JPH087425Y2 - 照明ボタン - Google Patents
照明ボタンInfo
- Publication number
- JPH087425Y2 JPH087425Y2 JP1989100425U JP10042589U JPH087425Y2 JP H087425 Y2 JPH087425 Y2 JP H087425Y2 JP 1989100425 U JP1989100425 U JP 1989100425U JP 10042589 U JP10042589 U JP 10042589U JP H087425 Y2 JPH087425 Y2 JP H087425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- coating film
- window
- display
- button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば家電製品の作動状態を表示する透明
合成樹脂製で下方開口箱状のケースの外面に暗色塗装膜
を形成し、該塗装膜の頂面にレーザ光により文字、マー
ク等の表示図形を焼き取り形成して前記ケースの外面を
露出させた照明ボタンに関する。
合成樹脂製で下方開口箱状のケースの外面に暗色塗装膜
を形成し、該塗装膜の頂面にレーザ光により文字、マー
ク等の表示図形を焼き取り形成して前記ケースの外面を
露出させた照明ボタンに関する。
[従来の技術] 従来の照明ボタン1Aは第3図及び第4図に示すよう
に、透明合成樹脂製で下方開口箱状のケース2の外面
に、黒色等暗色の塗装膜3を形成し、その塗装膜3の頂
面にレーザ光により文字、マーク等の表示図形4を焼き
取って形成し、その表示図形4の部分のケース2を露出
させ、図示しない照明ランプの照明光により表示図形4
を表示するようにしていた。
に、透明合成樹脂製で下方開口箱状のケース2の外面
に、黒色等暗色の塗装膜3を形成し、その塗装膜3の頂
面にレーザ光により文字、マーク等の表示図形4を焼き
取って形成し、その表示図形4の部分のケース2を露出
させ、図示しない照明ランプの照明光により表示図形4
を表示するようにしていた。
上記従来の照明ボタン1Aにおいては、塗装膜3を均一
に形成するのは困難で、塗装作業が面倒である。
に形成するのは困難で、塗装作業が面倒である。
また、塗装膜3にピンホール等があると、照明光がも
れ、表示図形4が不鮮明になることがあり、また塗装膜
3の側面下部がケース2から剥離し、照明光が大量にも
れて付近が照射され、照明ボタンの機能が損われること
がある。
れ、表示図形4が不鮮明になることがあり、また塗装膜
3の側面下部がケース2から剥離し、照明光が大量にも
れて付近が照射され、照明ボタンの機能が損われること
がある。
これに対し第5図及び第6図に示すような照明ボタン
1Bが知られている。すなわち、ケース2Aは黒色等暗色の
不透明合成樹脂で形成され、頂面の略中央部には、例え
ば円形の窓2aが形成されている。このケース2Aの内面に
は、透明合成樹脂製の内ケース5が接合され、その窓2a
に嵌まる突部5aの頂面は、ケース2Aの頂面と面一に形成
され、これらケース2Aと突部5aとの外面には、塗装膜3
が形成されている。そして、表示図形4は窓2aに対向す
る部分Aに形成され、突部5aの頂面が露出されている。
1Bが知られている。すなわち、ケース2Aは黒色等暗色の
不透明合成樹脂で形成され、頂面の略中央部には、例え
ば円形の窓2aが形成されている。このケース2Aの内面に
は、透明合成樹脂製の内ケース5が接合され、その窓2a
に嵌まる突部5aの頂面は、ケース2Aの頂面と面一に形成
され、これらケース2Aと突部5aとの外面には、塗装膜3
が形成されている。そして、表示図形4は窓2aに対向す
る部分Aに形成され、突部5aの頂面が露出されている。
しかし、この照明ボタン1Bにおいては、ケース2Aと内
ケース5との接合面の剥離が発生し、また、見切り部す
なわち窓2aと突部5aとの接合部の上縁部の段差をなくす
ために塗装膜3を厚くすると、レーザ加工に支障が生じ
る。
ケース5との接合面の剥離が発生し、また、見切り部す
なわち窓2aと突部5aとの接合部の上縁部の段差をなくす
ために塗装膜3を厚くすると、レーザ加工に支障が生じ
る。
なお、表示部分以外を不透光処理する技術が実開昭51
−9682号のマイクロフィルムに開示されている。しか
し、この技術は表示板に対し黒印刷により不透光処理す
るものであって、箱状のケースの内外面にその側部も含
めて不透光処理をする技術ではない。
−9682号のマイクロフィルムに開示されている。しか
し、この技術は表示板に対し黒印刷により不透光処理す
るものであって、箱状のケースの内外面にその側部も含
めて不透光処理をする技術ではない。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、塗装膜の形成が容易で光もれのない照明ボ
タンを提供することを目的としている。
タンを提供することを目的としている。
[課題を解決する手段] 本考案によれば、透明樹脂製で下方開口箱状のケース
の外面に暗色塗装膜を形成し、該塗装膜の頂面にレーザ
光により文字、マーク等の表示図形を焼き取り形成して
前記ケースの外面を露出させた照明ボタンにおいて、暗
色不透明合成樹脂製で頂部に窓を形成した下方開口箱状
の内ケースを設け、該内ケースを前記ケースの内面に接
合し、前記塗装膜の前記窓に対向する位置に前記表示図
形を形成している。
の外面に暗色塗装膜を形成し、該塗装膜の頂面にレーザ
光により文字、マーク等の表示図形を焼き取り形成して
前記ケースの外面を露出させた照明ボタンにおいて、暗
色不透明合成樹脂製で頂部に窓を形成した下方開口箱状
の内ケースを設け、該内ケースを前記ケースの内面に接
合し、前記塗装膜の前記窓に対向する位置に前記表示図
形を形成している。
[作用効果の説明] 上記のように構成された照明ボタンにおいて、照明ラ
ンプの照明光は、窓を通過したのちケースの内外面に乱
反射し、頂部の中央部から外方に消勢されて進み、側部
にはほとんど到達しない。そのため、塗装膜にピンホー
ル等があっても頂部からは光がほとんどもれることがな
く、側部からのもれは確実に防止される。
ンプの照明光は、窓を通過したのちケースの内外面に乱
反射し、頂部の中央部から外方に消勢されて進み、側部
にはほとんど到達しない。そのため、塗装膜にピンホー
ル等があっても頂部からは光がほとんどもれることがな
く、側部からのもれは確実に防止される。
また、ケースと内ケースとは、平面的に接合されてい
るので、接合部の剥離は確実に防止される。
るので、接合部の剥離は確実に防止される。
そして、内ケースは、開口箱状の簡単な形状で形成さ
れ、その製作は容易で、しかも既成の照明ボタンに対し
てもそれを取り付けるだけで容易に改良することができ
る。
れ、その製作は容易で、しかも既成の照明ボタンに対し
てもそれを取り付けるだけで容易に改良することができ
る。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
なお、これらの図面において、第3図及び第4図に対
応する部分については、同じ符号を付して重複説明を省
略する。
応する部分については、同じ符号を付して重複説明を省
略する。
第1図及び第2図において、照明ボタン1のケース2
の内面には、図示のように黒色等暗色の不透明合成樹脂
製で下方開口箱状の内ケース6が接合され、その内ケー
ス6の頂部には、窓6aが形成されている。そして、表示
図形4は、窓6aに対向する部分Aに形成されている。
の内面には、図示のように黒色等暗色の不透明合成樹脂
製で下方開口箱状の内ケース6が接合され、その内ケー
ス6の頂部には、窓6aが形成されている。そして、表示
図形4は、窓6aに対向する部分Aに形成されている。
したがって、照明ランプの照明光は、窓6aを通過した
のちケース2の内外面に乱反射し、頂部の中央部から外
方に消勢されて進み、側部にはほとんど到達しない。そ
のため、塗装膜3に若千ピンホール等があっても、頂部
からはほとんどもれることがなく、側部からもれるのは
確実に防止される。
のちケース2の内外面に乱反射し、頂部の中央部から外
方に消勢されて進み、側部にはほとんど到達しない。そ
のため、塗装膜3に若千ピンホール等があっても、頂部
からはほとんどもれることがなく、側部からもれるのは
確実に防止される。
また、内ケース6とケース2とは、平面的に確実に接
合されていて、接合部の剥離は確実に防止される。
合されていて、接合部の剥離は確実に防止される。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、 (a)外面塗装膜に若千ピンホール等があっても、照明
ランプの光がもれるのを防止し、その結果、塗装作業を
容易にすることができる。
ランプの光がもれるのを防止し、その結果、塗装作業を
容易にすることができる。
(b)内面の不透光面は簡単な形状の内ケースで形成さ
れ、内ケースの製作は容易である。
れ、内ケースの製作は容易である。
(c)既成の照明ボタンに対しても内ケースを取り付け
るだけで容易に改良することができ、もって漏光防止の
効果をあげることができる。
るだけで容易に改良することができ、もって漏光防止の
効果をあげることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す上面図、第2図は第1
図のI−I線矢視断面図、第3図及び第4図は従来の照
明ボタンの一例を示す第1図及び第2図に相当する図
面、第5図及び第6図は従来の照明ボタンの別の例を示
す第1図及び第2図に相当する図面である。 1……照明ボタン、2……ケース、3……塗装膜、4…
…表示図形、6……内ケース、6a……窓
図のI−I線矢視断面図、第3図及び第4図は従来の照
明ボタンの一例を示す第1図及び第2図に相当する図
面、第5図及び第6図は従来の照明ボタンの別の例を示
す第1図及び第2図に相当する図面である。 1……照明ボタン、2……ケース、3……塗装膜、4…
…表示図形、6……内ケース、6a……窓
Claims (1)
- 【請求項1】透明樹脂製で下方開口箱状のケース(2)
の外面に暗色塗装膜(3)を形成し、該塗装膜(3)の
頂面にレーザ光により文字、マーク等の表示図形(4)
を焼き取り形成して前記ケース(2)の外面を露出させ
た照明ボタン(1)において、暗色不透明合成樹脂製で
頂部に窓(6a)を形成した下方開口箱状の内ケース
(6)を設け、該内ケース(6)を前記ケース(2)の
内面に接合し、前記塗装膜(3)の前記窓(6a)に対向
する位置に前記表示図形(4)を形成したことを特徴と
する照明ボタン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989100425U JPH087425Y2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 照明ボタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989100425U JPH087425Y2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 照明ボタン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339781U JPH0339781U (ja) | 1991-04-17 |
JPH087425Y2 true JPH087425Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31649434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989100425U Expired - Lifetime JPH087425Y2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 照明ボタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087425Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519682B2 (ja) * | 1973-01-25 | 1976-03-29 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519682U (ja) * | 1974-07-06 | 1976-01-24 |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP1989100425U patent/JPH087425Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519682B2 (ja) * | 1973-01-25 | 1976-03-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339781U (ja) | 1991-04-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |