
し、前枠を中枠および外枠に対し、一側辺を回動軸とし
て開閉することにより、前枠の背面側から発光表示部に
対して作業できる。また本発明では、前枠、中枠および
外枠は別個に設けられ、それぞれが相互に開閉可能に取
り付けられたので、前枠、中枠および外枠のいずれかに
不都合が生じた場合でも、該当する枠のみを新たな枠に
交換すれば、遊技機のすべてを交換する場合よりも容
易、かつ、迅速に不都合を解消できる。
し、前枠を中枠および外枠に対し、一側辺を回動軸とし
て開閉することにより、前枠の背面側から発光表示部に
対して作業できる。また本発明では、前枠、中枠および
外枠は別個に設けられ、それぞれが相互に開閉可能に取
り付けられたので、前枠、中枠および外枠のいずれかに
不都合が生じた場合でも、該当する枠のみを新たな枠に
交換すれば、遊技機のすべてを交換する場合よりも容
易、かつ、迅速に不都合を解消できる。
【0127】とくに前枠にあっては遊技操作、遊技場の
保守作業に際し、比較的頻繁に外傷を受け、損壊に至る
こともあるが、これに起因する外観の不良を解消する場
合、あるいは遊技場の設置環境の意匠に対応させて遊技
機の外観意匠を仕様変更する場合、これらは前枠のみを
交換することによって即座に解消できる。このように前
枠、中枠および外枠のいずれかを交換することは、遊技
機の全体を交換する場合よりも安価なので、これにより
経済的な副次効果を奏する。
保守作業に際し、比較的頻繁に外傷を受け、損壊に至る
こともあるが、これに起因する外観の不良を解消する場
合、あるいは遊技場の設置環境の意匠に対応させて遊技
機の外観意匠を仕様変更する場合、これらは前枠のみを
交換することによって即座に解消できる。このように前
枠、中枠および外枠のいずれかを交換することは、遊技
機の全体を交換する場合よりも安価なので、これにより
経済的な副次効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の要部を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1に示すスロットマシンの斜視図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】図2に示す中枠の背面図である。
【図6】図2に示す外枠の斜視図である。
【図7】図2に示す中枠と外枠とを取り付けた状態の斜
視図である。
視図である。
【図8】図2に示す中枠と外枠とを取り付けた状態の斜
視図である。
視図である。
【図9】図2に示す前枠各部の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】図2に示す前枠各部の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】図10に示すゲーム進行操作パネルの拡大図であ
る。
る。
【図12】図4に示すリールユニットの斜視図である。
【図13】図12に示すリールをリールモータに取付ける状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図14】図12に示すリールの一部断面図である。
【図15】図12に示すリールの一部断面図である。
【図16】図2に示す中枠に図4に示すリールユニットを
取付ける状態を示す側面図である。
取付ける状態を示す側面図である。
【図17】図16に示すリール固定部材を中枠に取付けた状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図18】図17の平面図である。
【図19】図5に示す投入球制御装置に収容される投入球
樋の断面図である。
樋の断面図である。
【図20】図19に示すロータリーソレノイドの斜視図であ
る。
る。
【図21】図5に示す投入球制御装置の正面図である。
【図22】図21の側面図である。
【図23】中枠裏面の上部の一部分を示す斜視図である。
【図24】図2に示す鍵および錠の斜視図である。
【図25】図24の側面図である。
【図26】図23に示す賞品球払出樋にスプロケットを取付
けた状態を示す斜視図である。
けた状態を示す斜視図である。
【図27】図2に示す中枠の背面図である。
【図28】図5に示す賞品球払出モータの斜視図である。
【図29】図27の一部拡大図である。
【図30】図27の別実施例を示す中枠の背面図である。
【図31】図26の別実施例を示すスプロケットの側面図で
ある。
ある。
【図32】図1に示すスロットマシンの遊技手順を示す流
れ図である。
れ図である。
【図33】図1に示すスロットマシンの遊技手順を示す流
れ図である。
れ図である。
【図34】図1に示すスロットマシンの遊技手順を示す流
れ図である。
れ図である。
【図35】図1に示すスロットマシンの遊技手順を示す流
れ図である。
れ図である。
【図36】図1に示すスロットマシンの遊技手順を示す流
れ図である。
れ図である。
1 スロットマシン 2 外枠 4 電源部 7 中枠 8 前枠 16 確率表示手段 17 表示窓 18 シンボル 24 ゲーム開始手段 25 停止手段 26 確率選択手段 28 遊技選択手段 29 上皿 31 下皿 36 リールユニット 51 ロックピン 52 リール固定部 56 ロック爪 71 入賞確率選択装置 76 リール孔 125 遊技選択装置
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の遊技を進行させ、該進行に応じて
入賞が決定される遊技ユニットを設けている遊技機にお
いて、 所定の設置位置に取り付けるための外枠と、 該外枠に対し、その一側辺が回動軸として前記外枠の前
面側で開閉可能に取り付けられており、前記遊技ユニッ
トが前面側に臨んだ状態で着脱可能に取り付けられる中
枠と、 該中枠に対して前記一側辺を回動軸として前記中枠の前
面側で開閉可能に取り付けられ、前記遊技ユニットを前
面側に透視させるための表示窓を形成した前枠と、 前記中枠の背面側に配置され、前記入賞に対して所定数
の賞品を払い出すための賞品払出装置と、 該前枠の前面に設けられ、遊技の進行に応じて異なる表
示態様で発光する発光表示部と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6195904A JP2649018B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6195904A JP2649018B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62192029A Division JP2618642B2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07144041A JPH07144041A (ja) | 1995-06-06 |
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