JPH0450490Y2 - - Google Patents

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JPH0450490Y2
JPH0450490Y2 JP6601686U JP6601686U JPH0450490Y2 JP H0450490 Y2 JPH0450490 Y2 JP H0450490Y2 JP 6601686 U JP6601686 U JP 6601686U JP 6601686 U JP6601686 U JP 6601686U JP H0450490 Y2 JPH0450490 Y2 JP H0450490Y2
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instrument cover
cover
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばオートバイ等に使用される
速度計、回転計等計器装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えばオートバイ用器等外部雰囲気中に
さらされて使用される計器装置においては、計器
本体を収納するケース内部へ粉塵や水滴等が浸入
することを予防すると共に、ケースの外面に引き
廻している電気コード等を保護するようケースの
周囲を覆つて計器カバーを取り付ける構成として
おり、例えば実公昭59−305号公報に開示されて
いる。第5図は、この種の計器装置の一般的な構
成を示すもので、計器装置1は、ケース2の内部
に例えば、速度計、回転計等の計器本体及び照明
用ランプ(いずれも図示しない)を収納配設し、
前記ケース2を上下に分割された計器カバー3で
覆うと共に収納固定し、ブラケツト4を介して車
体側に取り付けられている。
ところで、近年オートバイ等に用いる計器装置
1は、計器カバー3の外面にデザイン性を考慮し
て文字、記号、あるいはデザイン線等を形成し、
高品位感覚、高級感覚を使用者に与えようとする
傾向にある。このため、従来では、前記計器カバ
ー3の地色を例えば黒色とし、この計器カバー3
にホツトスタンプ等の手段にて前記計器カバー3
とは異なる色、例えば白色の着色層を所定の意匠
に施し、地色と着色層とのコントラストで表示し
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この場合、外部雰囲気からの影
響、例えば太陽熱や摩擦等に起因して着色層が剥
がれたり破損したりすることがあり、デザイン性
が低下するという問題を有していた。また、夜間
では、前記着色層を視認することは不可能であ
り、照明光を導くことも考えられるが、非常に複
雑な構造となるため、組付作業性を低下するとい
う不具合も有していた。
〔考案の目的〕
この考案は、前記従来例の問題点に着目して考
えられたものであり、計器カバーの外面に所定の
意匠を、デザイン性を損なうことなく耐久性を向
上させ、しかも昼間はもちろん夜間においても視
認できる計器装置の提供を目的とする。
〔考案の概要〕
この考案は、前記目的を達成するため、計器本
体と共に光源を配設するケースと、前記ケースの
外面を覆う計器カバーとを有する計器装置におい
て、前記ケースを透光性合成樹脂材料にて形成
し、このケースの外面に所望の意匠を施して突出
形成され前記ランプの照射光線を透過する凸部
と、この凸部を挿入して外部に露出するよう前記
計器カバーに形成する表示用凹部とを設けるもの
である。
〔実施例〕
第1図a,bは、この考案の一実施例を示すも
のであり、第5図に示した従来例と同一もしくは
相当箇所には同じ符号をつけて説明する。
上方に開口部を有したケース2は、例えばポリ
プロピレン等の合成樹脂材料にて形成され、酸化
チタンの含有量を減じて透光性を有するものに成
型されている。このケース2の開口部側近くの外
面全周には凸部5が突出形成されている。
すなわち、計器装置1は、前記ケース2の内部
に計器本体6と、この計器本体6に設ける文字板
6aを照明する光源であるランプ7とが収納配設
され、前記ケース2の上面側には前記ケース2の
凸部5の上面に側周壁8aの下端部を当接して上
側計器カバー8が配設され、この上側計器カバー
8には前記文字板6aを上方から視認できる窓部
8bと、この窓部8bに対応して上面ガラス8c
と、前記窓部8bの周囲から下方へ一体もしくは
別体で突出する見返部8d及びケース2に上側計
器カバー8を固定するためのネジ9の締め付け位
置となるボス部8eとが設けられ、ケース2の開
口端と上側計器カバー8との間に防水パツキン2
aを介してボス部8eをネジ9で止着しており、
一方、ケース2の後面側からは、前記ケース2の
凸部5の下面に側周壁10aの上端部を当接して
下側計器カバー10が配設され、この下側計器カ
バー10もネジ11にて下ケース2に締め付け固
定される構成になつている。
なお、上側計器カバー8と下側計器カバー10
とによつて計器カバー3を構成しており、この計
器カバー3は、外面を任意の色に形成してよく、
この実施例では黒色に形成され、また、ケース2
の外面も同様であり、この実施例では白色に形成
されている。
この場合、上側計器カバー8と下側計器カバー
10との間が結果的に溝状の表示用凹部12とな
り、この表示用凹部12に位置する凸部5の外面
がデザイン線13として計器カバー8の地色と凸
部5の地色とのコントラストによつて外部から視
認されるもので、夜間にいては、ケース2内部の
ランプ7を点灯して文字板2aが照明されると同
時に、前記ランプ7からの照射光線(第1図中、
矢印で示す)が前記凸部5を透過するため、デザ
イン線13が浮き彫りにされる。
従つて、前記計器装置1は、従来のようにデザ
イン線13が剥がれたり破損したりすることを防
止でき、耐久性が向上し、しかも、夜間において
も、ケース2内部を照明することによつて同時に
凸部5を照射光線が透過するため、何ら別部品を
用いることなく組付作業性を向上させ、外部から
視認可能とすることができる。
なお、前記ケース2は、例えば赤色等、適宜着
色顔料を含有させて成型することにより計器カバ
ー3に対して凸部5のコントラストを付けること
が可能である。また、第2図に示すように、適宜
選定する文字、記号等14の形状に凸部5を形成
し、この凸部5を計器カバー3の外部に露出させ
る構成としても前記実施例と同様の作用を得るこ
とができる。
次に、この考案の第2実施例を第3図に示す。
ケース2の外面に略矩形形状の第1の凸部15
及びこの凸部15から文字、記号等14の形状に
第2の凸部16とを一体的に突設し、下側計器カ
バー10の側周壁10aに前記第1の凸部15を
嵌合するよう上方に開放する略矩形形状の表示用
凹部17を形成している。そして、前記第2の凸
部16の外面には第1の凸部15と異なる色に、
例えば黒色の不透光性材料にて遮光層18を塗装
等により設けている。
従つて、文字、記号等14は、第1の凸部15
と別色の遮光層18によつて表示され、また夜間
においては、ケース2内部のランプ7からの照射
光線によつて第1の凸部15が照明されるととも
に第2の凸部16では遮光層18によつて暗くな
り、ネガ表示される。
また、この第2実施例の構成では、遮光層18
を第2の凸部16を除いた第1の凸部15上に設
け、文字、記号等14をポジ表示することもでき
る。
なお、第2の凸部16を第1の凸部15上に立
設しているため、特別に遮光層18を設けなくと
も文字、記号等14の形状が立体的に表示される
こととなり、更に夜間においても第1の凸部15
と第2の凸部16との肉厚が異なるため、透過光
量も必然的に差ができ、明暗の違いによつて視認
させることも可能である。
また、第4図a,bにはこの考案の第3実施例
を示しており、ケース2の外面に文字、記号、デ
ザイン線等の所定の意匠に凸部19を形成し、こ
の凸部19の内部に窪み20を設けて肉厚を薄く
しており、計器カバー3には前記凸部19を外部
に露出させるよう凸部19と略同等形状の貫通孔
として表示用凹部21を形成し、計器カバー3の
上方開口部からケース2を挿入すると共に、計器
カバー3を外方へ湾曲させて前記表示用凹部21
に凸部19を嵌合せしめるようになつている。こ
の場合であつても、前記各実施例と略同様の作用
を得ることができ、特に、窪み20にて透過光量
を適宜設定できるという効果もある。また、凸部
19を表示用凹部21に嵌合しやすくするため、
表示用凹部21に若干のクリアランスを設ける場
合には、前記凸部19周囲のケース2外面に不透
光層22を形成することによつて、凸部19の輪
郭部分となる表示用凹部21の隙間から漏れ出る
余分な光線を遮ることもできる。
〔考案の効果〕
この考案は、計器本体と共に光源を配設するケ
ースと、前記ケースの外面を覆う計器カバーとを
有する計器装置において、前記ケースを透光性合
成樹脂材料にて形成し、このケースの外面に所望
の意匠を施して突出形成され前記ランプの照射光
線を透過する凸部と、この凸部を挿入して外部に
露出するよう前記計器カバーに形成する表示用凹
部とを設けるものであり、前記ケースの凸部を計
器カバーの外面に露出して所定の意匠を施してい
るため従来に比べて耐久性を向上することがで
き、しかも、前記凸部が光を透過するため、夜間
等周囲の状況が暗い場合でも前記凸部を視認でき
る等、極めて実用価値の高い計器装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの考案の計器装置の一実施例
を示す断面図、正面図、第2図は前記実施例を応
用した他の実施例を示す正面図、第3図a,bは
この考案の第2実施例を示す分解斜視図、要部断
面図、第4図a,bはこの考案の第3実施例を示
す分解斜視図、要部断面図、第5図は従来の計器
装置の要部断面図である。 1……計器装置、2……ケース、3……計器カ
バー、5,15,16,19……凸部、6……計
器本体、7……ランプ(光源)、8……上側計器
カバー、10……下側計器カバー、12,17,
21……表示用凹部、13……デザイン線(所望
の意匠)、14……文字、記号等(所望の意匠)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器本体と共に光源を配設するケースと、前記
    ケースの外面を覆う計器カバーとを有する計器装
    置において、前記ケースを透光性合成樹脂材料に
    て形成し、このケースの外面に所望の意匠を施し
    て突出形成され前記ランプの照射光線を透過する
    凸部と、この凸部を挿入して外部に露出するよう
    前記計器カバーに形成する表示用凹部とを設ける
    ことを特徴とする計器装置。
JP6601686U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0450490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6601686U JPH0450490Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6601686U JPH0450490Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62178313U JPS62178313U (ja) 1987-11-12
JPH0450490Y2 true JPH0450490Y2 (ja) 1992-11-27

Family

ID=30903625

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JP6601686U Expired JPH0450490Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JPS62178313U (ja) 1987-11-12

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