JPH0123187Y2 - - Google Patents

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JPH0123187Y2
JPH0123187Y2 JP6438983U JP6438983U JPH0123187Y2 JP H0123187 Y2 JPH0123187 Y2 JP H0123187Y2 JP 6438983 U JP6438983 U JP 6438983U JP 6438983 U JP6438983 U JP 6438983U JP H0123187 Y2 JPH0123187 Y2 JP H0123187Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、計器用文字板等の表示板の形状に
関し、表示効果を高め、視認性を向上することを
目的とする。
近年、表示板たとえば自動車の速度計等に用い
られる計器用文字板として、印刷や蒸着により施
した文字や数字等の表示部分を夜間等においては
後方から光を照射させて光学的に浮きぼりさせ、
計器の読み取りを容易にさせるものが用いられて
いる。
かかる表示板の一例としては、特公昭55−
13290号公報に開示され第1図で示す構成のもの、
すなわち無色または有色透明の平板たとえばポリ
カーボネート平板1の片面に所望する文字色の半
透明印刷2を施した後、この文字色印刷表面に所
望する文字や数字等の表示部分3を残して黒色等
の不透明印刷4を施して表示板5を作つていた。
この表示板5は、昼間等においては前方(矢印
A方向)からの周囲光線によつて、表示部分3が
半透明印刷2の色に、表示部分3を除く他の部分
は不透明印刷4の色に夫々表示される。また夜間
等においては後方(矢印B方向)からの図示しな
い光源による照明光線によつて、表示部分3のみ
光線を透過して半透明印刷2の色に輝き、表示部
分3を除く他の部分は光線が遮断され暗く夫々表
示される。よつて昼夜間とも所定の表示を行うこ
とができるようになつている。
ところで、この表示板5の改良構造として、昼
間と夜間とで表示部分3の色を異ならせるような
要望から、第2図に示すような構成のものがあ
る。すなわち、前記平板1の片面に第1の文字色
たとえば緑色の半透明印刷2aを施した後、この
文字色印刷表面に第2の文字色たとえば白色の半
透明印刷2bを同様に設け、更に表示部分3を残
して前記不透明印刷4により表示部分3を抜いて
表示板5を作つていた。
この表示板5は、昼間等においては前方(矢印
A方向)からの周囲光線によつて、表示部分3が
第2の半透明印刷2bの白色に、表示部分3を除
く他の部分は不透明印刷4の色に夫々表示され
る。また夜間等においては後方(矢印B方向)か
らの図示しない光源による照明光線によつて、表
示部分3のみ光線を透過して第1、第2の半透明
印刷2a,2bに応じた緑色に、表示部分3を除
く他の部分は不透明印刷4の色に夫々表示され
る。よつて昼夜間とで表示部分3は異なる色によ
る表示を行うことができる。
ところで、このような構成では第1、第2の半
透明印刷2a,2bを平板1の片面の全体に渡つ
て、本来必要ない部分すなわち表示部分を除く不
透明印刷4を施す部分にも施すため塗料等を多量
に消費し不経済である。
このため、第2の半透明印刷2bは平板1の全
体に施さず、表示部分3のみ設け、その後表示部
分3を残して不透明印刷4を施すことによる構成
のものも考えられるが、第2の半透明印刷2bと
不透明印刷4との位置決めがむずかしく、両者間
に少しのすき間が生じても下の第1の半透明印刷
2aが見えてしまう不具合がある。
したがつて、第3図に示すように、第2の半透
明印刷2bは平板1の全体に施さず少なくとも表
示部分3を含む範囲に限定して施し、その後表示
部分3を残して不透明印刷4を第2の半透明印刷
と一部重なるように施す構成のものが多く使われ
ている。
これによれば、使用する塗料等を節約すること
ができ経済的に製造することができるとともに印
刷等の工程が複雑にならず、コストの低減を計る
ことができる。
しかしながら、このような構成では、第1の半
透明印刷2aと重なる不透明印刷4と、第2の半
透明印刷2bと重なる不透明印刷4との表面高さ
に段差が生じ、すなわち後者の方がほぼ第2の半
透明印刷2bの印刷厚さ分だけ前者に対して隆起
することになり、前方(矢印A方向)から見ると
光線の具合で前記段差箇所に線4aが現れるが、
この線4aは意匠上好ましいものではなく、視認
性の低下を招く要因ともなる。
この考案は、前記各実施例の不具合に着目して
考えられたものであり、複数の塗料やインクを印
刷や蒸着により製造される計器用文字板等の表示
板において、前記印刷等によつて生じた前面段差
箇所に更にデザイン線を印刷等することにより、
前記段差の存在を分かりにくくし、よつて段差箇
所に現れる線に気をとられることなく表示の視認
に集中できる、表示効果の高い視認性良好な表示
板の提供を目的とするものである。
以下第4図〜第11図を参照して、この考案の
実施例について説明する。
無色または有色透明の平板たとえばポリカーボ
ネート等の樹脂製平板1の片面に所望する文字色
たとえば緑色の第1の半透明印刷2aを施し(第
4図参照)、その上に所望する文字色たとえば白
色の第2の半透明印刷2bを少なくとも後述する
表示部分3を含む範囲に限定して施し(第5図参
照)、更に表示部分3を残して遮光性たとえば暗
灰色の不透明印刷4を第2の半透明印刷2bと一
部重なるように施し(第6図参照)、不透明印刷
4の段差箇所に現れる線4aに沿つて幅の狭い黒
色のデザイン線印刷6を施して表示板5を作る
(第7図、第8図参照)。
この表示板5は、前記従来例に述べたように昼
夜間とで表示部分3を異なる色によつて表示する
ことができる。なお、平板1の色彩によつては、
第1の半透明印刷2aを省略することもできる。
このような構成によれば、表示板5の前面に生
じる印刷段差の存在がデザイン線印刷6によつて
分かりにくくほとんど気にならなくなる。すなわ
ち、表示板5の前面の同一色彩かつ同一平面と見
える不透明印刷4箇所に光線の当たる加減で線4
aが現れたり消えたりすることから、使用者の気
になるところとなつていたが、常時視認できるデ
ザイン線印刷6を線4aに沿つて施し、不透明印
刷4の表面高さの高い箇所と低い箇所とを積極的
に区切り表示することにより、印刷段差の存在を
分かりにくくし、線4aの発生を防ぐことがで
き、よつて時折現れる線4aに気をとられるとい
つた従来の不具合を解消することができるから、
使用者は表示板5の表示に集中することができる
ようになり、表示効果を高め、視認性を向上する
表示板となる。
なお、第8図に示すように、デザイン線印刷6
を不透明印刷4の表面高さの高い箇所と低い箇所
とにかけて施す場合、デザイン線印刷6にも厳密
には段差が生じるが、デザイン線印刷6の幅を狭
くすることにより不透明印刷4による段差程目立
つものとはならず、ほとんど見た目には分からな
い。
また、デザイン線印刷6の他の形状としては、
線4aに沿つて不透明印刷4の表面高さの高い箇
所だけ(第9図参照)、あるいは低い箇所だけ
(第10図参照)に施すものとしても前記実施例
同様の作用および効果を得ることができる。
第11図は、この考案の他の実施例であり、平
板1の片面に表示部分3を含んでスモーク印刷7
を施し、その後表示部分3を残して不透明印刷4
を一部がスモーク印刷7と重なるよう施し、不透
明印刷4の段差箇所に現れる線4aに沿つてデザ
イン線印刷6を施して表示板5を作るものであ
り、前記実施例同様の作用および効果を得ること
ができる。
なお、表示板5が夜間等において後方から光線
を受けず昼夜間とも前方から照明される構成のも
のであつても、前記同様の作用および効果を得ら
れるし、また半透明印刷2a,2bや不透明印刷
4やデザイン線印刷6等を塗料の代わりにインク
を用いて表示板5を形成するもの、あるいは印刷
の代わりに蒸着により表示板5を形成するもので
あつても前記各実施例と同様に実施することがで
き同様な作用および効果を得られる。
以上述べた如く、この考案によれば、同一平面
として形成される箇所に印刷等の段差によつて生
じていた線を、この線に沿つてデザイン線を設け
ることにより、簡単な構成で前記段差の存在を分
かりにくくし、よつて使用者は段差箇所に現れる
線に気をとられることなく表示の視認に集中でき
るもので、たとえば車輌の文字板や集中警報用表
示パネル等に利用するに便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、従来の表示板の要部断面
図、第4図〜第7図は、この考案の表示板の製造
を説明する図、第8図〜第11図は、同上表示板
の要部断面図である。 1……平板、2,2a,2b……半透明印刷、
3…表示部分、4……不透明印刷、4a……線、
5……表示板、6……デザイン線印刷、7……ス
モーク印刷。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の塗料やインクを印刷や蒸着によつて所定
    の色や形状に施して成る表示板において、印刷等
    の重なり具合によつて生じる段差箇所に、前記段
    差によつて現れる様に沿うデザイン線を設けたこ
    とを特徴とする表示板。
JP6438983U 1983-04-29 1983-04-29 表示板 Granted JPS59170227U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6438983U JPS59170227U (ja) 1983-04-29 1983-04-29 表示板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6438983U JPS59170227U (ja) 1983-04-29 1983-04-29 表示板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59170227U JPS59170227U (ja) 1984-11-14
JPH0123187Y2 true JPH0123187Y2 (ja) 1989-07-17

Family

ID=30194567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6438983U Granted JPS59170227U (ja) 1983-04-29 1983-04-29 表示板

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2577489B2 (ja) * 1990-05-30 1997-01-29 矢崎総業株式会社 計器用文字板
JP4797696B2 (ja) * 2006-02-28 2011-10-19 日本精機株式会社 表示装置

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Publication number Publication date
JPS59170227U (ja) 1984-11-14

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