JPH0874374A - 天井バーの支持構造 - Google Patents

天井バーの支持構造

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JPH0874374A
JPH0874374A JP6214436A JP21443694A JPH0874374A JP H0874374 A JPH0874374 A JP H0874374A JP 6214436 A JP6214436 A JP 6214436A JP 21443694 A JP21443694 A JP 21443694A JP H0874374 A JPH0874374 A JP H0874374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling bar
fixing member
suspension
hole
horizontal piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP6214436A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Nakamura
誠郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井バーの垂直度および直線度が出しやす
く、施工性の向上を図る。 【構成】 垂直片2aが造営材10に固定され水平片2
cが前方へ突出するとともに突出方向に長い長穴2dが
水平片2cに設けられたL形の固定部材2と、天井バー
1を懸垂状態で支持可能な吊下具3とを備え、この吊下
具3が、天井バー1の頭部1aの片側を保持可能な保持
部4aが下端に設けられ、この保持部4aより上の両側
縁を切欠いて形成した一対の切欠き部4cの間に頸部4
hが設けられ、この頸部4hの幅が長穴2dの幅よりも
小さく、かつ頸部4hの上に、長穴2dに挿入可能で長
手方向が長穴2dの幅よりも長い吊持部4eが設けられ
たハンガー本体4と、天井バー1の頭部1aの他の片側
を保持可能な保持部5aが下端に設けられ、結合ビス7
でハンガー本体に固着された締付部材5とからなり、吊
持部4eを長穴2dに下方から挿入して略直角に回転さ
せ、切欠き部4cに長穴2dの側縁部を入り込ませた状
態で吊持部4eを水平片2cに支持固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、システム天井などに
取付けられる天井バーの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の支持構造として例えば図
14あるいは図15に示すような従来例があった。図1
4の従来例では、ハンガー本体50と締付部材51とか
らなる吊下具52が用いられ、この吊下具52を介して
天井バー53を建築スラブ面から垂下した吊りボルト5
4に固定している。ハンガー本体50は、天井バー53
の頭部53aの片側を保持する保持部50aが下端に設
けられ、上片50bに設けた穴を吊りボルト54に挿通
してナット55で固定してある。締付部材51は、天井
バー53の頭部53aの他の片側を保持する保持部51
aが下端に設けられ、結合ビス56でハンガー本体50
に固着される。そして、天井バー53の頭部53aを保
持部50a,51aの間に挿入して、締付部材51をハ
ンガー本体50に固着することにより、天井バー53の
頭部53aが保持される。
【0003】また、図15の従来例では、固定部材58
と片ハンガー59を用いて天井バー53を支持してい
る。固定部材58は、垂直片58aが壁等の造営材59
に固着具62で固定され水平片58bが前方へ突出した
L形の金物である。片ハンガー59は下端に当接部59
cを有する略L形の部材であり、水平片59bが前方へ
突出するように上記水平片58bの下面に前端を揃えて
固着具61で接合される。そして、天井バー53の頭部
53aを、固定部材58の水平片58bと片ハンガー5
9の垂直片59aで形成された入隅部に当接させ、当接
部59cを天井バー53のウエブに当接させて、片ハン
ガー59と天井バー53をビス60で固着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
の従来例では、吊りボルト54の位置や吊下具52に寸
法誤差がある場合には、天井バー53の通り(直線度)
を出し難く、位置決めをブレースなどで固定する必要が
あった。また、吊りボルト54を設ける必要があるため
コスト面の問題もあった。また、図15の従来例では、
片ハンガー59と天井バー53を直接ビス60で固定す
る構造であるため、施工性が低下するという問題があっ
た。また、天井バー53の片側だけを当接させて固定す
る構造であるため垂直度が出難い等の問題があった。
【0005】したがって、この発明の目的は、天井バー
の垂直度および直線度が出しやすく、施工性の向上を図
った天井バーの支持構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の天井バーの支
持構造は、垂直片が造営材に固定され水平片が前方へ突
出するとともに突出方向に長い長穴が前記水平片に設け
られたL形の固定部材と、天井バーを懸垂状態で支持可
能な吊下具とを備え、この吊下具が、前記天井バーの頭
部の片側を保持可能な保持部が下端に設けられ、この保
持部より上の両側縁を切欠いて形成した一対の切欠き部
の間に頸部が設けられ、この頸部の幅が前記長穴の幅よ
りも小さく、かつ前記頸部の上に、前記長穴に挿入可能
で長手方向が前記長穴の幅よりも長い吊持部が設けられ
たハンガー本体と、前記天井バーの頭部の他の片側を保
持可能な保持部が下端に設けられ、結合ビスで前記ハン
ガー本体に固着された締付部材とからなり、前記吊持部
を前記長穴に下方から挿入して略直角に回転させ、前記
切欠き部に前記長穴の側縁部を入り込ませた状態で前記
吊持部を前記水平片に支持固定したことを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、吊下具の吊持部を固
定部材の水平片に支持させた状態で、吊下具を長穴の長
手方向に移動させることにより、天井バーの造営材から
の距離を一定にして天井バーの通り(直線度)を出すこ
とが容易にできる。また、吊持部を長穴の下方から挿入
して略直角に回転させることにより、吊下具を仮吊り状
態にできるため施工が容易になる。また、天井バーの頭
部をハンガー本体と締付部材の保持部で両側から保持す
るようにしたので、施工性が向上するとともに鉛直度も
高くなる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例の天井バーの支持構造を
図1ないし図13に基づいて説明する。システム天井の
構成部材である天井バー1は、断面略四角形の頭部1a
が上端に設けられ、天井パネルの周縁部を支持するフラ
ンジ1bが下端に設けられたTバーである。この天井バ
ー1は、固定部材2および吊下具3により懸垂状態で支
持される。
【0009】固定部材2は、図2に示すように、壁等の
造営材10に固定されるL形の金物であり、その垂直片
2aに固着具挿通穴2bが設けられ、水平片2cに長穴
2dが設けられる。長穴2dは水平片2cの突出方向に
長くなっている。また、吊下具3は、ハンガー本体4と
締付部材5とからなる。ハンガー本体4は、図3に示す
ように、天井バー1の頭部1aの片側を保持可能な横向
き溝形の保持部4aが下端に設けられ、この保持部4a
の上端縁から上方へ延出した延出部4bの両側縁に一対
の切欠き部4c,4cが形成される。切欠き部4cの幅
は固定部材2の水平片2cの厚さよりも大きくしてあ
る。また、一対の切欠き部4c,4cの間に設けられた
頸部4hの幅は長穴2dの幅Cよりも小さくしてある。
また、延出部4bの下端近傍の中央部にねじ穴4dが設
けられる。また、延出部4bの上端を保持部4aの溝開
口側へ屈曲させて、頸部4hの上に下向き溝形の吊持部
4eが設けられる。この吊持部4eは、長穴2dに挿入
可能で長手方向の長さが長穴2dの幅Cよりも長くして
ある。また、上片にねじ穴4fが設けられ、切欠き部4
cに隣接した一方の側片に四角形の支持穴4gが設けら
れる。
【0010】締付部材5は、図4に示すように、天井バ
ー1の頭部1aの他の片側を保持可能な横向き溝形の保
持部5aが下端に設けられ、この保持部5aの上端縁か
ら上方へ延出した延出部5bの上端はハンガー本体4の
頸部4hに対応した形状にし、かつ支持穴4gに挿入可
能なフック片5cが設けられる。また、ハンガー本体4
のねじ穴4fに連通する穴5dが延出部5bに設けられ
る。
【0011】つぎに、施工手順について説明する。図5
に示すように、固定部材2の垂直片2aを固着具挿通穴
2bに挿通されるビス等の固着具6で造営材10に固定
する。このとき、天井の高さに対する水平片2cのレベ
ルを出しておく。また、図6および図7に示すように、
フック片5cを支持穴4gに引っ掛けた状態で、穴5d
に挿通されねじ穴4fに螺合する結合ビス7で、締付部
材5をハンガー本体4に取付ける。結合ビス7は、天井
バー1を取付けることができるように仮締め状態にして
おく。
【0012】このように締付部材5とハンガー本体4と
をセットした吊下具3を、図8および図9に示すよう
に、固定部材2に取付ける。すなわち、ハンガー本体4
の吊持部4eを固定部材2の長穴2dに下側から挿入し
(図8)、略直角に回転させて切欠き部4cに長穴2d
の側縁部を入り込ませた状態で、吊持部4eを水平片2
cに支持させる(図9)。つぎに、図10および図11
に示すように、天井バー1の頭部1aの片側をハンガー
本体4の保持部4aに保持させるとともに、頭部1aの
他の片側を締付部材5の保持部5aに保持させ、結合ビ
ス7を締め付ける。これにより、締付部材5がハンガー
本体4に固着されるとともに、天井バー1の頭部1aが
保持部4a,5aで保持される。
【0013】最後に、図12に示すように、水平片2c
の下面に当接した図13に示す形状のワッシャ8と、こ
のワッシャ8に挿通され吊持部4eのねじ穴4fに螺合
するビス等の固着具9とで、吊下具3を固定部材2に固
定する。このとき、吊下具3を長穴2dの長手方向の長
さA(図2)の範囲で移動することにより、天井バー1
の通り(直線度)を容易に調整できる。これに伴い、図
12に示すように、天井バー1の造営材10からの距離
Bを一定にできる。
【0014】この実施例では、吊下具3の吊持部4eを
固定部材2の水平片2cに支持させた状態で、吊下具3
を長穴2dの長手方向に移動させることにより、天井バ
ー1の造営材10からの距離Bを一定にして天井バー1
の通り(直線度)を出すことが容易にできる。このた
め、吊下具3や固定部材4に寸法誤差があっても吸収で
き、容易に製造てきるとともに、ブレース等で固定する
必要がないので省施工に寄与する。また、吊持部4eを
長穴2dの下方から挿入して略直角に回転させることに
より、吊下具3を仮吊り状態にできるため施工が容易に
なるとともに、長穴2dと吊持部4eの係止により抜け
防止となり安全性が向上する。また、天井バー1の頭部
1aをハンガー本体4と締付部材5の保持部4a,5a
で両側から保持するようにしたので、施工性が向上する
とともに鉛直度も高くなる。なお、天井バー1は、Lバ
ーでもよい。
【0015】
【発明の効果】この発明の天井バーの支持構造によれ
ば、吊下具の吊持部を固定部材の水平片に支持させた状
態で、吊下具を長穴の長手方向に移動させることによ
り、天井バーの造営材からの距離を一定にして天井バー
の通り(直線度)を出すことが容易にできる。このた
め、吊下具や固定部材に寸法誤差があっても吸収でき、
容易に製造てきるとともに、ブレース等で固定する必要
がないので省施工に寄与する。また、吊持部を長穴の下
方から挿入して略直角に回転させることにより、吊下具
を仮吊り状態にできるため施工が容易になるとともに、
長穴と吊持部の係止により抜け防止となり安全性が向上
する。また、天井バーの頭部をハンガー本体と締付部材
の保持部で両側から保持するようにしたので、施工性が
向上するとともに鉛直度も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の天井バーの支持構造の斜
視図である。
【図2】固定部材の斜視図である。
【図3】ハンガー本体の斜視図である。
【図4】締付部材の斜視図である。
【図5】固定部材を造営材に固定した状態の説明図であ
る。
【図6】締付部材をハンガー本体に仮締め状態で取付け
た説明図である。
【図7】図6において締付部材を開いた状態の説明図で
ある。
【図8】吊下具の吊持部を固定部材の長穴に挿入した状
態の説明図である。
【図9】図8の状態から吊下具を略直角に回転させた説
明図である。
【図10】天井バーを吊下具に取付ける説明図である。
【図11】天井バーを吊下具に取付けた状態の説明図で
ある。
【図12】吊下具を固定部材に固定した状態の説明図で
ある。
【図13】ワッシャの斜視図である。
【図14】従来例の側面図である。
【図15】他の従来例の側面図である。
【符号の説明】 1 天井バー 1a 頭部 2 固定部材 2a 垂直片 2c 水平片 2d 長穴 3 吊下具 4 ハンガー本体 4a 保持部 4c 切欠き部 4e 吊持部 4h 頸部 5 締付部材 5a 保持部 7 結合ビス 10 造営材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直片が造営材に固定され水平片が前方
    へ突出するとともに突出方向に長い長穴が前記水平片に
    設けられたL形の固定部材と、天井バーを懸垂状態で支
    持可能な吊下具とを備え、この吊下具が、前記天井バー
    の頭部の片側を保持可能な保持部が下端に設けられ、こ
    の保持部より上の両側縁を切欠いて形成した一対の切欠
    き部の間に頸部が設けられ、この頸部の幅が前記長穴の
    幅よりも小さく、かつ前記頸部の上に、前記長穴に挿入
    可能で長手方向が前記長穴の幅よりも長い吊持部が設け
    られたハンガー本体と、前記天井バーの頭部の他の片側
    を保持可能な保持部が下端に設けられ、結合ビスで前記
    ハンガー本体に固着された締付部材とからなり、前記吊
    持部を前記長穴に下方から挿入して略直角に回転させ、
    前記切欠き部に前記長穴の側縁部を入り込ませた状態で
    前記吊持部を前記水平片に支持固定したことを特徴とす
    る天井バーの支持構造。
JP6214436A 1994-09-08 1994-09-08 天井バーの支持構造 Pending JPH0874374A (ja)

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JP6214436A JPH0874374A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 天井バーの支持構造

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JP6214436A Pending JPH0874374A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 天井バーの支持構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8453989B2 (en) 2007-09-28 2013-06-04 Uhchida Yoko Co., Ltd. Suspension device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8453989B2 (en) 2007-09-28 2013-06-04 Uhchida Yoko Co., Ltd. Suspension device

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