JPH10338914A - 標示板 - Google Patents

標示板

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JPH10338914A
JPH10338914A JP9163416A JP16341697A JPH10338914A JP H10338914 A JPH10338914 A JP H10338914A JP 9163416 A JP9163416 A JP 9163416A JP 16341697 A JP16341697 A JP 16341697A JP H10338914 A JPH10338914 A JP H10338914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
sign
display
base portion
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP9163416A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiji Oshima
礼治 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSHIMA DESIGN SEKKEI KK
Oshima Design Sekkei KK
Original Assignee
OSHIMA DESIGN SEKKEI KK
Oshima Design Sekkei KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSHIMA DESIGN SEKKEI KK, Oshima Design Sekkei KK filed Critical OSHIMA DESIGN SEKKEI KK
Priority to JP9163416A priority Critical patent/JPH10338914A/ja
Publication of JPH10338914A publication Critical patent/JPH10338914A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆光位置からでも認識すべき図形及び文字等
を確実に視認する事が出来る標示板を提供すること。 【解決手段】 図形及び文字等からなる表示部2と素地
部5とが透光性を有することで、逆光時において表示面
1aの輝度が低下することはなく、表示面1aが明確と
なるとともに、前記素地部5の周囲に設けられた遮光部
6により、標示板1周囲から視認者の目に入り込む光量
が抑制されるので、視認者の目の感光度が向上し、標示
板1を明瞭にかつ速やかに認識できる。また、この場合
標示板1の周囲と素地部5との間に遮光部6が介在する
ことで、表示部2及び素地部5と遮光部6とに輝度差が
生じ、この対比効果により視認者は表示部2および素地
部5がより明るく感じるようになり、図形及び文字等を
速やかに認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、道路や公
共施設等において用いられ、特に逆光位置からでも認識
すべき図形及び文字等を確実に認識する事の出来る標示
板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路や公共施設等において、様々
な標示板が用いられている。これらの標示板は、方形、
三角形、円形等の素地部に、認識すべき図形、例えば線
形誘導、進行方向等、適宜情報を表示する図形及び文字
等からなる表示部が形成されたもので、これら図形は瞬
間的に判別され得る必要があることから、図形の形状や
色調は、視認性、誘目性を十分に考慮して決定されてい
る。
【0003】これら標示板は、太陽光と同一側から視る
場合は容易に識別することが出来るが、太陽光と反対側
から視る場合、例えば標示板が西日の方向に位置するよ
うな場合、標示板が逆光により西日の陰になり、表示面
が特に暗く見えるようになり、標示板の図形及び文字等
を認識することが困難になるという問題がある。これは
視対象物(標示板)の周囲の輝度が特に高く、この光
(西日)が視認者の目の中で散乱し、目の感光度が悪く
なり、視認者からは標示板が暗く見えてしまうためであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、標示板を透光
性を有する部材で形成したり、適宜光源等を用いて外部
もしくは内部より照らすこと等により、表示面は若干認
識しやすくなるが、視認者の目に入り込む標示板周囲か
らの光量を抑制できないため、表示面の識別が困難であ
るばかりか、表示面の輝度と標示板周囲との輝度差が小
さくなるので、標示板と標示板の周囲との対比効果が薄
れ、標示板の存在の認識が難しくなるといった問題があ
った。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、逆光位置からでも認識すべき図形及び文
字等を確実に視認する事が出来る標示板を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の標示板は、少なくとも一方の面に認識すべ
き図形及び文字等が表示された標示板において、認識す
べき図形及び文字等からなる表示部と、該表示部が形成
された素地部とが透光性を有するとともに、前記素地部
の周囲に、遮光性を有する遮光部が設けられていること
を特徴としている。この特徴によれば、図形及び文字等
からなる表示部と素地部とが透光性を有することで、逆
光時において表示面の輝度が低下することはなく、表示
面が明確となるとともに、前記素地部の周囲に設けられ
た遮光部により、標示板周囲から視認者の目に入り込む
光量が抑制されるので、視認者の目の感光度が向上し、
標示板を明瞭にかつ速やかに認識できる。また、この場
合標示板の周囲と素地部との間に遮光部が介在すること
で、表示部及び素地部と遮光部とに輝度差が生じ、この
対比効果により視認者は表示部および素地部がより明る
く感じるようになり、図形及び文字等を速やかに認識で
きる。
【0007】本発明の標示板は、素地部が、図形及び文
字等からなる表示部が形成された表示面後方からの光に
対し透光性を有し、かつ前記表示面前方からの光に対す
る反射性を有していることが好ましい。このようにする
ことで、逆光時においては表示面後方からの光を透過
し、表示面の輝度が高くなるばかりか、表示面前方から
の光も反射するため、標示板前方からは、周囲の明暗の
状態に関わらず高い視認効果が得られる。
【0008】本発明の標示板は、前記遮光部の表面が、
少なくとも素地部の表示面色より低い明度の暗色になっ
ていることが好ましい。このようにすることで、遮光部
の輝度がさらに低くなり、視認者は素地部がより明るく
感じられるとともに、色彩の対比効果により素地部の色
合いも明確に感じられるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明すると、まず図1は本発明の第1の実施
形態としての標示板1の正面図であり、表示面1aに
は、例えば所定の道路の先方にある分岐路を示す図形及
び文字等からなる表示部2が形成されている。なお、3
は前記標示板1の取付部材であり、4は支柱である。本
実施形態における標示板1は全体矩形状に形成され、表
示部2が形成された素地部5と、該素地部5の周囲に設
けられる遮光部6とから構成されている。
【0010】表示部及び素地部5は、透光性を有する反
射シートにより構成され、この反射シートは透光性を有
する樹脂板(例えば透明のポリカーボネイト板)に貼着
されている。遮光部6は、透過率0%の樹脂板により構
成され、素地部5の周囲を覆うように一体的に組み付け
られている。この遮光部6は、素地部5を構成する透光
性を有する部材に遮光性を有する印刷物を貼着したり、
塗料等を塗布すること等により形成されていてもよい。
【0011】本実施形態における素地部5及び遮光部6
の表示面1aは青色であり、表示部2は白抜きになって
いる。これら表示部2、素地部5、遮光部6の表面色は
任意であり、特定色に限定されるものではない。
【0012】このように構成された標示板1にあって
は、太陽光と同一側から視る場合は容易に識別すること
が出来、問題はないが、例えば標示板1の真後ろに太陽
が位置している状態の標示板を視る、すなわち逆光状態
においても、素地部5が太陽光を透過させる事により、
図2に示されるように輝度が高くなり、太陽光(逆光)
の陰になって表示部2及び素地部5の表示面1aが暗く
なることはない。
【0013】同時に、素地部5と同色(青色)の遮光部
6により、標示板1周囲から視認者の目に入り込む光量
が抑制され、視認者の目の感光度の低下が防止されるの
で、視認者側は素地部5内の表示部2を明確に認識する
事が可能となる。
【0014】また、太陽光の陰になる遮光部6の表面の
輝度は、素地部5の表示面1aの輝度に対して低くなる
ため、素地部5と遮光部6との間に対比効果が生じて、
視認者は素地部5がより明るく感じるため、視認性が向
上する。
【0015】図3には本発明の第2の実施形態としての
標示板11が示されている。本実施形態において前述の
実施形態と相違する点は、遮光部16の表面が黒色(無
彩色)に塗装されている点であり、その他の点は前述の
実施形態と同一であるため、詳細な説明は省略する。
【0016】このように素地部15が有彩色(青色)で
あるのに対して、その素地部15の周囲を覆う遮光部1
6の表面を明度の低い無彩色(黒色)とすることで、遮
光部16の表面の輝度がより低くなり、視認者は素地部
15がより明るく感じるようになるとともに、色彩の対
比効果により素地部15の有彩色(青色)の色合いを明
確に感じられる。よって、視認者は逆光時においても標
示板11を速やかに認識することが可能となる。
【0017】なお、素地部15の周囲を覆う遮光部16
の表面色を、少なくとも素地部15の明度より低い明度
の暗色として有彩色(例えば暗い青色)を採用した場合
でも、視認者は素地部15がより明るく感じるようにな
る。
【0018】図4には、本発明の他の実施形態としての
標示板21が示されている。このように円形状に形成さ
れる素地部25の周囲に、環状の遮光部26を設けた場
合においても、前述の実施形態と同様の作用・効果が得
られる。
【0019】また、前述したように素地部は種々の形状
のものが存在するが、遮光部はこれら種々の形状の素地
部の周囲を覆うように設けられていれば、特に形状は限
定されるものではない。ただし特に遠方にいる視認者は
標示板の全体像のシルエット、すなわち遮光部の外形状
を標示板として認識する可能性があるため、遮光部の外
形は素地部の外形と同一形状で形成されることが好まし
い。
【0020】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0021】例えば、遮光板6の幅(面積)は任意であ
り、大きく設けるほど視認効果は向上する。
【0022】また、遮光部は表示部及び素地部と一体的
に形成されていなくてもよく、例えば遮光部が、標示板
を支承する枠部材等により構成されていてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0024】(a)請求項1の発明によれば、図形及び
文字等の表示部と素地部とが透光性を有することで、逆
光時において表示面の輝度が低下することはなく、表示
面が明確となるとともに、前記素地部の周囲に設けられ
た遮光部により、標示板周囲から視認者の目に入り込む
光量が抑制されるので、視認者の目の感光度が向上し、
標示板を明瞭にかつ速やかに認識できる。また、この場
合標示板の周囲と素地部との間に遮光部が介在すること
で、表示部及び素地部と遮光部とに輝度差が生じ、この
対比効果により視認者は表示部および素地部がより明る
く感じるようになり、図形及び文字等を速やかに認識で
きる。
【0025】(b)請求項2の発明によれば、逆光時に
おいては表示面後方からの光を透過し、表示面の輝度が
高くなるばかりか、表示面前方からの光も反射するた
め、標示板前方からは、周囲の明暗の状態に関わらず高
い視認効果が得られる。
【0026】(c)請求項3の発明によれば、遮光部の
輝度がさらに低くなり、視認者は素地部がより明るく感
じられるとともに、色彩の対比効果により素地部の色合
いも明確に感じられるようになる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用された標示板の順光時における状
態を示す正面図である。
【図2】本発明の適用された標示板の逆光時における状
態を示す正面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態としての標示板の逆光
時における状態を示す正面図である。
【図4】本発明の他のの実施形態としての標示板の逆光
時における状態を示す正面図である。
【符号の説明】 1、11、21 標示板 1a 表示面 2 図形及び文字 3 取付部材 4 支柱 5、15、25 素地部 6、16、26 遮光部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の面に認識すべき図形及
    び文字等が表示された標示板において、 認識すべき図形及び文字等からなる表示部と、該表示部
    が形成された素地部とが透光性を有するとともに、前記
    素地部の周囲に、遮光性を有する遮光部が設けられてい
    ることを特徴とする標示板。
  2. 【請求項2】 前記素地部が、図形及び文字等からなる
    表示部が形成された表示面後方からの光に対し透光性を
    有し、かつ前記表示面前方からの光に対する反射性を有
    している請求項1に記載の標示板。
  3. 【請求項3】 前記遮光部の表面が、少なくとも素地部
    の表示面色より低い明度の暗色になっている請求項1ま
    たは2に記載の標示板。
JP9163416A 1997-06-05 1997-06-05 標示板 Pending JPH10338914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9163416A JPH10338914A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 標示板

Applications Claiming Priority (1)

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JP9163416A JPH10338914A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 標示板

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JPH10338914A true JPH10338914A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15773490

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9163416A Pending JPH10338914A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 標示板

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JP (1) JPH10338914A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030040985A (ko) * 2001-11-19 2003-05-23 이영선 도로표지판 구조
KR20030077739A (ko) * 2002-03-26 2003-10-04 임준규 축광 안내 표지판
JP2012241415A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Kictec Inc 標識板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030040985A (ko) * 2001-11-19 2003-05-23 이영선 도로표지판 구조
KR20030077739A (ko) * 2002-03-26 2003-10-04 임준규 축광 안내 표지판
JP2012241415A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Kictec Inc 標識板

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