JPH0643831Y2 - 表示板 - Google Patents

表示板

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JPH0643831Y2
JPH0643831Y2 JP1986138646U JP13864686U JPH0643831Y2 JP H0643831 Y2 JPH0643831 Y2 JP H0643831Y2 JP 1986138646 U JP1986138646 U JP 1986138646U JP 13864686 U JP13864686 U JP 13864686U JP H0643831 Y2 JPH0643831 Y2 JP H0643831Y2
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JP1986138646U
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JPS6345577U (ja
Inventor
広行 高野
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、例えば計器の文字板、スイッチ類の操作位置
を示す目盛板、あるいは警告灯の表示板などに使用され
る表示板の構造に関するものである。
(考案の背景) 従来のこの種の表示板としては、例えば第3図に示すよ
うな構造のものがある。これは透過照明可能な計器の文
字板であって、1は透明基板、2はその透明基板1の表
面に施されている明度の高い透光性表示色層を示し、さ
らにその透光性表示色層2の表面には文字目盛3の形状
を除く全面に遮光層4を形成したものである。
ところが、このような構成の表示板にあっては、この表
示板の表面における乱反射を抑制するため、その表面に
施す遮光層4は、一般的には明度の低い色(黒色)であ
るために、反射光によっては明度の低い遮光層4と、明
度の高い表示色層によって、コントラストが大きく視認
性の良い表示がなされている。
しかしながら最近ではデザイン的要請から、表示板の表
面遮光層4が明度の高い着色であることが要求されてい
るが、このように表面遮光層4を明度の高い表面とする
ことにより、明度の高い透光性表示色層による文字目盛
3とのコントラストが小さく、特に反射光の弱い夕暮れ
時においては、文字目盛3の視認性が悪いといった問題
点が生じる。
(考案の目的) 本考案はかかることに鑑みてなされたもので、表示板の
表面を明度の高い遮光層で形成しながらも文字目盛の視
認性を高めることができるようにして、デザイン的要望
に答えること及び表示板としての表示性能を高めること
ができる表示板を提供することを目的とするものであ
る。
(考案の概要) 上記目的を達成するために、本考案の表示板、裏面から
照明される透光性基板11の前面側に、文字等の表示部1
2′となる開口を形成するように明度の高い色の表面層1
5を設け、該表面層15と前記透光性基板11の前面との間
に、明度の低い色の半透光性表示色層14及び前記表面層
15の開口の輪郭(b)よりなる小なる輪郭(a)の開口
が前記表面層15の開口に対応して形成された遮光層13を
介在せしめたことを特徴とする。
(考案の実施例) 以下に本考案を第1図及び第2図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
第1図(イ),(ロ)(ハ)において11は透明基板であ
って、この透明基板11の表面には、文字目盛12の形状を
除く全面に、不透過色層(遮光層)13が施されている。
次いで、この不透過色層13の表面及び文字目盛12部に、
明度の低い半透光性表示色層14を形成する。次いで、こ
の半透光性表示色層14の表面に、上記文字目盛12の輪郭
aより若干大きい輪郭bの文字目盛12′を除いて明度の
高い例えば白色の表面層15を形成して、目的とする表示
板16を完成するものである。
このような構成された表示板16の反射照明時には、第1
図(イ)に示すように、明度の高い表面層15と、明度の
低い半透光性表示色層14により、コントラストの大きい
文字目盛12′が輪郭bによって表示される。またその表
示板16の透過照明時においては、第1図(ハ)に示すよ
うに文字目盛12が半透光性表示色層14を透して透過照明
されるが、このときこの文字目盛12の輪郭aの外周に不
透過色層13による不透過周枠cが形成されることから、
例えば夕暮れ時等の若干の反射光と、照明による透過光
の光量が略等しく、その文字目盛12のコントラストが小
さくても、文字目盛12の周囲に形成された明度の低い半
透光性表示色層14による周枠cにより、文字目盛12′の
形状が鮮明に表示されるものである。
本考案の一実施例は、上記のように構成されているの
で、表示板の表面側に設けられた白色等の明度の高い色
の表面層によりデザイン的乃至審美的効果が上がり、使
用者のニーズに応えることができる。また昼間等の明る
い所では、自然光等の外光により、明度の高い色の表面
層とその表示部12′となる開口からの明度の低い色の半
透光性表示色層14とからそれぞれ反射される光がコント
ラストを明瞭にし、夜間等暗い場合には、基板11の裏側
から照明することにより、その光が表示色層14及び表示
部12′を通って明瞭に視認でき、鮮明な表示が得られ、
この点でも審美的効果が向上する。また、前記のように
審美的効果を上げるために明度の高い色の表面層とする
と、夕暮時に裏側から照明を行なう場合、表面層からの
弱い反射光量と表示色層及び表示部を通る光量との差が
少なくなり、換言すると両光のコントラストが低くなっ
て、表示が不鮮明となる恐れがある。ところが、上記実
施例においては、表示色層の透過光の周縁に、不透過色
層13による明度の低い週枠Cが現れることから、夕暮時
においても鮮明な表示が得られる。
第2図は本実施例の第2実施例を示すもので、これは透
明基板11の表面に、明度の低い半透光性表示色層14を形
成し、次いで、この半透光性表示色層14の表面に、文字
目盛12の形状を除く全面に、不透過色層(遮光層)13を
形成する。次いでこの不透過色層13の表面に、上記文字
目盛12の輪郭aより若干大きい輪郭bの文字目盛12′を
除いて明度の高い例えば白色の表面層15を形成したもの
である。
従ってこの実施例は、前記実施例と比較して、不透過色
層13と半透光性表示色層14とが入れ変っただけで、文字
目盛12の周囲に不透過色層13による周枠cが表示される
ことから前記実施例同様に、常に鮮明な表示が期待でき
る効果がある。
以上説明したように本考案によれば、明るい場所では白
色等の高い明度の表面層からの明るい反射光と半透光性
表示色層からの暗い反射光とが大きなコントラストを生
じ、審美的効果を向上するとともに鮮明な表示を可能と
し、また、暗い場所では、裏側から照明されて半透光性
表示色層及び表示部となる開口を通る光により、鮮明な
表示を得ることができる。更に夕暮乃至白暮時には、半
透光性表示色層及び開口を通る透過光の周囲が、表面層
の開口と遮光層の開口との輪郭差で作られる枠により縁
取られることになり、反射光、透過光及び表示部の暗色
縁取りによって、鮮明な表示が得られる。さらに本考案
によれば透明基板の前面側に半透光性表示色層14と、小
輪郭開口を有する不透過色層13を設けたので、表示面の
有害な反射光がなく鮮明表示が得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本実施例よりなる表示板を示した説明
図、第1図(ロ)はその断面説明図、第1図(ハ)は表
示状態の別例を示した説明図、第2図は本考案の他の実
施例を示した断面説明図、第3図(イ)及び(ロ)は従
来の表示板を示した正面図及び断面図である。 11…透明基板、12,12′…文字目盛 13…不透過色層、14…半透光性表示色層 15…表面層、16…表示板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭59−174770号(実開 昭61− 89892号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭59−84771号(実開 昭61−186 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面から照明される透光性基板(11)の前
    面側に、文字、目盛等の表示部(12′)となる開口を形
    成するように明度の高い色の表面層(15)を設け、該表
    面層(15)と前記透光性基板(11)の前面との間に、前
    記文字、目盛等の表示色をした明度の低い色の半透光性
    表示色層(14)及び前記表面層(15)の開口の輪郭
    (b)よりなる小なる輪郭(a)の開口が前記表面層
    (15)の開口に対応して形成された遮光層(13)を介在
    せしめたことを特徴とする表示板。
JP1986138646U 1986-09-10 1986-09-10 表示板 Expired - Lifetime JPH0643831Y2 (ja)

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JPS6345577U JPS6345577U (ja) 1988-03-28
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JP2007206427A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Yazaki Corp 表示板
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