JP3384812B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3384812B2
JP3384812B2 JP16466991A JP16466991A JP3384812B2 JP 3384812 B2 JP3384812 B2 JP 3384812B2 JP 16466991 A JP16466991 A JP 16466991A JP 16466991 A JP16466991 A JP 16466991A JP 3384812 B2 JP3384812 B2 JP 3384812B2
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詔八 鵜川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機等で代
表される弾球遊技機の入賞玉処理装置に関する。詳しく
は、入賞玉を所定の箇所に集合させるための入賞玉集合
樋と、入賞玉に基づいた景品玉の払出機能を有する玉払
出手段とを有する弾球遊技機の入賞玉処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機の入賞玉処理装置に
おいて、従来から一般的に知られているものでは、たと
えば、入賞玉集合樋で集合された入賞玉の流下を停止さ
せる第1の状態と流下を許容する第2の状態とに切換え
るための流下切換手段等の入賞玉の処理に必要となる各
種部品がそれぞれ別々に機構板等の所定の箇所に配設さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
の弾球遊技機の入賞玉処理装置においては、入賞玉を処
理するための各種部品をそれぞれ別々に取付けなければ
ならず、取付作業が煩雑となる欠点があった。
【0004】また、従来の弾球遊技機の入賞玉処理装置
においては、入賞玉処理装置が入賞玉を1つずつ区切り
ながら機械的に処理して外部に放出し、その入賞玉の機
械的な処理動作力を玉払出手段に伝達してその伝達され
てきた動作力により玉払出手段が景品玉を払出すように
構成されていた。そのために、入賞玉処理装置と玉払出
手段とが機械的に連動連結されており、この機械的な連
動連結を行なう作業も煩雑となる欠点があった。 本発明
は、係る実情に鑑み考え出されたもので、その目的は、
取付作業の簡略化が図れる入賞玉処理装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、入賞玉を所定の箇所に集合させるための入賞玉集合
樋と、入賞玉に基づいた景品玉の払出機能を有する玉払
出手段と、前記入賞玉集合樋で集合されて誘導されてき
た入賞玉が流入する入賞玉処理装置とを備えた弾球遊技
機であって、前記入賞玉処理装置は、前記入賞玉集合樋
で集合されて誘導されてきた入賞玉が流下する玉流下径
路に設けられ、該玉流下径路を流下する入賞玉を検出す
る入賞玉検出手段と、誘導されてきた入賞玉の流下を停
止させる第1の状態と流下を許容する第2の状態とに切
換動作する流下切換手段とが、取付基板に集約配置さ
れ、当該入賞玉処理装置により処理される入賞玉の処理
を制御する制御機能と前記玉払出手段により玉を払出す
ための制御機能を有する制御基板に、前記入賞玉検出
段が電気配線により接続され、前記流下切換手段とし
て、前記制御基板に電気配線により接続され、前記制御
手段により制御されるソレノイドおよび揺動体を備え、
前記流下切換手段は、前記ソレノイドの励磁が解除され
ている状態では、前記入賞玉が前記入賞玉検出手段によ
り検出されている状態にするとともに、前記ソレノイド
が励磁されている状態では、前記入賞玉を流下させ、
記玉流下径路は、前記取付基板とプレートとの間に形成
され、 前記揺動体は、前記取付基板と前記プレートとで
支持されている支軸により回動自在となっていることを
特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、入賞玉検出手段と、流下切換
手段とが、取付基板に集約配置されてユニット化されて
いるために、その取付基板を弾球遊技機の所定の箇所に
設けることにより前記入賞玉検出手段や前記流下切換手
段の取付が可能となる。さらに、玉払出手段により玉を
払出すための制御機能を有する制御手段と前記入賞玉検
出手段とが電気配線により接続されているために、その
入賞玉検出手段による入賞玉の検出信号が制御手段に与
えられて玉払出手段が制御されて景品玉の払出しが可能
となり、入賞玉処理装置と玉払出手段とを機械的に連動
連結する必要がなくなった。また、当該入賞玉処理装置
により処理される入賞玉の処理を制御する制御機能と前
記玉払出手段により玉を払出すための制御機能とを有す
る制御基板に、前記入賞玉検出手段が電気配線により接
続されている。前記流下切換手段として、前記制御基板
に電気配線により接続され、前記制御手段により制御さ
れるソレノイドおよび揺動体を備えている。前記流下切
換手段は、前記ソレノイドの励磁が解除されている状態
では、前記入賞玉が前記入賞玉検出手段により検出され
ている状態にするとともに、前記ソレノイドが励磁され
ている状態では、前記入賞玉を流下させる。また、前記
玉流下径路は、前記取付基板とプレートとの間に形成さ
れている。また、前記揺動体は、前記取付基板と前記プ
レートとで支持されている支軸により回動自在となって
いる。請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記
載の発明の作用に加えて、流下切換手段が、取付基板の
外周縁内に集約配置されている。
【0007】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明に係る入賞玉処理装置が用
いられているパチンコ遊技機51およびカード処理機5
0を示す正面図である。
【0009】パチンコ遊技機51の左右方向一側部(図
面では左側)にはカード処理機50がパチンコ遊技機5
1に対し分離可能な状態で設けられている。図中80は
使用可能ランプであり、カード処理機50が作動中で使
用可能である旨を点灯表示するためのものである。カー
ド処理機50にはカードリーダライターが設けられたカ
ード処理機制御装置54が内蔵されており、カード挿入
・排出口55から挿入されたカードに記録されている記
録情報がこのカードリーダライターにより読取られる。
その読取られたカード情報に含まれているカード残額が
カード残額表示器52により表示される。このカード残
額表示器52は、パチンコ遊技機51側に設けてもよ
く、また、幕板等の他の場所に設けてもよい。
【0010】遊技者がこのカード挿入・排出口55にカ
ードを挿入してその挿入カードが、適正でかつカード残
額が残っている場合で玉貸操作が可能な場合には、カー
ド処理機制御装置54からパチンコ遊技機51側に玉貸
可LED点灯用の制御信号が出力されて玉貯留皿59に
設けられている玉貸可LED62が点灯される。この玉
貸可LED62は玉貸操作ができる旨を点灯表示するも
のであり、遊技者がこの玉貸可LED62が点灯してい
ることを確認して玉貸ボタン78を押圧操作する。する
と、後述するたとえばソレノイド21等によって予め設
定されている貸玉の払出単位金額分のパチンコ玉が玉貯
留皿59内に払出される。この払出の最中には玉貸可L
ED62が消灯し、払出が終了して次の払出操作が可能
になった段階で再度玉貸可LED62が点灯する。そし
て、玉貸単位金額分のパチンコ玉の払出が終了した段階
でカード処理機50内に挿入されているカードのカード
残額が玉貸単位金額分減額更新される。
【0011】図中79は返却ボタンであり、玉貸可LE
D62の点灯している期間中操作が有効なものである。
この返却ボタン79が遊技者によって押圧操作されるこ
とにより、カード処理機50内に挿入されているカード
がカード挿入・排出口55から遊技者側に返却される。
なお、カード挿入・排出口55に挿入されているカード
の残額を全て使い果した場合にはその0カードが機内に
回収される。このカード挿入・排出口55は、カードが
挿入・排出される溝部分の外周に突状が設けられてお
り、図示右側の突状55aよりも左側の突状55bの方
が突出量の大きい突状に構成されており、このカード処
理機50の図示左側に設置されているパチンコ遊技機
(図示せず)で遊技をせんとする遊技者が間違ってこの
カード処理機50のカード挿入・排出口55にカードを
挿入する不都合を極力防止できるようにしている。図中
53はカード挿入ランプであり、カード挿入・排出口5
5にカードが挿入されて所定位置に保持された状態で点
灯するものである。
【0012】カード残額表示器52によってカード挿入
時のカード残額が表示されると、玉貸が行われて減額更
新された後のカードの残高は玉貯留皿59に設けられて
いる残高表示器61により表示される。玉貯留皿59内
にパチンコ玉が払出された状態で遊技者が打球操作ハン
ドル57を操作すれば、パチンコ玉が1つずつ遊技領域
56内に打込まれる。遊技領域56には、始動入賞口7
4a,74b,74cが設けられており、この始動入賞
口74a〜74cにパチンコ玉が入賞することにより可
変表示装置64が可変開始される。そして停止時の表示
結果が特定の識別情報の組合せ(たとえば777)とな
れば大当りとなり可変入賞球装置65が開成してパチン
コ玉が入賞しやすい第1の状態となる。
【0013】遊技領域56内に設けられている通常の入
賞口や始動入賞口74b,74cや可変入賞球装置65
内にパチンコ玉が入賞すると1個の入賞につき所定個数
(たとえば15個)の景品玉が玉貯留皿59内に払出さ
れる。一方、中央の始動入賞口74aにパチンコ玉が入
賞するとその1個の入賞につき比較的少ない所定個数
(たとえば7個)の景品玉が玉貯留皿59内に払出され
る。これらの景品玉の払出の最中に払出ランプ77が点
灯または点滅表示される。
【0014】この玉貯留皿59内に払出される景品玉は
後述する玉タンク66(図2参照)内に貯留されている
のであり、この玉タンク66内の貯留玉がなくなれば玉
切れ表示器76が点灯または点滅表示して貯留玉がなく
なったことを表示する。玉貯留皿59が景品玉で満杯と
なりそれ以上貯留できなくなった余剰玉は余剰玉貯留皿
58内に払出される。この余剰玉貯留皿58も満杯にな
った場合には、それ以降払出すべき景品玉が生じたとき
にその景品玉の個数またはその景品玉に相当する金額等
を記憶してクレジット得点表示器60により表示する。
そして、玉貯留皿59や余剰玉貯留皿58内のパチンコ
玉が少なくなった後においてこのクレジット得点表示器
60に表示されている得点分の景品玉を払出す。なお、
この払出せなくなった景品玉を一時記憶するクレジット
機能は必ずしも設けなくてもよい。カード残額表示器5
2,クレジット得点表示器60,残額表示器61は7セ
グメント表示器で構成しているが、その代わりに、複数
の発光ダイオードを玉貸単位金額や100円単位に対応
させて設けてもよい。また、残額表示器61により玉貸
単位金額を表示してもよく、さらに別の表示器を設けて
それに玉貸単位金額を表示したり玉貸単位金額が印刷さ
れたシールを張り付けたりしてもよい。
【0015】図2は、カード処理機およびパチンコ遊技
機の一部内部構造を示す背面図である。
【0016】カード処理機50のカード処理機制御装置
54とパチンコ遊技機51に設けられている中継基板6
8とが配線により接続されており、互いに情報の送受信
ができるようになっている。このカード処理機制御装置
54と中継基板68とは後述するようにフォトカプラを
介して信号のやり取りが行なわれるように構成されてお
り、カード処理機50側とパチンコ遊技機51側とで、
一方の故障が他方の故障を招かないように構成されてい
る。なお、カード処理器50と払出制御基板18との接
続は中断基板68を介さずに直接接続してもよい。
【0017】カード処理機50の裏面側には、貸玉の単
位払出金額を予め入力設定するためのロータリスイッチ
69が設けられており、図示するように、100円,2
00円,300円,400円,500円の5種類の金額
が入力設定できるようになっている。たとえば図示のよ
うに貸玉の払出単位金額が300円に設定されている状
態について説明する。まず玉貸ボタン78が操作される
と、その玉貸操作信号がカード処理機制御装置54に入
力され、カード処理機制御装置54から買要求信号が中
継基板68を介して集中制御基板ボックス70内の集中
制御基板に入力される。この買要求信号はフォトカプラ
を介して中継基板68に入力される。買要求信号が入力
された集中制御基板では、その買要求信号の入力を確認
してまず最小払出金額である100円分だけのパチンコ
玉の払出制御を行ない、100円分の払出が完了した段
階で払出完了信号をカード処理機制御装置54側に送信
する。すると、カード処理機制御装置54側では、その
送信されてきた払出完了信号を確認して挿入されている
カードのカード残高を100円分だけ減額更新して、再
度買要求信号を集中制御基板側に送信する。再度の買要
求信号を受けた集中制御基板では、再度100円分のパ
チンコ玉の払出制御を行なった後に払出完了信号をカー
ド処理機制御装置54に送信する。そしてカード処理機
制御装置では前述と同様に挿入カードのカード残高を1
00円分減額更新して再度買要求信号を送信し、集中制
御基板が再度100円分のパチンコ玉の払出制御をして
払出完了信号を出力する。その払出完了信号を確認して
カード処理機制御装置54が再度挿入カードのカード残
高を100円分減額更新して300円分のパチンコ玉の
払出が完了する。
【0018】このような制御の途中において、前記集中
制御基板による100円分のパチンコ玉の払出制御の途
中で故障等により払出が不能の状態となった場合(パチ
ンコ玉の払出開始から100円分のパチンコ玉を払出す
のに十分な所定時間が経過しても払出完了信号が出力さ
れないこと)には、前記払出完了信号がカード処理機制
御装置54側に送信されなくなるために、カード処理機
制御装置54による挿入カードのカード残高の減額更新
も行われなくなる。そして、カード処理機50に挿入さ
れているカードを遊技者に返却するようにしている。ま
た遊技者は上記故障を玉貸可LEDが消灯したままであ
るのでその状態を容易に確認できる。なお、前記払出完
了信号のカード処理機制御装置54側への入力もフォト
カプラを介して行なわれる。
【0019】景品玉の払出中や貸玉の払出等のようにパ
チンコ玉が払出されている最中に玉貸ボタン78が押圧
操作された場合には、その操作に伴うパチンコ玉の払出
処理をすぐには行なえないために、パチンコ玉の払出処
理開始からたとえば10秒程度の受付け待ち時間を設定
してその受付け待ち時間がタイムアップする以前にパチ
ンコ玉の払出処理が完了すれば前記玉貸ボタン78の押
圧操作に伴う買要求信号を集中制御基板側に送信(買要
求信号を記憶しているため)し、受付け待ち時間がタイ
ムアップしてもなおパチンコ玉の払出が終了していない
場合には玉貸ボタン78の押圧操作を無効にする制御を
カード処理機50側で行なっている。この玉貸ボタン7
8の押圧操作の無効処理が行われた場合や前記集中制御
基板から払出完了信号が送信されて来なかった場合等の
異常状態が発生した場合に、それぞれの異常の種類を残
高表示器61にエラーコード(記号、数字等)で表示す
る。
【0020】前記買要求信号を受けた集中制御基板は、
景品玉払出指令信号を中継基板68を介して払出制御基
板18に送信する。払出制御基板18は、ビス等により
機構板148に着脱自在に取付けられた景品玉払出装置
1に内蔵されており、払出指令信号を受けて払出ソレノ
イド21を一瞬励磁する。払出ソレノイド21が一瞬励
磁されるとスプロケット5のロックが一瞬解除され、景
品玉径路3a,3b(3bは図2には示されない)内の
パチンコ玉の自重でスプロケット5が回転する。そして
パチンコ玉が1個下方に送出されるだけスプロケット5
が回転した段階で払出ソレノイド21の励磁が解除され
て再びスプロケット5がロックされる。その払出された
パチンコ玉は所定の径路を通って玉貯留皿59に払出さ
れる。この払出動作を100円分に相当するパチンコ玉
が払出される回数だけ行なうことにより100円分のパ
チンコ玉の払出が終了する。
【0021】パチンコ玉が入賞した場合にはその入賞玉
が入賞玉処理装置23により処理され、その入賞玉に伴
う景品玉の払出制御も集中制御基板が行なうのである。
集中制御基板には入賞玉1個につき払出すべき景品玉の
個数が固定情報として記憶されている。たとえば、図1
に示す始動入賞口74aに入賞した場合の入賞信号を受
けた場合に払出すべき景品玉の個数である7個と始動入
賞口74a以外の入賞口に入賞した場合に払出すべき景
品玉の個数15個とが記憶されている。そして、始動入
賞口74aに入賞した場合には7回払出指令信号を払出
制御基板18に送信して7個の景品玉の払出を行ない、
始動入賞口74a以外の入賞口に入賞した場合には15
回払出指令信号を払出制御基板18に出力して15個の
景品玉の払出を行なう。なお、入賞玉1個につき払出す
べき景品玉の個数を払出制御基板18の方に固定情報と
して記憶させておき、電源投入時等にその払出個数情報
を集中制御基板の方に送信して記憶させてもよい。この
ようにすると、景品玉の払出個数の異なる他の機種のパ
チンコ遊技機に対しても、景品玉払出装置をその機種に
合った払出個数が記憶された払出制御基板を有する景品
玉払出装置に取替えるだけで対応できる利点がある。
【0022】図中71はエラー原因表示器であり、景品
玉払出装置1による景品玉の払出に異常が生じた場合の
その異常原因の種類を表示するものである。そして発生
した異常を遊技場の係員が修復した場合にはリセットボ
タン72を押圧操作し、払出制御用のプログラムをリセ
ットする。このエラー原因表示器71を集中制御基板ボ
ックス70に設ける代わりに、エラー原因を玉貯留皿5
9に設けられている残額表示器61により表示したり、
ホール用管理コンピュータに表示してもよい。また図中
73は満タン検出スイッチであり、余剰玉貯留皿58が
満タンになったことを検出して景品玉の払出を停止させ
るためのものである。
【0023】図3は、図2に示した入賞玉処理装置の構
造を説明するための縦断面図である。
【0024】遊技領域56を形成している遊技盤81に
は、第1の入賞玉集合樋45と第2の入賞玉集合樋46
とからなる入賞樋が2段に積層して形成されている。そ
して、始動入賞口74aに入賞した入賞玉は第2の入賞
玉集合樋46に導かれて入賞玉検出器25aにより検出
される。一方、始動入賞口74a以外の入賞口に入賞し
た入賞玉は第1の入賞玉集合樋45に導かれて入賞玉検
出器25bにより検出される。
【0025】図4は、入賞玉処理装置23の構造および
作用を説明するための断面図である。
【0026】入賞玉処理装置23は、入賞玉処理装置を
機構板の所定箇所に取付けるための取付基板202に、
第1プレート203が取付けられ、さらにその第1プレ
ート203の前面側に第2プレート204が取付けられ
ている。入賞玉処理装置23には第2の入賞玉集合樋4
6からの入賞玉が流入する入賞玉入口222a(図5参
照)が設けられており、この入賞玉入口222aから進
入したパチンコ玉が径路24aを通って流下する。この
径路24aの下方部分は、第1プレート203と第2プ
レート204との間に形成されている。この径路24a
を流下してくるパチンコ玉を検出するための入賞玉検出
手段の一例の入賞玉検出器25aが径路24aの途中箇
所に設けられている。
【0027】一方、第1の入賞玉集合樋45によって集
合された入賞玉は入賞玉入口222b(図5参照)に落
入する。その入賞玉入口222bに落入したパチンコ玉
は径路24bを流下し、その径路24bの途中箇所に設
けられている入賞玉検出手段の一例の入賞玉検出器25
bにより検出される。この径路24aは取付基板202
と第1プレート203との間に形成されている。
【0028】入賞玉検出器25a,25bのそれぞれの
脇には、排出ソレノイドA(26a),B(26b)で
揺動される揺動体28a,28bが設けられている。こ
の揺動体28aは第1プレート203と第2プレート2
04とで支持されている支軸29aにより回動自在に取
付けられており、また、揺動体28bは取付基板202
と第1プレート203とで支持されている支軸29bに
より回動自在に取付けられている。さらに、両揺動体2
8a,28bにはそれぞれにウエイト30a,30bが
設けられている。そして、ソレノイド26aが図示のよ
うに励磁が解除されている状態では、ウエイト30aの
自重により揺動体28aが図示時計回り方向に回動して
いる。その状態では、ソレノイド26aの下方に設けら
れているマグネット208aによってアクチュエータ2
7aが吸引されてアクチュエータ27aが第1の入賞玉
の径路24a内に入り込んだ状態となり、その入り込ん
だアクチュエータ27aにより入賞玉が入賞玉検出器2
5a内に停止された第1の状態となる。そして、排出ソ
レノイドが励磁されると、図示左側の排出ソレノイド2
6bのように、アクチュエータ27bがソレノイド26
b側に引き寄せられて第2の入賞玉径路24bから退避
した状態となるとともに、揺動体28bがアクチュエー
タ27bにより押し上げられて図示時計回り方向に回動
してその上方端が第2の入賞玉径路24b内に入り込
む。すると、アクチュエータ27bにより支えられてい
た入賞玉が下方に落下する第2の状態になるとともに、
その上方に位置する入賞玉が揺動体28bの上方端より
支えられて支持される。以上のように、排出ソレノイド
が1回励磁される毎に入賞玉が1個下方に落下されて入
賞玉検出器216により検出された後、入賞玉出口22
3から入賞玉排出樋224(図5参照)内に排出されて
機外に排出される。また、排出ソレノイド26bの下方
にも、マグネット208bが設けられており、排出ソレ
ノイド26bの励磁が解除された状態でマグネット20
8bの吸引力によりアクチュエータ27bがそのマグネ
ット208bに引き寄せられるように構成されている。
なお、図中208a,208bは絶縁体であり、排出ソ
レノイド26a,26bとパチンコ玉がアクチュエータ
27a,27bを介して電気的に導通状態になるのを防
止するためのものである。また、アクチュエータ27
a,27bにはそれぞれ凸部210が設けられている。
排出ソレノイド26a,26b,アクチュエータ27
a,27b,揺動体28a,28bにより、入賞玉入口
から流入した入賞玉の流下を停止させる第1の状態と流
下を許容する第2の状態とに切換えるための流下切換手
段が構成さている。また図中218a,218bはスト
ッパー壁であり、排出ソレノイド26a,26bの励磁
が解除された状態のときのアクチュエータ27a,27
bの倒伏の角度を規制するためのものである。また図中
219a,219bは作業用長孔であり、ゴミ等により
入賞玉が径路24a,24b内で詰まった場合に先の尖
ったものをこの作業用長孔219a,219b内に挿入
して掻き出して玉詰まりを解消させるためのものであ
る。
【0029】入賞玉検出器216は、入賞玉を検出する
毎にその検出信号をたとえば遊技場に設置されているホ
ール用管理コンピュータに送信して各パチンコ遊技機の
出玉率等のデータの集計を行なうためのものである。こ
の入賞玉検出器216は、取付部材215により取付基
板202に対しねじ止22により取付けられている。な
お、入賞玉検出器216をねじ止する代わりに、第2プ
レート204から下方に延設された取付フック217に
より固定させて取付けてもよい。
【0030】図5は、機構板から入賞玉処理装置を取外
した状態を示す分解斜視図である。機構板148の所定
箇所には、入賞玉処理装置23を取付けるためのねじ挿
入孔221が複数箇所(図面では3箇所)に形成されて
いる。そして、入賞玉処理装置23の取付基板側に形成
されているねじ挿入孔226を機構板148側のねじ挿
入孔221に位置合せした状態で両ねじ挿入孔221,
226にねじをねじ込んで入賞玉処理装置23の機構板
148への取付けを行なう。なお、入賞玉検出器25
a,25bと排出ソレノイド26a,26bとは、集中
制御基板ボックス70(図2参照)内の集中制御基板に
電気配線により接続されている。このように、入賞玉処
理装置23と他の機器との接続が電気配線というフレキ
シブルなもので行なわれているために、たとえば機械的
な連動連結を行なう場合等に比べて、入賞玉処理装置2
3の配設位置が比較的自由となる利点がある。
【0031】図6(a),(b),図7は、景品玉払出
装置1の内部構造を説明するための断面図である。
【0032】景品玉払出装置1には、景品玉を2列に整
列させながら流下させるタンクレール67(図2参照)
からの景品玉を受入れる景品玉径路3a,3bが形成さ
れており、その景品玉径路3a,3bにその凸部12が
一部入込んだスプロケット5が設けられている。さら
に、このスプロケット5をロック状態およびロック解除
状態に切替えるための払出ソレノイド21が設けられて
おり、払出ソレノイド21が励磁されることによりアク
チュエータ22が図6における左方向に引寄せられてア
クチュエータ22による凸部12の係止が解除されてス
プロケット5が回転可能な状態となる。
【0033】この状態で、景品玉径路3a,3b内のパ
チンコ玉の自重によりスプロケット5が図示時計回り方
向に回転する。そしてスプロケット5がある凸部12か
らその次の隣の凸部12までの回転角度だけ回転した状
態でパチンコ玉が1個払出されるとともに、払出ソレノ
イド21の励磁が解除されて再びアクチュエータ22に
よる凸部12の係止が行われてスプロケット5が再度ロ
ック状態となる。このスプロケット5には、図10の斜
視図にも示すように複数の凹部6a,6bが形成されて
おり、一方の凹部6aにより景品玉径路3a内の景品玉
を保持し(図6の(a)参照)、他方の凹部6bによ
り、景品玉径路3b内の景品玉を保持(図6図(b)参
照)できるように構成されている。
【0034】この景品玉払出装置1には、払出制御基板
18が設けられているとともに、その払出制御基板18
によって制御される受光素子20a〜20dと投光素子
19a〜19d(図7参照)が設けられている。投光素
子19aと受光素子20aとにより、景品玉径路3a内
の景品玉が存在するか否かの確認が行なわれるのであ
り、この受光素子20aにより景品玉径路3a内の景品
玉の存否を確認するための玉確認センサAが構成され
る。一方、投光素子19bと受光素子20bとにより、
景品玉径路3b内の景品玉が存在するか否かの確認が行
なわれるのであり、この受光素子20bにより景品玉径
路3b内の景品玉の存否を確認するための玉確認センサ
Bが構成される。さらに、投光素子19cと受光素子2
0cとにより、景品玉径路3a内の景品玉のうち前記玉
払出機構によって払出された景品玉が計数されるのであ
り、この受光素子20cにより景品玉径路3a内の景品
玉のうち前記玉払出機構によって払出された景品玉を計
数するための玉計数センサAが構成される。一方、投光
素子19dと受光素子20dとにより、景品玉径路3b
内の景品玉であって前記玉払出機構によって払出された
景品玉が計数されるのであり、この受光素子20dによ
り景品玉径路3b内の景品玉であって前記球払出機構に
よって払出された景品玉を計数するための玉計数センサ
Bが構成される。そして、玉計数センサA(20c),
玉計数センサB(20d)により、前記玉払出機構によ
る玉の払出個数を検出するための検出手段が構成されて
いる。なお、少なくとも投光素子19a,19bと受光
素子20a,20bは、図6に示すように、景品玉径路
3a,3bのセンターラインよりも図示右側に片寄った
位置に設けられており、玉の通過に伴って、つながって
流下する玉の区切目を狙って確実に1個ずつ検出し得る
ように構成されている。また、図7に示すように、投光
素子19a,19b,19c,19d同士が近接し受光
素子20a,20b,20c,20dの方が比較的離れ
て配設されているために、投光素子からの投光が近接し
た受光素子における隣りの受光素子に誤って受光される
不都合を防止し得る。
【0035】図8および図9は景品玉払出装置1による
景品玉の払出動作を説明するための作用を説明する図で
ある。スプロケット5が図5に示した状態から隣接する
凸部12に相当する回転角度(以下1ピッチ角度とい
う)だけ回転した状態が図8に示されている。図8の
(a)は景品玉径路3a内のパチンコ玉の状態を示し、
(b)は景品玉径路3b内のパチンコ玉の状態を示して
いる。図8(a)で示すように、景品玉径路3aの方
は、スプロケット5の凸部12と傾斜部4aとの間隔t
1が比較的広いために、スプロケット5が図5の状態か
ら1ピッチ角度分回転して図8の状態になった段階で景
品玉径路3a内のパチンコ玉が1個下方に払出される。
【0036】一方、景品玉径路3bの方は、図8の
(b)で示すように、凸部12と傾斜部4bとの間隔t
2が比較的狭いために、スプロケット5が図6に示す状
態から1ピッチ角度分回転したとしても、図示するよう
に未だにスプロケット5によりパチンコ玉が保持された
状態であり、この状態ではパチンコ玉が払出されない。
【0037】スプロケット5が図8に示す状態からさら
に1ピッチ角度だけ回転した状態が図9に示されてい
る。この状態では、景品玉径路3a内のパチンコ玉は
(a)に示すようにスプロケット5により係止保持され
ているために下方に払出されないが、景品玉径路3b内
のパチンコ玉は(b)に示すように下方に払出される。
そして、スプロケット5の回転によって下方に払出され
たパチンコ玉は図示するように玉計数センサA(20
c),玉計数センサB(20d)によって検出される。
このようにして、スプロケット5が1ピッチ角度だけ回
転することにより景品玉径路3a,3bのいずれかから
交互にパチンコ玉が1個ずつ排出される。
【0038】図10は、景品玉払出装置1の内部構造を
説明するための分解斜視図である。景品玉払出装置1
は、主に、第1分割体107と第2分割体106と仕切
部材105と払出ソレノイド21と払出制御基板18と
からなり、それらの部品が組立てられた状態でケース本
体102内に収納される。図中110,111は、組立
てられた景品玉払出装置1をケース本体102内に収納
してケース本体102に固定するためのビスである。
【0039】第1分割体107には、景品玉径路3aと
ソレノイド組付部112と支軸109などが設けられて
いる。このソレノイド組付部112にソレノイド21が
ビスにより組付られる。また、支軸109にスプロケッ
ト5が回転自在に外嵌される。このスプロケット5は、
複数の凸部12と複数の凹部6a,6bが形成されてい
る。さらに、第1分割体107には、払出制御基板18
を取付けるための基板取付部113aと景品玉払出装置
1の一方の側面となるケース側板108とを有する。さ
らにこの基板取付部113aには、収納筒保持孔97,
98が設けられており、投光素子や受光素子を収納する
ための素子透明収納筒88,89がこの収納筒保持孔9
7,98に挿入されて保持されるように構成されてい
る。
【0040】前記ソレノイド21には、引張りばね96
が設けられており、この引張りばね96の復元力により
アクチュエータ22が組立て状態におけるスプロケット
5側に押し付けられ、払出ソレノイド21の励磁によっ
てその引張りばね96の復元力に抗してアクチュエータ
22がスプロケット5から遠ざかる方向に引寄せられ
る。
【0041】図中105は仕切部材であり、第1分割体
107の景品玉径路3aの側面を蓋する状態で第1分割
体107に固定される。この第1分割体107に固定さ
れた状態で、仕切部材105に形成されている収納筒保
持溝94と第1分割体107に形成されている収納筒保
持孔97とに素子透明収納筒88を挿入保持させること
が可能となる。一方、仕切部材105に形成されている
収納筒保持溝95と第1分割体107に形成されている
収納筒保持孔98に素子透明収納筒89を挿入させて保
持可能となる。
【0042】第2分割体106には景品玉径路3bが形
成されており、この景品玉径路3bの側面が前記仕切部
材105により蓋されるように第2分割体106を第1
分割体107に取付けて固定する。この取付状態で、第
2分割体106に形成されている収納筒保持孔86と仕
切部材105に形成されている収納筒保持溝120とに
素子透明収納筒100を挿入して保持可能となる。さら
に第2分割体106に形成されている収納筒保持孔87
と仕切部材105に形成されている収納筒保持溝96と
に素子透明収納筒101を挿入して保持可能となる。
【0043】払出制御基板18には、複数の投光素子1
9a〜19dと複数の受光素子20a〜20dが設けら
れており、この払出制御基板18を第1分割体と第2分
割体との組立て状態で形成される基板取付部113a,
113bの凹部にビス止め固定する。払出制御基板18
がこのようにビス止め固定されることにより、払出制御
基板18に設けられている受光素子20bが受光素子挿
入孔84に挿入され、受光素子20dが受光素子挿入孔
82に挿入され、投光素子19a(図7参照)が投光素
子挿入孔85に挿入され、投光素子19d(図7参照)
が投光素子挿入孔83に挿入され、投光素子19a(図
7参照)が投光素子挿入孔91に挿入され、受光素子2
0a(図7参照)が受光素子挿入孔90に挿入され、投
光素子19c(図7参照)が投光素子挿入孔93に挿入
され、受光素子20cが受光素子挿入孔92に挿入され
る。このように、各挿入孔に挿入された投受光素子は、
景品玉径路3a,3bのそれぞれを両脇から挟んだ状態
に配設されることになり、投光素子から投光された光が
景品玉径路3a,3bを横切って受光素子に受光される
状態となる。なお、前記払出制御基板18には、長期の
使用によって投受光素子がゴミ等により汚れたり素子透
明収納筒88,89,100,101が汚れたりして受
光素子の受光量が低下した場合には、その受光素子の感
度を適正な値に自動調整したり、または投光素子の投光
量を適当な強さに自動調整したりする機能を有する。
【0044】図11および図12は、景品玉の玉抜き部
分の構造および動作を説明するための要部構成図であ
る。
【0045】図11は、玉抜きを行なわない通常時の状
態を示し、図12は玉抜きを開始したときの状態を示し
ている。図中31は、図2に示すタンクレール67の景
品玉流下下手側に位置する屈曲樋であり、景品玉が水平
方向に2列になって流下できるように構成されている。
この屈曲樋31の屈曲部分には、開閉弁33が設けられ
ており、この開閉弁33が支軸34を中心に回動して屈
曲樋31を開閉できるように構成されている。なお図中
35はウエイトである。そして、通常時は、付勢スプリ
ング41の復元力によって係止片部39が図示時計回り
方向に付勢されて係止片部39が係合部36に係合した
状態となっているために、開閉弁33の図示反時計回り
方向への回動が阻止されて屈曲樋31が閉成された状態
となる。
【0046】一方、前面枠130に設けられている図示
しない操作孔から図示しない操作ピンを挿入して遊技場
の係員が操作することにより作動部材44が図12で示
す矢印の方向に押上げられ、その作動部材44に連動し
ている押圧杆43が上方に押上げられて押圧部40が上
方に押上げられる。その結果、係合片部39が図示反時
計回り方向に回動して係合片部39と係合部36との係
合が解除される。すると図12に示すように、開閉弁3
3がタンクレール67や屈曲樋31に存在する景品玉の
玉圧により、図示反時計回り方向に回動して屈曲樋31
が開放されて景品玉が玉抜き口32aから玉抜き径路8
1に抜取られて機外に排出される。
【0047】また、玉抜き作動信号によりソレノイド4
2が一定微小時間励磁されることにより、図12に示す
ように作動部材37が押下げられ、係合片部39が図示
反時計回り方向に回動して係合片部39と係合部36と
の係合が解除され、前述と同様に景品玉が玉抜き径路8
1内に抜取られる。なお、この開閉弁33は作動部材4
4が復帰したり、玉抜きソレノイド42の励磁が解除さ
れたとしても、付勢スプリング41によって図示時計回
り方向に付勢されている係合片部39が係合部36の下
側に入込むために、開閉弁33がそのまま開放された姿
勢で保持される。そして、玉抜き終了の後、作動部材4
4を再度作動させたり玉抜きソレノイド42を再度一定
微小時間励磁すると係合片部39が係合部36の下側か
ら抜出るためウエイト35の作用により開閉弁33が図
示時計回り方向に回動し、図11に示すように係合片部
39による係合部36への係合が行われて開閉弁33が
閉成姿勢で保持される。
【0048】図13は、パチンコ遊技機に使用される制
御回路を示すブロック図である。マイクロコンピュータ
130は以下に述べるような各種機器の動作を制御する
機能を有する。このため、マイクロコンピュータ130
は、たとえば数チップのLSIで構成されており、その
中には制御動作を所定の手順で実行することのできるC
PU131と、CPUの動作プログラムデータを格納す
るROM132と、必要なデータの書込みおよび呼出し
ができるRAM133とを含む。
【0049】さらに、マイクロコンピュータ130は、
入力信号を受けてCPU131に入力データを与えると
ともに、CPU131からの出力データを受けて外部に
出力する入出力回路134と、電源投入時にCPU13
1にリセットパルスを与えるパワーオンリセット回路1
35と、CPU131にクロック信号を与えるクロック
発生回路136と、クロック発生回路136からのクロ
ック信号を分周してリセットパルスを定期的(たとえば
2msec毎)にCPU131に与えるパルス分周回路
(定期リセット回路)137と、CPU131からのア
ドレスデータをデコードするアドレスデコード回路14
6とを含む。
【0050】アドレスデコード回路146はCPU13
1からのアドレスデータをデコードし、ROM132,
RAM133,入出力回路134にそれぞれチップセレ
クト信号を与える。
【0051】なお、この実施例では、ROM132に
は、その内容の書替え、すなわち必要が生じた場合に
は、その中に格納されたCPU131のためのプログラ
ムデータを変更することができるようにプログラマブル
ROMが用いられる。そして、CPU131がこのRO
M132内に格納されたプログラムデータに従って、か
つ以下に述べる各制御信号の出力に応答して、種々の機
器に対し制御信号を与える。
【0052】マイクロコンピュータ130は、入力信号
として、次のような信号が与えられる。
【0053】遊技場の係員がリセットボタン72(図2
参照)を押圧することによりリセットスイッチ72´が
ONになり検出回路138からリセット操作検出信号が
マイクロコンピュータ130に入力される。パチンコ玉
が入賞して入賞玉検出器(入賞玉センサA)25aによ
り検出されればその検出信号が検出回路139からマイ
クロコンピュータ130に入力され、入賞玉検出器(入
賞玉センサB)25bで検出されるがその検出信号が検
出回路139からマイクロコンピュータ130に入力さ
れる。景品玉径路3a(図7参照)内にパチンコ玉が存
在する場合には、投光素子(投光器)19aからの投光
が遮られて玉確認センサA(20a)で受光されなくな
り、玉が存在することが確認できるのであり、その確認
信号が検出回路140からマイクロコンピュータ130
に入力される。同様に、景品玉径路3b(図7参照)に
パチンコ玉が存在することが玉確認センサB(20b)
により検出されてその検出信号が検出回路140からマ
イクロコンピュータ130に入力される。一方、景品玉
径路3a内のパチンコ玉がスプロケット5(図7参照)
の回転により払出されればその払出されたパチンコ玉に
より投光素子(投光器)19cからの投光が遮られて玉
計数センサA(20c)で受光されなくなり、玉が払出
されたことが検出されるのであり、その検出信号が検出
回路140を介してマイクロコンピュータ130に与え
られる。同様に、景品玉径路3b(図7参照)内の景品
玉がスプリング5の回転により下方に払出されれば、そ
の払出されたパチンコ玉が玉計数センサB(20d)に
より検出され、その検出信号が検出回路140を介して
マイクロコンピュータ130に与えられる。なお、検出
回路140において、玉確認センサA(20a)と玉確
認センサB(20b)との検出信号をアンドゲートを介
してマイクロコンピュータ130に入力するようにして
もよい。このようにすれば、玉確認センサA(20a)
によるパチンコ玉の存在することの確認信号と玉確認セ
ンサB(20b)によるパチンコ玉が存在することの確
認信号との両信号がともに検出回路140に入力された
場合にのみパチンコ玉が存在することの確認信号がマイ
クロコンピュータ130に与えられることになる。カー
ド処理機50のカード処理制御装置54に内蔵されてい
るカード処理制御用マイクロコンピュータ144から、
前述したように、買要求信号がマイクロコンピュータ1
30に与えられる。
【0054】次に、マイクロコンピュータ130は以下
の回路や機器に対し制御信号を出力する。
【0055】LED駆動回路141を介して、投光器1
9a〜19dに投光器点灯用の制御信号を与える。LE
D駆動回路141を介してエラー原因表示器71(図2
参照)にエラー原因表示用の制御信号を与える。ソレノ
イド駆動回路142を介して、排出ソレノイドA(26
a),排出ソレノイドB(26b)(図4参照)に排出
ソレノイド励磁用制御信号を与え、払出ソレノイド21
(図6,図8,図9参照)に払出ソレノイド励磁用制御
信号を与え、玉抜きソレノイド42(図11,図12参
照)に玉抜きソレノイド励磁用制御信号を与える。ま
た、ランプ駆動回路143を介して、払出ランプ77
(図1参照)に払出ランプ点灯用制御信号を与える。こ
の払出ランプ77は、入賞玉センサA(25a)、B
(25b)のいずれかが入賞玉を検出してから、景品玉
払出し終了後入賞玉を解除するまで点灯制御される。さ
らに、カード処理制御用マイクロコンピュータ144
に、前述したように、景品玉の払出が完了した旨の払出
完了信号等を出力する。このカード処理制御用マイクロ
コンピュータ144からターミナルボックス145を介
してカードの発行元であるカード会社に、カードの使用
に伴う減額更新額情報やカード番号が送信され、そのカ
ードが使用された遊技場を特定するためのターミナルボ
ックス145のボックス番号等が送信される。
【0056】なお、集中制御基板ボックス70(図2参
照)内の集中制御基板と払出制御基板18(図2参照)
との間でフォトカプラを介して情報のやり取りが行なわ
れるように構成されており、その結果、図12に示す、
玉確認センサA(20a),玉確認センサB(20
b),玉計数センサA(20c)、玉計数センサB(2
0d)の玉確認信号がフォトカプラを介してマイクロコ
ンピュータ130に入力され、マイクロコンピュータ1
30からの投光器点灯用制御信号がフォトカプラを介し
て各投光器19a〜19dに与えられ、さらに、マイク
ロコンピュータ130からの払出ソレノイド励磁用制御
信号がフォトカプラを介して払出ソレノイド21に与え
られる。さらに、マイクロコンピュータ130からの出
力信号がフォトカプラを介してカード処理制御用マイク
ロコンピュータ144に与えられる。またカード処理制
御用マイクロコンピュータ144からの信号がフォトカ
プラを介してマイクロコンピュータ130に与えられ
る。このように、フォトカプラを介して情報の送受信を
行なうことにより、フォトカプラを介して接続されてい
る両電子機器の間で、一方の電子機器の故障が他方の電
子機器の故障を招かないように構成されている。なお、
フォトカプラの代わりにリレーを用いても同じ効果が期
待できる。マイクロコンピュータ130,検出回路13
8,139,140,LED駆動回路141,ソレノイ
ド駆動回路142により、所定個数の打玉の払出指令信
号に基づいて前記玉払出機構を作動させて玉を払出し、
前記検出手段の検出出力に基づいて算出される玉の払出
個数が前記所定個数に達した場合に前記玉払出機構によ
る玉の払出を停止させる玉払出制御手段が構成されてい
る。
【0057】図14は、図13に示した制御回路の動作
を説明するためのフローチャートである。
【0058】ステップS(以下単にSいう)1により、
払出条件が成立したか否かの判断が行なわれる。このS
1による払出条件は、確認センサA,Bともに玉有り状
態を検出し、かつ満タン検出器73(図2参照)による
満タン状態が検出されていない場合で、パチンコ玉の未
払出数が残っている場合に条件が成立する。なお、この
「未払出数」は、貸玉の払出の場合には前述したカード
処理機制御装置54からの買要求信号が入力されたこと
に基づいて100円分のパチンコ玉の払出数(たとえば
「25」)が設定され、パチンコ玉が始動入賞口74a
(図1参照)に入賞した場合には未払出数が「7」に設
定され、パチンコ玉が始動入賞口74a以外の入賞口に
入賞した場合には未払出数が「15」に設定される。
【0059】払出条件が成立していないと判断された場
合にはS2に進み、計数センサA,Bのいずれかが玉の
流下を検出したか否かの判断がなされ、検出していない
場合にはS3による確認センサA,Bのいずれかが玉の
流下を検出したか否かの判断がなされ、検出していない
場合にはS4に進み、払出ソレノイドがONになってい
るか否かの判断がなされ、ONになっていない場合には
S1に戻る。このS1に戻るループの巡回途中で、払出
ソレノイド21(図6参照)が励磁されてONになれば
S6に進み、エラー原因表示器71(図2参照)により
払出異常の報知を行なうとともに、玉抜きソレノイド4
2(図11,12参照)を励磁して玉抜き処理を行な
う。
【0060】つまり、S4によりYESの判断がなされ
るということは、払出条件が成立していないにもかかわ
らず払出ソレノイドが励磁された場合であり、このよう
な異常はソレノイド駆動回路が故障していることが考え
られ、その場合にソレノイド駆動回路の故障を報知する
とともに、玉抜き処理を行なって玉タンク66およびタ
ンクレール67(図2参照)内のパチンコ玉を機外に抜
取って大量のパチンコ玉が誤って玉貯留皿59(図1参
照)内に払出されることを防止するのである。なお、払
出ソレノイドがONになっているか否かの判断は、払出
制御基板18のソレノイド駆動部にたとえばフォトカプ
ラを組込んで実際の駆動状態を検出することにより行な
う。次に、計数センサA,Bのいずれかが玉の流下を検
出した場合あるいは確認センサA,Bのいずれかが玉の
流下を検出した場合には、S5に進み、払出条件が成立
していないにもかかわらず玉が払出された旨の異常報知
を行なうとともに、玉抜き処理を行なう。
【0061】払出条件が成立した場合には、S7に進
み、作動タイマーをセットするとともに払出チェックタ
イマーがセットされる。この作動タイマーは、払出ソレ
ノイドの励磁する時間をカウントアップするものであ
り、スプロケット5(図8,図9参照)の回転によりパ
チンコ玉が1個払出されるのに要する期間(たとえば8
〜10msec)だけ払出ソレノイド21を励磁するた
めのものである。払出チェックタイマーは、払出ソレノ
イドが励磁されて払出されたパチンコ玉が計数センサA
またはBで検出されたかどうかをチェックするために必
要な時間(たとえば54〜56msec)を計時するた
めのものである。
【0062】次にS8により払出ソレノイドをONにす
る制御が行なわれ、S9に進み、玉計数センサAが払出
玉を検出したか否かの判断が行なわれる。そして未だに
玉計数センサAが払出玉を検出していない場合にはS1
2に進み、玉計数センサBが払出玉を検出したか否かの
判断がなされ、未だに検出していない場合にはS18に
進み、作動タイマーが終了したか否かの判断が行なわ
れ、未だに作動タイマーが終了していない場合には再び
S8に戻り、払出ソレノイドがONに制御され続ける。
払出ソレノイド21(図6参照)が励磁されたことに伴
って、前述したようにスプロケット5が回転可能とな
り、パチンコ玉の自重によりスプロケット5が回転して
パチンコ玉が1個景品玉径路3aから下方に払出されれ
れば、玉計数センサAが払出玉を検出し、S11に進
み、玉計数センサAの検出記憶があるか否かの判断が行
なわれる。
【0063】この玉計数センサAの検出記憶は、玉計数
センサAの記憶がない状態で玉計数センサAが払出玉検
出した場合にS12により記憶されるものであり、玉計
数センサBの記憶がない状態で玉計数センサBが払出玉
を検出した状態でS15によりその記憶がクリアされる
ものである。つまり、景品玉払出装置が正常に作動して
いる場合には2つの景品玉径路3a,3bから交互に1
つづつパチンコ玉が払出されるのであり、その場合には
必ず計数センサAが払出玉を検出した時点では玉計数セ
ンサAの検出記憶がクリアされており、玉計数センサB
が払出玉を検出した時点では玉計数センサBの検出記憶
がクリアされているはずであり、正常に作動している以
上S11とS14とではNOの判断がなされるはずであ
る。ところが、装置内にパチンコ玉が詰まった場合や玉
計数センサが故障した場合には、S11やS14により
YESの判断がなされることになり、その場合にはS1
3に進み、玉計数センサの故障または装置内の玉詰まり
の異常状態が発生した旨を報知するとともに玉抜き処理
を行なう。
【0064】一方、S11によりNOの判断がなされた
場合にはS12に進み、玉計数センサAの検出を記憶
し、玉計数センサBの検出記憶をクリアし、検出個数に
「1」を加算する。一方、S14でNOの判断がなされ
た場合にはS15に進み、玉計数センサBの検出を記憶
し、玉計数センサAの検出記憶をクリアし、検出個数に
「1」を加算する。次にS16に進み、検出個数=2に
なるか否かの判断が行なわれる。正常に作動している場
合には、1回の作動タイマーの計時時間だけ払出ソレノ
イドが励磁されて1個のパチンコ玉が払出されて検出さ
れるはずであり、検出個数が「1」となるはずである。
その検出個数が「2」でない場合にはS18に進み、作
動タイマーが終了したか否かの判断が行なわれ、終了し
た場合にはS19に進み払出ソレノイドをOFFに制御
するのであるが、パチンコ玉が2個払出されて検出個数
が「2」になった場合には、S17に進み払出ソレノイ
ドの1回の作動で複数個の玉が払出された異常状態の報
知を行なうとともに玉抜き処理を行なう。
【0065】次にS20に進み、払出チェックタイマー
が終了したか否かの判断が行なわれ、未だに終了してい
ない場合にはS21に進み、払出ソレノイドがONにな
っているか否かの判断が行なわれ、ONになっていない
場合にはS9に戻り、払出チェックタイマーが終了する
までS9ないしS21の処理を繰返し実行する。そし
て、S19により払出ソレノイドをOFFに制御したに
もかかわらず払出ソレノイドがONになっている場合に
はS21によりYESの判断がなされてS6に進み、ソ
レノイド駆動回路の故障を報知するとともに玉抜き処理
を行なう。このS21による判断も、前述と同様に、払
出制御基板のソレノイド駆動部にたとえばフォトカプラ
を組込んで実際の駆動状態を検出することにより行な
う。
【0066】次に、払出チェックタイマーが終了した場
合にはS22に進み、検出個数=0であるか否かの判断
が行なわれる。正常に払出されている場合には検出個数
が「1」になっているために、S23に進み、検出個数
をクリアし作動回数をクリアしてS24により未払出数
を1減算して再びS1に戻る。このS24によりパチン
コ玉が払出される毎に未払出数が「1」ずつ減算され、
未払出数が「0」になればS1によりNOの判断がなさ
れて払出制御が一旦終了する。そして、この払出制御が
貸玉の払出であった場合には払出完了信号をカード処理
機50に送信し、景品玉の払出であった場合には入賞玉
の検出信号のあることを条件に排出ソレノイドの励磁制
御を行なう。
【0067】一方、払出条件が成立して払出チェックタ
イマーが終了する期間内に1個もパチンコ玉が払出され
なかった場合にはS22によりYESの判断がなされて
S25に進み、作動回数に「1」を加算し、S27に進
み、作動回数が「2」であるか否かの判断がなされ、作
動回数が1回目の場合にはS1に戻り、再度パチンコ玉
の払出制御を行なう。そして再度のパチンコ玉の払出制
御にもかかわらずパチンコ玉が1個も払出されなかった
場合には、再びS25により作動回数が「1」加算さ
れ、その結果、作動回数=2となり、S28により、払
出条件が成立したにもかかわらずパチンコ玉が払出され
なかったまたは払出した玉が検出されなかった旨の異常
報知を行なうとともに玉抜き処理を行なう。
【0068】なお、S28による異常時処理の異常状態
の原因をさらに詳しく特定してもよい。すなわち、玉確
認センサがパチンコ玉の流下を検出した場合には玉計数
センサの故障であり、玉確認センサが玉の流下を検出せ
ずかつ払出ソレノイドの作動が検出された場合は玉詰ま
りまたはセンサの故障であり、玉確認センサがパチンコ
玉の流下を検出せずかつソレノイドの作動が検出されな
かった場合はソレノイドの故障というように異常原因を
細かく判定してもよい。また、玉確認センサによって玉
の流下を検出判定するようにし、玉確認センサによる玉
流下検出個数と玉計数センサによる検出個数とを比較し
て、玉の払出状態を監視するように構成してもよい。
【0069】以上の実施例では、カード処理機50に挿
入されたカードに記録されているカード残額を使用して
パチンコ玉が払出されるパチンコ遊技機を示したが、本
発明はこれに限らず、遊技者が玉貸機から玉を借りてそ
の貸玉を玉貯留皿59に投入して遊技を行なう従来から
一般的なパチンコ遊技機に景品玉払出装置1を内蔵させ
てもよい。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、入賞
玉検出手段と流下切換手段とが取付基板に集約配置され
てユニット化されているために、その取付基板を弾球遊
技機の所定の箇所に設けるという簡単な作業により前記
入賞玉検出手段や流下切換手段の取付が可能となり、取
付作業の簡略化が達成できる。しかも、入賞玉処理装置
と玉払出手段とを機械的に連動連結する必要がないため
に、機械的な連動連結を行なう作業を省くことが可能と
なり、より一層取付作業の簡略化が可能となる。また、
制御基板は、入賞玉処理装置により処理される入賞玉の
処理を制御する制御機能と玉払出手段により玉を払出す
ための制御機能とを有するため、入賞玉処理装置を制御
する制御基板と玉払出手段を制御する制御基板とを別個
に設ける場合に比較して、制御基板の取付手間を軽減に
することができる。また、保守点検が容易になるため、
保守点検の負担を軽減することができる。 また、流下切
換手段としてソレノイドが用いられているため、モータ
に回転体を組み付けるような手段を用いる場合に比較し
て、組み付け作業がし易くなる。また、入賞玉検出手段
が入賞玉を検出しなくなってしまうなどの異常時でも入
賞玉を排出せずとどめておくことができ、景品玉の払出
しが行われていないにもかかわらず入賞玉を排出してし
まうおそれがない。 また、揺動体は、取付基板とプレー
トにより支持されている支軸により回動自在となってい
るため、プレートを取付基板に組み付ける際に、支軸を
組み込んで支持することが可能となる。そのため、別途
支軸を組み付けるための部材を設ける必要がないので、
支軸の取付け作業が簡単となる。これらにより、入賞玉
処理装置の取付作業が容易になる。請求項2に記載の本
発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、
流下切換手段が、取付基板の外周縁内に集約配置されて
いるため、外周縁から流下切換手段が突出する場合に比
較して、取付作業がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る景品玉払出装置が用いられるパチ
ンコ遊技機およびカード処理機の全体正面図である。
【図2】カード処理機およびパチンコ遊技機の一部内部
構造を示す裏面図である。
【図3】入賞玉の流下径路を示す要部縦断面図である。
【図4】入賞玉処理装置の構造および動作を説明するた
めの要部縦断面図である。
【図5】入賞玉処理装置を機構板から取外した状態を示
す斜視図である。
【図6】景品玉払出装置の構造を示す縦断面図である。
【図7】景品玉払出装置における各種センサの配設位置
を説明するための縦断面図である。
【図8】景品玉払出装置の払出動作を説明するための動
作説明図である。
【図9】景品玉払出装置の払出動作を説明するための動
作説明図である。
【図10】景品玉払出装置の構造を説明するための分解
斜視図である。
【図11】玉抜き機構の要部を示す構成図であり、玉抜
きされていない通常状態を示す図である。
【図12】玉抜き機構の要部を示す構成図であり、玉抜
き動作開始時の状態を示す図である。
【図13】景品玉払出装置に用いられる制御回路を示す
ブロック図である。
【図14】図13に示した制御回路の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
70 集中制御基板ボックス 18 払出制御基板 50 景品玉処理機 51 パチンコ遊技機 23 入賞玉処理装置 222a,222b 入賞玉入口 28a,28b 揺動体 25a,25b 入賞玉検出器 26a,26b 排出ソレノイド 27a,27b アクチュエータ 223 入賞玉出口 202 取付基板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞玉を所定の箇所に集合させるための
    入賞玉集合樋と、入賞玉に基づいた景品玉の払出機能を
    有する玉払出手段と、前記入賞玉集合樋で集合されて誘
    導されてきた入賞玉が流入する入賞玉処理装置とを備え
    た弾球遊技機であって、 前記入賞玉処理装置は、 前記入賞玉集合樋で集合されて誘導されてきた入賞玉が
    流下する玉流下径路に設けられ、該玉流下径路を流下す
    る入賞玉を検出する入賞玉検出手段と、 誘導されてきた入賞玉の流下を停止させる第1の状態と
    流下を許容する第2の状態とに切換動作する流下切換手
    段とが、 取付基板に集約配置され、当該入賞玉処理装置により処理される入賞玉の処理を制
    御する制御機能と 前記玉払出手段により玉を払出すため
    の制御機能を有する制御基板に、前記入賞玉検出手
    電気配線により接続され、前記流下切換手段として、前記制御基板に電気配線によ
    り接続され、前記制御手段により制御されるソレノイド
    および揺動体を備え、 前記流下切換手段は、前記ソレノイドの励磁が解除され
    ている状態では、前記入賞玉が前記入賞玉検出手段によ
    り検出されている状態にするとともに、前記ソレノイド
    が励磁されている状態では、前記入賞玉を流下させ、 前記玉流下径路は、前記取付基板とプレートとの間に形
    成され、 前記揺動体は、前記取付基板と前記プレートとで支持さ
    れている支軸により回動自在となっている ことを特徴と
    する、弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記流下切換手段は、前記取付基板の外
    周縁内に集約配置されていることを特徴とする、請求項
    1に記載の弾球遊技機。
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