JP2574849Y2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2574849Y2 JP2574849Y2 JP1992001794U JP179492U JP2574849Y2 JP 2574849 Y2 JP2574849 Y2 JP 2574849Y2 JP 1992001794 U JP1992001794 U JP 1992001794U JP 179492 U JP179492 U JP 179492U JP 2574849 Y2 JP2574849 Y2 JP 2574849Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- display
- layer
- light
- crystal sheet
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Instrument Panels (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば自動車に搭載
されて車速・回転数等を表示する表示装置であって特に
ＮＣＡＰ液晶を用いた液晶表示装置に関するものであ
る。
されて車速・回転数等を表示する表示装置であって特に
ＮＣＡＰ液晶を用いた液晶表示装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】先行例であるこの種の車両用液晶表示装
置としては、例えば図１に示す如き構造のものがある。
つまり１はアッパーハウジング、２はロアハウジングで
あって、そのアッパーハウジング１により造形される内
部空間内には、アッパーハウジング１の開口側から表示
可能となるＮＣＡＰ（ネマチック曲線式整列層）液晶シ
ートを含む表示板４が配置され、その表示板４の表面側
には、アッパーハウジング１の前面開口部１１を塞ぐよ
うにして、透明なる前面カバー３が配設され、さらにそ
の表示板４の裏面には、光拡散板５が押え具９及び取付
ねじ１０により添設固定されている。
置としては、例えば図１に示す如き構造のものがある。
つまり１はアッパーハウジング、２はロアハウジングで
あって、そのアッパーハウジング１により造形される内
部空間内には、アッパーハウジング１の開口側から表示
可能となるＮＣＡＰ（ネマチック曲線式整列層）液晶シ
ートを含む表示板４が配置され、その表示板４の表面側
には、アッパーハウジング１の前面開口部１１を塞ぐよ
うにして、透明なる前面カバー３が配設され、さらにそ
の表示板４の裏面には、光拡散板５が押え具９及び取付
ねじ１０により添設固定されている。
【０００３】また上記表示板４には、図２に示すよう
に、その中央部には車速等の主表示部４ａが形成され、
またその周辺部にはワーニング表示等の副表示部４ｂ及
び固定表示部４ｃが形成されている。
に、その中央部には車速等の主表示部４ａが形成され、
またその周辺部にはワーニング表示等の副表示部４ｂ及
び固定表示部４ｃが形成されている。
【０００４】８は上記光拡散板５の背後に配置されて、
ＮＣＡＰ液晶を駆動するための回路が実装されている回
路基板であり、その回路基板７には、照明ランプ６と、
その照明ランプ６の反射板７が配置されている。
ＮＣＡＰ液晶を駆動するための回路が実装されている回
路基板であり、その回路基板７には、照明ランプ６と、
その照明ランプ６の反射板７が配置されている。
【０００５】上記表示板４の構成を図３に基いて説明す
ると、この表示板４は、ＮＣＡＰ液晶１３を双方の透明
シート１２により挟持してなるＮＣＡＰ液晶シート１４
と、このＮＣＡＰ液晶シート１４の表面に施した艶消し
層１５、この艶消し層１５の表面において施され、外光
又はハウジング内の照明ランプ６によって常に目視可能
とする有色層１６、この有色層１６の表面において施さ
れ、前記表示部４ａ，４ｂ，４ｃを除く他部を遮光部と
する遮光層１７が形成されており、また前記ＮＣＡＰ液
晶シート１４の裏面には半透過白色層１８が形成されて
いるものである。
ると、この表示板４は、ＮＣＡＰ液晶１３を双方の透明
シート１２により挟持してなるＮＣＡＰ液晶シート１４
と、このＮＣＡＰ液晶シート１４の表面に施した艶消し
層１５、この艶消し層１５の表面において施され、外光
又はハウジング内の照明ランプ６によって常に目視可能
とする有色層１６、この有色層１６の表面において施さ
れ、前記表示部４ａ，４ｂ，４ｃを除く他部を遮光部と
する遮光層１７が形成されており、また前記ＮＣＡＰ液
晶シート１４の裏面には半透過白色層１８が形成されて
いるものである。
【０００６】そして、かかる構成の液晶表示装置にあっ
ては、ＮＣＡＰ液晶シート１４に、情報信号が入力され
ることにより、このＮＣＡＰ液晶シート１４をベースと
する表示板４の各表示部４ａ，４ｂ，４ｃによって適宜
表示がなされるが、この表示面は昼間においては、外来
光による反射照明により表示され、内部照明を必要とせ
ずに表示が有効になされるものである。
ては、ＮＣＡＰ液晶シート１４に、情報信号が入力され
ることにより、このＮＣＡＰ液晶シート１４をベースと
する表示板４の各表示部４ａ，４ｂ，４ｃによって適宜
表示がなされるが、この表示面は昼間においては、外来
光による反射照明により表示され、内部照明を必要とせ
ずに表示が有効になされるものである。
【０００７】また夜間等の暗所時においては、照明ラン
プ６を点灯することにより、この照明ランプ６からの発
光は、光拡散板５によりその光拡散板５の全面が略均一
に発光され、その結果表示板４は透過照明がなされるも
のである。
プ６を点灯することにより、この照明ランプ６からの発
光は、光拡散板５によりその光拡散板５の全面が略均一
に発光され、その結果表示板４は透過照明がなされるも
のである。
【０００８】
【考案が解決しようとする課題】ところが、かかる先行
例の表示板４にあっては、夜間時に照明ランプ６を点灯
すれば車速表示部４ａ及び固定表示部４ｃは透過光によ
って鮮明表示されることは好ましいが、ワーニング表示
部４ｂにおいては、ＮＣＡＰ液晶シート１４を漏光する
透過光によって淡く照明表示されてしまうために、あた
かも、そのワーニング表示がなされている誤判断がなさ
れてしまうものであった。
例の表示板４にあっては、夜間時に照明ランプ６を点灯
すれば車速表示部４ａ及び固定表示部４ｃは透過光によ
って鮮明表示されることは好ましいが、ワーニング表示
部４ｂにおいては、ＮＣＡＰ液晶シート１４を漏光する
透過光によって淡く照明表示されてしまうために、あた
かも、そのワーニング表示がなされている誤判断がなさ
れてしまうものであった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる先行例
の不具合に着目してなされたもので、ＮＣＡＰ液晶シー
ト１４をベースとする表示板において、その透過照明時
において、速度表示部４ａ、固定表示部４ｃの鮮明なる
表示を確保しながらも、ワーニング表示部４ｂにおいて
は、そのワーニング表示の紛らわしさを解消することの
できる液晶表示装置を提供することにある。
の不具合に着目してなされたもので、ＮＣＡＰ液晶シー
ト１４をベースとする表示板において、その透過照明時
において、速度表示部４ａ、固定表示部４ｃの鮮明なる
表示を確保しながらも、ワーニング表示部４ｂにおいて
は、そのワーニング表示の紛らわしさを解消することの
できる液晶表示装置を提供することにある。
【００１０】
【実施例】以下に本考案を図４に示す実施例に基いて詳
細に説明するが、本実施例の構造と従来例で説明した構
造との同一部分は、従来例で使用した符号を付して、そ
の同一構造部分の説明を省略する。
細に説明するが、本実施例の構造と従来例で説明した構
造との同一部分は、従来例で使用した符号を付して、そ
の同一構造部分の説明を省略する。
【００１１】すなわち本考案は、ＮＣＡＰ液晶シート１
４をベースとする表示板４の構造に特長を有するもので
ある。
４をベースとする表示板４の構造に特長を有するもので
ある。
【００１２】図４において、１４はＮＣＡＰ液晶シー
ト、１５は艶消し層、１６は有色層、１７は遮光層、１
８は半透過白色層を示す。
ト、１５は艶消し層、１６は有色層、１７は遮光層、１
８は半透過白色層を示す。
【００１３】本実施例における特長は、半透過白色層１
８の外側面における前記ワーニング表示部４ｂの対応位
置に、光透過制御層１９すなわちスモーク印刷層を施す
と共に、半透過白色層１８とＮＣＡＰ液晶シート１４と
の間における前記ワーニング表示部４ｂ及び車速表示部
４ａの対応位置に透過性の蛍光塗料層２０を設けて、照
明ランプ６の点灯時における、特に非表示であるワーニ
ング表示部への漏光を防止するものである。
８の外側面における前記ワーニング表示部４ｂの対応位
置に、光透過制御層１９すなわちスモーク印刷層を施す
と共に、半透過白色層１８とＮＣＡＰ液晶シート１４と
の間における前記ワーニング表示部４ｂ及び車速表示部
４ａの対応位置に透過性の蛍光塗料層２０を設けて、照
明ランプ６の点灯時における、特に非表示であるワーニ
ング表示部への漏光を防止するものである。
【００１４】従ってこの実施例によれば、表示板４の裏
側のワーニング表示部４ｂ対応位置に、光透過制御層１
９を施していることで、照明ランプ６の点灯時におい
て、ワーニング表示部４ｂへの漏光を抑制することがで
きるので、点灯表示されないワーニング表示部４ｂにあ
っては完全な遮光状態となってワーニング表示の誤認が
防止できる。また半透過白色層１８とＮＣＡＰ液晶シー
ト１４との間に、ワーニング表示部４ｂ及び速度表示部
４ａに対応させた透過性蛍光塗料層２０を設けたことに
より、昼間の反射照明時にあっては、その蛍光塗料層２
０による反射光で、その表示部４ｂ，４ａが着色表示と
なり上記表示部４ｂ，４ａの視認性が向上される。
側のワーニング表示部４ｂ対応位置に、光透過制御層１
９を施していることで、照明ランプ６の点灯時におい
て、ワーニング表示部４ｂへの漏光を抑制することがで
きるので、点灯表示されないワーニング表示部４ｂにあ
っては完全な遮光状態となってワーニング表示の誤認が
防止できる。また半透過白色層１８とＮＣＡＰ液晶シー
ト１４との間に、ワーニング表示部４ｂ及び速度表示部
４ａに対応させた透過性蛍光塗料層２０を設けたことに
より、昼間の反射照明時にあっては、その蛍光塗料層２
０による反射光で、その表示部４ｂ，４ａが着色表示と
なり上記表示部４ｂ，４ａの視認性が向上される。
【００１５】
【考案の効果】以上のように本考案は、ＮＣＡＰ液晶シ
ートの表面に、そのＮＣＡＰ液晶シートによる車速表示
部４ａ、ワーニング表示部４ｂ、固定表示部４ｃを除く
他部に遮光層１７を施した透過表示可能な液晶表示装置
において、上記ＮＣＡＰ液晶シート１４の裏側に半透過
白色層１８を設けると共に、その半透過白色層１８とＮ
ＣＡＰ液晶シート裏面との間の、少なくとも上記ワーニ
ング表示部４ｂとの対応位置に透過性蛍光塗料層２０を
設け、さらに上記半透過白色層１８の裏面における上記
ワーニング表示部との対応位置に光透過制御層１９を施
した液晶表示装置であるから、これによれば、その表示
板を透過照明するために照明ランプを点灯したとき、そ
のワーニング表示部４ｂへの漏光を抑制することができ
るので、点灯表示されないワーニング表示部４ｂにあっ
ては完全な遮光状態となってワーニング表示の誤認が防
止できるという効果が得られる。
ートの表面に、そのＮＣＡＰ液晶シートによる車速表示
部４ａ、ワーニング表示部４ｂ、固定表示部４ｃを除く
他部に遮光層１７を施した透過表示可能な液晶表示装置
において、上記ＮＣＡＰ液晶シート１４の裏側に半透過
白色層１８を設けると共に、その半透過白色層１８とＮ
ＣＡＰ液晶シート裏面との間の、少なくとも上記ワーニ
ング表示部４ｂとの対応位置に透過性蛍光塗料層２０を
設け、さらに上記半透過白色層１８の裏面における上記
ワーニング表示部との対応位置に光透過制御層１９を施
した液晶表示装置であるから、これによれば、その表示
板を透過照明するために照明ランプを点灯したとき、そ
のワーニング表示部４ｂへの漏光を抑制することができ
るので、点灯表示されないワーニング表示部４ｂにあっ
ては完全な遮光状態となってワーニング表示の誤認が防
止できるという効果が得られる。
【図１】先行例の構造説明図
【図２】先行例の表示面説明図
【図３】先行例の表示板構造説明図
【図４】本考案実施例の表示板構造説明図
【符号の説明】 １９…光透過制御層 ２０…透過性蛍
光塗料層
光塗料層
Claims (1)
- 【請求項１】 ＮＣＡＰ液晶シートの表面に、そのＮＣ
ＡＰ液晶シートによる車速表示部（４ａ）、ワーニング
表示部（４ｂ）、固定表示部（４ｃ）を除く他部に遮光
層（１７）を施した透過表示可能な液晶表示装置におい
て、上記ＮＣＡＰ液晶シート（１４）の裏側に半透過白
色層（１８）を設けると共に、その半透過白色層（１
８）とＮＣＡＰ液晶シート裏面との間の、少なくとも上
記ワーニング表示部（４ｂ）との対応位置に透過性蛍光
塗料層（２０）を設け、さらに上記半透過白色層（１
８）の裏面における上記ワーニング表示部との対応位置
に光透過制御層（１９）を施したことを特徴とする液晶
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992001794U JP2574849Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992001794U JP2574849Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561728U JPH0561728U (ja) | 1993-08-13 |
| JP2574849Y2 true JP2574849Y2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=11511479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992001794U Expired - Lifetime JP2574849Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574849Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5458646B2 (ja) * | 2009-04-27 | 2014-04-02 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52120572U (ja) * | 1976-03-04 | 1977-09-13 | ||
| JPS63105816U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP1992001794U patent/JP2574849Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0561728U (ja) | 1993-08-13 |
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