JPH0123188Y2 - - Google Patents

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JPH0123188Y2
JPH0123188Y2 JP20061682U JP20061682U JPH0123188Y2 JP H0123188 Y2 JPH0123188 Y2 JP H0123188Y2 JP 20061682 U JP20061682 U JP 20061682U JP 20061682 U JP20061682 U JP 20061682U JP H0123188 Y2 JPH0123188 Y2 JP H0123188Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、透明表示板の裏面に表示部を印刷形
成し、表示板内に導入した光で上記表示部を照明
表示するための表示装置に関するものである。
一般にこの種の表示装置は、所望の文字あるい
は目盛等を色彩豊かに照明表示するため、透明表
示板内に導入した光を効率よく表示部に導く必要
があり、表示装置の背景色を含めてたとえば実開
昭53−28746号公報に開示される照明表示構造が
汎用されている。
第1図および第2図はこのような従来構造を示
すもので、アクリル等の透明表示板1の裏面適所
に文字あるいは目盛等の表示部2が各々の色彩を
有して印刷形成されており、上記透明表示板1の
側部には照明用の光源3が近接対置されて、透明
表示板1内への光導入を行うようにしている。透
明表示板1の背後には背景色を一面に印刷した他
色板4が配設され、背景色に対する表示部2の色
彩を浮き上がらせる色調として選択するようにし
ている。
上記従来構造によれば、昼間外光による表示に
際しては、透明表示板1内を透過した光が表示部
2および地色板4の色をそのまま視認させるた
め、地色板4の背景色に表示部2がその色彩で浮
き上がつて見える。
夜間照明時、光源3を点灯すれば透明表示板1
内に照明光が導入され、内部での反射を繰り返し
ながら、表示部2を照明表示することとなる。こ
の場合、導入した光のほとんどは透明表示板1内
を導光することとなる。すなわち光の吸収、減衰
は単に表示部2でなされるため、光源3から離れ
た透明表示板1の端縁にまで効率よく導光して透
明表示板1の全域をほぼ均等に照明することがで
き、表示部2はこうした均等照明によつて明るく
照らし出されることとなる。この際、透明表示板
1から裏面側への光の照射はほとんどなされない
ため、地色板4の背景的はもつぱら暗黒色として
視認され、表示部2のみが効果的に浮き上がつて
見えることになる。
しかるに、こうした照明構造は表示部2を形成
した照明表示用の透明表示板1と、背後の素透し
を防止するとともに必要に応じて背景色を持たせ
る地色板4が必要不可欠の構成要素となり、この
ような部品点数の減少を計るために透明表示板1
の裏面に直接背景色を印刷形成した構成では、地
色印刷による光吸収が著しく、光源3からの導入
光が遠方まで届かず、表示領域全体の均一照明が
得られないという欠点を有していた。
本考案は如上の点に鑑みなされたもので、表示
部を適宜印刷形成した透明表示板の裏面に透明印
刷を施し、かつその上に背景色となる地色印刷層
を積層形成したことを特徴とし、透明表示板内に
導入した側方から照明光を効率よく遠方にまで導
き、表示部を効果的に照明することを目的とす
る。
以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例を
詳述する。
第3図において、アクリル等の透明表示板5の
裏面適所に文字あるいは目盛等の表示部6を各々
の色彩をもつて印刷形成し、その上から表示板5
裏面のほぼ全域に透明印刷層7を施す。さらに透
明印刷層7の上から表示装置の背景色となる地色
印刷層8を積層印刷して、表示板9を構成する。
透明表示板5の一端には受光面5aを形成し、こ
れと近接対置して照明用の光源10を配設する。
この場合、上記透明印刷層7は透明度の高いかつ
組成粒子の微細な透明インク等をある程度の厚み
をもつて形成することが望ましい。地色印刷層8
は不透過性で遮光作用を有するものとし、たとえ
ば表示部6の色彩を浮き上がらせる色調をもつて
形成する。表示部6の色彩は、その項目が多種に
わたる場合、複数の異なる色の組合わせで形成す
るのが普通であるが、表示項目が少なく一色にて
表示可能なときは、白色印刷を施し光源10の照
明光を所望のカラーフイルタを透す等して着色す
れば同等の色彩効果を得られる。
以上の構成において、その照明効果を説明すれ
ば以下のようになる。
まず、外部正面からの外光を導入できる昼間の
表示は、透明表示板5を透した表示部6および透
明印刷層7を透した地色印刷層8への外光吸収で
行われ、地色印刷層8の色を背景色とした表示部
6の色彩表示として視認される。
また、夜間照明時においては、光源10の点灯
により透明表示板5の受光面5aから導入された
照明光が、透明表示板5内をその表面で反射しな
がら光源10と離れた端縁にまで導光し、表示部
6をその色彩をもつて鮮かに照明する。すなわ
ち、透明表示板5内に導入された照明光は、裏面
全域に印刷される透明印刷層7との境界面で著し
い光吸収を受けることなく比較的良好に反射し、
地色印刷層8にまで透過して吸収を受けるに至ら
ず、効率的に透明表示板5内を導光して表示部6
を均等に明るく照らし出すことができるものであ
る。
つまり、透明表示板5と光吸収度の高い地色印
刷層8とが直接接しないようその間隔をもたせる
べく透明印刷層7を施したことによつて、透明表
示板5内の導入光の吸収が押えられ、光源10か
ら離れた位置まで比較的効率よく導光することが
可能となり、表示部6を比較的ムラなく均等に照
明することができるものである。
この際、透明表示板5内に導入した照明光をよ
り光吸収を押えた効率的な反射で、光源10から
より離れた位置まで導光するためには、透明印刷
層7の透明表示板5との境界面が粗面とならない
ような高精度の印刷処理を施すことが望ましく、
光吸収の少ない組材を用いることも必要となる。
以上詳述したように本考案は、文字あるいは目
盛等の表示部を印刷形成した透明表示板の裏面ほ
ぼ全域に透明印刷層と地色印刷層を積層印刷した
ことにより、透明表示板の背後に素透しを防止し
かつ背景色を施した専用の地色板を配設する必要
がなく、これとほぼ同等の照明効果を得ることが
でき、部品点数を最少限に押えた実用価値の高い
照明表示装置を提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の照明表示装置を説明する分解斜
視図、第2図は同従来装置の照明状態を説明する
断面図、第3図は本考案に係る照明表示装置の一
実施例を示す断面図である。 5……透明表示板、6……表示部、7……透明
印刷層、8……地色印刷層、10……光源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクリル等の透明表示板の裏面に文字、目盛等
    の表示部を印刷形成するとともに、上記透明表示
    板に近接対置した光源から光を導入し、上記表示
    部を照明するようにした表示装置において、上記
    表示部を印刷形成した透明表示板裏面のほぼ全域
    に透明印刷層を施すとともに、透明表示板の背景
    色となる少なくとも一種類の地色を上記透明印刷
    層の背後に積層印刷してなる照明表示装置。
JP20061682U 1982-12-29 1982-12-29 照明表示装置 Granted JPS59106172U (ja)

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JP20061682U JPS59106172U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 照明表示装置

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JP20061682U JPS59106172U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 照明表示装置

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JPS59106172U JPS59106172U (ja) 1984-07-17
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JPH0521106Y2 (ja) * 1987-03-23 1993-05-31

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JPS59106172U (ja) 1984-07-17

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