JPH08759U - チップ型アルミ電解コンデンサ - Google Patents

チップ型アルミ電解コンデンサ

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JPH08759U
JPH08759U JP7997491U JP7997491U JPH08759U JP H08759 U JPH08759 U JP H08759U JP 7997491 U JP7997491 U JP 7997491U JP 7997491 U JP7997491 U JP 7997491U JP H08759 U JPH08759 U JP H08759U
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electrolytic capacitor
aluminum electrolytic
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capacitor
type aluminum
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耕嗣 山田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 チップ型アルミ電解コンデンサの表面実装自
動挿着装置における吸着性の向上と安定化を図る。 【構成】 アルミ電解コンデンサと該コンデンサのリー
ド引き出し端面に当接する絶縁板とで構成するチップ型
アルミ電解コンデンサにおけるアルミ電解コンデンサの
円筒状金属ケース内部底面部に肉薄部分となる溝を形成
したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動装着装置にて基板に装着され、リフロー半田付け装置によって基 板に接着固定してなるチップ型アルミ電解コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にアルミ電解コンデンサの防爆装置は、図2のように該コンデンサのケー ス3外部底面に各種形状の肉薄部分の溝2を設けることによって構成され、該ア ルミ電解コンデンサに異常が生じ、内圧上昇した場合にケース3の肉薄部分が割 れることで内部ガスを逃がし電解コンデンサが爆発することを未然に防止する構 造が実用化されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
電解コンデンサは電子機器の高密度化および電子部品のチップ化により表面実 装形状への進展が計られ、表面実装型アルミ電解コンデンサのサイズの拡大要求 が高まっている。ところが、現状の表面実装型アルミ電解コンデンサは一般にサ イズの小さい小形品が実用されているため、コンデンサに異常が生じ内圧の上昇 による破壊が起こってもその破壊力が小さいので、一般に防爆弁が付けられてい ない。
【0004】 しかし近年の部品の表面実装化の応用拡大により、表面実装型アルミ電解コン デンサのサイズ(8φ以上)拡大は不可欠となる。ところが、このサイズのコン デンサに異常が生じると内圧上昇による破壊力が大きいため、アルミケース外部 底面に各種形状の肉薄部分の溝を設け防爆構造としているが、プリント基板への 実装に係る自動装着機は製品吸着ヘッドが図4のようにコンデンサの外部底面を 吸着するため、ケース底面の肉薄部分の溝によってエアー漏れが起こり吸着不良 となり、吸着率を落とす原因となっている。また表示文字を図3のようにケース 底に印刷すると文字の欠けを生じる。したがって、ケース側面に表示位置を変更 しているが、その後の検査が非常に困難であり、効率が悪い状況にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題を解決するため、コンデンサ素子より導出した引き出し利 を封口体に設けたリード穴に挿通し、円筒状金属ケースに収納してなる電解コン デンサと、該コンデンサのリードを引き出した端面に当接するよう配設した絶縁 板とで構成したチップ型電解コンデンサにおいて、上記金属ケースの内部底面部 に肉薄部分となる溝を形成し、防爆構造を備えたチップ型アルミ電解コンデンサ である。
【0006】
【作用】
本考案はチップ型アルミ電解コンデンサにおける電解コンデンサのケース内部 底面部に肉薄部分の防爆機能部を設けているので、ケース外部底面が平面となる 。したがって、自動装着機の吸着ヘッドの吸着エラーを減少させることができ、 かつ防爆弁を装備しているため、異常が生じたとき電解コンデンサの破裂を防止 することも可能となる。また、ケース外部底面がフラットで、その上に樹脂が塗 布されているため、定格、極性などの表示印刷が可能となり、基板に装着後定格 、極性を判読することが容易となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図1の実施例に基づき詳細に説明する。 図1は本考案のチップ型アルミ電解コンデンサの断面図で、1はコンデンサ素 子であり、アルミニウム箔の表面を粗面化し、その後酸化皮膜を形成してなる陽 極箔と陰極アルミニウム箔とを電解紙を介して巻回し、その巻回素子に駆動用電 解液を含浸することにより構成し、該コンデンサ素子1は、あらかじめ有底筒状 で、かつ底部内面部に肉薄部分の溝2を構成する金属ケース3内に収納している 。また、該コンデンサ素子1の陰極箔、陽極箔にはそれぞれリード線が接続され 、金属ケース3の開口部は弾性を有する封口体5を挿着し、封口されて構成され たアルミ電解コンデンサと、該コンデンサのリード線4を引き出し端面に当接す るように配設した絶縁板6を備え、該絶縁板6に形成した貫通孔7より前記リー ド線4を引き出し、該絶縁板6の外表面に設けられた凹部にリード線4の先端部 を折り曲げ構成したチップ型アルミ電解コンデンサである。なお、絶縁板6の外 表面に折り曲げるリード線4は偏平加工されている。 また金属ケースの外表面は、ナイロンなどの絶縁性の樹脂が塗布されている。 すなわち、上記肉薄部分の溝の面と反対側の外面に絶縁性の樹脂が塗布されて おり、その上に定格、極性などの表示印刷がなされている。 このように構成されたチップ型アルミ電解コンデンサをプリント基板に実装す る際、チップ型アルミ電解コンデンサは自動装着機の製品吸着ヘッド8で吸着さ れ、正確にプリント基板の所定位置に装着される。
【0008】
【考案の効果】
上記の実施例で明らかなように、本考案はチップ型アルミ電解コンデンサのア ルミケースの底部外面の肉薄部分の溝が形成されないため、自動装着工程におけ る製品吸着ヘッドによる吸着エラーを減少させることができ、生産性を更に向上 させることが可能であり、安全性についても維持させることができたものである 。また、加えてケース底部外面に定格、極性などの表示記号を表示することも可 能となり、基板装着後の検査も容易となるなど、工業上有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のチップ型アルミ電解コンデンサに係る
一実施例で、(イ)は断面図、(ロ)は吸着状態図であ
る。
【図2】従来のアルミ電解コンデンサのアルミケース
で、(イ)はケースの断面図、(ロ)はケース外部底面
平面図である。
【図3】従来のアルミ電解コンデンサの底面図である。
【図4】従来のチップ型アルミ電解コンデンサで、
(イ)は断面図、(ロ)は吸着状態図である。
【符号の説明】
1:コンデンサ素子 2:溝 3:金属ケース 4:リード線 5:封口体 6:絶縁板 7:貫通孔 8:吸着ヘッド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B25J 15/06 A

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ素子より導出した引き出しリ
    ードを封口体に設けたリード穴に挿通し、円筒状金属ケ
    ースに収納してなる電解コンデンサと、該コンデンサの
    リードを引き出した端面に当接するように配設した絶縁
    板とで構成したチップ型電解コンデンサにおいて、上記
    金属ケースの内部底面部に肉薄部分となる溝を形成し、
    防爆構造を備えたチップ型アルミ電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】 上記金属ケースの外部底面部に絶縁性の
    樹脂が塗布され、その上に定格、極性などを表示されて
    いることを特徴とする請求項1のチップ型アルミ電解コ
    ンデンサ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5956735U (ja) * 1982-10-08 1984-04-13 金山 禎佑 防爆型コンデンサケ−ス
JPS614421U (ja) * 1984-06-12 1986-01-11 マルコン電子株式会社 チツプ型アルミ電解コンデンサ

Patent Citations (2)

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JPS614421U (ja) * 1984-06-12 1986-01-11 マルコン電子株式会社 チツプ型アルミ電解コンデンサ

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JP2576022Y2 (ja) 1998-07-09

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